JPS6245625A - フイプリル状芳香族ポリアミド結晶、その製造方法およびその複合材料 - Google Patents

フイプリル状芳香族ポリアミド結晶、その製造方法およびその複合材料

Info

Publication number
JPS6245625A
JPS6245625A JP18466685A JP18466685A JPS6245625A JP S6245625 A JPS6245625 A JP S6245625A JP 18466685 A JP18466685 A JP 18466685A JP 18466685 A JP18466685 A JP 18466685A JP S6245625 A JPS6245625 A JP S6245625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibrillar
aromatic polyamide
crystal
crystals
polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18466685A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Endo
誠司 遠藤
Kunio Kimura
邦生 木村
Yasuo Kato
康夫 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP18466685A priority Critical patent/JPS6245625A/ja
Publication of JPS6245625A publication Critical patent/JPS6245625A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyamides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフィブリル状芳香族ボリアハト°結晶、その製
造方法および該フィブリルを含有しすく゛れ九耐熱性お
よび機械的特性を有する複合材享斗に関する。
(従来の技術) ポリ(P−アミノベンゾイル)およびポリ(p−フェニ
レンテレフタラミド)からなるフィラメントはすでに開
発され、60〜130GPaと云うノF常に高い弾性率
を示している。特にボIJ(p−)工ニレンテレ7タラ
ミド)から得られたフィラメントはケプ2−■として上
布され、タイヤコード等補強材として用いられている。
しかしながらこれらの繊維は長繊維であり、1方向に対
してしか補強することができず、2方向に対して補強す
る次めには積層する必要がある。更に2次元全体に等号
的に補強することは不可能である。また該長繊維をたと
え切断してもその長さには限界があり例えば100μm
程度のものを得ることはできない。
一方こnらポリアミドの溶液全攪拌下に非溶媒中へ注入
することによりフィブリル全形成することが試みらnで
いる。しかしこの方法を用いた場合、フィブリルがから
みめい、ポリマー中に均一に混合することができないと
いう欠点がある。
(発明が解決しようとする問題点ン 前述し友ように、高弾性′4を有する芳香族ポリアミド
は、均一にかつ等号的に補強できる様な適当な形状に成
形することがむつかしい。従ってそのような補強材を用
い次複合材料はまだ知られていない。
(問題点を解決するための手段) 材 本発明者らは、補強セとして有用なフィブリル状芳香族
ポリアミドを得るべく鋭意検討を絖は九結果、遂に本発
明を完成するに到った。すなわち本発明は第一発明とし
てp−アミノベンゾイルおよびp−フェニレンテレフタ
ラばドをくり返し単位とし、フィブリル状結晶であるこ
とを特徴とするフィブリル状芳香族ポリアミド結晶。第
二発明として置換基を有するか又は有しないベンゼン、
ナフタリン、アントラセ/、ジフェニル、ターフェニル
またはベンゾフェノンより選ばれ文化合物またはそれら
の混合物を含有する溶媒中で、該溶媒に溶解させる下記
一般式(I)又flt[I)で示される化合物もしくは
そのオリゴマーの濃度が、得られるポリマーとして換算
して0.3〜4.0重fit%となるように添加して2
90°C以上で重合反応させることを特徴とするフィブ
リル状芳香族ポリアミド結晶の製造方法。
0I()Io      0 および第三発明としてフィブリル状芳香族ポリアミド結
晶を含有することを特徴とする複合材料である。
本発明においてフィブリルとは長さくLlが0.5〜2
00 μm、直径(DJが0.1〜5 μm 、かつI
、/Dが2以上の高結晶体又は多結晶体を云う。
本発明において、出発原料として用いられる化合物(以
下モノマーと云う)は前記(I)又ハノ)で示される。
具体的には、p−アセテルアばノ安息香酸、p−プロボ
イルアミノ安息香酸、p−シクロヘキサメイルアばノ安
息香酸、p−ペンゾイルキアずノ≠安息香酸、p−トル
イロイルアdノ安息香酸、p−クロロベ/シイルアξノ
安息香酸、N−アセチル−N′−4−カルボキシベンゾ
イル−p−フェニレンジアミン、N−7’ロボイルーN
’−4−カルボキンベンゾイル−p−フェニレンシアば
7、N−”−CンゾイルーN’−4−カルボキシベンゾ
イル−p−フェニレンジアミン等を挙げることができる
溶媒としては沸点が290’C以上で反応により生成す
るポリマーが不溶性iたは難溶性である必要がある。少
くともポリマーの溶解度が0.31fIk%以下である
ことが望ましく、反工6初期においてはモノマーは完全
に溶解することが好ましい。具体的には置換基を有する
か有しないベンゼン、ナフタリン、アントラセン、ジフ
ェニル、ターフェニルマフtはベンゾフェノンより選ば
れた化合物またはそれらの混合物を少なくとも60劃1
含有した溶媒でおり、好ましい溶媒としては、ジインプ
ロピルナフタレン、ジエチルナフタレン、エチル−イン
プロピルナフタレン、ターフェニル、部分的に水添され
九ターフェニル、ジエチルジフェニル、ベンゾフェノン
、クロロベンゾフェノン、メチルベンゾフェノン等が挙
げられる。
反応中溶媒中に溶解しているモノマーまたはオリゴマー
の濃度全ポリマーに換具して0.3〜0.5重量チ好ま
しくは0.3〜4.0重謔襲に保つことが重要である。
この範囲内でめnば、反工し中にポリマーが析出するに
従いモノマーを系中に投入してもかまわない。
反応温度は290’C以上でるる。290℃以下では結
晶が繊維状に成長しない。反応温度の上限は特に制限は
ない。但しボリマーの分解温度以下に保つ必要がある。
一般的には360’C以下で反応が行われる。最も好ま
しい反応温度は295°C〜350°Cである。
反ゐ中捏を拌はしなくとも艮いが、モノマーの溶解性等
により必要に応じて攪拌される。攪拌速度は特に制限は
ない。
このようにして得られたフィブリル状芳香族ポリアミド
結晶は、踊強材として使用することができる。得られた
フィブリル状結晶と他の高分子との複合化方法は特に制
限はないが、例えば、溶融成形可能な高分子とフィブリ
ルとを溶融混合する方法、多らかしめフィブリルを溶媒
中に分散した後高分子を溶解、溶媒を除去する方法等が
採用されるOフィブリルの高分子への添加量は特に制限
はない。たたしフィブリルの添加量が多くなる場合、フ
ィブリルと高分子との接:4をよくする友め、十分なフ
ィブリルの分散と高分子との混合が必要でおる。また必
要にL6じフィブリルの表面処理を行ってもよい。
本発明においてフィブリル状結晶と複合材料を形成する
高分子は、有機でも無機でもよく、フィブリル状結晶金
形成していないものであり、有機高分子としてはポリス
チレン等のポリオレフィン類、ポリエチレンテレフタレ
ートやポリ(インプロビリデ/ジフェニルテレ/イノフ
タレート)等のポリニスナル類、ポリカプライドやボI
J(m−フェニレンインフタラミド)等のボリアミド類
、ポリカーボネート類、ポリスルホン類等の線状ポリマ
ー、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイミ
ド樹脂等の熱硬化性樹脂類等が挙けられる。また無機高
分子としては、シリコーン樹脂等が挙げられる。また、
用いられる高分子によっては、フィブリルと高分子との
接着性を向上させるため、フィブリルにコロナ放電、ア
ルカリエツチングなどの表面処理を行なう場合かめる。
本発明覆合材料に含有されるフィブリル状結晶(ゴ1〜
90東葉チ、好ましくは1〜80重量%である。
(実施例) 以下に実力例でもって本発明の効果全具体的に示すが、
こnらでもって本発明が限定さnるものでi″Iない。
実施tクリ 1 歳素ガス導入管、撹拌様、温度計および留出管をとりつ
けた反応器にアルキル化ジフェニル(サーム5800、
新日本製鉄化学i ) 985’およびp−アセチルア
ミノ安息香酸1.5 P ’iとり、窒素ガスにより3
回置換した。
マ 反応器をチンドルヒーターに入れ、1100rpの速度
で攪拌しながら、30分間で330’Cまで昇温し友。
内温が270°Cになっ几時点でモノマーが溶解した九
め、攪拌を止めた。その後静止状態で6時間反応させた
後、冷却し、沈澱物を戸別した。沈澱物をア七トンで3
回洗浄した後100°Cにて16時間減圧乾燥した。
得られた沈澱物が本発明フィブリル状ボ1j(p−アミ
ンベンゾイル)結晶であり、これを5000倍に拡大し
た走査型電子顕微鏡写真を第1図に示す。形状は直径0
.4〜0.6μm1長さ1〜8μmのフィブリルであっ
九。該フィブリルの濃硫酸中で測定した対数粘度は0.
54であった。
実施例2 反応温度1300’cにする以外は全て実施例1と同様
にして、直径0.3〜0.6μm1長さ0.8〜5μm
のフィブリル状ポリ(p−アミノベンゾイル)結晶を得
た。
実施例3 p−アセチルアミノ安息香酸を4.52用いた以外は実
施例1と全く同様にして直径0.1〜0.5μm、長さ
l −10μmのフィブリル状ポリ(p−アミノベンゾ
イル)結晶を得た。
比較例1 p−アセチルアミノ安息香酸を8.02用い念以外は実
施例1と同様にして重合し友ところ、七ツマ−が完全に
溶解せず、多i゛の塊状ポリマーが生成した。
比較例2 p−アセチルアミ7′安息谷酸を0.37用いた以外は
実施例1と同様上して重合金行ったところ、ポリマーは
ほとんど析出しなかつ九。
比較例3 反心視1蔓を280 ’Cとした以外は実施例1と同様
にして重合を打つ九ところ析出したポリマーはほとんど
が塊状であっ友。
実施例4 実施例1において、アルキル化ジフェニルのかわりに第
1表に示す種々の溶媒を用いて重合を行った。その結果
を第1表に示す。
第1表 XI  水添ターフエニ/L−(¥T目不製鉄化学■製
)X2 反応温度300’O x3 重量比 実施例5 クロロポルム中に実施例1で得たフィブリル林結晶0.
52を分散させ、その中ヘビスフエノールAとテレフタ
ル酸クロリドおよびインフタル酸?ロリド(4/6モル
比)とから合成したポリエステル2.Oyi入れ攪拌下
で溶解した。得られた溶液をガラス板上に流延、乾燥す
ることにより薄膜を得た。
該膜を用いて熱機械特性測定装置により熱変形温度を測
定した。昇温連層は10’C/min、雰囲気は空気中
である。熱変形温度は247°Cであり、テンシロンを
用いた引張り弾性率は1.50paであった。
7′′ なお前記フィiリル状結晶を添加しないポリエステル薄
膜の熱変形温度は218°Cで、引張り弾性率は1.0
Gpaであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られた本発明フィブリル状ポリ(
p−アミノベンゾイル)精品を5000倍に拡大した走
査型電子8倣鏡写真である。 早 1!!l

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)p−アミノベンゾイルおよびP−フェニレンテレ
    フタラミドをくり返し単位とし、フィブリル状結晶であ
    ることを特徴とするフィブリル状芳香族ポリアミド結晶
  2. (2)置換基を有するか又は有しないベンゼン、ナフタ
    リン、アントラセン、ジフェニル、ターフェニルまたは
    ベンゾフェノンより選ばれた化合物またはそれらの混合
    物を含有する溶媒中で、該溶媒に溶解させる下記一般式
    ( I )又は(II)で示される化合物もしくはそのオリ
    ゴマーの濃度が、得られるポリマーとして換算して0.
    3〜5.0重量%となるように添加して290℃以上で
    重合反応させることを特徴とするフィブリル状芳香族ポ
    リアミド結晶の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (ただし、R′はH、炭素原子数が1〜6のアルキル基
    、シクロアルキル基、または置換基を有するか有しない
    フェニル基を示す。)
  3. (3)フィブリル状芳香族ポリアミド結晶を含有するこ
    とを特徴とする複合材料。
JP18466685A 1985-08-22 1985-08-22 フイプリル状芳香族ポリアミド結晶、その製造方法およびその複合材料 Pending JPS6245625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18466685A JPS6245625A (ja) 1985-08-22 1985-08-22 フイプリル状芳香族ポリアミド結晶、その製造方法およびその複合材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18466685A JPS6245625A (ja) 1985-08-22 1985-08-22 フイプリル状芳香族ポリアミド結晶、その製造方法およびその複合材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6245625A true JPS6245625A (ja) 1987-02-27

Family

ID=16157230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18466685A Pending JPS6245625A (ja) 1985-08-22 1985-08-22 フイプリル状芳香族ポリアミド結晶、その製造方法およびその複合材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6245625A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005320395A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Polyplastics Co ポリアミドの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005320395A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Polyplastics Co ポリアミドの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2006014211A1 (en) A process for a two stage melt polymerization for the production of polybenzimidazole having an improved solid state polymerization
EP0415276A1 (en) Branched polybenzazole polymers and method of preparation
JPS6245625A (ja) フイプリル状芳香族ポリアミド結晶、その製造方法およびその複合材料
JPS6178862A (ja) 二軸配向ポリエステルフイルム
JPH05112639A (ja) ポリベンゾアゾールポリマーの段階重合方法
US5151488A (en) Liquid crystal polymers containing a repeating bisoxazole structure
EP0616000B1 (en) Molecular composite material including aromatic polythiazole and method of producing same
US5814711A (en) Polymerization medium to prepare multi-block copolymers
US5422416A (en) Process for the synthesis of polybenzazole polymers
JP3994522B2 (ja) ポリベンゾオキサゾールポリマーまたはポリベンゾチアゾールポリマー、およびその製造方法
Arnold The Birth of Ordered Polymer Technology for Air Force Applications
JPS6264832A (ja) 透明フイルム及びその製造方法
Elsabee et al. High-performance wholly aromatic polyamide–hydrazides: Achievements and future prospects
JPH09296041A (ja) ポリベンズアゾールの製造方法
TW201300445A (zh) 用於透明可撓性基材之芳香族聚醯胺薄膜
JPH072981A (ja) 共重合ポリエステルウィスカーおよびその製造方法
US5098987A (en) Crosslinkable rigid-rod benzobisazole polymer
US5140092A (en) Rigid-rod benzimidazole pendant benzobisazo polymer
KR940011776B1 (ko) 고점도를 갖는 공중합 폴리에스테르의 제조방법
JP3430423B2 (ja) ポリベンザゾールポリマーのブロックを含有するブロックコポリマー
JPH04114062A (ja) 芳香族ポリチアゾールの分子複合材の製造方法
JPH01129024A (ja) ポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)の板状結晶体およびその製造方法
JPS61271325A (ja) ウイスカ−状ポリ(2−オキシ−6−ナフトイル)結晶の製造方法
JPS61285217A (ja) 複合材料
JPS6346221A (ja) 耐熱性ポリアミド