JPS6248697A - 生理活性のl−ジペプチドとl−トリペプチド、その製造方法、およびそれらを含有した医薬 - Google Patents

生理活性のl−ジペプチドとl−トリペプチド、その製造方法、およびそれらを含有した医薬

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JPS6248697A
JPS6248697A JP61152604A JP15260486A JPS6248697A JP S6248697 A JPS6248697 A JP S6248697A JP 61152604 A JP61152604 A JP 61152604A JP 15260486 A JP15260486 A JP 15260486A JP S6248697 A JPS6248697 A JP S6248697A
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モニク ル・プルトン
ジャン・リュク モリニェール
ベルナール ダンレー
オディール シャッサレィ
クロード ルッソー
ジャン・イブ ラコール
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ANSUCHI DE RECH CHIM E BIOROJI
ANSUCHI DE RECH CHIM E BIOROJIIKU APURIKE
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ANSUCHI DE RECH CHIM E BIOROJI
ANSUCHI DE RECH CHIM E BIOROJIIKU APURIKE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は生理活性のL−ジペプチドとL−トリペプチ
ド、その製造方法、及びそれらを含有した抗菌性の医薬
に関する。
〔従来技術〕
例えばアメリカ特許第4.016,148号とフランス
特許第79〜16924号とに開示されているジペプチ
ド、トリペプチド等のポリペプチドは特に好ましい抗菌
性を備えている。これらの抗菌性ポリペプチドはL型で
ある。
純粋にL型のみの化合物の調製は困難であり、従来の化
学的方法を用いる場合にはコストが高くなる。アミノカ
ルボン酸から出発するある種のポリペプチドについては
酵素を触媒として用いることが従来から勧められており
、この酵素は例えばキモトリプシン型のものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明は酵素を用いてのL−ホスホン酸ジペプチド及
びトリペプチドを高反応速度と高収率で、従って安価に
、製造する技術を提供しようとするものである。
C問題点を解決するための手段) 本願発明者らは上記課題を解決するべく種々研究の結果
として、パパイン、プロメリン(bromelain)
、及びフィチンのなかから選ばれるチオール・プロテイ
ナーゼに属する酵素を触媒として用いるならば、L−ホ
スホン酸ジペプチド及びトリペプチドをはやい反応速度
と高収率のもとに好都合に合成することができることを
見出した。
本発明によれば、α−アミノ酸又はL−カルボン酸ジペ
プチドとα−アミノホスホン酸との反応、あるいは、α
−アミノカルボン酸とL−ホスホン酸ジペプチドとの反
応、によってL−ホスホン酸ジペプチドないしトリペプ
チドを合成する方法であって、次の各工程、すなわち(
1)α−アミノ酸と、2分子のL−ないしDL−アミノ
カルボン酸の縮合により生成するL−カルボン酸ジペプ
チド、との中から選ばれた試薬が、DL−α−アミノホ
スホン酸と、このホスホン酸1分子にα−アミノカルボ
ン酸が縮合して生じるL−ホスホン酸ジペプチド、との
中から選ばれた試薬、 にパパインとキモパパインの中から選ばれた酵素の存在
下に接触させると共に、上記のアミノカルボン酸ないし
L−ジペプチドの1モルに対し上記ホスホン酸基含有の
L−アミノ酸を少くとも2モル以上の割合とする工程、
及びこれにつづいて、 (2)酸性の反応媒体中で10〜70℃の範囲内の温度
で反応させ、生成するポリペプチドを反応系から相分離
させる工程、 からなることを特徴とする方法が従供される。
現在工業的に利用されているパパインの主たるものはキ
モパパインであり、これが上記本発明方法において選択
される酵素である。
上記の水性溶媒とは、水を含んだ液であり、反応の出発
物質を溶存させうるものの意味である。したがって該水
性溶媒は純水であってもよく、あるいは、上記酵素の触
媒活性を発現させるに要する量の水が添加された水溶性
の溶媒であってもよい。
本発明方法における出発物質としては次の(A) 、 
(B)各グループごとにその中のいずれかを用いること
ができる。
(A)1.L型又はL型とD型の混合体としてのアミノ
カルボン酸。
2、アミノカルボン酸2分子が結合したL−ジペプチド
(B)1.次式で表わされるα−アミノホスホン酸 R。
ここにR1は水素、アルキル基(特 にメチル基)、又はアリール基 (aryl)であり、この酸は不斉炭素原子を含んでい
る場合にL型又はL型 とD型の混合体である。
2、上記のα−アミノ酸ホスホン酸がα−アミノカルボ
ン酸と結合したL− ホスホン酸ジペプチド。
上記(A)グループのアミノ酸はそのアミノ基の作用を
封鎖した状態で用いられ、(B)グループのアミノ酸は
エステル(特にエチルエステル)のかたちで用いられる
。故に、本発明では(A)グループのアミノ酸の酸基と
(B)グループのアミノ酸のアミノ基とが反応してアミ
ド結合を形成するのである。
(B)グループのL型アミノ酸は(八)グループのL型
アミノ酸のモル濃度の少くとも2倍のモル濃度でなけれ
ばならないであろう。
上記反応は約り0℃〜約70°Cの温度範囲で行われ、
その下限温度は該反応を工業的規模で実施したときに反
応速度が遅すぎることになる温度であり、上限温度は使
用酵素の安定性によってきまる温度である。
一般の多種類の酵素反応とは異なり、本発明の反応はP
114〜5.5の酸性媒体の中でも起こる。
酵素の使用量は可変であるが、出発物質としての(A)
グループのL−アミノカルボン酸又はジペプチドに対し
て酵素量を10%から100%に増加するに伴い反応速
度と最終収率が向上してい(ことが観察された。100
%を超えれば反応速度と収率はほとんど変化しない。
上に示したように、反応生成物(ジペプチド又はトリペ
プチド)が水性の出発溶媒から分離した別の相を形成す
る条件で上記反応を行わねばならない。このような別の
相は、反応生成物が該溶媒から固形物又は油状物(これ
は反応容器の壁面へ沈着する)のかたちで沈澱する場合
には自然に形成されるが、もともと二相系の溶媒、つま
り上記水性溶媒とこれには不溶だが反応生成物をよく溶
かす別の溶媒とからなる二相系溶媒の中で反応を行わせ
てもよい。
本発明の範囲は上記方法を実施して得られる生成物にも
及ぶものであり、この生成物は他の方法で既に従来から
合成されている化合物のこともあれば、全く新規な化合
物であることもある。
本発明の反応生成物は次の4つの群に分類できる。
r類ニアミノメチルホスホン酸から誘導されるジペプチ
ド これは次の(I)弐で表わされる。
ここに、×1−サルコシル(Sar)、グリシル(Gl
y)、アラニン(^la)、フェニルアラニン(Phe
) 、ロイシン(Leu)、チロシン(Tyr)、3−
NOz−Tyr、 (F−Phe、4−CL−Phe、
4−NOz−Phe、 4−N)Iz−Phe、 2.
4−CI−Phe、 3.4−CI−Phe、β−メチ
ルフェニルアラニン、α−メチルアラニン、である。
n類ニアミノメチルホスホン酸から誘導されるトリペプ
チド これは次の(II)式で表わされる。
(L) X 、 −(L) X 2− NH−CIl□
−P−011・・・(II)ここに、X、 =GIyX
Ala、、Phe、 Leu、、Tyr。
(R,−R2)−Phe、 Sar、(R)−Nll−
Gly。
X2=Gly、^la、 Phe、 Leu、、Tyr
s (R+−Rz)−Phe。
Sar、(R+−Rz)−Tyr。
R=アルキル基、了り−ル(aryl)基、アシル基;
  R,、R,=NO□、N11□、ハロゲン、アルキ
ル基、アリール(aryl)基、である。
■類:L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸から誘導
されるジペプチド これは次の(In)式で表わされる。
CI H30 ここに、X1=Sars Gly、 Ala、 Phe
、 Leu、 Tyr。
(R1−Rz)Phe、(R+−Rz)−Tyr、であ
り、R1とR2は上記と同じである。
■類:L−(1〜アミノ)−エチルホスホン酸から誘導
されるトリペプチドこ れは次の(IV)式で表わされる。
lhO ここに、X+=(R)−N)l−Gly、 Sar、 
Gly、 AlaSLeu。
Phe、 Tyr、 (R+−Rz)−Phe、 (R
+−Rz)−TyrsX2−=Gly、 Ala、、L
eu、 Phe、 Tyrs (R+−Rz)−Phe
(R+−R2)Tyr、 R=アルキル基、アリール(aryl)基、アシル基、 R+、Rz ”〜02、Nl+□、ハロゲン、アルキル
基、了り−ル(aryl)基、である。
」二記の4つの類に属する下記化合物は新規な合成物質
である。即ち: (1)式で表わされる新規物質は、(注B○○○等は標
識としての略称番号である) B951L−(4−フルオロ)−フェニルアラニル−ア
ミノメチルホスホン酸、 B997、L−(3−ニトロ)−チロシル−アミノメチ
ルホスホン酸、 B986、L−(4−アミノ)−フェニルアラニル−ア
ミノメチルホスホン酸、 B932、L−(2,4ジクロロ)−フェニルアラニル
−アミノメチルホスホン酸、 B952、L−(3,4ジクロロ)−フェニルアラニル
−アミノメチルホスホン酸、 8968、L−L(β−メチル)−フェニルアラニル−
アミノメチルホスホン酸、 B934、(α−メチル)−アラニル−アミノメチルホ
スホン酸、 などである。
(n)式で表わされる新規物質は、 8980、 グリシル−し−バリル−アミノメチルホス
ホン酸、 B996、L−フェニルアラニル−し−ロイシル−アミ
ノメチルホスホン酸、 B994、L−ロイシル−し−ロイシル−アミノメチル
ホスホン酸、 B995、グリシル−し−チロシル−アミノメチルホス
ホン酸、 B1005、L−アラニル−サルコシル−アミノメチル
ホスホン酸、 などである。
(I[I)式で表される新規物質は、 B1033、L−(3−ニトロ)−チロシル−L−(1
−アミノ)−エチルホスホン酸、B1065、L−アラ
ニル−L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸のL−ア
ルギニン塩、B1067、L−アラニル−L−(1−ア
ミノ)−エチルホスホン酸の2−アミノ−2−(ヒドロ
キシメチル)−La−プロパンジオール塩、及び、 官能基を有した樹脂とジペプチドとを共存させることに
よって得られる生成物(塩または付加反応生成物)であ
って次の如きもの、即ち、B1124、L〜アラニル−
し−(1−アミノ)−エチルホスホン酸を弱塩基性のホ
リアミンフェノール樹脂と共存させて得られる生成物、
B1121、L−アラニル−L−(1−アミノ)−エチ
ルホスホン酸をスルホン化ポリスチレン樹脂と共存させ
て得られる生成物、B1123、L−アラニル−L−(
1−アミノ)−エチルホスホン酸を強塩基性のポリスチ
レン樹脂と共存させて得られる生成物、などであり、上
記各樹脂は医薬原料として許容されるものの中から選ば
れたものである。
(IV)式で表わされる新規物質は、 B989、L−アラニル−L−ロイシル=L−(1−ア
ミノ)−エチルホスホン酸、B 1004、サルコシル
−L−フェニルアラニル−L−(1−アミノ)−エチル
ホスホン酸、B1022、L−ロイシル−し−フェニル
アラニル−L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸、B
1047、L−ロイシル−し−ロイシル−し−(1−ア
ミノ)−エチルホスホン酸、B1122、サルコシルー
−りロイシル−L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸
、B1002、L−ロイシル−し−アラニル−L、−(
1−アミノ)−エチルホスホン酸、B1092、グリシ
ル−L−ロイシル−し−(l−アミノ)−エチルホスホ
ン酸、 B1093、(N−アセチル)−グリシル−L−ロイシ
ル−し−(1−アミノ)−エチルホスホン酸、 B1095、(N−ベンジル)−グリシル−L−ロイシ
ル−L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸、 BIloo、サルコシル−し−チロシル−し−(1−ア
ミノ)−エチルホスホン酸、BIIIQ、L−プロピル
−し−ロイシル−し−(1−アミノ)−エチルホスホン
酸、などである。
上記の合成物質は(公知、新規の如何によらず)基本的
な薬理学的性質が同じであり、これらは種々のダラム陽
性菌とダラム陰性菌に対し活性を示す抗菌剤である。
例えば上記化合物の中の81067を用い、ミリリット
ル当たりの菌数が104〜10S個の接種材料(つまり
、イノキュラム)に対してゲロセ(gelose) (
つまり、アルミン、ulmin)媒質の中で最低阻害濃
度(ミニマム・インヒビット・コンセントレージョン)
(M、1.C)をμg/m 1単位で測定した結果は次
の通りであった。
イー・コリ (E、 Co11)  CNCM 54.
8  0.25N              CNC
M53.126 0.25タレプシエラ・ピー(Kre
bsiella p、)La433      16 セラチア(Serratia)   22.579  
 32〜64サルモネラ・イー(Salmonella
 E、)CNCM 57.29   1 ニス・アウレウス(S、aureus)ATCC63,
5832 〃             CNCM  52.14
9 32〃             ATCC292
138ニス・フェカリス(S、faecalis)AT
CC1450832 上記諸物質の毒性は極めて低いか又は非毒性であるから
、経口投与用又は非経口的投与用の医薬の成分として用
いることができ、■投与単位当りの活性成分量は100
〜1000mgとされる。
本発明に従い製造された活性成分を含む経口又は非経口
投与用のガレヌス製剤の成分を次に例示する。
1 、250mg錠剤 活性成分          250mgコーンスター
チ        40mgラクトース       
   98mgステアリン酸マグネシウム   8mg
タルク             41I1g2.50
0mg錠剤 活性成分          500mgコーンスター
チ        70mgポリビニルピロリドン  
   35mgラクトース          74m
gステアリン酸マグネシウム   14mgタルク  
           7mg3.500mgカプセル 活性成分          5QOmgラクトース 
         50mgステアリン酸マグネシウム
    5mg4、薬袋(サシ上5achet、フラン
ス語)活性成分           1mgラクトー
ス           4mg5、100mg注射用
アンプル 活性成分          100mg注射液化のた
めの水      1mgキュー・ニス・ビー lアンプル 〔作 用〕 (1)L−αアミノ (カルボン)酸とL−αアミノホ
スホン酸との酵素反応ではボスボン酸残基を有したL−
ジペプチドを生じる。   。
(2)L−(α−アミノ)カルボン酸ジペプチドとL−
α−アミノホスホン酸との酵素反応ではホスホン酸残基
を有したL−)ジペプチドを生じる。
(3)L−α−アミノカルボン酸とL−(アミノ)ホス
ホン酸ジペプチドとの酵素反応でもポスホン酸残基を有
したL−)ジペプチドを生じる。
これらジペプチドとトリペプチドを本明細書中では「ポ
リペプチド」と総称する。
これらポリペプチドが分子内に有するホスホン酸残基は
抗菌性であるが人体、家畜、愛玩動物などに対し無毒で
ある。
上記(1)〜(3)の酵素反応で生じるし一ポリペプチ
ドを反応系から容易に分離するべく、水性の基本の反応
媒体(主として水)とこれには不溶でポリペプチドをよ
く溶かす有機媒体とを混合して用いているから、ポリペ
プチドを溶存させた相を水相から簡単に、例えばデカン
テーション法で相分離することができる。
(発明の効果) 上記のように本発明ではホスホン酸残基含有ポリペプチ
ドの合成反応に最適の触媒がパパイン、キモパパイン等
であることを見出し、水性溶媒(水)と有機溶媒とから
なる二相系で反応を行うから、出発物質が水性溶媒中で
酵素作用を受けて生成するところのポリペプチドは有機
溶媒相へ移行するので反応速度が向上すると共に収率も
高(なる。
そして酵素を用いることから有用なL型ポリペプチドの
みが生産されるのである。
さらに本発明者らは反応系に残存したD型過剰の出発物
質は後述の酸性法、アルカリ性法、あるいは貯蔵法で簡
単にエピマー化してDL型(ラセミ体)に再生できるの
で、これを酵素反応の出発物質として再利用できること
も見出した。これによりシステム全体としての総括的収
率は極めて高いものとなった。
〔実施例1〕 L−アジニル−し−(1−アミノ)−エチルホスホン酸
の合成 この実施例については合成操作段階を詳細に例示する。
第1工程 (N−ベンジルオキシカルボニル)L−アラニル−L−
(1−アミノ)−エチルホスホン酸の合成と不斉化 効果的な攪拌装置を備えた反応容器の中へ次の試薬を順
次添加してゆく。即ち、 −I N  水酸化ナトリウム溶液 2760raj!    (Na0112.76モル)
−(N−ベンジルオキシカルボニル)−L−アラニン 
615g  (2,76モル)−D L −(1−アミ
ノ)−エチルホスホン酸のエチルエステル 2000g (11,05モル) □L−システィンーハイドロクロライド2g −PH4,5のクエン酸緩衝液  3.31を順次添加
する。
この透明の反応系はpH6,92であり、これを50℃
に調整する。
この温度において、パパイン(50nKat/n+g)
の600gを水0.81に溶かした溶液が添加される。
pHは徐々に変化し6.84で安定する。
粉末のクエン酸1100gを添加するとpHは4.53
(つまり4.5と4.6のあいだ)になる。この段階で
反応系はまだ透明である。
次に四塩化炭素19j!をよく攪拌しつつ加える。。
反応の進行と反応速度の測定は1時間ごとに有機溶媒相
1μlをオー・ディー・ニス・ハイパーシル(0,D、
S、Hypersil) 5 、cl (S、F、C,
C)のカラムへ注入し、メタノール:水:R水酸化アン
モニウム=67:30:3の混合溶媒のヴイ・アール(
vFl”)1.2〜1.4ta lで抽出する、という
方法でエッチ・ピー・エル・シー(HPLC)で行なっ
た。
15時間後(反応時間は10〜15hrのあいだ)に合
成反応を停止させたが、この時点での反応生成物の濃度
は有機溶媒(CC1,)相で0.14モルであった。
反応系を冷却したあと有機溶媒相と水相とをデカンテー
ション法で分離したあと前者を水洗いし、次いで硫酸ナ
トリウムに通して乾燥濃縮し、1250gの収量を得た
次にこの濃縮物をメチレンクロライド141の中に入れ
、5%塩酸(4N)、水(47り、0.IN水酸化ナト
リウム(4Iり、及び水(6A’)で順次洗浄してPH
6,5としたあと真空乾燥した。
このようにして得られた反応生成物の量は102102
O,64モル)、収率は96%であり、該生成物の比旋
光は 〔α)  =−30°±2″、(C=1)であった。
第■工程 光学(活性)的に純粋なし一アラニルーし−(l−アミ
ノ)−エチルホスホン酸の調製上で得られた油状物を5
倍容ないし51の、33%臭化水素含有の酢酸に溶かし
た。この溶液は室温で攪拌下に5hr放置したあと、イ
ソプロピルエーテル20βの中へ注いだ。L−アラニル
−L−(l−アミノン−エチルホスホン酸の臭化水素付
加物が容器壁面に晶出したあと母液相をデカンテーショ
ン法で除去し、残渣はメタノール51に?容かした。
この透明溶液に対し、プロピレンオキサイド0.61が
メタノール2に溶かされている試薬溶液を加えた。急速
に沈澱を生じたが、結晶化させるため0℃で2hr放置
した。生成物は濾過、メタノール洗浄のあと60℃で真
空乾燥した。
この乾燥後の生成物重量は502g(2,56モル)、
即ち収率97%であって、これは水中での比旋光が 〔α)   =−22”±2″、 (C=1)であった
上記生成物は沸騰水1.31に溶かしアニマルブランク
2SAで着色したあと、室温でよく攪拌しつつこれにエ
タノール1βを加えた。
室温にまで冷却させると結晶が沈澱した。
0℃で2hr放置したあと濾過し60℃で真空乾燥し、
た。
目的生成物351 g (1,79モル)が得られ、こ
れは70%の収率であり、その比旋光は水中で〔α) 
 =−45″′±2″′、(C=1)であった。
(N−ベンジルオキシカルボニル)−L−アラニンに対
する光学活性的に純粋なし−アラニル−L−(1−アミ
ノ)−エチルホスホン酸の総括的収率は65%である。
第■工程 エピマー化処理及び処理後の(1−アミノ)−エチルホ
スホン酸エチルエステルの再循環利用 この目的のためには次のA法又はB法のいずれかを採用
すればよい。
A法・・・・・・酸性法 上記第1工程の酵素反応液の水相9.51 (これは(
1−アミノ)−エチルホスホン酸エチルエステル152
0g (8,14モル)を含有している〕を塩酸で酸性
化し、最終的には塩酸濃度6Nとなるようにした。
次にこれを5hrのあいだ還流冷却しつつ加熱処理して
冷却後、アニマルブランク2S^の層に通して着色した
のちレジン5861 (商標デュオライト)のカラムへ
流しパーコレーションを行なって無機及び有機不純物を
除去した。
この酸抽出物は真空乾燥法で濃縮したのち乾燥ピリジン
添加のメタノール2.71へ攪拌下に溶解してpH4,
5とした。
生成した多数の結晶は0℃で2hr放置した。
このようにして102102O,17モル)のDL−(
l−アミノ)−エチルホスホン酸が得られた。
この生成物の融点は260 ’j:より高く、水中の比
旋光は 〔α)  =O’、(C=1) であった。
この化合物を常法でエステル化し蒸留によって再利用可
能な1207g(6,67モル)のDL−(1−アミノ
)−エチルホスホン酸が得られた。
B法・・・・・・アルカリ性法 上記の(1−アミノ)−エチルホスホン酸エチルエステ
ル1520g (8,14モル)を含有している酵素反
応系の水相約9.51をアルカリ性化してpl+を7.
5に上げるぺ<4N水酸化ナトリウム溶液21を添加し
た。
次いでジクロロメタン8!で3回抽出し、器壁に付着の
有機物相を硫酸ナト3.°ラムで乾燥した。この段階で 収量1420g 、収率93% であった。
この薄黄色の油状生成物は、過剰のD型異性体のエピマ
ー化を完了させるべく減圧蒸留した。
この段階での収量は約1400 g 、 0.5mm1
1gでの沸点は70〜72℃であった。
次いでトリフルオロアセチル化し、さらにカイラルカラ
ム(chiral column)(L)SP 300
(5%、1 m) rlnj、=Det=250”c 
;等温変化140”C)を用いて分離することにより、
この回収エステルはL型異性体(tR=4.4m1n)
50%と、D型異性体(tR=5.2m1n)50%を
含むことが確認された。
総括的収率約93%で得られるこの生成物は前出の第1
工程で再利用される。
(エピマー化は上記抽出有機溶媒相の油状生成物を24
hr貯蔵しておくことによっても起こることが観察され
た。) 現状ではこのアルカリ性法の方が望ましいと考えられる
〔実施例2〕 L−フェニルアラニン−アミノメチルホスホン酸の合成 温度計とマグネティック・スタークとを備えた反応容器
としてのエルレンマイヤーフラスコの中へ次の試薬、即
ち、 IN 水酸化ナトリウム溶液 33m A      (0,033モル)(N−ベン
ジルオキシカルボニル)− DL−フェニルアラニン log (0,033モル) アミノメチルホスホン酸 5.51g (0,033モル) を投入した。
この透明な溶液にシスティンハイドロクロライド0.4
20gと、9114.5のクエン酸緩衝液42.5mj
2と、水60o+ 1!とを加えた。
こうして調製した基質の濃度は0.22モル/P、p旧
よ7,3〜7.6であった。
この混合物の温度を40℃に調整し、パパイン(70n
Kat/mg) 5 gを45m1の水に溶解した液を
加えた。これに粉末状のクエン酸Logをを加えpHを
5.5とした。
この反応系は少し濁りを生じていき、徐々に結晶化する
油状生成物が器壁に沈積した。反応は50℃で8hr継
続した。
クロマトグラフで分析したところ、上記沈積物は反応の
開始時点からすでにジペプチドとなっていることが確認
された。
この反応系は冷却後、クロロホルム50m1で3回抽出
し、そして器壁に付着の有機物相は水洗いした。
反応生成物は硫酸ナトリウムで乾燥濃縮した。
こうして(N−ベンジルオキシカルボニル)−L−フェ
ニルアラニル−アミノメチルホスホン酸のエチルエステ
ルは結晶化する。
このエステルの収量は6.23g(0,0139モル)
であり収率は84%、融点(コフラー・ヘンチ法、ko
flar bench)102〜104℃、比倫光はエ
タノール中で 〔α)  =−9,8°±2″、(C=1)であった。
臭化水素を33%溶解させた酢酸の中に上記生成物を投
入し攪拌しつつ5hr経過させたのち、硫酸エーテル2
60m lの中へ注いだ。L−フェニルアラニル−アミ
ノメチルホスホン酸の臭化水素付加物が器壁へ晶出した
あと、油状の相をデカンテーションし残渣をメタノール
30m ftにとかした。メタノール8IIlNにプロ
ピレンオキサイド4mlを溶解させたものを添加した。
結晶性沈澱が急速に生成するので、0℃で2hr経過し
たのち、濾過し60℃で真空乾燥した。
光学活性的に純粋なし一フェニルアラニルーアミノメチ
ルホスホン酸3.2gをこうして得た。
このホスホン酸(収率89.2%)の融点は265〜2
68℃で、水中の比倫光は 〔α)  = +74.8 ’±26、(C=1)であ
った。
酵素反応系の水相からは過剰のアミノメチルホスホン酸
のエチルエステルが上記実施例1と同様にして回収され
、再利用される。
〔実施例3〕 (L)−ロイシル−アミノメチルホスホン酸の合成 温度計とマグネティック・スタークとを備えた500m
 j2のエルレンマイヤーフラスコの中へ次の試薬、即
ち、 □ I N  水酸化ナトリウム溶液 20m l(0
,020モル) −(N−ベンジルオキシカルボニル)−り一ロイシル 
5.3g  (0,020モル)□アミノメチルホスホ
ン酸のエチルエステル 6.2g      (0゜0
37モル)を入れた。
この透明溶液に、システィンの塩化水素添加物240m
 lを水5.7mAにとかしたもの、pit4.5のク
エン酸緩衝液24m jl!、及び水100m lを加
えた。
その結果、pH7,53となった。
この溶液を恒温水槽で40℃に加温し、21m Aの水
にパパイン1.71g(26nKat/mg)を)容か
したものを加えたところpH7,25となった。
さらにクエン酸8gの添加によりpit5.6とした。
油状生成物が器壁へ急速に沈着し、ゆっ(り結晶化する
8hr経過後に反応系を冷却し、上記沈着物をメチレン
クロライド120m lで抽出した。水30m l、5
%塩化水素溶液30m l、水30m1.0、IN水酸
化ナトリウム溶液、水(pit 6.5)3On+j!
で順次洗浄したのち、有機物相を硫酸ナトリウムで乾燥
させた。こうしてL−ロイシル−アミノメチルホスホン
酸のエチルエステルが6.9g得られた。このエステル
の融点(コフラー・ベンチ)は82〜83℃、メタノー
ル中の比倫光は〔α)    =−25’±2°、(C
=1)であった。
酢酸に臭化水素33%を溶解させたfj、33a+4!
の中へ上記生成物を投入し、6 hrPA拌をつづけた
硫酸エーテル250m (!を加え、デカンテーション
法の後の残渣をメタノール30m lに溶かした。
メタノール6rnlにプロピレンオキサイド3.5ma
lを溶かしたものを加えた。
生じた沈澱は0℃で2hrのあいだ結晶化させた。次い
で濾過し、60℃で真空乾燥した。
こうしてL−ロイシル−アミノメチルホスホン酸3.5
4gを得た。この酸の融点は243〜247℃、水中の
比旋光は [α)  =+60.5°±26、(C=1)であった
塩素化有機溶媒を用いれば反応時間は6hr、収率はほ
ぼ85%である。
〔実施例4〕 L−アラニルL−アラニル−L−(1−アミノ)−エチ
ルホスホン酸の合成 第■工程 (N−ヘンシルオキシカルボニル)−L−アラニル−し
−アラニン(酸)の合成 (a) (N−ベンジルオキシカルボニル)−L−アラ
ニン(酸)のエチルエステルの合成マグネテインク・ス
ター5と温度計と水冷却器ヲ備えた50抛lのエルレン
マイヤーフラスコに次の試薬、即ち、 −(N−ベンジルオキシカルボニル)−DL−アラニン
 20g  (0,0897モル)−2N水酸化ナトリ
ウム溶液 45m1゜L−システィンの塩化水素添加物 0.27g pH4,5のクエン酸緩衝液 27m !1を、入れた
pH5,6となったこの液を50℃とし、パパイン(7
0nKa t/mg) 10 gを添加して数分後にp
Hは5.3となった。
粉末のクエン酸1.5gを加えてρ114.53とした
クロロホルム330m lにエタノール10.3g(0
,223モル)を溶かしたものを上記液に加えた。
エステル化反応の追跡はエッチ・ビー・エル・シー(I
IPLc)によって行ない、その条件は、オー・ディー
・ニス・ハイパーシル(0,D、S、IIypersi
l)カラム5μニス・エフ・シー・シー(S、F、C,
C)の使用、溶媒組織メタノール/水/ f’fM水酸
化ア:/−11−ニウム液=67/30/3、ヴイ・ア
ール(v、1)=5.3〜5.4nj!とした。 反応
系を冷却したあとデカンテーション法で相分離を行い、
水相はクロロホルム100m lで2回抽出し、器壁に
付着の有機物相は水100mjl!5%重炭酸化ナトリ
ウム液100m l、さらに水loom lで2回の洗
浄を行い、pH6,5とした。
最後に硫酸ナトリウムで乾燥して(N−ベンジルオキシ
カルボニル)−L−アラニン(酸素)のエチルエステル
0.028モルを得た。
このエステルは油状であり、メタノール中での比旋光は [α]  −−31,9”±2°、(C=1)であった
(b) (N−ヘンシルオキシカルボニル)−L−アラ
ニル−L−アラニン(酸)のエチルエステルの合成 カナディアン・ジャーナル・イン・ケミストリー(Ca
n、J、C)Iem、)(1971) 491968の
ジェー・アール・コギンスとエフ・エル・ベノイトンの
報文に従い臭化水素を37%の濃度で酢酸に溶かした液
で上記生成物に対し活性基封鎖解除(デプロテクション
)を行なって、収率9o%で3.16gのN−アラニン
エチルエチル3.16g(0,027モル)を得た。
250m lのエルレンマイヤーフラスコに次の試薬、
即ち −(N−ベンジルオキシカルボニル)−DL−アラニン
 9.62g (0,043モル)−2N水酸化ナトリ
ウム溶液 21.5nj!、し−アラニンエチルエステ
ル 3.16g(0,027モル) システィンの塩化水素添加物 0.26gpH4,5の
クエン酸緩衝液 26m lを入れた。
この溶液を50℃にし、パパイン(70nKat/mg
)4.8gを加えた状態でpH5,9であった。
粉末クエン酸を加えてpH4,52とし、攪拌しつつク
ロロホルム120m Itを添加した。
反応の進行ヲエソチ・ピー・エル・シー(IIPLC。
上記(a)項参照)でチェックしたところ、6hrで完
結することが確認された。
上記(a)項の如くに処理して有機物相から(N−ベン
ジルオキシカルボニル)−L−アラニル−し−アラニン
(酸)のエチルエステル6.23g (0,01935
モル)を油状で得た。
(c) (N−ベンジルオキシカルボニル)−L−アラ
ニル−し−アラニン(酸)の調製 2Nの水酸化ナトリウムメタノール溶液を用い前出のジ
エー・アール・コギンスらの報文に従って上記(b)項
での生成物を処理して、5.4g(0,0184モル)
の(N−ベンジルオキシカルボニル)−L−アラニル−
し−アラニンを得たが、これの融点は152〜154℃
、メタノール中での比倫光は 〔α)−=−35’±2°、(C=1)であった。
第■工程 (N−ベンジルオキシカルボニル)−L−ア
ラニル−し−アラニル− L−(1−アミノ)−エチルホスホ ン酸の合成 100mのエルレンマイヤーフラスコ゛に次の試薬、即
ち −(N−ベンジルオキシカルボニル)−L−アラニン−
L−アラニン 5.29g (0,043モル) −2N水酸化ナトリウム溶液 9m l、−D L −
(1−アミノ)−エチルホスホン酸13g  (0,0
72モル) □L−システィンの塩化水素添加物 0.28g −pH4,5のクエン酸緩衝液 28Illβ□パパイ
ン(70nKat/mg)   5 gを入れた。
実施例1の第1工程の条件に準じ10hr反応させて、
(N−ベンジルオキシカルボニル)−L−アラニル−し
−アラニル−し−(1−アミノ)−エチルホスホン酸を
得たが、これの融点は127〜129℃、メタノール中
の比倫光は 〔α)  =−53°±2″、(C=1)であった。
次いで実施例1の第■工程の条件に卓じ活性基の封鎖解
除(デプロテクション)を行ない、そのあと再結晶させ
て2.738の、光学活性的に純粋なし一アラニルーし
一アラニルーL−(1−アミノ)エチルホスホン酸を得
た。
これは融点277〜279℃、水中の比倫光〔α)  
=−68,5’±2°、(C=1)であった。
ホスホン酸化された過剰の基質は酵素反応系の水相から
実施例1の第■工程によって7.24 g(収率74%
)回収した。これは前の工程へ戻して再利用できるもの
である。
〔実施例5〕 L−アラニル−し−(1−アミノ)−エチルホスホン酸
の2−アミノ−2−(ヒドロキシメチル)−1,3−プ
ロパンジオール塩の合成 100m lのエルレンマイヤーフラスコに次の試薬、
即ち、 □蒸留水   15m6 □L−アラニルーL−(1−アミノ)−エチルホスホン
酸 5 g  (25,5ミリモル) □2−アミノー2−(ヒドロキシメチル)−1,3−−
プロパンジオール 3.1g (25,6ミリモル) を順次投入した。
こうして得られる塩の均一溶液は攪拌で40℃に2hr
保った。
回転蒸発器で乾燥させたのち、純エタノール(100%
)20m lの中へ移して再び乾燥させた。
粘稠な残渣を純エタノール50m lの中へ入れ攪拌し
つつ0〜5°Cで結晶化させた。
結晶を濾過し、フィルター上で純エタノールにより洗浄
したあと、乾燥剤(シリカゲル)収容のデシケータ内で
真空乾燥した。
目的生成物の収量は8g、収率99%、融点(分解点)
255〜260°C1水中での比倫光〔α)  =−1
7,9°±2.6°、(C=1)であった・ 〔実施例6〕 L−アラニル−L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸
とスルホン化ポリスチレン樹脂との付加物の調製 酸処理サイクルにおいて性状調製ずみの上記樹脂Loo
m j2を長さ30cm、直径12.5cmのガラス製
カラムに収納し、L−アラニル−L−(1−アミノ)−
エチルホスホン酸の水溶液を51111/分の流量で該
カラムに貫流させ、いわゆるパーコレーションを行なっ
た。該ホスホン酸の流失がなくなる時点はニンヒドリン
を用いてチェックした。
このようにして有効成分(上記ホスホン酸)で飽和した
上記樹脂は数回水洗後に上記カラムから取出し、40℃
で真空乾燥して、83gの付加物を得たが、これのホス
ホン酸含有率は19.5%であった。この含有率はクロ
マトグラフィーカラムを用い、これに充填した上記付加
物の層へ5%のアンモニア液を貫流させることでホスホ
ン酸を溶離し、ニンヒドリンを添加後の溶離液を比色定
量する、という方法で測定した。
〔実施例6〕 上述の方法で得られる製品のうちの上述以外の代表的な
ものは次の通りである。
(a) (N−ベンジルオキシカルボニル)−L−ロイ
シル−し−ロイシンとDL−(1−アミノ)−エチルホ
スホン酸との縮合によって、L−ロイシル−ロイシル−
L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸が総括収率64
.5%で得られた。
これの融点は265〜268℃、0.IN水酸化ナトリ
ウム溶液中での比倫光は 〔α)  =−83,5°±2°、(C=1)であった
・ (b)サルコシル−し−アラニル−(1−アミノ)−エ
チルホスホン酸:融点243〜247℃、水中での比倫
光 〔α)  =−83,5°±2°、(C=1)。
(c)グリシル−し−チロシル−アミノメチルホスホン
酸:融点(分解を伴う)約300℃、水中での比倫光 〔α)  =+15°±2°、(C=1)。
(d)L−(3−ニトロ)チロシル−アミノメチルホス
ホン酸:融点255〜257℃、0.IN水酸化ナトリ
ウム溶液中での比倫光 〔α)  =+9.7°±2°、(C=0.25)。
(e)グリシル−し−バリル−アミノメチルホスホン酸
:融点278な281℃、水中での比倫光   □〔α
)  =−35°±2°、(C=0.5)。
(f)  L−アラニル−し−(1−アミノ)−エチル
ホスホン酸のし一アルギニン塩;融点200〜202℃
、水中での比倫光 〔α)  = −9,6’±2°、(C=1)。
輸)サルコシル−L−ロイシル−L−(1−アミノ)−
エチルホスホン酸:融点270〜274℃、水中での比
倫光 〔α〕 =−58°±2.5°、(C=1)。
(h) L−アラニル−サルコシル−アミノメチルホス
ホン酸:融点252〜255°C1水中での比倫光 〔α)   =+17.4’±2.5″、(C=1)。
(i)  L−アラニル−L−(1−アミノ)−エチル
ホスホン酸と強塩基性ポリスチレン樹脂との付加物:該
ホスホン酸の含有率12%。
(j)L−アラニル−L−(1−アミノ)エチルホスホ
ン酸と弱塩基性フェノールポリアミン樹脂との付加物:
該ホスホン酸の含有率10%。
$1頁の続き ■Int、CI、4       識別記号  庁内整
理番号@発明  者  ベルナール ダンレー  フラ
ンス国 783cオー 59−2 0発明者   オディール シャツサ  フランス国 
7822レイ           40 @発明者   クロード ルツソー  フランス国78
91o発 明 者  ジャン・イブ ラコー  フラン
ス国7886ル           デンス・デュー
ノ寸0 プワシイ ブールヴアール・ドウヴ0 ヴイロ
フレイ リュ・ジャン・レイ0 オルジャリュ グラン
ド・リュ 300 サン・ツムOうΦプレタシュ レジ
ルク(無番地)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]α−アミノ酸とL−カルボン酸ジペプチドのなか
    から選ばれたものと、α−アミノホスホン酸とのあいだ
    の反応、及びα−アミノカルボン酸とL−ホスホン酸ジ
    ペプチドとの反応、のなかのいずれかの反応によって生
    成するL−ホスホン酸ジペプチドとL−ホスホン酸トリ
    ペプチドの合成方法であって、 次の各工程、すなわち、 (1)α−アミノ酸と、2分子のL−ないしDL−アミ
    ノカルボン酸の縮合により生成するL−カルボン酸ジペ
    プチド、との中から選ばれた試薬が、DL−α−アミノ
    ホスホン酸と、このホスホン酸1分子にα−アミノカル
    ボン酸が縮合して生じるL−ホスホン酸ジペプチド、と
    の中から選ばれた試薬、 にパパインとキモパパインの中から選ばれた酵素の存在
    下に接触させると共に、上記のアミノカルボン酸ないし
    L−ジペプチドの1モルに対し上記ホスホン酸基含有の
    L−アミノ酸を少くとも2モル以上の割合とする工程、
    及びこれにつづいて、 (2)酸性の反応媒体中で10〜70℃の範囲内の温度
    で反応させ、生成するポリペプチドを反応系から相分離
    させる工程、からなるL−ホスホン酸ジペプチドとL−
    ホスホン酸トリペプチドの合成方法。 [2]前記の酵素が、キモパパインと、実質上キモパパ
    インからなる工業的パパイン、のなかから選ばれたもの
    である特許請求の範囲第[1]項に記載の合成方法。 [3]前記の生成ポリペプチドの反応系からの相分離の
    ために、水性の反応媒体には不溶でポリペプチドはよく
    溶解する液体を用いる特許請求の範囲第[1]項又は第
    [2]項に記載の合成方法。 [4]α−アミノ酸とL−カルボン酸ジペプチドのなか
    から選ばれたものと、α−アミノホスホン酸とのあいだ
    の反応、及びα−アミノカルボン酸とL−ホスホン酸ジ
    ペプチドとの反応、のなかのいずれかの反応によって生
    成するL−ホスホン酸ジペプチドとL−ホスホン酸トリ
    ペプチドの合成方法であって、 次の各工程、すなわち、 (1)α−アミノ酸と、2分子のL−ないしDL−アミ
    ノカルボン酸の縮合により生成するL−カルボン酸ジペ
    プチド、との中から選ばれた試薬が、DL−α−アミノ
    ホスホン酸と、このホスホン酸1分子にα−アミノカル
    ボン酸が縮合して生じるL−ホスホン酸ジペプチド、と
    の中から選ばれた試薬、 にパパインとキモパパインの中から選ばれた酵素の存在
    下に接触させると共に、上記のアミノカルボン酸ないし
    L−ジペプチドの1モルに対し上記ホスホン酸基含有の
    L−アミノ酸を少くとも2モル以上の割合とする工程、
    及びこれにつづいて、 (2)酸性の反応媒体中で10〜70℃の範囲内の温度
    で反応させ、生成するポリペプチドを反応系から相分離
    させる工程、からなる方法によって得られるホスホン酸
    ジペプチドとホスホン酸トリペプチド。 [5]α−アミノ酸とL−カルボン酸ジペプチドのなか
    から選ばれたものと、α−アミノホスホン酸とのあいだ
    の反応、及びα−アミノカルボン酸とL−ホスホン酸ジ
    ペプチドとの反応、のなかのいずれかの反応によって生
    成するL−ホスホン酸ジペプチドとL−ホスホン酸トリ
    ペプチドの合成方法であって、 次の各工程、すなわち、 (1)α−アミノ酸と、2分子のL−ないしDL−アミ
    ノカルボン酸の縮合により生成 するL−カルボン酸ジペプチド、との中から選ばれた試
    薬が、DL−α−アミノホスホン酸と、このホスホン酸
    1分子にα−アミノカルボン酸が縮合して生じるL−ホ
    スホン酸ジペプチド、との中から選ばれた試薬、 にパパインとキモパパインの中から選ばれた酵素の存在
    下に接触させると共に、上記のアミノカルボン酸ないし
    L−ジペプチドの1モルに対し上記ホスホン酸基含有の
    L−アミノ酸を少くとも2モル以上の割合とする工程、
    及びこれにつづいて、 (2)酸性の反応媒体中で10〜70℃の範囲内の温度
    で反応させ、生成するポリペプチドを反応系から相分離
    させる工程、からなる方法によって得られるホスホン酸
    ジペプチドとホスホン酸トリペプチドのうちの少くとも
    いずれかを薬効成分として含有している医薬。 [6]ペプチド結合を有した新規な化合物及び、該化合
    物と他の物質とが結合した新規な複合物質、であって次
    の群、即ち、 L−(4−フルオロ)−フェニルアラニル−アミノメチ
    ルホスホン酸、 L−(3−ニトロ)−チロシル−アミノメチルホスホン
    酸、 L−(4−アミノ)−フェニルアラニル−アミノメチル
    ホスホン酸、 L−(2,4−ジクロロ)−フェニルアラニル−アミノ
    メチルホスホン酸、 L−(3,4−ジクロロ)−フェニルアラニル−アミノ
    メチルホスホン酸、 L−L(β−メチル)−フェニルアラニル−アミノメチ
    ルホスホン酸、 (α−メチル)−アラニル−アミノメチルホスホン酸、 グリシル−L−バリル−アミノメチルホスホン酸、 L−フェニルアラニル−L−ロイシル−アミノメチルホ
    スホン酸、 L−ロイシル−L−ロイシル−アミノメチルホスホン酸
    、 グリシル−L−チロシル−アミノメチルホスホン酸、 L−アラニル−サルコシル−アミノメチルホスホン酸、 L−(3−ニトロ)−チロシル−L−(1−アミノ)−
    エチルホスホン酸、 L−アラニル−L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸
    のL−アルギニン塩、 L−アラニル−L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸
    の2−アミノ−2−(ヒドロキシメチル)−1,3−プ
    ロパンジオール塩、 L−アラニル−L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸
    を弱塩基性のポリアミンフェノール樹脂と共存させて得
    られる生成物、 L−アラニル−L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸
    をスルホン化ポリスチレン樹脂と共存させて得られる生
    成物、 L−アラニル−L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸
    を強塩基性のポリスチレン樹脂と共存させて得られる生
    成物、 L−アラニル−L−ロイシル−L−(1−アミノ)−エ
    チルホスホン酸、 サルコシル−L−フェニルアラニル−L−(1−アミノ
    )−エチルホスホン酸、 L−ロイシル−L−フェニルアラニル−L−(1−アミ
    ノ)−エチルホスホン酸 L−ロイシル−L−ロイシル−L−(1−アミノ)−エ
    チルホスホン酸、 サルコシル−L−ロイシル−L−(1−アミノ)−エチ
    ルホスホン酸、 L−ロイシル−L−アラニル−L−(1−アミノ)−エ
    チルホスホン酸、 グリシル−L−ロイシル−L−(1−アミノ)−エチル
    ホスホン酸、 (N−アセチル)−グリシル−L−ロイシル−L−(1
    −アミノ)−エチルホスホン酸、(N−ベンジル)−グ
    リシル−L−ロイシル−L−(1−アミノ)−エチルホ
    スホン酸、サルコシル−L−チロシル−L−(1−アミ
    ノ)−エチルホスホン酸、及び L−プロピル−L−ロイシル−L−(1−アミノ)−エ
    チルホスホン酸、 からなる群で規定されるもの。 [7]ペプチド結合を有した化合物及び該化合物と他の
    物質との複合物質からなる次の群、即ち L−(4−フルオロ)−フェニルアラニル−アミノメチ
    ルホスホン酸、 L−(3−ニトロ)−チロシル−アミノメチルホスホン
    酸、 L−(4−アミノ)−フェニルアラニル−アミノメチル
    ホスホン酸、 L−(2,4−ジクロロ)−フェニルアラニル−アミノ
    メチルホスホン酸、 L−(3,4−ジクロロ)−フェニルアラニル−アミノ
    メチルホスホン酸、 L−L(β−メチル)−フェニルアラニル−アミノメチ
    ルホスホン酸、 (α−メチル)−アラニル−アミノメチルホスホン酸、 グリシル−L−バリル−アミノメチルホスホン酸、 L−フェニルアラニル−L−ロイシル−アミノメチルホ
    スホン酸、 L−ロイシル−L−ロイシル−アミノメチルホスホン酸
    、 グリシル−L−チロシル−アミノメチルホスホン酸、 L−アラニル−サルコシル−アミノメチルホスホン酸、 L−(3−ニトロ)−チロシル−L−(1−アミノ)−
    エチルホスホン酸 L−アラニル−L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸
    のL−アルギニン塩、 L−アラニル−L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸
    の2−アミノ−2−(ヒドロキシメチル)−1,3−プ
    ロパンジオール塩、 L−アラニル−L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸
    を弱塩基性のポリアミンフェノール樹脂と共存させて得
    られる生成物、 L−アラニル−L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸
    をスルホン化ポリスチレン樹脂と共存させて得られる生
    成物、 L−アラニル−L−(1−アミノ)−エチルホスホン酸
    を強塩基性のポリスチレン樹脂と共存させて得られる生
    成物、 L−アラニル−L−ロイシル−L−(1−アミノ)−エ
    チルホスホン酸、 サルコシル−L−フェニルアラニル−L−(1−アミノ
    )−エチルホスホン酸、 L−ロイシル−L−フェニルアラニル−L−(1−アミ
    ノ)−エチルホスホン酸、 L−ロイシル−L−ロイシル−L−(1−アミノ)−エ
    チルホスホン酸、 サルコシル−L−ロイシル−L−(1−アミノ)−エチ
    ルホスホン酸、 L−ロイシル−L−アラニル−L−(1−アミノ)−エ
    チルホスホン酸、 グリシル−L−ロイシル−L−(1−アミノ)−エチル
    ホスホン酸、 (N−アセチル)−グリシル−L−ロイシル−L−(1
    −アミノ)−エチルホスホン酸、(N−ベンジル)−グ
    リシル−L−ロイシル−L−(1−アミノ)−エチルホ
    スホン酸、サルコシル−L−チロシル−L−(1−アミ
    ノ)−エチルホスホン酸、及び L−プロピル−L−ロイシル−L−(1−アミノ)−エ
    チルホスホン酸、 からなる群の中から選ばれた少くとも1種の化合物ない
    し複合物質を薬効成分として含有し、これら薬効成分の
    医薬中での存在形態が次の2形態、即ち、 (1)遊離状態、 (2)薬理学に相溶性ないし親和性であるアミン、酸、
    官能基含有樹脂と結合した状態、 の中のいずれかの形態である抗菌性の医薬。
JP61152604A 1985-06-28 1986-06-28 生理活性のl−ジペプチドとl−トリペプチド、その製造方法、およびそれらを含有した医薬 Pending JPS6248697A (ja)

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