JPS62503024A - 二重壁地下タンクおよびその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

二重壁地下タンクおよびその製造方法 及−板−分一互 本発明は一般に地下貯蔵タンクに関し、より詳細には、壁部間に漏れ検出用液体 を有する二重壁地下貯蔵タンクに関する。 、背−景　技ｊ 従来の二重壁地下タンクでは、内側壁部および外側壁部に接合されかつこれらの 両壁部を連結する環状リブの各々は、中実横断面のリブを形成するように巻かれ た樹脂含浸ガラスフィラメント巻き線で形成されている。 光２「■」し丞 本発明によれば、外側壁部の外面には、間隔をへだてた中空の環状リブが形成さ れかつ接合され、これらのリブには、基部シート材料がリブ間の空間をまたがる ように巻きつけられ、外側壁部はリブ上および基材をおおって形成されてリブに 接合される。漏れ検出用液体はリブ間の空間および各リブ内の空間を満たしてい る。 回訓！」０１

【ｉ肌 添付図面を参照して本発明をさらに十分に説明する。 第１図は本発明により構成された二重壁地下タンクの部分断面立面図である。 第２図は第１Ｈの線２−２に沿った横断面図である。 第３図は第２図の線３−３に沿った部分拡大縮断面図である。 第４図は外側壁部形成前のタンクの製造における初期工程を示す以外は、第３図 と同様の部分縦断面図である。 第５図はタンクの製造における他の工程を示す部分縦断面図である。 第６図は両手部の接合部におけるタンクの部分縦断面図である。 庄光里至ス羞工Ａ放良朶店穆 図面を参照し、本発明によれば、第１図は地下に据えつけられかつ導管１４によ り地−１一部の漏れ検出装置１３に連結された二重壁タンク１０を示している。 該タンク１０は、木質的に、内側タンク１０ａおよび空間をあけて内側タンク１ ０ａを取り囲む外側タンク１０ｂを備え、この空間は漏れ検出用液体１５で満た され、この漏れ検出用液体はまたバイブ１４を満たしかつ容器すなわち溜め部１ ６を部分的に満たしており、バイブ１４は内側タンクと外側タンクとの間の空間 および溜め部と連通している。また、漏れ検出装置】３は電気制御ボックス１８ を有し、この制御ボックス１８は溜め部１６上に設けられかつ漏れ検出用液体１ ５の表面より下に常時延びている一対の探針２０を有している。溜め部１６およ び制御ボックス１８はハウジング２２内に設けられている。モニターボード２４ がハウジング２２に設けられた状態で示されているが、このモニターボード２４ を建物の内側に遠隔操作で位置決めすることもできる。モニターボード２４には 、ベルす　−なわちブザー２６および複数の光ｆＸ２８が設けられ、これらのベ ルすなわちブザーおよび光源は制御ボックス１８に電気的に接続されている。内 側タンク１０ａが一杯であるかあるいは空であるかどうかにかかわらず、かつタ ンク１０が乾燥地あるいは地下水面より下に据えつけられるかどうかにかかわら ず、内側タンク］、　Ｏａまたは外側タンク］、　Ｏｂのいずれかに漏れが発生 すれば、空器１６中の漏れ検出用液体１５の液面が下がる。この液面が検出用探 針２０より下方に降下すると、ベルすなわちブザー２６が可聴信号を出し、そし て光＃＋２８により漏れが発生したことが目でわかる。 二重壁タンク１０は２つの実質的に同一の半部で作られ、各半部は円筒形内側壁 部１１ａ、内側端キャンプ１２ａ、円筒形外側壁部１１ｂ、外側端キャップ＋２ ｂ、および壁部１１ａとｌｌｂとの間でかつこれらの壁部に接合された複数の軸 線方向に空間を隔てた一般に中空の環状リブ３０を有している。外側端キャップ １２ｂはプレフォーム１２Ｃおよびこのプレフォームをおおうレイアップ１２ｄ を有する。 さらに細部を第２図〜第６図に示しである。外側壁部１１ｂはレイアップｌｉｄ で被覆された基部シートＩＩＣを有する。リブ３０はレイアップ３０ｂで被覆さ れたプレフォーム３０ａを有する。リブ３０の各側部は、それぞれタンクＩＯの 頂部、底部および両側部で延びている４つの孔３２を有している。タンクの両半 部の一方には、係員専用路３４が設けられている。 タンク半部の円筒形内側壁部１１ａおよび内側端キャンプ１２ａをまず形成する 。好ましくは、壁部１１ａは米国特許第４，２３３，０２０号に開示されている ような折りたたみ式マンドレルに形成され、端キャンプ１２ａには、好ましくは 、球状の中央部分が切頭円錐形周部分と合体している米国特許第４，０７１，１ ６１号に開示されているような形状を有する以外は、米国特許に開示されている ものと同様の方法でマンドレル上に設けられた端キャンプモールドの壁部１１ａ が一体に形成される。壁部１１ａを形成する手順は、米国特許第３，７００，５ １２号に開示されてるいものといくらか同じである。表面７７トおよび硬化性液 状樹脂と細断ガラスストランドとよりなる比較的薄い層を回転マンドレルの表面 に付け、続いて硬化性液状樹脂と細断ガラスストランドと砂とよりなる比較的厚 い層を付け、そして軸線方向に間隔をへだてたフィラメント巻き線の薄いストリ ップを重ね合わせる。フィラメント巻き線は、樹脂が硬化し始めるまで材料をマ ンドレルに載置し続ける。壁部１１ａが形成されている間、操作者は表面マット および硬化性液状樹脂をモールドに付着させた後、硬化性液状樹脂、細断ガラス ストランドおよび砂を吹き付けるスプレーガンを使用して、端キャップ１２ａを スプレー仕上げすればよい。 次いで、軸線方向に間隔をへだてられた環状のリブ３０を壁部１１ａに付ける。 各リブ３０ごとに、米国特許第３，４１２，８９１号に示すものと同様の板紙成 形体３０ａを壁部１１ａのまわりに巻きつける。この成形体３０ａは頂部および ２つの側部が台形をなす横断面形状をしており、側部は一般に４５度の角度で延 びかつ壁部１１２のまわりで円形状に曲げ得るようにスロットが設けられている 。この台形形状は、間隔をへだてた相応に成形されたフオームブロック３０Ｃに より保たれ、該板紙はフオームブロックにステープル止めされている。成形体３ ０ａは、壁１１ａと、この成形体を初めに適所に保持するフィラメント巻き線と の間に供給するのがよい。次いで、ガラス布、織成粗糸あるいは軸線方向テープ のようなガラス繊維強化マントを成形体３０ａ上に載置し、樹脂含浸ガラスフィ ラメント巻き線をその上に巻きつけてレイアンプ３０ｂを形成する。フィラメン ト巻き線は米国特許第３．８１８，９５０号におけるようにら旋角度をとらない で円周に付けてもよいが、好ましくは、米国特許第３，６６１．２９４号におけ るように綾に巻きつける。好ましくは強化マントは軸線方向テープ、すなわち、 壁部１１ａの軸線方向に且つリブ成形体３０ａの横方向に延びているストランド を付着した編、成ガラスストランドの非指向性マットである。硬化中には適所に 置いたままであり、その後取り除かれる打抜き工具３６　（第４図）によりレイ アンプ３０ｂを硬化する前にこのレイアンプに孔３６をあける。該打抜き工具３ ６は、有利には、一端３６ａがとがっていて、リブ３０ａの両側部を貫通して延 びるのに十分に長く、他端がハンドル３６ｂを形成するように９０度曲げられた ロンドである。孔３２はリブの円周方向に９０度へだてで形成され、かつタンク の頂部、底部および両側部に隣接して位置決めされる。 次いで、第５図に概略的に示すように、基部シートｌｌｃをリブ３０上に載置す る。レイアップｌｌｄがリブ３０に接合しないようにされている限り、基部シー ト用として任意の適当な材料を使用し得る。従って、基部シートが多孔性でない ならば、各対の隣接リブ間の間隔をまたぎかつこれら両すブ各々の中央部まで達 しないように延びてレイアップｌｌｄの接合領域を各リブの中央部に開いたまま にするように別のシートを使用しなければならない。好ましくは、スクリムは３ つのリブ３０をおおうのに十分幅広く、これら３つのリブのうちの少なくとも２ つの外側リブのところで数ケのフィラメント巻き線で初めに適所に保持された多 孔性スクリムＩＩＣを使用する。スクリム１ｔｃのメツシュサイズは、樹脂がリ ブ３０のところでこのスクリムを通るのに十分大きいが、リブ間でスクリムに付 着された樹脂が中実のシートを形成するように孔を埋めるのに十分小さい。従っ て、樹脂をスクリム１１ｃに付着させ、そしてスクリムをリブ間で剛性にするの に十分に硬化させる。好ましくは少量の細断ガラスストランドを樹脂含浸スクリ ムに付ける。各々が３つのリブ３０をおおうのに十分幅広い隣接したスクリムス トリップｌｌｃは、第５図に示すように、２つのスクリムストリップ］、　Ｉ　 Ｃの縁部分が共通におおわれたリブ３０のところで重なり合うように載置される 。スクリムは好ましくはガラス繊維スクリムである。 スクリム上の樹脂がスクリムを剛化するのに十分に硬化した後、外側壁部のレイ アップｌｉｄを付け、このレイアンプは樹脂、細断ガラスストランドおよび砂よ り成る。プレフォーム１２Ｃはマンドレルの開放端で対応した端リブ３０上に入 れ子穴になっており、樹脂、細断ガラスストランドおよび砂よりなるレイアップ をその上にスプレー仕上げする。硬化後、タンク半部をマンドレルから取り除く 。 各々が開放端に隣接して捨てリブ３０を有する、かかる両タンク半部が形成され る。これらのタンク半部を各々ひき切って捨てリブ３０を除去し、それにより内 側壁部ｉｔａの端部と面一な外側壁部１１．　ｂの張出し部を作る。タンク半部 のうちの一方に係員専用路３４を設け、次いで両タンク半部を内側レイアップ３ ７および外側レイアンプ３８により互いに固着する（第６図）、フオームブロッ ク３０Ｃは成形体３０ａと液密関係にはなく、漏れ検出用液体１５は中空リブ３ ０、リブ３０間の空間、壁部１１ａと１１ｂとの間の空間および端キャンプＩ２ ａと１２ｂとの間の空間を満たしている。 本発明の精神および範囲を逸脱することなしに、図示しかつ説明してきた構成に おいて種々の変更例を実施し得る。 皮果上曵通里住 内側壁部あるいは外側壁部の漏れを検出する装置を備えた本発明の二重壁地下タ ンクは、環境を汚染しないように保護したい場合、炭化水素のような液体を貯蔵 するのに有用である。信号が漏れを表示すると、貯蔵液体を他のタンクの中に圧 送して、環境への漏れを最少にし得る。 補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の７第１項） 特許庁長官　黒　１）明　雄　殿 １、特許出願の表示　ＰＣＴ／ＵＳ８５１０２０７４２、発明の名称　二重壁地 下タンクおよびその製造方法３、特許出願人 住　所　東京都千代田区丸の内３丁目３番１号電話（２１１）　８７４１代表 ６、添付書類の目録 請求の範囲 １、地下で使用するのに特に通した二重壁タンクにおいて、半径方向に間隔をへ だてた円筒形の内側壁部および外側壁部を備え、これらの壁部は両壁部間に配置 された軸線方向に間隔をへだてた環状中空リブに接合され、該中空リブの空間は リブ間および円筒形壁部間の空間とに連通していることを特徴とするタンク。 ２、地下で使用するのに特に通した二重壁タンクにおいて、全体的に円筒形の内 側壁部と、内側壁部を包囲しかつ内側壁部から半径方向に間隔をへだてている全 体的に円筒形の外側壁部と、円筒形内側壁部の両端部をそれぞれ閉じる一対の対 向した内側両端キャンプと、円筒形外側壁部の両端部をそれぞれ閉じる一対の対 向した外側両端キャンプと、内側壁部と外側壁部との間に配置されかつ両壁部に それぞれ接合された軸線方向に間隔をへだてた複数の環状中空リブとを備え、該 中空リブの空間はリブ間および内側壁と外側壁との間の空間に連通していること を特徴とするタンク。 ３、地下で使用するのに特に適した二重壁タンクの製造方法において、第１のタ ンク半部の全体的に円筒形の内側壁部および内側端キャンプを形成し、上記内側 壁部に軸線方向に間隔をへだてた複数の環状中空リブを形成し、中空リブ各々の 両側部に弧状に間隔をへだてた孔を形成し、基部シート材料を隣接した対のリブ 間の空間をまたがるようにリブに付け、外側端キャッププレフォームをリブのう ちの１つの対応端部に入れ子穴関係で付け、基部シート材料上に全体的に円筒形 の外側壁部を形成し、外側端キャップブレーフオーム上に外側端キャンプを形成 し、タンク半部の開放端に隣接する１つのリブを切り離して外側壁に張出し部分 を作りかつ第１タンク半部を完成し、上述の工程を繰返して第２タンク半部を完 成し、両タンク半部の一方に係員専用路を設け、そしてタンク両半部を互いに隣 接する開放端部で互いに固着することを特徴とする方法。 ４、　内側および外側円筒形壁部、内側および外側端キャンプ、および環状中空 リブはガラス繊維強化プラスチックで形成されていることを特徴とする請求の範 囲第２項に記載のタンク。 ５、端キヤツプ間の空間および内側壁部と外側壁部との間の空間にリブ間および 中空リブ内の両方に漏れ検出用液体を収容し、該漏れ検出用液体は漏れ検出シス テムの一部を形成することを特徴とする請求の範囲第２項に記載のタンク。 ６、　外側壁部用の基部シート材料はガラス繊維スクリムであることを特徴とす る請求の範囲第３項に記載の方法。 ７、　請求の範囲第２項に記載の二重壁タンク用の漏れ検出装置において、タン クより上の溜め部と、該溜め部の内側をタンクの内側壁部と外側壁部との間の空 間に連結する導管と、中空リブの空間、リブ間の空間、端キャンプ間の空間およ び導管を満たしかつ溜め部を少なくとも部分的に満たしている漏れ検出用液体と 、溜め部内の液体の液位の降下を検知する装置と、上記液位の降下の検知に応答 して信号を発生する装置とを備えていることを特徴とする漏れ検出装置。 国際調査報告 Ａ、ＮＮＥＸ　Ｔｏ　ＴＨＥ　ＩＮＴＥＲＮＡτｌ０ＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＥ ＰＯＲＴ　０ＮＵＳ−Ａ−３３３５９０４Ｎｏｎｅ

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．地下で使用するのに特に適した二重壁タンクにおいて、半径方向に間隔をへ だてた円筒形の内側壁部および外側壁部を備え、これらの壁部は両壁部間に配置 された軸線方向に間隔をへだてた環状中空リブに接合され、該中空リブの空間は リブ間および円筒形壁部面の空間とに連通していることを特徴とするタンク。
2. ２．地下で使用するのに特に適した二重壁タンクにおいて、全体的に円筒形の内 側壁部と、内側壁部を包囲しかつ内側壁部から半径方向に間隔をへだてている全 体的に円筒形の外側壁部と、円筒形内側壁部の両端部をそれぞれ閉じる一対の対 向した内側両端キャップと、円筒形外側壁部の両端部をそれぞれ閉じる一対の対 向した外側両端キャップと、内側壁部と外側壁部との間に配置されかつ両壁部に それぞれ接合された軸線方向に間隔をへだてた複数の環状中空リブとを備え、該 中空リブの空間はリブ間および内側壁と外側壁との間の空間に連通していること を特徴とするタンク。
3. ３．地下で使用するのに特に適した二重壁タンクの製造方法において、第１のタ ンク半部の全体的に円筒形の内側壁部および内側端キャップを形成し、上記内側 壁部に軸線方向に間隔をへだてた複数の環状中空リブを形成し、中空リブ各々の 両側部に弧状に間隔をへだてた孔を形成し、基部シート材料を隣接した対のリブ 間の空間をまたがるようにリブに付け、外側端キャッププレフォームをリブのう ちの１つの対応端部に入れ子式関係で付け、基部シート材料上に全体的に円筒形 の外側壁部を形成し、外側端キャッププレーフォーム上に外側端キャップを形成 し、タンク半部の開放端に隣接する１つのリブを切り離して外側壁に張出し部分 を作りかつ第１タンク半部を完成し、上述の工程を繰返して第２タンク半部を完 成し、両タンク半部の一方に係員専用路を設け、そしてタンク両半部を互いに隣 接する開放端部で互いに固着することを特徴とする方法。
4. ４．内側および外側円筒形壁部、内側および外側端キャップ、および環状中空リ ブはガラス繊維強化プラスチックで形成されていることを特徴とする請求の範囲 第２項に記載のタンク。
5. ５．端キャップ間の空間および内側壁部と外側壁部との間の空間にリブ間および 中空リブ内の両方に漏れ検出用液体を収容し、該漏れ検出用液体は漏れ検出シス テムの一部を形成することを特徴とする請求の範囲第２項に記載のタンク。
6. ６．外側壁部用の基部シート材料はガラス繊維スクリムであることを特徴とする 請求の範囲第３項に記載の方法。
7. ７．請求の範囲第２項に記載の二重壁タンク用の漏れ検出装置において、タンク より上の溜め部と、該溜め部の内側をタンクの内側壁部と外側壁部との間の空間 に連結する導管と、中空リブの空間、リブ間の空間、端キャップ間の空間および 導管を満たしかつ溜め部を少なくとも部分的に満たしている漏れ検出用液体と、 溜め部内の液体の液位の降下を検知する装置と、上記液位の降下の検知に応答し て信号を発生する装置とを備えていることを特徴とする漏れ検出装置。