JPS6247419A - アモルフアス形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、アモルファス形成装置に関するものである。

［従来の技術］ アモルファスは、耐食性などの通常の金属にはない優れ
た特性をもっているが、アモルファスの形成には一般に
１０６℃／Ｓ以上の急冷が必要とされる。

［発明が解決しようとする問題点］ 従って、従来は−Ｆ記急冷を確保するために厚さが高々
数１０μ程度の極薄いものしか製造することができなか
った。

本発明は、金属板の表面のみをアモルファスとすること
により、十分厚いアモルファス金属材等を製造すること
ができる装置を提供することを目的としている。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたもので、
金属材を移動させるための駆動装置と、前記金属材の表
面に接近して設けた加熱溶融装置と、前記金属材の移動
方向における前記加熱溶融装置の直後において冷却流体
を強制的に供給して急冷を行う冷却装置とを備えたこと
を特徴とするアモルファス形成装置、に係るものである
。

［作　　　用］ 従って、本発明では金属材表面のみの加熱溶融、急冷操
作により、金属材の表面にアモルファスを形成するよう
にしたので、厚さ寸法等に関係なくアモルファス金属材
を製造することができる。

［実　施　例］ 以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。

図面は本発明の一例を示すもので、矢印１方向に例えば
ローラ等の駆動装置８により移動可能に支持された金属
材２の表面に接近して高周波焼入装置等からなる加熱溶
融装Ｍ３を設け、且つ該加熱溶融装置３の金属材２移動
方向１の直後に、金属材２表面に水、冷却用金属等の冷
却流体４を強制的に供給して金属材２表面の急冷を行う
ようにした冷却装置５を設ける。図中６は金属材２表面
に形成された溶融部、１はアモルファスを示す。

上記において、加熱溶融Ｈ置３により金属材２表面が溶
融する状態に加熱しつつ駆動装置８により矢印１方向に
金属材２を移動させて冷却流体４によって急冷を行うと
、前記溶融部６が通常組織に返ることなく固化して、金
属材２表面にアモルファス７が形成される。これにより
、金属材２の表面に連続的にアモルファス７を形成させ
ることができ、よって耐食性等に優れた厚い板及びその
他の形状の金属材料を生産することができる。

尚、本発明は、上記実施例にのみ限定されるものではな
く、駆動装置、加熱溶融装置、冷却装置の構成、及び冷
却流体の種類は種々選定し得ること、その池水発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
、等は勿論である。

［発明の効果］ 上記したように、本発明のアモルファス形成装置によれ
ば、金属材表面のみの加熱溶融、急冷を行うことにより
、金属材の表面にアモルファスを形成するようにしたの
で、金属材の厚さ寸法等に関係なくアモルファス金属材
を連続的に製造することができる優れた効果を奏し得る
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を・示す説明図である。 １は移動方向、２は金属材、３は加熱溶融装置、４は冷
却流体、５は冷却装置、６は溶融部、７はアモルファス
、８は駆動装置を示す。 特　　許　　出　　願　　人 石川島播磨重工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）金属材を移動させるための駆動装置と、前記金属材
   の表面に接近して設けた加熱溶融装置と、前記金属材の
   移動方向における前記加熱溶融装置の直後において冷却
   流体を強制的に供給して急冷を行う冷却装置とを備えた
   ことを特徴とするアモルファス形成装置。