JPS5836014Y2 - 水道メ−タ - Google Patents
水道メ−タInfo
- Publication number
- JPS5836014Y2 JPS5836014Y2 JP11475878U JP11475878U JPS5836014Y2 JP S5836014 Y2 JPS5836014 Y2 JP S5836014Y2 JP 11475878 U JP11475878 U JP 11475878U JP 11475878 U JP11475878 U JP 11475878U JP S5836014 Y2 JPS5836014 Y2 JP S5836014Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- waltmann
- water meter
- type
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は竪型ウォルトマン型又はその類似型の水道メ
ータにおいて、微流速から大流速までの測定範囲の器差
（誤差／正値）の改善を計らんとするもので、羽根車の
流入流出の先端部形状を工夫しその成果を収めたもので
ある。
ータにおいて、微流速から大流速までの測定範囲の器差
（誤差／正値）の改善を計らんとするもので、羽根車の
流入流出の先端部形状を工夫しその成果を収めたもので
ある。
従来大口径の羽根車式水道メータは微流速に適する接線
流羽根車型と大流速に適する軸流のウォルトマン型に大
別されているが、従来水平に位置したウォルトマン羽根
を現在では垂直にし水流を下から上へと流れさせ、測定
範囲を大流速から微流速まで広げ、耐久性の向上と器差
の改善を計った竪型ウォルトマン型水道メータが多く使
用される傾向にある。
流羽根車型と大流速に適する軸流のウォルトマン型に大
別されているが、従来水平に位置したウォルトマン羽根
を現在では垂直にし水流を下から上へと流れさせ、測定
範囲を大流速から微流速まで広げ、耐久性の向上と器差
の改善を計った竪型ウォルトマン型水道メータが多く使
用される傾向にある。
しかし更にその改善が要望されている。
本考案はこれに対処したもので、ウォルトマン型羽根車
の流入側の形状をその羽根のリードを強める方向に小さ
なカーブをつけ、更にその先端をとがらせた形状とした
もので、これによって微流速範囲の器差の改善が著しく
行なわれる事が判ったものである。
の流入側の形状をその羽根のリードを強める方向に小さ
なカーブをつけ、更にその先端をとがらせた形状とした
もので、これによって微流速範囲の器差の改善が著しく
行なわれる事が判ったものである。
以下本考案を実施例に従って詳細説明する。
一般に竪型ウォルトマン型水道メータは次のように構成
されている。
されている。
第１図において１は外ケース、２は流入口、３は流出口
であり、４は水流の乱れを防ぐための整流器で調整器が
ついている。
であり、４は水流の乱れを防ぐための整流器で調整器が
ついている。
５は円筒状の羽根車ケース、６は流量を表示する指示機
構部で主に歯車列より構成されている。
構部で主に歯車列より構成されている。
１は強化硝子を収めた硝子ケースで外ケース１にねじ込
まれている。
まれている。
８は例えば６条８条のリードを持って外側にのびた羽根
を備えたウォルトマン型羽根車、９は球面をもったサフ
ァイヤよりなるピボット方式の軸受、９′はエボナイト
とりん青銅製のピボットである。
を備えたウォルトマン型羽根車、９は球面をもったサフ
ァイヤよりなるピボット方式の軸受、９′はエボナイト
とりん青銅製のピボットである。
１０は羽根車と一体の軸受、１１は羽根車軸、１２は上
部メタル部、１３は羽根車歯車（ピニオン）、１４はス
トレーナである。
部メタル部、１３は羽根車歯車（ピニオン）、１４はス
トレーナである。
この計測の方式を説明すれば、水流は流入口２よりスト
レーナ１４を通過して外ケース１の下側より垂直に上昇
し、整流器４を通り羽根車ケース内へ流れ螺旋状の羽根
をつけたウォルトマン型羽根車８の軸方向より流入し、
羽根を回転させて流出口３より流出する。
レーナ１４を通過して外ケース１の下側より垂直に上昇
し、整流器４を通り羽根車ケース内へ流れ螺旋状の羽根
をつけたウォルトマン型羽根車８の軸方向より流入し、
羽根を回転させて流出口３より流出する。
羽根車の回転数はその通過体積に比例するものであり、
この回転は羽根車軸１１の上部のピニオン１３より指示
機構部に連動され歯車列により所定の減速比にされ、針
穴又は視学式にてその通過体積を表示するものである。
この回転は羽根車軸１１の上部のピニオン１３より指示
機構部に連動され歯車列により所定の減速比にされ、針
穴又は視学式にてその通過体積を表示するものである。
ここにおいて微流速での器差の改善を計るため羽根車は
合成樹脂製等で軽量化を計りまた軸受部においてはピボ
ット軸受９とし回転摩擦を下げ微小流速においての回転
の向上を計っている。
合成樹脂製等で軽量化を計りまた軸受部においてはピボ
ット軸受９とし回転摩擦を下げ微小流速においての回転
の向上を計っている。
従来の羽根車の形状は第２図に示すように羽根車軸の胴
２１のまわりに６条又は８条等の螺旋状に羽根２２を付
けその１ピンチの１／６又はＬ／８等の長さの形状をし
たウォルトマン型羽根を用うる０ 本考案は第３図に示すように第２図のものに対しさらに
微小流量での計測の向上を計るため図の如く羽根２３の
流入側（下側・）の各羽根の先端部の形状をそのリード
のカーブ（傾斜）を強める方向にＲ半径１０〜２０朋の
曲線カーブ状に羽根を伸ばし、かつその先端部２４がリ
ードのカーブより２〜４朋突出するようにし、さらに先
２４′をとがらせる形状にした。
２１のまわりに６条又は８条等の螺旋状に羽根２２を付
けその１ピンチの１／６又はＬ／８等の長さの形状をし
たウォルトマン型羽根を用うる０ 本考案は第３図に示すように第２図のものに対しさらに
微小流量での計測の向上を計るため図の如く羽根２３の
流入側（下側・）の各羽根の先端部の形状をそのリード
のカーブ（傾斜）を強める方向にＲ半径１０〜２０朋の
曲線カーブ状に羽根を伸ばし、かつその先端部２４がリ
ードのカーブより２〜４朋突出するようにし、さらに先
２４′をとがらせる形状にした。
普通のリードのものの先端を面取しただけでは本考案の
目的は達せられない。
目的は達せられない。
尚流出側（上側）においては水流が当る面に小さな１朋
程度の凸起部２５（リードカーブよりの突出部）を設け
、大流速での器差の改善をも計る事も可能である。
程度の凸起部２５（リードカーブよりの突出部）を設け
、大流速での器差の改善をも計る事も可能である。
これらを実測した第４図器差曲線によって説明すれば実
線Ａが従来の性能であり、小流域器差の低下が見られ、
又大流域も平均値より低下傾向のある特性である事が判
る。
線Ａが従来の性能であり、小流域器差の低下が見られ、
又大流域も平均値より低下傾向のある特性である事が判
る。
これに対して本考案に基き羽根車の流入側に先端部２４
を備える形状を構成する事により破線Ｂの如くに微小流
速での計速範囲が伸び、また微流速域での器差が改善さ
れた。
を備える形状を構成する事により破線Ｂの如くに微小流
速での計速範囲が伸び、また微流速域での器差が改善さ
れた。
また流出側に凸起部２５を備える形状とするにより１点
破線Ｃの如くなり大流域での器差の低下をなくし器差の
改善ができた。
破線Ｃの如くなり大流域での器差の低下をなくし器差の
改善ができた。
従って実測上この考案は効果がある事が判る。
尚本考案はウォルトマン羽根車とはゾ同形状のタービン
型流量型のものにも応用できる。
型流量型のものにも応用できる。
第１図は竪型ウォルトマン型水道メータの断面図、第２
図イ２口は従来のウォルトマン型羽根車の平面図及び側
面図、第３図イ２口は本考案の実施例の羽根車の平面図
及び側面図であり、第４図は本考案によるものと従来品
の器差の比較説明図である。 １・・・・・・外ケース、２・・・・・・流入口、３・
・・・・・流出口、４・・・・・・整流器、５・・・・
・・羽根車ケース、６・・・・・・表示機構部、８・・
・・・・ウォルトマン型羽根車、９・・・・・・ピボッ
ト方式の軸受、９′・・・・・・ピボット、２３・・・
・・・羽根、２４・・・・・・羽根のリードのカーブを
強める方向に屈曲して延ばした先端部、２５・・・・・
・突起部。
図イ２口は従来のウォルトマン型羽根車の平面図及び側
面図、第３図イ２口は本考案の実施例の羽根車の平面図
及び側面図であり、第４図は本考案によるものと従来品
の器差の比較説明図である。 １・・・・・・外ケース、２・・・・・・流入口、３・
・・・・・流出口、４・・・・・・整流器、５・・・・
・・羽根車ケース、６・・・・・・表示機構部、８・・
・・・・ウォルトマン型羽根車、９・・・・・・ピボッ
ト方式の軸受、９′・・・・・・ピボット、２３・・・
・・・羽根、２４・・・・・・羽根のリードのカーブを
強める方向に屈曲して延ばした先端部、２５・・・・・
・突起部。
Claims (1)
- 竪型ウォルトマン型又はこの類似型の水道メータにおけ
る羽根車において、羽根車の流入側（下端）の形状がそ
の羽根のリードを強める方向に小さなカーブを付は羽根
のリードカーフ面より突出させ、その先端はとがった形
状としたウォルトマン型又はその類似型の羽根車を備え
た水道メータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11475878U JPS5836014Y2 (ja) | 1978-08-22 | 1978-08-22 | 水道メ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11475878U JPS5836014Y2 (ja) | 1978-08-22 | 1978-08-22 | 水道メ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5532410U JPS5532410U (ja) | 1980-03-01 |
| JPS5836014Y2 true JPS5836014Y2 (ja) | 1983-08-13 |
Family
ID=29065788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11475878U Expired JPS5836014Y2 (ja) | 1978-08-22 | 1978-08-22 | 水道メ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836014Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-08-22 JP JP11475878U patent/JPS5836014Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5532410U (ja) | 1980-03-01 |
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