JPS6246507A - 大電流変圧装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は巻線を改良した大電流変圧装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

交流大電流試験などに使用される大電流変圧器は、第３
図に示すように鉄心４に複数個の一次巻線１ａ、　ｌｂ
および二次巻線２ａ、２ｂを巻装し、これを絶縁媒体と
ともに容器３内に収納して構成されている。

このため、負荷容量または電源容量などに応じて経済的
な運用をする選択は、極く限られて巻装した巻線１ａ、
　ｌｂの切替えによる手段しかなく、巾の広い試験要求
のためには適当な容量の大電流変圧器を数種類も準備し
てこれらの大電流変圧器を切替える必要があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、小容量の負荷から大容量の負荷まで、
また単相負荷から三相負荷まで同一な設備で経済的に試
験ができる大電流変圧装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

発明による大電流変圧装置は、−次巻線を鉄心に巻回し
て作った複数台の単位変圧器を二次巻線の貫通形導体に
組み合せて構成したことを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下本発明を第１図および第２図に示す実施例について
説明する。第１図において、複数の一次巻ｇ　１０　ａ
〜１０ｆをそれぞれ独立する鉄心１１ａ〜Ｉｌｆに巻回
してそれぞれ独立した小容量変圧器Ｔａ−Ｔｆの群を備
える。この各々の一次巻１１１０ａ〜１０ｆに対する二
次巻線１２は、負荷１３の母線と共同する導体よりなる
貫通形導体１２より構成されいてる。

複数個の一次巻線１０ａ〜１０ｆは、図示のように電源
１４に対して並列に接続され、さらに力率改善用コンデ
ンサ１５も並列接続されている。第１図の場合は、負荷
１３の容量、電ｇ１４および力率改善用コンデンサ１５
の容量などから一次巻線１０ａおよび１０ｂを持つ２台
の単位変圧器ＴａおよびＴｂを短絡線１６によって短絡
接続している。いわば負荷１３の容量などに適合した経
済的な二次電流を得るような接続構成となっている。こ
れは必要に応じてそれぞれの一次巻線１０ａ〜１０ｆを
持つ任意数台の単位変圧器Ｔａ−Ｔｆに切替接続するこ
とによって任意に容量増加を行うことができる。

第２図に示す他の実施例においては、三相変圧器に構成
したもので、その各相も相負荷１５の容量に応じて一次
巻線１０ａ〜１０ｆおよび貫通層巻線導体１２を有する
単位変圧器Ｔａ−Ｔｆの組み合せがらなり、その単位変
圧器Ｔａ”Ｔｆの台数は相負荷１５の容量に応じて増減
されるものである。この三相変圧器は単位変圧器Ｔ　ａ
　−Ｔ　ｆの３台の単相変圧器の一次巻＠　１０　ａ〜
１０ｆおよび貫通形導体１２を星形結線に接続すること
によって簡単に構成される。

〔発明の効果〕

以上のように本発明においては、−次巻線および鉄心を
小単位の単位変圧器に分割し、二次巻線を貫通形導体で
構成したことにより、負荷容量の増減に応じて効率的な
電流容量の変圧器に構成することができ、また単相から
三相までの自在な回路構成も容易に作ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による大電流変圧装置の一実施例を示す
結線図、第２図は本発明の他の実施例を示す結線図、第
３図は従来の変圧器装置を示す構成図である。 Ｔ　ａ　＝　Ｔ　ｆ・・・単位変圧器　１０ａ〜１０ｆ
・・・−次巻線１１ａ〜ｌｌｆ・・・鉄心　　　　１２
・・・貫通形導体１３・・・負荷　　　　　　　１４・
−・電源１５・・・力率改善用コンデンサ 代理人　弁理士　猪股祥晃（ほか１名）第１図 第２図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）一次巻線を鉄心に巻回して作った複数台の単位変
   圧器を二次巻線の貫通形導体に組み合せて構成した大電
   流変圧装置。
2. （２）各相の単位変圧器の一次巻線および二次巻線の貫
   通形導体を三相星形結線に接続して構成した特許請求の
   範囲第１項記載の大電流変圧装置。