JPS6247247B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6247247B2 JPS6247247B2 JP152880A JP152880A JPS6247247B2 JP S6247247 B2 JPS6247247 B2 JP S6247247B2 JP 152880 A JP152880 A JP 152880A JP 152880 A JP152880 A JP 152880A JP S6247247 B2 JPS6247247 B2 JP S6247247B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- flow
- water meter
- storage case
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 24
- 239000008399 tap water Substances 0.000 claims description 13
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 claims description 13
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、水道水の流れに沿つて羽根車軸を
有する軸流羽根車式水道メータの改良に関する。
有する軸流羽根車式水道メータの改良に関する。
従来、この種の水道メータは、たとえば第１図
に示す如くつくられていた。第１図中符号１で示
すものは外ケースであり、入口１ａと出口１ｂと
を有し、入口１ａから流入した水道水は図中矢印
方向に流れて出口１ｂから排出される。その流路
途中には、羽根車２がその羽根車軸２ａを水道水
の流れの方向に向けて保持される。その羽根車２
は、外周に羽根車軸２ａを中心として複数枚の羽
根２ｂを有す。それらの羽根２ｂには整流羽根３
を出た水道水が当たり、その羽根車２を羽根車軸
２ａを中心として回転させる。その羽根車軸２ａ
の先端には羽根車カナ４が設けられ、その羽根車
２の回転を歯車列５へと伝達する。羽根車２の回
転はその歯車列５で適宜減速され、その歯車列５
を構成するいくつかの歯車と同軸的に取り付けら
れた指針６を回し、その指針６がダイヤル７上の
目盛を指示して、外ケース１内を通過した水道水
の流量を表示する。
に示す如くつくられていた。第１図中符号１で示
すものは外ケースであり、入口１ａと出口１ｂと
を有し、入口１ａから流入した水道水は図中矢印
方向に流れて出口１ｂから排出される。その流路
途中には、羽根車２がその羽根車軸２ａを水道水
の流れの方向に向けて保持される。その羽根車２
は、外周に羽根車軸２ａを中心として複数枚の羽
根２ｂを有す。それらの羽根２ｂには整流羽根３
を出た水道水が当たり、その羽根車２を羽根車軸
２ａを中心として回転させる。その羽根車軸２ａ
の先端には羽根車カナ４が設けられ、その羽根車
２の回転を歯車列５へと伝達する。羽根車２の回
転はその歯車列５で適宜減速され、その歯車列５
を構成するいくつかの歯車と同軸的に取り付けら
れた指針６を回し、その指針６がダイヤル７上の
目盛を指示して、外ケース１内を通過した水道水
の流量を表示する。
故に、この種従来の水道メータでは、羽根車２
の羽根２ｂが形成する回転軌跡は羽根車軸２ａを
中心とする円筒状となつた。そして、そのような
羽根車２が、第１図に示す如く羽根車収納ケース
８の円筒部分８ａ内に収納されていた。その羽根
車収納ケース８の円筒部分８ａ内径D1は、整流
羽根３を収納する整流羽根収納ケース９の内径
D2とほぼ等しい大きさである。
の羽根２ｂが形成する回転軌跡は羽根車軸２ａを
中心とする円筒状となつた。そして、そのような
羽根車２が、第１図に示す如く羽根車収納ケース
８の円筒部分８ａ内に収納されていた。その羽根
車収納ケース８の円筒部分８ａ内径D1は、整流
羽根３を収納する整流羽根収納ケース９の内径
D2とほぼ等しい大きさである。
この発明は、上述した従来の軸流羽根車式水道
メータを改良し、より高感度なメータを得ること
を目的としてなされたものである。
メータを改良し、より高感度なメータを得ること
を目的としてなされたものである。
しかして、この発明による軸流羽根車式水道メ
ータでは、羽根車を収納する羽根車収納ケースの
内面に水道水の流れに沿つて拡径に変化する段部
を設けるとともに、その段部に応じて羽根車の外
形にも段部を設け、その羽根車の最外径を羽根車
収納ケースの小内径部分より大きく形成すること
を特徴とする。
ータでは、羽根車を収納する羽根車収納ケースの
内面に水道水の流れに沿つて拡径に変化する段部
を設けるとともに、その段部に応じて羽根車の外
形にも段部を設け、その羽根車の最外径を羽根車
収納ケースの小内径部分より大きく形成すること
を特徴とする。
以下、図示実施例に基づき、この発明による軸
流羽根車式水道メータを詳細かつ具体的に説明す
る。
流羽根車式水道メータを詳細かつ具体的に説明す
る。
第２図において、符号８′で示すものが羽根車
収納ケースである。その羽根車収納ケース８′の
円筒部分８a′には、内面に段部Ｓが形成される。
すなわち、円筒部分８a′の内面は、第２図に示す
如く、水道水の流入する側が整流羽根収納ケース
９′の内径D2′と等しく形成され、流出する側がそ
れより拡径のD1′に形成されて、中間に段部Ｓが
形成されている。故に、段部Ｓは、水道水の流れ
に沿つて拡径となる如く図中上向きに形成され
る。そして、そのような円筒部分８a′内に、従来
と同様に羽根車２′が収納される。その羽根車
２′は、従来と同様に羽根車軸２a′を中心として
回転する。しかし、その羽根車２′は、第１図に
示す如き従来の水道メータの羽根車と相違し、外
形に段部を設ける。その段部は、上述した羽根車
収納ケース８′の段部Ｓ形状に対応して図中下向
きに形成される。そして、その羽根２b′の最外
径、すなわち羽根車２′の最外径d′が前述した円
筒部分８a′の小内径D2′より大きく、勿論大内径
D1′よりも小さくなるように形成されている。
収納ケースである。その羽根車収納ケース８′の
円筒部分８a′には、内面に段部Ｓが形成される。
すなわち、円筒部分８a′の内面は、第２図に示す
如く、水道水の流入する側が整流羽根収納ケース
９′の内径D2′と等しく形成され、流出する側がそ
れより拡径のD1′に形成されて、中間に段部Ｓが
形成されている。故に、段部Ｓは、水道水の流れ
に沿つて拡径となる如く図中上向きに形成され
る。そして、そのような円筒部分８a′内に、従来
と同様に羽根車２′が収納される。その羽根車
２′は、従来と同様に羽根車軸２a′を中心として
回転する。しかし、その羽根車２′は、第１図に
示す如き従来の水道メータの羽根車と相違し、外
形に段部を設ける。その段部は、上述した羽根車
収納ケース８′の段部Ｓ形状に対応して図中下向
きに形成される。そして、その羽根２b′の最外
径、すなわち羽根車２′の最外径d′が前述した円
筒部分８a′の小内径D2′より大きく、勿論大内径
D1′よりも小さくなるように形成されている。
この発明による軸流羽根車式水道メータは、た
とえば上述した如く形成される。この発明による
水道メータの流量―羽根回転数曲線を作成し、第
１図に示す如き従来の水道メータの流量―羽根回
転数曲線と対比すると、第３図に示す如くとな
る。第３図に示す流量―羽根回転数曲線は、羽根
角度が35度、羽根長（軸方向）が23mm、羽根枚数
が８枚である75mm軸流羽根車式水道メータにおけ
るもので、横軸には流量Ｑをとり、また縦軸には
羽根回転数Ｒをとつたものである。図中曲線ａ
は、羽根車収納ケースの内面に段部を有しない従
来の水道メータを示す。曲線ｂ，ｃ，ｄがこの発
明による水道メータであり、それぞれ羽根車の最
外径d′が羽根車収納ケースの小内径D2′より１
mm、3.5mmおよび５mm大きい場合を示す。
とえば上述した如く形成される。この発明による
水道メータの流量―羽根回転数曲線を作成し、第
１図に示す如き従来の水道メータの流量―羽根回
転数曲線と対比すると、第３図に示す如くとな
る。第３図に示す流量―羽根回転数曲線は、羽根
角度が35度、羽根長（軸方向）が23mm、羽根枚数
が８枚である75mm軸流羽根車式水道メータにおけ
るもので、横軸には流量Ｑをとり、また縦軸には
羽根回転数Ｒをとつたものである。図中曲線ａ
は、羽根車収納ケースの内面に段部を有しない従
来の水道メータを示す。曲線ｂ，ｃ，ｄがこの発
明による水道メータであり、それぞれ羽根車の最
外径d′が羽根車収納ケースの小内径D2′より１
mm、3.5mmおよび５mm大きい場合を示す。
第３図から判るように、この発明による水道メ
ータの正確下限流量は、従来の水道メータのそれ
に比し明らかに向上している。羽根車の最外径
d′と羽根車収納ケースの小内径D2′との差Ｍと正
確下限流量ｑとの関係を示した第４図を見ればさ
らに明らかなように、差Ｍが大きくなる程正確下
限流量ｑが小さくなることが判る。
ータの正確下限流量は、従来の水道メータのそれ
に比し明らかに向上している。羽根車の最外径
d′と羽根車収納ケースの小内径D2′との差Ｍと正
確下限流量ｑとの関係を示した第４図を見ればさ
らに明らかなように、差Ｍが大きくなる程正確下
限流量ｑが小さくなることが判る。
第５図は、この発明による水道メータにおける
差Ｍと羽根回転数ｒとの関係を示す。この第５図
から判るように差Ｍが大きくなると、羽根回転数
ｒが低下することとなる。故に、容量同一の下で
羽根回転数の小さな水道メータの設計が可能とな
り、水道メータの耐久性を高めることができる。
差Ｍと羽根回転数ｒとの関係を示す。この第５図
から判るように差Ｍが大きくなると、羽根回転数
ｒが低下することとなる。故に、容量同一の下で
羽根回転数の小さな水道メータの設計が可能とな
り、水道メータの耐久性を高めることができる。
よつて、この発明による軸流羽根車式水道メー
タでは、羽根車の最外径d′と羽根車収納ケースの
小内径D2′との差Ｍを適宜の値に選択することに
より、正確下限流量ｑを向上し、かつ羽根回転数
ｒを良好な値とすることができる。
タでは、羽根車の最外径d′と羽根車収納ケースの
小内径D2′との差Ｍを適宜の値に選択することに
より、正確下限流量ｑを向上し、かつ羽根回転数
ｒを良好な値とすることができる。
第１図は、従来の軸流羽根車式水道メータの縦
断面図である。第２図は、この発明の一実施例を
示し、この発明による軸流羽根車式水道メータの
縦断面図である。第３図は、従来およびこの発明
による軸流羽根車式水道メータにおける流量―羽
根回転数曲線を示すグラフである。第４図は、羽
根車の最外径d′と羽根車収納ケースの小内径
D2′との差Ｍと正確下限流量ｑとの関係を示すグ
ラフである。第５図は、その差Ｍと羽根回転数ｒ
との関係を示すグラフである。 ２′…羽根車、２a′…羽根車軸、８′…羽根車収
納ケース、Ｓ…段部、d′…羽根車の最外径、
D2′…羽根車収納ケースの小内径。
断面図である。第２図は、この発明の一実施例を
示し、この発明による軸流羽根車式水道メータの
縦断面図である。第３図は、従来およびこの発明
による軸流羽根車式水道メータにおける流量―羽
根回転数曲線を示すグラフである。第４図は、羽
根車の最外径d′と羽根車収納ケースの小内径
D2′との差Ｍと正確下限流量ｑとの関係を示すグ
ラフである。第５図は、その差Ｍと羽根回転数ｒ
との関係を示すグラフである。 ２′…羽根車、２a′…羽根車軸、８′…羽根車収
納ケース、Ｓ…段部、d′…羽根車の最外径、
D2′…羽根車収納ケースの小内径。
Claims (1)
- １ 水道水の流れに沿つて羽根車軸を有し、その
羽根車軸を中心として回転する羽根車に水道水の
流れを当てて、その羽根車を回転させ、その羽根
車の回転数から水道水の通過流量を測定する軸流
羽根車式水道メータにおいて、前記羽根車を収納
する羽根車収納ケースの内面に水道水の流れに沿
つて拡径に変化する段部を設けるとともに、その
段部に応じて前記羽根車の外形にも段部を設け、
その羽根車の最外径を前記羽根車収納ケースの小
内径より大きくすることを特徴とする軸流羽根車
式水道メータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP152880A JPS5698612A (en) | 1980-01-10 | 1980-01-10 | Axial-flow impeller-type city water meter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP152880A JPS5698612A (en) | 1980-01-10 | 1980-01-10 | Axial-flow impeller-type city water meter |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5698612A JPS5698612A (en) | 1981-08-08 |
| JPS6247247B2 true JPS6247247B2 (ja) | 1987-10-07 |
Family
ID=11504006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP152880A Granted JPS5698612A (en) | 1980-01-10 | 1980-01-10 | Axial-flow impeller-type city water meter |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5698612A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59124322U (ja) * | 1983-02-10 | 1984-08-21 | 東光精機株式会社 | 軸流羽根車式流量計 |
-
1980
- 1980-01-10 JP JP152880A patent/JPS5698612A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5698612A (en) | 1981-08-08 |
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