JPS6248057B2 - - Google Patents
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- JPS6248057B2 JPS6248057B2 JP8217679A JP8217679A JPS6248057B2 JP S6248057 B2 JPS6248057 B2 JP S6248057B2 JP 8217679 A JP8217679 A JP 8217679A JP 8217679 A JP8217679 A JP 8217679A JP S6248057 B2 JPS6248057 B2 JP S6248057B2
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- JP
- Japan
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- fuel
- air vent
- passage
- diaphragm
- sensing chamber
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 48
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 claims description 9
- 230000037452 priming Effects 0.000 description 9
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテイクラー杆と空気抜き弁(オーバー
フロー弁として使用する場合も含む)とを備えた
フロートレス気化器に関するもので新規な機構を
提供するものである。
フロー弁として使用する場合も含む)とを備えた
フロートレス気化器に関するもので新規な機構を
提供するものである。
従来のフロートレス気化器(第1図参照)にお
いては、機関の始動準備に際して次のように操作
されていた。即ち、機関始動準備に伴ない感知室
4内に燃料を満す手段として、ダイヤフラムカバ
ー9に装着されたテイクラー杆25を操作して、
感知室4の一部を構成しているダイヤフラム16
を押し上げると共に気化器本体1に内蔵した空気
抜き弁22及びニードル弁7を作動させ、空気抜
き弁22は空気抜き通路23を開口し、ニードル
弁7は感知室4への燃料通路18を開口させる。
この状態で前記燃料通路18の上流に設置された
プライミングポンプ19を操作することにより燃
料を感知室4内に圧送する。同時に感知室4内の
残溜空気は、開口された空気抜き通路23より気
化器外部に排出される。又、感知室4内の燃料が
機関の始動時に適した量に達すると空気抜き通路
23より排出され、始動準備が完了したことを気
化器外部から確認できるように構成されている。
このような従来のフロートレス気化器ではテイク
ラー杆25をダイヤフラムカバー9側に装着して
いるが、これに加えて気化器本体1側に空気抜き
通路23及びこの通路23を開閉するための空気
抜き弁22をバネ24を介して空気抜き通路23
の一部に設置するため本体1内に複雑な加工を必
要とし、部品点数が多くなると共に装着する為の
多くの加工及び組立工数が必要となり、コストも
高くなる。又、フロートレス気化器のテイクラー
杆25と空気抜き弁22とは、ダイヤフラム16
を境にして別々に設置され、且、機関運転時に、
感知室4の一部を構成するダイヤフラム16の作
動に支障を来たさないよう、それぞれダイヤフラ
ム16より離れた位置に設置された構造となつて
いるので、テイクラー杆25操作時にテイクラー
釦25aを充分に押し込まないと空気抜き弁22
を押し上げることができずに空気抜き通路23が
開かない欠点があり、このような状態のままでプ
ライミングポンプ19を操作し、燃料通路18よ
り感知室4内に燃料を強制的に導入させた場合に
は、感知室4内の始動用油面位の上昇限界を気化
器外部より確認できないまま、前記プライミング
ポンプ19の操作を繰返すことになつて、燃料タ
ンク20より燃料通路18を介して感知室4内に
圧送された燃料は燃料噴孔3より吸気路2内に溢
れて液状の燃料が多量に機関に供給され、機関の
始動性を極めて悪くする。又、前記プライミング
ポンプ19の操作時に感知室4内上部に空気が残
溜している状態では、燃料噴孔3下部に絞り孔
(燃料ジエツト)3aが設けてある関係で感知室
4内の空気が気化器外部に排出されないので感知
室4内の燃料油面位の上昇は困難となり、次第に
感知室4内の燃料圧力が異常に高くなりダイヤフ
ラム16に作用し、ダイヤフラム16の破損を招
く原因となる。又、空気抜き弁22は気化器本体
1へ圧入されたシート26により装着されている
ので、空気抜き弁22が変形又は破損、作動不良
等を発生させた場合などでは、空気抜き弁22の
みを交換することを困難とし高価な気化器本体1
全体を交換しなければならず非常に不経済であ
る。
いては、機関の始動準備に際して次のように操作
されていた。即ち、機関始動準備に伴ない感知室
4内に燃料を満す手段として、ダイヤフラムカバ
ー9に装着されたテイクラー杆25を操作して、
感知室4の一部を構成しているダイヤフラム16
を押し上げると共に気化器本体1に内蔵した空気
抜き弁22及びニードル弁7を作動させ、空気抜
き弁22は空気抜き通路23を開口し、ニードル
弁7は感知室4への燃料通路18を開口させる。
この状態で前記燃料通路18の上流に設置された
プライミングポンプ19を操作することにより燃
料を感知室4内に圧送する。同時に感知室4内の
残溜空気は、開口された空気抜き通路23より気
化器外部に排出される。又、感知室4内の燃料が
機関の始動時に適した量に達すると空気抜き通路
23より排出され、始動準備が完了したことを気
化器外部から確認できるように構成されている。
このような従来のフロートレス気化器ではテイク
ラー杆25をダイヤフラムカバー9側に装着して
いるが、これに加えて気化器本体1側に空気抜き
通路23及びこの通路23を開閉するための空気
抜き弁22をバネ24を介して空気抜き通路23
の一部に設置するため本体1内に複雑な加工を必
要とし、部品点数が多くなると共に装着する為の
多くの加工及び組立工数が必要となり、コストも
高くなる。又、フロートレス気化器のテイクラー
杆25と空気抜き弁22とは、ダイヤフラム16
を境にして別々に設置され、且、機関運転時に、
感知室4の一部を構成するダイヤフラム16の作
動に支障を来たさないよう、それぞれダイヤフラ
ム16より離れた位置に設置された構造となつて
いるので、テイクラー杆25操作時にテイクラー
釦25aを充分に押し込まないと空気抜き弁22
を押し上げることができずに空気抜き通路23が
開かない欠点があり、このような状態のままでプ
ライミングポンプ19を操作し、燃料通路18よ
り感知室4内に燃料を強制的に導入させた場合に
は、感知室4内の始動用油面位の上昇限界を気化
器外部より確認できないまま、前記プライミング
ポンプ19の操作を繰返すことになつて、燃料タ
ンク20より燃料通路18を介して感知室4内に
圧送された燃料は燃料噴孔3より吸気路2内に溢
れて液状の燃料が多量に機関に供給され、機関の
始動性を極めて悪くする。又、前記プライミング
ポンプ19の操作時に感知室4内上部に空気が残
溜している状態では、燃料噴孔3下部に絞り孔
(燃料ジエツト)3aが設けてある関係で感知室
4内の空気が気化器外部に排出されないので感知
室4内の燃料油面位の上昇は困難となり、次第に
感知室4内の燃料圧力が異常に高くなりダイヤフ
ラム16に作用し、ダイヤフラム16の破損を招
く原因となる。又、空気抜き弁22は気化器本体
1へ圧入されたシート26により装着されている
ので、空気抜き弁22が変形又は破損、作動不良
等を発生させた場合などでは、空気抜き弁22の
みを交換することを困難とし高価な気化器本体1
全体を交換しなければならず非常に不経済であ
る。
また、実開昭52−16422号に示されるぐうに、
気化器の外側にテイクラーレバーを回動可能に軸
支し、該レバーの支軸をはさんだ一側にダイヤフ
ラムの押し上げ部を設けると共に、他側に気化器
本体側に備えられる空気抜き弁を係合し、このレ
バーを回動させることにより、ダイヤフラムを押
し上げ燃料弁を開くと同時に空気抜き弁を開くよ
うにしたフロートレス気化器では、テイクラーレ
バーの形状が大きくなると共に該テイクラーレバ
ーが気化器の外側に取り付けられるため、気化器
全体が大型になると共に、気化器の外観が複雑に
なる欠点がある。
気化器の外側にテイクラーレバーを回動可能に軸
支し、該レバーの支軸をはさんだ一側にダイヤフ
ラムの押し上げ部を設けると共に、他側に気化器
本体側に備えられる空気抜き弁を係合し、このレ
バーを回動させることにより、ダイヤフラムを押
し上げ燃料弁を開くと同時に空気抜き弁を開くよ
うにしたフロートレス気化器では、テイクラーレ
バーの形状が大きくなると共に該テイクラーレバ
ーが気化器の外側に取り付けられるため、気化器
全体が大型になると共に、気化器の外観が複雑に
なる欠点がある。
本発明はこのような従来のフロートレス気化器
における問題点を解消することを目的とする。
における問題点を解消することを目的とする。
本発明は、ダイヤフラムにより吸気路へ供給す
る燃料を一定圧力に調整する感知室と、燃料ポン
プと前記感知室とを連通する燃料通路に設けられ
る燃料弁と、ダイヤフラムカバーに摺動可能に装
着され、ダイヤフラムを介して前記燃料弁と連動
し、該燃料弁を開閉するテイクラー杆とを備えた
フロートレス気化器において、一端が前記感知室
の上部に開口され、他端が前記テイクラー杆の摺
動孔を経て、ダイヤフラム背部の大気室へ連通さ
れる空気抜き通路を設け、前記空気抜き通路を前
記テイクラー杆により開閉すると共に、前記空気
抜き通路より流出する余剰燃料が前記大気室を経
て前記大気室の大気通路から気化器外に排出され
ることを特徴とする。
る燃料を一定圧力に調整する感知室と、燃料ポン
プと前記感知室とを連通する燃料通路に設けられ
る燃料弁と、ダイヤフラムカバーに摺動可能に装
着され、ダイヤフラムを介して前記燃料弁と連動
し、該燃料弁を開閉するテイクラー杆とを備えた
フロートレス気化器において、一端が前記感知室
の上部に開口され、他端が前記テイクラー杆の摺
動孔を経て、ダイヤフラム背部の大気室へ連通さ
れる空気抜き通路を設け、前記空気抜き通路を前
記テイクラー杆により開閉すると共に、前記空気
抜き通路より流出する余剰燃料が前記大気室を経
て前記大気室の大気通路から気化器外に排出され
ることを特徴とする。
次に、本発明の実施例を図にもとづいて説明す
ると、1は気化器本体、2は吸気路、3は燃料噴
孔、4は感知室、5はコントロールレバー、6は
コントロールレバー5の支持ピン、7はコントロ
ールレバー5と連動するニードルバルブ、8はバ
ネでコントロールレバー5を、常時ダイヤフラム
16に連動するように下向きに作用すると共にニ
ードルバルブ7を上に押し上げ燃料通路18を閉
塞している。9はダイヤフラムカバー、10はテ
イクラー杆でダイヤフラムカバー9に設けられる
摺動孔22に摺動自在に組み込まれており、ダイ
ヤフラムカバー9に設けられ弁座9aにはバネ1
1の作用力によつて、前記のテイクラー杆10と
一体に形成された空気抜き弁10aが圧接、着座
している。又、テイクラー杆10の下端にはテイ
クラー釦10bが形成されいる。12は前記空気
抜き弁10aに装着されたシール部材、13は一
端が前記感知室4の上部に開口され、他端が前記
テイクラー杆10の摺動孔22を経てダイヤフラ
ム16背部の大気室14へ連通される空気抜き通
路である。従つて、該空気抜き通路13は前記テ
イクラー杆10の空気抜き弁10aにより開閉さ
れる。15は大気室14よりダイヤフラムカバー
9に形成した大気通路又はテイクラー杆10に形
成した大気通路でテイクラー操作時には空気抜き
用又はオーバーフロー用の通路として使用され
る。17は機関運転時の脈動圧で作動する燃料ポ
ンプ、18は燃料通路、19は機関始動準備に手
動操作で作動するプライミングポンプ、20は燃
料タンク、21はテイクラー杆10とダイヤフラ
ムカバー9との摺動面の一部に採用されている空
気洩れ及び燃料洩防止機関である。
ると、1は気化器本体、2は吸気路、3は燃料噴
孔、4は感知室、5はコントロールレバー、6は
コントロールレバー5の支持ピン、7はコントロ
ールレバー5と連動するニードルバルブ、8はバ
ネでコントロールレバー5を、常時ダイヤフラム
16に連動するように下向きに作用すると共にニ
ードルバルブ7を上に押し上げ燃料通路18を閉
塞している。9はダイヤフラムカバー、10はテ
イクラー杆でダイヤフラムカバー9に設けられる
摺動孔22に摺動自在に組み込まれており、ダイ
ヤフラムカバー9に設けられ弁座9aにはバネ1
1の作用力によつて、前記のテイクラー杆10と
一体に形成された空気抜き弁10aが圧接、着座
している。又、テイクラー杆10の下端にはテイ
クラー釦10bが形成されいる。12は前記空気
抜き弁10aに装着されたシール部材、13は一
端が前記感知室4の上部に開口され、他端が前記
テイクラー杆10の摺動孔22を経てダイヤフラ
ム16背部の大気室14へ連通される空気抜き通
路である。従つて、該空気抜き通路13は前記テ
イクラー杆10の空気抜き弁10aにより開閉さ
れる。15は大気室14よりダイヤフラムカバー
9に形成した大気通路又はテイクラー杆10に形
成した大気通路でテイクラー操作時には空気抜き
用又はオーバーフロー用の通路として使用され
る。17は機関運転時の脈動圧で作動する燃料ポ
ンプ、18は燃料通路、19は機関始動準備に手
動操作で作動するプライミングポンプ、20は燃
料タンク、21はテイクラー杆10とダイヤフラ
ムカバー9との摺動面の一部に採用されている空
気洩れ及び燃料洩防止機関である。
上記のように構成したフロートレス気化器にお
いて、作用効果を説明すれば機関の始動に際し、
その準備としてテイクラー杆10を操作すると、
空気抜き弁10aはテイクラー杆10に一体に設
けられているので、押し方の強弱に関係なく確実
に作動し、空気抜き通路13を大気室14に接続
する。この状態でプライミングポンプ19を操作
しニードル弁7を介して感知室4内に燃料を流入
させると感知室4内の残溜空気は前記プライミン
グポンプ19に圧送された燃料に押され、感知室
4より空気抜き通路13及び大気室14を介して
大気通路15から外部に排出される。なおもプラ
イミングポンプ19の操作を継続すると感知室4
内の燃料の量は増加してゆき、一定量(機関の始
動に最適な量)以上になると残溜空気と同じ排出
系路で気化器外部に排出される。これをテイクラ
ー操作者が確認してプライミングポンプ19及び
テイクラー操作を停止して始動準備を完了する。
いて、作用効果を説明すれば機関の始動に際し、
その準備としてテイクラー杆10を操作すると、
空気抜き弁10aはテイクラー杆10に一体に設
けられているので、押し方の強弱に関係なく確実
に作動し、空気抜き通路13を大気室14に接続
する。この状態でプライミングポンプ19を操作
しニードル弁7を介して感知室4内に燃料を流入
させると感知室4内の残溜空気は前記プライミン
グポンプ19に圧送された燃料に押され、感知室
4より空気抜き通路13及び大気室14を介して
大気通路15から外部に排出される。なおもプラ
イミングポンプ19の操作を継続すると感知室4
内の燃料の量は増加してゆき、一定量(機関の始
動に最適な量)以上になると残溜空気と同じ排出
系路で気化器外部に排出される。これをテイクラ
ー操作者が確認してプライミングポンプ19及び
テイクラー操作を停止して始動準備を完了する。
この場合、テイクラー杆10の操作を停止する
と同時にテイクラー杆10はバネ11の作用力で
旧位置に復帰し、且、空気抜き弁10aは空気抜
き通路13を閉じるので、感知室4と大気室14
は完全に遮断され、且、大気室14内の燃料は大
気通路15より気化器外部に排出された後、該室
14には大気圧が作用する。この状態で機関を始
動させれば、通常のフロートレス気化器と同様、
機関の吸気負圧は燃料噴孔3より感知室4内に作
用し、感知室4内の燃料が吸い出され感知室4内
の圧力が低くなりこれに伴なつて大気室14内の
大気室がダイヤフラム16に作用し感知室4内と
大気室14内の差圧によつてダイヤフラム16が
感知室4容積を小さくする方向へ作動しダイヤフ
ラム16に連動するニードル弁7が燃料通路18
を開口し、感知室4内に燃料を導入する。
と同時にテイクラー杆10はバネ11の作用力で
旧位置に復帰し、且、空気抜き弁10aは空気抜
き通路13を閉じるので、感知室4と大気室14
は完全に遮断され、且、大気室14内の燃料は大
気通路15より気化器外部に排出された後、該室
14には大気圧が作用する。この状態で機関を始
動させれば、通常のフロートレス気化器と同様、
機関の吸気負圧は燃料噴孔3より感知室4内に作
用し、感知室4内の燃料が吸い出され感知室4内
の圧力が低くなりこれに伴なつて大気室14内の
大気室がダイヤフラム16に作用し感知室4内と
大気室14内の差圧によつてダイヤフラム16が
感知室4容積を小さくする方向へ作動しダイヤフ
ラム16に連動するニードル弁7が燃料通路18
を開口し、感知室4内に燃料を導入する。
また、第3図及び第6図に示すように、前記ダ
イヤフラムカバー9にて形成される大気室14底
面を前記大気通路15側へ向かつて斜めに設けれ
ば、大気室14内に流入した余剰燃料が速やかに
排出でき、より効果的である。
イヤフラムカバー9にて形成される大気室14底
面を前記大気通路15側へ向かつて斜めに設けれ
ば、大気室14内に流入した余剰燃料が速やかに
排出でき、より効果的である。
以上、本発明によれば、感知室内の残留空気を
排出する空気抜き通路をテイクラー杆の摺動孔を
経て大気室に接続し、この空気抜き通路をテイク
ラー杆により開閉すると共に、前記空気抜き通路
より流出する残留空気及び余剰燃料が前記大気室
を経て大気通路から気化器外に排出させるように
構成したので、気化器の構成が簡単となりコスト
ダウンを図ることができる。また空気抜き弁の変
形及び破損等の故障においてもダイヤフラムカバ
ーを交換するだけで容易に修理ができるので、作
業性がよく、経済的である。
排出する空気抜き通路をテイクラー杆の摺動孔を
経て大気室に接続し、この空気抜き通路をテイク
ラー杆により開閉すると共に、前記空気抜き通路
より流出する残留空気及び余剰燃料が前記大気室
を経て大気通路から気化器外に排出させるように
構成したので、気化器の構成が簡単となりコスト
ダウンを図ることができる。また空気抜き弁の変
形及び破損等の故障においてもダイヤフラムカバ
ーを交換するだけで容易に修理ができるので、作
業性がよく、経済的である。
また、テイクラー杆操作時に空気抜き通路を確
実に開くことができるので、空気抜き弁の連動誤
差によるダイヤフラムの破損を防止することがで
きる。
実に開くことができるので、空気抜き弁の連動誤
差によるダイヤフラムの破損を防止することがで
きる。
また、空気抜き通路の排出口が大気室の大気通
路を共用するので、気化器外にでる通路が減少
し、気化器の外観がシンプルでしかもコンパクト
になる。
路を共用するので、気化器外にでる通路が減少
し、気化器の外観がシンプルでしかもコンパクト
になる。
なお、本発明では実施例としてテイクラー杆に
釦を装着した一般的な構造を用いて説明したが、
他のテイクラー機構を用いてもその作用効果は同
様である。
釦を装着した一般的な構造を用いて説明したが、
他のテイクラー機構を用いてもその作用効果は同
様である。
第1図は従来フロートレス気化器の構造を示す
縦断面図、第2図及び第3図は本発明の一実施例
を示す縦断面図、第4図は本発明の他の実施例を
示す部分縦断面図、第5図は燃料洩防止機構の他
の実施例を示す部分縦断面図、第6図は本発明一
実施例の作動状態を示す部分縦断面図である。 1……気化器本体、4……感知室、9……ダイ
ヤフラムカバー、10……テイクラー杆、10a
……空気抜き弁、10b……テイクラー釦、12
……燃料洩防止機構、13……空気抜き通路、1
4……大気室、16……ダイヤフラム、18……
燃料通路。
縦断面図、第2図及び第3図は本発明の一実施例
を示す縦断面図、第4図は本発明の他の実施例を
示す部分縦断面図、第5図は燃料洩防止機構の他
の実施例を示す部分縦断面図、第6図は本発明一
実施例の作動状態を示す部分縦断面図である。 1……気化器本体、4……感知室、9……ダイ
ヤフラムカバー、10……テイクラー杆、10a
……空気抜き弁、10b……テイクラー釦、12
……燃料洩防止機構、13……空気抜き通路、1
4……大気室、16……ダイヤフラム、18……
燃料通路。
Claims (1)
- 1 ダイヤフラムにより吸気路へ供給する燃料を
一定圧力に調整する感知室と、燃料ポンプと前記
感知室とを連通する燃料通路に設けられる燃料弁
と、ダイヤフラムカバーに摺動可能に装着され、
ダイヤフラムを介して前記燃料弁と連動し、該燃
料弁を開閉するテイクラー杆とを備えたフロート
レス気化器において、一端が前記感知室の上部に
開口され、他端が前記テイクラー杆の摺動孔を経
て、ダイヤフラム背部の大気室へ連通される空気
抜き通路を設け、前記空気抜き通路を前記テイク
ラー杆により開閉すると共に、前記空気抜き通路
より流出する余剰燃料が前記大気室を経て前記大
気室の大気通路から気化器外に排出されることを
特徴とするフロートレス気化器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8217679A JPS566049A (en) | 1979-06-28 | 1979-06-28 | Floatless carburetor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8217679A JPS566049A (en) | 1979-06-28 | 1979-06-28 | Floatless carburetor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS566049A JPS566049A (en) | 1981-01-22 |
JPS6248057B2 true JPS6248057B2 (ja) | 1987-10-12 |
Family
ID=13767116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8217679A Granted JPS566049A (en) | 1979-06-28 | 1979-06-28 | Floatless carburetor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS566049A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61140153U (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-30 |
-
1979
- 1979-06-28 JP JP8217679A patent/JPS566049A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS566049A (en) | 1981-01-22 |
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