JPH07509535A - ニッケル−モリブデン合金 - Google Patents

ニッケル−モリブデン合金

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ニッケルーモリブデン合金 技術分野 本発明は、広義の概念で言えば、Ni基合金組成物に係り、特に金属組織に熱的 安定性を付与する低いが臨界量の若干のその他の置換型合金元素と共に、MO約 18〜25原子%を含むNi基合金族に関するものである。
背景技術 20世紀の初期、Niに対するMOの実質的な量(15%を超える)の添加が、 酢酸、塩酸または燐酸のごとき酸を還元することによってNiの耐食性を著しく 改善することが認められた。しかし、Mo量が増すに従って、たとえ不可能では なくとも、通常の形状に合金を加工することがますます困難になった。したがっ て、単に合金rB」と称されるこのタイプの最初に商業的に入手できる合金は、 Mo約18または19%(本明細書では全ての濃度は原子%で表される)と共に 有意量(7〜12%)のFe(主として製造過程におけるフェロモリブデンの使 用に因るが、またしばしば原価を削減するために添加された)並びにC,Mnお よびSiを含む付随的添加物または不純物数%を含んでいた。例えば、本発明の 被譲渡者の諧渡者に1929年に授与された米国特許第1710445号参照。
これら合金を特定形状に鋳造することは比較的容易であるが、後で化学容器、管 類なとに製作するために、それらを厚板および薄板に加工することにおいて大き な困難に遭遇した。1940年代に、合金Bの開発者であるヘインズステライト 社は、この合金族を改良するべく研究を続1九とりわ1九Cuが熱間加工性とっ て最も有害な元素の一つであることを確認した。米国特許第2315491号に 開示されているように、腐食率はCu含量を約0.15%未満に保つことによっ て影響されなかった。したがって、今日でも、Cuは可能なかぎり低くそして好 ましくは約0.5%未満に維持されている。
そのような合金は、第2相析出物の生成が回避されるかぎり非酸化酸による混触 に対して良好な抵抗力を存した。溶接の間に熱影響帯域において、通常、粒界に 沿って生じるそのような析出物は、隣接区域のMoを欠乏させることによって迅 速粒界腐食を促進した。したがって、全ての溶接構造物は、そのような腐食を抑 制するため溶体化または安定化熱処理(例えば、1100°Cで1時間)および それに続く迅速冷却を必要とした。この効果は、米国特許第2237872号お よび第2959480号においてさらに詳細に議論されている。
そのような熱処理は、高い費用を要し、大きな溶接構造物の熱処理は不可能でも あるから、そのような有害な析出物を安定化しまたはさらに防止するため基本B 合金を改良するための多くの試みがなされた。
1950年代に、英国において、幾つかの文献および特許(英国特許第8100 89号、米国特許第2959480号参照)において報告されているように、有 害析出物は溶接の間に1200°Cを超える温度に晒されることによって溶解さ れ、次いで、冷却過程で粒界て再析出されるM、Cタイプの炭化物(Ni2Mo s CまたはNL MO4C)であることを見い出したG、 N、フリントによ って広範囲にわたる研究が行われた。
フリントは、全ての炭化物を防止するのに十分なほどC含量を低くすることは実 際的てないが、その可溶性をいくぶん増すようにFeおよびSiレベルを低くす ることは存益であると結論づけた。彼はまた、より重要なことに、過剰のFeが 溶接後の粒界における溶解およびその後の再析出に対してM、Cよりも抵抗力の ある安定したMC型炭化物を形成する数%のVおよび(または)Nbを添加する ことによって安定化され得ると考えた。かくして、そのような材料は、軟化され て溶接された状態において粒界腐食を実質的に免れると考えられた。しかし、6 50″Cての「鋭敏化J熱処理によって、溶接部に隣接して腐食がひき起こされ 得ることか認められた。この事実は後に至るまで正しく理解されていなかった。
フリント合金の商用タイプは、ハステロイ合金B−282として1960年代の 中期の間に出荷されたが、間もなくそれが激しい粒界腐食のみならず、さらに、 旧来の合金Bよりも高い全面腐食率を免れ得ないことか判明したとき、市場から 引き上げられた。フリントの試験室サンプルと商用鍛造構造物との間の性能差は 、商用合金中の不純物(特にSiおよびMn)のきわめてより高いレベルに加え て標準製造法によって要求されるより高い温度でのより長い時間のせいであると 一般に信じられている。
はぼこの同じ時代に、ドイツにおいて、オツトーユンケルは極めて低いレベルの C1Si、Feまたはその他の不純物(例えば、Mn)を有しそしてVを存しな い合金を鋳造するため炭化物制御に関するフリントの研究成果を採用した(英国 特許第869753号参照)。この合金の加工タイプが本発明の被譲渡者によっ て開発されそして前記撤退された合金B−282に代えてハステロイ合金B−2 の名で販売された。
過去30年の間、合金B−2の性能を改良する大半の試みは融解工程間に入り込 む不純物の合計レベルを減らすことを含んだ。(少数の発明者は魔術的元素を添 加することを試みたが、そのような合金は商業的に受け入れられていない。例え ば、BおよびZrを添加する米国特許第3649255号参照。)今日の合金B −2は炭化物の析出によって生じる粒界腐食に対して概ね抵抗力を存するが、依 然としていくつかのその他の製造作業ののちに焼鈍熱処理を必要とする。
現在、比較的清浄なNi−Mo合金でさえ、温度範囲600〜800°Cに晒さ れた後、複雑な第2相を生じ得ることが知られている。そのような相は他元素を 含量する(炭化物析出物のような)化合物ではなく、むしろ、規則化金属同相N i*Mo、Ni5Mo、およびNi4 Moのごとき異なるマイクロ結晶組織で ある。そのような相は極めて脆くそして粒界に沿って容易な亀裂伝播を生じさせ る。さらに、そのような相は、隣接マトリックスをMo欠乏状態になし、したが って遠方不規則化fccマトリックスよりも低い耐食性を存しており、このこと は650°Cにおける合金Bの熱処理の後の、フリントによって認められた「鋭 敏化」を説明している。
腐食率のいくらかの増加は、はとんとの適用において許容され得るが、規則化反 応による激しい時効脆化はしばしば短時間であってもこれら温度に晒された応力 付与された構造物(例えば、冷間加工されたまたは溶接された容器)において破 局的破壊を生しさせる。合金B−2における規則化反応の運動は、低MO合金に おける規則化と比較されるとき、極めて急速である。例えば、米国特許第481 8486号は、「僅か24時間の時効時間ののち優れた規則化特性jを存すると 言われるMO約17原子%を有するNi−Mo−Cr合金を開示する。
急速な規則誘導される粒界脆化を生じないそして、好ましくは、耐食性を犠牲に しない高MoのNi基合金に対する長年感じられた必要性が当該技術分野に存在 することは、以上の記述から明らかであろう。
発明の概要 本発明の目的は先行技術の欠点を克服するとともに一般式Nt、Mob Xc  Ym Z−を有する新規な高MOのNi基合金族を提供することによっていくつ かのその池の利点を提供することである。前記一般式において:Xは、周期律表 の族Vl、VllまたはVlllから選ばれた一つ以上(好ましくは二つ以上) の必要とされる置換型合金元素である:Yは、一つ以」−の望ましくないが許容 できるその他の置換型金属合金元素である。
Zは、存在する任意の侵入型非金属元素である:aは、原子%Niてあり、約7 3原子%より大きいが約77原子%より小さい; bは、原T−%Moてあり、約18〜23原子%である;Cおよびdは、それぞ れ、必要どされるおよび許容できる置換型合金元素XおよびYの原子%てあり、 ここて全Cは少なくとも約2%でありそして、もし一つの元素Xも約5原子%よ り大きい量で存在せずそして一つの元素Yも約1原子%より大きい量で存在しな いならば、Cおよびdは約2.5〜7,5原子%である:そして eは、存在し得る任意の侵入型元素Zの原子%てあり、そして実際可能なかぎり 低いが、約0.2原子%を超えない合計量まて許容される。
この合金族は、従来の商用合金B−2と比較されるとき、非常に増進された熱的 安定性並びに卓越した耐食性を示すことによって特徴づけられる。
したがって、本発明はまた高MoのNi基合金の熱的安定性を増すための手順ま たは方法を含む。この方法は、これら合金を製造する通常の過程とともに、主融 解段階間に前記合金の化学組成を決定する過程、前記段階において合金中に存在 する置換型合金元素の合計量を決定する過程、次いで、もし必要ならば、Ni約 73〜77原子%、Mo約18〜23原子%、少なくとも一つしかし好ましくは 二つ以上の置換型合金元素の合計量2.5〜7.5原子%、しかしいかなる−元 素も5%を超えない、を含むように最終組成を調整するため周期律表の族Vl、 VllまたはVTIIから選ばれた元素および合金の特性に有意に影響しない何 SAE+〇、7xMo=約18〜20によって存在するMOの合計量に関係づけ られる。したがって、製造の間に添加すべき添加合金材料の好ましい量をより厳 密に決定するため、前記等式は5AE=約19−0.7XMo濃度と書換えられ る。
正確なメカニズムは現時点において明瞭に理解されていないから、発明者はいか なる特定の科学理論にも拘束されることを欲しないが、低いが慎重に制御された 量の置換型合金元素Xを添加することによってこれら合金に付与される(700 °Cにおける減少した硬化率によって証明されるごとき)熱的安定性の増加は、 金属結晶組織内においてNiz (Mo、X)またはNitMoよりもむしろ準 安定NL (Mo、X)の生成を助けることによって規則化運動を遅くするよう に思われる中間変態相のより安定した電子的配列に因ると信じられる。勿論、準 安定NizMoでさえも最後には、Ni4Moのごとき、他の相に変質するが、 いかなる遅延も合金の製造者にとっては通常有利である。
図面の簡単な説明 本明細書は、発明であると現在考えられる主題事項を特に指摘しそして明確に請 求する請求の範囲をもって終了するが、本発明のいくつかの特徴および利点は現 在好ましいとされる実施例に関する以下の詳細な説明から、添付図面と関連して 検討されるとき、よりよく理解されると信じられる。図面において:第1図は本 発明と関連する区域の輪郭を描<Ni−Mo−X合金組成図の一部分である: 第2図は第1図において輪郭を描かれた関連区域の拡大図である:第3図は合金 硬度とMo含量との間の関係のグラフである:第4図は時効硬化の初期速度と存 在する置換型合金元素(SAE)の量との間の関係のグラフである。
第5図は先行技術によるB−2合金と比較された本発明の合金の時間一温度一変 聾図である: 第6図は700°C伸びと存在する置換型合金元素(SAE)との間の関係のグ ラフである。
第4図はMo含量ど置換型合金元素の好ましい量との間の関係のグラフであ本発 明の好適実施例 表Aは、本発明の幾つかの特徴を説明するために作られ、そして評価された一連 の合金組成物例を示す。表Aにおいて、例No、lは先行技術合金Bを表し、例 No、2〜5は、先行技術合金B−2を表し、例6〜38は、本発明の広い範囲 を示す上で役立つ試験合金である。組成物の範囲はNi−Mo−その他の組成図 の一部分を図形的に示す第1図および第2図によりよく例示されている。第1図 において、関係一般区域は点線内に示されそして本発明のより特別な区域は斜交 平行線の陰影をつけられて示されている。第2図は第1図に描かれた一般区域の 拡大図であり、この区域内における試験された組成物、N011〜38の位置を 示している。さらに第2図においてはNis。MO2゜(NiaMo)の組成物 に相当する点99、およびNitsMO2s (Nis Mo)に相当する点9 8、それらは極めて脆い規則用である、か示されている。
基本的に、前記試験例は小型実験用真空誘導炉内において合金元素の所望量を融 解することによって作られ、一方、先行技術例はエアーメルト炉内で生成され次 いてアルコン−酸素脱炭された商用溶解物から得られた。
前記メルトの全ては、当該技術分野において周知であるように、電極に鋳造され たのちエレク1へロスラグ精製(ESR)によってインゴットにされ、これらイ ンプラ1へは、後にスラブに、次いて厚板に熱間加工された。
これら例は容易に用意されたから、本発明は超合金を製造するのに使用される最 も周知の在来技術によって実施され得る。さらに、前記好的材料の鋳造および加 工特性は比較的問題がないから、本発明は鋳造、鍛造、熱間および冷間圧延また は粉末冶金技術によって実施され得る。
ここで、熱間圧延板は厚さI、5mmの薄板サンプルに冷間圧延され、これら薄 板サンプルは1065°C(1950°F)で拡散焼鈍または溶体化焼鈍され、 その後、急速空冷されたのち、次に説明されるように評価された。
硬度試験 これら合金の熱的安定性はそれらの時効硬化速度に関係しそして硬度試験は急速 でありかつ費用がかからないから、各合金例No、1〜38、のいくつかのサン プルは0.5時間〜24時間の種々の時間長さに対して700°C(そのとき時 効硬化が最も急速に進む温度であると信しられた)で時効処理された。各サンプ ルの硬度は、ロックウェルAスケールを使用して、5回測定されそして平均値が 表Bに報告された。これらの結果は第3図に図形的に示される初期硬度(すなわ ち、ゼロ時効時間)が予想されるようにMo含量の増加に伴って一般的に増加す ること示す。例えば、増加する量のMOを有するが比較的一定の量(約3.7% )の他元素を有するサンプルNo、5.15.24.28および31を比較せよ 。また、表Bの結果はほぼ全てのサンプルが異なる時間量、例えばサンプル2お よび4に対して0.5時間、サンプル5に対して1時間、サンプル3および27 に対して2時間などに対する時効処理の後に硬度の存意の増加(約10%以上) を生じさせられることを示す。
しかし、比較的一定のMoa度における初期硬化速度と他の置換型合金元素(S AE)の量との間の関係は極めて意外である。サンプル2〜5.14〜20およ び35〜38は、Mo約18.5〜19.5原子%および他の置換型合金元素2 〜7原子%を有する。第4図はこれらサンプル中のSAEの量に対する初期硬度 と0. 5時間後(三角形の点)におけるおよび1. 0時間後(円形の点)に おける硬度との間の差をプロットしている。約2.5原子%を超えるしかし約7 ゜5原子96未満のSAEを含量するサンプルは比較的遅い硬化速度を有したこ とは明らかである。事実、SAE約5〜5.5原子%を含むサンプル17は、7 00℃において24時間後でも有意的に硬化しなかった。これら斃くべき結果が 本発明の基礎を形成する。
先行技術と比較して、本発明の最良の実施例の硬化速度に対する時間および温度 の効果をより明瞭に決定するため、合金No、+7および、合金No、4に似て いる、商用B−2合金の追加サンプルが100時間以下の一連の時間に対して7 00°Cを超えるおよび未満の各種温度で時効処理された。
硬度測定の結果が表Cに示されており、そのデータは、第5図に示されるごとき 、これら合金に対する擬似T−T−T曲線を推定するため使用された。当該技術 分野において周知であるように、T−T−T曲線は金属組織学的変態が生じる時 間および温度を概ね限定する。本場合において、第5図の曲線93は、B−2合 金が60Raまたはそれより大きい値に時効硬化する時間および温度を限定する 。そのような硬度はNiaMoおよび(または)NisMoを形成する長範囲規 則化反応から生じると考えられる。同様に、曲線92.91は、合金No、17 のサンプルが、NLMoおよび(または)Ni2Moの形成の故に60以上に硬 化した時間および温度を限定する。明らかに、合金No、17中に存在する添加 合金元素(SAE)は、NitMoのごとき、若干の中間相を安定化することに よって規則化反応を遅くする。これら曲線の正確な配置はそのような限られた数 の試験からは確証てきないが、結果は先行技術と比較されるとき本発明の著しく 改善された熱的安定性を示すに十分である。熱処理部品が新合金から製造される とき、加熱または冷却時間はB−2合金のために推奨される時間より約10倍遅 くしてもさしつかえない。
熱間引張試験 合金硬度は迅速かつ容易な適格試験ではあるが、高温加工間または時効硬化後の 合金の正確な工学技術特性を予想するには適切でない。したがって、試験合金組 成物のサンプルは、さらに訂細な試験のために、薄板圧延方向に対して横方向に 採取され、標準引張試験の試験片に切断された。各合金の1対の試験片は1時間 にわたって700°Cて時効処理され、そして冷却することなしに(高温におけ る歪は規則化変態を速めるから)、当該技術分野において知られているごとく、 ASTM仕様E−21に説明される標準推奨慣行にしたがって700″Cて引張 試験された。試験片の平均百分率伸び、極限引張強度(UTS)および0. 2 %耐力(YS)が表りに報告されている。
第6図は、第4図にプロットされた同じ試験片中に存在する置換型合金元素(S AE)の量に対する百分率伸びをプロットしている。改善された延性が硬度試験 によって暗示されたように組成範囲全体にわたって存在することが、意外にも明 らかである。Mo含量が約20%未満であるとき、最も好ましい合金は約1゜2 %を超えるCrを含む。何故なら、これら試験片は約25%を超える伸びを示し たからである。
また表りは、比較的高い(約22%を超える)Mo含量を有する試験片はそれら の延性がたとえ幾分小さくても例外的に高い強度を存することを示している。
したがって、これら組成物は延性が要求特性ではない品目(例えば、多くの鋳造 物)のために極めて有用であろう。
第7図は、Mo含量と(約Iθ%を超える)良好な延性を得るため必要とされる 合金元素量との間には成る関係が存在するらしいことを説明する。第7図にプロ ットされたサンプルは線96に概ね沿って存在するように見え、それは合金のM o含量が増加するとき合金元素の比較的小さい合計量が望ましいことを示す。
線96の等式は:Mo=27−1.4XMo型合金元素(SAE)であり、それ はSAE+0.7Mo=19と書換えられる。すべての試験合金は5AE−0゜ 7Mo=17〜21によって定義される領域内にあり、そしてほとんどの合金は 5AE−0,7Mo=18および20によってそれぞれ定義される線97と95 との間にある。したがって、本発明による好ましい合金は、Mo含量の0. 7 倍に加えられるとき、それに対して合計量が18〜20%の範囲内にある量の置 換型合金元素を含有する。
腐食試験 改善された延性が耐食性を損なわなかったことを示すため、合金組成物例の相対 腐食率は各一対の25X50mm試験片を、沸騰している2o%HCL溶液に3 回の96時間周期にわたって晒すことによって決定された。3周期に対する平均 率が表りに報告されている。
表りはすへての試験合金の腐食率が先行技術合金B(例No、I)より非常に低 くそして先行技術合金B−2例よりも概して低いことを示す。これら合金の腐食 率はMo含量によって影響されることが知られているから、第8図は前記率と約 18〜20原子%のMo含量を有する語例中のSAEの量との間の関係を説明す る。第8図は腐食率が約3〜7原子96のSAE含量を存する組成物に対して最 低(12mpy未満)であると思われることを示す。
結論 下記のごとく、幾つかの観察が前述の試験結果(または同様の合金に関する以前 の研究)から合金元素の一般効果に関してなされ得る:AI(アルミニウム)は 、周期律表の0011からの選択的置換型合金元素である。それは溶解過程間に 脱酸剤として通常使用され、結果として生じる合金中に約0. 1%を超える量 で存在するのが普通である。また、AIは強度を増すために合金に添加され得る が、その過多量は有害なNLAI相を形成する。好ましくは、約1%以下(より 好ましくは0.25〜0.75%)のAIが本発明の合金中に存在する。
B(硼素)は、溶解過程の間に(すなわち、スクラップまたはフラックスから) 合金中に非意図的に導入されるか、または強化元素として添加される選択的侵入 型合金元素である。好ましい合金において、Bは、約0.05%以下、しかしよ り良好な延性のために、0,03%存在することがより好ましい。例No。
13は0.04396のBを含み、超高強度を存するが延性は極めて低いことに 留意されたい。
C(炭素)は、これら合金から完全に除去することか難しい望ましからざる侵入 型合金元素である。それは可能なかぎり少ないことが好ましい。何故ならば、C 含量か増すにつれて耐食性が急速に低下するからである。それは約0.02%を 超える一\きてないか、もし比較的低い耐食性が容認できるならば、0.05% 以下の若干高いレベルにおいて許容され得る。
Crは、周期律表の8TV+からのより好ましい置換型合金元素である。それは 0〜5%存在し得るか、最も好ましい合金は約1〜4%のCrを含有する。それ はこれら合金中により安定したNiz (Mo、Cr)相を形成すると考えられ る。
それぞれ、約0.6.12および1.9%のCrおよび10.42および52% の伸びを有する試験合金No、15.16.17を比較せよ。約4%を超える比 較的高い濃度において、伸びは少なくなりはじめ、腐食率が増す。
Coは、周期律表の詳VIITからの好ましい置換型合金元素であり、それはN iマトリックス中において相互に溶解モきるからNi基合金中にほとんど常に存 在する。本発明の合金は約5%以下を含有しており、それを超えると特性が劣化 する。それぞれ、約0.5.3.2および5.6%のCo含量および35.36 および6%の伸びを存する例No、20.35.7を比較せよ。
Cuは、周期律表のflHからの望ましからざる置換型合金元素である。それは N1マトリックス中において相互に溶解できるからNi基合金中に不純物として しばしば存在する。本発明の合金において、それは約0.5%まで許容されるが 、好ましくは熱間加工性を保存するために約0. 1%を超えない。
Feは、周期律表の群VTIIからの好ましい置換型合金元素である。他の必要 な合金元素を添加する上で合金鉄の使用が便利であるから、この種の合金中にF eが存在するのは普通である。しかし、Fe量が増すにしたがって、腐食率が増 加する。それぞれ、5.9.6.4.75および8.9の腐食率を有する約1.  7.1. 8.2,9および3.2%のFe含量を存する例No、3L II 、34.9を比較せよ。本発明の好ましい合金はFe約5%以下を含有するが、 最も好ましい合金はFe約1. 5〜3.5%を含む。
Mnは、周期律表の群VIIIからの好ましい置換型合金元素である。それは本 発明で熱間加工性および冶金的安定性を改善するため使用さ托好ましくは本発明 の合金中に2%以下の量をもって存在している。最も好ましい合金はMn約0. 5〜1. 0%を含む。
MOは、本発明の主要合金元素である。約18%を超える量がNi基に所望の耐 食性を付与するために必要であり、19%を超える量が好ましい。しかし、約2 3%を超える量は加工製品に熱間加工するのか極めて難しい。
Niは、本発明の基礎金属でありそして合金に適切な物理的特性を付与するため に約73%より大きい(好ましくは73.5%を超える)か約77%未満(好ま しくは76.5%未満)で存在しなくてはならない。しかし、本発明の合金中に 存在するNiの正確な量は合金中に存在するMoおよびその他置換型合金元素の 要求最小または最大量によって決定される。
N(窒素)、0(酸素)、P(燐)およびS(硫黄)は全て望ましからざる侵入 型合金元素であるが、通常、それらの少量が全ての合金中に存在している。その ような元素は、本発明の合金に実質的な害を及ぼずことなしに約0. 1%以下 の量で存在し得るが、それらは各々僅かに約0.02%以下の量で存在すること が好ましい。
Siは、有害な析出物である複雑な炭化物を形成すか、または安定させるように C(炭素)と強(反応することが示されたから、周期律表の群IVからの極めて 望ましくない置換型合金元素である。それは比較的耐食性が小さい物品を鋳造す るように意図された本発明の合金中に約1%以下存在し得るが、好ましい合金は 、約0.2%以下、最も好ましくは約0.05%未満のSiを含む。
W(タングステン)は、周期律表の群Vlからの好ましい置換型合金元素である 。Wは比較的高価て重い元素であり、そしてそれは延性を増すとは思われないか ら、好ましい合金は単に約2%以下を含むへきである。
■(バナジウム)は、Ni5Moの形成を促進すると思われるから、周期律表の 群Vからの最も望ましからざる置換型合金元素である。約0.75%のVを含む 例NO36は、700°Cにおいて、伸び約12%にすぎず、一方、例No、1 1は、■を存しないがその他の点では同様であり、約20%の伸びを存する。し たがって、本発明の合金は約1%以下のV、好ましくは約0.8%未満を有し得 る。群Vからのその池の元素、例えば、NbおよびTaは同様に働くと予想され そして同様に1%未満に制限さるへきである。
法令に従うため、本発明は現在までに作られた若干の好ましい実施例に多かれ少 なかれ特有の用語で説明されたか、それらの種々の小さな改変、修正および変更 は当業者に容易に明らかになると考える。例えば、試験合金のいくつかは、本発 明の改善された特性に実質的な影響を及ぼさなかった少量の重要でない元素(例 えば、T1およびZr)を含んでいた。したがって、本発明は、開示され、また は説明されたその組成物のみに制限されず、全ての同等物が別添請求の範囲によ って定義された本発明の精神および範囲内に包含されることが意図されることが 理解さるへきである。
5回の測定の平均値 補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法@184条)8)平成 6 年 9 月  11−シ。
明 細 書 ニッケルーモリブデン合金 技術分野 本発明は、広義の概念で言えば、Ni基合金組成物に係り、特に金属組織に熱的 安定性を付与する低いが臨界量の若干のその他の置換型合金元素と共に、M。
約18〜23原子%を含むNi基合金族に関するものである。
背景技術 20世紀の初期、Niに対するMOの実質的なN(15%を超える)の添加が、 酢酸、塩酸または燐酸のごとき酸を還元することによってN1の耐食性を著しく 改善することが認められた。しかし、Moiが増すに従って、たとえ不可能では なくとも、通常の形状に合金を加工することがますます困難になった。したがっ て、単に合金[B」と称されるこのタイプの最初に商業的に入手できる合金は、 Mo約18または19%(本明細書では全ての濃度は原子%で表される)と共に 有意量(7〜12%)のFe(主として製造過程におけるフェロモリブデンの使 用に因るが、またしばしば原価を削減するために添加された)並びにC,Mnお よびSiを含む付随的添加物または不純物数%を含んでいた。例えば、本発明の 破壌渡者の請渡者に1929年に授与された米国特許第1710445号参照。
これら合金を特定形状に鋳造することは比較的容易であるが、後で化学容器、管 類などに製作するために、それらを厚板および薄板に加工することにおいて大き な困難に遭遇した。1940年代に、合金Bの開発者であるヘインズステライト 社は、この合金族を改良するべく研究を続け、とりわけ、Cuが熱間加工性とっ て最も有害な元素の−っであることを確認した。米国特許第2315491号に 開示されているように、腐食率はCu含量を約0.15%未満に保つことによっ て影響されなかった。したがって、今日でも、Cuは可能なかぎり低(そして好 ましくは約0.5%未満に維持されている。
そのような合金は、第2相析出物の生成か回避されるかぎり非酸化酸による湿S A ’O!J:1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式NiaMobXcYdZeを有する金属合金であって、前記一般式に おいて: aは、73を超え、77未溝のNi原子%であり;bは、18を超え、23未満 のMo原子%であり;Xは、いずれの元素も5原子%を超えない畳cのCr、C o、Fe、MnまたはW(タングステン)を含む、周期律表の族VI、VIIま たはVIIIの1種以上の置換型合金元素であり; Yは、いずれの元素も1原子%を超えない量dのAl、Cu、Si、Ti、V( バナジウム)またはZrの1種以上の選択的置換型合金元素であり;Zは、いず れの元素も0.1原子%を超えない量eのB(ボロン)、C(炭素)、N(窒素 )、O(酸素)、P(燐)またはS(硫黄)の1種以上の侵入型元素であり;そ して cプラスdの和が2.5〜7.5原子%である金属合金。 2.請求項1の合金において: aが73.5〜76.5原子%であり;bが19〜22原子%であり; cとdの和が3〜7原子%であって、いずれの元素においても、eが0.05原 子%を超えない合金。 3.請求項2の合金において: Xが、 4.0原子%以下のCr、 3.5原子%以下のCo、 3.5原子%以下のFe、 2.0原子%以下のMn、または 1.0原子%以下のW(タングステン)であり、Yが、 1.0原子%以下のAl、 0.1原子%以下のCu、 0.15原子%以下のSi、 0.5原子%以下のTi、 1.0原子%以下のV(バナジウム)、または0.05原子%以下のZrであり 、 Zが、 0.05原子%以下のB(ボロン)、 0.02原子%以下のC(炭素)、 0.02原子%以下のN(窒素)、 0.02原子%以下の0(酸素)、 0.02原子%以下のP(燐)、または0.01原子%以下のS(硫黄)である 合金。 4.請求項2の合金において、量「0.7b+c+djが18〜20原子%であ る合金。 5.請求項Iの合金において、量「0.7b+c+d」が17〜21原子%であ る合金。 6.請求項1の合金において、bが20原子%未満であるとき、Xが少なくとも 1原子%のCrを有し、そして700℃で1時間保持した後に測定したとき、1 5%を超える引張伸びを合金が有することを特徴とする合金。 7.請求項1の合金において、bが19.5原子%未満であるとき、Xが少なく とも1.2原子%のCrを有し、そして700°Cで1時間保持した後に測定レ たとき、約35%より大きい引張伸びを合金が有することを特徴とする合金。 8.請求項7の合金であって、 73.5〜76.5原子%のNi、 18.5〜19.5原子%のMo、 1.2〜4.0原子%のCr、 0〜2.0原子%のFe、 0.5〜1.0原子%のMn、 0.4〜0.8原子%のAl、 0〜3.2原子%のCO、 0〜0.4原子%のW(タングステン)、および存在し得る各0.1原子%未満 のその他の元素から成る合金。 9.請求項8の合金において、cとdの和が4〜7原子%であり、そしてcとd と0.7bとの和が18〜20原子%である合金。 10.金属合金であって、 73.6〜76.7原子%のNi、 18.7〜22.4原子%のMo、 0.05〜3.2原子%のFe、 0.05〜3.8原子%のCr、 0.02〜1.6原子%のMn、 0.3〜1.0原子%のAl、 3.2原子%以下のCo、 1.0原子%以下のW(タングステン)、0.75原子%以下のV(バナジウム )、0.12原子%以下のSi、および NiおよびMoを除く全元素の総和が3〜7原子%であることを条件として、合 金の特性に実質的に影響しない少量の不純物から成る金属合金。 11.請求項10の合金において、 Feが1.5〜3.0%であり、 Crが0.55〜3.8%であり、 Mnが0.5〜1.0%であり、 Alが0.4〜0.8%であり、そして置換型元素の前記総和が3.5〜6.5 %である合金。 12.請求項11の合金において、 Feが1.5〜2.5%であり、 Crが1.2〜2.5%であり、そして他元素の前記和が4〜5.5%である合 金。 13.請求項10の合金において、Moが19.5%未満であり、したがってC rが1.2%を超えている合金。 14.請求項13の合金において、700℃で1時間保持した後測定したとき、 35%を超える引張伸びを有することを特徴とする合金。 15.請求項10の合金において、0.7×Mo(モリブデン)含量+他元素の 前記和=18〜20%である合金。 16.金属合金において、 73〜77原子%のNi(ニッケル)、18〜23原子%のMo(モリブデン) 、合計2.5〜7.5原子%の2以上の他の置換型合金元素であって、周期律表 の族VI.VIIおよびVIIIから選ばれた前記元素の少なくとも2つが、各 1原子%を超えるが、各5原子%を超えず、そしていずれの前記元素も各1原子 %を超えないことを条件とする該置換型合金元素から成る金属合金。 17.請求項16の合金であって、さらに各0.1原子%を超えず、合計1原子 %を超えない量の侵入型合金元素を有する合金。 18.請求項17の合金において、 Niが73.5〜76.5原子%であり、Moが19〜22原子%であり、 合計量3.5〜7.0原子%の置換型合金元素がAl、Co、Cr、Cu、Fe 、Mn、Si、Ti、V、WまたはZrであり、各0.05原子%未満の侵入型 合金元素がB、C、N、O、PまたはSである合金。 19.請求項18の合金において、置換型合金元素合計百分率+0.7×Mo百 分率が18〜20原子%である合金。 20.請求項19の合金において、Mo含量が20原子%未満であるとき、置換 型合金元素が1.2原子%を超えるCrを含む合金。 21.請求項20の合金であって、700℃で約1時間保持した後に測定したと き、25%を超える引張伸びを有することを特徴とする合金。 22.請求項20の合金であって、熱間加工と冷間圧延との組合せによって鍛練 した薄板に形成される合金。 23.請求項20の合金の溶接された厚板または薄板から製作され、沸騰する2 0%HCL中で測定された、15mpy未満の腐食率を有することを特徴とする 化学反応器。 24.Mo18〜23原子%を含む種類の改良されたNi基合金において,前記 合金が総量3〜7原子%の範囲の置換型合金元素を有するが周期律表の族VI、 VIIおよびVIIIから選ばれたいずれの元素も5原子%を超えておらず、他 のいずれの置換型元素も各1原子%を超えず、存在する侵入型元素が各0.1原 子%または合計1.0原子%を超えず、そして前記総和+0.7×Mo百分率が 17〜21%である改良されたNi基合金。 25.請求項24の合金において、前記置換型合金元素が、0.05〜3.2% のFe、 0.05〜3.8%のCr、 0.02〜1.6%のMn、 0.3〜1.0%のAl、 3.2%未満のCo、 1.0%未満のW(タングステン)、 0.75%未満のV(バナジウム)、および0.15%未満のSiを含む合金。 26.請求項25の合金において、Feが1.5〜3.0%であり、Crが0. 5〜3.8%であり、Mnが0.5〜1.0%であり、置換型合金元素の総和が 3.5〜6.5%である合金。 27.請求項26の合金において、Feが1.5〜2.5%であり、Crが1. 2〜2.5%であり、置換型合金元素の総和+0.7×Mo濃度が18〜20% である合金。 28.請求項27の合金において、Mo含量が19.5%未満であり、700℃ で1時間保持した後に測定したとき、35%より大きい引張伸びを有する合金。
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