JPS6250435A - 合金の製造方法および相安定性に優れたNi基単結晶超合金の製造方法 - Google Patents

合金の製造方法および相安定性に優れたNi基単結晶超合金の製造方法

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JPS6250435A
JPS6250435A JP60190220A JP19022085A JPS6250435A JP S6250435 A JPS6250435 A JP S6250435A JP 60190220 A JP60190220 A JP 60190220A JP 19022085 A JP19022085 A JP 19022085A JP S6250435 A JPS6250435 A JP S6250435A
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湯川 夏夫
Masahiko Morinaga
正彦 森永
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    • C22C1/00Making non-ferrous alloys
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    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は各種合金の相安定性の評価、合金緒特性の評価
、品質管理に用いられる合金の相安定性指標図に関する
ものである。
(従来の技術) 従来の合金の相安定性の評価は専ら経験によるところが
多く、多数の試行錯誤の実験あるいは検査によって来た
。一般にはこのような実験によって得られた2元または
3元合金状態図、あるいはオーステナイト系ステンレス
鋼の溶接溶着金属や鋳物に対して適用されるシエフラー
(Schaef f 1er)の図のようなものが、相
安定性を示す経験的指標図とて用いられてきた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、これらでは2元又は3元合金、もしくはこれら
に比較的少量の合金元素や不純物を含む場合に限り相安
定性を推定することは可能であるが、合金元素量の多い
多元合金についての相安定性の予測は不可能といっても
よい。またこれらについて実験的に評価を行なうことは
多大な費用と時間を要し極めて非能率的であるとともに
、その評価も不正確であるため材料の信顧性の向上や高
性能化を計る点で大きな問題となっている。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明者等は上記問題点を解決すべく種々研究の結果、
金属、合金の評価パラメータとして、従来より使われて
いる金属半径、電気陰性度あるいは一原子当りの平均価
電子数(e/a)あるいは電子空孔濃度(Nν)などに
かわるパラメータとして各種合金の電子構造を分子軌道
法(Discrete −Variational (
DV) −Xαクラスクー法)によって求めた、(イ)
母金属の中の合金元素のd軌道エネルギ一単位(以下?
ldと表わす)および/または(ロ)母金属と合金元素
の間の結合力の大きさを表わす結合次数(以下Boと表
わす)を用いることにより合金の和安定指標図が得られ
、これで合金の相安定性を評価し得ることを知見した。
本発明は、上記知見に基づくもので、MdとBoについ
て、次式により合金の平均Md、 Boを求める。
訂 =ΣXi(Md)i       (1)筋 =Σ
Xi (Bo) i       (2)(但しXiは
i元素の合金中の原子分率、(Md)iおよび(Bo)
i はそれぞれi元素の1値およびBo値である)。こ
のように定義した筋または■を縦軸または横軸或いはB
o、 Mdを両軸上にとり、既知合金について求めたB
o、Mdからその位置を定め相分布区域を規定したこと
を特徴とする合金の相安定性指標図に関するものである
本発明はまた上記品、府をパラメータとして相安定性お
よび合金特性を示したことを特徴とする合金の相安定性
指標図に関するものである。
前記DV −Xαクラスター法は、数個〜数十個からな
る原子の集合体(クラスター)模型を用いて行なう分子
軌道計算法である。本発明者等が金属の計算に用いたク
ラスター模型を第1図(al 、 (blおよび(C)
に例示する。第1図(alは面心立方格子(fcc)。
IN、6クラスター、(blは体心立方格子(bcc)
 MN + 4クラスター、(C1は最密六方格子(h
cIP) + MNHe、クラスター模型である。但し
Nは母金属、Mは合金元素を示す。いずれの模型も、そ
の中心にある合金元素Mと、それから第1および第2近
接位置にある母金属元素Nとからなっている。
次に格子定数から原子間距離を設定し、クラスター(分
子)の電子構造をスレータ−(slater)の提案し
たXαポテンシャルを用いて、セルフコンシステントに
解く。但し通常の方法とは異なり、永年方程式を解くと
き、空間にランダムに選んだサンプル点でハミルトニア
ンと重なり積分の行列要素を計算し、電子のエネルギー
固有値と固有関数を求める。
このクラスター法はバンド計算法とは異なり、局所電子
状態を調べるのに適している。第1図のクラスター模型
を用いて合金元素のまわりの電子状態を調べ、合金効果
を表わすパラメータ、即ち母金属と合金元素との間の結
合次数Boおよび合金元素のd軌道レベルMdを求める
ことができる。この場合にMを含むクラスターによって
計算したd電子レベルにはMに基づく新たな電子準位e
g+ tz9の2つのレベルが現われる。この両者の平
均値をとってMdとして表わす。また結合次数Boは母
金属Nと合金元素Mのそれぞれの原子軌道の重なり積分
を第1図のクラスター内のMのまわりのすべてのNに対
して計算して求める。そして多元合金においてはMdと
Boの平均値をそれぞれ、前記(1)式および(2)式
のように組成平均で示す。
本発明においては、冊または品を縦軸または横軸に、或
いは筋と冊を両軸上にとり、既知合金についてBo、M
dからその位置を定め相分布区域を規定する。あるいは
訂または筋をパラメータとして相安定性および合金の特
性を示したことを特徴とする合金の相安定性指標図を求
める。
(実施例) 本発明を次の実施例により具体的に説明する。
大施炭上 オーステナイト系鉄基耐熱合金の相安定性の旧による評
価(11゜ 面心立方格子(fcc)構造のオーステナイト系耐熱合
金では、高温で長時間使用後σ相などのTCP(top
orogically close packed)構
造をもつ脆化相が析出し、材料の性質特に靭性を低下さ
せ材料の耐用寿命を短かくする。この種オーステナイト
系合金の相安定性の評価パラメータとしては、世界的に
電子空孔濃度(Nv)が使われ、経験的な評価法がPH
ACOMP (Phase computa口onの略
)として用いられて来た。ここでこのパラメータは合金
を構成する純金属のフェルミレベル以上の電子空孔の濃
度を示すものである。以下この方法と比較して本発明の
ものの優位性を示す。
表1は第1図(a)のクラスター模型を用いて行った計
算の結果得られたfcc構造の間およびBoの各パラメ
ータと、従来用いられて来たNvの各値を示す。
表  1 第2図は表2a)に示す実験的に作成した54種の鉄基
耐熱合金HK −40を40%冷間圧延後、800℃に
おいて15.000時間加熱時効した後のび相の析出の
有無をa)Nv、 b)Mdで整理した相安定性指標図
である。ここで、πは式(1) 、(2)と同様に求め
た平均Nv値である。合金を表2b)に示すようにSi
量の少ないA群と多いB群とに分けて考える。第2図の
b)から明らかなように、A群では訂が約0.900の
位置にσ相の析出限界がある。本発明者等は各種2元お
よび3元系状態図のr/r+σ相境界よりオーステナイ
ト(γ)相におけるσ相の析出限界値■「)を求め、こ
れが次式で表わされることを確かめている。
薊C= 6.25X10−5T +0.834 −・・
(3)ここでTは絶対温度、Kである。
表2 HK −40合金の組成 (重量%) a) 上記のA群合金に対するσ相析出限界値の0.900(
eV、ただし簡略のため省略する)は(3)式より本実
験の加熱時効温度800℃における計算値と一致する。
一方、B群合金では約0.925に析出限界がある。こ
の差異は高Si合金では第2図中のSEM写真によるC
r、N15Siz(C)の高Si化合物が析出するため
である。もしこの化合物の存在を考慮すると第2図(C
)にみられるようにσ相の析出限界の酊。は0.90近
くに減少しA、[3両群ともほぼ同じ臨界’F+a値と
なる。一方、第2図(a)のNvでは、σ相析出の境界
は大きな幅をもち、A、B両群の間でも予測精度か低い
ため、(blの冊で見られたような明瞭な差が認められ
ない。
尤侮桝1 オーステナイト系鉄基耐熱合金の相安定性の旧による評
価(2)。
第3図は蒸気改質装置の熱交換器として800〜350
°Cの温度で、35000〜80000時間実機使用し
た後のHK −40合金に生成したσ相の体積百分率の
データを府で表わした相安定指標図である。この場合合
金の組成は規格内のもので(表2+c参照)σ相の生成
しないことが装置寿命の点から望ましい。使用合金の一
直は0.903から0.922の間にあるが、第3図か
らσ相の生成しない皿値は0.905で、この値は(3
)弐より求めた800°Cにおける値0.90とほぼ一
致する。このことからこの種機器に用いるHK −40
はMd≦0.905になるようなものを選べばよいこと
がわかった。なお、実施例1および2の計算では従来の
実験事実に基いて、合金に含まれるCはすべてCrz3
C,、相を作るものとして計算して、同相が析出した残
りのγ相の組成について求めている。
実施例3 Fe−Ni−Cr系合金の積層欠陥エネルギーの間によ
る評価オーステナイト系(fcc)合金の積層欠陥エネ
ルギ(stacking fault energy)
は、合金の加工硬化や、高温におけるクリープなどを支
配する重要な物理的性質である。
fcc金属の(111)面に積層欠陥が現れると、その
部分の原子配列はhcp金属のそれと同様になる。
従ってhcp相生酸生成するfcc相の相安定性を示す
ものと考えて、?Idを積層欠陥エネルギーの評価に用
いうる。
第4図は電子顕微鏡を用いてノード(node)法やウ
ィークビーム(iveak beam)法で求めた積層
欠陥エネルギーを罰で整理したものである。数個の例外
を除き、データは狭い帯の中に納まる。またl印は最新
のウィークビーム法で求めたデータをプロットしたもの
があるが、はぼ帯の中心にある。
皿の増加とともに積層欠陥エネルギーは減少し、冊が約
0.90を越えるととほぼ一定値になる。実用ステンレ
ス鋼のSO3304や316などの訂は約0.90であ
り、Fe−Ni−Cr系合金で積層欠陥エネルギを最低
にする合金組成であることがわかる。このようにして煩
雑な実験を行うことなく、合金組成から積層欠陥エネル
ギー値を求めることができる。
実施例4 ニッケル基栄結晶超耐熱合金の相安定性の旧に、よる評
価。
ニッケル基jF−結晶超耐熱合金は高温で使用中破損の
起点となる結晶粒界を含まず、約55〜67容量%の多
星の析出T ’  (Ni、A4構造)相と基質をなず
r (fcc構造)相を含み極めて強靭な超耐熱合金で
あり、ジェットエンジンの動翼等に用いられる。
この合金では一方向凝固法により単結晶を作製した際、
Lr+r’(Lは融液)共晶反応によって生成した共晶
γ′相を数容址%含むが、約1300℃付近に加熱する
溶体化処理でも残留する場合、塊状に存在する共晶γ′
相の界面が破損の起点となって高温強度特性が劣化する
。そこで、溶体化処理によって共晶γ′相をほとんど消
失させうる合金組成を選び、あるいは実用合金では合金
組成を調整して品質管理を行う必要がある。
さらに長時間使用後に地質γ相からσやμなどのTCP
相が生成するとクリープラブチャー寿命や靭性が低下す
るので、合金の相安定性が極めて重要である。
第5図は■12aLχ八l  −10atl Cr −
Ta −W −残余Niおよび■14atχAj2−1
1atχCr −Ta −W −残余Niの2系統の合
金の相安定をTaと臀を両軸にとって示した指標図であ
る。上記の溶体化処理によって共晶γ′相をほぼO容量
%とする組成は、Mat(合金の原子(at)%で表わ
した合金の組成につき計算した平均冊値)=0.39 
(■)、および−0,94(■)で表わすことができる
。一方、σまたは71相の脆化相の析出限界はqar(
γ相の原子%で表わした組成につき旧ヌした・V均府値
)・0.93  (■)、および・0.94  (■)
で表わtζ:′、とができる。高W側ではこれら以外に
Wを主体とするα(bcc構   得た。
造)相が析出しやはりクリープラブチャー寿命や靭性が
低下する。この限界は実験により確かめられ、これを1
点鎖線で表示しである。
以上のことがら■および■の合金系について選択し得る
限界組成位置は第5図で斜線を施した範囲になる。この
相安性指標図を基に合金組成を選びクリープラブチャー
試験を実施した結果を表3に示す。比較合金ではNAS
AIR−100合金を選び、表には実験合金とともにそ
の組成を、第4図には組成位置を示しである。これらの
合金について単結晶を作製後、表の下段に示す熱処理を
施した後、直径4龍、標点長30鰭の丸棒試験片を用い
て、温度1040℃一応力14 kg / ms ”の
条件でクリープラブチャー試験を行った結果のクリープ
ラブチャー寿命について表3に示す。時効処理が多少異
なるが■の限界に近いTUT −23は比較合金に比し
著しく長寿命を示した。また、TUT 6と7を比較し
てみると限界に近いTU16は長寿命であるのに対し限
界を超えたTUT 7は約25%の減短寿命である結果
をン合金の相安定性のBqおよびMdによる評価。
ン(Ti)は低温でα(hcp構造)相および高温〕C
構造)相の同素体を有するため、チタンα、βおよびα
+βの3種に分類される。
それぞれ第1図fblのおよび(c)に示すようなよび
hcp構造について計算を行い、BoとMdたが、両者
に大きな差は見られないので単安定指標図にはβ構造(
bcc)について求めよびMdの値を使った。
ズはその組成によりfl)式および(2)式を用いた筋
を縦軸に、直を横軸にとった相安定性で、在来の実用チ
タン合金約40種の筋、訂が記号で示されている。代表
的な合金16種は次の通りで、第6図に番号で示しであ
る。
Ti合金 I  Ti−4,53n−11,5Zr−6Zr(Be
ta ITI)2   Ti−3八l−8V−4Zr−
4M1−8V−4Zr−4C)3  Ti−3AI−8
V−8Zr−2FTi−3AI−8V−8Ti−3AI
−13V−11Cr(13−11−3)5  Ti−1
5Zr−5Zr−3AI6  Ti−8Mn(8Mn) 7   Ti−6八1−6Zr−23n−42r(6−
2−4−6)8   Ti−5八l−2Sn−2Zr−
4Zr−1−2Sn−2Zr−4Ti−6AI−4V(
6−4) 10  Ti−6AI−6V−2Sn(6−6−2)1
1   Ti−2,25八l−111−11Sn−5Z
r−I、2Si(IMI−679)12  Ti−6A
I−0,5Zr−5Zr−0,2Si(1AI−685
)13  Ti−6AI−2Mo2Sn−4Zr(6−
Ti−6AI−2Ti−5Ti−5AI−6Sn−2Z
r−I、25i(IMI−829)15   Ti−5
八l−2,5Sn(A−110)16  Ti−8AI
−IVTi−8AI−IV−I元素記号の前の数字はい
ずれも重量%を示している。この第5図によって各合金
の組織は明瞭にα、β、α+βの3領域に分離してプロ
ットされる。Md=2.35 、 Bo=2.78近傍
のNo6のTi−8Mn合金はα+β合金となっている
が、この合金はα→−β温度範囲で熱処理するよう規定
されているがためで、元来β型合金に属することがわか
る。
第7図はTiを母金属とし、図示する他の合金元素を加
えたとき、合金がBo −Mdの指標図上でどの方向に
相安定性が変化するかを示す図である。例えばMoやW
を加えるとTiの位置から左上方に動き、一方、八ρを
加えると左下方にSnでは右下方に動き、第6図のα相
領域に入る。筋−石は材料の機械的性質をはしめ、種々
の物性と関係がある。従って第6図と第7図を比較し2
て、どの合金元素をどの程度添加すればよいかという、
いわゆる合金設計や、不純物などの他元素によってどの
ように性質が変わるかということを知ることによって品
質管理に利用できる。
上記α相(hcp)はβ相(bcc)に比べ、塑性加工
性が劣る。そこでチタン合金を製造する際熱間加工は主
としてβ相領域もしくはβ」−α相境界付近の温度で行
なう。このβ α+β変態温度をβトランザス温度と称
しており、それ以上の温度ではβ単相である。この温度
は上記熱間加工の他、合金の熱処理などによって組織を
制御する上で極めて重要である。
次の3元系Ti合金、  a : Ti−A l −M
n、 b : Ti−A l −Mo。
c : Ti−AjLNi、 d : Ti−A7!−
V、  e : Ti−Cr−Fe。
f : Ti−Cr−W、 g : Ti−Mo−Cr
、  h : Ti−Mo−Mn。
i: Ti−A 12−Crについてβ−トランザスの
整理を行いその結果を第8図に示す。合金系に関係なく
、βトランザス(973〜1.273K)一定の曲線は
、はぼ同し筋−面線図上にある。このことは、Bo −
Mdがbcc Tiの相安定性を記述するのに重要なパ
ラメータであることを示唆している。
それぞれの温度における曲線群を1つの直線で近似すれ
ば、第9図に示すように、等間隔の4本の直線が引ける
。図中には実用合金のβトランザスがプロットしである
。ここで各合金の番号は第6圓に示したものと同じ合金
を示す。例えば隘9ノTi−6A I!−4Vのβトラ
ンザスは約1260にであり、○印(1224〜132
3にの範囲)で示されている。βトランザス(Tに)と
951冊の間には筋=0.3261酋−1,95X 1
0−’T →−2,217の近似式が成立する。■旧−
679(m11)を除き、βトランザスの実測値と計算
値の一致はよい。
その他、β相領域より急冷するとマルテンサイト変態が
起り合金によっては硬くかつ脆くなり実用できない。こ
の場合マルテンサイト変態開始温度(Ms)の組成依存
性もβトランザスと同様Bo −Md指標図で表わすこ
とができる。さらに、4屯安定β相を約400℃に加熱
あるいは合金を加工した場合オメガ相変態が起り、合金
組成によっては著しく脆化する。このような相手安定性
も同指標図を用いて示すことができる。
このように筋5冊を両軸にとった指標図を用いることに
よって各種の相安定性を示すことができる。
その他、BoやBoを原子重量で除した値(Bo/原子
11比結合次数)は宇宙、航空機など軽くて強ハごとを
必要とする合金の合金元素の選択を行うことができる。
第10図はBo(alおよびBo/原子重ii (b)
を縦軸にとり、各合金元素について比較した指標図であ
り、例えば代表的チタン合金の6Aβ−4V−Ti合金
のA1および■は下段のBo/原子重量の合計値でみる
と著しく高い値を示している。前述のBo −Md指標
図と合せて第10図によって合金元素を選択し合金開発
もしくは品質管理を行うことができる。
その他、合金の中の不純物遷移金属元素の拡散の活性化
エネルギーもBoを用いて評価することができる。
ス財111 ニッケル基2元素合金の相安定性のBoおよびMdを用
いた指標図。
第10図はニッケル基N1−M2元系合金の相安定性を
示す指標図である。ここで・は表1に示すそれぞれのM
に対するBoとl’ldの値(表1参照)をプロットし
たもので()内の数値は2元合金状態図集に示されてい
るN1−M2元系合金のオーステナイト(γ)相の最大
固溶限で、それぞれの元素Mについている金属間化合物
名は、N1−M系において生成する化合物和名を示して
いる。
最大固溶限はほぼ図中の破線に沿って等しい値を示し、
Bo −Mdの高いHfとZrではOであるが、Niに
近ずくにつれ、100χの固溶度の全率固溶体となる。
また、Bo、 Mdの低いCuでも全率固溶体であるが
、磁性の研究からはNi  Ni+ Cu−Cuのクラ
スターの存在が示唆れており、低いBOのものでは2相
分離の傾向が生ずる。
次にNi以上のBo、 Mdをもつ元素ではHfとZr
を除きNi、M型の規則格子又は化合物を生成する。N
iの近傍ではCu3^U型の(A)型であるが、右上に
行くほど複雑な構造をもつC−D型となる。しかしいず
れの結晶形でも1個のMの周囲は12個のNiに取、り
囲まれており、N1−Mの結合力が強くなるほど(Bo
が大なるほど)複雑なNiJ型化合物が生成する。これ
らA−DのNi 3M化合物はいずれもGCP(Geo
e+etrically C1ose Packed)
相であるが、σ。
μなどのTCP相は高いBoと旧の元素で生ずる。また
IfやZrでは多数の化合物相を生じる。これらの化合
物相はそれぞれの相範囲が極めて狭く、いわゆる線状化
合物(line compound)とよばれる相であ
る。
第11図には2種の実用合金、1.モネル合金(Ni−
30重量%Cu) 、2.ニクロム合金(Ni −20
重量%Cr)のBo −Md位置が示されている。この
上うに第10図を用いて、合金の相安定性の位置を示す
ことができる。たとえば、Niにある金属元素Mを加え
ると、合金の相安定性はNiと当該Mの点を結ぶ線上で
変化する。この場合他の元素を同時に加え多元合金とす
る場合、合金の相安定性はそれら元素の点を結ぶ方向の
ベクトルを合成した方向に変化し、式(1)および(2
)によってその相安定性位置を示すことができる。これ
らのことは実施例5に記載したと同様である。
太崖開1 鉄基2元系合金の相安定性のBoおよびMdを用いた指
標図。
実施例6と同様に鉄基2元系合金の指標図を第12図に
示す。この場合計算は第1図(b)に示した体心立方(
bcc)構造のクラスターについて計算したもので、第
12図中の・は第11図と同様計算によって得られたそ
れぞれのMに対するBoとMdをプロットしたものであ
る。また、()内の2つの数字の中最初のものはFe−
M2元素合金のフェライト(bcc)相の700℃にお
ける固溶度と、後のものは常温におけるそれを示す。こ
れらの溶解度は前述のN1−M系の場合と同様破線に沿
ってほぼ等しく矢印の方向に次第に増大する。Bo、 
Mdの低いFe −Cu系合金では低温でt−Cu(f
cc)とα−Fe(bcc)の2相に分れ、Cu−Cu
、 Fe−Fe結合が強まってこのような分離が生ずる
ことはN1−M系の場合と同様である。
化合物や規則格子(この場合、B2(CsC1構造)型
結晶)の生成傾向もBo −Mdの位置で群別される。
図には不鉄鋼として用いられるFe−18%Cr合金と
、低温用鋼のFe−9%Ni合金のBoおよびMdの位
置を示す。これらフェライト系実用合金の相安定性も前
のN1−M系の場合と同様に表わすことができる。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の相安定性指標図によ
って、金属材料の相安定性を正確に表わすことができる
。この相安定性は材料の機械的性質のみならず、物理的
、化学的緒特性にも影響している。従来、金属材料の開
発や品質、特性の管理においては、これらの車ないし複
数の性質に及ぼす合金元素の影響を測定より求め、それ
らのデータより最適合金組成を決定したりする手法が常
用的に行われている。これらは多大の経費、労力および
時間を要し極めて非能率的であり、特に多元系の合金に
ついてこのようなことを実施することは極めて困難であ
る。さらに従来あまり実験例のない元素(例えばVなど
)を母金属とする合金を開発しようとするときは、さら
に膨大な研究開発投資を必要とする。このような場合で
も当該母金属元素について予め合金元素MのBoおよび
間を計算によって求め、相安定性指標図を用いて相安定
ないしは組子安定範囲を予測し、限定された範囲の合金
について実験を行うことによって従来より大幅に費用、
労力および時間を軽減することができる。
実用金属材料は一般に規格によって成分元素の上限と下
限が定められている。しかし、材料を製造や使用する際
規格で規定された元素量をどの程度の値にするべきか、
また規格で規定されていない元素(不純物など)の値を
どの程度まで許容しうるかということは実用上極めて重
要である。これらについても各元素の量のみではなく、
合金相を構成する各元素の筋または冊もしくは両者を用
いた指標図によって総合的に決めることができる。
これから一定の基準を設は品質を管理することが可能と
なる。例えば耐熱合金における脆化相の生成防止がそれ
にあたる。この場合特に筋、府を両軸にとった51冊指
標図を用いることによって、従来の合金状態図ではそれ
ぞれ合金元素と母金属の間の相関係のみについて示して
いるのに対し、相安定性や化合物の生成傾向を総合的に
示すことができる。また、実施例5のTi合金の例にみ
るように、各種多元系実用合金の組織や相安定性、ある
いはβトランザスやマルテンサイト変態のような各種相
変態温度などの合金組織に関する情報を総合的に示すこ
とができ、それによって多元素合金の相安定性や各種特
性の評価が可能である。
また希少金属や高価な金属を他の金属に代替した新しい
金属材料を製造する場合(例えばCoをNiに、Niを
Mnに代替など)も本発明の指標図を用いて、在来合金
と同等な相安定性を保持するよう成分金属を調整する等
の措置により最適組成を決定しうるため、単に研究開発
のための経費、労力および時間の軽減のみならず、総合
的に安価なものを製造できて、経済的効果のみならず、
省資源の効果も大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図(al、 (b)および(C)は夫々クラスター
模型の斜視図、 第2図はHK −40のσ相析出に関する相安定性指標
図、 第3図は800〜850℃で35.000〜so 、 
ooo時間実機で使用したHK −40のσ相析出に関
する相安定性指標図、 第4図はFe−Ni−Cr系合金の積層欠陥エネルギー
の?ldによる評価を示す線図、 第5図はニッケル基単結晶超耐熱合金の共晶T7相およ
びTCP相生成に関する相安定性指標図、第6図は、チ
タン合金の相安定性指標図、第7図は、チタン合金の相
安定性指標図で示した合金元素の相安定性・\の効果を
示す線図、第8図は3元系Ti合金のβ−トランザス曲
綿し1、第9図は、チタン合金のβ−トランザス温度を
示す相安定性指標図、 第10図は、Ti合金の11oおよびBo/原子重呈重
量ず相安定性指標図、 第11図は、ニッケル基2元素合金の相安定性指標図、 第12図は、鉄基2元素合金の相安定性指標図である。 (a)      (b) oM (C) ○N Mは 第6図 2,25   2.30   235   2.40 
  245Ti−M  ((L)M−MO(b)Fe 
 (C)Cr  (d) 間M (6)V  (f)C
。 ()) NH 第7図 225  2.30  2,35  2.40245 
 2.50円 第8図 220  2.25 2,30 2.35240 2A
5 2.50両 第9図 2.20 2.25  2.30 2.35  240
  2.45 250両 第1O図 AI :5i kTi V 5M?IFaC:ONi 
LalrNbMoHヂIαW手  続  補  正  
計 昭和61年5月7日 特許庁長官  宇  賀  道  部  殿1、事件の
表示 昭和60年特許願第100220号 2、発明の名称 合金の相安定性指標図 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 湯   川   夏   夫 森   永   正   彦 4、代理人 1、明細誓第5頁第7行、第8行「MN、6Jを「MN
、8Jにそれぞれ補正し、 同頁第14行のr (5kater ) Jをr (5
later ) 」に補正する。 2、同第7頁第9行「close packed Jを
「close−packed Jに補正し、 同頁第16行「以上の電子空孔」を「以上のdバンド内
の電子空孔」に補正し、 同頁第20行「wt造」を「格子」に補正する。 3、同第12頁第6〜】0行を下記の如く補正する。 「Fe −N土−Qr系合金の積層欠陥エネルギーのH
aによる評価。 オーステナイト系(fee )合金の積層欠陥エネルギ
(stacking fault energy )は
、合金の加工硬化や1高温におけるクリープなどを支配
する重要な物性パラメータである。」 転向第18頁第18行「L  r+r’Jを「L4 r
 + r’Jに補正する。 5、同第14頁第16行「=O0δ9(■)、および=
0.94 Jを「= 0.98 (■)、および= 0
,99 Jに補正する。 8、同第15頁第10行「第4図」を「第5図」に補正
し、 同頁第19行1’−TUI6Jを「TU’l’6Jに補
正する。 7、同第19頁第15行[(lll−829) Jを[
(5621S)Jに補正する。 8、同第20頁第8行「動き、」を「動く。」に補正し
、 同頁第9行「Alを一一一右下方に」を「AIやsnを
加えると左下方に」に補正し、 同頁第20行「このβ α+β」を「このβヰα+β」
に補正する。 9、同第21頁第19行「め1260kJを「約126
0KJに補正する。 】0.同第22頁第2〜8行1’−III−679(階
11)を除き1」を削除し、 同頁第18行I?ま宇宙」を「を用いて宇宙」に補正す
る。 11、同第28頁第11行の「実施例5」を「実施例6
」に補正し、 同頁第14行「第10図」を「第11図」に補正する。 12、同第24頁第17行「(31ose Packe
d Jを「C1ose −packed Jに補正する
。 13、同第26頁第6行「700℃における」を「最大
」に補正し、 同頁第6行「常温におけるそれを示す。」を「700℃
における固溶度を示す。」に補止し、同頁第15行「不
鉄鋼」を「不調鋼」に補正する。 14、同第28頁第8行[BOまたはMd Jを「Bo
またはMdJに補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、合金元素のd電子軌道エネルギー準位:Mdと、母
    金属と合金元素との間の結合次数:Boについて、次式
    により合金の平均値@Md@、@Bo@を求め @Md@=ΣXi(Md)i(1) @Bo@=ΣXi(Bo)i(2) (但しXiはi元素の合金中の原子分率、(Md)iお
    よび(Bo)iはそれぞれi元素のMd値およびBo値
    である)、このように定義した@Bo@または@Md@
    を縦軸または横軸或いは@Bo@と@Md@を両軸上に
    とり、既知合金について求めた@Bo@、@Md@から
    その位置を定め相分布区域を規定したことを特徴とする
    相安定性指標図。 2、合金元素のd電子軌道エネルギー準位:Mdと、母
    金属と合金元素との間の結合次数:Boについて、次式
    により合金の平均@Md@、@Bo@を求め@Md@=
    ΣXi(Md)i(1) @Bo@=ΣXi(Bo)i(2) (但しXiはi元素の合金中の原子分率、(Md)iお
    よび(Bo)iはそれぞれi元素のMd値およびBo値
    である)、このように定義した@Bo@または@Md@
    をパラメータとして相安定性および合金のの特性を示し
    たことを特徴とする合金の相安定性指標図。
JP60190220A 1985-08-29 1985-08-29 合金の製造方法および相安定性に優れたNi基単結晶超合金の製造方法 Pending JPS6250435A (ja)

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