JPS624982B2 - - Google Patents
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- JPS624982B2 JPS624982B2 JP55015887A JP1588780A JPS624982B2 JP S624982 B2 JPS624982 B2 JP S624982B2 JP 55015887 A JP55015887 A JP 55015887A JP 1588780 A JP1588780 A JP 1588780A JP S624982 B2 JPS624982 B2 JP S624982B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10K—SOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G10K11/00—Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
- G10K11/18—Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound
- G10K11/26—Sound-focusing or directing, e.g. scanning
- G10K11/34—Sound-focusing or directing, e.g. scanning using electrical steering of transducer arrays, e.g. beam steering
- G10K11/341—Circuits therefor
- G10K11/346—Circuits therefor using phase variation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- A61B8/13—Tomography
- A61B8/14—Echo-tomography
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S7/00—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
- G01S7/52—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00
- G01S7/52017—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00 particularly adapted to short-range imaging
- G01S7/52046—Techniques for image enhancement involving transmitter or receiver
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Remote Sensing (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ダイナミツク・フオーカス機能を有
する超音波診断装置の改良に関するものである。
する超音波診断装置の改良に関するものである。
被検体に超音波を照射して、その反射波信号に
基づき被検体の断層像を得る超音波診断装置にお
いて、被検体の深さの異なる各部の断層像をいず
れも高い分解能で得られるようにするために、反
射波の受波の焦点を動的に変化させること、すな
わちダイナミツク・フオーカスが行なわれる。
基づき被検体の断層像を得る超音波診断装置にお
いて、被検体の深さの異なる各部の断層像をいず
れも高い分解能で得られるようにするために、反
射波の受波の焦点を動的に変化させること、すな
わちダイナミツク・フオーカスが行なわれる。
受波の焦点合わせは、複数の受波信号をフエイ
ズド・アレイによつて適宜遅延して加算すること
によつて行なわれるので、ダイナミツク・フオー
カスは、フエイズド・アレイにおける複数の受波
信号の個々の遅延量を反射波の発生深度に応じて
動的に変更することによつて実現される。
ズド・アレイによつて適宜遅延して加算すること
によつて行なわれるので、ダイナミツク・フオー
カスは、フエイズド・アレイにおける複数の受波
信号の個々の遅延量を反射波の発生深度に応じて
動的に変更することによつて実現される。
フエイズド・アレイにおける遅延量の変更はフ
エイズド・アレイを構成する遅延線のタツプ切換
えによつて行なうのが普通である。このため、焦
点の変更にはスイツチの切換えがともない、この
スイツチの切換え時に発生するスパイク・ノイズ
が反射波受信信号に混入して、断層像表示器に被
検体とは無関係な映像を出現させ、診断を誤まら
せる原因となる。このような現象を改善する方法
の1つは、切換スイツチを、スパイク発生の少な
い高級なスイツチとすることであるが、フエイズ
ド・アレイにおける遅延量切換用のスイツチは数
が多いので、それらをすべて高級なスイツチにす
ることは経済的でない。これに対して、いく通り
か用意された焦点距離の異なるフエイズド・アレ
イをスイツチで切換える場合は、使用するスイツ
チの数が少ないので、高級なスイツチを用いても
経済的に引き合うが、フエイズド・アレイそのも
のがスイツチなどより格段に高価なので、それを
焦点の数だけ複数通り設けることは経済的でな
い。
エイズド・アレイを構成する遅延線のタツプ切換
えによつて行なうのが普通である。このため、焦
点の変更にはスイツチの切換えがともない、この
スイツチの切換え時に発生するスパイク・ノイズ
が反射波受信信号に混入して、断層像表示器に被
検体とは無関係な映像を出現させ、診断を誤まら
せる原因となる。このような現象を改善する方法
の1つは、切換スイツチを、スパイク発生の少な
い高級なスイツチとすることであるが、フエイズ
ド・アレイにおける遅延量切換用のスイツチは数
が多いので、それらをすべて高級なスイツチにす
ることは経済的でない。これに対して、いく通り
か用意された焦点距離の異なるフエイズド・アレ
イをスイツチで切換える場合は、使用するスイツ
チの数が少ないので、高級なスイツチを用いても
経済的に引き合うが、フエイズド・アレイそのも
のがスイツチなどより格段に高価なので、それを
焦点の数だけ複数通り設けることは経済的でな
い。
本発明の目的は、高級なスイツチとフエイズ
ド・アレイの使用数を少なくしながら、ダイナミ
ツク・フオーカス時のスイツチ切換えによるスパ
イク・ノイズの影響を除いた音波診断装置を提供
することにある。
ド・アレイの使用数を少なくしながら、ダイナミ
ツク・フオーカス時のスイツチ切換えによるスパ
イク・ノイズの影響を除いた音波診断装置を提供
することにある。
本発明は、焦点区間を互いに異ならせた2系統
のタツプ切換え形のフエイズド・アレイを交互に
使用するとともに、一方が使用されている間に他
方のタツプ切換えを行なうようにしたものであ
る。
のタツプ切換え形のフエイズド・アレイを交互に
使用するとともに、一方が使用されている間に他
方のタツプ切換えを行なうようにしたものであ
る。
以下、図面によつて本発明を詳細に説明する。
第1図は、本発明実施例の概念的構成図である。
第1図において、1はアレイ・トランスデユーサ
で、11〜1nはその個々の振動子エレメント、
2は送受信回路群、3は送信用遅延回路、4は送
信トリガ発生回路、5,5はフエイズド・ア
レイ、6は切換スイツチ、7はログアンプ、8は
表示器、9は制御回路である。
第1図は、本発明実施例の概念的構成図である。
第1図において、1はアレイ・トランスデユーサ
で、11〜1nはその個々の振動子エレメント、
2は送受信回路群、3は送信用遅延回路、4は送
信トリガ発生回路、5,5はフエイズド・ア
レイ、6は切換スイツチ、7はログアンプ、8は
表示器、9は制御回路である。
送信トリガ発生回路4は周期的に送信トリガ信
号を発生し、送信用遅延回路3はこのトリガ信号
を超音波送波ビームの所定の指向性に合わせて遅
延して、送受信回路群2に与える。送受信回路
は、それに従つてそれぞれ振動子エレメントを駆
動して、被検音場に超音波を放射させる。この超
音波に対する被検音場からの反射はアレイ・トラ
ンスデユーサ1の各振動子エレメントにそれぞれ
入感し、それによつて各振動子エレメントに誘起
された電気信号のうち適宜のものが、送受信回路
群2を経てフエイズド・アレイ5および5に
供給される。フエイズド・アレイ5および5
のうちスイツチ6によつて選らばれたほうによ
り、受波信号の指向性合成および波が行なわ
れ、その結果の信号がログアンプで増幅され、表
示器8に与えられて映像として表示される。切換
スイツチ6は反射波の受信期間中に、制御回路9
によつて、1回ないし数回切換えられる。
号を発生し、送信用遅延回路3はこのトリガ信号
を超音波送波ビームの所定の指向性に合わせて遅
延して、送受信回路群2に与える。送受信回路
は、それに従つてそれぞれ振動子エレメントを駆
動して、被検音場に超音波を放射させる。この超
音波に対する被検音場からの反射はアレイ・トラ
ンスデユーサ1の各振動子エレメントにそれぞれ
入感し、それによつて各振動子エレメントに誘起
された電気信号のうち適宜のものが、送受信回路
群2を経てフエイズド・アレイ5および5に
供給される。フエイズド・アレイ5および5
のうちスイツチ6によつて選らばれたほうによ
り、受波信号の指向性合成および波が行なわ
れ、その結果の信号がログアンプで増幅され、表
示器8に与えられて映像として表示される。切換
スイツチ6は反射波の受信期間中に、制御回路9
によつて、1回ないし数回切換えられる。
フエイズド・アレイ5および5は互いに共
通する構成を持つており、その詳細を5につい
て示してある。フエイズド・アレイ5におい
て、50はタツプ付のアナログ遅延線で、両端に
終端抵抗を持つている。遅延線50の前半は受信
フオーカス用の遅延加算部、後半はトランスバー
サル・フイルタ部である。51はバツフアアンプ
群で、送受信回路群2に対応して設けられ、各送
受信回路の出力電圧を電流に変換するものであ
る。52は切換スイツチ群で、バツフアアンプ群
51に対応して設けられ、各バツフアアンプの出
力電流を遅延線の前半部の各タツプに選択的に与
えるものである。53は別なバツフアアンプ群
で、遅延線50の後半部に等間隔に設けられた各
タツプからそれぞれ信号を引き出すものである。
54は切換スイツチ群で、バツフアアンプ群53
に対応して設けられたもの、55は重みづけ抵抗
群、56は加減算器である。バツフアアンプ群5
3の出力信号は切換スイツチ群54と重みづけ抵
抗群55の選らばれたものを通じて加減算器56
の正端子または負端子に与えられ、代数和されて
フエイズド・アレイ5の出力信号となる。
通する構成を持つており、その詳細を5につい
て示してある。フエイズド・アレイ5におい
て、50はタツプ付のアナログ遅延線で、両端に
終端抵抗を持つている。遅延線50の前半は受信
フオーカス用の遅延加算部、後半はトランスバー
サル・フイルタ部である。51はバツフアアンプ
群で、送受信回路群2に対応して設けられ、各送
受信回路の出力電圧を電流に変換するものであ
る。52は切換スイツチ群で、バツフアアンプ群
51に対応して設けられ、各バツフアアンプの出
力電流を遅延線の前半部の各タツプに選択的に与
えるものである。53は別なバツフアアンプ群
で、遅延線50の後半部に等間隔に設けられた各
タツプからそれぞれ信号を引き出すものである。
54は切換スイツチ群で、バツフアアンプ群53
に対応して設けられたもの、55は重みづけ抵抗
群、56は加減算器である。バツフアアンプ群5
3の出力信号は切換スイツチ群54と重みづけ抵
抗群55の選らばれたものを通じて加減算器56
の正端子または負端子に与えられ、代数和されて
フエイズド・アレイ5の出力信号となる。
遅延線50の前半部の各タツプは、被検音場に
想定した複数の焦点に対応した複数の遅延時間の
組が形成されるように設定されており、これらタ
ツプを切換スイツチ群52によつて切換えること
によりダイナミツク・フオーカスが行なわれる。
遅延線50の後半部の各タツプおよび重づけ抵抗
群55の値は、トランスバーサル・フイルタとし
てのインパルス応答が所定の特性になるように設
定される。その特性とは次のようなものである。
想定した複数の焦点に対応した複数の遅延時間の
組が形成されるように設定されており、これらタ
ツプを切換スイツチ群52によつて切換えること
によりダイナミツク・フオーカスが行なわれる。
遅延線50の後半部の各タツプおよび重づけ抵抗
群55の値は、トランスバーサル・フイルタとし
てのインパルス応答が所定の特性になるように設
定される。その特性とは次のようなものである。
すなわち、超音波インパルスは広帯域の周波数
成分からなるが、このような超音波インパルスを
生体に通した場合、通過距離に対する信号減衰率
は周波数に比例して大きくなるので、反射波受信
信号は深部からのものほど高域成分が大きく減衰
して帯域が低域側にせばまつた信号となる。これ
を図示すれば、第2図のように、送信パルスのス
ペクトラムF0(jω)に対して、深部からの反
射波受信信号のスペクトラムはF1(jω)のよ
うになる。これをインパルス波形で示せば、第3
図aのような送信パルスが同図bのような反射波
となつて帰つてくる。反射波に基づく診断画像の
分解能は帯域の中心周波数によつて定まり、中心
周波数が高いほど分解能が高いが、高域成分の減
衰により帯域が低域側にせばまつて中心周波数が
元のf0からf1に低下すると、それだけ分解能が低
下する。分解能の低下を防止するためには、第3
図bのような受信波形から同図aのような波形を
復元すればよい。それには、 G=∫∞ −∞F0(jω)/F1(jω)・ε-j〓
tdω というインパルス応答特性を有するフイルタを用
いればよいことが知られている。そこで、トラン
スバーサル・フイルタのタツプ群の位置および重
みづけ抵抗群55の値が上式に基づいて定められ
る。上式のF0(jω)/F1(jω)は反射波の
深度によつて異なるので、重みづけ抵抗が深度に
応じて複数通り用意され、切換スイツチ群54に
よつて切換えられる。切換スイツチ群54の切換
えは、ダイナミツク・フオーカス用の切換スイツ
チ群52と同期して行なわれ、ダイナミツク・フ
イルタを実現している。
成分からなるが、このような超音波インパルスを
生体に通した場合、通過距離に対する信号減衰率
は周波数に比例して大きくなるので、反射波受信
信号は深部からのものほど高域成分が大きく減衰
して帯域が低域側にせばまつた信号となる。これ
を図示すれば、第2図のように、送信パルスのス
ペクトラムF0(jω)に対して、深部からの反
射波受信信号のスペクトラムはF1(jω)のよ
うになる。これをインパルス波形で示せば、第3
図aのような送信パルスが同図bのような反射波
となつて帰つてくる。反射波に基づく診断画像の
分解能は帯域の中心周波数によつて定まり、中心
周波数が高いほど分解能が高いが、高域成分の減
衰により帯域が低域側にせばまつて中心周波数が
元のf0からf1に低下すると、それだけ分解能が低
下する。分解能の低下を防止するためには、第3
図bのような受信波形から同図aのような波形を
復元すればよい。それには、 G=∫∞ −∞F0(jω)/F1(jω)・ε-j〓
tdω というインパルス応答特性を有するフイルタを用
いればよいことが知られている。そこで、トラン
スバーサル・フイルタのタツプ群の位置および重
みづけ抵抗群55の値が上式に基づいて定められ
る。上式のF0(jω)/F1(jω)は反射波の
深度によつて異なるので、重みづけ抵抗が深度に
応じて複数通り用意され、切換スイツチ群54に
よつて切換えられる。切換スイツチ群54の切換
えは、ダイナミツク・フオーカス用の切換スイツ
チ群52と同期して行なわれ、ダイナミツク・フ
イルタを実現している。
フエイズド・アレイ5の構成も同様になつて
いるが、これが与える複数の焦点の位置は、フエ
イズド・アレイ5が与える複数の焦点の位置と
は互いに前後するように定められる。フエイズ
ド・アレイ5においても、ダイナミツク・フオ
ーカスおよびダイナミツク・フイルタ用に、それ
ぞれ切換スイツチ群52′および54′が設けられ
る。
いるが、これが与える複数の焦点の位置は、フエ
イズド・アレイ5が与える複数の焦点の位置と
は互いに前後するように定められる。フエイズ
ド・アレイ5においても、ダイナミツク・フオ
ーカスおよびダイナミツク・フイルタ用に、それ
ぞれ切換スイツチ群52′および54′が設けられ
る。
フエイズド・アレイ5,5における切換ス
イツチ群52,54,52′,54′は、制御回路
9によつて、反射波受信期間中に順次切換えられ
る。フエイズド・アレイ5,5の出力端は、
反射波受信期間中に、切換スイツチ6により交互
にログアンプ6に接続されるが、切換スイツチ群
52,54,52′,54′の切換えは、それらが
属するフエイズド・アレイがログアンプ6に接続
されていないときに行なわれる。すなわち、第4
図のように、切換スイツチ6が、有効受信期間T
の間に3サイクル切換えられるとしたとき、フエ
イズド・アレイ5の切換スイツチ群52,54
は切換スイツチ6がフエイズド・アレイ5側を
選択している間に切換えられ、これに対してフエ
イズド・アレイ5の切換スイツチ群52′,5
4′は、切換スイツチ6がフエイズド・アレイ5
側を選択しているときに切換えられる。そして
このような各スイツチの切換えによつて、6つの
焦点位置に順次ピントを合わせた反射波信号の受
信が行なわれる。
イツチ群52,54,52′,54′は、制御回路
9によつて、反射波受信期間中に順次切換えられ
る。フエイズド・アレイ5,5の出力端は、
反射波受信期間中に、切換スイツチ6により交互
にログアンプ6に接続されるが、切換スイツチ群
52,54,52′,54′の切換えは、それらが
属するフエイズド・アレイがログアンプ6に接続
されていないときに行なわれる。すなわち、第4
図のように、切換スイツチ6が、有効受信期間T
の間に3サイクル切換えられるとしたとき、フエ
イズド・アレイ5の切換スイツチ群52,54
は切換スイツチ6がフエイズド・アレイ5側を
選択している間に切換えられ、これに対してフエ
イズド・アレイ5の切換スイツチ群52′,5
4′は、切換スイツチ6がフエイズド・アレイ5
側を選択しているときに切換えられる。そして
このような各スイツチの切換えによつて、6つの
焦点位置に順次ピントを合わせた反射波信号の受
信が行なわれる。
このように、切換スイツチ群52,54および
52′,54′の切換えは、それらが属する回路の
出力端が次段から切離されている間に行なわれる
ので、それらが発するスパイク・ノイズは次段に
伝わることがない。したがつて多数必要な切換ス
イツチ群52,54および52′,54′は安価な
スイツチで間に合わせることができる。一方切換
スイツチ6は、常に信号が流れている部分を切換
えるので、それが発するスパイク・ノイズは受信
信号に混入して悪影響をおよぼす。そこで、切換
スイツチ6だけはスパイク・ノイズの少ない高級
なスイツチを用いて構成するが、その個数はわず
かなのでコストにおよぼす影響は少ない。
52′,54′の切換えは、それらが属する回路の
出力端が次段から切離されている間に行なわれる
ので、それらが発するスパイク・ノイズは次段に
伝わることがない。したがつて多数必要な切換ス
イツチ群52,54および52′,54′は安価な
スイツチで間に合わせることができる。一方切換
スイツチ6は、常に信号が流れている部分を切換
えるので、それが発するスパイク・ノイズは受信
信号に混入して悪影響をおよぼす。そこで、切換
スイツチ6だけはスパイク・ノイズの少ない高級
なスイツチを用いて構成するが、その個数はわず
かなのでコストにおよぼす影響は少ない。
また、フエイズド・アレイは2つ必要になる
が、焦点数の如何にかかわらず2つでよいので、
焦点の数だけフエイズド・アレイを用いる従来例
に比らべてはるかに割安である。
が、焦点数の如何にかかわらず2つでよいので、
焦点の数だけフエイズド・アレイを用いる従来例
に比らべてはるかに割安である。
このように、本発明は、焦点区間を互いに異な
らせた2系統のフエイズド・アレイをスイツチの
切換えによつて交互に使用するとともに、一方が
使用されている間に他方のタツプ切換えを行なう
ようにしたので、高級なスイツチとフエイズド・
アレイの使用数を少なくしながら、ダイナミツ
ク・フオーカス時のスイツチ切換えによるスパイ
ク・ノイズの影響を受けないようにした超音波診
断装置が実現できる。また、本発明の1つの実施
態様によれば、ダイナミツク・フイルタにより、
反射深度の如何にかかわらず分解能のよい診断画
像が得られ、しかもダイナミツク・フイルタのタ
ツプ切換えによるスパイク・ノイズの影響を受け
ない。
らせた2系統のフエイズド・アレイをスイツチの
切換えによつて交互に使用するとともに、一方が
使用されている間に他方のタツプ切換えを行なう
ようにしたので、高級なスイツチとフエイズド・
アレイの使用数を少なくしながら、ダイナミツ
ク・フオーカス時のスイツチ切換えによるスパイ
ク・ノイズの影響を受けないようにした超音波診
断装置が実現できる。また、本発明の1つの実施
態様によれば、ダイナミツク・フイルタにより、
反射深度の如何にかかわらず分解能のよい診断画
像が得られ、しかもダイナミツク・フイルタのタ
ツプ切換えによるスパイク・ノイズの影響を受け
ない。
第1図は、本発明実施例の概念的構成図、第2
図は、超音波パルスのスペクトラムの図、第3図
は、超音波パルスの波形図、第4図は、第1図の
装置の動作説明図である。 1……アレイ・トランスデユーサ、2……送受
信回路、3……送信用遅延回路、4……送信トリ
ガ発生回路、5,5……フエイズド・アレ
イ、50……遅延線、51,53……バツフア・
アンプ群、52,54……切換スイツチ群、55
……重みづけ抵抗群、56……加減算器、6……
切換スイツチ、7……ログアンプ、8……表示
器、9……制御回路。
図は、超音波パルスのスペクトラムの図、第3図
は、超音波パルスの波形図、第4図は、第1図の
装置の動作説明図である。 1……アレイ・トランスデユーサ、2……送受
信回路、3……送信用遅延回路、4……送信トリ
ガ発生回路、5,5……フエイズド・アレ
イ、50……遅延線、51,53……バツフア・
アンプ群、52,54……切換スイツチ群、55
……重みづけ抵抗群、56……加減算器、6……
切換スイツチ、7……ログアンプ、8……表示
器、9……制御回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の振動子エレメントを有するアレイ・ト
ランスデユーサにより、被検音場に超音波パルス
を放射し、この超音波パルスに対する被検音場か
らの反射波を受信して、この反射波受信信号に基
づき被検音場の断層像を得る超音波診断装置にお
いて、 被検音場に想定した複数の焦点に対応した複数
の遅延時間の組を形成するようにそれぞれ設定さ
れた複数のタツプの組を有する第1のアナログ遅
延線を含む第1のフエイズド・アレイ、 アレイ・トランスデユーサの複数の振動子エレ
メントから導かれる反射波受信信号を第1のアナ
ログ遅延線の複数のダツプの組の1つに選択的に
供給する第1のフツプ切換手段、 第1のフエイズド・アレイによる焦点とは異な
る複数の焦点に対応した複数の遅延時間の組を形
成するようにそれぞれ設定された複数のタツプの
組を有する第2のアナログ遅延線を含む第2のフ
エイズド・アレイ、 アレイ・トランスデユーサの複数の振動子エレ
メントから導かれる反射波受信信号を第2のアナ
ログ遅延線の複数のタツプの組の1つに選択的に
供給する第2のタツプ切換手段、 第1および第2のフエイズド・アレイの出力信
号を反射波受信の期間中に交互に選択して出力す
る出力切換手段、および タツプ切換えが、出力切換手段によつて選択さ
れていない方のフエイズド・アレイにおいて行わ
れる関係で第1のタツプ切換手段と第2のタツプ
切換手段に交互にタツプ切換えを行わせる制御手
段を具備する超音波診断装置。 2 複数の振動子エレメントを有するアレイ・ト
ランスデユーサにより、被検音場に超音波パルス
を放射し、この超音波パルスに対する被検音場か
らの反射波を受信して、この反射波受信信号に基
づき被検音場の断層像を得る超音波診断装置にお
いて、 被検音場に想定した複数の焦点に対応した複数
の遅延時間の組を形成するようにそれぞれ設定さ
れた複数のタツプの組を前半部に有し、等間隔に
設けられた複数のタツプを後半部に有する第1の
アナログ遅延線を含む第1のフエイズド・アレ
イ、 第1のフエイズド・アレイによつて規定される
複数の焦点の距離に対応した複数の重み付け抵抗
の組を入力側に有する第1の加減算回路、 アレイ・トランスデユーサの複数の振動子エレ
メントから導かれる反射波受信信号を第1のアナ
ログ遅延線の前半部の複数のタツプの組の1つに
選択的に供給する第1のタツプ切換手段、 第1のタツプ切換手段に連動して、第1のアナ
ログ遅延線の後半部の複数のタツプから導かれる
信号を第1の加減算回路の複数の重み付け抵抗の
組の1つに選択的に供給する第1の重み付け抵抗
切換手段、 第1のフエイズド・アレイによる焦点とは異な
る複数の焦点に対応した複数の遅延時間の組を形
成するようにそれぞれ設定された複数のタツプの
組を前半部に有し、等間隔に設けられた複数のタ
ツプを後半部に有する第2のアナログ遅延線を含
む第2のフエイズド・アレイ、 第2のフエイズド・アレイによつて規定される
複数の焦点の距離に対応した複数の重み付け抵抗
の組を入力側に有する第2の加減算回路、 アレイ・トランスデユーサの複数の振動子エレ
メントから導かれる反射波受信信号を第2のアナ
ログ遅延線の複数のタツプの組の1つに選択的に
供給する第2のタツプ切換手段、 第2のタツプ切換手段に連動して、第2のアナ
ログ遅延線の後半部の複数のタツプから導かれる
信号を第2の加減算回路の複数の重み付け抵抗の
組の1つに選択的に供給する第2の重み付け抵抗
切換手段、 第1および第2の加減算回路の出力信号を反射
波受信の期間中に交互に選択して出力する出力切
換手段、および タツプ切換えが、出力切換手段によつて選択さ
れていない方のフエイズド・アレイにおいて行わ
れる関係で第1のタツプ切換手段と第2のタツプ
切換手段に交互にタツプ切換えを行わせる制御手
段を具備する超音波診断装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1588780A JPS56112234A (en) | 1980-02-12 | 1980-02-12 | Ultrasonic diagnosis apparatus |
US06/231,849 US4392379A (en) | 1980-02-12 | 1981-02-05 | Ultrasonic diagnostic equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1588780A JPS56112234A (en) | 1980-02-12 | 1980-02-12 | Ultrasonic diagnosis apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56112234A JPS56112234A (en) | 1981-09-04 |
JPS624982B2 true JPS624982B2 (ja) | 1987-02-02 |
Family
ID=11901293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1588780A Granted JPS56112234A (en) | 1980-02-12 | 1980-02-12 | Ultrasonic diagnosis apparatus |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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JPS60103944A (ja) * | 1983-11-10 | 1985-06-08 | 株式会社東芝 | 超音波検査装置 |
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Family Cites Families (2)
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-
1980
- 1980-02-12 JP JP1588780A patent/JPS56112234A/ja active Granted
-
1981
- 1981-02-05 US US06/231,849 patent/US4392379A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS56104269A (en) * | 1979-12-31 | 1981-08-19 | Anvar | Ultrasonic imaging device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4392379A (en) | 1983-07-12 |
JPS56112234A (en) | 1981-09-04 |
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