JPS6249092A - ２ポ−トスイベルジヨイント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本願発明は、２ポートスイベルジヨイントに関する。

従来、ハワーショベルなどの建設機械のショベルなどの
作業部の部分を作動させるために油圧シリンダーを用い
、その油圧シリンダーに内蔵した油圧ピストンを作動さ
せるための油圧ポンプと前記油圧シリンダーとを給油ホ
ースにより連結しているのである。

ところが、その給油ホースが、前記ショベルなどの作業
部の部分の作動のたびに複雑に彎曲したり、或いは屈曲
したりして給油ホースの部分によじれた部分を生じさせ
ることとなり、又ホースとホースが接触し、又ホースと
他の物が接触し、外部から摩耗することとなり最悪の場
合は摩耗部、又よじれた部分に突発的に高圧の部分を生
じさせ、その結果、オイルハンマー作用により給油ホー
スの他の部分にも衝撃が伝達され、給油ホースの弱い部
分を破裂させるような事故が起きる欠点があった０ 特に給油ホースが単一でな（複数の場合は互いにからみ
合うようなことが生じることもあり、そのように給油ホ
ースがからみ合うことがないようにするための対策には
関係者は苦慮してきたのである。

そこで本出願の発明は上記の問題点を解決することを目
的とするものである。

次に上記目的を達成するための具体的構成を図面に従い
説明するとその側面に所望間隔をとって配設した油出入
口１’　　、　　２’　　を有する円筒体あるいは角筒
体の貫通孔の内部に、回転可能な円柱構造部材を挿入し
、その円柱構造部材の軸線即ち中心線に沿って油出入口
１．２を設け、それらの油出入口は、その１方の油出入
口と、他方の油出入口とを別々に形成し、前記円筒体或
いは角筒体に設けた１方の油出入口１′　と前記円柱構
造部材に設けた１方の油出入口１とを連通し、前記円筒
体或いは角筒体に設けた他方の油出入口２′　と前記円
柱構造部材に設けた他方の油出入口２とを連通し、前記
円柱構造体の１端近（にフランジ部９を形成し、前記円
柱構造体の他端近（に割リング用環状溝４′　を設け、
前記円柱構造体に設けた２つの油出入口１．２の油通路
の奥の部分に前記構造体の半径方向に油通路７．８をそ
れぞれ設け、それらの油通路７．８を前記円柱構造体の
周側壁面の部分に設けた２つの送油用環状溝７’　、８
’　のそれぞれに別々に連通させ、それらの環状溝７′
、８′　のそれぞれが前記円筒体或いは角筒体に設けた
油出入口１’　　、２’　　のそれぞれと別々に連通し
うるように配設し、前記環状溝７’　、　　８’　の左
右両側の近隣位置の摺接部に環状溝を寄設し、それらの
環状溝の部分に０リング等のシール部材６を配設し、さ
らに前記環状溝７’　、　８’　の位置からみて前記シ
ール部材６よりわずか離れた位置の摺接部に前記シーニ
ル部材６より小径のシール部材５を配設するための環状
溝を寄設し、それらの環状溝のそれぞれに前記シール部
材５を嵌入し、前記フランジ部９と前記円筒体或いは角
筒体の１端の端面部との間にワッシャー３を介在し、前
記円柱構造体の他端近（に設けた割リング用環状溝４′
の部分に割リング４を嵌入することにより前記円柱構造
体の周側面に嵌めた円筒体或いは角筒体を前記フランジ
部９と割リング４との間に配設し事実上円柱構造体およ
び円筒体或いは角筒体の軸線方向に移動することはでき
ないが、円柱構造体と円筒体或いは角筒体との間では相
対的に回転しうるように配設し、油出入口１．１′、２
．２′　のそれぞれの開口部の部分の外周の部分にねじ
を刻設し、それらのねしの部分に給油ホースの開口端部
を締め付けて固定してなる２ポートスイベルジヨイント
である。

次に、上記構成から生じる作用効果を述べると油流入お
よび油流出のいずれの動きても可能な油出入口１’　、
２’　をそれぞれその周側面の部分に設けた円筒体或い
は角筒体に対して、その円筒体或いは角筒体の貫通孔の
内部に、円柱構造部材を挿入し、その円柱構造体の軸線
方向に設けた油出入口１．２のそれぞれと前記油出入口
１’　　、　　２’とを連通したものであるから１方の
油出入口から流入した油を一旦流出させ、その油をすぐ
近くの位置の油出入口から流入させて、他方の油出入口
から流出させる。ようにすることができる効果がある。

特に円柱構造体の適宜位置に油通路用環状溝を形成する
ことにより円筒体或いは角筒体に設けた油出入口と円柱
構造体の軸線方向即ち中心線方向に設けた油出入口とを
円筒体或いは角筒体と円柱構造体との如何なる回動位置
であっても常に油通路用環状溝を介して油通路を開路し
ておくことができる効果がある。

また図面からみて右側の油出入口１から油を流入させて
、図面からみて上側の油出入口１′　から油を流出させ
、図面からみて上側の油出入口２′から油を流入させて
図面からみて左側の油出入口２から油を流出させるよう
にし、またその逆の方向に油を流すために左側の油出入
口２から油を１克入させて上側の油出入口２′から油を
流出させその油を上側の抽出入［］１′　　から流入さ
せ、油通路を通って抽出入「１１から油を流出させるこ
とかできる効果がある。

また、油通路内の油が外部に流出したり、或いは１方の
油通路から他方の油通路に油が流れ込まないようにする
ためにシール部材を適宜位置に配設させて液密状態を確
保Ｌ、うる効果、がある。特にシール部材を大径シール
部材と小径シール部材七を２段にしてシール部材による
液密効果の向上に効果をもたらすことができる。

また、円筒体或いは角筒体とその円筒体或いは角筒体に
設けた貫通孔に挿入した円柱構造体とによって組立およ
び分解が簡単にできるため熟練者でなくても修理をした
り、取り換えたりすることができる効果がある。

また、円筒体或いは角筒体とその円筒体或いは角筒体に
設けた貫通孔に挿入する円柱構造体のいずれにも、それ
ぞれ設けた油通路は円柱構造体の軸線即ち中心線の方向
であったり或いはその軸線即ち中心線に対し垂直の方向
によって形成される平面の１部となる環状溝であったり
或いは円筒体或いは角筒体の中心線即ち軸線に対して垂
直の方向で放射方向に形成された油通路であったりして
。

それらの油通路はきわめて工作上正確かつ容易に形成し
うる効果がある。

なお、本願発明の２ボートスイベルジヨイントの組立時
には円柱構造体のフランジ部の反対の側に設けた溝にリ
ングを嵌めること１こより円柱構造体が円筒体或いは角
筒体に対して軸線方向には移動しないげと回動はできる
ようにすることができ、また、分解時には前記リングを
溝から外して後、円筒体或いは角筒体に対して円柱構造
体を軸線方向即ち中心線方向に引き出すことによりきわ
めて簡単に分解することができる。

したがって比較的損傷し易いシール部材でも、きわめて
簡単に取り換え可能である。

勿論、円柱構造体の端部近くに設けた溝にリングを嵌め
ることにより円柱構造体と円筒体或いは角筒体とのそれ
ぞれに設けた油通路は連通されることとなり格別位置の
調整をすることの必要性はないのである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこ、の出願の発明を施した２ボートスイベルジ
ヨイントの縦断面図であり、第２図は第１図に示した２
ボートスイベルジヨイントの一部を横断面図にした平面
図であり、第３図は第１図および第２図に示した２ボー
トスイベルジヨイントトの右側からみた側面図であり、
第４図は、第１図および第２図に示した２ボートスイベ
ルジヨイントの左側からみた側面図であり、第５図は角
筒体の横断面姿図であり第６図は角筒体の側面姿図であ
る。 １　　右側油出入口 １′　　上側油出入口 ２　　左側油出入口 ２′」二側油出入口 ３　　ワッシャ 、４　　割リング ・１′　　　割リング用環状溝 ５　　ソール部材 ６　　シール部材 ７　　油通路 ７′　　環状溝 ８　　油通路 ８′　　環状溝 ９　　フランン部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. その周側面の適宜位置にその軸線方向に互いに所望間隔
   をあけて２つの油出入口を配設した円筒体あるいは角筒
   体に貫通孔を設け、その貫通孔に円柱構造体を挿入し、
   その円柱構造体の対向する端部に設けた２つの油出入口
   から形成された油通路の奥部のそれぞれと、前記円筒体
   あるいは角筒体に設けた２つの油通路のそれぞれとを環
   状溝を介して連通し、前記環状溝の近くの摺接部にシー
   ル部材を介在させた２ポートスイベルジョイント