JPS62502340A - マラリアに対するワクチンに使用するための免疫性抗体一担体蛋白質の複合体 - Google Patents

マラリアに対するワクチンに使用するための免疫性抗体一担体蛋白質の複合体

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JPS62502340A JP61502267A JP50226786A JPS62502340A JP S62502340 A JPS62502340 A JP S62502340A JP 61502267 A JP61502267 A JP 61502267A JP 50226786 A JP50226786 A JP 50226786A JP S62502340 A JPS62502340 A JP S62502340A
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ヌツセンツヴアイグ,ヴイクター エヌ
ザヴアラ,フイデル ピー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 マラリアに対するワクチンに使用するための免疫性抗体−担体蛋白質の複合体 技術分野 米国政府は、政府の国際開発機構からの許可番号DPE−0453−C−00− 2002−00及び保険人類サービス省の許可番号5R01−AI−17429 −03の効力に基づき本発明における権利を有するものである。
本出願は、 (a)1984年8月21日に発行されたマラリアワクチンと題するNusse nzweig、 R,らの米国特許第4.466.917号: (b)1984年1月27日に出願された“保護ペプチド抗体”と題するHli s、J、らの発明であって、譲受人の同時係属米国特許出願用574.553号 ; (c)1984年7月23日に出願された“熱帯熱マラリア原虫C8(Plas modium falciparm Circumsporozoite )に 応答する保護ペプチド抗体”と題するEllis、J、らの発明であって、譲受 人の同時係属米国特許出願用633,147号:(d)1984年10月26日 に出願された“C8蛋白質の交差反応性及び保護エピトープと題するVerga ra、 Ll、らの発明であって、譲受人の同時係属米国特許出願用649.9 03号:及び (e)1985年1月28日に出願された“C8表面蛋白質の免疫支配エピトー プと題するhussenzwerg、 v、らの発明であって、譲受人の同時係 属米国特許出願用695.257号 の全開示を引用することによって包含させたものである。
本発明は、マラリアに対する保護免疫性を付与するために有用な抗体と担体蛋白 質との複合体に関するものであり、更に詳しくは、マラリアのスポロゾイト段階 に対して保護免疫性を付与するために有用なペプチドと担体蛋白質との複合体に 関するものである。
背 景 技 術 比較的少囚のX線を照射したスポロゾイトを習歯類、霊長類及びヒトに接種する と保護免疫を生ずることが知られている。
免疫は、期待異的(stage−specific) (即ち、それはマラリア のスポロゾイト段階に対しては保護するが、血液段階に対しては保護しない。〕 であり、多くの例にあっては、種特異的(species−specific)  (即ち、単一の種のスポロゾイトに接種すると、通常その種に対してのみ免疫 を付与する。〕であるが、系統特異的(strain−specific )  (ある特定の風土病地域において発生するある種のスポロゾイトを接種すると他 の風土病地域において発生するそれと同一種のスポロゾイトに対して免疫を付与 する。〕ではない。
X線を照射した同一種のスポロゾイトで免疫化された宿主(host)であれば いかなる宿主であっても、それに由来する抗血清を有するスポロゾイト種は全て 、インキュベーションにより尾状の沈殿をスポロゾイト表面に形成する結果とな ることもよく知られている(この反応は、゛サーカムスボロゾイト沈殿反応”又 は“”csp反応”として知られている。)。そして、かかる反応によりスポロ ゾイト感染性を完全に中和(IO3S)させる結果ともなる。
これら抗−スポロゾイト抗血清の標的抗原は、モノクロナール抗体によって同定 されており、通常、スポロゾイト膜の全表面を被覆するが、抗体と反応(交差結 合)するポリペプチド類(サーカムスボロゾイト表面−又はC8−蛋白質)に属 する。
公知の°C8蛋白質は全て、強い免疫支配性反復エピトープを包含する。これら エピトープに対するモノクロナール抗体は、生体内(in vivo )におい ても生体外(in vitro)においてもスポロゾイト感染性を中和する。
熱帯熱’?7!J7原虫(P、 falciparum)のC8蛋白質、ヒトマ ラリア種に対応する遺伝子は、既に、クローン化されている。
この免疫支配性エピトープは、H−(Asn−Ala−Asn−Pro )3− 0f(−・・連鎖からなり、(NANP) 3としても表わされる。このエピト ープは、世界のあらゆる風土病地域にお(プる熱帯熱マラリア原虫種において見 出され、C8分子として表わされることも多い(Eneaら、1984. 5c ience + 225 、 628 HDameら、1984゜5cienc e : 225 、593 ; Zavala、F、ら、Fed、Proc、  43 : 1808゜1984及びJ、 Immunol、印刷中)。
これら研究の究極的目標は、マラリアに対する予防ワクチンを開発することであ る。
かかるワクチンは、前記(又は後記)免疫性において有効なばかりでなく、免役 性を付与すべき人が多いことからも、容易にかつ人聞生産で廉価に製造する必要 がある。
発 明 の 開 示 熱帯熱マラリア原虫C8蛋白質と担体との免疫支配性エピトープからなるペプチ ド複合体が抗体のin vivoにおける高力価を生じさせるのに有効であるこ とが発見されている。これら抗体はスポロゾイトを認識し、過激なC2F反応に よってin vitrOにおけるスポロゾイト感染性を中和する。かかるペプチ ドは、好ましくは、H−(Asn−Ala−Asn−Pro )3−OHであり 、(NANP ) 3と表わすこともできる。即ち、アミノ酸遠鎖NANPが並 列して三度繰り返されてなるドデカペプチドである。担体は、好ましくは、チタ ヌストキソイドである。
世界の風土病地域に由来するヒト血清中の抗体の大部分又は全ての抗体が合成ペ プチド(NANP) 3を認識することもまた発見されている。かかる事実は、 更に、(NANP) 3が実際に熱帯熱マラリア原虫C8蛋白質の反覆エピトー プを正確に表わしているという考えを支持するものである。したがって、本発明 の複合体は、マラリアに対する保護ワクチンの開発において有用である。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
図面の簡単な説明 第1図〜第3図は、本発明に従う複合体で免疫化された兎に由来する相互血清希 釈液に対する免疫放射分析において観察される1分間当りの放射活性のカウント 数をプロットしたものである。
第4図は、流体層中の(NANP) 3の存在濃度を増大させる場合の本発明の 複合体に対して生起される兎の抗th清の免疫放射分析の結果をプロットしたも のである。
第5図は(a)熱帯熱マラリア原虫のスポロゾイト抽出物:(b)完全なFre undアジュバントを有する本発明の複合体:(C)正常な兎の血清;及び(d )不完全なFreundアジュバントにおける本発明の複合体に対して生起する 兎の抗血清によって生ずる熱帯熱マラリア原虫のウェスターンブロッティング( Western 810tting)の結果を表わす。
第6図は、熱帯熱マラリア原虫(Plasmodium faciparum) 及びPIasn+odiuIIlbergheiスポロゾイト抽出物の存在濃度 を増大させた場合に本発明に従う複合体に対して生起する兎抗血清の免疫放射分 析の結果をプロットしたものである。
第7図は、ヒト被検体の年齢に従う風土病地域出身のヒトにおける(NANP)  3とポジティブな血清反応との割合を表わすものである。
第8図は、第7図を作成するために用いられた同一のヒト血清の免疫放射分析の 結果のヒストグラムであり、かかる分析は流体層中で拮抗する(NANP) 3 又は他のペプチドの存在下又は不存在下において行なった。
発明を実施するための最良の形態 本発明の複合体は、兎、マウス及びアオタスモンキーの免疫処置、即ち、これら の複合体をFreundのアジュバントに完全に乳濁させるか又は不完全に乳濁 させるかによって、抗−熱帯熱マラリア原虫のスポロゾイト抗体の高力価を生成 することが発見されている。かかる複合体は、アジュバントが存在しなくとも兎 に抗−スポロゾイト抗体を生起させた。
本発明の複合体に対して生起した抗体の多くは、熱帯熱マラリア原虫のC8蛋白 質を認識し、低濃度(約0.2μ97m1l以下)でin vitroにおいて スポロゾイト感染性を中和する。
抗体の力価は、注射される抗原の量とともに増大する。
風土病地域に由来するヒト血清中のスポロゾイトに対する抗体の多くは、(NA NP) 3と反応し、熱帯熱マラリア原虫のC8蛋白質エピトープが系統特異的 でないことが確認される。したがって、かかるエピトープは、系統特異的な抗体 に対して生起することはないものであろう。
それ故に、本発明の複合体は、マラリアワクチン、特に種々の地域においてヒト を免疫化するために用いることのできるマラリアワクチンを開発するための佼れ た候補である。
本発明の複合体は、(NANP) 3とチタヌストキソイドとの接合(conj ugation )によって調製される。チタヌストキソイドは、担体蛋白質で あることに加えて、本来、免疫剤である。しかしながら、用いることのできるか かる担体はその他数多い。
例えば、ジフテリアトキソイド(数多くの市販源:ニューヨーク州バールリバー 所在のレーデルラボラトリーズ;オハイオ州シンシナチ所在のメレル・ダウ・) 7−マソイテイカルズ;インシアナ州インジアナポリス所在のエリ リリイー  アンドカンパニーズ社等から入手可能である。)、その他の蛋白質及びかかる目 的に対しよく知られているポリサツカロイド並びにリジンとアルギニン群からな る合成ペプチド及びポリマー。これらの他の担体を使用すると、有効な複合体が 生起する可能性が十分にあることが期待される。
以下に記載するある例においては、複合体は、カップリング剤としてグルタルア ルデヒドを用いてWltJされる。しかしながら、他のカップリング操作も容易 に利用することができ、例えば水溶性のカルボジイミド(J、Boil、Che Ill、 242 、2447〜2453 、1967) 、ごスージアゾベン チジン〔続いて、(NANP) 、のN−末端に特別のチロシン残基を付加する (米国科学アカデミ−誌、77 : 5197−5200.1980) )又は マリイミドベンゾイル−N−ヒドロキシ−スクシンイミドエステル〔続いて、( NANP)3のN−末端に特別のシスティン残基又は他のスルフヒドリルを付加 する(米国科学アカデミ−誌、78 : 3403〜3407.1981参照) 。〕を用いることもそのひとつである。本発明の特に好ましい実施態様にあって は、ペプチドのN−末端にシステイン残基を付加し、カンプリング剤としてマリ イミドベンゾイル−N−ヒドロキシ スクシンイミドエステルを用いる。
本発明においては、Freundの完全(及び不完全)アジュバントをアジュバ ントとして用いた。アジュバントの機能は、免疫性の応答を増幅することである 。ワクチン調製に用いるのに好適なアジュバントは、いかなるアジュバントであ っても、用いることができる。
本発明における結果は、ワクチン調製におけるアジュバントの存在が必須でない ことを示しているけれども、アジュバントは、複合体の免疫抗原性を増大させる のに有利であり、したがって、アジュバントを包含することが好ましい。その他 の好適なアジュバントとしては、リン酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、ム ラミルジペプチド又はその誘導体等がある。
本発明にあっては、更に、以下に、特に好ましい実施態様について記載する。し かしながら、当業者であれば、本明細書。
添付の請求の範囲及び補足的な図面において開示したような本発明の範囲又は精 神から離れることなく、種々の変形、付加及び変換が可能であることが容易に認 識されるであろう。
以下の実施例の目的とするところは、本発明を説明することであって、その請求 の範囲を何ら限定するものではない。
F:NANP のA び精シ ドデカペプチド(NANP) 3を)Ierrifield、R,B、の固相法 〔(1962)Fed、Proc、Fed、An+、Soc、Ex、 Biol 、、 21 : 412及びJ、 Chem、 Soc、、85 : 2149 参照。)によって合成した。
C−末端のアミノ酸残基Boc−Proをヒドロキシメチル−Pal−〔コポリ (スチレン−1%ジビニルベンゼン)〕樹脂支持体(Hichell、A、Rら によって1976 J、Am、Chem、Soc、 98 : 7357に開示 されているように、カリフォルニア州すッチモンド所在のバイオ−ラッド社から 入手される非誘導ポリスチレンから合成される。〕に結合させて、合成の際のペ プチド鎖のロスを防止する。
このようにして調製されたBoc−Pro−OCH2−Pam−樹脂(樹脂1g 当たり0.4ミリモル置換)2gを変形Beckman 990シンセサイザー (カリフォルニア州パロアルト所在のベツクマンインスツルメンツ社製)の反応 容器に入れた。合成は、カップリング工程を最適化するコンピュータを用いて行 った。
保護したドデカペプチド−樹脂を0℃で60分間HF−アニソール(9:1体積 /体積、10d)によりバッチ式で脱保護した。
開裂収率は、6NのHCRによる樹脂の逆加水分解を基準として91%であった 。粗製のペプチドの純度は、下記のような水性CF3 Co2H及びCH3Ct l成分系を用いて、逆相C−18カラム(カリフォルニア州へスベリア所在のヴ イタック社製4.6×250、am)上、高圧液体りOマドグラフィ(HPLC )により85%より高いことが測定された。100dの820と0.05tdノ CIh CO2N トラ含有Tル11i[液A、1F60d)H20、!:40 tirlf)CH3CNと0.05al!のCh CO2Hとを含有する溶離液 B0この系を、ウォーターズアソシエイッ社(マサチューセッツ州ミルフォード 所在)製のHPLCシステムにおいて、30分間、10%B〜85%B線型“勾 装置I!f!/1llinで溶離させた。検出は215nmで行い、主対称ピー クは11.4分に検出された。このピークは、粗ペプチド含徂の85%を集積し 、(NANP)3に対する正確なアミノ酸比を含有していた。
調製的な精製(601ftg)を、2.5X30cmのマイケルミラーカラム上 で低圧液体クロマトグラフィーにおいて行った。
溶離系は、溶離液A (712,5idのLo、37.5&!のC1’3CN及 ヒ0.375d(7)CF3CO2H) 7501dlと溶離液B(480dの H20、37、5m(7)Ch CN及(Fo 、 4m)CF3CO2H)  800a!からなっていた。この系を1.5d/minでF8tliさせた。L DCポンプにより、溶離液Bの線型勾配O〜100%において、5m!/n+i nで両分を集めた。検出は215rllOで行い、主要な対称ピークは両分43 〜57間で検出された。
この両分を集め、CF3CO2Hを澗NH40JCより中和し、CH3CNを減 圧で除去した。水性部分を凍結乾燥した。
精製したペプチドは、逆相高圧液体クロマトグラフィー(HPtC)において、 単一の対称ピークを与えた。アミノ酸分析において、ペプチドはAsp : A la : Pro比2.02 : 1 :0.99(理論比2:1 :1)を与 えた。調製的なスケール(preparative 5cale )の結果は、 シンセサイザーにおけるカップリング工程を最適化し、これによりコンピュータ のプログラムを作成するために用いた。
a : Ac−Cs−tlAt4P −OHUC5(NANP −0HBoc− Pro−ヒドロキシメチルー: 1の48oc−Pro−OH(20,6619 6ミリモル)とDCC(9゜89148ミリモル)をDMF中で1時間反応させ 、濾過し、生じた予備形成対称酸無水物を、4−ジメチルアミノピリジン(0, 586g:4.8ミリモル)の存在下、ヒドロキシメチルー樹脂(20g: 0 .8meg /9 ; 16ミリモル)に添加する。このスラリーを室温で24 時間振盪する。アリクラオート(約50R9)を封管中プロピオン酸/HCf  1:1 1mを用。
いて150℃で加水分解する。アミノ酸分析の結果、置換レベルは0.36ミリ モル/gである。この樹脂を、CH2C1z :ピリジン(400td: 12 .94d)中で撹拌し、塩化ベンゾイル(18,754160ミリモル)を添加 し、0℃で30分間撹拌を続け、更に室温で1時間撹拌する。反応混合物を濾過 し、CH2(J2 (3X350me)、DMF (2x350d)、C12C 1z (2x350d)、He0H(2X350Id)で洗浄し、減圧乾燥する と旦 21.69を得る。
Pro−ヒ゛ロ シ ルー1 Boc−Pro−ヒドロキシメチル−樹脂1 (21g:0.36mol /g : 7.56ミリモル)をCH2C12600ttdlで洗浄し、50%のTE A−CH2(J2300tdで1時間脱保護し、CH2Cf2300dで洗浄し 、再度、50%TFA −Ct12C12300tnlで20分間脱保護する。
反応混合物をCH2C12300mAで4度洗浄し、8%DIEA −CH2C 12300ridlで2度(各5分間) 、CH2Cl2300dで2度、2− プロパツール300dで2度、CH2C12300udlで6度洗浄することに より中和する。
Boc−へ5n−Pro−ヒドロキシメチル−63Boc −Asn−OH(7 ,02y、30.24ミリモル、4.0equiv、)を、CH2C1x 30 0−中でPro−ヒドロキシメチル−樹脂(2,7,56ミリモル)に添加し、 5分間激しく撹拌する。ジシクロヘキシルカルボジイミド 4ミリモル、 4. Oequiv.)を添加し、撹拌を60分間続ける。
ジイソプロピルエチルアミン(3Illiりを添加(体積で1%)し、撹拌を、 更に、15分間続ける。反応混合物を濾過し、CH2 (J2 300af!で 3度洗浄する。樹脂のアリクウォット(約1.51tg)を取出し、下記のよう なニンヒドリン反応でモニターする。
ペプチド−樹脂を小さな試験管にいれ、溶液A.B及びC〔溶液A : EtO 81 0d中ニンヒドリン500■;溶液B : EtOH2 0Oaf中フ工 ノール80g:溶液C:ピリジン100d中0.0018KCN2m)の各3滴 で処理する。試験管を95〜100°に5分間加熱し、ビーズ及び溶液を目視に より検査する。ニンヒドリン反応がポジティブであり、青色溶液又は青色ピース が得られれば、ペプチドカップリング反応が不完全であることが検出される。ニ ンヒドリン反応がポジティブであれば、全カップリング反応サイクルを繰り返す 。
^c−C s Dmb −Asn−Ala−Asn−Pro−Asn−Ala− Asn−Pro−Asn−Ala−Asn−Pro−ヒ゛ロ シメ ルー′″  4 Boc −ASJI−Pro−ヒドロキシメチル−樹脂3 (7.56ミリモル )をクラフトシェーカー(にraft Shaker)に付いた1000mの反 応容器に入れ、洗浄し、脱保護し、工程2において具体的に説明した中和操作を 行う。次いで、カップリング反応と洗浄とを、工程3において具体的に説明した DDC操作によりBoc−アミノ酸(又はHOBT−エステルを経由して)30 .24ミリモル( 4 equiv. )で下記に示す順序で行う。
1 11 Ala 11.5g DCClo 2 10 Asn 35.Og  HOBt−Ester3 9 Pro 22.0g DCC 4 8 Asn 21.Og HOBt−Ester5 7 Ala 11.5 g DCC 6 6 Asn 28.Oo HOBt−Ester15 7 5 Pro 1 9.5g DCC8 4 Asn 35.Og HOBt−Ester9 3  Ala 17.2g DCC lo 2 Asn 35.Og HOBt−Esterll 1 Cys(Dm b) 31.0(l DCC修飾したプロトコールを、1−ヒドロキシベンゾト リアゾール()IOBt)−ジシクOへキシルカルボジイミド(DCC)カップ リング操作に対して用いる。これらの場合、別のフラスコ中のDHF300ae にBoc−アミノ@ ( 4 equiv. )を溶解させ、1−ヒドロキシベ ンゾトリアゾール(5.09g,33.26ミリモル, 4.4equiv.) と45分間反応させる。反応混合物を(ジシクロへキシルウレアを除去するため に)濾過し、ペプチド樹脂に加え(これに先立って、DHF300mで洗浄し、 これに続いて、HOBt−エステルを添加する。)、1時間撹拌する。
洗浄サイクルは、DDC−カップリング操作のためのプロトコールに対しても、 その他の場合と同様である。11のカップリング反応及び最終的な50%TFA  CH2 Clzによる脱保護が完了した後、CysのN アミノ酸を無水酢& i(150Id):ピリジン(150m)の溶液で1時間アセチル化する。
ペプチド−樹脂4は、CH2 Cjz 3 0 0rnllで最終的に4度洗浄 し、減圧乾燥すると4 20.59を生成する。
AC−CS−ASn−^I a−A sn−P ro−As n−A I a− Asn−P ro−Asn−A I a−As n−P r潤|O H Ac−C s NANP −OH 5ペプチド−樹脂4の一部(10.59 )をHF反応容器に入れ、ジチオエタン10.5dを添加する。液体HF(94 .5#11りを反応容器内に凝縮させ、撹拌を0℃で1時間続ける。減圧下での 蒸発乾燥に続いて、残漬をEtoAc 5 0 0 d.で処理し濾過する。
沈殿をTEA各80rdで4度抽出し蒸発させる。オイル状の残漬を無水エーテ ル300mg4度すりつぶし、減圧乾燥すると粗製の旦 1.989を得る。
粗製の旦 1.98gをHF0(0.1%TFA含有)30Ill!!に溶解し 、0.8μのType AAミリポアフィルタ−で濾過し、0、45μのTyp e HAミリポアフィルタ−で再濾過する。濾液(総体積45d)をヌクレオジ ル(Nucleosil ) (:、TB逆相カラム( 2 、 5 4 X  2 5 cm ) (予め5%のアセトニトリル(0.1%TFA含有)−HF 0 (0.1%TFA含何ンで平衡にさせたもの)に載せる。このカラム°を、 グラディエンドマスター( Gradient Master )とスペクトロ モニター■ディテクター(SpeCtromonitor ’fJJ Dete ctor )とを具備したLDC :IンスタメリックI[ G (LDC C onstameric If G)及びLKBフラクション コレクター(1に B Fraction Collector)を用いて5%アセトニトリル〜2 5%アセトニトリルの線型勾配のアセトニトリル(0。
1%TFA含有)−水(0.1%TEA含有)からなる溶媒系で流速5Ini/ minで溶離する〔セッティング二波長:215nm:レコーダスピード: 1  m/min ;感度: 2. OAUFS:フラクション:1min (5d )/フラクション)。
アリクウォットを、グラディエントマスタースベクトロモニター1[ (Gra dient Master Spectromonitor l[ Detec tor )とミクロメリティックス 725 オートインジェクター(Hicr omeritics 725 Autoinjector)とを具備したLDC  :lンスタメトリック l[ G ( LDC Constametric  ■G)を用いてHPLCで分析する〔セッティング二波長:206nmH力ラム :ジクロゾルブ( Lichrosorb) RP − 8 ( 5μ);溶離 液ニアセトニトリル−〇. 1)4 HCjOa (pH2. 5) ;勾配二 線型,8%〜20%アセトニトリルで20分;感度:Q, 2AIIFS)。生 成物は55〜65両分中に現われ、これを合わせて蒸発させ、凍結乾燥すると純 生成物577〜が得られる。サイドバンド(画分50〜54及び66 〜70. 421mg)も得られる。収量: 9 1 4mg(19.6%)。
アミノ酸分析(6HHCj:150°、Ih ):Asp、5.85:pro、 3.02.Ala、3.11 :Cys、1.13〔α) −163,9° ( Ω 0. 86. 0. 2N Ac0II)(+)FABマススペクトロスコ ピー(6にv):計算値 Cs3H81N1902o、 S 1352.56測 定値 1352 H−NHRスペクトロスコピー(DH3O−d s ) : 1.18 (3H 。
d、J=7Hz、AIaのCH3>、 1.22 (6N 、 d 、 J = 7Flz。
AIaの2XCH3) 、 1.89 (3H、s 、 NAC)HPLC分析 二カラム、 Lichrosorb RB −8(5μ):溶離液、 (A)  0.18 HCRO4(1)82.5) (B)アセトニトリル5%(B)〜1 5%(B)の30分線型勾配検出、206μm。
測定純度 95%以上(保持時間=23分)H−C5−ASn−^1a−八5n −Pro−Asn−A Ia−ASn−Pro−ASn−A Ia−八5n−P ro−OHC5(NANP −0ff 6 50%TFA−CL Cf 2で脱保護したがN −アセチル化していないペプ チド−樹脂(ユから)の1g部分をHF開裂させ、互におけると同様にワークア ップした。収量:192111#粗生成物を旦におけると同様にしてHPLCで 精製した。混合物をNucleosil Cy3逆相カラム(2、54X 25  cm )に載せ、このカラムをアセトニトリル(0,1%TEA含有)・−水 (0,1%TFA含有)からなる溶媒系で7%アセトニリル〜22%アセと全く 同様にしてモニターした。生成物は画分86〜93に現われ、これを集め、蒸発 させ、凍結乾燥するとCys(NANP) 3−OH61,211?9(0,0 47ミリモル、12.7%)が得られた。
サイドバンド(画分84〜85及び94〜97.19.2■)も得られた。全収 率:15.5% 生成物は、前述したHPLCシステムで均一 (保持時間:18分)であること が示され、予想されるアミノ酸絹成(68HCf−丁GA:110° :24h )が得られた。
Asp 、 5.96+Pro 、 3−13 :AIa 、 3−07・ 2 :、−、i フランス国パリ所在のバスツールインスティチュート(Pa5teur In5 titute )によって得られた流体のチタヌストキソイド(TT)を蒸留水 に対して48時間透析し、凍結乾燥した。ヒトのワクチンとして使用するのに好 適な、部分的に精製したチタヌストキソイドもノースカロライナ州トライアング ルパーク所在のバロットウェルカムリサーチ(Burroughts Well come Re5earch)又はペンシルバニア州フィラデルフィア所在のア ムホームブロダクツコーポレーション(Am、Home Products C orp、 ) (7)ワイスラボラトリーズディ7 (Wyeth rabor atories Dir)から市販されている。
TT (1m9/rail )と(NANP) 3 (1!rtg/d) ト( D等体積ヲa合した。0.37%のグルタルアルデヒド水溶液を添加して最終濃 度を0.02%とした。室温で6時間インキュベートした後、混合物を蒸留水に 対して48時時間分透析し、凍結乾燥した。
重合したトキソイド及びペプチドは68〜80暑簗%回収した。
調製物は、HPLC分析により、遊離のペプチド含有率が1%以下であった。
得られた物質をリン酸緩衝生理食塩水(1)117.4)2dに再懸濁し、冷蔵 庫中に保存した。
ふたつの抗原ロフトはこのようにして調製され、Freundのアジュバント( 完全又は不完全)の存在又不在において1.0又はO,IIngの蛋白質を有す る兎群を免疫処置するために使用した。
y63:処 兎(2〜2.57(y>の後足パッド及び大腿裏側の筋肉内に、実施例2のワク ヂン調製物総量2dを、一方はFreundアジュバント(完全及び不完全)に 乳濁させ、他方はPBSに稀釈して注射した。注射した蛋白質の総量は兎−四当 たり1Hg又は0.1■であった。アジュバントを使用しない場合には、同mの ワクチンブースターを、最初の注射から2週間後皮下投与した。アジュバント混 合物は実施例2において記載した等体積のワクチンを(2■/dの濃度で)アジ ュバントに乳濁させることにより調製した。
兎は免疫処置の後4週間で出血した。
−4: )析(IRHA フレキシブルなポリ塩化ビニル製のマイクロタイタープレート(IniCrOt iter plate)で50μg/mgの牛血清アルブミン〔放射−免疫分析 規格、ミズリー州セントルイス所在のシグマケミカルカンパニーインク(Sig ma Chemical Co、1nc、)社製〕150μノを37℃で4時間 インキュベートした。リン酸緩衝生理食塩水(+)87.4)で装置洗浄した後 、100μg/d(NANP) 3と0.25体積%のグルタルアルデヒドとを 含有する溶液20μノをウェル毎に入れ、室温で2時間インキュベートした。こ のウェルをPBSで3度洗浄し、1%の牛血清アルブミン(BSA)と0.58 のエタノールアミンとを含有するPBSl 50uJ トトモに:l]H7,5 (PBS−BSA−Eth緩衝液)チー晩インキュベートした。
兎の血清試料(注射後4週間で得られた。)を、0.5%のTween −20 を含有する緩@ PBS−BSA−Ethで稀釈し、この30μノを各ウェルに 入れる。室温で1時間インキュベートした後、各ウェルを、0.5%Tween  −20(プラウエア、ウィルミントン所在のアイシーアイアメリカインク(I CI America Inc、)製〕を含有するPBS−BSA−Ethで3 度洗浄し、非結合物質を除去した。
125〔工〕で標識した親和性精製山羊抗−兎免疫グロブリン(インシアナ州エ ルクハート所在のマイルスーイエダ製)30μ、f(7X10’カウント/分) を各ウェルに入れ、結合した抗血清を標識した。各ウェルを洗浄し、カットして カウントした。
免疫放射分析の結果を第1図〜第3図に示した。
第1図において、抗体力価(IRHAにおいて1103cpを与える血清稀釈液 として定義される。>i、ooo〜10.000が不完全なFreundアジュ バントにおいて抗原((NANP) 3−TT)1Rgで免疫処置された兎6匹 に見い出された。複合体ワクチンロットはともに同様に有効であることがわかる 。ロット1の兎の抗血清は、第1の兎に対する白丸、第2の兎に対する黒マル及 び第3の兎に対する白い正方形で表わされる。ロット2の兎の抗血清は、熱い三 角形、白い直立した三角形及び白い逆三角形でそれぞれ表わされる。
完全なFrcundアジュバントにおける(NANP) 3−TTで免疫処置す ることによって得られた抗血清を用いて行われた免疫放射分析の結果は同様であ った(図示せず)。
予備免疫性兎血清を用いるコントロール免疫放射分析はネガティブな結果(バッ クグラウンド上30CI)m)を与えた。
第2図は、抗体((NANP) 3−TT) 0.11ngをFreundのア ジュバントとともに3匹の兎に注射した場合に得られる抗体力価を示す。血清力 価は320〜80であった。予備免疫性兎血清はネガティブであった。
第3図は、抗体0.11ffをFreundアジュバントを存在させることなく 注射した場合に得られる抗体力価を示す。力価は80〜iQcpmの範囲であっ た。更に、予備免疫性兎血清もネガティブであった。プレートをペプチドのみで 被覆した場合には、反応性は観察されなかった。残留した血清の力価は、免疫処 置接受なくとも10週間は実際上変化しなかった。
上記結果によれば、チタヌストキソイドと接合した( NANP )3を、好ま しくは、アジュバントに乳濁させて用いると効果的な免疫処置を起こすことが可 能であることがわかる。生成される抗体の俤は、注射した抗原の岸とともに増大 する。ドデカペプチド(NANP) 3を認識する抗スポロゾイト抗体は、アジ ュバントが存在しなくとも生起する。
宇 15: 接・な 実施例4の免疫放射分析において用いたのと同じ兎の血清を、熱帯熱マラリア原 虫のグルタルアルデヒド−固定スポロゾイトの表面膜との反応性に対しても分析 した。
免疫蛍光分析は、Nardin、E、旧らの(1979) 5cience 2 06:597において開示されている。固定した寄生体調製物は、0.1%のグ ルタルアルデヒドを用いて室温で10分間インキュベートすることによって得ら れた。このスポロゾイトを洗浄し、3〜5X10”/dの濃度に再懸濁した。ス ポロゾイトを多重ウェルスライドに分散し、風乾し、−70℃で貯蔵した。 こ の結果を要約して第1図〜第3図に挿入する。抗体力価(免疫蛍光法によって得 られた)とrRHAにおいて得られた抗体力価との相関関係はSpearman のランク相関係数により極めて顕著(+)<0.001)であった。
6: に ぼす NANP の (NANP) 3の濃度を増加させてインキュベーション混合物の抗血清に添加 した以外は実施例4の分析を繰り返した。
本発明の複合体に対する兎の抗血清の一定(1/1,000>の稀釈液を、(N ANP) 3の血清による稀釈液を用いてインキュベートした。(NANP)  3は兎の抗−複合体抗血清とウェルに結合した(NANP)3との間の免疫化学 反応を効果的に抑制する。
結果は、第4図に示したように、ペプチド−抗血清反応の特異性を示す。
更に、活性なC8蛋白質と反応した抗−複合体抗体の割合を測定するために免疫 放射分析を行った。
この分析においては、熱帯熱マラリア原虫スポロゾイト抽出物の濃度を増大させ て存在させ、複合体に対する兎の抗体の一定の稀釈液(1/100)を用いた。
第6図において示したように、抗体の結合した(NANP) 3との反応性は、 約30%のコントロール(スポロゾイト抽出物のない)濃度に減少した。このこ とは、抗−複合体抗体の反応性の70%が熱帯熱マラリア原虫のC8蛋白質によ って吸収されたことを意味する。この抑制効果は、プラスモチイウム ベルガイ (Plasmodium berghei )のスポロゾイト抽出物では観察さ れないので、特異的であった。
−:ニスターン ブロツテイン (Western Blottin抗−複合体 抗血清のO8蛋白質及びその前駆体との反応性を測定するために−estern  Blottingを用いた。
Western Blottin(+は、以下のようにして行った。
スポロゾイト抽出物を10%の硫酸ドデシルナトリウムアクリルアミドゲル中で 電気泳動させた。分離された蛋白質を電気泳動的にニトロセルロースに移動させ た( Towbin、 H,らによりElectrophoretic Tra nsfer of Proteins from Polyacrylamid eGets to N1trocellulose 5heets (米国H学 アカデミー誌か:4350〜4354 (1979) )に開示されている如く 。)。このニトロセルロース紙を5%のBSAと10%の正常山羊血清とを含有 するPBSを用いて37℃で2時間飽和させた。種々のレーンを切り取り、各レ ーンを以下のようにインキュベートした=(1)全熱帯熱マラリア原虫抽出物に 対する兎の抗血清とともに;(2)抗−((NANP) 3−TT) (完全な Freundアジュバントを用いた免疫処置による)とともに;(3)正常な予 備免疫兎血清とともに;及び(4)不完全なFreundアジュバントで免疫処 置された抗−((NANP) 3−TT)とともに。全熱帯熱マラリア原虫スポ ロゾイトに対する抗血清はコントロールとして用いた。
1%BSAを含有するPBSで十分に洗浄した後、このストリツ温で2時間イン キュベートした。ストリップを洗浄し、乾燥し、オートラジオグラフィにさらし た。結果を第5図に示す。ふたつのトップハンドはC8蛋白質の細胞膜内前駆体 (67,000Hr)と膜(5,80008r)形態に相当する。更にいくつか の低Hr(恐らくは蚊由来1*の)の未同定の抗原が全熱帯熱マラリア原虫スポ ロゾイトに対する抗血清によって出現する(レーン1)〔尚1*は熱帯熱マラリ ア原虫スポロゾイトに感染した蚊の唾液腺に由来する粗製の夾雑物によって兎が 免疫処置されたことによる。〕。予想された如く、抗−熱帯熱マラリア原虫活性 はレーン3には存在しなかった。
8: −A 9によるスポロ−イト 和使用した操作は、Hollingdal e、H,R,らによってJ、 Imn+uno1. 。
132:909に開示されている。
−匹の兎の血清に由来する免疫グロブリンをジエチル−アミノ−エチルセルロー ス(DEAE−Cat 1ulose)上のりOVヒトラフイーにより精製し、 Hollingdaleの操作(J、Iuunol、 132 :909 (1 984))に従って、スポロゾイトのin vitroニおける中和実験に用い た。パライサイトは、熱帯熱マラリア原虫の血液工程の培養物を供給する膜によ って感染した実験室養育蚊の唾液腺から得られた。唾液腺を熱不活性化したヒト 血清中に集め、すりつぶして破壊し、カウントした。実験は全て、ヒトのへバト ーム〔メリーランド州ロックビル所在のアメリカンタイプカルチャーコレクショ ン(American Type Cu1ture Co1tection)か ら入手されるHett G2−AIG)細胞で行い、1%のヒト血清を加えたE aQleの最小必須媒体にューヨーク州グランドアイランド所在のGIBCO社 製)中で培養した。
結果を下記第1表に要約した。
第 ■ 表 この表から明らかなように、免疫性兎1gGは投与量依存性のパラサイトの成長 を抑制した。全IQGが2μ9/rd以下のような低濃度(このうち10%以下 が(NANP) 3特異蚊抗体である。
〕であっても極めて強い中和(40〜80%)が生じた。抗−複合体抗体を、吸 着剤として(NANP) zを用いる免疫親和性クロマトグラフィーによりその IgGから除去する場合には、パラサイト成長における抑制は観察されなかった (実験#4)。IgG画分からの抗ペプチド抗体の除去は、実施例4の方法に従 い、免疫放射分析によって確認された。
:ヒトー による、 熱マラリア、 に・ る NANPL夏塁1 ヒト抗体も熱帯熱マラリア原虫C8蛋白質の反復エピトープを認識するかどうか を測定するために、かかる抗体の(NANP)3との反応性を試験した。
西アフリカ、(風土病地域)のガンピア人58検体の血清とニューヨーク市の健 康な血液供与者29検体(非風土病地域)からの血清とを、(NANP) 2を 認識する抗体の存在についてIRHAにより分析した。第2の抗体を125(I )で標識し、アフィニティー精製した兎 抗−ヒトIgG (特異活性的5x1 07cpm/μg)を用いた以外は実施例4の分析を使用した。
免疫グロブリンクラスを測定するために第2の抗体を用いた=125〔■〕で標 識し、アフィニティー精製した山羊 抗−ヒトIga (ガンマ)又は抗−ヒト I(1N (ミュー)は、いずれもメリーランド州ガイチルスパーク所在のカー クガードアンドベリーラボラトリーズ(Kirkegaad & Perry  Laboratories)社製。
抗体のウェルに対する非特異的結合を、ウェルから(NANP)3を除去するこ とによって得られる各個々の血清試料について測定した。コントロールウェルに おけるcpmの数は、300〜800 (1/10の血清稀釈液について)であ った。非特異的cpmを実験結果から差引いた。その差(特巽的結合)がCpl である。
正常な血清の10倍稀釈した平均cpmは、259±155であった。この値、 プラス又はマイナス−3標準偏差(724CDI)を正常な領域と定義した。
分析結果を第7図にプロットする。
風土病地域におけるポジティブな血清(cpm>724)のパーセンテージは年 齢とともに増大し、子供(1〜14才)では25%であって、34才以上の大人 では84%である。最もポジティブな血清は1/200以上の力価を有した。抗 体のタイプはIQGであった。
抗血清−(NANP) 3の反応の特異性は、実施例4の抑制分析、即ち、抗血 清の(NANP)3を用いる予備免疫(50μg/d)によって試験した。結果 を第8図に示す。
抗体ペプチド結合は、流体層における(NANP) 3の存在により完全に抑制 された。これとは対照的に、無関係な合成ドデカペプチドが存在すると(P、  Knowlesiの反復エピトープに相当する。)、抗血清−(NANP) 3 結合をうまく抑制できなかった。
10 : か = IFA 熱帯熱マラリア原虫の表面膜に対するヒト抗体のIFAによる検出は、実施例5 の方法に従って行った。この目的は、(NANP)3を認識しないヒト抗体の割 合を知ることである。
20才以上のマラリア風土病地域に生存する個々の抗体からランダムに選択した IRHA−ネガティブ及びTRHA−ポジティブ血清について、拮抗(NANP ) 3の存在(50μy/d)又は不在において抗体のスポロゾイトに対する特 異性を試験した。結果を下記第■表に要約する。
第 ■ 表 G、2. 9201 4096 3201DA 4851 1280 <20 8017 3539 640 <20 7930 3501 640 <20 7979 3311 640 <20 7973 2735 320 <20 P−22473320<20 P−52024320<20 8012 1765 640 <20 正常 163 〈10 N、 0゜ 7981 168 (10N、0゜ 8074 133 20 N、D。
7878 96 く10 N、D、 P−1275<10 N、0゜ 8312 72 <io N、D。
P−11−13<10 N、0゜ 8286 −91 20 N、0゜ 7907 −103 <10 N、D。
免疫放射分析の結果は、IFA (p<0.001 )の結果と極めて相関関係 にあった( spearmanのランク相関試験)。(NANP)3が存在する とTRHAポジティブな血清の力価を実質上減少させた。
実施例9及び10の結果は、免疫放射分析(及びそれ故に、熱帯熱マラリア原虫 の表面抗原のみを認識する。)によって検出されるヒト抗体の大部分が、事実上 、熱帯熱マラリア原虫のC8蛋白質の免疫支配性エピトープに対するものであり 、(HANP) 、をa Hした。これらの結果もまた、ヒトにおけるC8蛋白 質の反復エピトープの強力な免疫支配を強調するものであった。
これらの8−細胞゛は、1次免疫を与えるか、風土病地域に生存する各人の天然 免疫を増進するための合成ペプチドワクチンに対する応答を可能とすることが期 待される。
F1a 1 m嘴手状度の蓮数 F1a 2 5,120 1.280 320 80 20血浦諭g度の逆数 F1a 3 m潰諦穀度の逆(文 Flに、4 流体1中f> (NANP)3 L1g/mlF/に、6 #3お掬中のλボロソイト較 Δcpm(幻o−3) F/6.8 国際調査報告

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.熱帯熱マラリア原虫のサーカムスポロゾイト蛋白質の免疫支配性エピトープ に対応するアミノ酸連鎖と、ワクチン調製に用いられる担体蛋白質群から選ばれ た担体蛋白質とを有してなる免疫性ペプチド複合体。
  2. 2.前記エピトープが、本質的に、アミノ酸連鎖【配列があります】の並列反復 からなる請求の範囲第1項記載の免疫性ペプチド複合体。
  3. 3.前記ペプチドが化学的に合成された請求の範囲第2項記載の免疫性ペプチド 複合体。
  4. 4.前記ペプチドが、アミノ酸連鎖【配列があります】を有する請求の範囲第3 項記載の免 疫性ペプチド複合体。
  5. 5.前記担体蛋白質が、ジフテリアトキソイド,チタヌストキソイド及びリジン ,アルギニン又はこれらの組合わせを含有するアミノ酸の合成ランダムコポリマ ーからなる群から選ばれる請求の範囲第1項記載の免疫性ペプチド複合体。
  6. 6.前記ペプチドがチタヌストキソイドである請求の範囲第4項記載の免疫性ペ プチド複合体。
  7. 7.本質的に請求の範囲第1項記載の免疫性ペプチド複合体からなる熱帯魚マラ リア原虫パラサイトに対するワクチン成分。
  8. 8.本質的に請求の範囲第2項記載の免疫性ペプチド複合体からなる熱帯熱マラ リア原虫パラサイトに対するワクチン成分。
  9. 9.本質的に請求の範囲第4項記載の免疫性ペプチド複合体からなる熱帯熱マラ リア原虫パラサイトに対するワクチン成分。
  10. 10.本質的に請求の範囲第6項記載の免疫性ペプチド複合体からなるマラリア に対するワクチン成分。
  11. 11.前記エビトープが、本質的に、C末端からN末端に向けて、アミノ酸連鎖 【配列があります】の並列反復からなる請求の範囲第4項記載の免疫性ペプチド 複合体。
  12. 12.前記ペプチドが化学的に合成された請求の範囲第11項記載の免疫性ペプ チド複合体。
  13. 13.前記ペプチドが、N末端からC末端に向けて、アミノ酸連鎖【配列があり ます】を有 する請求の範囲第4項記載の免疫性ペプチド複合体。
  14. 14.前記蛋白質がチタヌストキソイドである請求の範囲第13項記載の免疫性 ペプチド複合体。
  15. 15.本質的に請求の範囲第11項記載の免疫性ペプチド複合体からなる熱帯熱 マラリア原虫パラサイトに対するワクチン成分。
  16. 16.本質的に請求の範囲第13項記載の免疫性ペプチド複合体からなる熱帯熱 マラリア原虫パラサイトに対するワクチン成分。
  17. 17.本質的に請求の範囲第14項記載の免疫性ペプチド複合体からなるマラリ アに対するワクチン成分。
  18. 18.前記ペプチドが、N末端からC末端に向けて、連鎖【配列があります】を 有する 請求の範囲第11項記載の免疫性ペプチド複合体。
  19. 19.前記ペプチドが化学的に合成された請求の範囲第18項記載の免疫性ペプ チド複合体。
  20. 20.前記ペプチドが、C−末端からN−末端に向けて、アミノ酸連鎖【配列が あります】 を有する請求の範囲第11項記載の免疫性ペプチド複合体。
  21. 21.前記ペプチドが化学的に合成される請求の範囲第20項記載の免疫性ペプ チド複合体。
  22. 22.前記ペプチドがチタヌストキソイドである請求の範囲第18項記載の免疫 性ペプチド複合体。
  23. 23.前記ペプチドがチタヌストキソイドである請求の範囲第20項記載の免疫 性ペプチド複合体。
  24. 24.本質的に請求の範囲第18項記載の免疫性ペプチド複合体からなる熱帯熱 マラリア原虫パラサイトに対するワクチン成分。
  25. 25.本質的に請求の範囲第20項記載の免疫性ペプチド複合体からなる熱帯魚 マラリア原虫パラサイトに対するワクチン成分。
  26. 26.連鎖【配列があります】 を有するペプチドと担体蛋白質とワクチンアジュバンドとの複合体からなり、哺 乳類を免疫処置するために好適である1熱帯熱マラリア原虫マラリアパラサイト のスポロゾイト段階に対するワクチン。
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