JPS6248553A - 印刷機における刷り出し濃度制御方法 - Google Patents

印刷機における刷り出し濃度制御方法

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JPS6248553A
JPS6248553A JP60189096A JP18909685A JPS6248553A JP S6248553 A JPS6248553 A JP S6248553A JP 60189096 A JP60189096 A JP 60189096A JP 18909685 A JP18909685 A JP 18909685A JP S6248553 A JPS6248553 A JP S6248553A
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Kousuke Yotsutsuka
浩介 四塚
Yoshinori Inoue
井上 良規
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、オフセラ1へ印刷機や凸版印刷機等の印刷
機における刷り出し濃度1制御方法に関する(従来の技
術とその問題点) 従来のオフセット印刷機や凸版印刷機等の印刷機におい
ては、印刷開始時におけるインキ濃度調整が、一般的に
は、次のようにして行われている。
すなわら、定常印刷動作に入る前に、まず版胴をインキ
着けローラとのみ4胴させて複数回回転させることによ
り、版胴に巻き着けられた版面上に定常印刷時よりも多
聞のインーヤを供給し、ついで、他の胴を全て着胴させ
て定常印刷動作へ移行4ることにより、印刷濃度を徐々
に所定の印刷濃度に収束させていく。
ところが、このような方法では、インキ谷はローラから
版面にインキが供給された状態で印刷濃度が収束される
ため、所定の印刷m度に達するまでに長時間を要すると
ともに、多数枚の印刷を必要として10失用紙枚数が増
大するという問題を右していた。
(発明の目的) この発明は、上記問題を解決するためになされたもので
、印刷刷り出し115にお1ノる温度安定を短時間で行
なえて、10失用紙枚数し低減でさる印刷機における刷
り出し濃度制御方ン人を提供覆ることを目的とする。
(目的を達成4るための手段〉 この発明の印刷機におC)る妬iり出しl Ifυ1卯
方法は、−ト記目的を達成覆るために、着肉工程と印刷
工程とで構成される。着肉工程は、圧胴を転写胴からI
ItI胴させ、かつインキ着け1〕−ラを転写胴に着1
1させた状態で、転写jシ(を複数回回転させることに
より、定常印@時よりも多品のインキを転写胴に供給す
る工程である。また、印刷工程(j、−F記着肉丁稈の
終了後に、インキ着#Jローラを転写+14から離胴さ
Uるどともに、圧1蟇1を転写胴に4胴さUて圧胴と転
写用闇に通した紙に印刷を行うことにより、転’Z I
ll上のインキ量を定常印刷時のインキmに調整する工
程である。
(実施例) 第1図は、連続紙の印刷を可能とした多色刷オフセット
印刷機の概略断面図を示4..同図に示すように、印1
Ii11機本体1の略中央部にプランクツ1−胴2が配
設され、このプランケッ]−胴2の上部(p方位置と下
部後方位置に、プランクツI−IN 2に対(〕fil
i着胴自在り版胴3,4がそれぞれ配設される。
これら版胴3.4の後方位置には、対応する版胴3、/
lへの自動給JJf版を5J能とする給排版ユニッh5
.6と、対応づ゛る版IN3.4に巻付けられた版にイ
ンキ着けを行なうためのインギングユニツ1−7.8が
ぞれぞれ着脱自在に取(=Jけられ、かつ各給研版1ニ
ット5,6に給排版1−1.ノイ9,10が着脱自在に
取付けられる。
一方、プランケットIn 2の下部前り位置には、プラ
ンクツl−II 2に対しM W Ijl自在な旧11
が配設され、この圧胴゛11の下部後方位置と前方位置
に、圧IH11とプランクツl−11! 2間に通され
る連続紙12の紙送りを制御Ilするためのピンフィー
ドトラクタ13と吸引コンベア14がそれぞれ配設され
る。これらピンフィードトラクタ13ど吸引コンベア1
4は、圧胴11とプランクツ[−胴2のff1k胴のタ
イミングに関連さt!で、連続紙12の紙送りを間欠歩
進づるように制御して、連続紙12に印刷が行なわれる
ように構成される。また、印刷機本体1の前方位置には
、印刷処1’l! した連続紙12を交互に折畳むよう
にして収容するIこめの振りガイド15と4降自在な連
続紙受は台16とを右する折たたみ機17が配置されて
いる。さらに、圧胴11の下方には、圧胴表面の汚れを
除去するための圧胴洗浄ユニツ1〜29が配設されてい
る。
また、ブランケット112の−に部前方位置には、プラ
ンケット洗浄時において、プランクツl−Ill 2に
洗浄液を供給するための洗浄液供給1ニツト18ど、(
の洗浄液を拭き取るための払拭ユニツ1〜19がそれぞ
れPJ’lR自在に取付けられている。
印刷機本体1の下部スペースにtよメイン[−タ20が
設置され、ブランケット胴2および吸引コンベア14は
例えばベルト等を介してメイン[−タ20により駆動さ
れるとともに、ブランケットII 2と版胴3./Iお
よび圧胴11とはこれら各1¥4の一方端部にd3いて
噛合するよう配設されたギヤにより機構的に連動されで
、メインモータ20による駆動系統をなしている。残り
の機構部分には必要に応じて例えばパルスモータやソレ
ノイドなどの駆動装置ないしはアクf−lエータが取イ
4けられ、これら駆動系統の駆動タイミングを制御する
ための情報入力1段としてt7ン1fおよびスイッチ類
が所定必要箇所に適宜装4しである。
第2図はこの印刷機に用いられる制御システムの概略を
図示したものであり、マイク日ブ目ヒッ1す214よ制
御バス22および各制御部23を介して外部装置24〜
28と接続されている。システムプログラムは例えば7
0ツビfイスク等の外部記憶装置24に収容されており
、システム起動の当初にマイクロプロセッサ21に与え
られる。:4ベレータは印刷機本体の例えば側面位置な
どに設けられたオペレーションパネル25を通じて1旨
令を与え、マイク[1ブロセツ[す21は[ン4)およ
びスイッチ類26.27から必2!な情報を取込/Vで
システムプログラムに従っ【七−タヤソレノイドなどの
駆動系28を適宜動作さける。
このJこう<f印刷機に(15いて、印刷開始時、印1
1:リ一時停止時、印刷終′7′時に行なわれるインキ
濃度制御動作を以下に説明する。
第3図は、オペレージ」ンバネル25(第2図)の例え
ば印刷開始V、−がオペレータにより押されて、印刷開
始指令が与えられた場合に行なわれる、マイク1」ブロ
セッリ21(第2図)の概略的な動作を示すフローヂャ
ートである。この印刷111始指令は、版胴3,4およ
び圧胴11が、プランケラ1−1ji 2に対し効用位
置にあって、冬用がメ、イン(−タ20により回転駆動
されている状態で与えられる。この場合、冬用の回転数
は、1ランケツト11ii 2の周速に対し、圧胴11
および版胴3,4の周速がそれぞれ等しくなるとともに
、版胴3,4の周速に対しインキングユニツI−7,8
のインキ若(ノロ−ラフa、 8aの周速が等しくなる
ように設定されている。
上記の印刷開始指令が与えられると、8LずステップS
1において版交換が行なわれる。−Jなわち、版胴3,
4に巻き付けられている前回印明分の版が、給拮版ユニ
ツt−5,6を介して、給11版1−レ−9,10のi
JI版i’ff19a、10a上にVF版され、上記版
に代り、給排版トレー9,10の給版台91)、10b
上−に置かれた今回印刷多定分の版が、給排版1ニット
5,6を介して、版113.4に谷き付けられる。
版交換が終了すると、ステップS2に進み、1ランケッ
l−胴2の洗浄が行なわれる。すなわち、洗浄液供給ユ
ニツ1へ181こより洗浄液がブランケラl−In 2
上に供給されるととしに、ブランケラ1〜胴2上に付4
しているイン−1が上記洗浄液ととしに払拭ユニット1
9により拭きとられる1゜つぎにステップS3に進み、
刷り出し処理が実行される。この刷り出し処理tま、刷
り出し時の濃度変化を9く収束させて一定にすることを
目的としており、第4図に示す各工程からなる。この第
4図においては、一方の版1113のみが図示され、他
方の版Ii4についでは図示を省略しであるが、インキ
濃度a、II御に関する版胴4のn用は版1ii3の場
合と同様であるので、以下、版胴3についてのみ説明を
行い、版Ill 4についてはイの説明を省略する。ま
た、版胴3およびプランケラl−II 2は、実際には
自動給lJI′版を考慮して周胴部の一部に開口が設け
られているが、間口部の有無はインキ濃度制御に本質的
な影響を与えるしのではないので、以下説明の便宜上、
開口部の図示を省略して説明する。また、第4図以下の
図面にJ3いで、士たるインキ(印刷するためのインキ
)の流れは太線領域で表わし、他の胴または紙へ転写し
た後の残りのインキは破線で表ねづ゛ものとする。
刷り出し処理は、まず最初に、同図(11)に示す着肉
工程が実行される。この着肉工程は、インキ若はローラ
7aのみを版胴3に着肉することにより行なわれ、その
期間は、ブランケット胴2が数回転する間、実行される
。これは、版トの画線部にインキを乗し、非画線部につ
いたインキを取り入るのに数回転分の時間を鮫するため
である。
これにより、版胴3上の版に、定常印刷時の場合よりも
多量のインt=30が供給されることとなる。
なお、この着肉■稈は、プランケラ1〜1)(2と版胴
3が切り離された状態で行なわれるため、第3図のステ
ップS2に示すブランク゛ツ1−II洗浄処理と並行し
て行なうように構成してもよい。そのように構成すれば
、印刷所置時間を短縮できる。
着肉■稈が終Yずれば、つづい℃第4図(b)に示す転
写工程へ進む。この転写1程は、版胴3をブランケット
胴2へ1114することにより行なわれ、プランケラI
−IN 2が1回転する期間だけ実行される。これによ
り、定常印刷時よりも条間のインキ30が、版胴3上の
版からプランケラl−Ill 2へ転写されることとな
る。
つざに、第4図(C)に示す第1次印刷工程に入る。こ
の印刷工程は、イン−1着け[]−ラフaを版IN 3
から1,73り離して版胴3へのイン1−30の供給を
停止し、一方で、圧1jlllを1ランクツ1〜I42
へ着II L、、連続紙12を矢符A方向へ一部だけ紙
送りして印刷を行う。この印刷工程は、ルンケット14
2が1回転する期間だけ実行され、これにより、プラン
ケラ1〜胴2Fのイン−130が連続紙12に転写され
て、定常中tru、’iよりtJ濃いインキ濃度で1頁
分の印刷が行なわれるとともに、上記インキに代り、版
胴3にさき付けられた版上のインキが、プランケラ1−
胴2へ所定割合で分れて転写されて、版およびプランケ
ラ1−112上のインキ邑がそれぞれ定常印刷時のイン
Eiflに調整される。
第1次印刷工程が終了すれば、つづいて第4図((j)
に示す第2次印刷工程(定常印刷導入玉押)に入る。こ
の第2次印刷工程は、インキ者〔Jローラ7aを版Il
l 3に着肉して版胴3へのインF30の供給を再開す
るとともに、連続紙12をさらに1rXだけ紙送りして
印刷を行う。この印刷工程も、プランケラ1〜1112
が1回転する期間だけ実行され、これにより、プランケ
ラミルl512上のインVが連続紙12へ転写されて、
定常印刷時と等しいインキeJ度で1頁分の印刷が行な
われるとともに、ブランケット1112には、版IJ1
3上の版から定常印刷時の供給量と等しい最のインキが
補給され、また版胴3には、インキ者はローラ7’aか
ら定常印刷時の供給機と等しい昂のインキが補給される
。こうしで、各Ill上のインt=ffiが定常印刷時
のイン1ffiに調整される。。
このように、この刷り出し処理は、最初に版上に定常印
刷時よりも多重のインPを供給し、ついで、版fIA3
への、インキの供給を停止した状態で印刷を行って、プ
ラングツl−胴2および版上のインキ量を定常印刷時の
状態に調整するようにしているため、短時間で定常印刷
に移行することができ、また刷り出し時に濃度が安定J
るまでの損失用紙枚数tJ1枚と極めて少なくすんで経
詩的である。
上記の劉り出し処理が終了すると、第3図に示すステッ
プS4へ進み、定常印刷へと移行する。
この定常印刷は、プランケラl−Ii42に転写された
紙の天地良さに相当するイン1を連続紙12に移した後
、圧胴11をブランケット胴2から離胴させ、かつ連続
紙12の紙送りを停止して、一時的に印刷を中止させる
。そして、プランケラ1〜l112の開口部が圧胴11
と向かいあった時点で、再び圧1111をブランケット
1112に4胴して連続紙12の紙送りを再開し、印刷
を実行させる。こうして、プランケラ1〜III 2が
1回転するたびに、圧胴11を離着胴させ、その離着胴
のタイミングに関連さ「て連続紙12を1頁ずつ間欠歩
道するように制御し、連続紙12の各ページに、順次、
印刷を行なう。このとき、イン−1着けローラ7a、版
胴3.ブランケット1112はnいに4胴したままであ
る。
この定常印刷時においては、適宜、例えば1頁印刷され
るたびに、ステップS5において、オペレータによりポ
ーズイン指令が与えられたか否かが判断される。このボ
ーズイン指令は、例えばオペレーションバネル25 (
m2図)のポーズインキ−を、オペレータが押すことに
より与えられる。
ボーズイン指令が与えられていない場合には、ステップ
S6に進んで、印刷枚数が、予めオペレーションパネル
25(第2図)より入力されている設定枚数よりも1枚
少ない枚数すなわち(設定枚数−1)枚に達したか否か
が判断される。そして、(設定枚数−1)枚に達してい
ない場合には、ステップS4へ戻って定常印刷が続行さ
れ、印刷枚数が(設定枚数−1)枚に達するまで上記作
業が繰り返される。
こうして、定常印刷が(設定枚数−1)枚分だけ行4く
われると、ステップS6からステップS7へと進み、刷
り終り処理が実行される。この刷り終り処理は、第5図
に示す手順で行なわれる。すなわち、同図(a)の定常
印刷時の状態にJ3いて、まず同図(b)に示すように
、(設定枚数−1)枚目に相当する頁の印刷が終了した
時点で、インキ者はローラ7aが版+1i13から切り
離される(イン4−肴はローラI!1IliI工程)。
これにより、インキ者はローラ7aから版胴3へのイン
キの供給が停止される6ついで、印刷を続行しながら、
版I113が約半回転した時点で、すなわち版ITS 
3に谷きfづけられた版上の主たるインキがブランケッ
ト胴2へ転写し終った時点で、同図(C)に示すように
版Ii3をブランケット胴2から![させる。これによ
り、版1fi13に巻き付けられた版上にはわずかのイ
ンキが残るだけとなる。その復、プランケラ1−m2が
ざらに約半回転した時点で、すなわ15ブ21ケツ1〜
胴2上の主たるイン1が連続112上に転写し終った時
点で、同図(d)に示すように圧胴11をブランケット
胴2から離Inさσる(圧胴111111JI程)。こ
れにより、ブランケット胴2上にはわずかのイン1が残
るだけどなる。こうして、ブランケット胴2が1回転す
る期間内に、同図(b)から同図(d)に示ず刷り終り
処理を終了し、この刷り終り処理により、最終頁の印刷
が行なわれることとなる。この場合、最終頁を印刷する
ための主たるインキの流れは、定常印刷の場合と同様で
あるので、最終頁の印刷を定常印哨のイン−ミニ111
度と等しいインキ濃度で行うことができ、損紙を発生し
ない。
この刷り終り処理を実行すれば、同図(a)の定常印刷
状態で、直ちに8胴を切り離して印刷停止した場合に比
べて、版やブランケット胴2上に残されたインキ量を少
なくできるため、後に行う版の帰除を容易に行なえると
ともに、プランケラ1−11ii 2の洗浄も容易に行
なえる。しかも、インキ着けローラ7a、版胴3および
圧胴11の離胴タイミングを上記のように設定すること
により、定常印刷時のインI” 111F1 LEEと
等しいインV濃度で最終頁の印刷を行なえて、損紙の発
生も防止できる。
こうして、(6(1つ終り処理が終了すれば、ステップ
S8へ進んで排版が行なわれる。この排版は、版胴3に
巻き付けられた版を給IW版コニツ1−5により給lA
版トレイ9の拮版台9a十へ排出することにより行なわ
れる。つぎに、ステップ89において、ステップS2の
場合と同様にしてブランケット胴2の洗浄が行なわれ、
これにより印刷作栗が全て終了する。
ところで、定常印刷時において、用紙交換p印刷!1度
確認等により印刷を一時的に中+hしたい場合には、オ
ペレータがオペレーションパネル25(第2図)の例え
ばポーズインV−を押して、ボーズイン指令を与えれば
よい。ボーズイン指令が与えられると、ステップS5に
おいでボーズイン指令有りと判断され、ステップS10
へ進んで、例えば第6図に示すボーズイン指令理が実行
される。
このポーズイン処理は、同図(a>に示す定常印刷状態
で、ボーズイン指令が与えられた時点での頁の印刷を全
て終了してから、まず同図(b)に示ずように、圧胴1
1をブランケット胴2から切り離し、同時に紙送りを停
止して、印刷を中止さける。そして、この印刷中止と同
時にイン4−着けローラ7aを版+13から切り離し、
版胴3へのインキの供給を停止させる。この状態で、ブ
ランケット112と版胴3を約半回転させて、版胴3に
巻き付けられた版上の次頁印刷分のインキ31をブラン
ケット胴2に転写させ、転写し終えた時点で、同図(C
)に示すように版胴3をブランケット胴2から切り離す
。これにより、プランケラ1−胴2上には、1頁印刷可
能なインキが転写されることとなる。
こうして、ボーズイン処理が終了すると、第6図(C)
の状態を持続する1程、すなわち8胴が相互に切り離さ
れながら回転を続けるいわゆるポーズ状態(ステップ5
11)へと進む。このポーズ状態は、オペレーションパ
ネル25(第2図)の例えばポーズアウトキーがオペレ
ータにより押されてボーズアウト指令が与えられるまで
、1、¥続される(ステップS11.12)。
上記のポーズ状態で、ボーズアラI・指令が与えられる
と、ステップ812にiJ3いてポーズアウト若令h゛
りと判断されてステップS13に進み、第7図に示すポ
ーズアウト処理が実行される。このポーズアウト処理は
、同図(a)に示すポーズ状態において、ブランケット
胴2の回転位置が所宇の印刷開始位賃に位置したときに
、同図(b)に示すように、圧胴11をプランケッi−
胴2に着胴し、紙送りを再開して、プランケット胴2上
のインキ31による印刷を開始する。その一方で、圧胴
11の容態タイミングに同期されてインt−着けローラ
7aを版胴3に着肉し、版胴3に巻さイ4けられた版上
に、次頁印刷分のインt=32を供給させる。この状態
で、プランケラ1〜胴2と版胴3を約半回転させたあと
、同図(C)に示すように版11i3をプランケラ1〜
1112にflff IHし、ブランケット胴2上にイ
ンキ31の後に続けて次頁印刷用のインキ32を転写さ
ける。こうしてブランケット胴2ど版胴3をさらに約半
回転させて1頁分の印刷を終γずれば、」二記ボーズ7
つ1−処jlJlを終j’ L/、第3図に示すように
スアツブ13からスデップS4へと戻って、定常印刷へ
と移行する。
このように、ポーズイン処理により、1頁印刷分のイン
−1−31をプランケラl−1112に転写させ、ポー
ズアウト処理により、そのインキ31を用いて、印刷再
11i後の最初の1頁の印刷を行って定常印刷へ移行す
るようにしているため、ポーズイン前とポーズアウト後
の印刷濃度を等しく保つことができる。連続紙12の印
刷を途中でtl−めた後、印刷を再開ψるには、このよ
うな処理が不++J欠となる。
なお、ボーズイン処理およびポーズアウト処理は、第6
図および第7図に示J方法以外に、例えば第8図に示す
方法亡、第9図に示すh法が考えられる。
まず、第8図の制御方法について説明する。同図(a)
、 (b)、 (c)はボーズイン処理を示し、同図(
d)、 (e)はポーズアウト処理を示V。いま、同図
(Ml)の定常印刷状態に−13いて、ポーズ、イン指
令が与えられると、ポーズイン指令が与えられたときの
頁を印刷するための主たるインキ33が版胴3からプラ
ンケラl−III 2 、、、l:へ転写し終るのを待
・)で、同図(b)に示Jように、版胴3をブランケッ
ト胴2から離胴させる。これにより、1記インI=33
がプランケラ1−胴2八転写され、次頁印刷用のまたる
・インキ34が版+143側に残ることとなる11版+
373をプランケラ)−胴2から謬f胴させた侵は、引
き続き圧胴11をプランケラl−Ilm 2へ容態した
状態で連続紙12の紙送りを行ってインキ33による頁
印刷を続行させる。また、イン1:着けローラ7aを版
胴3上に引き続き4川させて、版11i3に巻き付けら
れた版面上にインキ34を補給させる。
こうして、インキ33による頁印刷が終了すれば、同図
(C)に示すように、圧+niiをブランケット111
2からl!!胴させ、同時に連続紙12の紙送りを停止
して、印刷を中itさせる。その一方で、圧胴11の離
胴のタイミングに同111させて、その離胴と同時に、
インヤ着けローラ7aを版胴3から離胴させ、版面への
インキ供給を停止させる。
これにより、版胴3に巻き付Gノられた版面上には、次
頁印刷用の主たるインl−34が1頁分だけ転写される
こととなる。
このボーズイン処理を終了すれば、同図(C)の状態を
持続するポーズ状態へと移行Jる。
ついで、上記のポーズ状態でポーズアウト指令がりえら
れるど、版胴3に酉き付(′Jられた版面の先頭位置く
頁先端位匠)がプランケラ1〜lid 2に向かい合っ
た時点で版In 3をプランケラ1〜142に4胴させ
、同図(d)に示す−ように、版胴3上のインキ34を
ブランク−ツl〜1¥42へ転写さける。こうして、プ
ランケッ]〜胴2が約半回転して、ブランク−ットj¥
42−1−に転写された1−たるイン1:34の先頭が
圧胴11と向かい合う位置まで回転すると、同図(C)
に示づ−ように、圧1111をプランケラ1へ胴2に着
11iさせ、同時に連続紙12の紙送りを開始して、印
刷を再開させる。これにより、イン1−34による印刷
が再開されることどなる。4、た、上記の圧胴11の4
胴と同時に、インl= ′6uローラ7aを版胴3上に
4胴させる。これに上り版胴3に巻き付けられた版面に
は、に記インキ3/lの後に続【ノて次頁印刷用のイン
キが補給されることとなる。こうして、ポーズアウト処
理を終了して、定常印刷へと移行する。
このように、上記ボーズイン処理を行なえば、主たるイ
ン133に定常印刷の場合と同様の流れをもたして印刷
でき、苦い換えねば、定常印刷と同一濃度で印刷を行っ
てポーズ状態へど移行できビまた、上記ポーズアウト処
理を行なえば、主たるイン−1−34の流れを、定常印
刷の状態にして印刷を再開でさるため、印刷再開後の印
刷濃度と、印刷一時停止前の印刷濃度を等しく保つこと
がひきる。
つぎに、第9図の制御方法について説明ヂる。
同図(a)、 (b)、 (c)、 (d)は、ボーズ
イン処理を示し、同図(cl、 (r)、 ((+) 
I4.、ボーズアラ1〜処理を承りいま、同図(a)の
定常中11;す状態においで、ボーぐイン指令が与えら
れると、ポーズイン指令が与えられたときの頁の印刷が
終了した時点で、同図(b)に示1ように、イン1:着
i−tローラ7aを版胴3から離yさぜる。これにより
、イン:1谷()1]−ラフaから版胴3へのイン1の
供給が停止される。
ついで、版胴3およびブランケット胴2−Fに残された
1頁分の主たるインキ35により印!111を続行しな
がら、版113が約半回転した時点で、!lなわら版胴
3上の主たるインキ35がブランケット胴2へ転写し終
った時点で、同図(C)に示すように版胴3をプランク
ツl−11i2から雌側させる。その(聾、プランクツ
1〜胴2がさらに約半回転した時点で、すなわちブラン
フット胴′2上の主たるイン−1−35が連続紙12に
転写し終った時点で、同図(d)に示すように圧ll1
11をプランクツl−112から+m胴させ、同時に連
続紙12の紙送りを停止にして、印刷を中止させる。こ
うして、プランクツ1−IIJ2が1回転する期間内に
、同図(a)から同図(d)に示すボーズイン処理を終
了し、このボーズイン処理により、1頁分の印刷を行な
う。このボーズイン処理は、第5図に示す刷り終り処理
と同一であり、印刷中止前の1頁分の印刷を定常印刷の
イン−1−11i3度と等しいインi′f:J度で行な
える。
このボーズイン処理を終了りれば、同図(d)の状態を
・持続1Jるポーズ状態へと移行する。
ついで、上記のボーズ状態ひ、ボーズ7つl−指令がう
えられると、同図(e)に示すJ:うに、版胴3に巻さ
ti i−jられた版面の先頭位置(真先端位置)がイ
ンキ青は目−・う7aに向かい合った時■ユで、インキ
首はローラ7aを版胴3に4胴させる。1これにより、
次頁印刷用のインニ136が、版胴3に巻き付けられた
版面十に供給されることとなる5゜ついで、版胴3が約
FF回転した時点で、ずt【わら版胴3に転写されたイ
ン1−36の先頭がプランクツ1−胴2と向かい合う位
置まで回転した時点で、同図(f)に承りように版l5
43をプランクツ1へ胴2へ着服させる。これにより、
次頁印刷用のイン136が、版胴からプランクツl−I
I! 2へ転写されることどなる。その後、プランクツ
1〜胴2がさらに約゛1′、回転した時点で、すなわち
ブランクツl−胴2に転写されたインキ36の先頭がJ
■胴11に向かい合った時点で、圧+111をプランク
ツl−112に着IIさu1同時に連続紙12の紙送0
を1;n始して、印刷を再開させる。これにより、イン
ニt36による印刷が再開されることとなる。こうして
ボーズア・クト処理を終了1−れば、定常印刷へと移行
する。
このように、上記ボーズイン処理を行なえば、主たるイ
ンキ35に定常印刷の場合と同様の流れをもたせて印刷
でき、言い換えれば、定常印刷と同一濃度で印刷を行っ
てポーズ状態へと移行でき、また、上記ボーズアウト処
叩を行4fえば、主たるインキ36の流れを、定常印刷
の状態にして印刷を再開でさるため、印刷再開後の印刷
濃度と、印刷一時停止前の印1問濃度を等しく保つこと
ができる。
なお、上記刷り出し処理、刷り終り処理J3よびボーズ
処理の各実施例においては、Aノセツ1〜印刷機を例に
挙げてインキ濃度制御を説明しているが、この発明は、
オフセット印刷以外に例えば凸版印刷機または平版直刷
印刷機等の印刷機にも適用可能である。この場合、オフ
セット印刷機においては、版胴とブランケットI4で転
写胴が構成されるが、凸版印刷機やt17版直刷印刷機
においては、版胴のみで転′lメ胴が構成されることと
イiる。
(発明の効果) 以上のように、この発明の印刷例に、1?ける刷り出し
濃度制御り法によれば1,1f1ドを転り゛胴ノ〕日う
雌側さulか゛つ一インー1着け1コーラを転写胴に7
illざぜた状態ひ、転′q1剥を複数回回転させるこ
とにJ、す、定常印刷11Sよりも多品のイン−1を転
写胴に供給し、ついで、インキ肴け[〕−ラを転写1ド
から雌側さけるととbに、圧胴を転写胴に4胴させて圧
胴と転写114間に通した紙に印刷社−11つことによ
り、転7j’ II土のイン−1量を定富印刷時のイン
t fflに調整するようにしているため、印刷刷り出
し時にJ5ける濃度安定を短時間で行4にえ−4、損失
用紙枚数も低減−(・さるという効果が得られる。
4゜図面の簡1p f、に説明 第1図はこの発明が適用される一例どじてのI’ll刷
機の概略断面図、第2図はその印刷機に用いI)れる制
御システムを丞ず概略図、第3図は印tiilI間始指
令が与えられた場合に行われる概略的(2動11を示J
フローヂャート、第4図は刷り出し処理の概略的な動作
を示す図、第5図は刷り終り処理の概略的な動作を示す
図、第6図はボーズインtlB、I!l!の一例として
の概略的なり1作を示す図、第7図はポーズアラ1〜処
理の一例としての概略的な動作を示り図、第8図は他の
ボーズイン処理およびボーズアウト処理の概略的な動作
を示す図、第9図はさらに他のボーズイン処理Jゴよび
ボーズiつ1〜処理の概略的な動作を示す図である。
2・・・ブランケット胴、      3・・・版胴、
7a・・・インキ着(ノローラ、    11・・・圧
胴、12・・・連続紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)転写胴に対しインキ着けローラと圧胴が離着胴自
    在に構成された印刷機における刷り出し濃度制御方法で
    あつて、 圧胴を転写胴から離胴させ、かつインキ着けローラを転
    写胴に着胴させた状態で、転写胴を複数回回転させるこ
    とにより、定常印刷時よりも多量のインキを転写胴に供
    給する着肉工程と、 前記着肉工程の終了後に、インキ着けローラを転写胴か
    ら離胴させるとともに、圧胴を転写胴に着胴させて圧胴
    と転写胴間に通した紙に印刷を行うことにより、転写胴
    上のインキ量を定常印刷時のインキ量に調整する印刷工
    程とを含む、印刷機における刷り出し濃度制御方法。
JP60189096A 1985-08-27 1985-08-27 印刷機における刷り出し濃度制御方法 Expired - Fee Related JPH0686122B2 (ja)

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