JPS6245018Y2 - - Google Patents

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JPS6245018Y2
JPS6245018Y2 JP11788483U JP11788483U JPS6245018Y2 JP S6245018 Y2 JPS6245018 Y2 JP S6245018Y2 JP 11788483 U JP11788483 U JP 11788483U JP 11788483 U JP11788483 U JP 11788483U JP S6245018 Y2 JPS6245018 Y2 JP S6245018Y2
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JP
Japan
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section
stitches
ruler
rows
steps
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JP11788483U
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JPS6025781U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
この考案は、斜辺が曲線状を成すほぼ三角形の
定規セツトに関するものであり、特に編物におい
て、袖山の曲線部分を編む為の目数の増減の仕方
を正確に、しかも簡単にしやすく工夫したカード
式の曲線割出し定規セツトに関するものである。 編物では、機械にニツトリーダーを使用して曲
線部分の割出しが容易に出来る方法もあるが、し
かし、これを使用しない場合や手編み等は、当然
他の方法でやらねばならず、しかもこの曲線部分
はゆるいS字形カーブで形成される為、割出しも
面倒であり、従来その都度、方眼紙に形状を描い
て目数段数を読みとる方法や、大ざつぱな計算方
法等がとられていたが、不便であり不正確なもの
であつた。本案はそれらの欠点を除く為のもので
ある。 この考案は実際の寸法に基づいて、簡便に曲線
部分の目の増減の仕方が算出できるようにするこ
とを目的とするもので、その為の好都合な割出し
定規セツトを提供するものである。 以下図面を参照して、この考案の内容と実施例
を説明する。 第1図はこの考案の1枚の曲線割出し定規であ
りそれは左右対称である為、2分の袖山だけでよ
くその形状を示すものである。実際には種々寸法
の袖山があるが、寸法調整が出来る為、全部を作
る必要はなく、適当数を用意しセツトとして販売
するのがよい。以下、説明の都合上一般的な成人
女子用の寸法の定規について説明する。 第1図のものは、横辺B(2分の袖幅)18cmの
寸法が縦辺A(袖山丈)14cmの寸法の範囲で斜辺
CがゆるいS字形曲線を描いて終端する形状の定
規である。 この定規の斜辺CはゆるいS字形を呈している
が、6つの区間ア・イ・ウ・エ・オ・カに分割さ
れており、区間ア及びカは増減のない水平部分で
あり、区間イ・ウ・エ・オは増減のある傾斜部分
であつて、それぞれの区間の両端からそれぞれこ
の定規の縦辺Aおよび横辺Bに平行な直線Dおよ
びEが引いてあり、そこに各区間の縦方向の寸法
Fおよび横方向の寸法Gが記されている。そのD
とEとの直角点Hには穴をあけ、使用時作業をし
やすくし、なお底部のIは余白部分として設けて
あるが、これは区間アの寸法表示場所であり又、
角の破損を防ぎ使用上も便利である。 以上のような構成であり、これを使用する時は
適当寸法のものを選び、ノートに形状や寸法すべ
てを写し、試し編みをしたゲージ(10cmの編み地
が何目何段であるかの基準の目数と段数)例えば
20目30段ならば、横の寸法にはすべて2を掛け、
縦の寸法にはすべて3を掛ける。縦辺A(袖山
丈)は42段であり、横辺B(2分の袖山)は36目
である。又縦方向の寸法Fおよび横方向の寸法G
にもすべて3と2を掛け、目数と段数がすべて合
うように調整する。 第2図はゲージ20目30段に基づき目数と段数を
表わしたものである。又第1表として、斜辺Cを
割出す為の算出方法を記載する。
【表】 上記算出方法は、底部の袖幅部分より、袖山の
頂部へと変化させた場合であり、減し目となる。
その逆の変化は増し目となる。 即ち、区間イは3cmで4.1cmの変化であり、9
段で8目を変化させる。9段を8目で割ることに
より求められ、1段毎1目7回、2段毎1目1回
の変化である。区間ウでは、12段を6目で割るこ
とにより、2段毎1目6回となる。区間エにおい
ては、12段を5目で割ることにより、2段毎1目
3回、3段毎1目2回となる。しかし、ウからエ
に移行するカーブがへこみからふくらみへと変化
する為、大の数字が中央にくるように、3段毎1
目2回、2段毎1目3回のように入れ替える。更
に区間オでは、区間イと同じく、9段を8目で割
ることにより、1段毎1目7回、2段毎1目1回
となる。これも順序を入れ替えて小の数字が山の
頂部の方へいくようにする。 以上の計算を統合することにより、まず2目は
増減なく、1段毎7回、2段毎は区間イで1回、
区間ウで6回、合計7回の減し目である。更に3
段毎は2回の減し目であり、2段毎は区間エで3
回、区間オで1回、合計4回の減し目となる。そ
して1段毎が7回の減し目というように変化して
いく。減し目はすべて各段毎とも、1目づつの減
し目である。区間カの7目は残り目である。 又袖山丈が低い場合や目数に比較して段数が少
ない場合等は、2段毎の引返し編みで、目数を2
分の段数で割り、何目づつ何回減らせばよいかを
算出することが出来る。 以上の算出方法により、寸法にぴつたりの曲線
が即座に得られ、たとえ、この定規に求める方法
がない場合でも、近い寸法を使用し、多少の調整
だけで、充分正確な曲線を得ることが出来るもの
である。この定規は成人男子用、成人女子用、子
供用の適当数を用意すればよく、例えば、2分の
袖幅の寸法では、14cm.15cm.16cm.18cm.20
cm.22cm位の6〜7種類の定規でも充分調整でき
る枚数である。そしてこれは、初心者でも簡単に
使用する事が出来、応用のきく計算方法の為、編
物に対する興味も一層深まるものと思われる。更
に、この考案の定規は、薄手の比較的硬いプラス
チツク板等でカード的に構成すると使用にも携帯
にも非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による曲線割出し定規を示す
平面図である。第2図は本案定規の平面図に割出
し過程を説明する為に、目数段数を記入したもの
である。 Aは縦辺、Bは横辺、Cは斜辺、ア.イ.〜.
カは区間、Dは縦辺に平行な直線、Eは横辺に平
行な直線、Fは区間の縦方向の寸法、Gは区間の
横方向の寸法、Hは穴、Iは余白部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直線状の縦辺と、直線状の横辺と、曲線状の斜
    辺とを有するほぼ三角形の定規において、斜辺曲
    線部を適当数の複数の区間に分け、各区間の両端
    からそれぞれ前記縦辺および横辺に平行な直線を
    引くとともに、各区間の縦方向の寸法および横方
    向の寸法を記入したカード式型紙にて、適当数の
    相異なる大小を形成してなる編物用曲線割出し定
    規セツト。
JP11788483U 1983-07-27 1983-07-27 編物用曲線割出し定規セット Granted JPS6025781U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11788483U JPS6025781U (ja) 1983-07-27 1983-07-27 編物用曲線割出し定規セット

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11788483U JPS6025781U (ja) 1983-07-27 1983-07-27 編物用曲線割出し定規セット

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Publication Number Publication Date
JPS6025781U JPS6025781U (ja) 1985-02-21
JPS6245018Y2 true JPS6245018Y2 (ja) 1987-11-30

Family

ID=30271180

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11788483U Granted JPS6025781U (ja) 1983-07-27 1983-07-27 編物用曲線割出し定規セット

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5414675B2 (ja) * 2008-07-25 2014-02-12 株式会社島精機製作所 ニットデザイン方法とニットデザイン装置及びデザインプログラム

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Publication number Publication date
JPS6025781U (ja) 1985-02-21

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