JPS624493Y2 - - Google Patents

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JPS624493Y2
JPS624493Y2 JP17993979U JP17993979U JPS624493Y2 JP S624493 Y2 JPS624493 Y2 JP S624493Y2 JP 17993979 U JP17993979 U JP 17993979U JP 17993979 U JP17993979 U JP 17993979U JP S624493 Y2 JPS624493 Y2 JP S624493Y2
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JP
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conveyor
objects
bound
bundling
presser member
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JP17993979U
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JPS5697205U (ja
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は板紙や書籍等を積み重ねた積層体など
の被結束物を結束装置に搬入するのに用いられる
搬入装置、とくに結束装置の入口側に設けられる
駆動コンベヤおよび前記コンベヤの上方にあつて
前記コンベヤ上の被結束物を押圧するプレス装置
を含む型式の結束用搬入装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来、上記型式の搬入装置として、特公昭51−
30512号公報に示すものが知られている。上記公
報に示された装置では第7図および第8図に示す
ように、主コンベヤ32の上に平行にフリーロー
ラコンベヤ33が備えられ、且つそれらのコンベ
ヤの入口側に駆動ローラコンベヤ34があり、そ
の上方に上下可調整のプレス35が設けられ、そ
のプレス面には複数のフリーローラ36があつ
て、積層体Aは搬入されるとその上面をフリーロ
ーラ36で押えられて、コンベヤ32と33の間
に送られた。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来の装置では、一連のフリーロー
ラによつて被結束物を押圧するものであつたた
め、機械運転速度の高速化に伴なつて搬送速度を
大きくすると、従来の方式では積層体にずれもし
くは荷くずれを起こし、さらには積層された品物
の脱落を生じるおそれがあつた。そのため、結束
装置に搬入する前に横揃え装置によつてコバを揃
えても結束装置への搬入の際のすべりまたは荷く
ずれにより、良好な結束ができず、且つ結束完了
後の外観が悪くなるなどの欠点があつた。
それ故、本考案の目的は、積層体などの被結束
物にずれまたは荷くずれを生じることなく結束装
置に対し前記被結束物を比較的高束で搬入し得る
結束用搬入装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本考案による搬入装置を特徴づける構成は、前
記プレス装置にはその下端に揺動可能に設置され
た押え部材20と、その押え部材をそれのほぼ最
下位置から駆動コンベヤの駆動方向に揺動するプ
ツシヤー21とが備えられていることである。
(前記手段の作用) 押え部材20により駆動コンベヤ11上の被結
束物を適宜圧縮すると共に、被結束物を移動する
ためコンベヤ11が駆動されると、プツシヤー2
1が作動して押え部材20をその最下位置からコ
ンベヤ11の駆動方向に揺動し、被結束物の上面
に前進方向の力を負荷する。
(実施例) 次に図面を参照のもとに本考案の実施例につい
て説明する。第1図および第2図は本考案の一例
による搬入装置10を備えたタンデム型の結束装
置の全体を示すものであつて、この結束装置1に
は対向配置された一対の結束機2が含まれる。図
示の各結束機2はアーム2′が円弧状の軌跡を描
いて上下に揺動する型式のものであるが、これら
の結束機はアーム回転式または直動式、その他の
型の紐掛け結束機、さらにはバンド掛けまたはテ
ープ掛けによる結束機でもよい。結束装置1には
一対の搬送ベルトコンベヤ3が通り、その上方の
入口に近い側には一連のフリーローラ4が設けら
れ、さらに被結束物を結束位置に止めるためのス
トツパ5およびストツパで止められた被結束物を
上から押圧するプレス装置6が設けられている。
上記一連のフリーローラ4は高さの調整ができる
ように構成され、それとベルトコンベヤ3との間
の高さの差は被結束物の高さとほぼ等しく、その
入口側は被結束物の導入を容易にするため、第2
図に示すように被結束物の圧縮高さより僅かに大
きな間隔をベルトコンベヤ3との間に備えてい
る。
本考案が関連する搬入装置10は結束装置1の
入口側に設置され、且つ基本的には搬送ベルトコ
ンベヤ3とほぼ同じ高さに設けられる駆動コンベ
ヤ11と、そのコンベヤ11の上方にあつてその
間で被結束物Aを押圧するプレス装置12から成
つており、プレス装置の作動部は好ましくはエア
シリンダ13によつて構成される。また、第3図
に明瞭に示すように、通常は駆動コンベヤ11の
両側にはそれぞれシリンダによつて前進、後退さ
れる横揃え板14が設けられる。駆動コンベヤ1
1は通常、電動機によつて稼動され、且つ図示の
ようにローラコンベヤであるのが好ましいが、必
ずしもそれに限るものではなく、ベルトコンベヤ
等であつてもよい。なお、図中、15はこの搬入
装置10の所定位置に被結束物を一時的に止める
ためのストツパであり、16は横揃え板14間の
間隔調整用ハンドルである。第1図および第2図
中の17は結束装置の出口におかれるローラコン
ベヤである。
本考案の特徴は第4図〜第6図に示すように、
プレス装置12にはその下端に揺動可能に設置さ
れる押え部材20と、その押え部材を揺動するプ
ツシヤー21が備えられ、それによつて搬入の際
に被結束物Aの上側の面にも前方への力を負荷す
ることである。この実施例ではプレス装置のシリ
ンダ13は水平の支持枠18の上に設置され、且
つプレス装置12の高さ調整はその支持枠18と
共にハンドル19によつてなされる。シリンダ1
3のピストンロツドの先端に台板22が固定さ
れ、且つシリンダ13の両側のガイドロツド23
は支持枠18を貫通して台板22に固定されてい
る。図示の例では台板22の下に備えられた軸2
4に、一対のロツド25を介してほぼ水平に支持
板26が揺動可能に設けられ、支持板26の両端
に設けられた一対のアーム27によつて押え部材
20がその下に取付けられる。各アーム27は好
ましくはばね28を介して支持板26に対し、あ
る程度上下に可動に取付けられる。押え部材20
は適当な材料のブロツクからなり、木もしくはプ
ラスチツク等でもよいが、好ましくはゴムまたは
ゴムライニングを施こしたものが用いられ、交換
自在に取付けるのが便利である。プツシヤー21
はラツク.ピニオン機構などでも可能であるが、
好ましくはエアシリンダが用いられる。なお、押
え部材20を支持する各アーム27は中間の支持
板26およびロツド25を介さないで直接、軸2
4に取付けることもできる。
一変形例として、第6図に示すように、各アー
ム27が支持板26の端部およびばね28を貫通
して上方に突出するようにし、それらのアームの
一方または両方のばね28の上に重り29を備え
ることもできる。このように構成すれば、重り2
9の重力によつて被結束物を押圧することがで
き、被結束物の高さにばらつきがあつても、ほぼ
同じ力で加圧できる利点がある。
図示の実施例では、軸24に第2のアーム30
が固定され、プツシヤーとしてのエアシリンダ2
1のピストンロツド31の先端がそのアーム30
に接続されているが、ピストンロツド31の先端
を直接アーム27またはロツド25に接続しても
よい。押え部材20は揺動されない静止状態では
第4図に示すように、各ロツド25および各アー
ム27はほぼ垂直になつており、従つて押え部材
20は最下位置にあるが、所望により押え部材2
0の静止状態の位置を第4図にCで示す中心線の
位置、即ち駆動方向とは反対の側に若干傾斜した
位置にもつてきてもよい。
作動中、駆動コンベヤ11に導入された被結束
物Aはプレス装置12の下に送られてストツパ1
5によつて所定位置に止められ、且つコンベヤ1
1は停止する。次いでエアシリンダ13により台
板22および台板の下に取付けられた押え部材2
0を下降し、その下の駆動コンベヤ11との間で
被結束物を適宜圧縮する。被結束物の搬入の際
は、ストツパ15が引込んで駆動コンベヤ11が
駆動され、それと同時にプツシヤー21が作動し
て押え部材20をその最下位置から前方へ、即ち
コンベヤ11の駆動方向に揺動し、被結束物の上
面に前進方向の力を負荷する。従つて、被結束物
はその上下両面から前方への力を負荷されて、結
束装置に搬入される。その場合、押え部材20の
揺動速度は駆動コンベヤ11の速度とほぼ同じに
なつている。なお、押え部材20の初めの位置を
駆動方向とは反対の側に若干傾斜した位置におく
ことは、プツシヤー21の設置位置の調整によつ
て容易に行なうことができ、そのようにすれば押
え部材21は最下位置を通つて揺動するため移動
経路が長くなり、それだけ被結束物を押圧する区
間が長くなる。被結束物がベルトコンベヤ3の上
に移動すると、プツシヤー21によつて押え部材
20は後方に揺動して元の位置に戻り且つシリン
ダ13によつて上昇される。
結束装置1に搬入された被結束物は、従来と同
様に、ベルトコンベヤ3とフリーローラ4との間
に挾まれて移動し、ストツパ5によつて停止され
るまでに紐を引つかけて引き出し、アーム2′の
揺動により紐掛けがなされ、結び目形成、紐の切
断がなされて結束を完了する。なお、駆動コンベ
ヤ11、ストツパ15、シリンダ13、プツシヤ
ー21等の作動は、適宜制御系によつて所定のタ
イミングでなされる。
(考案の効果) 従つて、本考案によれば、結束装置への搬入の
際、駆動コンベヤとその上で揺動する押え部材に
よつて被結束物を挾み、その上下両面から前進す
る力を負荷するので、適切に搬入することがで
き、被結束物が積層体である場合、とくに搬送初
期にすべりや荷くずれが生じやすいが、この装置
では初めから積層体の上下両面に前方への力を加
えるので、積層体は1個の固体と同じように移動
され、運転速度を高めても積層体にすべりや荷く
ずれが生じない。従つて、積層された品物の脱落
等のおそれもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例による搬入装置を備えた
結束装置の平面図、第2図はその側面図、第3図
はその搬入装置の正面図、第4図は搬入装置に含
まれるプレス装置の部分的に断面で示した側面
図、第5図は第4図に示されたプレス装置の部分
的な平面図、そして第6図はそのプレス装置の部
分的に断面で示した正面図である。第7図は従来
の結束装置の側面図、第8図は従来の搬入装置の
側面図である。 図中、1:結束装置、10:搬入装置、11:
駆動コンベヤ、12:プレス装置、20:押え部
材、21:プツシヤー、29:重り。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 結束装置の入口側に設けられる駆動コンベヤ
    と、前記コンベヤの上方にあつて前記コンベヤ
    上の被結束物を押圧するプレス装置を含む結束
    用搬入装置において、 前記プレス装置はその下端に揺動可能に設置
    された押え部材と、前記押え部材をそのほぼ最
    下位置から前記駆動コンベヤの駆動方向に揺動
    するプツシヤーを含むことを特徴とする結束用
    搬入装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の搬入
    装置において、前記押え部材は前記駆動方向と
    は反対側に若干傾斜した位置から最下位置を通
    つて前記駆動方向に揺動されるようになつてい
    る結束用搬入装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の搬入
    装置において、さらに前記プレス装置は前記押
    え部材に接続された重りを含み、前記押え部材
    は前記重りの重力によつて被結束物を押圧する
    ようになつている結束用搬入装置。
JP17993979U 1979-12-24 1979-12-24 Expired JPS624493Y2 (ja)

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JPS5697205U JPS5697205U (ja) 1981-08-01
JPS624493Y2 true JPS624493Y2 (ja) 1987-02-02

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