JPS6246441Y2 - - Google Patents

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JPS6246441Y2
JPS6246441Y2 JP12642085U JP12642085U JPS6246441Y2 JP S6246441 Y2 JPS6246441 Y2 JP S6246441Y2 JP 12642085 U JP12642085 U JP 12642085U JP 12642085 U JP12642085 U JP 12642085U JP S6246441 Y2 JPS6246441 Y2 JP S6246441Y2
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crushing
crushed
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window hole
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JP12642085U
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  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主して籾殻類の粉砕を行なう円筒型
の粉砕装置についての改良に関する。
上述の円筒型の粉砕装置は、第1図に示してい
る如く、軸方向に長い円筒状の破砕胴1を、基台
2・2に横架支持せしめ、その破砕胴1の胴周壁
10には、それの後端側(第1図で左端側)に被
粉砕物を該破砕胴1内に連続的に供給するための
供給口11を開設し、前端側には該破砕胴1内で
粉砕処理した被粉砕物を排出させるための排出口
12を開設しておき、その破砕胴1の内腔には、
回転軸3を該破砕胴1の軸心線に沿わせて配位
し、それの前後の軸端部30・30を該破砕胴1
の前後の両端部に設けた軸受支持部材31・31
に軸受を介して軸支するとともに一方の軸端部3
0を突出させて、その突出端部30aに伝導プー
リー32を設け、その伝導プーリー32の駆動に
より駆動回転させるようにし、その回転軸3の周
面の略全巾に渡る範囲には、第2図に示す如く回
転軸3から放射状に突出する直板状に形成した多
数の移送翼4…を、回転軸3の駆動で回転するこ
とにより供給口11から破砕胴1内に供給される
被破砕物を排出口12側に送り出す方向に傾斜さ
せて、第1図に示している如く螺旋状に取付け、
また、破砕胴1の胴周壁10の内周面には、該破
砕胴1の内腔の軸心部位に向けて短かく突出する
多数の突起体5…を、前記移送翼4…の軸方向に
おける間隔内に配位して固定装設し、さらに、回
転軸3の前記排出口12側の端部には、前述の移
送翼4…と同様に形成した移送翼4′が、回転方
向に対する傾斜方向を前記移送翼4の傾斜方向と
逆向にして取付けることで構成してあつて、これ
により、供給口11から被粉砕物を破砕胴1内に
供給しながら、回転軸3を一分間に10回転位のゆ
つくりした速度で駆動することで、移送翼4…に
より被粉砕物を破砕胴1内の排出口12側の端部
である前端部に向けて押込み、その端部に位置し
て回転している逆向に傾斜した移送翼4′…によ
り押し戻すことで、破砕胴1内に強力に圧縮して
固形物の状態に詰め込み、その圧縮した被粉砕物
を、移送翼4…が全体として回動させ、それを固
定の突起体5が制動することで被破砕物同志間に
強力な摺擦作用を生ぜしめて、粉砕していくよう
にしてある。
ところで、このような形態の粉砕装置Aは、籾
殻だけを粉砕するように単一の被粉砕物を対象と
して使用するときは、それに適応するように突起
体5の形状及び突出長さを設定しておくことで、
被粉砕物を最も効率の良い状態に圧縮して粉砕が
行なわれるようになるが、性状の異なる種々の被
粉砕物を対象とするときは、粉砕粒度の不充分な
ものが出てくる。
本考案はこの問題を解消するためになされたも
のであつて、性状の異なる他種類の被粉砕物の破
砕が効率的に行なえるようにするために、胴周壁
の内面に設ける突起体を、それぞれの被粉砕物の
性状に適応した破砕作用が行なわれる形状に簡単
に変換せしめ得る円筒型の粉砕装置を提供するこ
とを目的とする。
そしてこのために本考案においては、胴周壁1
0の後端側に供給口11を開設し胴周壁10の前
端側に排出口12を開設した軸方向に長い円筒状
の破砕胴1内に、軸心部位を貫通する回転軸3を
軸架し、その回転軸3の周面に、該回転軸3の駆
動回転により被粉砕物を排出口12側に移送する
よう移送翼4を螺旋状に設け、破砕胴1の胴周壁
10の内面には、前記移送翼4による被粉砕物の
移送の抵抗となる固定の突起体5…を装設してな
る粉砕装置において、前記破砕胴1の胴周壁10
には、それの少なくとも前端側に大きく開口する
窓穴aを装設し、その窓穴aには、前記胴周壁1
0の曲率に倣う半円筒状に形成した複数の蓋板b
を互換自在に組付け、それら蓋板bの各内面側に
は前述の突起体5を夫々形状を変えて装設したこ
とを特徴とする円筒型の粉砕装置を提起するもの
である。
次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面
符号は同効の構成部材については従前手段のもの
と同一の符号を用いるものとする。
第3図は本考案を実施せる円筒型の粉砕装置A
の一部を破断した側面図で、同図において、1は
円筒状に形成して基台2・2に横架支持せしめた
破砕胴、10はその破砕胴1の胴周壁、11はそ
の胴周壁10の後端部(第3図で左端部)の上面
に開設した供給口、12は前記胴周壁10の前端
部(第3図で右端部)に開設した排出口、3は破
砕胴1内にそれの軸心部位を前後に貫通するよう
配設した回転軸、31・31は前記回転軸3の前
後の軸端部30・30を軸支するよう破砕胴1の
前後の両端部に装設せる軸受支持部材、32は回
転軸3の後端側の軸端部30を延長した突出端部
30aに装着した回転軸3駆動用の伝導プーリ
ー、4…は回転軸3の周面に被粉砕物を排出口1
2側に送るよう螺旋状に装設した移送翼、4′…
は回転軸3の排出口12側の端部の周面に装設し
た移送方向が前記移送翼4…のそれと逆方向きの
移送翼を示す。
前記破砕胴1は、それの胴周壁10が前半部1
0aと後半部10bとに2分してあつて、それら
の突合わされる各内端に装設した接合フランジ1
3・13をセツトボルト14…により閉じ合わせ
ることで一体に連続する円筒状に形成してある
が、一本に連続する状態に形成する場合がある。
また、前記移送翼4…4′…はそれぞれ直板状
に形成して螺旋状に配設してあるが、連続する螺
旋翼に形成する場合がある。
aは前記破砕胴1の胴周壁10に設けた窓穴
で、胴周壁10の前端側の左右両側に、略前半部
10aの側面をそつくり開放する大きさに形成し
てある。
bは前記窓穴aを開閉自在に塞ぐ蓋板で、窓穴
aに嵌合する主体部60とそれの周縁に形成せる
取付座部61とよりなり、それの主体部60は、
前記窓穴aに嵌合した状態において内周面が、胴
周壁10の内周面を構成するようにその胴周壁1
0の内周面の曲率に倣う弧面となる半円筒状に形
成してある(第4図)。そして、この蓋板bは互
換自在に前記窓穴aに組付けられるよう複数個形
成され、それらの各主体部60の内周面に、第5
図乃至第8図に示す如く、夫々異なる形状の突起
体5…が一体に装設される。
即ち、第5図のイに示す如くラツク状に形成し
た突起体5を、第5図のロに示す如くそれの歯部
の連続する方向が前述の移送翼4の回転方向に沿
う状態として、主体部60の内周面に前後方向に
間隔をおいて多数並設した蓋板b、第6図のイに
示す如く短い翼板状に形成した突起体5を、第6
図のロに示す如く多数個配列して主体部60の内
周面に装設した蓋板b、第7図のイに示す如く突
出高さが低く横方向に長い翼板状に形成した突起
体5を、第7図のロに示す如く前述の移送翼4の
回転方向に対し前記移送翼と逆方向に傾斜させて
主体部60の内周面に並設した蓋板b、第8図の
イの如く短い棒状に形成した突起体5を、第8図
のロの如く主体部60の内周面に多数個装設した
蓋板bなど、内周面に設ける突起体5…の形状を
変えた多数類の蓋板bが形成されて、それらが適
宜選択されて窓穴bに互換自在に組付けられるよ
うになつている。
このように構成される実施例装置は次のように
作用する。
胴周壁10に設けた窓穴aに第8図のロに示す
蓋板bを嵌合してセツトボルト62…により組付
ければ、移送翼4…により強力に圧縮されて成形
物のようになる被粉砕物が、多数の棒状の突起体
5…で繰返し崩されるようになることで、籾殻類
のような被粉砕物の粉砕が効率的に行なえるよう
になる。
また、窓穴aに第6図のロに示す蓋板bを組付
ければ、成形物のように圧縮されて移送翼4…に
より破砕胴1内を回転するようになる被粉砕物
の、突起体5…による崩しの回数は少なくなる
が、突起体5…が前後方向の圧力を受けるように
なるので、移送翼4…による加圧を増大させるよ
うになる。
また、第7図のロに示している蓋板bをセツト
すれば、移送翼4…により圧縮された被粉砕物が
移送翼4…にともまいして破砕胴1内を回動する
ときに、突起体5…に接して押返されるようにな
ることで一層強力に圧縮されることから、藁類の
ように圧縮が困難な被粉砕物の粉砕に適応するよ
うになる。
また、第5図のロに示す蓋板bを窓穴aにセツ
トすれば、被粉砕物が次第に強力になる加圧を繰
返し受けるようになるので、柔軟な被粉砕物の粉
砕に適応するようになる。
以上説明したように、本考案による円筒型の粉
砕装置は、破砕胴1の胴周壁10に開設した窓穴
aにセツトする蓋板bを互換することで、胴周壁
10の内周面に固定装設する突起体5の形態が変
わり、被粉砕物を粉砕していくときの圧縮状態が
変わるので、その蓋板bを選択してセツトする簡
単な操作で種々の性状の異なる被粉砕物を、それ
の性状に適応する形態として使い分けられること
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前の円筒型の粉砕装置の縦断側面
図、第2図は同上の縦断正面図、第3図は本考案
による円筒型の粉砕装置の一部破断した側面図、
第4図は同上の縦断正面図、第5図のイは同上の
突起体の斜視図、第5図のロは同上の突起体を設
けた蓋板の斜視図、第6図のイは別の突起体の斜
視図、第6図のロは同上突起体を設けた蓋板の斜
視図、第7図のイはさらに別の形態の突起体の斜
視図、第7図のロは同上突起体を設けた蓋板の斜
視図、第8図のイはさらに異なる形態の突起体の
斜視図、第8図のロは同上突起体を設けた蓋板の
斜視図である。 図面符号の説明、A……粉砕装置、1……破砕
胴、a……窓穴、b……蓋板、10……胴周壁、
10a……前半部、10b……後半部、11……
供給口、12……排出口、13……接合フラン
ジ、14……セツトボルト、2……基台、3……
回転軸、30……軸端部、30a……突出端部、
31……軸受支持部材、32……伝導プーリー、
4……移送翼、4′……逆向の移送翼、5……突
起体、60……主体部、61……取付座部、62
……セツトボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 胴周壁10の後端側に供給口11を開設し胴周
    壁10の前端側に排出口12を開設した軸方向に
    長い円筒状の破砕胴1内に、軸心部位を貫通する
    回転軸3を軸架し、その回転軸3の周面に、該回
    転軸3の駆動回転により被粉砕物を排出口12側
    に移送するよう移送翼4を螺旋状に設け、破砕胴
    1の胴周壁10の内面には、前記移送翼4による
    被粉砕物の移送の抵抗となる固定の突起体5…を
    装設してなる粉砕装置において、前記破砕胴1の
    胴周壁10には、それの少なくとも前端側に大き
    く開口する窓穴aを装設し、その窓穴aには、前
    記胴周壁10の曲率に倣う半円筒状に形成した複
    数の蓋板bを互換自在に組付け、それら蓋板bの
    各内面側には前述の突起体5を夫々形状を変えて
    装設したことを特徴とする円筒型の粉砕装置。
JP12642085U 1985-08-19 1985-08-19 Expired JPS6246441Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12642085U JPS6246441Y2 (ja) 1985-08-19 1985-08-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12642085U JPS6246441Y2 (ja) 1985-08-19 1985-08-19

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Publication Number Publication Date
JPS6235637U JPS6235637U (ja) 1987-03-03
JPS6246441Y2 true JPS6246441Y2 (ja) 1987-12-15

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ID=31020207

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JP12642085U Expired JPS6246441Y2 (ja) 1985-08-19 1985-08-19

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JP2003047871A (ja) * 2001-08-09 2003-02-18 Inoue Mfg Inc 湿式媒体分散機

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JPS6235637U (ja) 1987-03-03

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