JPS6244935Y2 - - Google Patents

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JPS6244935Y2
JPS6244935Y2 JP15908584U JP15908584U JPS6244935Y2 JP S6244935 Y2 JPS6244935 Y2 JP S6244935Y2 JP 15908584 U JP15908584 U JP 15908584U JP 15908584 U JP15908584 U JP 15908584U JP S6244935 Y2 JPS6244935 Y2 JP S6244935Y2
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JP
Japan
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packaging bag
bag
packaging
opening
Prior art date
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JP15908584U
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JPS6174567U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば目の不自由な人であつても内容
物の識別が容易であり、しかも周縁不特定個所に
おいて簡単に開封が可能な包装袋に関するもので
ある。
(従来の技術) 医薬品、食品等の分野において、顆粒状又は粉
末状製品は、通常、第4図の如く小分けされた小
さな包装袋1′内に回分されて収納されており、
その一部に小さな切目2′が入れられて切断開封
し得るように作られている。
ところがこのような袋は、多種類に区分けされ
ておらず、異なる効能をもつ医薬品でも、又、異
なる食品の場合にも全く同様な形状であり、従つ
て目の不自由な人が、この包装袋に手を触れると
しても、その内容物は全く不明である。
しかも、前述の如き、開封するための切目は周
縁の一部の特定個所にあるため、全周縁に手を触
れて探さなければならず、頗る不便を免れない有
様である。
(考案が解決するための問題点) 本考案は上述の如く、目の不自由な人からみた
包装袋の難点に着目し、包装袋の周縁形状に工夫
を加えることにより通常の人も勿論、目の不自由
な人でも、内容物を容易に識別し、かつ、簡単に
袋の開封を行なわしめることを目的とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 即ち、上記目的に適合する本考案の特徴とする
ところは、効能、用法等を異にする内容物を夫々
収納せしめた複数種の包装袋を対象とし、それら
複数種の包装袋を通じて各袋の周縁部に少くとも
その半周以上にわたり、互に異なる開封用凹凸形
状を付与し、該凹凸形状により内容物を他と識別
可能ならしめた点にある。
凹凸形状は、互いに他と識別可能であればよ
く、V字形形状、大きな波型形状、小さな波型形
状、ジグザグ形状あるいはV字形と直線との組合
せ、更に前記各種形状の組合せなど、各種形状が
適用され、該形状に手を触れることによつて外観
上の差異による識別と共に、目の不自由な人でも
その手の感触によつて内容物を知ることができ
る。
そして、該凹凸形状は少くとも周縁の半周以上
において設けられることが好ましく、これによつ
て、切断開封個所が特定個所に限定されることな
く、何処の個所でも開封が可能である。
(実施例) 以下本考案の実施例を添付図面にもとづいて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る包装袋の一例を示す正面
図であつて、1は2枚の金属箔又はプラスチツク
フイルム2,2′を重ね合わせ、中央に袋部4を
残して周縁3を融着等の適宜手段により接合して
なる包装袋であつて、該包装袋1の前記袋部4内
には、顆粒状、粉末状又は錠剤等の形態からなる
医薬品、食品、化粧品等の内容物5が密閉状態で
封入されており、その周縁部3に開封を容易なら
しめるための開封用凹凸6が全周に亘つて形成さ
れている。この開封用凹凸6は、図では所定間隔
を置いて形成されたV字形形状の切り目7と該V
字形切り目7の間に位置する山形の凸部8と所要
長さの直線部9との組み合わせからなる一つのパ
ターンPがくり返し形成されており、これらの形
状は第2図イ,ロ,ハに示すように内容物5の種
類、効能、用法等の相異によつて区別され、異な
る種類の内容物5を収納した他の包装袋1との識
別が行えるようになつている。
なお、上記包装袋1の周縁部3に形成される開
封用凹凸6の形状としては、その他、第3図イ〜
ホに例示するような形状も随時適用可能である。
即ち、第3図イに示した凹凸形状は、3個のV
字形切り目7A,7B,7Cと直線部9との組み
合わせを1単位のパターンPとし、これをくり返
し連続的に形成したもので、前記V字形切り目7
A,7B,7Cによつて形成される山形の突部8
A,8B,8Cの数によつて内容物5を他のもの
と識別し得るようになつている。従つて、V字形
切り目7A…の数を内容物5の異なる包装袋1毎
に変更すれば、例えば、V字形切り目と直線部と
の組み合わせをビタミン剤と定めた場合、V字形
切り目の数によつて、ビタミンの種類まで表現
し、これを識別することが可能となる。
第3図ロは、V字形切り目7A,7Bと円弧曲
線10との組み合わせにより開封用凹凸6を形成
したもので、V字形切り目7A,7Bの両側に形
成される山形突部8A,8Bの数や円弧曲線10
によつて形成される弧状突部11の数あるいはこ
れらの組み合わせによつて内容物5の種類を識別
し得るようになつている。
第3図ハはV字形切り目7A,7Bに大きさの
異いを設け、各切り目7A,7Bの間に形成され
る山形突部8の大きさに変化を付けて表示したも
ので、各切り目7A,7Bの大きさ、個数および
配列を変化させることにより数多くの内容物5の
種類を表示出来るようになつている。
なお、前記第1図および第3図イ,ロ,ハに例
示した包装袋周縁部の凹凸形状6は、いずれも隣
接する包装袋1の周縁部と切断線を境にして全く
同じ形状となるよう配慮されており、自動製袋機
によつて包装袋を製造する際、隣接する包装袋を
カツターで切り離すだけで、同時に同じ形状の開
封凹凸部を各包装袋に形成し得るようになつてい
る。
第3図ニはV字形切り目7,7…の間を円弧状
曲線によつて繋ぎ、半円形状の突部12を連続形
成したもの、又、第3図ホではV字形切り目7の
間に台形状の輪郭線をもつ大小の突部13A,1
3Bが交互に形成されている。
本考案の包装袋は叙上の如き構成を有してお
り、周縁において内容物の効能、用法等を示す輪
郭の切り目が入つていることから、これを指の先
で触れるだけで内容物が何であるかを即座に識別
することが出来る。
また、包装袋を開封する場合は、その半周以上
の周縁部の何れの位置にあつても、手で引裂くだ
けで、切り目から容易に切断し、内容物を取出す
ことが出来る。
なお、上記実施例においては包装袋内に顆粒状
又は粉末状の内容物を収納する場合について説明
したが本考案の包装袋は別段これに限定されるも
のではなく、錠剤の如き固形物の包装にも適用可
能であり、また、開封用凹凸形状も、本考案の主
旨を逸脱しない限りにおいて各種の改変を加え得
ることは云うまでもない。
(考案の効果) 以上述べた如く、本考案の包装袋は、効能、用
法等が異なる内容物を夫々収納してなる複数種の
包装袋において、各包装袋の周縁部に少なくとも
その半周以上に開封用凹凸を形成し、かつ、該凹
凸形状を内容物の種類に対応して識別可能な互い
に他種類のものと異なる形状となしたものである
から、包装袋の周縁凹凸を指先で触れるだけで内
容物を識別することが出来、目の不自由な人でも
容易に包装袋内に収納された内容物を確認するこ
とが出来、特に医薬品等の包装袋の場合にそれが
いかなる効能のものかを知り誤つて効能や用法等
の違う薬を服用する危険を未然に防止することが
可能となると共に、周縁部の半周以上の開封用凹
凸によりどこの個所からでも、特定されることな
く容易に開封することが出来るすぐれた効果を奏
する。
本考案は特に目の不自由な人にとつて好適なも
のであるが、一般の包装袋としても、外観の相違
によつて同様に識別機能を有し好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る1つの包装袋の正面図、
第2図イ,ロ,ハは本考案に係る複数種の包装袋
正面図、第3図イ乃至ホは同包装袋に適用可能な
開封凹凸形状の各例を示す拡大概要図、第4図は
従来の切り目付包装袋の正面図である。 1……包装袋、3……周縁部、6……開封用凹
凸、7……V字形切り目、8,11,12,13
……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 効能、用法等が異なる内容物を夫々収納する複
    数の包装袋からなつており、各包装袋はその周縁
    部において少なくともその半周以上にわたり多数
    の開封用凸凹を有し、かつ、該凹凸形状は内容物
    の種類に対応して識別可能な、互いに他と異なる
    形状に形成されていることを特徴とする包装袋。
JP15908584U 1984-10-19 1984-10-19 Expired JPS6244935Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15908584U JPS6244935Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

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JP15908584U JPS6244935Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

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Publication Number Publication Date
JPS6174567U JPS6174567U (ja) 1986-05-20
JPS6244935Y2 true JPS6244935Y2 (ja) 1987-11-30

Family

ID=30717047

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JP15908584U Expired JPS6244935Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003094537A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Totani Corp 製袋方法および製袋機

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JPS6174567U (ja) 1986-05-20

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