JPS6249584A - 文字認識装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は文字認識装置に係り、特に解像度の切換えが可
能な光学的文字認識装置（以下ＯＣＩ？と称する）に関
する。

［発明の技術的背景とその問題点］ 近年、ＯＣＲは文字の読取りだけでなくイメージ入力用
としても使用されるようになった。このイメージ入力の
ためには、一般の文字読取りに比べて高い解像度を必要
とするため、高解像度を持った光学系が必要であった。

しかし従来のＯＣＲの読取部において、光学的レンズで
文字を読取る場合に、異なった２つの解像度を持つ光学
系を備えたものはなかった。また異った２つの解像度を
持つ光学系を１つのＯＣＲに設けたとしても、切換えが
容易にできないという問題があった。

［発明の目的］ 本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、一般
の文字とイメージとを容易に異なる解像度に切換えて読
取ることのできるＯＣＲを提供することを目的とする。

［発明の概要］ 本発明は帳票からの反射光を光電変換して帳票上の文字
情報や画像情報を読み取る文字認識装置において、複数
個の光電変換手段と、帳票からの反射光を前記複数個の
光電変換手段の内の１つに転送するよう切換動作する切
換手段と、帳票の種類毎にその帳票の制御情報が記憶さ
れた制御メモリと、帳票の種類を判別しこの判別結果に
応じて前記制御メモリの内容を参照し前記切換手段の切
換動作を制御する制御手段とを具備し、解像度の異なる
複数の光電変換信号を得るこにより本発明の目的を達成
せんとしたものである。

［発明の実施例］ 以下、本発明に係るＯＣＲの一実施例を図面を参照して
説明する。

第１図及び第２図に本発明の一実施例を示す。

給紙台１上には情報が記録された帳票２が積層載置され
ている。この給紙台１の読取部側の一端近くには給紙ロ
ーラ３が設けられている。読取部には帳票２を挟持して
読取速度に応じて移動させる少くとも１対のピックロー
ラ４と、帳票２を照明する照明ランプ５が設けられてい
る。６は帳票２から反射した光を第１の光電変換部材７
に導く反射鏡で、８は読取りの終った帳票２を回収する
収納部である。上記の構造は従来のＯＣＲと同様である
。本発明の特徴は従来固定されていた反射鏡６を可動と
した点にある。反射鏡６は第２図に平面図として示すよ
うに回転ピン９に固定されており、この回転ピン９は駆
動モータ１０などの切換部材により回動されるようにな
っている。反射鏡６の回動端はそれぞれ固定ピン１１．
１２で規制されており、反射鏡６が固定ピン１１に当接
した状態で帳票２から反射した光が前記第１の光電変換
部材７に入射するようになっている。また反射鏡６が固
定ピン１２に当接した状態では、帳票２から反射した光
は反射鏡６には当らず直進し、この直進した光路上に設
けられた第２の光学部材１３に入射するように構成され
ている。ここで第１及び第２の光電変換部材７．１３は
、それぞれＣＯＤで構成されている。第１の光電変換部
材７から出力される読取データは、１＃あたり８本の出
力が得られるイメージデータである。また、第２の光電
変換部材１３から出力される読取データは１１ｎＩｎあ
たり１６本の出力が得られるイメージデータでおる。即
ち、第１の光電変換部材７の解像度は低く、第２の光電
変換部材１３の解像度は高くなるよう構成されている。

この解像度が異なるのは、帳票２の表面からの反射光の
光路長が、第１及び第２の光電変換部材とで異なるから
である。

上述したように構成された本実施例の動作を以下に説明
する。一般に帳票２には第３図に示すように上部右側に
ＩＤ番＠２ａが記載されており、その下に文字２ｂと図
形２ｃが記載されている。

一般にＯＣＲでは、このＩＤ番号ごとにそのＩＤ番号が
付与された帳票におＣプる文字枠の位置、字種、文字ピ
ッチなどのフォーマットコントロール（ＦＣ）情報が予
めＦＣメモリに記憶させておく。

次に帳票２を給紙台１上に積層載置し、給紙ローラ３で
帳票２を読取部に送り込み、ピックローラ４て帳票２を
読取りに必要な速度で移動して読取りを行なう。このと
きまず帳票２のＩＤ番＠２ａを読取ってその帳票の種類
を判別する。この文字２ａを読取るときには反射鏡６は
固定ピン１１に駆動モータ１０により当接させて、反射
光は低解像度の光電変換信号が得られる。第１の光電変
換部材７に入射する。以下、帳票の判別結果に応じてＦ
Ｃメモリを参照して文字等の情報の読取を行なう。

即ち、文字２ｂを読取るときには、反射鏡６は固定ピン
１１に駆動モータ１０により当接させて、反射光は低解
像度の光電変換信号が得られる第１の光電変換部材７に
入射する。図形２ｃを読取るときには反射鏡６は固定ピ
ン１２に駆動モータによりに当接させて、反射光は高解
像度の光電変換信号が得られる第２の光電変換部材１３
に入射する。

第４図は本発明のＯＣＲの具体的回路構成を示す図であ
る。帳票２からのスキャンされた反射光は光電変換され
、２値化され、ラインバッファを介して文字検出切り出
しを行う。この検出された文字を辞書と照合して認識し
、インタフェースにより出力する。これらの各動作はＦ
Ｃメモリに記憶された帳票２のＦＣ情報を用いて制御部
の制御の下に行なわれる。

本実施例によれば、ＯＣＲの読取部において異なった解
像度をもつ２個の光学部材の切換えが自動的に容易にで
きる。従って高解像度の読取部をＯＣＲに簡単に取付け
ることができ、しかも解像度切換えが容易にできること
から走査速度の効率化が図られる。またＦＣ情報により
解像度の切換えが可能なため解像度を変えたりスキャン
ができる。

本実施例では光学部材が２個の場合について説明したが
、反射鏡６の回転角度を複数連りに変えることにより、
複数個の異なる解像度を持った光学部材を付加すること
もできる。

また本実施例ではＯＣＲについて説明したが、ファクシ
ミリなどの他の装置に応用しても同様の効果を得ること
ができる。

［発明の効果］ 上述したように本発明によればＯＣＲなどに解像度の異
なる複数個の光学部材を設け、予め記憶したＦＣデータ
により制御部が切換部材を駆動して、前記複数個の光学
部材を自動的に切換えて文字または図形などのイメージ
を読取るようにしたので、帳票上に記録された内容によ
って容易にかつ自動的に解像度を切換えて高読取りを実
現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る文字認識装置の一実施例を示す概
略側面図、第２図は第１図の反射鏡駆動部を示す平面図
、第３図は本実施例により読取る帳票の一例を示す平面
図、第４図は本実施例の一実施例であるＯＣＲを示す図
である。 ２・・・帳票　　　　　　　６・・・反射鏡７・・・第
１の光学部材 １０・・・駆動モータ（切換部材） １３・・・第２の光学部材 代理人　弁理士　　則　近　憲　缶 周　　　　　　山　　下　　−

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）帳票からの反射光を光電変換して帳票上の文字情
   報や画像情報を読み取る文字認識装置において、複数個
   の光電変換手段と、帳票からの反射光を前記複数個の光
   電変換手段の内の１つに転送するよう切換動作する切換
   手段と、帳票の種類毎にその帳票の制御情報が記憶され
   た制御メモリと、帳票の種類を判別しこの判別結果に応
   じて前記制御メモリの内容を参照し前記切換手段の切換
   動作を制御する制御手段とを具備し、解像度の異なる複
   数の光電変換信号を得ることを特徴とする文字認識装置
   。
2. （２）切換手段は一定の角度回転可能な反射鏡であるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の文字認識装
   置。