JPS6247154Y2 - - Google Patents

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JPS6247154Y2
JPS6247154Y2 JP4092280U JP4092280U JPS6247154Y2 JP S6247154 Y2 JPS6247154 Y2 JP S6247154Y2 JP 4092280 U JP4092280 U JP 4092280U JP 4092280 U JP4092280 U JP 4092280U JP S6247154 Y2 JPS6247154 Y2 JP S6247154Y2
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JP
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case
spring
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rotated
spiral
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JP4092280U
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JPS56141320U (ja
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はばね操作装置に関するもので、特に
うず巻ばねを用い、電気開閉器等の開閉操作を行
うのに適した操作装置に関するものである。
開閉器等の開閉操作のエネルギー源として、ば
ねを用いるものが公知であり、種々の構造のもの
が提案されているが、コイルばね、板ばねを使用
しているものが多い。うず巻ばねはその特質か
ら、単位容積当りの蓄積エネルギが他の形状のば
ねに比し非常に大きいので、うず巻ばねを用いた
ばね操作装置を他の同程度の出力の操作機構と比
較すると、その占有体積が小さくできる。
この考案は部品数が少く、構成が簡単で、小型
に作ることができ、価格、保守の面でも格段に有
利なばね操作装置を提供することを目的としてい
る。
以上の目的で、この考案のばね操作装置は1対
の入出力ばねケース内にうず巻ばねを収容し、ば
ねの一端をケースに固定し、ばねケースを同軸上
に対向して回転可能に装架し、両ばねケース間に
は中間部材を共軸関係に設けこの中間部材はうず
巻ばねの他端を固着し、かつ一方向回転ではばね
ケースの一方と、他方向回転ではばねケースの他
方と係合するようになつていることを特色として
いる。そしてうず巻ばねに蓄勢できるようにばね
ケースの一方が所要角度回転する間、ばねケース
の他方の回転を阻止する保持装置を備えている。
以下に図示する実施例に関してこの考案を説明
する。
第1乃至4図に示すように、この考案のばね操
作装置は入力ねケース1と出力ばねケース2とを
備え、入力ばねケース1は第4図に最もよく示さ
れているようにハンドル係合ピン11及び支持孔
12を有するボス部13によつて機枠F及び支持
軸Sから支持され、軸線Oのまわりに回転するよ
うに装架されている。出力ばねケース2はそのボ
ス部21がブツシング22を介し入力ばねケース
のボス部13上に支持され、軸線Oのまわりに回
転可能に装架されている。入力ばねケース1と出
力ばねケース2とはその内腔14,24が対向す
るように置かれ、内腔14,24はそれぞれうず
巻ばね3,4を収容し、うず巻ばね3,4は第1
図で明かなように、そのフツク31,41が入、
出力ばねケース1,2の外周壁15,25の溝に
それぞれ係合することにより、その一端(図示例
では外端)が入、出力ばねケースに固定されてい
る。入、出力ばねケース1,2間には中間部材5
があつて、第4図で明かなようにそのボス部51
がブツシング52を介して入力ばねケース1のボ
ス部13上に支持されて、軸線Oのまわりに回転
可能に装架されている。中間部材5のボス部51
は第4図に示すように、入出力ばねケース1,2
の内腔14,24内に延長し、うず巻ばね3,4
はそのフツク32,42が中間部材5のボス部5
1の凹部53,54(第1図)とそれぞれ係合す
ることにより、他端(図示例で内端)が中間部材
5に固定されている。中間部材5は腕55,56
を有し、これらの腕55,56は入、出力ばねケ
ースの間において径方向に延長し、一方の腕55
の外端は一方向の回転の際、入力ばねケース1の
外周の凸部16と係合し、他方の腕56の外端は
他方向の回転に際し、出力ばねケース2の外周の
凸部26と係合するようになつている。
更に入力ばねケースがうず巻ばねに蓄勢させる
ために所定角度回転される間、出力ばねケースが
共に回転するのを阻止するケース保持装置が設け
られていて、図示実施例では、このケース保持装
置として、ばねケースの外側で機枠F上に固定さ
れた枢支軸6によつて回動自在に支承された二叉
レバー7があつて、このレバー7はその2つの腕
71,72をそれぞれ入力ばねケース1の外周及
び出力ばねケース2の外周に向けて延長してい
る。腕71,72の外端にはカムローラ73,7
4がそれぞれ回転自在に装架され、カムローラ7
3は入力ばねケース1の外周のカム面17に追従
し、カムローラ74は出力ばねケースの外周のカ
ム面の谷部27に係合するようになつている。
更に入力ばねケース1では凸部16が所定角度
回転した後、ケースの回転を止める突部を兼ね、
機枠Fにこの凸部16と係合する止め部18を設
けると共に、出力ばねケースにも止め部28及び
出力取出しピン29を設ける。
以上の構成によるこの考案のばね操作装置は第
1及び2図に示す自由状態で、うず巻ばね3,4
は同形同大のものを使用し、同一角変位が与えら
れていて、この状態ではばね力は外部に作用しな
い。またカムローラ73,74を装架しているレ
バー7は入出力ケースから何等の拘束もうけてい
ないで、自由に回動できる。
今第6A及び6B図に示すような操作ハンドル
Hを用い、ハンドルのボス部8を入力ばねケース
1のボス部に挿入しボス部8の溝9をハンドル係
合ピン11に係合すれば、操作ハンドルHの把持
棒10で入力ばねケース1を回転しうる。
入力ばねケース1を第1図で時計方向に回転す
ると、このケースはうず巻ばね3の外端フツク3
1に係合しているので、うず巻ばねは巻込まれる
傾向となる。うず巻ばね3の内端フツク32が中
間部材に固定されているので、中間部材5も同方
向(第1図で時計方向)に回転しようとするが、
中間部材5の腕56が出力ばねケース2の凸部2
6と係合することにより、出力ばねケース2を共
に回転させようとする。しかるに、ケース保持装
置のカムローラ73は入力ばねケース1の回転に
より、直ちにこのケースのカム面17にのり上げ
るので、レバー7が回動し、カムローラ74が出
力ばねケース2のカム面の谷部27に係合するの
で、これによつて出力ばねケース2の回転は阻止
される。従つて中間部材も回転できず、入力ばね
ケース1の回転によりうず巻ばね3が次第に巻き
込まれて蓄勢する。
入力ばねケース1を所要角度だけ時計方向に回
転させると、うず巻ばね3は所定角度だけ巻込ま
れて所要蓄勢状態となる。この時第5図に示すよ
うに、入力ばねケース1のカム面17の山が切
れ、カムローラ73は山から外れるので、レバー
7は回動可能な状態となる。従つてカムローラ7
4はケースに押され、出力ばねケース2のカム面
の谷部27とこのローラとの係合が外れる。カム
ローラ74で回転が阻止されていた出力ばねケー
ス2と中間部材5は回転可能となり、うず巻ばね
3に蓄勢されていたエネルギにより、急激に右回
転(第1図で時計方向の回転)する。
所定回転を終つた位置で、第5図に示すように
入力ばねケース1はその凸部16が機枠Fの止め
部18に当接することにより、それ以上回転しな
い。またばねのエネルギで急激に回転されて来た
中間部材5はその腕55が入力ばねケース1の凸
部16に当たることによつて静止する。
上述の動作により、出力ばねケース2の出力取
出ピン29は第1図の位置から第5図の位置ま
で、うず巻ばねの力で急激に回転移動するから、
この出力は例えば開閉器の開閉操作に利用しう
る。
第5図に示す状態で、うず巻ばね3は放勢し、
両うず巻ばね3,4共完全消勢状態を保つ。
次に、この位置から操作ハンドルHで入力ばね
ケース1を左回転(第1,5図で反時計方向の回
転)させる。中間部材5の腕55が入力ばねケー
ス1の凸部16に当接しているので、入力ばねケ
ース1の回転により、中間部材5も共に左回転す
る。入力ばねケース1の回転でカムローラ73は
カム面17の山にのり上げるので、先に記載した
のと同様に、カム面の谷部に係合するカムローラ
74によつて出力ばねケース2の回転が阻止され
る。従つて、内端フツク42が中間天秤5に固定
され、外端フツク41が出力ばねケース2に固定
されて、ケース2の内腔24内にあるうず巻ばね
4が、入力ばねケース1の左回転によつて蓄勢さ
れて行く。
入力ばねケース1が第5図の位置から第1図の
位置まで左回転すると、入力ばねケース1のカム
面17の山が切れるので、レバー7が作動し、カ
ムローラ74が出力ばねケース2のカム面の谷部
から外れ、カムローラによる拘束が解かれた出力
ばねケース2はうず巻ばね4の蓄積エネルギで急
激に左回転される。左回転した出力ばねケース2
はその止め部28が機枠Fに設けたストツパボル
ト19に当接して静止する。出力取出しピン29
は第5図の位置から第1図の位置まで回転移動す
る。
以上の動作をくり返すことにより、右及び左回
転でそれぞれうず巻ばね3,4の蓄積するエネル
ギを出力取出しピン29の回転移動出力に変えて
取出すことができ、開閉器等の操作機構としての
機能を発揮させることができる。図示実施例のよ
うに同等のうず巻ばねを用いれば左、右回転で同
等の出力が得られる。同一回転角で異つた蓄積エ
ネルギを持つような異つた2つのばねを用いれば
左又は右回転でこれに応じた異つた出力が得られ
ることもまた容易に理解できるであろう。
この考案のばね操作装置は以上のように、構造
が簡単で、部品も少く、うず巻ばねを用いるの
で、コンパクトに作ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のばね操作装置の1実施例の
第3図の矢印方向に見た正面図、第2図は第3
図の矢印方向に見た正面図、第3図は第1図の
矢印方向に見た平面図、第4図は第1図の線
−に沿う断面図、第5図は第1図の状態から右
回転を終つた状態を示す第1図と同様の正面図、
第6A及び6B図は操作ハンドルの1例を示すそ
れぞれ側面図及び平面図である。 図において、1は入力ばねケース(第1のケー
ス)、2は出力ばねケース(第2のケース)、3は
うず巻ばね(第1のばね)、4はうず巻ばね(第
2のばね)、5は中間部材、6は枢支軸、7はレ
バー、16及び26は凸部(第1及び第2の係止
体)、17及び27はカム、73及び74はカム
ローラ及びFは機枠(固定枠)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定枠に支承される回転軸、この回転軸に回動
    自在に嵌合された中間部材、この中間部材の一方
    側に隣接して配置され上記回転軸と固着された第
    1のケース、上記中間部材の他方側に隣接して配
    置され上記回転軸と回動自在に嵌合された第2の
    ケース、上記回転軸と同心状に配置され一端が上
    記第1のケースに他端が上記中間部材に固着され
    たうず巻状の第1のばね、上記回転軸に対して上
    記第1のばねと蓄勢方向が同じになるように上記
    回転軸と同心状に配置され一端が上記第2のケー
    スに他端が上記中間部材に固着されたうず巻状の
    第2のばね、上記第1のケースを一方の方向に回
    動して上記第1のばねを蓄勢するとき上記中間部
    材の回動を阻止する上記第2のケースに設けられ
    た第1の係止体、上記第1のケースを他方の方向
    に回動して上記第2のばねを蓄勢するとき上記中
    間部材と係合する上記第1のケースに設けられた
    第2の係止体、上記固定枠に枢支されたレバーの
    両端に設けられた一対のカムローラと、この両カ
    ムローラと協働して上記第1のケースが一方の方
    向に所定の区間回動される間上記第2のケースの
    回動を阻止し、上記第1のケースが他方の方向に
    所定の区間回動される間上記第2のケースの回動
    を阻止するように上記両ケースに設けられた一対
    のカムとからなる保持装置を備えたばね操作装
    置。
JP4092280U 1980-03-27 1980-03-27 Expired JPS6247154Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4092280U JPS6247154Y2 (ja) 1980-03-27 1980-03-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4092280U JPS6247154Y2 (ja) 1980-03-27 1980-03-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56141320U JPS56141320U (ja) 1981-10-26
JPS6247154Y2 true JPS6247154Y2 (ja) 1987-12-25

Family

ID=29636311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4092280U Expired JPS6247154Y2 (ja) 1980-03-27 1980-03-27

Country Status (1)

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JP (1) JPS6247154Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56141320U (ja) 1981-10-26

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