JPS6245704A - 洋服用芯材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、洋服の肩部分と胸部分に内蔵する洋服用芯
材の改良に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の洋服の肩部分と胸部分に内蔵する芯材は繊維材料
その他を用いて複数層とした肩バットと胸芯を別個に形
成した後、両者を逢着していた。

この芯材の場合は、肩バットと胸芯の逢着に手数がかか
ると共に、繊維材料から成るため発汗した場合や洗濯の
際に好ましくなく、また復元力が弱いため形くずれしや
ず（保形性に難点があり、さらに着用者の肩部分に圧迫
感を与えないような必要形状に肩パツトを形成するのが
困難であった〔発明が解決しようとする問題点〕 そこでこの発明では、製造が容易であると共に必要形状
に形成でき、且つ洋服中に内蔵した場合には保形性に優
れ、吸水性が高く着用者の発汗をよく吸収し、洗濯にも
強い洋服用芯材を大量生産に通したものとして、提供し
ようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

そのためにこの発明では、ポリウレタン合成樹脂の連続
気孔多孔質体により、必要形状とした肩パツトと胸芯を
一体成形して洋服用芯材を形成した。

〔作　用〕

前記構成とした洋服用芯材は、合成樹脂の射出成形によ
り肩パント部分と胸芯部分を一体成形として製造できる
ため、必要形状を得て大量生産に通し、成形品は適度の
弾力性を有しているため、着用者に圧迫感を与えること
なく、さらに復元力に富むため保形性に優れ形くずれの
ＩＲがなく、またポリウレタン合成樹脂が＋Ａ料である
ため通気、吸水、透湿、耐薬品性などにも優れているこ
とになる。

〔実施例］ 以下この発明の構成を一実施例として示した図面に従っ
て説明する。

（１）は肩パツトであり、中央部（２）を肉厚とし、周
囲（３）を肉薄としていると共に、比較的急激な湾曲部
（４）を形成している。

ごの湾曲部（４）は着用者の肩部分との間に隙間を形成
するようにしたものであり、この隙間があると、着用者
が肩部分を動かした場合に圧迫感を受けないことになる
。

（５）は胸芯であり、着用者の片脚を覆う形を１７で前
記肩バット（１）の前下部に連続して一体成形している
。

前記形状の肩パノ１−（１）と胸芯（５）から成る芯材
は、ポリウレタン合成樹脂を材料とし、連続気・孔多孔
質体として適度の弾力性を有して一体成形として構成し
ている。

この芯材の成形は、必要形状に形成した金型により、液
状焼結法によって得たポリウレタン連続気孔多孔質体の
射出成形方法による。

ポリウレタン合成樹脂の連続気孔多孔質体は、通気、透
湿、吸水、耐水、耐熱、耐寒、耐薬品性、等の性質に優
れているため、着用者の発汗や洗濯に自然に対応でき、
洋服に内蔵する材料とすればり了通である。

また、スポンジ状の弾力性を有するため、着用打の肩部
分に軟らか（フィツトし、且つ復元力に冨むため成形し
た形状がくずれることなく、常に望ましい形状を得るこ
とができる。

また、この芯材は合成樹脂成形によって形成するため、
その形状を自由自在に設定でき、従来の肩パツトと胸芯
が複数材料の積層や縫製などのため形状の設定が自由に
できなかったことに比べ、形状の決定や大量生産を非常
に容易に行うことができる。

さらに、ここで使用するポリウレタン合成樹脂とすれば
、東洋ポリマー株式会社のルビセル（商標）が好適であ
ることが判明した。ルビセルの発泡状態は、気孔径が１
〜１００ミクロン、空気孔が７０〜９０％である。

〔発明の効果〕

この発明は上述のような構成を有するものであり、周パ
ット（１）と胸芯（５）が一体成形であるため装作が極
めて容易で、且つ合成樹脂成形により製造されるため大
量生産に通ずると共に必要形状に成形するのも容易であ
り、さらにスポンジ状の弾力性を有しているため、着用
者に圧迫感がなくまた、復元力に冨むため肩くずれの八
１がなく常に必要な形状を保つことができ、さらに、通
気、透湿、吸水性などに優れているため、発ｌＦや洗濯
にも好適である等、この発明の洋服用芯材は優れた効果
を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る洋服用芯材の斜視図。 第２図はこの芯材と着用者の肩との対応状態を示す説明
図。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　ポリウレタン合成樹脂の連続気孔多孔質体により、
   必要形状とした肩パットと胸芯を一体成形したことを特
   徴とする洋服用芯材。