JPS6246839B2 - - Google Patents
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- JPS6246839B2 JPS6246839B2 JP55082290A JP8229080A JPS6246839B2 JP S6246839 B2 JPS6246839 B2 JP S6246839B2 JP 55082290 A JP55082290 A JP 55082290A JP 8229080 A JP8229080 A JP 8229080A JP S6246839 B2 JPS6246839 B2 JP S6246839B2
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- JP
- Japan
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- sodium
- heat
- cleaning
- temperature
- heat exchanger
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- Expired
Links
- DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M Ilexoside XXIX Chemical compound C[C@@H]1CC[C@@]2(CC[C@@]3(C(=CC[C@H]4[C@]3(CC[C@@H]5[C@@]4(CC[C@@H](C5(C)C)OS(=O)(=O)[O-])C)C)[C@@H]2[C@]1(C)O)C)C(=O)O[C@H]6[C@@H]([C@H]([C@@H]([C@H](O6)CO)O)O)O.[Na+] DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M 0.000 claims description 28
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、液体ナトリウムを熱媒体として使用
する熱交換器において液体ナトリウムを排出する
際のナトリウム付着表面を洗浄する方法に関す
る。
する熱交換器において液体ナトリウムを排出する
際のナトリウム付着表面を洗浄する方法に関す
る。
約98℃で溶融するナトリウムは、その物理的或
いは化学的性質に着目され、原子炉の熱媒体とし
て使用される。
いは化学的性質に着目され、原子炉の熱媒体とし
て使用される。
しかして液体ナトリウムは、その持つ熱エネル
ギーを有効に使用するために、蒸気発生器その他
の熱交換器に導入される。
ギーを有効に使用するために、蒸気発生器その他
の熱交換器に導入される。
このような熱交換器においては、その内部構造
を必要に応じ、或いは定期的に点検、補修する等
の保守作業が行われ、その際には内部の液体ナト
リウムが排出(ドレイン)される。しかるに、熱
交換器の内部構造の複雑さ、或いは液体ナトリウ
ムの性質から単にドレインしたのみでは完全に除
去することは困難で、その内部構造物の表面、特
に狭隘部にナトリウムが残存する。これらの残存
ナトリウムを除去(洗浄)する技術として、高温
の水蒸気を反応媒体として利用する高温水蒸気洗
浄法、水を利用する水洗浄法、アルコールを利用
するアルコール洗浄法等が従来提案されている
が、これらの技術は、反応媒体ものものの温度が
高かつたり、或いはナトリウムとの反応によつて
生ずる反応熱によつて局部的な温度上昇が生じた
りして、ナトリウム化合物によるアルカリ腐食を
生ずるという不具合があつた。
を必要に応じ、或いは定期的に点検、補修する等
の保守作業が行われ、その際には内部の液体ナト
リウムが排出(ドレイン)される。しかるに、熱
交換器の内部構造の複雑さ、或いは液体ナトリウ
ムの性質から単にドレインしたのみでは完全に除
去することは困難で、その内部構造物の表面、特
に狭隘部にナトリウムが残存する。これらの残存
ナトリウムを除去(洗浄)する技術として、高温
の水蒸気を反応媒体として利用する高温水蒸気洗
浄法、水を利用する水洗浄法、アルコールを利用
するアルコール洗浄法等が従来提案されている
が、これらの技術は、反応媒体ものものの温度が
高かつたり、或いはナトリウムとの反応によつて
生ずる反応熱によつて局部的な温度上昇が生じた
りして、ナトリウム化合物によるアルカリ腐食を
生ずるという不具合があつた。
本発明は、前記した従来技術の不具合に鑑みな
されたものであつて、各部の温度を低温にした
まゝナトリウムと反応媒体(水、アルコール等)
を反応させることによりアルカリ腐食の発生を防
止しつつ残存ナトリウムを洗浄する方法を提供す
ることを目的とする。
されたものであつて、各部の温度を低温にした
まゝナトリウムと反応媒体(水、アルコール等)
を反応させることによりアルカリ腐食の発生を防
止しつつ残存ナトリウムを洗浄する方法を提供す
ることを目的とする。
以下、図示の具体例に基づいて本発明を説明す
る。
る。
第1図は、熱交換器の一種である蒸気発生器1
の内部に残存したナトリウムを洗浄する系統図を
示したものである。蒸気発生器1は、模式化して
示され、ナトリウムのドレインノズル2、同じく
流出ノズル3及び上部ノズル4を具備した容器本
体5と、給水入口ヘツダ11、給水出口ヘツダ1
2及び伝熱細管13を具備した蓋14とよりなつ
ている。
の内部に残存したナトリウムを洗浄する系統図を
示したものである。蒸気発生器1は、模式化して
示され、ナトリウムのドレインノズル2、同じく
流出ノズル3及び上部ノズル4を具備した容器本
体5と、給水入口ヘツダ11、給水出口ヘツダ1
2及び伝熱細管13を具備した蓋14とよりなつ
ている。
蒸気発生器1は、通常2次熱媒体である水が伝
熱細管13の中を流れ、1次熱媒体である液体ナ
トリウムが伝熱細管13の外の胴内を流れ両者の
間で熱交換が行われ、水は蒸気となつて出口ヘツ
ダ12より流出する。洗浄する際は、液体ナトリ
ウムは殆どドレインノズル2より排出されるが、
第2図に示すように伝熱細管13と管支持板17
と間の狭隘部(クレビス部)18にナトリウム1
9が残留し固化している。
熱細管13の中を流れ、1次熱媒体である液体ナ
トリウムが伝熱細管13の外の胴内を流れ両者の
間で熱交換が行われ、水は蒸気となつて出口ヘツ
ダ12より流出する。洗浄する際は、液体ナトリ
ウムは殆どドレインノズル2より排出されるが、
第2図に示すように伝熱細管13と管支持板17
と間の狭隘部(クレビス部)18にナトリウム1
9が残留し固化している。
循環ポンプ21を具備した供給管22は、入口
ヘツダー11と冷却剤容器23を連絡し、冷却器
24を具備した導出管25は、出口ヘツダ12と
容器23とを連絡し、洗浄作業中、冷却剤27は
ポンプ21によつて伝熱細管13内を循環し、後
述する反応熱等を奪い、伝熱細管13を所定温度
に保つ。
ヘツダー11と冷却剤容器23を連絡し、冷却器
24を具備した導出管25は、出口ヘツダ12と
容器23とを連絡し、洗浄作業中、冷却剤27は
ポンプ21によつて伝熱細管13内を循環し、後
述する反応熱等を奪い、伝熱細管13を所定温度
に保つ。
高温の水蒸気を発生する蒸気発生器31は、混
合器32を介して流出ノズル3に連絡し、不活性
ガスである窒素ガスを供給するガス供給器33
は、混合器32に連絡している。
合器32を介して流出ノズル3に連絡し、不活性
ガスである窒素ガスを供給するガス供給器33
は、混合器32に連絡している。
ナトリウム排出容器39は、ドレイン管37を
介してドレインノズル2に連絡すると共に排出管
38を介して上部ノズル4に連絡している。
介してドレインノズル2に連絡すると共に排出管
38を介して上部ノズル4に連絡している。
ガス抜き管41は蓋14を通して胴内空間42
と連通している。
と連通している。
第1図のものにおいて、予め液体ナトリウムが
ドレインされた胴内空間42に、まずガス供給器
33から窒素ガスを供給し、残存していた気体と
置換し、充満させる。しかる後蒸気発生器31の
高温水蒸気とガス供給器33の窒素ガスとを混合
器32で混合し、この混合気体を胴内空間42に
供給し、クレビス部18に残存したナトリウム1
9を含め内部残存したナトリウムと混合気体の中
の水蒸気と反応させ、潮解したナトリウムを排出
管37を介して排出容器39に回収する。このよ
うにして残存したナトリウムは、固体となつても
水蒸気との反応により液体となつて排出し、蒸気
発生器1の内部は狭隘部の中まで洗浄される。前
記したように冷却剤は伝熱細管13内を流れ、高
温水蒸気の高温、反応熱による伝熱管の温度上昇
を防止する。
ドレインされた胴内空間42に、まずガス供給器
33から窒素ガスを供給し、残存していた気体と
置換し、充満させる。しかる後蒸気発生器31の
高温水蒸気とガス供給器33の窒素ガスとを混合
器32で混合し、この混合気体を胴内空間42に
供給し、クレビス部18に残存したナトリウム1
9を含め内部残存したナトリウムと混合気体の中
の水蒸気と反応させ、潮解したナトリウムを排出
管37を介して排出容器39に回収する。このよ
うにして残存したナトリウムは、固体となつても
水蒸気との反応により液体となつて排出し、蒸気
発生器1の内部は狭隘部の中まで洗浄される。前
記したように冷却剤は伝熱細管13内を流れ、高
温水蒸気の高温、反応熱による伝熱管の温度上昇
を防止する。
胴内空間42の中の混合気体は、ガス抜き管4
1より放出される。
1より放出される。
前記した実施例によれば、ナトリウムの洗浄作
業中、蒸気発生器1の伝熱細管13(2次側熱媒
体流通空間)の中に冷却剤を流してこれらを低温
に保つので、各部材の温度は腐食発生温度に達せ
ずこれらのアルカリ腐食を十分防止することがで
きる。
業中、蒸気発生器1の伝熱細管13(2次側熱媒
体流通空間)の中に冷却剤を流してこれらを低温
に保つので、各部材の温度は腐食発生温度に達せ
ずこれらのアルカリ腐食を十分防止することがで
きる。
なお、前記のものにおいては、反応媒体として
高温水蒸気を用いたが、装置に若干の改変をなせ
ば、反応媒体として、水又はアルコールを使用で
き、同様の効果を奏することは勿論である。
高温水蒸気を用いたが、装置に若干の改変をなせ
ば、反応媒体として、水又はアルコールを使用で
き、同様の効果を奏することは勿論である。
第1図は、本発明の方法を実施する状態の1例
を示す概略系統図、第2図は被洗浄部の一部を拡
大して示す断面図である。 1…蒸気発生器、5…容器本体、13…伝熱細
管、14…蓋、17…管支持板、21…循環ポン
プ、23…冷却剤容器、24…冷却器、27…冷
却剤、31…蒸気発生器、32…混合器、33…
ガス供給器、42…胴内空間。
を示す概略系統図、第2図は被洗浄部の一部を拡
大して示す断面図である。 1…蒸気発生器、5…容器本体、13…伝熱細
管、14…蓋、17…管支持板、21…循環ポン
プ、23…冷却剤容器、24…冷却器、27…冷
却剤、31…蒸気発生器、32…混合器、33…
ガス供給器、42…胴内空間。
Claims (1)
- 1 液体ナトリウムを少くとも一方の熱媒体とす
る熱換器を洗浄するものにおいて、前記熱交換器
より液体ナトリウムを抜いた後、前記熱交換器内
のナトリウム流通空間に反応媒体を供給して残存
ナトリウムと反応させると同時に他方の熱媒体流
通空間に冷却流体を流通することを特徴とする熱
交換器の洗浄方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8229080A JPS577598A (en) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | Method of cleaning heat exchanger |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8229080A JPS577598A (en) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | Method of cleaning heat exchanger |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS577598A JPS577598A (en) | 1982-01-14 |
JPS6246839B2 true JPS6246839B2 (ja) | 1987-10-05 |
Family
ID=13770395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8229080A Granted JPS577598A (en) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | Method of cleaning heat exchanger |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS577598A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0233040Y2 (ja) * | 1984-12-28 | 1990-09-06 |
-
1980
- 1980-06-18 JP JP8229080A patent/JPS577598A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS577598A (en) | 1982-01-14 |
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