JPS6245166Y2 - - Google Patents

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JPS6245166Y2
JPS6245166Y2 JP11467381U JP11467381U JPS6245166Y2 JP S6245166 Y2 JPS6245166 Y2 JP S6245166Y2 JP 11467381 U JP11467381 U JP 11467381U JP 11467381 U JP11467381 U JP 11467381U JP S6245166 Y2 JPS6245166 Y2 JP S6245166Y2
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JP
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valve
path
liquid
valve chamber
drainage
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JP11467381U
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JPS5819256U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は等速電気泳動装置に関し、さらに詳
しくは、等速電気泳動装置の試料導入部近傍の泳
動路に付設される排液部の構造の改良に関する。
等速電気泳動装置では、試料を易動度の高い荷
電物質を含んだ液と易動度の低い荷電物質を含ん
だ液の両液境界部に導入する必要があるので、そ
の両液境界部を形成するために、試料導入部近傍
の泳動路に排液部が通常付設されている。
この排液部の構成の従来の一例には、試料導入
部近傍の泳動路から排液路を分岐し、その排液路
に摺合せコツクを介設したものがある。しかし、
この摺合せコツク式のものは、液洩れが起り易い
欠点がある。
また、他の一例には、第5図に示すように、試
料導入部a近傍の泳動路bから排液路cを分岐
し、その排液路cにピストンdにより開閉される
弁eを介設したものがある。しかし、この方式の
ものは、弁eへの排液の流入方向αとピストンd
の移動方向βが平行であつたため、ピストンdが
弁eを閉ざすための移動をしたとき、弁eから泳
動路bの方向へ排液を一部押し戻すことになり、
両液境界部を乱し易く、また泳動路b内へ気泡を
送り込み易い欠点がある。
この考案は、上記のような欠点を解消すること
を目的としてなされたものであつて、試料導入部
近傍の泳動路から分岐した排液路に、排液が入口
より流入し出口より流出しうる弁室およびその排
液の流れを位置の移動によつて阻止する弁体から
なり、かつその弁体の移動方向が前記弁室への排
液の流入方向と直角である弁を介設してなる等速
電気泳動装置を提供する。
以下図に示す実施例に基づいてこの考案を詳説
する。なお、これによつてこの考案が限定される
ものではない。
第1図において、1はこの考案の等速電気泳動
装置の一実施例である。この装置の構成のうち、
リーデイング電極槽2、ターミナル電極槽3、泳
動管4,4′,4″、検出器5、定電流電圧電源6
およびストツパバルブ7,8は公知のものであ
る。9は試料注入ブロツクであるが、この構成は
公知のものと異なり、この考案の要部をなすもの
である。10はその試料注入ブロツク9を介して
泳動管4,4′から分岐された排液路である。
試料注入ブロツク9は、第2図に示すように、
泳動管4,4′に連通する泳動路11,11′が穿
設されたブロツクであつて、それら泳動路11,
11′の屈曲部に試料導入部12が設けられてい
る。13はセブタムである。
また、試料注入ブロツク9には泳動路11と直
角をなして弁室14が穿設されており、この弁室
14内にはピストン状の弁体15が嵌め込まれて
いる。弁室14は、入口14aによつて泳動路1
1と連通し、出口14bによつて排液路10と連
通している。そこで弁体15が第2図Bに示す位
置にあるときは、同図矢印のように排液が流入し
流出する。また弁体15を移動させて第2図Cに
示す位置としたときは、その排液の流れは阻止さ
れる。弁体15の移動方向は、入口14aから排
液が弁室14に流入する方向と直角である。これ
ら弁室14および弁体15が弁16を構成してい
る。
さて分析に際して、リーデイング液とターミナ
ル液の両液境界部を試料導入部12の近傍に形成
するときには、まず弁体15を第2図Bの位置す
なわち泳動路11と排液路10とを弁室14を介
して連通させる位置に移動させた状態で、ストツ
パバルブ8を閉じるとともに、ストツパバルブ7
を開く。リーデイング液は、リーデイング電極槽
2、泳動管4″,4′は、泳動路11′に充填さ
れ、弁室14を介して排液路10から排出され
る。次いで、ストツパバルブ7を閉じ、ストツパ
バルブ8を開くと、ターミナル液が、ターミナル
電極槽3、泳動管4、泳動路11に充填され、弁
室14を介して排液路10から排出される。その
後、弁体15を第2図Cに示す位置まで移動して
泳動路11と排液路10との連通を断つと、試料
導入部12の近傍にリーデイング液とターミナル
液の境界部が形成される。
ところで、この操作における弁体15の移動方
向は、弁室14内に排液が流入する方向と直角で
ある。従つて、弁体15が弁室14の入口14a
を閉じるように移動するときに流動させる弁室1
4内の排液は、泳動路11へは向わず、全て排液
路10へ向う。このため、弁体15の移動は何ら
泳動路11内へ影響を及ぼさず、両液境界部の乱
れを生じさせない。また、弁室14内に気泡が混
在したとしても、すべて排液路10の方へ排出さ
れるから、気泡を泳動路11に送り込むことがな
い。
変形構成例としては、弁室14を試料注入ブロ
ツク9の上下方向に穿設するもの、あるいは斜め
方向に穿設するもの等が挙げられる。
その他の構成例としては、例えば第3図に示す
ように、弁室22および弁体23からなる弁24
を連通路25を介して泳動路21に連結したも
の、あるいは第4図に示すように、屈曲した泳動
路31の屈曲部に、弁室32および弁体33から
なる弁34を直に連接したもの等が挙げられる。
以上説明したことから明らかなように、この考
案の等速電気泳動分析装置によれば、排液路の操
作によつて両液境界面が乱されることがなく、ま
た泳動路内へ気泡を混入させることもないから、
好適に電気泳動を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の等速電気泳動装置の一実施
例の構成説明図、第2図は試料注入ブロツクの断
面図であつて、Aは泳動路を含む面による断面
図、B,CはAの−′断面図で、Bは弁状態
が開、Cは弁状態が閉の場合を示す。第3図と第
4図は試料注入ブロツクのそれぞれ異なる実施態
様を示す模式斜視図、第5図は従来の試料注入ブ
ロツクの一例の断面図である。 1……等速電気泳動装置、4,4′,4″……泳
動管、9,……試料注入ブロツク、10……排液
路、11,11′……泳動路、12……試料導入
部、14……弁室、14a……入口、14b……
出口、15……弁体、16……弁、17……O−
リング、20,30………試料注入ブロツク、2
1,31……泳動路、22,32……弁室、2
3,33……弁体、24,34……弁、25……
連通路、26,36……排液路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 易動度の高い荷電物質を含んだ液と易動度の低
    い荷電物質を含んだ液の両液境界部に試料を導入
    した後、定電流を供給して試料を電気泳動させる
    等速電気泳動装置において、 試料導入部近傍の泳動路から分岐される排液路
    に、排液が入口より流入し出口より流出しうる弁
    室およびその排液の流れを位置の移動によつて阻
    止する弁体からなり、かつその弁体の移動方向が
    前記弁室への排液の流入方向と直角である弁を介
    設したことを特徴とする等速電気泳動装置。
JP11467381U 1981-07-31 1981-07-31 等速電気泳動装置 Granted JPS5819256U (ja)

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JP11467381U JPS5819256U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 等速電気泳動装置

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JP11467381U JPS5819256U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 等速電気泳動装置

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Publication Number Publication Date
JPS5819256U JPS5819256U (ja) 1983-02-05
JPS6245166Y2 true JPS6245166Y2 (ja) 1987-12-02

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ID=29908946

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JPS5819256U (ja) 1983-02-05

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