JPS6246685B2 - - Google Patents
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- JPS6246685B2 JPS6246685B2 JP9153782A JP9153782A JPS6246685B2 JP S6246685 B2 JPS6246685 B2 JP S6246685B2 JP 9153782 A JP9153782 A JP 9153782A JP 9153782 A JP9153782 A JP 9153782A JP S6246685 B2 JPS6246685 B2 JP S6246685B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- electric actuator
- injection amount
- engine
- rotation speed
- Prior art date
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Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 26
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 26
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 19
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/30—Controlling fuel injection
- F02D41/38—Controlling fuel injection of the high pressure type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、燃料噴射ポンプのコントロールラ
ツクを噴射量減少方向に戻しバネで付勢するとと
もに、電動アクチユエータの駆動力で噴射量増大
方向に変位させるよう構成するとともに、エンジ
ン回転速度設定器からの出力とエンジン回転速度
検出差からの出力との偏差に応じて電動アクチユ
エータへ駆動電力を自動変更させるように構成し
たデイーゼルエンジンの電子ガバナにおける燃料
制限装置に関する。
ツクを噴射量減少方向に戻しバネで付勢するとと
もに、電動アクチユエータの駆動力で噴射量増大
方向に変位させるよう構成するとともに、エンジ
ン回転速度設定器からの出力とエンジン回転速度
検出差からの出力との偏差に応じて電動アクチユ
エータへ駆動電力を自動変更させるように構成し
たデイーゼルエンジンの電子ガバナにおける燃料
制限装置に関する。
従来のかかる電子ガバナにおいては、電動アク
チユエータとしてパルス駆動されるソレノイドを
用い、駆動パルス巾の変更によつて平均的な駆動
電力を制御するものがあり、この場合、通常運転
時の噴射量上限規制やエンジン始動時の増量を行
う手段として、アクチユエータ駆動パルスの巾
を設定値以下に制限してコントロールラツクの位
置規制する方式や、コントロールラツクの位置
をポテンシヨメータ等で検出してフイードバツク
することで位置規制する方式がある。
チユエータとしてパルス駆動されるソレノイドを
用い、駆動パルス巾の変更によつて平均的な駆動
電力を制御するものがあり、この場合、通常運転
時の噴射量上限規制やエンジン始動時の増量を行
う手段として、アクチユエータ駆動パルスの巾
を設定値以下に制限してコントロールラツクの位
置規制する方式や、コントロールラツクの位置
をポテンシヨメータ等で検出してフイードバツク
することで位置規制する方式がある。
しかし、前者は制御回路構成が比較的簡単で
安価に製作しやすい利点はあるが、ハンチングし
やすく精度が低い欠点があり、又、後者はコン
トロールラツクの位置検出を行うため精度が高い
が、構成が複雑で制御用電気器機も多く必要とし
て高価につく欠点があつた。
安価に製作しやすい利点はあるが、ハンチングし
やすく精度が低い欠点があり、又、後者はコン
トロールラツクの位置検出を行うため精度が高い
が、構成が複雑で制御用電気器機も多く必要とし
て高価につく欠点があつた。
本発明は、上記従来の欠点を一掃し、構成簡単
で安価に製作できるものでありながら、高精度で
適確なコントロールラツクの位置規制を行える燃
料制限装置を提供することを目的とし、コントロ
ールラツクを一定以上の力で弾性的に後退変位す
るストツパーで接当支持して、通常運転時の上限
規制を行うとともに、電動アクチユエータの最大
電力での駆動時にのみストツパーを後退させて、
エンジン始動用の増量を行えるようにした点に特
徴がある。
で安価に製作できるものでありながら、高精度で
適確なコントロールラツクの位置規制を行える燃
料制限装置を提供することを目的とし、コントロ
ールラツクを一定以上の力で弾性的に後退変位す
るストツパーで接当支持して、通常運転時の上限
規制を行うとともに、電動アクチユエータの最大
電力での駆動時にのみストツパーを後退させて、
エンジン始動用の増量を行えるようにした点に特
徴がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は水冷式三気筒横型デイーゼルエンジン
の側面を示し、図において符号1はエンジン本体
ケース、2は前後水平に移動するピストン、3は
クランク軸、4はシリンダヘツド、5は燃料噴射
ポンプ、6はポンプ駆動用のカム軸、7は燃料噴
射ノズル、8は吸・排気弁、9は弁操作用のカム
軸、10は吸気管、11は排気管であり、両カム
軸6,9がクランク軸3に、ダイミングベルト1
2を介して同期駆動されている。
の側面を示し、図において符号1はエンジン本体
ケース、2は前後水平に移動するピストン、3は
クランク軸、4はシリンダヘツド、5は燃料噴射
ポンプ、6はポンプ駆動用のカム軸、7は燃料噴
射ノズル、8は吸・排気弁、9は弁操作用のカム
軸、10は吸気管、11は排気管であり、両カム
軸6,9がクランク軸3に、ダイミングベルト1
2を介して同期駆動されている。
前記燃料噴射ポンプ5のコントロールラツク1
3は電子ガバナGによつて制御されるようになつ
ており、次のその詳細な構成が第2図乃至第4図
に示される。
3は電子ガバナGによつて制御されるようになつ
ており、次のその詳細な構成が第2図乃至第4図
に示される。
燃料噴射ポンプ5を収めたケース上壁の開口部
はカバー14にて閉塞され、このカバー14のボ
ス部に回動自在に支承した縦支軸15のケース内
下端にはラツクピン16と係合するガバナレバー
17、ケース外上端には操作レバー18が夫々固
着されている。
はカバー14にて閉塞され、このカバー14のボ
ス部に回動自在に支承した縦支軸15のケース内
下端にはラツクピン16と係合するガバナレバー
17、ケース外上端には操作レバー18が夫々固
着されている。
コントロールラツク13はa方向への変位で噴
射量を増大し、b方向への変位で減少するもので
あり、ケース外の操作レバー18とカバー14に
設けたバネ受(図示せず)とに亘つてガバナレバ
ー17を噴射量減少方向bに付勢するバネ19が
張設されている。又、カバー14には電動アクチ
ユエータの一例であるソレノイド20が取付けら
れ、このアクチユエータ20から延出した操作ワ
イヤ21の端部が操作レバー18に連続されてお
り、アクチユエータ20に供給される駆動電力が
増大してワイヤ21の張力が増加するにつれてガ
バナレバー17が戻しバネ19に抗して揺動され
て、燃料噴射量が増大するようになつている。
射量を増大し、b方向への変位で減少するもので
あり、ケース外の操作レバー18とカバー14に
設けたバネ受(図示せず)とに亘つてガバナレバ
ー17を噴射量減少方向bに付勢するバネ19が
張設されている。又、カバー14には電動アクチ
ユエータの一例であるソレノイド20が取付けら
れ、このアクチユエータ20から延出した操作ワ
イヤ21の端部が操作レバー18に連続されてお
り、アクチユエータ20に供給される駆動電力が
増大してワイヤ21の張力が増加するにつれてガ
バナレバー17が戻しバネ19に抗して揺動され
て、燃料噴射量が増大するようになつている。
そして、このアクチユエータ20が第4図に示
す制御回路ユニツトAに接続されるとともに、こ
のユニツトAにはエンジン回転速度設定器22と
しての回転式ポテンシヨンメータ、エンジン回転
速度検出器23、及びバツテリBが接続されてい
る。エンジン回転速度検出器23は、クランク軸
3に取付けたリンクギヤ24(セルモータとの連
動用及び発電機駆動用)の歯先に対向して配設し
た電磁コイル式の回転センサが採用され、ギヤ2
4の回転に伴つて誘起されたパルス信号が回転速
度に比例した周波数で取出されるようになつてい
る。
す制御回路ユニツトAに接続されるとともに、こ
のユニツトAにはエンジン回転速度設定器22と
しての回転式ポテンシヨンメータ、エンジン回転
速度検出器23、及びバツテリBが接続されてい
る。エンジン回転速度検出器23は、クランク軸
3に取付けたリンクギヤ24(セルモータとの連
動用及び発電機駆動用)の歯先に対向して配設し
た電磁コイル式の回転センサが採用され、ギヤ2
4の回転に伴つて誘起されたパルス信号が回転速
度に比例した周波数で取出されるようになつてい
る。
そして、この回転速度検出器23からの検出信
号(パルス)はユニツトA内において波形整形さ
れたのちF―Vコンバータ(「周波数―電圧」変
換器)25で電圧V1に変換されて、回転速度設
定器22からの設定信号(電圧)V0とともに
P・I・D(比例・積分・微分)要素を含んだ比
較演算回路26に入力される。ここでは設定回転
速度と検出回転速度との偏差が許容範囲内にある
ときには設定回転速度に比例した大きさの出力が
出され、検出回転速度が設定回転速度より低いと
上記出力が速度偏差量に応じて増加修正され、逆
に検出回転速度が設定回転速度より高くなると出
力が減少修正されるようになつている。
号(パルス)はユニツトA内において波形整形さ
れたのちF―Vコンバータ(「周波数―電圧」変
換器)25で電圧V1に変換されて、回転速度設
定器22からの設定信号(電圧)V0とともに
P・I・D(比例・積分・微分)要素を含んだ比
較演算回路26に入力される。ここでは設定回転
速度と検出回転速度との偏差が許容範囲内にある
ときには設定回転速度に比例した大きさの出力が
出され、検出回転速度が設定回転速度より低いと
上記出力が速度偏差量に応じて増加修正され、逆
に検出回転速度が設定回転速度より高くなると出
力が減少修正されるようになつている。
又、この比較演算回路26は、比較的高い一定
周波数の基準鋸歯波信号V3を発生する回路27
とともに比較回路28に接続されている。この比
較回路28では、側入力V2が側入力V3以上
の場合だけ出力が高いレベルHとなり、逆の場合
には出力が低レベルLとなるものであり、従つて
第5図に示すように比較回路28からの出力V4
は鋸歯波信号V3と同一周期の矩形パルス信号と
して取出されるとともに、側入力V2が増大す
るにつれてパルス出力V4のパルス巾dが大きく
なる。
周波数の基準鋸歯波信号V3を発生する回路27
とともに比較回路28に接続されている。この比
較回路28では、側入力V2が側入力V3以上
の場合だけ出力が高いレベルHとなり、逆の場合
には出力が低レベルLとなるものであり、従つて
第5図に示すように比較回路28からの出力V4
は鋸歯波信号V3と同一周期の矩形パルス信号と
して取出されるとともに、側入力V2が増大す
るにつれてパルス出力V4のパルス巾dが大きく
なる。
そして、このパルス出力V4がアクチユエータ
20の駆動信号としてトランジスタ駆動回路29
に入力されることによつてアクチユエータ20が
パルス駆動されることになり、パルス巾dが大き
くなるほど平均的なアクチユエータ駆動電力が増
大されてワイヤ21の駆動張力が増大する。つま
り、エンジン回転速度が設定回転速度より低下す
るについてアクチユエータ20の駆動電力が増大
されてコントロールラツク13が噴射量増大方向
aに変位され、エンジン増速制御が行われ、逆に
設定回転速度より高速になるとアクチユエータ駆
動電力が減少されてコントロールラツク13が戻
しバネ19で噴射量減少方向bに戻され、エンジ
ン減速制御が行われる構成となつている。
20の駆動信号としてトランジスタ駆動回路29
に入力されることによつてアクチユエータ20が
パルス駆動されることになり、パルス巾dが大き
くなるほど平均的なアクチユエータ駆動電力が増
大されてワイヤ21の駆動張力が増大する。つま
り、エンジン回転速度が設定回転速度より低下す
るについてアクチユエータ20の駆動電力が増大
されてコントロールラツク13が噴射量増大方向
aに変位され、エンジン増速制御が行われ、逆に
設定回転速度より高速になるとアクチユエータ駆
動電力が減少されてコントロールラツク13が戻
しバネ19で噴射量減少方向bに戻され、エンジ
ン減速制御が行われる構成となつている。
以上が電子ガバナGの基本構成と作動であり、
そして、これに以下のような補助制御手段が付加
されている。尚、第4図中の符号30はユニツト
A内の各回路部分の電源として用いる定電圧発生
回路、31はその起動スイツチである。
そして、これに以下のような補助制御手段が付加
されている。尚、第4図中の符号30はユニツト
A内の各回路部分の電源として用いる定電圧発生
回路、31はその起動スイツチである。
エンジン過回転防止機構。
エンジン回転速度検出器23のF−Vコンバ
ータ25が過回転速度設定器32とともに比較
回路33に接続されていて、エンジン回転速度
が予め設定した回転速度以上になると、比較回
路28の側力入端子電圧が高まつてアクチユ
エータ駆動信号V4の発生を阻止し、アクチユ
エータ20の駆動を断つことによつてコントロ
ールラツク13を戻しバネ19で急速に噴射量
減少方向bに移動させ、エンジンの過回転によ
る損傷を未然に防止する構成となつている。
ータ25が過回転速度設定器32とともに比較
回路33に接続されていて、エンジン回転速度
が予め設定した回転速度以上になると、比較回
路28の側力入端子電圧が高まつてアクチユ
エータ駆動信号V4の発生を阻止し、アクチユ
エータ20の駆動を断つことによつてコントロ
ールラツク13を戻しバネ19で急速に噴射量
減少方向bに移動させ、エンジンの過回転によ
る損傷を未然に防止する構成となつている。
燃料噴射量の上限規制機構及びエンジン始動
用増量機構。
用増量機構。
コントロールラツク13の噴射量増大方向a
に対向するケース壁1aには、コントロールラ
ツク13の先端に接当してその移動を阻止する
ストツパー34がホルダー35を介して取付け
られている。このストツパー34はホルダー3
5の先端に摺動出退自在に内嵌されるととも
に、長孔36とピン37を介してその移動スト
ロークLが規制されている。又、ストツパー3
4は初期弾圧力をもつて内装したバネ38で突
出方向に付勢されている。
に対向するケース壁1aには、コントロールラ
ツク13の先端に接当してその移動を阻止する
ストツパー34がホルダー35を介して取付け
られている。このストツパー34はホルダー3
5の先端に摺動出退自在に内嵌されるととも
に、長孔36とピン37を介してその移動スト
ロークLが規制されている。又、ストツパー3
4は初期弾圧力をもつて内装したバネ38で突
出方向に付勢されている。
又、制御ユニツトA内においては、F―Vコ
ンバータ25と増量回転速度設定器39に接続
された比較回路40が設けられていて、エンジ
ン回転速度が設定器39で予め設定した速度よ
り低いときにのみ、比較回路28の側入力回
線に基準鋸歯波信号V3と同等もしくはこれよ
り大きい電圧V5を印加するよう構成されてお
り、これによつてエンジン始動時、つまりエン
ジンが停止状態から設定回転速度にまで上昇す
る間は比較回路28からの出力V4をフルパル
スにし、アクチユエータ20が最大電力で駆動
されるようになつている。
ンバータ25と増量回転速度設定器39に接続
された比較回路40が設けられていて、エンジ
ン回転速度が設定器39で予め設定した速度よ
り低いときにのみ、比較回路28の側入力回
線に基準鋸歯波信号V3と同等もしくはこれよ
り大きい電圧V5を印加するよう構成されてお
り、これによつてエンジン始動時、つまりエン
ジンが停止状態から設定回転速度にまで上昇す
る間は比較回路28からの出力V4をフルパル
スにし、アクチユエータ20が最大電力で駆動
されるようになつている。
そして、アクチユエータ20がこの最大電力
で駆動されたときにのみ、コントロールラツク
13に与えられる噴射量増大方向aへの力でス
トツパー34が付勢バネ38に抗して所定スト
ロークLだけ後退変位するように、バネ38の
強さ及び初期弾圧付勢力が設定されている。
尚、このバネ38はバネ定数の小さいものが望
ましい。
で駆動されたときにのみ、コントロールラツク
13に与えられる噴射量増大方向aへの力でス
トツパー34が付勢バネ38に抗して所定スト
ロークLだけ後退変位するように、バネ38の
強さ及び初期弾圧付勢力が設定されている。
尚、このバネ38はバネ定数の小さいものが望
ましい。
従つて、エンジン始動時から設定回転速度に上
昇するまでは通常運転時の最大燃料噴射量よりラ
ツクストロークL分だけ増量して運転が行われ、
設定回転速度に達すると比較回路40からの信号
V5は遮断され、通常の上限規制での運転となる
のである。尚、ストツパー34のホルダー35を
前後調節することで通常運転中の上限調整が可能
である。
昇するまでは通常運転時の最大燃料噴射量よりラ
ツクストロークL分だけ増量して運転が行われ、
設定回転速度に達すると比較回路40からの信号
V5は遮断され、通常の上限規制での運転となる
のである。尚、ストツパー34のホルダー35を
前後調節することで通常運転中の上限調整が可能
である。
実施例ではコントロールラツク13を駆動変位
する電動アクチユエータ20としてパルス駆動さ
れるソレノイドを利用し、その駆動パルス巾の変
更によつてアクチユエータ駆動電力の増減を行う
構成を採用しているが、アクチユエータ20とし
てD・Dモータを用い、その駆動電圧又は駆動電
流を制御する等、電動アクチユエータ20の種
類、及びその駆動電力の制御手段は変更可能であ
る。又、ストツパー34は必ずしもコントロール
ラツク13に直接作用させる必要はなく、例え
ば、ガバナレバー17や操作レバー18など、コ
ントロールラツク13と一体的に変位する部材で
あれば、いかなるものに作用させてもよい。
する電動アクチユエータ20としてパルス駆動さ
れるソレノイドを利用し、その駆動パルス巾の変
更によつてアクチユエータ駆動電力の増減を行う
構成を採用しているが、アクチユエータ20とし
てD・Dモータを用い、その駆動電圧又は駆動電
流を制御する等、電動アクチユエータ20の種
類、及びその駆動電力の制御手段は変更可能であ
る。又、ストツパー34は必ずしもコントロール
ラツク13に直接作用させる必要はなく、例え
ば、ガバナレバー17や操作レバー18など、コ
ントロールラツク13と一体的に変位する部材で
あれば、いかなるものに作用させてもよい。
以上説明したように本発明による電子ガバナの
燃料制限装置は、設定以上の力でのみ後退変位す
るストツパーでコントロールラツクの通常運転時
における上限規制を行うとともに、電動アクチユ
エータを最大電力で駆動したときにのみこのスト
ツパーを付勢力に抗して後退変位させてエンジン
始動時における増量を行えるようにしたもので、
通常運転中の上限規制を、構造極めて簡単で安価
に製作できる機械式接当手段で精度よく、且つ適
確に行うことができるとともに、電動アクチユエ
ータの駆動電力を最大限に増大するだけの簡単な
制御でコントロールラツクの増量変位を行うこと
ができ、全体的に構成簡単且つ安価に製作できる
ものでありながら精度の高い適確な燃料制限及び
始動増量を行える。
燃料制限装置は、設定以上の力でのみ後退変位す
るストツパーでコントロールラツクの通常運転時
における上限規制を行うとともに、電動アクチユ
エータを最大電力で駆動したときにのみこのスト
ツパーを付勢力に抗して後退変位させてエンジン
始動時における増量を行えるようにしたもので、
通常運転中の上限規制を、構造極めて簡単で安価
に製作できる機械式接当手段で精度よく、且つ適
確に行うことができるとともに、電動アクチユエ
ータの駆動電力を最大限に増大するだけの簡単な
制御でコントロールラツクの増量変位を行うこと
ができ、全体的に構成簡単且つ安価に製作できる
ものでありながら精度の高い適確な燃料制限及び
始動増量を行える。
第1図はエンジンの一部切欠き側面図、第2図
は電子ガバナの斜視図、第3図は燃料制限装置部
分の縦断正面図、第4図は制御回路図、第5図は
制御信号のタイムチヤートである。 5…燃料噴射ポンプ、13…コントロールラツ
ク、19…戻しバネ、20…アクチユエータ、2
3…エンジン回転速度検出器、24…ストツパ
ー、38…バネ、a…噴射量増大方向、b…噴射
量減少方向、L…一定ストローク。
は電子ガバナの斜視図、第3図は燃料制限装置部
分の縦断正面図、第4図は制御回路図、第5図は
制御信号のタイムチヤートである。 5…燃料噴射ポンプ、13…コントロールラツ
ク、19…戻しバネ、20…アクチユエータ、2
3…エンジン回転速度検出器、24…ストツパ
ー、38…バネ、a…噴射量増大方向、b…噴射
量減少方向、L…一定ストローク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 燃料噴射ポンプ5のコントロールラツク13
を噴射量減少方向bに戻しバネ19で付勢すると
ともに、電動アクチユエータ20の駆動力で噴射
量増大方向aに変位させるよう構成し、エンジン
回転速度設定器22からの出力とエンジン回転速
度検出器23からの出力との偏差に応じて電動ア
クチユエータ20への駆動電力を自動変更制御す
るよう構成し、コントロールラツク13の噴射量
増大方向aへの移動を設定位置にて接当制限する
ストツパー34を設け、このストツパー34を一
定ストロークLで接当前後方向に出退可能に支持
するとともに、ストツパー34を初期弾圧力をも
つて装填したバネ38にて接当作用方向に弾性付
勢し、電動アクチユエータ20への供給電力が最
大限もしくはこれに近い設定値以上になつたとき
に、ストツパー34が電動アクチユエータ20の
駆動力で後退変位するようにストツパー付勢用バ
ネ38を設定してあることを特徴とするデイーゼ
ルエンジンの電子ガバナにおける燃料制限装置。 2 電動アクチユエータ20への駆動信号は一定
周期のパルス信号であり、パルス巾dの変更によ
つて供給電力を変更するように構成してある特許
請求の範囲第1項に記載した燃料制限装置。 3 ストツパー34をケース壁1aに取付けたホ
ルダー35に出退自在に支承するとともに、この
ホルダー35をストツパー作用方向に位置調節固
定可能にケース壁1aに取付けてある特許請求の
範囲第1項又は第2項に記載の燃料制限装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9153782A JPS5841235A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | デイ−ゼルエンジンの電子ガバナにおける燃料制限装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9153782A JPS5841235A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | デイ−ゼルエンジンの電子ガバナにおける燃料制限装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5841235A JPS5841235A (ja) | 1983-03-10 |
JPS6246685B2 true JPS6246685B2 (ja) | 1987-10-03 |
Family
ID=14029209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9153782A Granted JPS5841235A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | デイ−ゼルエンジンの電子ガバナにおける燃料制限装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841235A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0162379U (ja) * | 1987-10-15 | 1989-04-20 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101956609B (zh) * | 2010-10-28 | 2013-06-12 | 河南科技大学 | 一种电子调速器执行机构 |
JP2019074049A (ja) * | 2017-10-18 | 2019-05-16 | ヤンマー株式会社 | エンジンの燃料噴射装置 |
-
1982
- 1982-05-28 JP JP9153782A patent/JPS5841235A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0162379U (ja) * | 1987-10-15 | 1989-04-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5841235A (ja) | 1983-03-10 |
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