JPS5824889Y2 - 洋裁用定規 - Google Patents
洋裁用定規Info
- Publication number
- JPS5824889Y2 JPS5824889Y2 JP1978088647U JP8864778U JPS5824889Y2 JP S5824889 Y2 JPS5824889 Y2 JP S5824889Y2 JP 1978088647 U JP1978088647 U JP 1978088647U JP 8864778 U JP8864778 U JP 8864778U JP S5824889 Y2 JPS5824889 Y2 JP S5824889Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ruler
- curve
- length
- rulers
- curves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は洋裁の製図用R定規(曲線定規)の組であっ
て、R定規を数種とこれらのR定規が保有する曲線を一
個所1ctとめたマスタ一定規の組合わせからなる。
て、R定規を数種とこれらのR定規が保有する曲線を一
個所1ctとめたマスタ一定規の組合わせからなる。
従来から洋裁用のR定規は存在するが、これが保有する
曲線は曲率の緩いものと比較的強いものといった程度の
多分に慣習的でかつ市販のものにおいてはそれぞれ勝手
な統一のない曲線を備えたものである。
曲線は曲率の緩いものと比較的強いものといった程度の
多分に慣習的でかつ市販のものにおいてはそれぞれ勝手
な統一のない曲線を備えたものである。
ために、出所の異なる定規と製図面とでは曲線が一致せ
ず適確に図面を再生できなかったり必要な曲線の探索に
手間取ったりするなどの不都合があった。
ず適確に図面を再生できなかったり必要な曲線の探索に
手間取ったりするなどの不都合があった。
また昭和52年3月には、被服製図通則JIS−LOI
IOが制定され、曲線表示にR長(半径の長さ)が採用
された。
IOが制定され、曲線表示にR長(半径の長さ)が採用
された。
これにより、曲線の規定および表示に統一性が与えられ
たが、製図には、これらR長規準によるR定規が必要で
ある。
たが、製図には、これらR長規準によるR定規が必要で
ある。
本考案は、このようなR定規に関するものであるが、製
図上必要とする種々多数の曲線を基本的に次のように整
理して使用に便なるようにしたものである。
図上必要とする種々多数の曲線を基本的に次のように整
理して使用に便なるようにしたものである。
■)曲線をR長の大なるもの、小なるもの、その他特殊
のものなどのグループに分ける。
のものなどのグループに分ける。
■)各グループの曲線をR長の順で4〜5種の小グルー
プに小分けする。
プに小分けする。
■)各小グループから順次−曲線ずつ採用して一つのR
定規の上線、下線を順次形成する。
定規の上線、下線を順次形成する。
各上下線の曲線の繋ながりは滑らかにし、上線には下線
よりR長の大なるものを採用する。
よりR長の大なるものを採用する。
■)各R定規の直線長は同一とし、保有する曲線群のそ
れぞれの曲線の中心点を指示する記号、上線、下線を指
示する記号、各曲線のR長釦よびそのR定規自体を表示
する記号を刻印する。
れぞれの曲線の中心点を指示する記号、上線、下線を指
示する記号、各曲線のR長釦よびそのR定規自体を表示
する記号を刻印する。
■)上記のようにして構成されるR定規数種にマスタ一
定規一本を組合わせて一組とする。
定規一本を組合わせて一組とする。
■)マスタ一定規は、組合わされる数種のR定規が保有
する曲線群の全てを上線、下線別に起点と終点を同一と
して一つの透明材料板上に重ね引き表示する。
する曲線群の全てを上線、下線別に起点と終点を同一と
して一つの透明材料板上に重ね引き表示する。
■)マスタ一定規上に重ね引きされた各曲線にはそれが
保有されるR定規自体の記号を指示する。
保有されるR定規自体の記号を指示する。
■)このマスタ一定規と数種のR定規の組合わせは前記
■)に督けるグループ別に数組作ることがある。
■)に督けるグループ別に数組作ることがある。
図示した実施例について述べる。
図において、01〜G 4 + S 1〜S8は各R定
規自体を示す記号、A−Eは各曲線の境界と定規の上下
を規定する記号、定規中の500.2,000゜2.4
00などの数字は各曲線のR長を示す。
規自体を示す記号、A−Eは各曲線の境界と定規の上下
を規定する記号、定規中の500.2,000゜2.4
00などの数字は各曲線のR長を示す。
Aはマスタ一定規を示す。
(・)は各曲線の中心点を示す記号である。
(第2図では省略する)第1図はR−400〜5000
rrr!nの比較的R長が犬なるグループの例、第2図
はR二2500〜1500の比較的R長が小なるグルー
プの例で第2図における斜線部分は切抜き窓である。
rrr!nの比較的R長が犬なるグループの例、第2図
はR二2500〜1500の比較的R長が小なるグルー
プの例で第2図における斜線部分は切抜き窓である。
なお、R長に各グループ間で重合するものがあるが、便
宜上重ねあわせたものである。
宜上重ねあわせたものである。
R定規01〜G4についてみると基本的には4種の例え
ばG1では2,000 、4,000.3,000゜5
.000wの曲線郡からなり、これらの曲線群は上線G
−A、下線D−Eとして滑らかに構成されると共に、上
線を構成する曲線のR長は、下線のそれより小さい。
ばG1では2,000 、4,000.3,000゜5
.000wの曲線郡からなり、これらの曲線群は上線G
−A、下線D−Eとして滑らかに構成されると共に、上
線を構成する曲線のR長は、下線のそれより小さい。
さら[、GlからG4へ、これらを構成する曲線のR長
は順次小さくなっている。
は順次小さくなっている。
すなわち01〜G4をマスタ一定規Aと組合わされるべ
き数種のR定規−組としそのR長を見ると、R長大なる
グループ中で、R二500〜4000とR=1,400
〜5,000の小グループに基本的に分かれ、しかもR
長順に各R定規および定規の上線、下線で整然と並んで
いる。
き数種のR定規−組としそのR長を見ると、R長大なる
グループ中で、R二500〜4000とR=1,400
〜5,000の小グループに基本的に分かれ、しかもR
長順に各R定規および定規の上線、下線で整然と並んで
いる。
lた、各R定規01〜G4の長さおよびマスタ一定規A
の直線長は同一であり、実施例としては600rIar
Lを採用している。
の直線長は同一であり、実施例としては600rIar
Lを採用している。
第2図のR長生なるグループの例81〜S3についても
同様である。
同様である。
マスタ一定規Aは図のように、組合せる数種のR定規0
1〜G4の上線と下線を起点、終点を一致させて重ね引
きしたもので各曲線には、その曲線を保有するR定規の
記号CIA−G4Bが指示される(G2.G3について
は省略)。
1〜G4の上線と下線を起点、終点を一致させて重ね引
きしたもので各曲線には、その曲線を保有するR定規の
記号CIA−G4Bが指示される(G2.G3について
は省略)。
結局、01〜G4の各曲線はG4AからGIB線へ順次
緩い大径曲線に移行している。
緩い大径曲線に移行している。
この定規組みの使用例について第3図イ9口を例として
説明する。
説明する。
図には、男児原型と紳士服スラックスの後身頃であって
、曲線部には各R定規記号とR長が記入されている。
、曲線部には各R定規記号とR長が記入されている。
(イ)例えば、■個所はR=55、R=600の曲線か
らなり、このうち、R=600はS2Dと示されるよう
にR定規S2の0曲線を使用してその接点を定規の接点
と一致させて引く。
らなり、このうち、R=600はS2Dと示されるよう
にR定規S2の0曲線を使用してその接点を定規の接点
と一致させて引く。
他の個所も同様である。
なお、製図が自社用の場合は、S2Dのように定規名と
線名および接点の位置があれば充分であり、→で指示し
て示されるR長と接点の場合は該当する曲線を定規中か
ら探し出す必要があるが、その場合、マスタ一定規の曲
線群を見て大略的に判別して範囲をせばめ、かつ順次に
並んだ曲線郡から容易に目的のR定規および該当曲線に
到達することができる。
線名および接点の位置があれば充分であり、→で指示し
て示されるR長と接点の場合は該当する曲線を定規中か
ら探し出す必要があるが、その場合、マスタ一定規の曲
線群を見て大略的に判別して範囲をせばめ、かつ順次に
並んだ曲線郡から容易に目的のR定規および該当曲線に
到達することができる。
(ロ)Oはスラックス後身頃の脇線であって、ヒップ線
の下方にG2Aの接点があり、K線の上方に同じ<’G
2Aの接点があって、これはインカーブに描かれる。
の下方にG2Aの接点があり、K線の上方に同じ<’G
2Aの接点があって、これはインカーブに描かれる。
0の尻ぐり線もB案内線にそってS2Aが接点の位置に
あり、内股線もG3Aで示されているから同様に目的の
曲線を適確に引くことができる。
あり、内股線もG3Aで示されているから同様に目的の
曲線を適確に引くことができる。
こうして出来上った実際の製図もしくは再製図は、生地
の裁断に移る前にもう一度点検調整することが好しいが
、その際、マスタ一定規を使用する。
の裁断に移る前にもう一度点検調整することが好しいが
、その際、マスタ一定規を使用する。
マスタ一定規は、前記のように、いわば類似の曲線を集
約していること、透明材料上に引かれたものであること
から、図面上の記号あるいは数値を定規と図の双方に確
認した上で、これを図に当てると製図の適否、あるいは
近似曲線への移行指示が簡単に行える。
約していること、透明材料上に引かれたものであること
から、図面上の記号あるいは数値を定規と図の双方に確
認した上で、これを図に当てると製図の適否、あるいは
近似曲線への移行指示が簡単に行える。
したがって、このマスタ一定規の利用により製図ミスに
よる裁断の失敗を防ぎあるいはデザイン変更の際の曲線
探索が容易となる。
よる裁断の失敗を防ぎあるいはデザイン変更の際の曲線
探索が容易となる。
以上のように、この定規組は、衣服のデザイン・製図・
工業用型紙の作製・縫製を通じて、わずかな直線部分を
除き、大部分の線が曲線で表わされるため、広く衣服の
制作に関係ある諸代に多大な利便を与えるものである。
工業用型紙の作製・縫製を通じて、わずかな直線部分を
除き、大部分の線が曲線で表わされるため、広く衣服の
制作に関係ある諸代に多大な利便を与えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1、第2図はそれぞれ別グループの定規の組を表わす
平面図、第、3図イ、口は、−型紙の例の平面図。 A・・・・・・マスタ一定規、 G、S・・・・・・R定規。
平面図、第、3図イ、口は、−型紙の例の平面図。 A・・・・・・マスタ一定規、 G、S・・・・・・R定規。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 順次変移するR長の曲線を数種、上線と下線の関係
においても変移の方向を一定として、滑らかに組み合わ
せると共に、該定規上にその保有する曲線分のそれぞれ
の曲率を咽単位で示すR長と各曲線分の中央点、定規の
上下左右を示す記号トよび該定規自体を指示する記号を
刻印して一つのR定規とし、このような曲線群別による
R定規は直線長を各R定規で同一とし、そのR定規数種
と、当該数種のR定規が保有する前記上線および下線の
曲線全てを、起点と終点を同一にし、各曲線にその曲線
を保有する前記R定規自体の記号を刻印して、重ね引き
表示した透明材料からなるマスタ一定規との組合わせか
らなる洋裁用定規。 ■ 前記数種のR定規とマスタ一定規との組合わせにお
いて、数種のR定規は、R長の犬なるグループと小なる
グループあるいはその他の特殊曲線グループのように曲
線の類似形態によって数組とすることを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項に記載の洋裁用定規。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978088647U JPS5824889Y2 (ja) | 1978-06-27 | 1978-06-27 | 洋裁用定規 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978088647U JPS5824889Y2 (ja) | 1978-06-27 | 1978-06-27 | 洋裁用定規 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS558610U JPS558610U (ja) | 1980-01-21 |
JPS5824889Y2 true JPS5824889Y2 (ja) | 1983-05-28 |
Family
ID=29015322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978088647U Expired JPS5824889Y2 (ja) | 1978-06-27 | 1978-06-27 | 洋裁用定規 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824889Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4816954B1 (ja) * | 1970-12-18 | 1973-05-25 | ||
JPS5239533U (ja) * | 1975-09-12 | 1977-03-19 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4816954U (ja) * | 1971-07-05 | 1973-02-26 |
-
1978
- 1978-06-27 JP JP1978088647U patent/JPS5824889Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4816954B1 (ja) * | 1970-12-18 | 1973-05-25 | ||
JPS5239533U (ja) * | 1975-09-12 | 1977-03-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS558610U (ja) | 1980-01-21 |
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