JPS62501057A - 有益な剤と希釈剤との受動的混合を可能とするハウジング - Google Patents

有益な剤と希釈剤との受動的混合を可能とするハウジング

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JPS62501057A
JPS62501057A JP61500024A JP50002485A JPS62501057A JP S62501057 A JPS62501057 A JP S62501057A JP 61500024 A JP61500024 A JP 61500024A JP 50002485 A JP50002485 A JP 50002485A JP S62501057 A JPS62501057 A JP S62501057A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 有益な剤と希釈剤との受動的混合を可能とするハウジング本発明の譲受人へ譲渡 された、“局所および全身毒性を防止する薬剤放出システム”と題する、トーマ ス、イー、ニードハムらの本出願と同時に出願された米国特許出願箱721,9 99号が存在する。
生血所立技血分立 本発明は、有益な薬剤の患者への放出に関し、そしてさらに詳しくは安全にして 効果的な態様で患者の静脈系への薬剤の受動的放出に関する。
本溌訓属口Li 多数の薬剤は患者へ静脈内投与される前に希釈液と混合される。
希釈液は例えばデキストロース溶液、食塩水または水でさえあり得る。多くのそ のような薬剤は粉末形で供給され、そしてガラスバイアルまたはアンプル中に包 装される。化学療法に使用されるもののような他の薬剤は液状でガラスバイアル またはアンプル中に包装される。
粉末薬剤は、注射器が液を混合のためバイアル中へ注入するために使用され、最 終的には混合された溶液をバイアルから吸入する、注射器を使用して良く知られ た態様で復元することができる。薬剤が患者へ放出面希釈されなければならない 時、該薬剤はそれが復元された後希釈液容器へしばしば注入され、その特攻容器 は患者へ放出のための投与セットへ接続されることができる。さらに詳しくは、 希釈液はガラスびん、またはイリノイ州ディヤフィールドのトラベノール、ラボ ラトリーズ、インコーポレイテッドによってミニハングおよびバイアフレックス なる名称で販売されているような可撓性プラスチックバッグ中にしばしば包装さ れる。これら容器、容器中味を容器から患者へ放出する投与セットへ接続するた めの投与ポートを持っている。薬剤は典型的には容器上の注射部位を通って添加 される。
薬剤は種々の理由で希釈液とは別々に包装される。最も重要な理由の一つは、多 数の薬剤は希釈液と混合した時その化学的および物理的安定性を保ち得す、その ためどんな実質的時間期間も貯蔵できないことである。また、薬剤を装造する多 数の会社が静脈内放出のための容器に入った医療液を提供する事業を行っていな いため、およびその反対のため、薬剤がしばしば希釈液とは別々に包装される。
それ故、医師、看護婦、薬剤師または他の医療人は薬剤と希釈液を混合しなけれ ばならない。これは多数の問題を提起する。復元操作は時間を消費し、そして無 菌技術を必要とする。オペレーターは開始前適切な希釈剤および注射器を準備し なければならない。しばしば粉末薬剤はバイアルの底でケーキ化する。このため 液体が注射器からバイアル中へ注射される時、液体と粉末薬剤との間の接触表面 積は当初全く小さいことがあり、そのため混合操作をさらに時間消費にする。躍 られたバイアル容積のため、希釈液中の増加して行く薬剤濃度は復元プロセスを 終了することを困難にする。オペレーターは反復して溶液をバイアル中へ注射し 、混合しそして吸引することによってこれを解決することを試み得るが、しかし これは余分の注射と注射器の運動を必要とし、汚染の可能性を増加させる。また 、薬剤および/または液体の全部をバイアルの外へ出すことが時々困難であり、 このため復元操作を実施するのに要する時間を増加させる。
復元操作は好ましくは無菌状態で実施されなければならない。そのような要求は オペレーターを正当にさらに注意深くさせ、そして一層時間を消費することに加 え、無菌状態はしばしば維持するのが困難である。ある場合には、その下で1夏 元操作が実施される層流フードを必要とすることがある。
化学療法剤のようなある薬剤は有毒である。復元中オペレーターの薬剤への曝露 は、もしオペレーターがそのような薬剤を毎日作業し、それらへ繰り返して曝露 されれば危険となり得る。
他の問題は、復元操作がどの容器がどの薬剤を収容しているかについて混乱の源 を提供することである。希釈液容器は、それへ注射された薬剤と、それが放出さ れなければならない患者の名前とをマークされなければならない。
薬剤が復元されそして注射筒中へ吸入された時、薬剤はある場合には患者の静脈 系へ直ちに注射されることができる。しかしながらもっと典型的には、復元され た薬剤は、注射器から、静脈内投与セットへの接続のため、上で論じたように大 きい溶液容器へ注入される。これはしばしば注射器中の復元された薬剤が針が皮 膚を刺す注射部位近くの患者の静脈内に局所毒性を発生するほどなお高い濃度に あるためである。これは医学的に有害である重い静脈刺激を発生し得る。加えて 、投薬の適正投与量が注射器に入っているけれども、患者の血流中への即時注射 は、患者の全体血液流中の薬剤濃度レベルが危険なほど高い全身毒性の状態を発 生し得る。
注射器から患者へ直接注射しないなお他の理由の一つは、それは患者にとって痛 いそして感染に対して他の機会を提供する余分の注射部位を患者に発生させるこ とである。
これらの理由のため、復元された薬剤はもっと典型的には希釈液容器中へ注射さ れる。
患者は、典型的には例えば1z容器のような大容積非経口容器から、トラベノー ル、ラボラトリーズから販売されている。C0NTINU−FLO投与セットの ような投与セットを通って放出される、デキストロースまたは食塩溶液を投与さ れることができる。もし復元薬剤が大容量非経口容器中へ注射されるならば、薬 剤の放出は通常長過ぎる時間にわたって放出されるであろう。しばしば、これら 大容量流体は非常に遅い流量で放出される。
さらに典型的には、復元した薬剤は、トラベノール、ラボラトリーズによって販 売されている50威容器のような、小容量非経口容器中へ注射される。このミニ バッグ容器は大容量非経口容器よりも高い高度に吊され、そして二次的な投与セ ットによって一次的投与セット上の注射部位へ接続される。それはより高い高度 に維持されるため、小容量容器中の復元薬剤が放出された後、大容量容器からの 流体がもう一度流れ始める。
閉鎖した復元放出システムが、すべて本発明の譲受人へ譲渡された米国特許陽4 ,410,321; 4,411,662; 4,432,755および4,4 58゜733に開示されている。そこに示されているように、容器は薬剤および 希釈液を別々のコンパートメント中に含み、それらは薬剤が患者へ放出される前 に閉鎖系内において復元される。典型的には、該容器は、上で論じた小容量非経 口容器を持ったような一次投与セットの他端において接続された投与セントへ接 続される。これら特許に示された容器は、注射器復元に関連する問題の多くを解 決する。
しかしながらこの製品は、看護婦または他のオペレーターが流体を容器から放出 する前に実施しなければならない一連の復元ステップを必要とする。
オペレーターによる復元ステップを必要としない態様で薬剤または他の有益な剤 の放出が、カリフォルニア州パロアルトのアルザ、コーポレイションヘuA渡す レタ米国特許Nu 4,424,056; 4,432,756;4,439, 183 i 4,474.5’74; 4,479,793; 4,479,7 94およびカナダ特許11kL1,173,795に示されている。これら特許 に開示されているように、薬剤のような有益な剤を投与するためのフォーミュレ ーション室をその中に有する非経口放出システムが開示されている。このシステ ムは、例えば大容量非経口容器から、薬剤がその中にあるフォーミュレーション 室を含んでいる投与セントを通って流れる流体によって薬剤の復元を提供するこ とにおいて有利である。このシステムは前記した時間を消費する復元操作の必要 性を排除することを意図し、そして復元操作に関連する問題を排除するように見 える。
他の受動的復元システムがスウェーデンのアクチェボラゲット、ハラスルのヨー ロッパ特許m 0059694に開示されている。
薬剤をインラインで、すなわち投与セント中で放出するためのなお他の器具が、 スイスのチバ、ガイギー、アーゲーへ譲渡されたオーストラリア特許It 15 762/83および対応するヨーロッパ特許隘0100296に開示されている 。この器具は薬剤を保持し、そして液体が患者へ流れる一般方向と実質上反対方 向に液体が通過するセクションを含んでいる。
看護婦または他のオペレーターによる人手による復元なしに、インラインの薬剤 復元を提供しようとするなお他のシステムが、インディアナ州インディアナポリ スのイライ、リリー、アンド、カンパニーへ譲渡された米国特許m 4,465 ,471に示されている。この特許は投与セット自体中のソケソ1−のための構 造を開示する。復元し患者へ放出すべき薬剤を収容した別のカートリッジが該容 器中へ詰められる。液体が薬剤の復元およびその後カートリッジおよび容器から 出て患者へ放出のためにカートリッジへ侵入する時、流体の一部または大部分は 投与セントを通って流れ続け、カートリッジを完全にバイパスする。
上に記載したすべての発表は、時間を消費する復元操作およびそれに関連する問 題への解決法に向けられている。提案された解決法の大部分において、薬剤の放 出は受動的であること、すなわち一旦薬剤が投与セント中へ入れられれば、人手 による復元ステップは必要としないことが意図されている。
米国特許Na 4,410,321; 4,411,662; 4,432,7 55; 4,458,733を除いて、これら発表中に開示された試みらちれた 解決法の他の共通な特徴は、薬剤の放出が投与セントを通りそして患者への流体 流量とは実質上無関係な態様で可能であることが意図されていることである。別 ないい方をすれば、これらシステムは薬剤のある投与量をあらかじめ選択した時 間内に広範囲の流体流量内で放出するように設計されている。流量に無関係を薬 剤の放出は、それが薬剤および投与量によって変化するけれども、典型的には約 20ないし30分である治療上許容し得る時間内に必要な投与量が放出されるこ とを確実にするため好ましい。
薬剤および他の有益な剤の放出を流量と無関係にすることにより、システムは、 たとえ流量が看護婦または他のオペレーターによって過度に高くセットされても 薬剤が過度に速く放出されないことを確実にし、上で論じた全身毒性の問題を防 止する。
米国特許Na4..124,056 ; 4.、!79,793 iおよび4, 479,794のような文献のあるものは、やはり刑を混合しそして患者へ放出 するための投与量ノド中にインラインに配置された有益な剤を有し、剤の放出は 流体の与えられた容積で実施することができるシステムに向けられている。また 、流体流を制御する弁は、剤を流体流に依存できる態様で放出するように人手で 作動することができる。
これら自動的復元タイプのシステムのすべては、病院セツティングにおける典型 的条件を考慮に入れていない重大な不利益を蒙るものと信じられる。この重大な 不利益とは、低い流量においては、患者へ放出されている流体中の薬剤濃度が危 険なほど高くなり、体内への導入点近くにおいて患者へ局所毒性を生じ得ること である。
看護婦は典型的には重い仕事量をもって働き、そして緊急事態にすばやく反応す ることを必要とする。前記した受動タイプの放出システムの一つを設置した看護 婦がどこかの緊急事態に応するため患者を放置する必要があり得る。その看護婦 は、患者のベッドサイドから走り去る前に流体流をオフヘターンするか、または それを非常に低くターンすることによって現状を保とうとし得る。そうでなくて 、その看護婦は適切に高い流量にセットすることを忘れることがある。なお他の 可能性は、長時間にわたってローラークランプのようなコントローラーによって 締め付けられたときのような投与セットチューブの内腔の変化や、または患者ま たは放出システムまたは両者の運動によって引き起されたシステムへの変化によ り、流体が患者へ放出されている時間流量が減り得るということである。
受動タイプの薬剤復元システムにおける低流量に対して存在する状況の可能性は 重大であると信しられる。さらに患者への有害性を重大であると信じられる。
受動タイプ薬剤放出システムのあるものの他の欠点は、それらは薬剤または他の 有益な剤が投与セフ)中に組込まれるチャンバーもしくはハウジングを必要とし 、そのため該薬剤は投与セントと共にユニットとして販売されなければならない ことである。そのような構成は、病院が薬剤のタイプと投与量に応じてセ−/  トの大きい在庫を持つことを必要とするから、医学的に非実際的で商業的にも実 現不能である。病院購買代理店は各種タイプの投与セットの使用を予測すること に加えて、各種タイプの薬剤の使用を予測しなければならない。さらに、そのよ うな構成は、有益な剤のある投与量を放出することを望むたび毎にセントを変え ることを必要とし、セットに対する病院コストを大きく上昇させ、著しい余分の 看護時間を必要とし、感染の機会を増し、患者を妨害する。例えば、1日4回投 与が必要であれば、四つの異なる投与セントが必要であろうが、一方典型的な投 与セントは24時間ないし多分48時間の間使用されることがある。そのような 装置はまた、薬剤有効性にとって劣化効果を有する貯蔵中湿気および空気から分 離した環境に薬剤を保存する困難な問題を提起する。
公知のカートリッジタイプのシステムはインライン薬剤システムに関連した問題 を解決し得るが、しかしその中に薬剤を持っているハウジングを放出システム内 へ組込むため、薬剤を放出している投与セットを一時的に取外す必要性から免れ 得ない。
現存するカートリッジタイプの構造は、器具の作動を許容するためカートリッジ 内に空気排除器を必要とし、それによってカートリッジのコストを上昇させるこ と、カートリッジ内の乾燥薬剤に対する液体透過性の障壁の必要性、または必要 な時間内に薬剤投与量の大きなパーセントの効率的を放出を実現するとは見えな い流れパターンの存在等の他の欠点を蒙り得る。
現存するカートリッジ器具の構造は、すべての流体流をカートリッジを通って誘 導せず、異なる薬剤では制御が一層困難であり、そて挿入されたカートリッジ中 の薬剤の種類に応じて二辺上の容器形状を必要とする一層複雑な放出システムと する。
現存するカートリッジ器具構造は、カートリッジ内のすべての有益な剤のまわり の流体流をそれを通る流体流の始めから提供せず、時間とともに一貫しない混合 を生ずる。
現存するカートリッジ器具構造は、不適切な態様でカートリッジを容器中へ挿入 することを阻止する手段を含まず、そして薬剤が混合されずに下流へ放出された との可視指示器を含んでいない。
主光ユ■■皿 本発明は、薬剤または他の剤の復元に必要とする時間を消費する人手によるステ ップを排除する。この有益な剤の受動的混合は、流体源および流体導管を含み、 流体が流体源から該導管を通って患者の静脈系へ放出される静脈内放出システム 中へ挿入することができるハウジングを提供することによって達成される。該ハ ウジングは、流体導管を通って流れる流体と混合すべき有益な剤を収容するのに 適している。本発明の好ましい具体例においては、ハウジングは別体のソケット およびカートリッジを含んでいる。ソケットは、セットの製造中に静脈内投与セ ントにインラインに段重される。カートリッジは病院または他の医療施設へ届け られるような有益な剤を含むことができ、または病院薬剤師または他の人がカー トリッジへ有益な剤を充填することができる。
好ましい具体例においては、その内に有益な剤を含んでいるチャンバー含んでい るカートリッジがソケットとの流体連通のためソケット中へ差込まれる時、ハウ ジング出口を流出する実質上すべての流体はチャンバーを通って流れる。
好ましい具体例においては、ハウジングは、カートリッジチャンバーの少なくと も一部を通る流体流は流体源から患者への流体流の方向と一般に反対方向である ように設計される。、好ましい具体例においてはチャンバーのこの部分を通る流 体流は一般に上向き方向である。
本発明のハウジングは容易にプライミングすることができ、そして流体導管内へ 同伴された空気がハウジングを出ることを許容するためハウジング内に空気排除 装置を含める必要がなく、このためハウジジグ、特にカートリッジのコストを減 らす。
本発明のハウジングは、有益な剤の治療上許容量の混合を例えば約30分間のよ うな医学的に許容し得る時間内とするのに十分なほど速く提供する。
本発明の一具体例においては、ハウジングはハウジングカートリッジとして標準 的薬剤バイアルを含む。第3の別体の中間部分がカートリッジとハウジングの残 余の部分との間に流体流を確立するために設けられる。
本発明の一具体例においては、インラインのソケットは流体入口、受は入れセグ メント、排出セグメントおよび出口を含み、そのため流体はカートリッジがソケ ットへ差込まれていない時出口へ達するのに排出セグメントへ入る必要はない。
ソケソ]・は、その中に流れバイパス口を持っている弾力性チューブを含むユニ ークな流れ誘導具を含み、そのためカートリ、ジがソケットへ差込まれていない 時、ソケットへ入って来る流体は流れ誘導具を通り、流れバイパス口を出てそし て出口を通って流れる。別体のカートリッジがソケットへ差込まれる時、流れ誘 導具の弾力性チューブ部分はその中へ挿入されたカートリッジカニユーレの外周 をシールし、そのためソケットへ入って来る流体の実質上すべてが受け入れセグ メント、流れ誘導具チューブ、カートリッジカニユーレ、カートリッジチャンバ ー、排出セグメントおよび出口を次々に通って流れ、ソケットは流れ誘導具バイ パス口を通る流体流を実質上持たない。好ましい具体例においては、流れ誘導具 はハウジング中の排出セグメントを横切るがしかし閉塞しない。
別体のソケットとカートリッジとの間に接続手段が設けられ、そして第1および 第2の連絡セグメントを含むことができる。第1の連絡セグメントは受け入れセ グメントの下流端とチャンバーの上流端との間に配置され、その間の流体連通を 提供するのに通している。
第2の連絡セグメントはチャンバーの下流端と出口との間に、さらに詳しくはチ ャンバーの下流端と排出セグメントの上流端との間に配置され、その間の流体連 通を提供するのに通している。
注射部位のような刺通し得る手段を、ソケット内に配置された連絡セグメントの 部分のような連絡セグメント中に含めることができる。第1および第2の連絡セ グメントのカートリッジ部分中のカニユーレのような刺通する手段が含・められ 、注射部位を刺通するのに通している。前記した流れ誘導具は注射部位の一つを 含むことができる。
カートリッジ上流部分は、流体と有益な剤とのチャンバー内のより良い混合を提 供するため、下流方向に広くなった漏斗状形状を含むことが好ましい。
本発明はまた、ハウジング内に浮いている球のような、有益な剤の完全な混合の 目視指示器を含んでいるハウジングに関する。
本発明のハウジングのカートリッジはソケットへの不適切な挿入を防止するキー みぞ手段を含むことができる。
本発明はまた、有益な剤を静脈内放出システムへ導入するためのカートリッジに 関する。−具体例において、カートリ・7ジは流体導管中の二つの注射部位を刺 通することによって流体導管と流体連通を確立するための2本のカニユーレを含 む。カートリッジが流体導管へ接続される時、流体導管中を流れる流体の実質上 すべては第1のカートリッジカニユーレ、カートリッジチャンバー、第2のカー トリッジカニユーレを通り、そして流体導管へ戻るように流れる。
本発明はまた、有益な剤を流体と混合する方法に関する。
口皿勿関皿 第1図は、本発明の装置を含んでいる、流体源および流体導管を含む静脈放出シ ステムの平面図である。
第2図は、異なる高さに保たれた大および小容積非経口液容器を使用する、先行 技術薬剤放出ステムの平面図である。
第3図は、投与セット中にインラインでソケ・2トを含んでいるハウジングと、 有益な剤を収容するのに適した別体のカートリッジの断面図である。
第4図は、第3図に示したハウジングの断面図であるが、しかしソケットへ固着 されたカートリッジを図示している。
第5図は、ある制御手段について流体流量の関数として有益な剤の放出時間を追 跡するグラフであり、流体流量過渡域と、第1および第2の放出モードを図示し ている。
第6図は、第5図に示したデータを発生するのに使用した、別のハウジングを図 示する断面図である。
第7図は、第6図のハウジング中の錠剤を製造するような多孔質ポリプロピレン 粒子の概略図である。
第8図は、第6図のハウジング中に示した錠剤の概略的部分拡大図であり、有益 な剤およびポリプロピレン担体を図示している。
第9図は、第6図のハウジング中の錠剤の概略的部分拡大図であり、ポリプロピ レン担体内の有益な剤の通路を図示している。
第10図は、局部的速度プロフィルおよび拡散境界層を図示する概略断面図であ る。
第11図は、ペレットをその中に持ったハウジングの断面図である。
第12図は、その中に粉末を持ったハウジングの断面図である。
第13図は、その中にを益な剤と熔解し得る担体を含んでいる錠剤を持っている ハウジングの断面図である。
第14図は、平行な流れセグメントを持ち、有益な剤がこれら流れセグメントの 一方の中にある、分岐流体通路を図示する概略断面図である。
第15図は、第3および4図に示したハウジングと類似であるが、しかし流れ誘 導具を持たず、分岐流、平行流セングメントを持ったハウジングの断面図である 。
有益な剤を収容するのに通した別体のカートリッジを含んでいる、かしソケット の中間部分がソケットのインライン部分およびカートスパイクコネクター26に よって第1の容器22上の第1の容器投クランプ34のような第1の流れ調節手 段、およびYアダプター注射部位36を含んでいる。先行技術静脈内放出システ ム20はさらに、例えば、無菌水、デストロースまたは食塩溶液のような希釈液 を収容している第2の流体容器38のような第2の流体源を含んでいる。復元し た薬剤は第2の容器注射部位40によって第2の流体容器38中へ注射すること ができる。
容器38中の流体が放出された後、第1の容器22からの流体の患でプラスチ、 クチューブ76のまわりに配置される。装ff60は流へ同伴された空気は空気 排除膜86を通って環境へ導管から出て行く。
投与セ・ント68の先端は、皮膚から患者の静脈系へ入るカテーテル92のカテ ーテルハブ90へ接続する雌ルーアーアダプター69性を排除する、その中へチ ューブ76が装着される別のポンプでも良い。
この開示において、ハウジングおよび装置は静脈内放出システムおよび患者の静 脈系に関して論ぜられる。しかしながら、ハウジングおよび装置は有益な剤を患 者の静脈系以外の位置で患者へ導入するために使用することができる。静脈内と はそのような他の部位をも含む。装置およびハウジングは有益な荊を収容するの に適している。有益な剤とは、診断物質や、以外的に有益な効果を持つことを意 図する物質を含むことを意味する。
4図に示すように、剤および担体はベレット形であるが、後で論ずした上流端1 12を含んでいる。チャンバーはまたチャンバー下流出セグメント116を形成 する。
ハウジング78はさらに、カートリッジをソケットへ固定しそしてその間に流体 流を提供するための接続手段をソケット80とカートリッジ82の両方に含んで いる。接続手段は第1および第2の連絡セグメント122.124を含んでいる 。第1の連絡セグメント122は、受は入れセグメント下流端104とチャンバ ー上流端112との間に配置され、そしてその間に流”体連通を提供するのに適 第2の連絡セグメント124は、チャンバー下流端114と排出セグメント上流 端118との間に配置され、その間に流体連通を提゛供するのに通している。第 1および第2の連絡セグメンl−122゜124はそれぞれソケット80および カートリッジ82の両方に゛配置される。
刺通し□得る手段がハウジング78中の第1および第2の連絡セグメント122 .124の両方に配置され、それらをブロックする。
ハウジング78内に使用される刺通し得る手段は、第1および第2の連絡セグメ ント1’22,124内にそれぞれ配置された弾力性ゴム状注射部位126,1 28である。この注射部位は第1および第2の連絡セグメントのソケット部分の 端部に装着され、そしてカートリッジとソケットとの間の接続手段の一部を構成 する。
第1および第2の連絡セグメント122.124の両方には、刺通し得る手段i 穿刺するための穿刺手段が設けられる。ハウジングニューE;130.13′2 よIQ flる。カニ・ユーレ130 ’+ 1’3’ 2は接続手段の一部を 構成する。カートリッジおよびソケットが相互に押パし付けられる時、カニユー レ130.132はそれぞれ注射部位126.128を刺通し、それによって受 け入れセグメント100、チャンバー106および排出セグメント116を流体 連通に置く。
第1の連絡セグメント注射部位126は、刺通し得る手段である流れ誘導具13 4の一部である。注射部位126に加えて、流れ誘導具134は受け入れセグメ ント下流端104へ流体シールに接続された上流端138を有するチューブ13 6を含んでいる。注射部位126はチューブ136の反対端を閉鎖する。チュー ブ136および注射部位126を含んでいる流れ誘導具134は単一片として製 作されることが好ましい。
流れ誘導具134はチューブ136の壁に流れバイパス口142を備える。チュ ーブ136は弾力性で、第4図に示すように注射部位126を刺通するカニユー レ130の外周のまわりをシールするような寸法であることが好ましい。流れ誘 導具134は排出セグメント116を横切るがしかし閉塞しない。
第3図を参照すると、カートリッジ82がソケット80中へ差込まれない時、流 体通路76を通って流体源から流れる流体は、導管上流部分76aから、入口9 4を通り、流体通路98の受け入れセグメント100中へ流入する。流体は受け 入れセグメント下流端104から出て流れ誘導具134へ入り、次に流れバイパ ス口142を通って流れ誘導具134から流出し、そしてそれは出口96からプ ラスチックチューブ76の下流部分76bへ流入し続ける。
第4図を参照すると、チャンバーが受け入れセグメントおよび排出セグメントと 流体連通にある時、チューブ136はカニユーレ130の外周のまわりをシール し、そのため流れ誘導具134は入って行く流体は流れバイパス口142を通っ て出て行かない。そめ代わり、流れ誘導具134へ入って行く流体はカニュニレ 130を通ってチャンバー106へ流入する。流体はカニユーレ132を通って 排出セグメント116へ流れ続ける。排出セグメント116中の流体は流れ誘導 具134のまわりを通り、出口96および導管の下流部76’a中へ流れる。第 4図から、チャンバーの少なくとも一部を通る流体床の方向は、流体源から患者 への流体流の方向に一般的に反対の方向であることが見られるであろう。ハウジ ング78においては、チャンバー106を通る流体流は一般に上向き方向であり 、これは容器62から患者への流体流の下向き方向に対して一般的に反対である 。
流体がチャンバー106を通って流れる時、チャンバー106内の有益な剤10 8は流体と混合し、その後それと共に患者へ放出される。後で説明するように、 有益な剤は単独で、または熔解し得るもしくは熔解しない担体物質110と組合 わせてチャンバー106内に置くことができる。有益な剤108または組合わせ た有益な剤および担体108,110は、第3,4図に示すようなペレット形か 、または大きな錠剤形か、または非常に小さい別々の粒子の粉末形でよい。
ハウジング78は受動的薬剤放出を許容することが判明した。看経由する必要は ない。一旦カートリッジ82がソケッ)80へ差し込まれそして流体が流れ始ま れば、薬剤または他の有益な剤108は患者へ放出するため流体と自動的に混□ 合される。
ハウジング76内のチャンバー106中の上向き流路は重要である。チャンバー 106の下流もしくは排出端114がチャンバー106のトップにあるため、チ ャンバーの下流端114にある流体は、もしチャンバーの下流端がチャンバーの 上流端よりも低い高さにあるよりも有益な剤108の低い濃度を持っている。こ れは、有益な剤108が流体流量に実質上無関係な態様で放出されることを許容 し、そのため単位時間当たり放出される有益な剤108の量は与えられたハウジ ングおよび有益な剤に対して実質上コンスタントであるハウジング78の創製を 助ける。
このように、ハウジング78は、20ないし40分の間のような、治療上有効で あるのに充分に短い時間内に有益な剤108の放出を許容する。この時間は限定 を意図せず、多くの静脈内放出される薬剤に対する典型的に望ましい放出時間を 表す。ハウジング78はまた、薬剤が高い流量において過度に速く放出されるこ とを防止し、そのため上で論じた全身毒性の医学的許容できない状態は発生しな いであろう。換言すれば、ハウジング78は、患者の血流が有益な剤10Bの危 険な高濃度を持つことを防止する。
チャンバー106内の上向き流路はまた、流体が有益な剤108を通っておよび そのまわりを上向きに流れる時、流体の渦を発生することによって混合を助ける 。上向き流路はまた、ハウジング中およびハウジング上流のシステム中へ同伴さ れた空気を出口96の下流へ押し出すのを助ける。これはその中にカートリッジ を持ったハウジングの容易なブライミングを許容する。事実、カートリッジ82 は自己プライミングである。さらに、ハウジング78内のチャンバー106内の 上向き流路は、カートリッジ82自身内の空気ベントまたは他の空気排除手段の 必要性をなくす。
空気排出手段を静脈内放出システム58に含めなければならないものと信しられ る。第1図に示すように、空気排除手段は単に商業的に入手し得る流体フィルタ ー84の空気排除膜86でよい。空気排除手段は、ハウジングを含む流体導管中 に同伴された空気を排除する。空気排除手段はハウジング内に設置することが可 能であるが、それはハウジングの下流に配置するのが好ましい。そうすることに より、システム58はハウジングがない時でも多分システムに望ましい既知の流 体フィルター84に既存の空気排除膜86の利益を受ける。空気排除手段がハウ ジング78の外部にあり、そして特にチャンバー106をその中に持つカートリ ッジ82の外部にあることを許容することにより、ハウジング、特にカートリッ ジの製造コストが著しく減少される。
好ましくは、チャンバー上流端112に隣接するチャンバー上流部分は、傾斜す る上流チャンバー壁148のように、漏斗状形状を持っている。第3および4図 に見られるように、漏斗状形状は下流方向に広くなっている。この形状は混合プ ロセスを助け、そしてチャンバーを通る流体流の始めから流体流を有益な剤10 8のすべてのまわりに向けることを助ける。チャンバー下流端114近くの(頃 斜する下流チャンバー壁150のような漏斗状形状も好ましく、これは下流方向 に狭くなる実質的に漏斗形を形成する。このような構造はチャンバー106の流 体流出を助けるハウジング78の追加の特徴は、チャンバーアクセスポート15 4をシールしているチャンバープラグ152である。有益な剤108はチャンバ ーアクセスポート154を通ってチャンバー106中へ入れることができる。こ の設計は、有益な剤108をその中に持)たハウジング78の製造か、またはそ の中に有益な刑なしで病院へ届けることができるカートリッジ82の製造を許容 する。病院薬剤師マたはオペレーターは、次に単にプラグを除去し、有益な剤1 08を挿入し、そして無菌条件下アクセスポート154ヘチヤンバープラグ15 2を再シールする。チャンバープラグ152は、有益な薬剤がカートリッジへ流 体状態で加えられるような場合、プラグ152を通して注射器および針でチャン バーを充填することを可能とするため、弾力性の刺通し得る、再シール可能な材 料とすることができる。
もしカートリッジがその中に有益な剤を持うて製造されるならば、プラグ152 は超音波溶接、溶剤接着または他の永久手段によってシールすることができる。
もしカートリッジ82が病院人による有益な剤108の添加のために製造される ならば、プラグ152はチャンバーが薬剤師によって再シールされた後アクセス ポート154を通るチャンバーの汚染を防止する密な摩擦嵌合を持つように設計 することができる。
好ましくはカートリッジは、カニユーレ130,1.32それぞれのまわりに配 置されそしてそれから離れている保護スリーブ156゜158を含み、接触汚染 を防止する。スリーブ156,158はスリーブ156,158へ接着した除去 し得るフォイル小片160゜162によってそれぞれカバーされることができる 。小片160゜162はカートリフジ82がソケット80中に差し込まれる前に 除去される。
保護スリーブ156,158は、カニユーレ130,132を注射部位126, 128内に正しく整合する重要なI+81能を果たす。これは流れ誘導具134 の適正な挿入のため特に重要である。スリーブ156,158は、ソケソ)80 上の第1および第2の連絡セグメントのそれぞれの部分122A、124Aの外 径よりも、例えば約0.005ないし0.020インチ大きい内径を持つことが できる。
このように、カートリッジがソケットへ差し込まれる時、カニユーレ+30は注 射部位126の中心に位置し、そのためカニユーレ130は流れ誘導具のチュー ブの内側へ侵入する。
カートリ・ノジ82の追加の特徴は、カートリッジ82がソケノ1〜80へ逆に 固定されることを防止するキーみぞ手段である。該キーみぞ手段は、第3図に示 すようにスリーブ156の内壁上に取り付けたキー164を含む。このキーはソ ケット80上の第1の連絡セグメント122の部分122A上のスロット266 中にはまる。このキーみぞ手段は多数の他の形状を含むことができ、そして第2 の連絡セグメント100中にもまたは第1の連絡セグメント122に代わって配 置することができる。キーみぞ手段は第2のカニユーレ132が一方の注射部位 126を刺通することを防止し、そして第1のカニユーレ130が他方の注射部 位128を刺通することを防止する。
好ましくは、カートリッジの少なくとも一部は任意に透明であり、そのためチャ ンバー106およびチャンバー中味を明瞭に見ることができる。さらに後で説明 するように、担体100を有益な剤108と共にチャンバー106内に入れるこ とができる。この担体110は比較的不活性であり、そしてカートリッジ82を 通って流れる流体に熔解しない。この理由のため、視覚検査によって有益な剤1 08の全投与量が混合され、チャンバーの下流の流体導管へ放出されたかどうか を確かめることが困難となり得る。しかしながら、全投与量放出の目視検査は静 脈内システム58において良い安全策である。
従ってハウジング78は、光学的に透明なカートリッジ部分に加え、1個または それ以上の中空プラスチック球129または他の浮遊目視指示器を含むことがで きる目視検査手段を含んでいる。好ましい具体例においては、各自異なる範囲の 比重を有する流体中に浮いている数個のプラスチック球129がチャンバー10 6内に支承される。球129′の同じセットが受け入れセグメンl−100中に 支承される。ソケット80の受け入れセグメント100も球129゛を見るため 光学的に透明につくられる。有益な薬剤は受け入れセグメント100中へ侵入し ないため、受は入れセグメント100中に浮いている球129°の数は流体源か らの流体の比重に依存するであろう。
球129°は、剤が実質上全部混合されそしてチャンバー106の下流へ放出さ れた時を球129と受け入れセグメント中の球129° と比較することによっ て決定するための参照として役立つ。球メント100中に浮き続けている時、チ ャンバー内および受け入れセグメント内の流体の比重は実質上同じであり、その ため有益な剤10日の少なくとも殆ど全部がチャンバーの下流へ輸送されたこと を知る。剤108、そしてもし溶ければ担体110がチャンバー106内に残っ ていれば、チャンバー内の流体の比重は受け入れセグメント内の流体の比重より も大であり、そのためより多数の球129が受け入れセグメント中よりもチャン バー内に浮いているであろう。
有益な剤108が排出セグメント中の流体中に残っているかどうか、または剤1 08が排出セグメントの下流へ通過したかどうかを決定するため、球はチャンバ ー106中の球129のほかに、またはその代わりに排出セグメント116へ配 置することができる。ソケットの排出セグメントは光学的に透明であり、そして 排出セグメント116中の球も受け入れセグメントlOO中の球と比較すること ができる。
行は入れセグメントlOO中の球129゛の位置における下向き流の影響は、受 は入れセグメントの容積を拡大することによって最小化することができる。その 代わりに、オペレーターは、例えばローラクランプ74によって球129,12 9°を比較するため流体流を瞬間的に止めることができる。
目視指示器手段の他の具体例は、球129を受け入れおよび排出セグメン)10 0,116ではなくてチャンバー106内にのみ含めることである。この具体例 においては、各球に対する浮遊比重範囲がチャンバー106内に支承される有機 な剤108と、もし熔ければ担体に従ってあらかじめ選定される。剤108の混 合が完結に近づく時、球は沈下し始め、混合が完結に近づいている指示を与える 。剤108の混合が終了しそしてチャンバー106の外へ放出される時、最後の 球129が沈下する。
目視指示器手段のなお他の具体例は、再び剤108およびもし溶ければ担体11 0に依存し、あらかじめ選定した最小比重まで浮いている単一の球129をチャ ンバー106へ含めることである”。この具体例においては、流体がチャンバー を通って流れ、有益な剤108の最後の部分が混合されそして下流へ放出される 時、チャンバー内の流体の比重は小さくなり、そして球129はチャンバー10 6の上流部分の底近くに着座するようになるまで沈下し始める。この目視指示器 は、実質上全投与量が混合され、下流へ放出されたかどうかを示すことを意図す る。
好ましくは、浮いている球129,129’ は小さい気泡が容易に付着せず、 そのため球129の浮力がそれによって変化しない材料でつくられる。
上に記載したハウジング78はハウジング7日を通る流体流量に無関係の態様で 薬剤の受動的混合および出口96からの放出を容易化するけれども、ハウジング 78は、前に記載したように、局所毒性と呼ばれる、低流量において患者の静脈 系への侵入点近くの過剰に高い薬剤濃度の医学的に許容し得ない問題を可決しな い。この問題は他の既知の受動タイプ薬剤放出システムに関連する。換言すれば 、本発明装置60は、患者へ放出される流体中の有益な剤の医学的に許容し得な い高濃度を防止し、それによって患者の静脈系へ入って行く流体中の薬剤もしく は他の有益な剤の有毒濃度に関連する重大な静脈刺激または他の医学上の問題を 防止する。
装B60は局所毒性を防止し、同時にまた医学的に許容し得るほど十分に短い時 間で有益な剤の投与量の放出を許容する。装置60はハウジング78と、そして ハウジング出口96の外への有益な剤の放出割合を制御するための手段を含んで いる。この制御手段は、出口96を出る流体流量に依存して、有益な剤に対して 二つの異なる放出モードをつくる。該制御手段はい(つかの構造的特徴の一つま たはそれ以上を含むことができる。例えば第3および第4図に示した装置60に おいては、制御手段は有益な剤108ばかりでなく、後で詳しく説明する非熔解 性の多孔質ポリプロピレンブラスチソクのような担体110をも含むベレットを 含んでいる。
該制御手段は、有益゛な剤の放出割合がチャンバーを通る流体流量と実質上無関 係であるのに十分なほどチャンバー106を通る流体速度が高゛<、上で論じた 流量無関係薬剤放出のすべての利益を与える第1の放出モードをつくり出す。加 えて、該制御手段は、有益な剤の放出割合がチャンバーを通る流体流量に依存す るのに十分なほどチャンバーを通る流体速度が遅い第2の放出モードをつくり出 す。
第1および第2の放出モードは、第1の゛放出モードに関連する高い流体流量と 、第2の放出モードに関連する低い流体流量との間に流体2i!量過渡域を含ん でいる。この流量過渡域においては、流体流量に対する有益な薬剤の放出割合の 依存程度は著しく変化する。
換言すれば、第1の放出モードにおいては単位時間当たり放出される有益な剤の 量、例えば27分は実質上コンスタントである。第2の放出モードにおいては、 低い流量において、単位時間当たり放出される有益な剤の量は流体流量が減少す る時可変となりそして減少する。
制御手段を含む装置60は、もし流体流が長時間完全に止められそして低もしく は高流量において再開されても局所毒性を防止する。
装置60をもって低流量においてさえも多回投与が可能となる。例えば、チャン バー106の剤108の一部を与えられた時間にわたって第2の放出モードで作 動するのに十分に低い流量で放出することができる。流体流はその後止めるか、 またはより低い流路へ変えることができる。利用し得る剤108の他の部分は、 もし望むならば同じ態様で放出することができる。 。
第5図を参照すると、制御手段の影響を示すグラフが示されている。グレフの横 軸は流体流量を指示し、グラフの縦軸は利用し得る剤108の90%を放出する のに要する時間を指示する。このデータの作成に使用したハウジング、有益な剤 および担体は後で記載する。一般に、第5図において流体流量過渡域は、流体流 量的30ないし60厭/時の間である。第■の放出モードはこの流体流量過渡域 において始まり、そして試験した最高流1240d/時までの途中の全部を走る 。特に流量約60厭/時またはそれ以上においては、プロットした線は実質上水 平であり、剤の放出割合は実質上流体流量に無関係である第1の放出モードを表 す。
第2の放出モードは、流体流量過渡域のどこかで始まり、そして試験した最低流 量である15厭/時まで下へ延びる。グラフのこの区域のプロットした線はけわ しく傾斜し、流体流路にいする薬剤放出の強い依存性を示している。
第6図は、それぞれ流体導管の上流および下流部分への接続に適している入口1 72および出口174を有するハウジング170を含んでいる装置168の断面 図である。矢印は装置168を通る流体流の方向を図示する。ハウジング170 は第5図のグラフに示したデータを作成するために使用された。
ハウジング170は、チャンバー171を形成するように下方カップ17゜8へ 固着された上方カップ176を含んでいる。チャンバー171は約3/4インチ の内径を有する中央円筒形部分と、そし下方金i11’l 180はその周縁で 例えば摩擦嵌合により、円筒形および下方円錐形部分の間の合体部において下方 のカップ178へ装着される。金網180の残りは下方カップ178から離され る。上方金網181はその周縁で例えば上方および下方カップ176、i78の 中間に装着される。錠剤182は下方金網180の上に乗り、そして上方金網1 81によって所定位置に保持される。錠剤182は有益な剤184と担体186 とを含んでいる。このテスト操作において使用したように、例証目的のためのみ でそして開示の範囲を■定することを意図せずに、錠剤182は9/16インチ の直径を有し、そして有益な剤184としてアンピシリンナトリウム500曙投 与量を含有する。該錠剤は担体186として多孔質ボリブロピレンプラスチソク を含んでいる。アンピシリンナトリウム対ポリプロピレンプラスチックの重量比 は約10対1である。
錠剤182をffi造する前に、ボリプロビレンプラスチソクは平均粒子寸法約 53±10ミクロンを持つ粒子188中に存在したが、広範囲の粒子寸法が作動 するものと信しられる。プラスチック粒子188は概略的に第7図に示されてい る。このプラスチック粒子188は多孔質で、めいめいが約7ないし10ミクロ ンの直径を有する相互に接続する空隙190を持っている。このプラスチック粒 子188はイリノイ州マソククノクのマーマノク、ラボラ1−リーズによってA ccurelの名称で製造されたものでよい。
錠剤182はアンピシリンナトリウム184とプラスチック供給粒子188とを 約8. 000p、s、i、の圧縮力で圧縮し、第8図および第9図に概略的に 示した構造を形成することによって形成される。
成形した錠剤182の圧縮中に、個々のプラスチ、り供給粒子188中に形成さ れた空隙190のいくらかは圧縮されるものと信じられる。構造は有益な剤粒子 192がプラスチック供給粒子188中に混合されて、第8図に示したように見 えるものと信しられる。プラスチック供給粒子188の表面上の空隙を除いて、 有益な剤184はプラスチック粒子188中の形成された空隙190中へ侵入す るとは信じられない。
第9図を参照すると、錠剤182中に担体186より著しく多く有益な剤184 が存在するため、そのため圧縮された剤粒子192よりなる有益な剤184のチ ャンネル194が形成されるものと信じられる。
錠剤182中の有益な剤184のまがりくねったチャンネル194は、有益な剤 の固有の熔解速度より典型的に小さい、セットした割合で錠剤182から有益な 剤を計量し出す。第1の放出モードにおいては流量に無関係なこのセットした割 合は、錠剤を成形するのに使用した圧縮力により、プラスチック粒子188の空 隙容積、剤粒子の空隙容積、および錠剤182の空隙容積を調節することによっ て制御される。この七ノトシた割合はさらに、錠剤の表面積、有益な剤と担体と の間の重量比、有益な剤および担体の粒子寸法、および錠剤182の形状を調節 することによって制御される。
錠剤の成形に使用する圧縮力が大きければ大きい程、セントした割合は小さくな るであろう。流体流へ露出される錠剤の表面積が小さければ小さい程、セントし た割合は小さくなるであろう。担体に対する有益な剤の重量比が小さければ小さ い程、セットした割合は小さくなるであろう。セットした割合は絶対的に精密な 値ではなく、セントした割合は第5図の例において60淑/時のようなある流量 より上ではそれほど変化しないことを思い出すことが重要である。
第6図に示すように、ハウジング170を通って流れる流体は錠剤182の外表 面の上を通過する。他の流れ構造が第1O図に図示されており、そこには有益な 剤と担体の錠剤200が起重される流体通路198を形成するハウジング196 が示されている。流体流は第10図において左から右であり、該図はまた第6図 に示した装置168において何が起こるかを概略的に図示する。錠剤182およ び200は、有益な剤の放出割合が流量に依存する第2の放出モードを発生させ るため、物質移動思想をハウジング170,196が利用することを許容する。
錠剤182,200は、錠剤内部から錠剤表面への有益な剤の輸送に対し物質移 動抵抗を提供する。これはセットした放出割合が、上で記載した有益な剤の本来 の溶解速度より小さいことを意味する。
また、物質移動に対する追加の抵抗が、錠剤182,200のそれぞれの表面か ら流れている流体中へ短い距離“A”だけ存在する拡散境界によって提供される 。厚み変数“A”と呼ばれる、この拡散境界層を通る有益な剤184の物質移動 速度は、局部的速度プロフィルに依存する。この局部的速度プロフィルは、与え られた時間内に通路を通って放出される流体の容積、流体通路の特に錠剤のとこ ろの断面積、そして流体通路断面の形状のような変数によって決定される。第1 0図の左の矢印のセットは比較的低い流量における局部的速度プロフィルを図示 し、第10図の右の矢印のセットは比較的高い流量における局部的速度プロフィ ルを図示し、その中で矢印の長さは流体通路断面中のその点における流体の速度 に比例している。
流体動力学の既知の原理と一致して、流体速度は流体通路の中央部分において大 きく、そして例えばハウジング壁194と錠剤表面204とによって形成された ような通路壁においては低い。低い流量においては、流体通路断面を横切る異な る点における流体速度の変化は、矢印の左手および右手のセットによってそれぞ れ指示されているように、高い流量におけるよりも少ない。上で論じた錠剤形状 および装置168.装置60の流体通路の形状を注意深く調和させることにより 、一定の流体流量過渡域以下では、拡散境界層の物質移動抵抗は顕著であり、す なわち“A”の値は錠剤182,200の物質移動抵抗特性に関して高い、過渡 域以上の流体流量においては、増加した流体速度およびそれによって生じた局部 的速度プロフィルの大きな変化は、実質上すべての物質移動抵抗が拡散境界層の 物質移動抵抗からではなく、錠剤182,200における物質移動抵抗から生ず る程十分に、拡散境界層の厚み“A“を減らず。これが発生した時、有益な剤の 放出割合は流量と無関係になる。
もっと重要なことは、流量過渡域の流体流量域を制御するため、錠剤およびそれ に関連する前記変数を装置60.168中の流体通路に一致させる能力である。
換言すれば、担体、有益な剤、流体通路および前記の相互に関係する特性を変え ることにより、薬剤放出と無関係な流量範囲(第1のモード)をつくりだすこと が可能であるばかりでなく、薬剤放出が流体流量依存から非依存ヘシフトする流 体流量域値も制御することができる。
流体流量過渡域を制御し、そして流体流量過渡域を装置60,168中の低流体 流量における局所毒性を防止するほど十分に高くする能力は、他の受動的復元シ ステムとの主要な相違点である。
与えられた流量において、二つの異なる装置60および168は二つの異なる局 部的速度プロフィルを持つことができる。このため流量過渡域を決定する流量は 、局部的速度プロフィルそしてそのため拡散境界層の厚みを変えるように、ハウ ジング78,170中の流体通路の形状、そして特にチャンバー106,171 の形状を変えることにより、またはその中に担体を持っていても持っていなくて もよい錠剤をその物質移動抵抗を変えるように変化させることによって変えるこ とができる。
放出すべき有益な剤それにもし使用すれば担体の固有熔解速度と、有益な剤がそ の中で装置中に入れられる例えば錠剤、ペレ、7トまたは粉末の固有熔解速度は 、有益な剤の表面禎を横切る装置中の流体通路の形状および断面積をやはり決定 するであろう。拡散境界層によって与えられる物質移動抵抗と有益な剤/担体の 物質移動抵抗との相互作用の重要性は、17秒マークのすぐ下に第5図において プロットされた水平線によって図示されている。この線は、前記したような錠剤 を使用することによってプロットされた。該錠剤は水lEを収容した大きな容器 中へ入れられ、激しくかきまぜられた。そのような装置は有益な剤のまわりのど んな拡散境界層をも効果的に排除する。第5図のグラフ中の水平線は、大容器中 の実験によって決定された該錠剤からの剤の固有放出割合を表す。この固有放出 割合はこの例における第1の放出モードによって接近される割合である。
装W160,16Bは、有益な剤または有益な荊/担体組合せを錠剤形のみで持 つ必要はないことに注目することが重要である。第11図を参照すると、有益な 剤206および担体208をペレット形で収容していることを除き、第6図の装 置168へ類似の装置168゛が見られる。ペレット21Oの各自は個々の錠剤 182のようにつくることができる。例えば、各ペレット210はアンピシリン ナトリウムと多孔質ポリプロピレンとを含むことができる。作動において、装置 168° は、ペレット210を横切りそしてまわりの流れパターン168は錠 剤182のまわりの流れパターンよりも複雑であることを除き、装置168と同 様に機能する。
第12図を参照すると、チャンバー171°は有益な剤21−2および担体21 4の非常に小さい粒子または粉末を含んでいることを除き、装置168,168 ’ と類似の装置168″が図示されている。この例でも続いて、剤212はア ンピシリンナトリウムもしくは他の薬剤とすることができ、そして担体214は 多孔質ポリプロピレンまたは溶解し得る物質とすることができる。第12図の装 置168”においては、剤粒子222および担体粒子214はチャンバー171 ”へ別々に供給される。しかしながら、剤と担体とは、第11図に示したペレッ トよりもっと小さい粒子に結合することも可能であろう。これは剤および担体の 別々の粒子よりも良く作動するものと信じられる。装置168”の流れパターン は、第11図の装置168°で作動している流れパターンよりもさらにもっと複 雑であり得る。しかしながら剤212および担体214は装置i!168”にお いて−所に圧縮されていないから、実質上流量無関係剤放出のセットした割合は 、装置168’、168におけるよりも高いものと信じられる。さらに、第11 および12図に示したペレット形および粉末形は、共に第3および4図に詳しく 示した装置によって例証されたような、上向き流体流路におけるよりも良好に作 動することに注目することが重要である。
第13図を参照すると、装置168へ類似した装置216が図示されている。装 置216は、有益な剤220と溶解し得る担体222とを含む錠剤218を含ん でいる。有益な剤はアンピシリンナトリウムでよい。この例においては、必要な 担体の量は非熔解性担体の場合よりもずっと多い。例えば、担体対有益な剤のM 量比は10:1とすることができる。制御手段は、流量依存薬剤放出の第2の放 出モードをつくる低い流量における大きい拡散境界層への依存を含む、前記のよ うに作動する。高流量においては、薬剤放出は実質上流体流量に無関係である。
しかしながら、担体222は剤220と共に熔解するから、剤溶解の最高割合は 、錠剤218によって形成される物質抵抗により少し、そして利用し得る流体に 対して剤220と競合する担体222の溶解度によってもっと制御される。換言 すれば、熔解し得る担体の場合、錠剤218の固有溶解速度は、最高薬剤放出速 度を決定する最重量ファクターとして、錠剤182の物質移動抵抗に代わること が確かである。
組合せた有益な剤220および溶解し得る担体222は、非溶解性担体のための 第11および12図に示したような粉末およびペレット形で使用し得るものと信 じられる。加えて、剤220と溶解し得る担体222との組合せは装置60に使 用することができる。
非熔解性担体および熔解性担体の両方において、剤を横切りそしてそのまわりの 適切な寸法の流路を持つことが重要であるのみならず、剤が貯えられるチャンバ ーの寸法を制限し、それによっ゛ζカートリッジ内に存在する溶解した濃い剤の 量を制限することも重要である。
熔解性または非溶解担体のどちらでも、第12図に示した粉末形は、より大きい 流量によって生じたより大きい乱流が粉末形の剤熔解速度の増加に対してより大 きい影響を持つため、ペレットまたは錠剤形のどちらよりも増加した流量に対し て一層感受性であると信じられる。また、粉末形の場合、流体流量過渡域は制御 するが一層困難であると信じられる。
熔解し得る担体222は、不溶性担体よりも増加した流量によって一層影響され るシステムをつくり得るものと信じられるが、しかしながら、熔解し得る担体の 使用は高流量において時間に対し実質的にコンスタントな剤熔出割合を保証しな い。
溶解し得る担体の利点の一つは、それが有益な剤222の投与量が装置60,1 68の外へ放出されたかどうかの目視指示器を提供することである。例えば、溶 解し得る担体を有する錠剤218は装置60のカートリッジ82中に収容するこ とができる。カートリッジ82はチャンバー106を見ることを可能とするため 透明とすることができる。看護婦または他のオペレーターは、錠剤218が溶解 してしまったことを知ることによって剤220が実質上放出されたことを告げる ことができる。
第14図を参照すると、装置226の流体通路に二つの非直列に接続した流体通 路セグメン)224a、224bを有する分岐流体通路が概略的に図示されてい る。概略的に図示した装置226は、例えば網230間に捕捉された例えばゆる い粉末形の有益な剤228を含んでいる。第14図は、患者へ放出される流体中 の局所的薬剤毒性を防止するのに十分に高い第2の放出モードをつくるのを助け る分岐流路の使用を図示する。非直列接続セグメント224 a。
224bを適切に寸法決めすることにより、装置226は、例えば60成/時の 流量において、20燻/時がセグメンt・224 aを通り、40淑/時がセグ メント224を通って流れるように設計することができる。セグメンl−224 a中の有益な剤228によって生ずる抵抗のため、セグメント224bはもっと 小さい断面積を持・つことかできる。
この構造をもって、流体流量を60から120成/時へ上昇すればセグメンI− 224aを約4.0d/時、セグメンI−224bを80ail’/時で通過す るであろう。同様に流体流量を30成/時へ下げることは、セグメント224a を約10淑/時、セグメント224bを20厭/時で通過することを生ずるであ ろう。有益な剤228の本来の溶解速度に応じ、流量60ないし120d/時に おいて出口232を出る剤228の放出は流体流量に無関係になるが、30威/ 時の低い流量では、セグメンl−224bを通る流体の流れが薬剤放出速度を決 定し、そのため薬剤放出は流体流量依存性になる。
装置226の分岐流構造においては、セグメント224aを横切る流体流の制限 は、有益な剤228が溶解するにつれて時間の経過により大きく変化することが わかるであろう。この変化の影響は非熔解性担体の使用によって減少することが でき、またはセグメント224aを通る流れを全く阻害しない構造を開発するこ とは困難である。このため、装置226は、例えば24時間のような長時間にわ たって薬剤228の放出により良く向いている。そうすることにより、セグメン ト224bを通る流体流抵抗の変化は単位時間あたり小さくなり、所定の所望値 またはそれ以上における流量において実質上流量無関係薬剤放出を一層許容する であろう。
第15図は、第3および4図に示した装置60に外観が似ているが、しかし全く 違って機能する装置234を図示する。装置234は装置226に関して論じた 分岐流流体通路を使用する。カートリ7ジ82′が流れ誘導具のないソケソI・ 80゛へ差し込まれる時、いくらかの流体は最初に有益な剤236がその中に入 っているカートリッジ82゛を通過することなく、出口96°から流出し続ける 。
装置234ば、特に約30分のような短い薬剤放出時間のためには好ましくない 。
装置60,168.168’ 、168”、216,226,234中に入れら れる剤または剤/担体は他の形状を含むことができ、そして特定の局部的速度プ ロフィルおよび拡散境界層の発生のための通過な流路に正しく調和させた時、局 所薬剤毒性を防止するのに十分に高い流体流量まで延長する第2の放出モードを 発生する制御手段を構成し得ることに注目することが重要である。例えば、剤お よび担体は、実質上完全にポリマーによって被覆された薬剤粒子を含むことがで きる。他の可能性は、内部を錠剤寸法とした物質移動コンダクタ−もしくは容器 中に収容された薬剤であり、該コンダクタ−もしくは容器は外側の速度制御膜に よって囲まれる。流体流は膜の上を誘導されるであろう。それ以外の可能性は、 薬剤粒子を含んでいる生物分解または水分解し得る担体を含み、それでは分解産 物がそれ以上の網目と、そしてまがり(ねった剤数出通路が形成される非熔解性 担体を持った剤の分解を阻止する。さらに別の担体り056 、 4,432, 756; 4,439,183に示されている。
第16および17図を参照すると、装置60゜に代わって第1図に示したような 静脈内放出システム中に設置するための装置238が図示されている。プラスチ ックチューブ76°のような流体導管は、流体源への接続に適した上流チューブ 部分76a° と、患者の静脈系と流体連通に通した下流チューブ部分76b′  とを含む。
装置238は、流体導管の上流部分76a′へ接続された入口244と、流体導 管の下流部分76b”へ接続された出口246とを含んでいるソケット242を 有するハウジング240を含む。ソヶy I・242は、第2図の先行技術に示 したYアダプター注射部位36のような、大部分標準構造の注射部位とすること ができる。
ハウジング240は、完全なハウジング240形成するようにソケット242へ 差し込まれる別体のカートリッジ248を含んでいる。ハウジング240は、カ ートリッジ248およびソケット242がユニットであるように構成することも できる。
ハウジング78と同様に、ハウジング240はそれを通る流体通路250を備え る。入口244および出口246は、流体通路250の一部を構成する。該流体 通路は静脈内放出システムの流体導管の一部を構成する。
ハウジングは、入口244と流体連通にある上流端254および下流端256と を有する流体受は入れセグメント252を含む。例えばアンピシリンナトリウム および多孔質ポリプロピレンの錠剤264のような、有益な剤260および担体 262を収容するのに適したチャンバー258がカートリッジ248によって形 成される。
チャンバー258はハウジング240中の流体通路250の一部を構成する。
ソケット242は好ましくは、カートリッジ248を取り付ける時ソケット24 2を握るためのハンドル243を含む。ソケット242は、ソケット242の壁 270によって形成されたアクセス空間268を閉鎖する、ポリイソプレンまた は他の刺通し得る再シールし得る部位266を含む、壁270は出口246に隣 接して狭いチャンネル272を備える。
カートリッジ248はソケット部位266を刺通するのに適した二連ボア針27 4を含んでいる。二連ボア針274はカートリフジ壁276へ装着され、そのた め針274の両方のボアはチャンバー258と連通ずる。二連ボア針274のま わりに離れて装着されたカートリ・2ジスリーブ278は、針274の接触汚染 を防止し1、そしてカートリッジ248のソケット242へのしっかりした嵌合 を確実にする。スリーブ278中のスロ・ノド280はソケット242の流体受 は入れセグメント252のまわりに嵌合する。先端プロテクター282は貯蔵中 スリーブ278および二連ボア針274を閉鎖し、そしてカートリッジをソケッ トへ接続する前に除去される。
カートリッジ248はさらに、カートリッジを上流チューブ部分76a°へ確保 するための保持ループ284を含んでいる。
チャンバー258は、受は入れセグメント下流端256との流体連通に適したチ ャンバー上流端286と、そして上流端286の反対にチャンバー下流端294 を含んでいる。
二連ボア針274の第1および第2のボア290,298と、そして部位266 とは、カーl・リッジ248をソケット242へ確保するための、そしてそれら の間の流体流を提供するための接続手段を形成する。この接続手段は、第1およ び第2のボア2’90,298へ対応する第1および第2の連絡セグメントを含 む。この場合第1のボア290である第1の連絡セグメントは、受は入れセグメ ント下流端256とチャンバー上流端286との間に配置され、その間の流体連 通を提供するのに通している。
ハウジング240において、この場合第2のボア298である第2の連絡セグメ ントは排出セグメント296を含み、そのため第2の連絡セグメントは、チャン バー下流端294と出口246との間に配置され、その間の流体連通を提供する のに通している。排出セグメント296は排出セグメント上流端300を含み、 それはチャンバー下流端294との流体連通に適した、チャンバー258内の第 2のボア298の開放端である。排出セグメント下流端302は第2のボア29 8の開いた先端304によって形成される。
アクセス空間268は、部位266によって閉鎖される時、やはり第1および第 2の連絡セグメントの両方の一部を形成する。このため第1および第2の連絡セ グメントは各自ソケント242およびカートリッジ248の両方内に配置される 。
部位266は刺通し得る手段を含む。すべて二連ボア針274の一部である、第 1のボア290の閉鎖先端288と、第2のボア298の開いた先端とが刺通す る手段を構成する。
カートリッジ248がソケット242へ差し込まれない時、流体導管76゛を通 って流体源から流れる流体は、ハウジング人口244を通って受け入れセグメン ト252へ流入する。流体は受け入れセグメント下流端256から流出し、そこ で流体は出口246を出てチューブ76°の下流部分76b゛へ流れ続ける。
カートリッジ248がソケット242へ差し込まれ、そのためチャンバー258 が受け入れセグメント252および排出セグメント296と流体連通にある時、 二連ボア針274はソケット242内の狭いチャンネル272に対してシールし 、そのため受け入れセグメント252へ入って行く流体は直ちに出口246から 出す、その代わりに最初二連ボア針274へ人らなげればならない。流体は受け 入れセグメント下流端256から第1のボア290の第1の横穴292中へそし て第1のボア290まで流れる。流体は第1のボア290の第2の横穴293に おいて第1のボア290を出て、チャンバー上流端286においてチャンバー2 58へ入る。流体は、有益な剤260および担体を通ってそのまわりをチャンバ ー上流端294近くまで上昇し、そこで流体は排出セグメント296を通り、次 に出口を通って下方へ流れ始める。
有益な剤260は担体262と組合せることができ、そして粉末、ペレット、錠 剤または他の形とすることができる。、担体は溶解性または非熔解性でよい。錠 剤、ベレット、粉末または他の剤もしくは剤/担体形状の制限がハウジング24 0中の流路の制限と組合わされる時、装置238はそれにより、流体流量過渡域 を、局所毒性を防止するのに十分に高い流量において流量依存薬剤放出を許容す る流量まで押し上げるために必要な制御手段を含む。
制御手段なしでも、ハウジング240は受動的薬剤復元を許容し、そしてハウジ ング78に関して論じた上向き流路によって提供されるすべての利益を含む。ハ ウジング78と同様に、ハウジング240は、治療上効果的であるのに十分に短 い時間内に有益な剤260の放出を許容する。しかしながら、ハウジング240 は、医学的に許容できない全身毒性状態が発生しないように、薬剤が高い流量に おいてあまりにも速く放出されることを防止する。
ハウジング78のように、ハウジング240を含んでいる静脈内放出システムの 流体導管中にも空気排除手段を含めるべきであると信じられる。しかしながら、 ハウジング78のように、空気排除手段はハウジング240自体内に配置する必 要はな(、ハウジングの下流に配置することができる。
ハウジング78と同様に、ハウジング240はその中に有益な薬剤をつけて病院 へ出荷するように設計することもできるし、または病院において薬剤充填用に設 計することもできる。
カートリッジスリーブ278中のスロット280およびスリーブ278自体は、 第1の横穴292が上流チューブ部分76a“に対面するように配置されること を確実にするキーみぞを提供するが、もし第1の横穴292が180°回転して もハウジング240はなお適切に機能するものと信じられる。
第18および19図を参照すると、ハウジング78におけるソケットと同じでよ いソケット80を含んでいる、おな他のハウジング306が開示されている。ソ ケット80は、静脈放出システム中へプラスチックチューブ76″の上流および 下流部分76a”、76b1の間にインラインに装着される。
ハウジング306は別体のソケット80、中間部分308およびカートリッジ3 10とを含む、カートリッジ310は標準構造の薬剤バイアルでよい、標準構造 の薬剤バイアルを使用し得る能力はハウジング306の利点の一つである。第1 8図は三つの別々のユニットを図示する。三つのユニットが接続される前は、流 体は入口94から受け入れセグメント100を通って出口96へ流れる。第19 図は三つのユニット80,308,310が接続され、そのため出口96から一 流出する実質上すべての流体は最初ハウジング306の流体通路を形成する、受 は入れセグメント100.カートリッジ310によって形成されたチャンバー3 12および排出セグメント116の三つのすべてを通って流れるハウジング30 6を図示する。
カートリッジが標準構造の薬剤バイアルである時、それは典型的にはチャンバー 312および容器首316を形成する光学的に透明なガラス壁314を含んでい る。ゴムまたは他の刺通し得る再シールできる材料の栓318もしくは部位が首 316によって形成された口320内に装着される。全屈バンド322は口32 0のまわりに固着され、栓318をカートリッジ310中に保持する。
接続手段がソケット80.中間部分308およびカーI・リッジ310間の流体 連通を許容する。接続手段は、第1および第2の連絡セグメント324,326 を含んでいる。第1および第2の連絡セグメントの一部はソケット80に含まれ る。注射部位126,128はソケット80中の連絡セグメント324.326 をブロックし、そしてハウジング78に関して先に記載した刺通し得る手段とし て役立つ。注射部位126,128を刺通する手段は、中間部分308に装着さ れそしてそれぞれ第1および第2の連絡手段の一部として役立つ第1および第2 の中間カニユーレ328,330を含んでいる。中間部分308は、注射部位1 26,128をそれぞれ刺通するカニユーレ328.3’30の一部のまわりに 装着されそしてそれから離れているスリーブ332,334を含み、接触汚染を 防止する。
第19図に示すように配置する時、チャンバー上流端336はゴム栓318に隣 接し、そしてチャンバー下流端338は栓の反対の端になる。第1および第2の 連絡セグメント324.326は栓318を刺通ずるためのとがったバイアル端 340.342を含んでいる。第1の連絡セグメントバイアル端340は栓を丁 度刺通し、チャンバー312内へほんの少し突出する」法とされる。第2の連絡 セグメントバイアル端342はチャンバー312内のさらに奥ヘチャンバー下流 端338へもっと近く突出する。
カートリッジ310は、第19図に示したように、最も普通には粉末形であり、 そして自然な漏斗状形状を有するカートリッジ首316に配置された有益な剤3 44を含む。
第1の連絡セグメントバイアル端340をむき出しにチャンバー内へ配置するこ とにより、乱流パターンが有益な剤344のまわりに発生する。第2の連絡セグ メントバイアル端342をチャンバー312内へ第1のセグメントバイアル端3 40から実質上地して配置することにより、チャンバー312内に上向き流パタ ーンが形成される。
第1の連絡セグメント324は、受は入れセグメント下流端104とチャンバー 上流端336との間の流体流連通を提供する。第2の連絡セグメント326は、 チャンバー下流端338と排出セグメント上流端118との間の流体連通を提供 する。
“D”と記した第2のセグメントバイアル端342とチャンバー上′/R,端3 36との間の距離とそしてチャンバー312の容積とは、出口96へ流下する第 2の連絡セグメントバイアル端342中へ流入する流体中の剤の濃度を決定する 二つのファクターである。この重要な距離“D”は、第16および17図のハウ ジング240中の第2の横穴293と排出セグメント上流端300との間の距離 に相当することに注目すべきである。
第1のセグメントバイアル端340の上昇は、チャンバー内に貯蔵された有益な 剤を通る乱流を少なくし、混合作用を少なくし、それによって剤344と流体と の混合のため有益な剤344の本来の溶解速度に一層依存させる。加えて有益な 剤の溶解度およびチャンバー内の剤344の量も、剤の該♀を治療上許容し得る 時間内に放出するため、第2のセグメントバイアル端342とa318との間の 適切な距離(距離“D”)を決定し得る。以下に、剤を所定時間内に放出するた めの、同様なハウジング306をもってテストした4種の薬剤のめいめいに対す る剤、投与量、大体の針距離“D”およびバイアル(カートリッジ)容積を掲げ る。
i t”D″ バイアル六 アンピシリン Ig 2″ 1Qcc アンピシリン 2g 2” 20cc セフアロチン Ig 1” 1Qcc セフアロチン 2 g 1 ’A ” 20 ccセファロジン 0.5 g  1 ’A ” 10 ccセファロジン 1 g 1 ’A ’ 10 ccセ ファロジン 2g 口4” ’20ccティカルシリン Ig 1” 20cc テイカルシリン 2g 11A″ 20cc−イカルシyン 3 2″ 39c c 上のデータは例示のみであることを意図し、変化し得る。異なる薬剤の同じ投与 重量に対し同じバイアル容積中の異なる針長さが、異なる薬剤溶解度および溶解 速度のために必要であった。
ハウジング306は、中間部分308およびカートリッジ310をソケット80 に関して上下逆にし、そのため第2のカニユーレ330が第1のカニユーレ32 8の上流になるように変えることによって表されるような態様に構成することも できる。
さらに、ハウジング306は、典型的にはその中に粉末薬剤を持っている標準薬 剤バイアルをカートリッジとして使用することを意図するが、カートリッジ31 0はその代わりに前に論じたように錠剤、ベレットまたは他の形状の有益な剤お よび担体を貯えることができる。
さらに、チャンバー容積、流路の断面形状および連絡セグメントバイアル端位置 340,342の変数を制御することにより、流量依存薬剤放出の第2の放出モ ードが剤の局所毒性を防止するのに十分に医薬学的に許容し得るように高い流量 である、第1および第2の放出モードの両方をつくるために必要な制御手段を含 む装置を製造することが可能である。
ハウジング78と同様に、ハウジング306を組む静脈内放出システムは、好ま しくはハウジング306の下流に空気排除手段を含まなければならない。
ハウジング306は、剤復元を許容し、そして薬剤を収容するために多数の会社 によって使用される標準薬剤バイアルの使用を許容する。
いくつかの具体例および特徴をここに詳細に記載し、添付図面に図示したが、本 発明の範囲を逸脱することなく種々の修飾が可能なことは明らかであろう。
FIG、I FIG、2 90%律ご゛♂鮫ム暗閏 FIG、 16 FIG、 17 FIG、19 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.流体源および流体導管を含み、流体が流体源から該導管を通って患者の静脈 系へ放出される静脈内放出システム中へ挿入するのに適したハウジングであって 、該ハウジングは該流体導管を通って流れる流体と混合すべき有益な剤を収容す るのに適しており、該ハウジングは、 (a)流体導管の上流部分へ接続に適した入口と、(b)流体導管中へ挿入する のに適しかつ少なくとも前記入口を含んでいるソケットと、 (c)流体導管の下流部分へ接続に適した出口と、(d)前記入口と流体連通に ある上流端とさらに出口端とを有する流体受け入れセグメントと、 (e)有益な剤を収容するのに適したチャンバーを含み、該チャンバーは前記受 け入れセグメント下流端と流体連通に適した上流端とさらに下流端を含んでいる 、別体のカートリッジと、(f)前記チャンバー下流端と流体連通に適した上流 端と、前記出口と連通にある排出セグメント下流端を含んでいる排出セグメント と、 (g)前記カートリッジを前記ソケットへ固着するための前記ソケットおよび前 記カートリッジの両方中の接続手段とを備え、それにより前記チャンバーが前記 受け入れセグメントおよび前記排出セグメントと流体連通にある時、前記出口を 流出する流体の実質上全部が前記ハウジング内の流体通路を形成する、前記受け 入れセグメント、前記チャンバーおよび前記排出セグメントの三者のすべてを通 って流れ、 そのため流体が前記ハウジングを通って流れる時、前記チャンバー内の有益な剤 は流体と混合され、そしてそれと共に患者へ放出されることを特徴とする前記ハ ウジング。 2.流体源および流体導管を含み、流体が流体源から該導管を通って患者の静脈 系へ放出される静脈内放出システム中へ挿入するのに適したハウジングであって 、該ハウジングは該流体導管を通って流れる流体と混合すべき有益な剤を収容す るのに適しており、該ハウジングは、 (a)流体導管の上流部分へ接続に適した入口と、(b)流体導管中へ挿入する のに適しかつ少なくとも前記入口を含んでいるソケットと、 (c)流体導管の下流部分へ接続に適した出口と、(d)前記入口と流体連通に ある上流端とさらに出口端とを有する流体受け入れセグメントと、 (e)有益な剤を収容するのに適したチャンバーを含み、該チャンバーは前記受 け入れセグメント下流端と流体連通に適した上流端とさらに下流端を含んでいる 、別体のカートリッジと、(f)前記チャンバー下流端と流体連通に適した上流 端と、前記出口と連通にある排出セグメント下流端を含んでいる排出セグメント と、 (g)前記カートリッジを前記ソケットへ固着するための前記ソケットおよび前 記カートリッジの両方中の接続手段とを備え、それにより前記チャンバーが前記 受け入れセグメントおよび前記排出セグメントと流体連通にある時、前記出口を 流出する流体の少なくとも一部が前記受け入れセグメント、前記チャンバーおよ び前記排出セグメントの三者のすべてを通って流れ、さらにそれにより少なくと も前記チャンバーの一部を通る流体流の方向は流体源から患者への流体流の方向 と一般に反対な方向であり、 そのため流体が前記ハウジングを通って流れる時、前記チャンバー内の有益な剤 は流体と混合され、そしてそれと共に患者へ放出されることを特徴とする前記ハ ウジング。 3.流体源および流体導管を含み、流体が流体源から該導管を通って患者の静脈 系へ放出される静脈内放出システム中へ挿入するのに適したハウジングであって 、該ハウジングは該流体導管を通って流れる流体と混合すべき有益な剤を収容す るのに適しており、該ハウジングは、 (a)流体導管の上流部分へ接続に適した入口と、(b)流体導管の下流部分へ 接続に適した出口と、(c)前記入口と流体連通にある上流端とさらに出口端と を有する流体受け入れセグメントと、 (d)有益な剤を収容するのに適したチャンバーにして、前記受け入れセグメン ト下流端と流体連通に適した上流端とさらに下流端を含んでいる、チャンバーと 、 (9)前記チャンバー下流端と流体連通に適した上流端と、前記出口と連通にあ る排出セグメント下流端を含んでいる排出セグメントとを備え、 それにより前記チャンバーが前記受け入れセグメントおよび前記排出セグメント と流体連通にある時、前記出口を流出する流体の少なくとも一部が前記受け入れ セグメント、前記チャンバーおよび前記排出セグメントの三者のすべてを通って 流れ、さらにそれにより少なくとも前記チャンバーの一部を通る流体流の方向は 流体源から患者への流体流の方向と一般に反対な方向であり、 そのため流体が前記ハウジングを通って流れる時、前記チャンバー内の有益な剤 は流体と混合され、そしてそれと共に患者へ放出されることを特徴とする前記ハ ウジング。 4(a)静脈内放出システム中へ挿入するのに適しかつ少なくとも前記入口を含 んでいるソケットと、 (b)少なくとも前記チャンバーを含んでいる別体のカートリッジと、 (c)前記カートリッジを前記ソケットへ固着するための前記ソケットおよび前 記カートリッジの両方の中の接続手段とをさらに含んでいる第3項のハウジング 。 5.前記ソケットは前記受け入れセグメントを含んでいる第4項のハウジング。 6.前記ソケットは前記排出セグメントを含んでいる第5項のハウジング。 7.前記カートリッジは前記チャンバーを形成する壁と前記チャンバーへの口を 含み、さらに前記チャンバー口内に配置されかつそれをシールする刺通し得る再 シール可能な栓を備え、前記カートリッジは、前記チャンバーが前記栓を通って 前記受け入れセグメント下流端と前記排出セグメント上流端の両方と流体連通に なるように、前記ハウジングの残部中へ差し込むのに適している第4項のハウジ ング。 8(a)前記受け入れセグメント下流端と前記チャンバー上流端との間に配置さ れ、その間の流体連通を提供するのに適した第1の連絡セグメントと、 (b)前記チャンバー下流端と前記出口との間に配置され、その間の流体連通を 提供するのに適した第2の連絡セグメントをさらに備える第3項のハウジング。 9.前記第2の連絡セグメントは前記チャンバー下流端と前記排出セグメント上 流端との間に配置され、その間の流体連通を提供するのに適している第8項のハ ウジング。 10.(a)前記受け入れセグメント下流端と前記チャンバー上流端との間に配 置され、その間の流体連通を提供するのに適した第1の連絡セグメントと、 (b)前記チャンバー下流端と前記出口との間に配置され、その間の流体連通を 提供するのに適した第2の連絡セグメントをさらに備える第4項のハウジング。 11.前記第2の連絡セグメントは前記チャンバー下流端と前記排出セグメント 上流端との間に配置され、その間の流体連通を提供するのに適している第10項 のハウジング。 12.前記第1の連絡セグメントは第1のセグメント端を含み、そして前記第2 の連絡セグメントは第2のセグメント端を含み、前記セグメント端は前記チャン バー内に配置されている第10項のハウジング。 13.前記第2のセグメント端および第1のセグメント端は前記チャンバー内に 異なる高さに配置され、前記第2のセグメント端は前記第1のセグメント端の下 流にあり、そして前記第2のセグメント端は前記第1のセグメント端よりも前記 チャンバー下流端へ近い第12項のハウジング。 14前記第1の連絡セグメントは前記ソケット内に配置された流れ誘導具を備え 、該流れ誘導具は、 (a)前記受け入れセグメント下流端へ流体をシールするように接続された上流 端と、さらに反対端とを有するチューブと、(b)前記チューブの反対端へ接続 され、前記第1の連絡セグメントを閉塞する刺通し得る再シール可能な注射部位 と、(c)前記カートリッジが前記ソケットへ装着されていない時、前記ソケッ トへ流入する流体が前記流れ誘導具中へ入り、流れバイパスロのところで前記流 れ誘導具を出て前記出口へ流れるように、前記チューブに形成された流れバイパ スロを含んでいる第10項のハウジング。 15.前記接続手段は前記第1および第2の連絡セグメントよりなる第10項の ハウジング。 16.(a)前記第1および第2の連絡セグメントの両方中に配置されそしてそ れをブロックする刺通し得る手段と、(b)前記刺通し得る手段を刺通するため の前記第1および第2の連絡セグメントの両方中の刺通する手段とをさらに含み 、そのため前記カートリッジと前記ソヶットとが一所に押し付けられる時、前記 刺通する手段は前記刺通し得る手段を刺通し、前記受け入れセグメント、前記チ ャンバーおよび前記排出セグメントを流体連通にする第15項のハウジング。 17.前記刺通し得る手段は弾力性のゴム状注射部位よりなる第16項のハウジ ング。 18.前記刺通する手段はとがったカニューレよりなり、前記カニューレは前記 第1および第2の連絡セグメントの一部を形成している第17項のハウジング。 19.前記第1の連絡セグメント中の前記刺通し得る手段は前記受け入れセグメ ント下流端へ接続された上流端と、さらにゴム伏の刺通し得る注射部位で終わっ ている下流端を含んでいる第16項のハウジング。 20.前記第1の連絡セグメントは前記ソケット内に配置された流れ誘導具を備 え、該流れ誘導具は、 (a)前記受け入れセグメント下流端へ流体をシールするように接続された上流 端と、さらに反対端とを有するチューブと、(b)前記チューブの反対端へ接続 され、前記第1の連絡セグメントを閉塞する刺通し得る再シール可能な注射部位 と、(c)前記カートリッジが前記ソケットへ装着されていない時、前記ソケッ トへ流入する流体が前記流れ誘導具中へ入り、流れバイパスロのところで前記流 れ誘導具を出て前記出口へ流れるように、前記チューブに形成された流れバイパ スロを含んでいる第16項のハウジング。 21.前記刺通する手段はとがったカニューレよりなり、そのため前記カートリ ッジが前記ソケットへ装着される時、前記カニューレが前記流れ誘導具注射部位 を刺通し、前記ソケットへ流入する流体は前記流れ誘導具チューブへ流入し、前 記流れ誘導具中の流体の前記流体の実質上すべてが前記カニューレへ流入し、前 記出口へ流下する第20項のハウジング。 22.前記流れ誘導具チューブは弾力性であり、そして前記中空カニューレの外 周をシールする寸法になっており、前記カートリッジが前記ソケットへ装着され た時前記流れ誘導具チューブ中へ流入する流体が前記流れバイパスロから流出す るのを防止する第21項のハウジング。 23.前記流れ誘導具は前記排出セグメントを横切るがしかしそれを閉塞しない 第21項のハウジング。 24.前記チャンバー上流部分は下流方向へ向かって広くなった漏斗状形状を含 んでいる第3項のハウジング。 25.前記チャンバー下流部分は下流方向に向かって狭くなった漏斗状形状を含 んでいる第3項のハウジング。 26.流体は前記受け入れセグメントを通って実質上下流方向へ流れ、流体は実 質上上向き方向に前記チャンバーの少なくとも一部を通って流れる第3項のハウ ジング。 27.前記流体導管中に同伴された空気を排除するための空気排除手段を流体導 管中に含み、前記空気排除手段は(a)前記チャンバー内および(b)前記チャ ンバーの下流の一方である位置に配置されている第3項のハウジング。 28.前記ハウジングは、同伴空気が最初に出口の下流へ流れることなく、前記 流体導管中に同伴された空気を前記ハウジングの外へ静脈内放出システムの外部 の環境へ導くための手段を持たない第3項のハウジング。 29.前記カートリッジは、前記ソケットへ装着された時、同伴空気が最初に出 口の下流へ流れることなく、前記流体導管中に同伴された空気を前記カートリッ ジの外へ静脈内放出システムの外部の環境へ導くための手段を持たない第4項の ハウジング。 30.流体源および流体導管を含み、流体が流体源から該導管を通って患者の静 脈系へ放出される静脈内放出システム中へ挿入するのに適したハウジングであっ て、該ハウジングは該流体導管を通って流れる流体と混合すべき有益な剤を収容 するのに適しており、該ハウジングは、 (a)流体導管の上流部分へ接続に適した入口と、(b)流体導管の下流部分へ 接続に適した出口と、(c)前記入口と流体連通にある上流端とさらに下流端と を有する流れ受け入れセグメントと、 (d)有益な剤を収容するのに適したチャンバーを備えた別体のカートリッジと を備え、 前記カートリッジは前記チャンバーを形成する壁と前記チャンバーへの口を含み 、さらに前記チャンバー口内に配置されかつそれをシールする刺通し得る再シー ル可能な栓を備え、前記カートリッジは、前記チャンバーが前記栓を通って前記 受け入れセグメント下流端と前記排出セグメント上流端の両方と流体連通になる ように、前記ハウジングの残部中へ差し込むのに適しており、(e)そのため流 体が前記ハウジングを通って流れる時、前記チャンバー内の有益な剤は流体と混 合され、そしてそれと共に患者へ放出されることを特徴とする前記ハウジング。 31.前記壁はガラス材料よりなる第30項のハウジング。 32.前記壁は光学的に透明である第30項のハウジング。 33.前記カートリッジは前記口を形成する前記壁の首の外周のまわりにバンド を備え、前記栓を前記カートリッジ内にロックしている第30項のハウジング。 34.前記カートリッジは薬剤バイアルである第30項のハウジング。 35.前記カートリッジと前記ハウジングの残部との間の接続および流体連通の ための中間部分をさらに含んでいる第30項のハウジング。 36.光学的に透明なチャンバー壁の部分を含み、前記チャンバーは、流体の比 重が変化するため、有益な剤の混合および前記チャンバーの下流へ前記剤の放出 が完了した時高さを変える浮いている目視指示器をその中に含んでいる第1,2 ,3または30項のハウジング。 37.光学的に透明なチャンバー壁の部分を含み、そして前記チャンバー内に複 数の浮いている目視指示器を含み、前記指示器は異なる比重範囲の流体中に浮く ことができ、そのため混合が終了に近づくにつれ、前記指示器のあるものは沈降 し始め、そして混合が終了し有益な剤が前記チャンバーの外へ放出され終わった 後、前記指示器のすべてが沈降する第1,2,3または30項のハウジング。 38.光学的に透明である前記受け入れセグメントを形成するハウジングと前記 チャンバーの部分をさらに含み、前記チャンバーおよび前記受け入れセグメント の各自はその中に浮いている複数の目視指示器を含み、前記受け入れセグメント 中の前記浮いている目視指示器は異なる比重範囲の流体中に浮くことができ、前 記チャンバー中の前記浮いている目視指示器は異なる比重範囲であるがしかし前 記受け入れセグメント中の前記指示器と同じ範囲の流体中に浮くことができ、同 じ数の目視指示器が前記チャンバー中に前記受け入れセグメント中と同じに浮き 続けている時、完了した混合および前記チャンバーの下流への剤の放出の目視確 認がなされる第1,2,3または30項のハウジング。 39.前記排出セグメントを形成するハウジングの光学的に透明である部分を含 み、前記排出セグメントは、流体の比重が変化するため、有益な剤の混合および 前記排出セグメントの下流へ前記剤の放出が完了した時高さを変える浮いている 目視指示器をその中に含んでいる第1,2,3または30項のハウジング。 40.光学的に透明な排出セグメントの部分を含み、そして前記排出セグメント 内に複数の浮いている目視指示器を含み、前記指示器は異なる比重範囲の流体中 に浮くことができ、そのため混合が終了に近づくにつれ、前記指示器のあるもの は沈降し始め、そして混合が終了し有益な剤が前記排出セグメントの外へ放出さ れ終わった後、前記指示器のすべてが沈降する第1,2,3または30項のハウ ジング。 41.光学的に透明である前記受け入れセグメントおよび前記排出セグメントを 形成するハウジングの部分をさらに含み、前記排出セグメントおよび前記受け入 れセグメントの各自はその中に浮いている複数の目視指示器を含み、前記受け入 れセグメント中の前記浮いている目視指示器は異なる比重範囲の流体中に浮くこ とができ、前記排出セグメント中の前記浮いている目視指示器は異なる比重範囲 であるがしかし前記受け入れセグメント中の前記指示器と同じ範囲の流体中に浮 くことができ、同じ数の目視指示器が前記排出セグメント中に前記受け入れセグ メント中と同じに浮き続けている時、完了した混合および前記排出セグメントの 下流への剤の放出の目視確認がなされる第1,2,3または30項のハウジング 。 42.流体源および流体導管を含み、流体が流体源から該導管を通って患者の静 脈系へ放出される静脈内放出システム中へ挿入するのに適したソケットであって 、該ソケットは、(a)流体導管の上流部分へ接続に適した入口と、(b)前記 入口と流体連通にある上流端と、有益な剤をその中に持つ別体のカートリッジの 上流端との連通に適した刺通し得る手段と流体連通にある下流端を有する流体受 け入れセグメントと、(c)流体導管の下流部分へ接続に適した出口と、(d) 別体のカートリッジの下流端との連通に適した第2の刺通し得る手段と流体連通 にある上流端と、前記出口と連通にある排出セグメント下流端を含んでいる排出 セグメントとを備え、(e)別体のカートリッジが前記ソケットへ接続されてい ない時、前記入口から前記ソケットへ流入する流体は前記受け入れセグメントお よび前記出口を通って流れ、流体は前記出口へ到達するため前記排出セグメント へ入る必要がないことを特徴とする前記ソケット。 43.別体のカートリッジが前記ソケットへ装着される時、前記入口から前記ソ ケットへ流入する流体の少なくとも一部は、前記受け入れセグメント、カートリ ッジ、前記排出セグメントおよび前記出口を通って流れる第42項のソケット。 44.流体源および流体導管を含み、流体が流体源から該導管を通って患者の静 脈系へ放出される静脈内放出システム中へ挿入するのに適したソケットであって 、該ソケットは、(a)流体導管の上流部分へ接続に適した入口と、(b)前記 入口と流体連通にある上流端と、有益な剤をその中に持つ別体のカートリッジの 上流端との連通に適した刺通し得る手段と流体連通にある下流端を有する流体受 け入れセグメントと、(c)流体導管の下流部分へ接続に適した出口と、(d) 別体のカートリッジの下流端との連通に適した第2の刺通し得る手段と流体連通 にある上流端と、前記出口と連通にある排出セグメント下流端を含んでいる排出 セグメントと、(e)(i)前記受け入れセグメント下流端へ流体をシールする ように接続された上流端とさらに反対端を有するチューブと、(ii)別体のカ ートリッジの上流端との連通のため前記反対端へ固着された刺通し得る再シール 可能な注射部位と、(iii)前記チューブ内に形成された流れバイバスロとを 含んでいる流れ誘導具とを備え、 (f)別体のカートリッジが前記ソケットへ接続されない時、前記入口から前記 ソケットへ流入する流体は前記受け入れセグメント、前記流れ誘導具チューブ、 前記流れ誘導具バイパス口および前記出口を順番に通って流れ、前記流れ誘導具 は前記排出セグメントを横切るがしかし閉塞しないことを特徴とする前記ソケッ ト。 45.前記流れ誘導具チューブは弾力性で前記流れ誘導具注射部位を通って挿入 されたカートリッジカニューレの外周を効果的にシールし、そのため別体のカー トリッジが前記ソケットへ装着された時、前記入口から前記ソケットへ流入する 流体は、前記受け入れセグメント、前記流れ誘導具チューブ、カートリッジカニ ューレ、カートリッジ、前記排出セグメントおよび前記出口を順番に通って流れ 、前記ソケットはそれにより前記流れ誘導具流れバイパス口を通る流体流を実質 上持たない第44項のソケット。 46.流体源と、流体導管と、該導管内の二つの注射部位とを含んでいる静脈内 放出システム中へ有益な剤を導入するためのカートリッジであって、該カートリ ッジは、 (a)静脈内放出システムを通って患者へ放出すべき有益な剤を収容するのに適 したチャンバーを形成する壁と、(b)前記チャンバーと連通しそして流体導管 中の注射部位の一方を刺通するのに適した第1の中空カニューレと、(c)前記 チャンバーと連通しそして流体導管中の注射部位の他方を刺通するのに適した第 2の中空カニューレとを備え、そのため前記カニューレが前記導管注射部位を刺 通した侍、前記導管中を流れる流体の実質上すべてが前記第1のカニューレ、前 記チャンバー、前記第2のカニューレを通って流れ、前記導管へ戻ることを特徴 とする前記カートリッジ。 47.前記第1のカニューレが前記他方の注射部位を刺通することを防止し、そ して前記第2のカニューレが前記一方の注射部位を刺通することを防止するキー みぞ手段をさらに含んでいる第46項のカートリッジ。 48.流体源と、流体導管と、該導管内の少なくとも一つの注射部位とを含んで いる静脈内放出システム中へ有益な剤を導入するためのカートリッジであって、 該カートリッジは、(a)静脈内放出システムを通って患者へ放出すべき有益な 剤を収容するのに適したチャンバーを形成する壁と、(b)前記チャンバーと連 通しそして流体導管中の注射部位の一方を刺通するのに適した第1の中空カニュ ーレと、(c)前記チャンバーと連通しそして流体導管中の注射部位の他方を刺 通するのに適した第2の中空カニューレとを備え、そのため前記カニューレが前 記導管注射部位の少なくとも前記一方を刺通した時、前記導管中を流れる流体の 少なくとも一部が前記第1のカニューレ、前記チャンバー、前記第2のカニュー レを通って流れ、前記導管へ戻り、 (d)前記チャンバーは前記第1のカニューレへ隣接して前記第1のカニューレ から遠方へ広くなって行く漏斗状形状の部分をさらに含んでいることを特徴とす る前記カートリフジ。 49.流体源と、流体導管と、該導管内の少なくとも一つの注射部位とを含んで いる静脈内放出システム中へ有益な剤を導入するためのカートリッジであって、 該カートリッジは、(a)静脈内放出システムを通って患者へ放出すべき有益な 剤を収容するのに適したチャンバーを形成する壁と、(b)前記チャンバーと連 通しそして流体導管中の注射部位を刺通するのに適した中空カニューレとを備え 、そのため前記カニューレが前記導管注射部位を刺通した時、前記導管中を流れ る流体の少なくとも一部が前記第1のカニューレ、前記チャンバー、前記第2の カニューレを通って流れ、前記導管へ戻り、(c)前記チャンバーは前記第1の カニューレへ隣接して前記第1のカニューレから遠方へ広くなって行く漏斗状形 状の部分をさらに含み、前記有益な剤は前記チャンバー部分に収容されているこ とを特徴とする前記カートリッジ。 50.光学的に透明なチャンバー壁の部分を含み、前記チャンバーは、流体の比 重が変化するため、有益な剤の混合および前記チャンバーの下流へ前記剤の放出 が完了した時高さを変える浮いている目視指示器をその中に含んでいる第46, 48または49項のカートリッジ。 51.光学的に透明なチャンバー壁の部分を含み、そして前記チャンバー内に複 数の浮いている目視指示器を含み、前記指示器は異なる比重範囲の流体中に浮く ことができ、そのため混合が終了に近づくにつれ、前記指示器のあるものは沈降 し始め、そして混合が終了し有益な剤が前記チャンバーの外へ放出され終わった 後、前記指示器のすべてが沈降する第46,48または49項のカートリッジ。 52(a)(i)流体導管の上流部分への接続に適した入口と、(ii)流体導 管の下流部分への接続に適した出口と、(iii)前記入口と流体連通にある上 流端とさらに下流端を有する流体受け入れセグメントと、 (iv)有益な剤をその内に有し、受け入れセグメント下流端との流体連通に適 した上流端とさらに下流端とを有するチャンバーと、 (v)チャンバー下流端との連通に適した上流端と、さらに前記出口と連通にあ る排出セグメント下流端を含んでいる排出セグメントとを含む、ハウジングを流 体導管中に押入するステップ、(b)チャンバーの少なくとも一部を通って流れ る流体を、流体源から患者への流体流方向とは反対に、一般に上向き方向に誘導 するステップ、 (c)前記流れ誘導ステップと同時に、前記出口から流入する実質上すべての流 体を受け入れセグメント、チャンバーおよび排出セグメントの三つのすべてを順 番に流すステップを含むことを特徴とする流体源から流体導管を通って患者へ流 れる流体と有益な剤を混合する方法。
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