JPS6248282B2 - - Google Patents
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- JPS6248282B2 JPS6248282B2 JP53054303A JP5430378A JPS6248282B2 JP S6248282 B2 JPS6248282 B2 JP S6248282B2 JP 53054303 A JP53054303 A JP 53054303A JP 5430378 A JP5430378 A JP 5430378A JP S6248282 B2 JPS6248282 B2 JP S6248282B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tone arm
- horizontal
- vertical
- servo
- rotation shaft
- Prior art date
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- Expired
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 17
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 5
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- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B3/00—Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor
- G11B3/02—Arrangements of heads
- G11B3/08—Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers
- G11B3/085—Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers using automatic means
- G11B3/08535—Driving the head
- G11B3/08564—Driving the head the head being driven by means independent of the record carrier driving means
- G11B3/08567—Driving the head the head being driven by means independent of the record carrier driving means for pivoting pick-up arms
- G11B3/0857—Driving the head the head being driven by means independent of the record carrier driving means for pivoting pick-up arms driven by means which support the pick-up arm
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B3/00—Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor
- G11B3/02—Arrangements of heads
- G11B3/08—Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers
- G11B3/085—Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers using automatic means
- G11B3/08503—Control of drive of the head
- G11B3/08506—Control of drive of the head for pivoting pick-up arms
- G11B3/08512—Control of drive of the head for pivoting pick-up arms using optical detecting means
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B3/00—Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor
- G11B3/02—Arrangements of heads
- G11B3/10—Arranging, supporting, or driving of heads or of transducers relatively to record carriers
- G11B3/12—Supporting in balanced, counterbalanced or loaded operative position during transducing, e.g. loading in direction of traverse
- G11B3/125—Supporting in balanced, counterbalanced or loaded operative position during transducing, e.g. loading in direction of traverse by using electric or magnetic means
Description
本発明はオートマチツクプレーヤに使用して好
適なトーンアーム制御装置に関し、特に位置サー
ボにモーシヨナルフイードバツク(以下単に
MFBと称する)を同時にかけてトーンアームの
位置制御を行なうトーンアーム装置に関するもの
である。 位置サーボだけをかけた従来の方式では、次の
ような理由から目的位置にトーンアームを停止さ
せる時に振動が発生しやすかつた。すなわち、単
なる位置サーボの場合停止目標点からの距離に比
例した復元力を与えている。いまトーンアームの
位置をxi、初速度をvi、目標位置を原点とする
と、運動方程式は md2x/dt2+kx=0 …(1) で表わすことができ、この解は x=Vi/ωsinωt+xicosωt …(2) となる。ただし
適なトーンアーム制御装置に関し、特に位置サー
ボにモーシヨナルフイードバツク(以下単に
MFBと称する)を同時にかけてトーンアームの
位置制御を行なうトーンアーム装置に関するもの
である。 位置サーボだけをかけた従来の方式では、次の
ような理由から目的位置にトーンアームを停止さ
せる時に振動が発生しやすかつた。すなわち、単
なる位置サーボの場合停止目標点からの距離に比
例した復元力を与えている。いまトーンアームの
位置をxi、初速度をvi、目標位置を原点とする
と、運動方程式は md2x/dt2+kx=0 …(1) で表わすことができ、この解は x=Vi/ωsinωt+xicosωt …(2) となる。ただし
【式】である。この解から
もわかるように、位置サーボだけをかけた場合減
衰項がないので振動的であり、トーンアームは目
標位置で停止しない。従つて、これを停止させる
には回動軸に機械的な抵抗を与えるか、或いは復
元力の位相をずらすというような電気回路上の操
作が必要であり、もつて従来装置の場合構造や回
路が複雑になると共に確実なトーンアームの位置
制御が困難であつた。 本発明はこのような点に鑑みてなされたもので
あつて、位置サーボとMFBを同時にかける簡単
な構造で確実なトーンアームの位置制御が可能な
トーンアーム装置を提供するものである。 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳
しく説明する。 第1図は本発明トーンアーム装置の構成を示す
ものであつて、図において、1はトーンアーム、
2はその先端に取付けられたヘツドシエル、3は
カートリツジ、4はアーム後端部の所定位置に設
けられたカウンタウエイトであつて、このカウン
タウエイト4は本発明では省略し得るものであ
る。5はケースであつて、このケース5の両側面
にトーンアーム1が装架され、所定方向に延びて
いる。またケース5の一側の内壁には一対のマグ
ネツト6aと6bが対向して設けられ、他側の内
壁にも同時に一対のマグネツト7aと7bが対向
して設けられる。マグネツト6aと6bおよび7
aと7bの間には磁気回路を形成するための磁性
部材8と9がそれぞれ設けられ、磁性部材8と9
はケース5として磁性材料を用いることによりケ
ース5と一体形成され得る。この場合ケース5は
磁気回路とヨークを兼用することになる。10は
水平回動軸であつて、この水平回動軸10上に連
結部材11が装架され、この連結部材11は水平
回動軸10の動きに同期してトーンアーム1を水
平方向に動かす機能も有する。連結部材11の両
側にはその中央部に磁性部材8,9がそれぞれ挿
脱可能な開孔を有するボビン12と13がそれぞ
れ設けられ、ボビン12には垂直駆動コイル14
が巻装され、ボビン13には垂直検出コイル15
が巻装される。マグネツト6a,6b、磁性部材
8および垂直駆動コイル14は第1の電磁手段す
なわち垂直駆動モータ16を構成し、この垂直駆
動モータ16はアーム1を垂直方向へ回動させ、
種々の制御を行う。またマグネツト7a,7b、
磁性部材9および垂直検出コイル15は第1の検
出手段すなわち垂直速度検出器17を構成し、こ
の垂直速度検出器17はアームの垂直方向の速度
を検出し、当該垂直駆動モータ16に制動をかけ
て垂直方向の低域共振等を防止する。垂直駆動モ
ータ16と垂直速度検出器17は電気的に相互作
用のないように配設される。ケース5と連結部材
11の両側面にはそれぞれ対応する位置に開孔1
8aと18bがそれぞれ貫通するように設けられ
るケース5を、垂直駆動コイル14の巻装された
ボビン12および垂直検出コイル15の巻装され
たボビン13を連結する連結部材11に嵌合し、
開孔18a,18bに垂直回動軸(図示せず)を
通すことによりトーンアーム1はこの垂直回動軸
を支点として垂直回動される。なお、垂直の駆動
部と検出部の配置を入れ換え、垂直回動軸等を含
むトーンアーム1の構造を適切に設計することに
より零バランスをとることもでき、もつてカウン
タウエイト4の省略も可能である。 水平回動軸10の下端には連結部材19が装架
され、その両側にはボビン20と21がそれぞれ
設けられ、そしてボビン20には水平検出コイル
22が巻装され、ボビン21には水平駆動コイル
23が巻装される。水平検出コイル22の巻装さ
れたボビン20は、ヨーク24を形成する上下両
側のヨーク24a,24bとヨーク連結部24c
のうち、その内面にマグネツト25が設けられた
上側ヨーク24aに遊合せしめられ、アームの水
平方向の動きに応じた電圧を出力する。また水平
駆動コイル23の巻装されたボビン21は、ヨー
ク26を形成する上下両側のヨーク26a,26
b、中央ヨーク26cおよびヨーク連結部26d
のうち、中央ヨーク26cに遊合せしめられ、上
下両側のヨーク26a,26bの内面にそれぞれ
固着されたマグネツト27a,27bとの電磁結
合関係により駆動電流の大きさに応じて矢印の方
向に往復運動する。またヨーク26の上下両側の
ヨーク26a,26bと中央ヨーク26cは水平
回動軸10の軸線を中心とする円弧面に沿う如き
形状に彎曲され、水平駆動コイル23の巻装され
た21は中央ヨーク26cに接触することなくそ
の周りと少許隙間を隔てゝ上述の如く往復運動す
る。水平検出コイル22、ヨーク24およびマグ
ネツト25は第2の検出手段すなわち水平速度検
出器28を構成し、この水平速度検出器28はア
ームの水平方向の速度を検出し、当該水平駆動モ
ータ29に制動をかけて水平方向の低域共振等を
防止する。また、水平駆動コイル23、ヨーク2
6およびマグネツト27a,27bは第2の電磁
手段すなわち水平駆動モータ29を構成し、この
水平駆動モータ29は水平回動軸10を介してト
ーンアーム1を水平方向へ回転させるほかに、各
種の制御機能例えばリードイン、リードアウト、
リターン等に加えてインサイドフオースの打消し
或いは水平方向成分の低域共振制御等の制御機能
を奏し得るようになされている。この水平駆動モ
ータ29と水平速度検出器28および垂直駆動モ
ータ16は電気的に相互作用しないように配設さ
れる。30は本体のボード(図示せず)に装架さ
れるベース体であつてボールベアリングの如き滑
合体31を介して水平回動軸10をガタなく且つ
回転自在に嵌持する。このベース体30にはヨー
ク24および26も固定され、従つてこれらは一
体形成され得るものである。また、本例ではボー
ド上に垂直部のみが載置されるように構成されて
いるが、ベース体30を水平回動軸10の下端に
配するようにして水平部もボード上に載置するこ
とができる。32は垂直検出コイル15からの検
出電流を垂直駆動コイル14へ帰還してMFBを
かけるための増幅サーボ回路、33は水平検出コ
イル22からの検出電流を水平駆動コイル23へ
帰還してMFBをかけるための増幅・サーボ回路
である。なお、これらの増幅・サーボ回路32,
33にはMFBをかけるためのMFB操作ボタン
(図示せず)が外部から操作できるように接続さ
れている。 34は水平回動軸10に装架され、これと同期
して回動するシヤツターであつて、このシヤツタ
34は所定位置に水平回動軸10の中心から所定
の角度をもつて延長された線aおよびbで区画さ
れた幅を有する窓35を有する。窓35を形成す
る線aは最大経のレコード盤例えば30cm盤の音溝
最終位置に対応し、線bは最小経のレコード盤例
えば17cm盤のリードアウト溝位置に対応する。3
6および37はシヤツタ34の窓が通過する位置
に互いに対向して配された発光素子および受光素
子であつて、これらの発光素子36および受光素
子37とシヤツタ34で光学的な位置検出器38
を構成する。39は受光素子37の出力端と増
幅・サーボ回路33の入力側との間に接続され、
比較器を含む位置サーボ出力回路であつて、位置
検出器38からの検出信号が、予め設定された目
標位置に対応する基準値に等しくなつた時位置サ
ーボ出力信号を発生する。 次に本発明に係るトーンアーム装置の動作を説
明する。なお、こゝではリードイン等本発明と直
接関係のない部分の動作についてはその詳細説明
を省略する。 先ず、MFB動作について説明するに、いまト
ーンアーム1が例えば低域共振等により振動して
いる際にMFB操作ボタンを押すと、垂直駆動モ
ータ16と連動して働く垂直速度検出器17の垂
直検出コイル15にはアームの垂直方向の動きに
応じた電圧が検出され、この検出出力に比例した
電流が検出される。この検出された電流は増幅・
サーボ回路32に供給され、アームの振動を打ち
消すような電流に変換される。この変換された電
流は垂直駆動コイル14に帰還され、トーンアー
ム1の振動が抑制される。この動作は水平部の場
合も同様であり、垂直部と水平部のMFBのかけ
方は個々にまたは同時になし得るものである。 次にトーンアーム1を所定の目標位置に停止さ
せる動作を第2図を参照して説明する。第2図に
おいて、x0はトーンアーム1を停止する目標位
置、±dはトーンアーム1の位置サーボ範囲すな
わちサーボの引込み範囲、Δxは目標位置からの
誤差、ΔvはΔxに対応した誤差電圧である。 先ずトーンアーム1を回動する前に、トーンア
ーム1を停止する目標位置x0が図示せずもマイク
ロプロセツサを含む位置サーボ出力回路39に設
定される。次にトーンアーム1が水平方向に移動
し、その位置が位置検出器38で検出されて位置
情報として位置サーボ出力回路39に供給され
る。 位置サーボ出力回路39では供給された位置情
報より目標位置からの誤差Δxを求める。更に位
置サーボ出力回路39において、誤差Δxに対応
した誤差電圧Δvを演算して求める。そして、こ
の誤差電圧Δvを位置サーボ出力信号として水平
検出コイル22及び水平駆動コイル23と共に
MFB回路を構成する増幅サーボ回路33を介し
て水平駆動コイル23に供給して位置サーボをか
け、この動作をトーンアーム1が目標位置x0に達
するまで繰り返す。この位置サーボはMFBをか
けたまゝで行なわれるので、速度検出型である
MFBの効果により等価的に粘性抵抗を負荷した
ことになり、もつてトーンアーム1は目標位置に
速やかに停止する。 このことは次の説明からも理解することができ
る。上述の如く、MFBを位置サーボと同時に加
えると速度に比例した停止力が得られ、これは運
動方程式中の粘性抵抗項すなわち減衰項となる。
すなわち、このときの運動方程式は md2x/dt2+kx+cdx/dt=0 …(3) で表わすことができ、この解は
衰項がないので振動的であり、トーンアームは目
標位置で停止しない。従つて、これを停止させる
には回動軸に機械的な抵抗を与えるか、或いは復
元力の位相をずらすというような電気回路上の操
作が必要であり、もつて従来装置の場合構造や回
路が複雑になると共に確実なトーンアームの位置
制御が困難であつた。 本発明はこのような点に鑑みてなされたもので
あつて、位置サーボとMFBを同時にかける簡単
な構造で確実なトーンアームの位置制御が可能な
トーンアーム装置を提供するものである。 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳
しく説明する。 第1図は本発明トーンアーム装置の構成を示す
ものであつて、図において、1はトーンアーム、
2はその先端に取付けられたヘツドシエル、3は
カートリツジ、4はアーム後端部の所定位置に設
けられたカウンタウエイトであつて、このカウン
タウエイト4は本発明では省略し得るものであ
る。5はケースであつて、このケース5の両側面
にトーンアーム1が装架され、所定方向に延びて
いる。またケース5の一側の内壁には一対のマグ
ネツト6aと6bが対向して設けられ、他側の内
壁にも同時に一対のマグネツト7aと7bが対向
して設けられる。マグネツト6aと6bおよび7
aと7bの間には磁気回路を形成するための磁性
部材8と9がそれぞれ設けられ、磁性部材8と9
はケース5として磁性材料を用いることによりケ
ース5と一体形成され得る。この場合ケース5は
磁気回路とヨークを兼用することになる。10は
水平回動軸であつて、この水平回動軸10上に連
結部材11が装架され、この連結部材11は水平
回動軸10の動きに同期してトーンアーム1を水
平方向に動かす機能も有する。連結部材11の両
側にはその中央部に磁性部材8,9がそれぞれ挿
脱可能な開孔を有するボビン12と13がそれぞ
れ設けられ、ボビン12には垂直駆動コイル14
が巻装され、ボビン13には垂直検出コイル15
が巻装される。マグネツト6a,6b、磁性部材
8および垂直駆動コイル14は第1の電磁手段す
なわち垂直駆動モータ16を構成し、この垂直駆
動モータ16はアーム1を垂直方向へ回動させ、
種々の制御を行う。またマグネツト7a,7b、
磁性部材9および垂直検出コイル15は第1の検
出手段すなわち垂直速度検出器17を構成し、こ
の垂直速度検出器17はアームの垂直方向の速度
を検出し、当該垂直駆動モータ16に制動をかけ
て垂直方向の低域共振等を防止する。垂直駆動モ
ータ16と垂直速度検出器17は電気的に相互作
用のないように配設される。ケース5と連結部材
11の両側面にはそれぞれ対応する位置に開孔1
8aと18bがそれぞれ貫通するように設けられ
るケース5を、垂直駆動コイル14の巻装された
ボビン12および垂直検出コイル15の巻装され
たボビン13を連結する連結部材11に嵌合し、
開孔18a,18bに垂直回動軸(図示せず)を
通すことによりトーンアーム1はこの垂直回動軸
を支点として垂直回動される。なお、垂直の駆動
部と検出部の配置を入れ換え、垂直回動軸等を含
むトーンアーム1の構造を適切に設計することに
より零バランスをとることもでき、もつてカウン
タウエイト4の省略も可能である。 水平回動軸10の下端には連結部材19が装架
され、その両側にはボビン20と21がそれぞれ
設けられ、そしてボビン20には水平検出コイル
22が巻装され、ボビン21には水平駆動コイル
23が巻装される。水平検出コイル22の巻装さ
れたボビン20は、ヨーク24を形成する上下両
側のヨーク24a,24bとヨーク連結部24c
のうち、その内面にマグネツト25が設けられた
上側ヨーク24aに遊合せしめられ、アームの水
平方向の動きに応じた電圧を出力する。また水平
駆動コイル23の巻装されたボビン21は、ヨー
ク26を形成する上下両側のヨーク26a,26
b、中央ヨーク26cおよびヨーク連結部26d
のうち、中央ヨーク26cに遊合せしめられ、上
下両側のヨーク26a,26bの内面にそれぞれ
固着されたマグネツト27a,27bとの電磁結
合関係により駆動電流の大きさに応じて矢印の方
向に往復運動する。またヨーク26の上下両側の
ヨーク26a,26bと中央ヨーク26cは水平
回動軸10の軸線を中心とする円弧面に沿う如き
形状に彎曲され、水平駆動コイル23の巻装され
た21は中央ヨーク26cに接触することなくそ
の周りと少許隙間を隔てゝ上述の如く往復運動す
る。水平検出コイル22、ヨーク24およびマグ
ネツト25は第2の検出手段すなわち水平速度検
出器28を構成し、この水平速度検出器28はア
ームの水平方向の速度を検出し、当該水平駆動モ
ータ29に制動をかけて水平方向の低域共振等を
防止する。また、水平駆動コイル23、ヨーク2
6およびマグネツト27a,27bは第2の電磁
手段すなわち水平駆動モータ29を構成し、この
水平駆動モータ29は水平回動軸10を介してト
ーンアーム1を水平方向へ回転させるほかに、各
種の制御機能例えばリードイン、リードアウト、
リターン等に加えてインサイドフオースの打消し
或いは水平方向成分の低域共振制御等の制御機能
を奏し得るようになされている。この水平駆動モ
ータ29と水平速度検出器28および垂直駆動モ
ータ16は電気的に相互作用しないように配設さ
れる。30は本体のボード(図示せず)に装架さ
れるベース体であつてボールベアリングの如き滑
合体31を介して水平回動軸10をガタなく且つ
回転自在に嵌持する。このベース体30にはヨー
ク24および26も固定され、従つてこれらは一
体形成され得るものである。また、本例ではボー
ド上に垂直部のみが載置されるように構成されて
いるが、ベース体30を水平回動軸10の下端に
配するようにして水平部もボード上に載置するこ
とができる。32は垂直検出コイル15からの検
出電流を垂直駆動コイル14へ帰還してMFBを
かけるための増幅サーボ回路、33は水平検出コ
イル22からの検出電流を水平駆動コイル23へ
帰還してMFBをかけるための増幅・サーボ回路
である。なお、これらの増幅・サーボ回路32,
33にはMFBをかけるためのMFB操作ボタン
(図示せず)が外部から操作できるように接続さ
れている。 34は水平回動軸10に装架され、これと同期
して回動するシヤツターであつて、このシヤツタ
34は所定位置に水平回動軸10の中心から所定
の角度をもつて延長された線aおよびbで区画さ
れた幅を有する窓35を有する。窓35を形成す
る線aは最大経のレコード盤例えば30cm盤の音溝
最終位置に対応し、線bは最小経のレコード盤例
えば17cm盤のリードアウト溝位置に対応する。3
6および37はシヤツタ34の窓が通過する位置
に互いに対向して配された発光素子および受光素
子であつて、これらの発光素子36および受光素
子37とシヤツタ34で光学的な位置検出器38
を構成する。39は受光素子37の出力端と増
幅・サーボ回路33の入力側との間に接続され、
比較器を含む位置サーボ出力回路であつて、位置
検出器38からの検出信号が、予め設定された目
標位置に対応する基準値に等しくなつた時位置サ
ーボ出力信号を発生する。 次に本発明に係るトーンアーム装置の動作を説
明する。なお、こゝではリードイン等本発明と直
接関係のない部分の動作についてはその詳細説明
を省略する。 先ず、MFB動作について説明するに、いまト
ーンアーム1が例えば低域共振等により振動して
いる際にMFB操作ボタンを押すと、垂直駆動モ
ータ16と連動して働く垂直速度検出器17の垂
直検出コイル15にはアームの垂直方向の動きに
応じた電圧が検出され、この検出出力に比例した
電流が検出される。この検出された電流は増幅・
サーボ回路32に供給され、アームの振動を打ち
消すような電流に変換される。この変換された電
流は垂直駆動コイル14に帰還され、トーンアー
ム1の振動が抑制される。この動作は水平部の場
合も同様であり、垂直部と水平部のMFBのかけ
方は個々にまたは同時になし得るものである。 次にトーンアーム1を所定の目標位置に停止さ
せる動作を第2図を参照して説明する。第2図に
おいて、x0はトーンアーム1を停止する目標位
置、±dはトーンアーム1の位置サーボ範囲すな
わちサーボの引込み範囲、Δxは目標位置からの
誤差、ΔvはΔxに対応した誤差電圧である。 先ずトーンアーム1を回動する前に、トーンア
ーム1を停止する目標位置x0が図示せずもマイク
ロプロセツサを含む位置サーボ出力回路39に設
定される。次にトーンアーム1が水平方向に移動
し、その位置が位置検出器38で検出されて位置
情報として位置サーボ出力回路39に供給され
る。 位置サーボ出力回路39では供給された位置情
報より目標位置からの誤差Δxを求める。更に位
置サーボ出力回路39において、誤差Δxに対応
した誤差電圧Δvを演算して求める。そして、こ
の誤差電圧Δvを位置サーボ出力信号として水平
検出コイル22及び水平駆動コイル23と共に
MFB回路を構成する増幅サーボ回路33を介し
て水平駆動コイル23に供給して位置サーボをか
け、この動作をトーンアーム1が目標位置x0に達
するまで繰り返す。この位置サーボはMFBをか
けたまゝで行なわれるので、速度検出型である
MFBの効果により等価的に粘性抵抗を負荷した
ことになり、もつてトーンアーム1は目標位置に
速やかに停止する。 このことは次の説明からも理解することができ
る。上述の如く、MFBを位置サーボと同時に加
えると速度に比例した停止力が得られ、これは運
動方程式中の粘性抵抗項すなわち減衰項となる。
すなわち、このときの運動方程式は md2x/dt2+kx+cdx/dt=0 …(3) で表わすことができ、この解は
【式】の場合
x=x0e-〓〓tcos(√1−2・wt−φ) …(4)
ζ=1の場合
x=(A+Bt)e-〓t …(5)
ζ>1の場合
x=e-〓〓t(Ae〓〓〓
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回動軸を中心としてトーンアームを水平方向
に回動する電磁駆動手段と、 この電磁駆動手段にモーシヨナルフイードバツ
クをかける制御手段と、 上記回動軸に装架されて上記トーンアームの位
置を検出するための位置検出器と、 この位置検出器の出力信号に応答して上記トー
ンアームが目標位置に達するように位置サーボ出
力信号を発生する位置サーボ出力回路と を備え、位置サーボと同時にモーシヨナルフイ
ードバツクをかけて位置制御するようにしたこと
を特徴とするトーンアーム制御装置。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5430378A JPS54146606A (en) | 1978-05-08 | 1978-05-08 | Tone-arm device |
CA326,845A CA1109803A (en) | 1978-05-08 | 1979-05-03 | Tone arm assembly |
AU46712/79A AU523353B2 (en) | 1978-05-08 | 1979-05-03 | Tone arm assembly |
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CH423579A CH643672A5 (de) | 1978-05-08 | 1979-05-07 | Tonarmanordnung. |
FR7911636A FR2425690B1 (fr) | 1978-05-08 | 1979-05-08 | Assemblage de bras de lecture |
NL7903612A NL7903612A (nl) | 1978-05-08 | 1979-05-08 | Toonarmeenheid. |
DE19792918526 DE2918526A1 (de) | 1978-05-08 | 1979-05-08 | Tonarmhalterung |
US06/036,993 US4214757A (en) | 1978-05-08 | 1979-05-08 | Tone arm assembly |
GB7915758A GB2020474B (en) | 1978-05-08 | 1979-05-08 | Record player tone arm assembly |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5430378A JPS54146606A (en) | 1978-05-08 | 1978-05-08 | Tone-arm device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54146606A JPS54146606A (en) | 1979-11-16 |
JPS6248282B2 true JPS6248282B2 (ja) | 1987-10-13 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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---|---|
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FR (1) | FR2425690B1 (ja) |
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US7382713B2 (en) * | 2005-03-11 | 2008-06-03 | Graham Robert J | Method and apparatus for tone arm magnetic stabilization and damping system |
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JPS53131804A (en) * | 1977-04-22 | 1978-11-17 | Sony Corp | Tone arm device |
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-
1979
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- 1979-05-08 US US06/036,993 patent/US4214757A/en not_active Expired - Lifetime
- 1979-05-08 NL NL7903612A patent/NL7903612A/xx not_active Application Discontinuation
- 1979-05-08 DE DE19792918526 patent/DE2918526A1/de not_active Withdrawn
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US4214757A (en) | 1980-07-29 |
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NL7903612A (nl) | 1979-11-12 |
AU4671279A (en) | 1979-11-15 |
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JPS54146606A (en) | 1979-11-16 |
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