JPS6246220Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6246220Y2 JPS6246220Y2 JP10849482U JP10849482U JPS6246220Y2 JP S6246220 Y2 JPS6246220 Y2 JP S6246220Y2 JP 10849482 U JP10849482 U JP 10849482U JP 10849482 U JP10849482 U JP 10849482U JP S6246220 Y2 JPS6246220 Y2 JP S6246220Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soundboard
- piano
- main body
- sound
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 3
- 235000006716 Broussonetia kazinoki Nutrition 0.000 description 1
- 240000006248 Broussonetia kazinoki Species 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Devices For Music (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は響板に助響桟を設けたピアノに関
し、助響桟を強固に固定し、響板を有効に振動せ
しめて音量の増大を計ることを目的とするもので
ある。なおこの考案を説明するのにたて型ピアノ
を例示するが、平型ピアノにも適用できるもので
ある。
し、助響桟を強固に固定し、響板を有効に振動せ
しめて音量の増大を計ることを目的とするもので
ある。なおこの考案を説明するのにたて型ピアノ
を例示するが、平型ピアノにも適用できるもので
ある。
第１図は複数本の支柱３で構成した支柱本体Ｓ
の表面に、打廻し２を枠状に取着したたて型ピア
ノの場合の正面図であり、通常この打廻し２の右
下角と左上角には助響桟１が設けられている。そ
して第２図（第１図におけるＡ−Ａ断面図）にも
示すように、この打廻し２及び助響桟１の表面上
に響板４が貼られている。なお、第１図中、６１
は響板４上の長駒（の位置）を示し、又６２は同
じく短駒（の位置）を示す。
の表面に、打廻し２を枠状に取着したたて型ピア
ノの場合の正面図であり、通常この打廻し２の右
下角と左上角には助響桟１が設けられている。そ
して第２図（第１図におけるＡ−Ａ断面図）にも
示すように、この打廻し２及び助響桟１の表面上
に響板４が貼られている。なお、第１図中、６１
は響板４上の長駒（の位置）を示し、又６２は同
じく短駒（の位置）を示す。
ところで、助響桟１は、響板４の中央部での振
動モードが現われやすいようにするために設けら
れており、助響桟１を通り越して駒６１，６２か
ら遠い響板４の角部４ａに振動エネルギーが流出
しないようにしているわけであるが、しかし第２
図に示すように、打廻し２の裏面には支柱３が固
着されている反面助響桟１の裏面には何もない状
態である。すなわち、助響桟１上での響板４の境
界条件が甘く、助響桟１の外側の角部４ａへの多
くの振動エネルギーが流出する欠点を有してい
た。
動モードが現われやすいようにするために設けら
れており、助響桟１を通り越して駒６１，６２か
ら遠い響板４の角部４ａに振動エネルギーが流出
しないようにしているわけであるが、しかし第２
図に示すように、打廻し２の裏面には支柱３が固
着されている反面助響桟１の裏面には何もない状
態である。すなわち、助響桟１上での響板４の境
界条件が甘く、助響桟１の外側の角部４ａへの多
くの振動エネルギーが流出する欠点を有してい
た。
この考案は上述の欠点を改良するためになされ
たものであり、第３図及び第４図にその一実施例
を示すように、複数本の支柱３で構成した支柱本
体Ｓの表面上に打廻し２を取着すると共に、該打
廻し２の角部に助響桟１を設け、該助響桟１及び
前記打廻し２の表面上に響板４を貼る講造のピア
ノにおいて、前記助響桟１の裏面に前記支柱本体
Ｓに固着した補強部材５を取着したことを特徴と
する。
たものであり、第３図及び第４図にその一実施例
を示すように、複数本の支柱３で構成した支柱本
体Ｓの表面上に打廻し２を取着すると共に、該打
廻し２の角部に助響桟１を設け、該助響桟１及び
前記打廻し２の表面上に響板４を貼る講造のピア
ノにおいて、前記助響桟１の裏面に前記支柱本体
Ｓに固着した補強部材５を取着したことを特徴と
する。
このように、この考案によれば、助響桟１を補
強部材５で強固に固定したので、助響桟１上での
響板４の境界条件が改良され、助響桟１を通り越
して響板４の角部４ａに振動エネルギーが流出し
なくなり、響板４の中央部での振動モードが現わ
れやすく音量が増大するという効果が得られるも
のである。
強部材５で強固に固定したので、助響桟１上での
響板４の境界条件が改良され、助響桟１を通り越
して響板４の角部４ａに振動エネルギーが流出し
なくなり、響板４の中央部での振動モードが現わ
れやすく音量が増大するという効果が得られるも
のである。
第１図は従来のたて型ピアノにおける支柱本体
の表面に打廻しを取着した状態の正面図、第２図
は第１図におけるＡ−Ａ断面図、第３図はこの考
案の一実施例を示したたて型ピアノにおける支柱
本体の正面図、第４図は第３図におけるＢ−Ｂ断
面図である。 Ｓ……支柱本体、１……助響桟、２……打廻
し、３……支柱、４……響板、５……補強部材。
の表面に打廻しを取着した状態の正面図、第２図
は第１図におけるＡ−Ａ断面図、第３図はこの考
案の一実施例を示したたて型ピアノにおける支柱
本体の正面図、第４図は第３図におけるＢ−Ｂ断
面図である。 Ｓ……支柱本体、１……助響桟、２……打廻
し、３……支柱、４……響板、５……補強部材。
Claims (1)
- 複数本の支柱３で構成した支柱本体Ｓの表面上
に打廻し２を取着すると共に、該打廻し２の角部
に助響桟１を設け、該助響桟１及び前記打廻し２
の表面上に響板４を貼る構造のピアノにおいて、
前記助響桟１の裏面に前記支柱本体Ｓに固着した
補強部材５を取着したことを特徴とするピアノ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10849482U JPS5915086U (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | ピアノ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10849482U JPS5915086U (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | ピアノ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5915086U JPS5915086U (ja) | 1984-01-30 |
| JPS6246220Y2 true JPS6246220Y2 (ja) | 1987-12-11 |
Family
ID=30253104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10849482U Granted JPS5915086U (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | ピアノ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915086U (ja) |
-
1982
- 1982-07-16 JP JP10849482U patent/JPS5915086U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5915086U (ja) | 1984-01-30 |
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