JPS62502033A - ス−パミルジャ−ナルばね装置 - Google Patents

ス−パミルジャ−ナルばね装置

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JPS62502033A
JPS62502033A JP61503995A JP50399586A JPS62502033A JP S62502033 A JPS62502033 A JP S62502033A JP 61503995 A JP61503995 A JP 61503995A JP 50399586 A JP50399586 A JP 50399586A JP S62502033 A JPS62502033 A JP S62502033A
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コンバツシヨン エンヂニアリング,インコ−ポレ−テツド.
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    • B02C15/00Disintegrating by milling members in the form of rollers or balls co-operating with rings or discs
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スーパミルジャーナルばね装置 °関連出願の相互参照 本出願は、本出願と一緒に出願されかつ譲渡されている以下の特許出願と相互参 照する。ロバート ニス。
プレーリー及びフランク ジェー、パスコワスキーの名義で1985年8月15 日に出願された「改装自在なコイルばね装置」と題する米国特許出願第765, 976号。
発明の背景 本発明は、材料を粉砕する装置、殊にバウルミルに使用され石炭を粉砕するため にバウルミルの粉砕ロールに大きな力を加えて石炭に及ぼすコイルばね装置に関 する。
燃料として微粉炭を使用する型式の蒸気発生装置における主要な装置として石炭 を燃焼させるのに適当な粒度に粉砕する装置がある。このような石炭を粉砕する 装置として、従来から種々の型式のものが使用されていることが知られている。
特に、石炭粉砕のために通常使用されている粉砕装置のひとつの型式として、一 般にバウルミルと称されているものがある。このバウルミルは、石炭の粉砕が行 われる粉砕面がバウルの形状に多少銀ていることから、その名前が付けられてい るものである。
このようなバウルミルの従来例を示すために、−例として、1969年9月9日 にジェー・エフ・ダレンベーグに対して特許が付与されかつ本出願と同ピ譲受人 に譲渡されている米国特許第3,465,971号が参照され得る。この米国特 許は、バウルミルが石炭焚き蒸気発生器の燃料として使用される石炭を粉砕する ために適当に使用されることに関し、′次のような技術を教えている。すなわち 、この米国特許の教えによれば、バウルミルは本体部分すなわちハウジングを包 含し、このハウジングの中には粉砕テーブル、複数の粉砕ロール、石炭供給手段 及び空気供給手段が設けられている。粉砕テーブルは、回転自在に取付けられて いる。複数の粉砕ロールは、互いに等しい間隔を、置く関係で支持されて、粉砕 テーブルと共働し、これにより粉砕テーブルの上面に供給されて置かれている石 炭が粉砕ロールにより粉砕される。石炭供給手段は、バウルミル内で粉砕しよう とする石炭を粉砕テーブルの上面に供給する。空気供給手段は、バウルミルの働 きのために必要とされる空気をハウジングの内部に供給する。
しかして、石炭焚き蒸気発生装置の要求を満たすためには、一般に、前述した米 国特許に示されているような型式のバウルミルを多数使用することが必要とされ ている。また、この場合、これらの各バウルミルのそれぞれの容量は、1時間当 たり 100トンの微粉炭を作るような容量までの範囲とされる。更に、これら のバウルミルは、全容量よりも小さい容量で、すなわち全容量の25%、50% 、75%等の容量で作動できるものでなければならない。
したがって、これにより次のような要求が必要とされてくる。すなわち、バウル ミルは、その出力率(この出力率でバウルミルが作動する)に関係なしに、所要 強さの粉砕力を及ぼすことができなければならない。
そして、ここで注目すべきことは、バウルミルの出力変化が通常粉砕テーブルに 供給される石炭の量の変化により行われ、粉砕テーブルの回転速度は実質的に一 定に保たれるようにされていることである。
しかして、粉砕テーブルの上面に供給されて置かれる石炭の量それ故深さは、バ ウルミルが作動する出力率の函数である。また、粉砕テーブルの上面に供給され て置かれる石炭の深さは、粉砕ロールによって石炭に及ぼされる粉砕力の強さに 影響を及ぼす。したがって、このことから明らかなように、粉砕ロールが石炭を 粉砕するのに必要とされる所要強さの力を加える場合において、粉砕ロールによ って及ぼされる粉砕力と粉砕テーブル上の石炭の深さとの間には前述した関係が 存在していることを考慮することが重要である。
粉砕ロールが石炭に及ぼす粉砕力を与えるジャーナル荷重は、従来、液圧装置か 又は機械ばねの使用によって得られている。そして、後者の機械ばね装置の従来 例が、例えば、前述した米国特許に示されている。この米国特許に示されている 技術によれば、各粉砕ロールは調節ばねによって粉砕テーブルの上面にむかって 付勢されている。この調節ばねとしては、所望する設計特性を有する機械コイル ばねが選択されている。すなわち、このばねは、石炭が粉砕テーブル上に供給さ れて所定の深さをなしたときに、粉砕ロールがこの粉砕テーブル上に置かれた石 炭に所定の粉砕力を及ぼすことができるように、粉砕ロールを粉砕テーブルの上 面に向かつて付勢することができるものとされている。
このようなジャーナル荷重を与える機械コイルばねの使用に代えて、液圧装置を 使用することも従来から行われている。例えば、1977年1月11日にシー、 ジェー、スカル力に対して特許が付与されかつ本出願と同じ譲受人に譲渡されて いる米国特許第4,002,299号は、このような液圧装置の技術に関してい る。この米国特許の教えによれば、粉砕ロールには液圧荷重が加えられるように なっている。詳しく説明すると、粉砕ロールに加えられる液圧荷重は、粉砕ロー ルに圧力の下で供給される液圧流体によって与えられる。また、サーボ装置を使 用することによってこの流体液圧をミル出力の増減にしたがって自動的に変化さ せることができる。
このようにバウルミルの粉砕ロールにジャーナル荷重を与えるために使用されて いる液圧装置、特に前述した如くサーボ装置を使用する液圧装置は、しかし、次 に述べるような好ましくない問題を有することが知られている。すなわち、バウ ルミルの粉砕ロールに液圧荷重を与える装置と関連して使用されるサーボ装置は ハンチングとして知られている現象を受けやすい。
この分野の当業者にとってはこのようなハンチング現象はよく知られていること なので、それについて詳しく説明する必要はないであろう。それよりも、サーボ 装置がハンチング現象をおこすと、最適な液圧を与えるために、液圧を調節して 矯正することが必要とされることが重要である。このため。サーボ装置が所望圧 力レベルからの逸脱を感知する。たびごとに、液圧を矯正する必要が生じる。サ ーボ装置によって定められるこの矯正作用により、更に液圧を変化させる必要が 生じる。そして、無限に続くこのような作用が、いわゆるハンチング現象と称さ れる。
液圧装置は、前述したようにハンチングを受けやすい不都合があるに加えて、ま た、一般に、次に述べるような他の不都合をかかえている。すなわち、バウルミ ルの粉砕ロールに荷重を与えるために使用されている従来の多くの液圧装置では 、粉砕ロールが石□炭に及ぼす粉砕力の強さを変えることができないことである 。
すなわち、従来の多くの液圧装置は、固定値の液圧をジャーナル荷重として粉砕 ロールに連続して加えることができるように設計されているからである。
ある特定の値の液圧が特定の作動パラメータのために粉砕ロールが最適な強さの 粉砕力を及ぼすように選択されるけれども、この作動パラメータはバウルミルの 作動時間の経過につれて変化するので、粉砕ロールに供給される液圧流体の圧力 の値は、粉砕ロールがなおらこの変化した作動パラメータの下で最適な強さの粉 砕力を及ぼすことができるようにする場合における圧力の値とは必ずしも同じで はないものである。
また、粉砕ロールに供給される液圧流体の圧力値がひとたび・決められると、従 来の多くの液圧装置では、この液圧の値を変えることができない。すなわち、粉 砕テーブルの上面に供給されて置かれている石炭を所望の粒度に粉砕するために 粉砕ロールが石炭に及ぼすことが要求される粉砕力の強さを変えなければならな い必要性にしたがって決められる液圧流体の圧力値に、変えることができない。
以上述べた説明から明らかなように、バウルミルの粉砕ロールにジャーナル荷重 を与える従来の装置、特に問題はあるとしても液圧装置よりは多少なりとも問題 が少ない機械ばね型式の装置を一層改良して最適な装置を提供する必要性がある ものである。また、このようなジャーナルばね装置のために、予め組立てること ができ、また予荷重することができ、そしてスペア部品として保管しておくこと ができる完全なサブアセンブリユニットの形の装置が提供されることも要望され ている。更に、従来の機械コイルばねジャーナル装置を備えているバウルミルに おいては、機械コイルばねジャーナル装置がバウルミルの内部に置かれているこ とから好ましくない影響を受けているので、このような不都合も解決することも 要望されている。最後に、これらの要望に加えて、また、構成が簡単で使用が容 易であり、しかも確実に作動することができ、そしてそれにもかかわらず比較的 安価に製作できる機械コイルばねジャーナル装置が提供されることも要望されて いる。
したがって、本発明の目的は、微粉炭を作るのに使用されるバウルミルの粉砕ロ ールにジャーナル荷重を与える新規で改良された装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、微粉炭を作るのに使用されるバウルミルの粉砕ロー ルに機械ばねジャーナル荷重を与える新規で改良された装置を提供することにあ る。
更に、本発明の更に他の目的は、予め組立てることができ、また予荷重すること ができ、そしてスペア部品として保管しておくことができる完全なサブアセンブ リユニットの形に作られて、バウルミルの粉砕ロールにジャーナル荷重を与える 新規で改良された機械ばね装置を提供することにある。
また、本発明の更に他の目的は、ばねの部分がバウルミル内の熱による影響を最 小に受けるだけですむような適当な位置に配置されて、バウルミルの粉砕ロール にジャーナル荷重を及ぼす新規で改良された機械ばね装置を提供することにある 。
更に、本発明の更に他の目的は、従来の機械ばね装置よりも構成を簡単とされて 、バウルミルの粉砕ロールにジャーナル荷重を与える新規で改良された機械ばね 装置を提供することにある。
また、本発明の更に他の目的は、従来の機械ばね装置よりも使用を容易にされて 、バウルミルの粉砕ロールにジャーナル荷重を与える新規で改良された機械ばね 装置を提供することにある。
更に、本発明の更に他の目的は、確実に作動することができ、そしてそれにもか かわらず比較的安価に製作されて、バウルミルの粉砕ロールにジャーナル荷重を 与える新規で改良された機械ばね装置を提供することにある。
発明の概要 本発明によれば、殊に、材料例えば石炭を粉砕する形式のバウルミルに使用され る機械ばね装置が提供される。そして、本発明による機械ばね装置は、バウルミ ルの粉砕ロールにジャーナル荷重を与えるように作動し、これにより石炭の粉砕 がバウルミル内で行なわれる。
本発明による機械ばね装置は、スタッドベアリング手段と、予荷重スタッド手段 と、圧力ばね手段と、ばねハウジング手段と、調節手段とを包含する。ばねハウ ジング手段は、実質的にその全体がバウルミルの外部に位置されるとともにバウ ルミルのジャーナルUnロカバーの開口に並んだ関係で位置されるように、バウ ルミルのジャーナル開口カバーに着脱自在に固着されている。前述した開口は、 バウルミルの内部から外部へ通じる開口である。スタッドベアリング手段は、ば ねハウジング手段の中に固定されている。予荷重スタッド手段は、前述した開口 内に位置してバウルミルの内部から外部へ延びるようにして、スタッドベアリン グ手段により支持されている。圧力ばね手段は、予荷重スタッド手段を囲む関係 で配置されて、バウルミルの外部に設けられている。調節手段はばねハウジング 手段をバウルミルのジャーナル開口カバーに着脱自在に ゛固着し、この調節手 段の操作によりばねハウジング手段のジャーナル開口カバーに関する位置を適当 に変えて、ばねハウジング手段をジャーナル開口カバーに取付けることができる 。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明にしたがって構成した機械ばねジャーナル装置を装備した粉砕 バウルミルをその一部分を断面にして示す側面図である。
第2図は、本発明にしたがって構成した機械ばねジャーナル装置の一例を示す断 面図である。
好適な実施例の説明 図面特に第1図において、粉砕バウルミルは参照符号10ア総括的に示されてい る。このような粉砕バウルミルの全体の構成及び作用はこの分野の当業者にとっ て従来からよく知られているので、その詳細な説明は必要ないであろう。むしろ 、それよりも、この粉砕バウルミルlOには本発明による機械ばねジャーナル装 置20が装備されているので、この機械ばねジャーナル装置と関連する粉砕バウ ルミルの部品の構成及び作用について詳細に説明することが本発明を理解するう えで必要であろう。このような粉砕バウルミル10の部品の構成及び作用につい ての詳細な説明については、1969年9月9日に特許されてジュー。エフ、ダ レンベーグ等が所存する米国特許第3,465,971号及び/又は1977年 1月11日に特許されてシー、ジエー、スカルカが所有する米国特許第4,00 2,299号の明細書が参照されるであろう。
再び第1図において、この図に例示した粉砕バウルミル10は、実質的に密閉し たセパレータ本体12を包含する。粉砕テーブル14はシャフト16に取付けら れ、このシャフトは適当な駆動手段(図示せず)に接続され、これにより粉砕テ ーブル■4が駆動されるようになっている。この粉砕テーブルは、時計方向へ駆 動されるものとして示されている。
粉砕バウルミルIOの説明を続けると、複数、従来から実際行なわれている技術 によれば好適には、3個の粉砕ロール18が、セパレータ本体12の周囲に互い に等しい間隔を置くようにして、セパレータ本体12の内部に支持されている。
第1図には、図面を簡略にして示すために、ひとつのみの粉砕ロール18を示し ている。
各粉砕ロール18は、好適には適当なシャフト(図示せず)に回転自在に支持さ れている。更に、粉砕ロール18は、第1図に見られるように、粉砕テーブル1 4の上面に関して移動できるように支持される。この構成のために、粉砕ロール 18と関連して作動する機械ばねジャーナル装置が設けられており、この装置は 参照符号20によって総括的に示されている。機械ばねジャーナル装置20につ いては後で詳細に説明するけれども、この装置は対応する粉砕ロールI8に機械 ばね荷重を与えるように作動するものである。そして、粉砕ロール18は、機械 ばね荷重を与えられると、粉砕テーブル14の上面に供給されそおかれている石 炭に所要強さの力を及ぼし、これにより石炭を所望する粒度に粉砕する。粉砕ロ ール18にばね荷重を与える機械ばねジャーナル装置20が本発明の対象とする ものである。
さて、バウルミル10内で粉砕しようとする材料すなわち石炭は例えばベルトフ ィーダ(図示せず)のような従来周知の型式の適当な給送手段の使用によってバ ウルミルlOに給送される。石炭は、例えばかかるベルトフィーダ(図示せず) から自由に落下し、それから参照符号22によって総括的に示す石炭供給手段を 通してバウルミル10内に入る。この石炭供給手段は、セパレ−り本体12に設 けられており、第1図に示した粉砕バウルミル10の例によれば適当な寸法にし たダクト24を包含する。このダクトの一端(上端)は、セパレータ本体12の 頂壁を貫通して外部へ延び、そして好適には漏斗状の部材(図示せず)で終わっ ている。この漏斗状部材(図示U゛ず)は、ベルトフィーダ(図示せず)から送 られてくる石炭を集めやすくしてかつその後これらの石炭をダクト24へ案内し やすいような適当な形状につくられる。
石炭供給手段22のダクト24の他端(下端)26は、石炭を粉砕テーブル14 の上面に放出する。好適には、第1図に示されるように、このダクト端26は、 シャフト16と、同軸的に整列されるとともに、参照符号30によって総括的に 示されている分級器に装備されている適当な出口28に関して間隔を置いて位置 されるように、従来周知の形の適当な支持手段(図示せず)の使用によってセパ レータ本体12内に懸架されている。前述した分級器30を通して、石炭が粉砕 テーブル14の上面に゛供給される。
第1図に示した構成の形の粉砕バウルミル10においては、気体例えば空気が、 粉砕テーブル14の上面で粉砕ロール18によって石炭を粉砕して形成された微 粉炭を粉砕テーブル14からセパレータ本体12の内部を通して搬送して粉砕バ ウルミル10から排出するために、使用される。この目的のために使用される空 気は、同様にこの目的のためにセパレータ本体12に設けられている適当な開口 (図示せず)を通して、セパレータ本体12内に入る。このセパレータ本体の適 当な開口(図示せず)から入った空気は、それから、粉砕テーブル14の周囲面 とセパレータ本体12の内面との間に適当に形成されている多数の環状空間32 へ流れる。これらの環状空間32を通過した空気は、それから、適当に位置決め されて配置されているそらせ手段(図示せず)により、粉砕テーブル14の上面 を越えて行くようにそらせられる。このような目的のために使用されるのに適当 なそらせ手段は、例えば、1980年11月18日に特許され、チー、ブイ、マ リラフスキー。ジュニアから本出願人に譲渡されている米国特許第4,234, 132号の明細書に開示されている。
空気が前述したような流路に沿って流れる間、粉砕テーブル14の上面に供給さ れて置かれた石炭は粉砕ロール18の作動によって粉砕される。石炭が粉砕され て微粉炭が作られ、その微粉炭は粉砕テーブル14の回転により発生ずる遠心力 によりテーブル中央から外向きに振り飛ばされる。そして、この微粉炭は、粉砕 テーブルI4の周囲の区域に達すると、前述した環状空間32から流出してきた 空気により拾い上げられ、それから空気に乗せられて運ばれる。空気と微粉炭と の混合体流れは、その後、前述したそらせ手段(図示せず)により捕らえられる 。この結果、空気と微粉炭との混合体流れは、粉砕テーブル14の上面を越えて いくようにそらせられる。これにより、空気と微粉炭との混合体流れの流路の方 向が変えられることになる。このように空気と微粉炭との混合体流れが方向を変 えて流れていく間に、重い微粉炭は、より大きな慣性を有することになることか ら、空気流れから分離して粉砕テーブル14の上面に落下し、再び粉砕される。
他方、軽い微粉炭は、その慣性が小さいので、引き続き空気流れに乗せられて、 運ばれる。
空気と微粉炭との混合体流れは、前述したそらせ手段(図示せず)の作用を受け なくなった後に、前述した分級器30へ流れる。この分野の当業者にはよく知ら れている従来技術にしたがって、分級器30は、空気流れに更に引き続き乗せら れて運ばれる品質の微粉炭を分別する。すなわち、所望粒度の微粉炭は、空気流 れに乗せられて分級器30を通過し、複数の出口34を通して分級器30から排 出されて、バウルミルlOから出る。
他方、所望粒度よりも大きい微粉炭は、粉砕テーブル14の上面に戻されて、再 び粉砕される。この再粉砕された微粉炭は、繰り返し前述した処理をうける。す なわち、この再粉砕された微粉炭は、粉砕テーブル14の外向きに振り飛ばされ て、環状空間32から流出してきた空気により拾い上げられ、それから空気に乗 せられてそらせ手段(図示せず)へ運ばれ、それからこのそらせ手段により粉砕 テーブル14の上面を越えるようにそらせられる。そして、重い微粉炭は粉砕テ ーブル14の上面に落下し、他方軽い微粉炭は引き続き空気に乗せられて分級器 30へ運ばれ、それから所望粒度の微粉炭が分級器30を通過し、出口34を通 してバウルミルIOから出る。
バウルミル10の石炭粉砕機能について更に説明すると、第1図に示されるよう に、粉砕テーブル14の上面に供給されて置かれた石炭は粉砕ロール18の粉砕 作用にさらされることとなるが、石炭を所望粒度に粉砕するために粉砕ロール1 8が石炭に及ぼさなければならない力の大きさは、種々の要因によって変化する 。これにつき簡単に説明すれば、石炭を所望粒度に粉砕するために粉砕ロール1 8が石炭に及ぼさなければならない力の大きさは、主として、粉砕テーブル14 に供給されて置かれている石炭の量すなわち石炭の深さの函数と言うことができ る。そして、この粉砕テーブル14に置かれている石炭の量は、バウルミル10 が微粉炭を作る第1図を参照すれば良く理解できるように、粉砕ロール18が粉 砕テーブル14上の石炭に加える粉砕力の大きさは、粉砕ロール18がテーブル 14上の石炭に押″し付けられるよう偏倚される力の大きさの函数である。更に 、従来技術によれば、第1図に示されている構成において、適当なシャフト(図 示せず)に回転自在に取付けられている粉砕ロール18は、ピボットピン36の まわりを枢動して粉砕テーブル14上に置かれている石炭を押し付けたり又はこ の石炭から離れることができるように、支持されている。第1図にはひとつのみ の粉砕ロール18シか示されていないけれども、またこのひとつの粉砕ロール1 8の構成に関して説明がなされているけれども、バウルミル10は普通複数例え ば好適には3つの粉砕ロール18を装備し、これらの各粉砕ロール18は等しく 前述したような構成にされていることを理解すべきである。
粉砕ロール18により及ぼされる力について更に説明を続けると、従来技術によ れば、第1図に示されている構成において、粉砕ロール18は、ばねの力により 偏倚されて、粉砕テーブル14上の石炭に押し付けられたり又はこの石炭から離 されるように構成されている。
しかして、後で詳細に説明するように、本発明によれば、粉砕ロール18に及ぼ されるばね力は、機械ばねジャーナル装置20によりかかる粉砕ロール18に加 えられる。本発明は、この機械ばねジャーナル装置20を対象としているもので ある。したがって、バウルミルlOは、新規で改良された複数の本発明による機 械ばねジャーナル装置20を装備しているものである。すなわち、本発明の好適 な実施例によれば、バウルミルlOに装備されている3つの粉砕ロール18の各 々は、新規で改良された本発明による機械ばねジャーナル装置20に関連して設 けられている。しかしながら、3つの機械ばねジャーナル装置20は夫々同一構 成及び同一作用であるので、機械ばねジャーナル装置を理解するためには、第1 図にはひとつの機械ばねジャーナル装置20を示し、この機械ばねジャーナル装 置の構成及び作用についてのみ説明すれば十分であろう。
したがって、次にこの機械ばねジャーナル装置20について第2図を参照して詳 細に説明する。
第2図において、機械ばねジャーナル装置20は、主たる構成要素として、参照 符号38によって総括的に示されているスタッドベアリング手段と、参照符号4 0によって総括的に示されている予荷重スタッド手段と、参照符号42によって 総括的に示されている圧力ばね手段と、参照符号44によって総括的に示されて いるばねハウジング手段と、参照符号46によって総括的に示されている調節手 段とを包含する。以下これらの各構成最初に、予荷重スタッド手段40について 説明する。
この予荷重スタッド手段40は、第2図を参照すれば良く理解できるように、参 照符号48によって示されているジャーナル圧力ばね予荷重スタッドを包含する 。このジャーナル圧力ばね予荷重スタッド48は、実質的に機械ばねジャーナル 装置20の全体長さにわたって延びるような適当な長さとされている。更に、ジ ャーナル圧力ばね予荷重スタッド48は、その一端に形成した拡大部分50を有 する。この拡大部分50を設けた目的は、後述する説明から明らかになるであろ う。また、このジャーナル圧力ばね予荷重スタッド48の拡大部分50は、同様 に後で一層詳細に説明するように、機械ばねジャーナル装置20の外側に突出す るように構成されている。
第2図を参照すれば良く理解できるように、ジャーナル圧力ばね予荷重スタッド 48は、このスタッド48の一端のための支持がスタッドベアリング手段38に よって形成されるようにして、機械ばねジャーナル装置20のばねハウジング手 段44の中に取付けられている。この構成のために、スタッドベアリング手段3 8は、第2図に参照符号52によってしめされているスタッドベアリングハウジ ングを包含する。更に、第2図に見られるように、このスタッドベアリングハウ ジング52はジャーナル圧力ばね予荷重スタッド48の拡大部分50を囲むよう に、ジャーナル圧力ばね予荷重スタッド48に関して適当な位置におかれている 。この場合、本発明の好適な実施例によれば、第2図に参照符号54によってし めされている。ばねスタッドベアリング装置が、ジャーナル圧力ばね予荷重スタ ッド48の拡大部分50の外面とスタッドベアリングハウジング52の内面との 間に介装されている。これにより、スタッドベアリングハウジング52が、第2 図に示されるような適当な位置に置かれている状態でもって、ジャーナル圧力ば ね予荷重スタッド48の拡大部分50とスタッドベアリングハウジング52との 間に捕らえ続けられている。スタッドベアリングハウジング52は、それから、 適当な周知の手段例えば溶接によって、バウルミルのばねハウジング手段44に 固着される。
第2図に示される機械ばねジャーナル装置20についての説明を更に続けると、 スタッドベアリングハウジング52はジャーナル圧力ばね予荷重スタッド48の 拡大部分50を囲む関係で位置しているシール取付板58を有している。このシ ール取付板58は、スタッドベアリングハウジング52に、適当な周知の手段例 えば溶接によって固着されている。第2図に参照符号60によって示されるダイ ヤフラムシールが、このシール取付板58に組合されている。この構成のために 、本発明の好適な実施例によれば、ダイヤフラムシール60のシール取付板58 への組合せは、ダイヤフラムシール外側リング(図示せず)とリテーナ(図示せ ず)から成る手段により行なわれる。更に、この手段とダイヤフラムシール60 及びシール取付板58との相互係合は、適当な周知の手段例えばねじ締め(図示 せず)によって行なわれる。
第2図を再び参照し、ジャーナル圧力ばね予荷重スタッド48の拡大部分50は 、その最も外側端の内部に形成された空所(図示せず)を備えている。この空所 (図示せず)は、更に、その中に、第2図に参照符号62によって示されている ばねスタッドインサートを受け入れろことができるような適当な寸法とされてい る。このばねスタッドインサート62を前述した空所(図示せず)の中に止めて お(ために、適当な周知の締付は手段(図示せず)が使用される。ばねスタッド インサート62は、第2図に参照符号64によって示されているジャーナルヘッ ドインサートに衝合するように構成されている。この構成のために、ジャーナル ヘッドインサート64は、バウルミルの、第2図に参照符号66によって示され ているジャーナルヘッドに取付けられる。本発明の好適な実施例によれば、ジャ ーナルヘッドインサート64はジャーナルヘッドアダプタ68に適当な周知の締 付は手段(図示せず)によって適当に締付けられている。そして、このジャーナ ルヘッドアダプタ68が、それから、ジャーナルヘッド66にこのヘッドと一緒 に移動できるように適当な周知の取付は手段(図示せず)によって取付けられて いる。
再び第2図を参照し、圧力ばね手段42が予荷重スタッド手段40のジャーナル 圧力ばね予荷重スタッド48を囲む関係で配置されている構成が第2図から容易 に判るであろう。本発明の好適な実施例によれば、この圧力ばね手段42はジャ ーナル圧力ばね70を包含する。このジャーナル圧力ばね70は、第2図に示さ れるように、ジャーナル圧力ばね予荷重スタッド48を囲む構成とされている。
また、このジャーナル圧力ばね70の一端は、第2図に参照符号72によって示 されているばねスタブ ′ドアダブタに対して当接する構成とされている。この ばねスタッドアダプタ72は、ジャーナル圧力ばね予荷重スタッド48の表面上 に位置できるような適当な寸法とされている。これにより、ばねスタッドアダプ タ72は、ジャーナル圧力ばね予荷重スタッド48の拡大部分50により形成さ れている肩部に当接する。ジャーナル圧力ばね70の他端は、ばねガイド74に 当接する。このばねガイド74は、後で詳細に説明するように、ジャーナル圧力 ばね予荷重スタッド48の他端を囲むように配置されている。
ジャーナル圧力ばね70は、それから、ばねノ翫つジング手段44の中に収容さ れている。このばねハウジング手段44についての説明を続けると、第2図を参 照すれば良く理解できるように、ばねハウジング手段44は、第2図に参照符号 76によって示されているジャーナル圧力ばねハウジングを包含する。更に、後 で設置の目的が述べられるように、ジャーナル圧力ばねハウジング76には複数 のフランジ部分が備えられており、そのうちの2つのフランジ部分が第2図に参 照符号78によって互いに適当な間隔を置くようにして、形成されている。
ばねハウジング手段44についての説明を更に続けると、ジャーナル圧力ばねハ ウジング76は、すでに前で説明しかつ第2図に見られるように、その右側端に 適当な周知の手段によって固着されているスタッドベアリング手段38を有する 。再び第2図を参照し、ジャーナル圧力ばねハウジング76がその左側端に固着 したばねガイド74を有する構成がこの第2図から見ることができるであろう。
本発明の好適な実施例によれば、ばねガイド74は、第2図に見られるように、 ジャーナル圧力ばねハウジング76の左側端に、適当な周知な締付は手段たとえ ば複数のねじ締めによって固着されている。これらねじ締めのうち、2つのねじ 締めが第2図に参照符号80によって示されている。ばねガイド74及びスタッ ドベアリング手段38がこのようにジャーナル圧力ばねハウジング76の両端に 固着されていることにより、内蔵ユニットが形成されることになる。すなわち、 ばねハウジング手段44がその両端に固着したばねガイド74及びスタッドベア リング手段38を有することにより、このばねハウジング手段44の中には実質 的に機械ばねジャ−ナル圧力20の作動構成要素のすべてが収容されることにな る。したがって、本発明にしたがって構成される機械ばねジャーナル装置20は 、機械ばねジャーナル装置20が内蔵ユニットとして組立てられ、予荷重され、 そして保管され得る特徴を有する。
再び第2図に見られるように、ジャーナル圧力ばねハウジング76の左側端には 、第2図に参照符号82によって示されているばねハウジングカバーが設けられ ている。本発明の好適な実施例によれば、このばねハウジングカバー82は、ば ねガイド74に例えば溶接によって固着されている。また、第2図を参照すれば 良く理解できるように、第2図に参照符号84によって示されているばねスタッ ド延長キャップが、ばね7Xウジングカバー82に組合されている。このばねス タッド延長キャップ84は、好適には、ばねハウジングカバー82に適当な周知 な手段であるねじ締め(図示せず)によって固着される。
同様に第2図に見られるように、ジャーナル圧力ばね予荷重スタッド48の左側 端には、また、このスタッド48を囲むばねスタッドロックナツト86が設けら れている。この構成のために、ジャーナル圧力ばね予荷重スタッド48の左側端 には好適にはねじが取付けられていて、ばねスタッドロックナツト86がスタッ ド48にねじ止めできるようにされている。更に、ばねスタッドロックナツト8 6の外面とばねハウジングカバー82の内面との間には、第2図に参照符号88 によって示されているばねスタッドベアリング装置が介装されている。
最後に、ジャーナル圧力ばね予荷重スタッド48の左側末端には、ばねスタッド キー(図示せず)が設けられている。このばねスタッドキーは、好適には、適当 な周知の手段例えば第2図に参照符号90によって示されているねじ締めによっ て、ジャーナル圧力ばね予荷重スタッド48に固定されている。
機械ばねジャーナル装置20は、バウルミルの、第2図に参照符号92によって 示されているジャーナル開口カバーに関して、調節手段46により取付けられて いる。
この構成のために、ジャーナル開口カバー92には複数のボスが適当に設けられ ている。これらのボスのうち2つのボスが第2図に参照符号94によって示され ている。機械ばねジャーナル装置20をジャーナル開口カバー92に実際に取付 けるのは、第2図に参照符号96によって示されている複数の調節スタッドによ り行なわれる。
調節スタッド96の各々は、ジャーナル圧力ばねハウジング76のフランジ部分 78と、ジャーナル開口カバー92のボス94とを通過することができるような 適当な長さとされている。
そして、複数のナツト98が調節スフラド96の各々に組合されている。これら のナツト98は、調節スタッド96により機械ばねジャーナル装置20をジャー ナル開口カバー92に関して所望する位置に調節した後に、関連する調節スタッ ド96をその適正な位置に維持する働きをなす。この構成のために、機械ばねジ ャーナル装置20は、ジャーナル開口カバー92に関して、調節スタッド96の 操作によって、位置調整可能とされている。このような調整の必要性は、第1図 に示した粉砕ロール18が摩耗しても、ばねスタッドインサート62とジャーナ ルヘッドインサート64との間の衝合を維持しなければならないことから、時々 生じるものである。
本発明の対象とされている機械ばねジャーナル装置20の構成について更に説明 を続けると、この機械ばねジャーナル装置20はジャーナル圧力ばねハウジング 76に設けられている複数のパイププラグを存し、これらのパイププラグは第2 図に参照符号100によって示されている。
次に、以上述べた本発明による機械ばねジャーナル装置20の作用について、バ ウルミルIOの作用と関連して説明する。この説明のためには、したがって、第 1図も参照される。
しかして、第1及び2図に示されるように、機械ばねジャーナル装置20はセパ レータ本体12の外側壁面に取付けられているジャーナル開口カバー92に調節 手段調節自在とされている。この機械ばねジャーナル装置20の中には、すでに 詳細にのべたように、ジャーナル圧力ばね70が伸縮自在に支持されている。こ のジャーナル圧力ばね70と組合されているばねスタッドインサート62は、機 械ばねジャーナル装置20の外側に突出する。このばねスタッドインサート62 は、ジャーナルヘッド66に取着されているジャーナルヘッドインサート64に 衝合する。このジャーナルヘッド66は、粉砕ロール18のための支持手段の一 部分を形成する。そして、ジャーナル圧力ばね70が、偏倚力をばねスタッドイ ンサート62を通してジャーナルヘッドインサート64及びそれ故ジャーナルヘ ッド66に及ぼす。
したがって、ばねスタッドインサート62のジャーナルヘッド66への衝合強さ は、ジャーナル圧力ばね70によって及ぼされる力の函数である。それから、ば ねスタッドインサート62がジャーナル圧力ばね70によりジャーナルヘッドイ ンサート64及びそれ故ジャーナルヘッド66に衝合するように偏倚される強さ は、粉砕ロール18が粉砕テーブル14上に石炭に押し付けられるようにばね偏 倚される強さ、及びそれ故粉砕ロール18によって石炭に加えられる粉砕力の強 さを決定する。そして、石炭が粉砕テーブル14の上、それ故粉砕ロール18の 下に供給されると、これによりジャーナルヘッド66が、例えば第1図に見られ るように、ピボットピン36のまわりを反時計方向へ回転し、その結果機械ばね ジャーナル装置20によって及ぼされるばね力が増大する。
本発明の対象である機械ばねジャーナル装置20についての説明をつづけると、 この本発明による機械ばねジャーナル装置20は、前述した如(、予め組立てる ことができて、予荷重することができ、また所望するならばスペア部品として保 管しておくことができる完全なサブアセンブリユニットから成っている。
また、本発明による機械ばねジャーナル装置20はバウルミルlOに簡単に取付 けることができるとともに、その取付は位置調節も簡単であるので、バウルミル lOに取付けられている複数例えば3つの機械ばねジャーナル装置20のすべて を、4時間を多少越える時間で取替えることができる。
更に、本発明による機械ばねジャーナル装置20は、従来の機械コイルばねジャ ーナル装置で一般に使用されているロックナツトキーパを使用しないで、キーを 、使用することができるので、コストを節約することができる。しかも、本発明 による機械ばねジャーナル装置は、寸法は大きいが従来例よりも少ない数の調節 スタッドを使用するだけですむので、コストを一層節約することができる。
最後に、本発明による機械ばねジャーナル装置20は、従来から早く具体化され ている構成のコイルばね装置にみられる幾つかの問題を完全に°解決できる特徴 を有する。−例として、従来から早く具体化されているバウルミル用ばねジャー ナル荷重装置の構成においては、1つのばね装置のばねが劣化すると、バラミル の複数の粉砕ロールの荷重にアンバランスが生じる問題があることが知られてい る。これに対し、本発明による機械ばねジャーナル装置は、このような粉砕ロー ルの荷重アンバランスが生じる可能性を減少するふたつの主要な改良点を有する 。その第1の改良点は、本発明による機械ばねジャーナル装置20で使用されて いるジャーナルばね70は、劣化に対して非常に高い安全率をもつばねとして作 られていることである。第2の改良点は、本発明による機械ばねジャーナル装置 20の取付は位置は、従来のばねジャーナル荷重装置の場合と異なリ、そのジャ ーナル圧力ばね70がバウルミルLOのセパレータ本体12の外側へ完全に置か れるように変えられることである。これより、ジャーナル圧力ばね70がもはや バウルミル10の中に位置して作動するような状態はさけられるという主たる利 益が得られる。従来のバウルミル用ばねジャーナル荷重装置の構成においては、 そのばねがバウルミルの中におかれてこのミル内に発生する熱にさらされるため 、ばねを焼なまししなければならなかった。このような焼なましは、ばねのプレ セット及び疲れ強さの特性に影響を及ぼずものである。
この点、本発明による機械ばねジャーナル装置20の構成によれば、前述した如 く、ジャーナル圧力ばね70は、ばねを焼なまししなければならないほどの熱が 発生する場所ではない適当な位置に置かれる。
したがって、本発明によれば、石炭を粉砕して微粉炭を作るのに適当に使用され るバウルミルの粉砕ロールにジャーナル荷重を与えるよう作動する新規で改良さ れた装置を提供することができる。
また、この本発明による装置は、微粉炭を作るのに適当なバウルミルの粉砕ロー ルに機械ばねジャーナル荷重を与えるように作動する。
更に、本発明によれば、バウルミルの粉砕リングにジャーナル荷重を与える機械 ばね装置を、予め組立ら ゛れて、予荷重され、そして、スペア部品として保管 しておくことができる完全なサブアセンブリユニットの形に製作することができ る特徴を有する。
更にまた、バウルミルの粉砕ロールにジャーナル荷重を与えるための本発明によ る機械ばね装置は、ばねがバウルミル内に位置して作動することにより熱の影響 が及ぼされることがないように、そのばね位置が適当な位置に決められる特徴を 有する。
更にまた、本発明によれば、バウルミルの粉砕ロールにジャーナル荷重を与える 機械ばね装置は、従来の機械ばねジャーナル装置よりも構成が簡単であるという 特徴を有する。
更にまた、本発明によれば、バウルミルの粉砕ロールにジャーナル荷重を与える 機械ばねジャーナル装置は、確実に作動することができ、そしてそれにもかかわ らず比較的安価に製作される特徴を有する。
以上添付図面を参照して本発明の一実施例について詳述してきたが、種々の変形 (そのうちの幾つかは前述した説明で示唆している)がこの分野の当業者によっ て容易に行い得ることができるものである。したがって、次に添付する請求の範 囲は、本発明の精神及び範囲内に属する前述した説明中で示唆した変形及び他の すべての変形を包含するように記載されている。
国際調査報告 1″Ifi@1+6ml A−自N4′N@PC,,,5861o1449

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1バウルミルの粉砕ロールにばね受け力を加える機械ばねジャーナル装置におい て: a)機械ばねジャーナル装置の作動要素のための内蔵サブアセンブリを形成する ばねハウジング手段;b)このばねハウジング手段及びそれ故機械ばねジャーナ ル装置のバウルミルに関しての位置を調節できるようにしてばね収容手段をバウ ルミルに固着する調節手段; c)前記ばねハウジング手段の一端に設けられたスタッドベアリング手段; d)このスタッドベアリング手段により支持された一端を有し、かっバウルミル の内部から外部へ延びている予荷重スタッド手段;及び e)バウルミルの外部に置かれるようにして前記ばねハウジング手段の中に前記 予荷重スタッド手段を囲む関係で取付けられた圧力ばね手段; を包含してなる機械ばねジャーナル装置。 2予荷重スタッド手段は一端に拡大部分を有するジャーナル圧力ばね予荷重スタ ッドを包含し、このジャーナル圧力ばね予荷重スタッドはバウルミルの内部に置 かれているその拡大部分が重さにおいてまさるようにして支持されている請求の 範囲第1項記載の機械ばねジャーナル装置。 3ジャーナル圧力ばね予荷重スタッドの拡大部分はその中に形成した空所を有し 、予荷重スタッド手段は更にこの空所の中に取付けられたばねスタッドインサー トを包含し、このばねスタッドインサートが機械ばねジャーナル装置からバウル ミルの粉砕リングヘのばね受け力の伝達を行う請求の範囲第2項記載の機械ばね ジャーナル装置。 4スタッドベアリング手段がジャーナル圧力ばね予荷重スタッドを囲む関係で配 置されている請求の範囲第3項記載の機械ばねジャーナル装置。 5圧力ばね手段はジャーナル圧力ばね予荷重スタッドを囲む関係で支持されたジ ャーナル圧力ばねを包含し、このジャーナル圧力ばねが機械ばねジャーナル装置 により発生されるばね受け力の源となす請求の範囲第4項記載の機械ばねジャー ナル装置。 6ジャーナル圧力ばね予荷重スタッドを囲む関係で支持されているばねスタッド アダプタを包含し、このばねスタッドアダプタがジャーナル圧力ばねのための一 方のシートをなす請求の範囲第5項記載の機械ばねジャーナル装置。 7ジャーナル圧力ばね予荷重スタッドを囲む関係で支持されたばねガイドを包含 し、このばねガイドがジャーナル圧力ばねのための他方のシートをなす請求の範 囲第6項記載の機械ばねジャーナル装置。 8ばねハウジング手段はジャーナル圧力ばねハウジングを包含し、このジャーナ ル圧力ばねハウジングがジャーナル圧力ばねのための囲いをなす請求の範囲第7 項記載の機械ばねジャーナル装置。 9ジャーナル圧力ばねハウジングはその外面に形成した複数のフランジ部分を有 する請求の範囲第8項記載の機械ばねジャーナル装置。 10調節手段は複数の調節スタッドを包含し、これらの各調節スタッドは、その 一端が対応するひとつのフランジ部分に受けられているとともに、その他端がバ ウルミルに係合されている請求の範囲第9項記載の機械ばねジャーナル装置。
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