JPS6244659A - 超音波送受信方法および装置 - Google Patents

超音波送受信方法および装置

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JPS6244659A
JPS6244659A JP60184604A JP18460485A JPS6244659A JP S6244659 A JPS6244659 A JP S6244659A JP 60184604 A JP60184604 A JP 60184604A JP 18460485 A JP18460485 A JP 18460485A JP S6244659 A JPS6244659 A JP S6244659A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、アレイ探触子を用いた超音波送受信方法およ
び装置に係り、特に、材料内部の欠陥を短時間で検出す
るのに好適な超音波送受信方法および装置に関する。
〔発明の背景〕
従来の電子走査方式超音波送受信方法では、アレイ探触
子を構成する超音波送受信素子毎に超音波の発信、受信
を遅延制御し、所定方向に超音波ビームを発信し、また
特定方向からの反射波のみに対して受信感度を高める遅
延制御を採用していた。ここに用いる遅延回路は1―当
り30万円と高価であり、各素子毎に遅延回路を設ける
と、装置自体が高額になってしまう。
そこで発明者等は、遅延回路を用いず、送受信素子を所
定間隔で選択し送受信して、所定方向に超音波ビームを
形成させ、また、特定方向がらの超音波ビームに受信感
度を高める方法を提案した。
この方法はそれなりの成果を上げたが、所定方向の超音
波ビームが形成されると同時に、アレイ探触子に対して
垂直方向に伝播する不要な超音波ビームも生じる問題が
あった。
垂直方向に伝播する不要な超音波ビームの強度を低下さ
せるとともに、垂直方向から伝播する反射波に対して受
信感度を低減させることができれば、超音波探傷の所望
方向での感度が高くなり、正確な測定結果が得られるは
ずである。
〔発明の目的〕   一 本発明の目的は、超音波送受信に従来の遅延制御を用い
ず、所定方向に超音波ビームを発信させ所定方向から伝
播する反射波に対してのみ受信感度を高めるとともに、
アレイ探触子に対して垂直方向の不要な超音波ビームの
発生および受信を防止する超音波送受信方法および装置
を提供することである。
〔発明の概要〕
アレイ探触子を構成する超音波送受信素子で、間隔d毎
に素子を選択し、同時に超音波を発信させると、各素子
から発生した超音波が干渉し、角度θ方向の超音波ビー
ムが形成される。ここで、間隔d、角度θ、超音波波長
λの間には、次式の関係が成立する。
λ/d=sinθ           ・・・(1)
第1式に示す通り、素子を選択する間隔dを変えれば、
超音波ビームの伝播方向を変更できる。
しかし、同時にアレイ探触子に対して垂直方向にも強い
超音波ビームが生じてしまう、同様に、間隔dで選択し
た素子の受信信号を加算(各素子を導通にして一括で受
信する)すると、角度θ方向からの反射波だけでなく、
垂直方向からの反射波に対しても高い受信感度を示して
しまい、受信信号を形成する反射体がアレイ探触子に対
してθ方向に存在するのか垂直方向に存在するのか特定
できなくなる。常に生じる垂直方向の超音波ビームを消
去し、受信においては垂直方向からの反射波に対して受
信感度を大幅に低減させるのが1本発明の方法および装
置である。
本発明においては、アレイ探触子を構成する超音波送受
信素子を間隔dで選択し、選択した第1素子群に発信電
圧を印加し超音波を発信させる。
同様に間隔dで選択した素子の中間に位置する第2素子
群には、第1素子群に印加した発信電圧の、、    
a*80flEttFuuI、”’C’MAM*111
6・11素子群と第2素子群からそれぞれ発信された超
音波は、角度θ方向では強めあい、垂直方向では互いに
弱めあい、結果として角度θ方向にのみ超音波ビームが
伝播する。受信に際しても、間隔dで選択した第1素子
群の受信信号と第1素子群の中間に位置する第2素子群
の受信信号とを減算あるいは第2素子群の受信信号を逆
位相にシフトさせて第1素子群の受信信号に加算する。
この結果、角度θ方向の反射波信号は強めあい、垂直方
向からの反射波信号は弱めあう。このようにして、角度
θ方向にのみ超音波ビームを発信させ、角度θ方向の反
射波にのみ受信感度を高めるのが本発明の原理である。
以下、実験および数値解析の結果を用いて、本発明の原
理をさらに詳しく説明する。
第14図に示すように1次元アレイ探触子1において間
隔d゛毎に斜線で示す送受信素子2を選択し、これら素
子に発信電圧3を印加する。この時。
アレイ探触子から発生する1921波の角度方向の強度
分布を第15図の測定系で測定すると、第16図の結果
を得る。第15図において、4はアレイ探触子1を中心
に設置した半円形鋼材、5はアレイ探触子1から発生し
た超音波を受信する受信用探触子で、15は超音波測定
装置である。超音波測定袋W15は受信した超音波の振
幅を洞窟分析する。第16図の点W6は実測した振幅の
角度分布、実線7は数値解析で得られた振幅の角度分布
である。第16図でわかるように、実測値6と数値解析
結果7はよく一致しており、角度θ方向の超音波ビーム
が形成されるとともに、垂直(θ=0″)方向の超音波
ビームも形成されている。
そこで、第17図に示すように、間隔dで選択した斜線
部の送受信素子2には1発信電圧3を印加し、斜線部以
外の送受信素子2Aには、発信電圧3と逆位相の電圧3
Aを印加して超音波を発信させる。第15図の測定系を
用いて超音波振幅の角度分布を測定すると、第18図の
ようになる。
図中1点線6が実測値、実線7が数値解析結果である。
この場合、垂直方向(θ=O°)の超音波振幅が大Nf
に低下し、逆にθ方向の超音波振幅が、第16図に比べ
て強くなることがわかる。
受信の場合は超音波発信と同様、間隔dで選択した送受
素子群2(第14図中斜線部)の受信信号に対して、送
受信素子群2Aの受信信号は、θ方向の反射波では逆位
相になるため、一方の受信信号を逆位相シフトして加算
し、または位相を変えずに減算すると、θ方向の反射波
では受信信号の強度が高まる。
選択した素子の間隔dによって発生する超音波ビームの
伝播角度θがどうなるかを測定した結果を第19図に示
す。実線8は、第1式から求められた曲線であり、白丸
で示す実測値は、実線8の理論曲線によく一致する。こ
のように、選択する素子間隔dを変えると、任意の角度
0方向に伝播する超音波ビームを発生させ、θ方向の反
射波を選択的に受信できる。
〔発明の実施例〕
次に、便宜上、超音波の発信と受信とに分けて、本発明
の実施例を詳細に説明する。
第1図は、角度0方向に超音波ビーム10を発生させる
方法を示した図である。アレイ探触子1を構成する間隔
dの素子2の群(斜線部)には発信電圧3を印加し、白
ヌキの素子2Aの群には。
発信電圧3を反転した電圧信号3Aを印加する。
この発信電圧によって各素子から発信された超音波が干
渉し、試験体9内で角度θ方向に超音波ビーム10が伝
播する。ここで、印加電圧3と3Aが互いに位相が18
0@ずれていなくともよいが、位相が180°ずれてい
ない場合には、垂直方向(θ=O°)に発生する超音波
ビームの振幅は零にならない。
第2図は、印加電圧を一種類にして垂直方向の超音波ビ
ームの発生を防止する方法を示した図である0間隔dで
選択した素子2の群に対しては下端電極12を接地し、
上端電極11に印加電圧3を印加する。一方、素子2A
の群に対しては上端電極11を接地し下端電極12に印
加電圧3Aを印加する。こうすると、素子2と素子2A
からはそれぞれ位相が、180°異なる超音波が発生し
第1図と同様、試験体9内で角度θ方向に超音波ビーム
が伝播する。
第3図は1選択する素子間隔dを変えて超音波ビームの
伝播方向θを変える方法を示した回である。2に個の送
受信素子2の上端電極11にそれぞれ端子S1が接続さ
れており、下端電極12を接地しである場合を想定する
。素子間隔がΔdのとき、印加電圧3に接続し、印加電
圧3Aを印加する端子Nkはそれぞれ端子S、の偶数番
目に接続する。このときの選択素子間隔は2Δdである
から、第1式により1次式の関係で角度θ、方向超音波
ビーム1oが発生する。
0 x=sin−’(λ/2Δd)        ・
(2)ここでλは超音波波長である。
次に、端子8区のうち、Qは値が次式で表わされる番号
Qに端子Pkを接続する。
12=4n+1            由(3)ただ
しnは0を含む正の整数である。
一方、端子S息のうちQの値が第4式で与えられる番号
悲に端子Nkを接続する。
Ω=4n+3             ・・・(4)
この結果、選択素子間隔は4Δdになり、角度02方向
に超音波ビームIOAが発生する。ここで02は次式で
与えられる。
θz=sin−”(λ/4Δd )         
 −(5)このように素子の選択間隔を変えることによ
り、発生する超音波ビームの伝播角度0を変えることが
できる。
第4図は、所定位置に超音波ビーム10を集束させる方
法を示した図である。試験体9で深さfy、x座標上で
f、に集束する超音波ビーム10を発生させるときは、
素子2のX座標が、第6式を満足する場合、 ん 印加電圧3を印加し、第6式を満足しないX座標にある
素子2Aには、印加電圧3Aを印加する。
なお、素子2の下端電極を接地して、上端電極に印加電
圧3を印加しても、第4図の場合と同様(fye fy
)の位置に集束する超音波ビーム10を発生させること
ができる。
第5図は、リング状送受信素子30を用いて、超音波ビ
ーム10の集魚距離fyを変える方法を示した図である
。深さf、に超音波ビーム10を集束させるときには、
第7式が成立する半径rのリング素子21には印加電圧
3を印加する。
ル 一方、第7式が成立しないリング素子30Aには、印加
電圧3Aを印加する。
リング素子3oの下端電極を接地し、上端電極に印加電
圧を印加し、一方、リング素子30Aの上端電極を接地
し、下端電極に印加電圧3を印加しても、第5図と同様
、深さfyに超音波ビーム10を集束させることができ
る。
第6図は、角度O方向から伝播する反射波を感度を高く
受信する方法を示した図である。選択間隔dの素子2群
の受信信号(角度θから伝播する超音波ビーム10に対
する)と素子2A群の受信信号を減算器20を用いて減
算して出力信号21を得る。このとき、角度θ1間隔d
、波長λの間に第1式が成立していると、素子2A群の
受信信号が素子2群の受信信号に対してちょうど位相が
反転しているので、減算により、素°子群2および2A
のおのおのが受信した電圧信号の2倍の振幅の電圧が得
られる。
第7図は、第6図と同様の効果を得る方法を示した図で
ある0間隔dの素子2群の受信信号と、素子2Aの受信
信号を反転増幅器22で位相を反転した信号を同時に受
信すると、第6図と同様1、角度θ方向の反射波のみに
対して受信感度が高くなる。
第8図は、間隔dの素子2群の下端電極と素子2A群の
上端電極とを接地し、素子2群の上端電極と素子2A群
の下端電極とを接合して反射波の受信信号を得る方法で
ある。この方法は、第6゜7図と同様に、角度θ方向の
反射波のみに感度が高くなる。
第6.7.8図に示す方法において、選択する素子2お
よび2Aの間隔dを変えてそれぞれ素子1      
を選ぶことにより、受信感度が高まる反射波の伝播角度
θを第1式に従って選択できる。
第9図は、深さfy、x軸上fxの位置から反射される
超音波のみ感度を高く受信する方法を示した図である。
第6式を満足するX座標にある素子2群の受信信号と第
6式を満足しないX座標にある素子2A群の受信信号と
を減算器20で減算し、出力信号21を得るものである
なお、第7図に示すように、素子2群の受信信号と素子
2A群の受信信号を反転増幅器22を用いて位相を反転
した信号とを一括(出力信号21として得る方法、また
、素子2群の下端電極12と素子2A群の上端電極11
とを接地し素子2群の上端電極11と素子2A群の下端
電極12とを接続して出力信号21を得る方法も、深さ
fy。
X座標fxの位置から反射する超音波10に対してのみ
受信感度を高くすることができる。
第10図は、リング状素子30を用いて、深さfyから
反射される超音波10に対してのみ感度を高くして受信
する方法を示した図である。半径rが深さfy−に対し
て第7式が成立するリング状素子30群の受信信号と第
7式が成立しないリング状素子2OA群の受信信号とを
減算器2oを用いて減算し出力信号21を得る。この場
合、深さfyから反射される超音波10に対してのみ受
信感度が高くなる。
リング状素子30群の受信信号とリング状素子30A群
の受信信号とを位相反転させて一括受信する方法、また
、リング状素子30群の下端電極と素子30A群の上端
電極とを接地し素子30群の上端と素子30A群の下端
電極とを接続して出力信号21を得る方法とも、第10
図の方法と同じ効果がある6 以上、超音波ビームの発信方法と受信方法とに分けて述
べたが、実際は、送受信モード切換えスイッチにより、
同一アレイ探触子を送受信に切り換えて使用することが
できる。この送受切換えの方法は、既に確立された技術
を用いてもよい。
次に、上記方法を用いて、欠陥を検出する方法について
説明する。第11図に、第2図の送信方法と第8図の受
信方法とを組合わせて深さyにある欠陥40を探傷する
方法を示す。図中、端子41.42は、それぞれ素子2
の上端電極11および下端電極12の端子である。印加
電圧3を印加する端子群43をA領域の端子41.42
に接続し出力信号21を得る端子群44を領域Bの端子
41.42に接続すると、θ方向に発生する超音波10
の伝播方向でしかもその反射波10Aが0方向になる欠
陥40が存在するときのみ、高い振幅の出力信号21が
得られる。すなわち、出力信号21を、印加電圧3の印
加時を時間原点とし時間軸上で出力信号21をモニタし
ていれば所定振幅以上の出力信号21を得たとき、欠陥
40があると判定できる。端子群43および44を素子
1個分ずつ接続をシフトして探傷すれば、図中X方向に
探傷位置を走査可能である。
同様に、第2〜5図に示す発信方法と第6〜10図に示
す受信方法とを組合わせると、特定位置にある欠陥から
反射波を強力に受信し探傷できることになる。
第12図に、本発明の超音波探傷装置の構成を示す0発
信器50は、一定周期で、所定周波数の印加電圧3をス
イッチ制御器51を介してアレイ探触子1の素子2に印
加する。また、印加電圧3出力と同期して時間欠点とな
るトリガ信号55を波形表示器54に出力する。スイッ
チ制御器51は所定の素子2に対して印加電圧3を印加
させ、また所定の素子2からの受信信号を出力信号21
として増幅器52に与える。増幅器52は所望の増幅率
で出力信号21を増幅し、検波器53に出力する。検波
器53では増幅された出力信号21を検波し、波形表置
器54に出力する。波形表示器54は、トリガ信号55
の入力時刻を時間原点として時間をスイープし、検波さ
れた出力信号21を表示する。
第13図にスイッチ制御器51の詳細構成を示す。一点
鎖線51がスイッチ制御器を示している。
図において、端子61は印加電圧3の入力端子、端子6
4はトリガ信号55の入力端子、端子62は受信信号2
1の出力端子である。各素子2毎に、       X
<’15−111J御”jo’)’)67”゛設置11
6・まずスイッチ60の動作特性は制御端子dが1”の
とき端子aとbが導通となり、端子dが“0”のとき端
子aとCが導通になる。カウンタ65は、端子64から
入力されるトリガ信号55を計数する。この計数値に対
応する番地からメモリ66では記憶内容をバッファ63
に出力する。
バッファ63は3ビツトである。ここではそれぞれのビ
ットをe、f・ kで表わす・ eが“1”、fが“1”1gが“1″のとき、素子2の
上端電極11に印加電圧3が印加され、下端電極12は
接地して、順位相の超音波が発信される0次に、eが“
O”、fが゛”1”+gが“1”のときには、素子2か
ら逆位相の超音波が発信される。eが“1”、fが“0
”9gが“1”のときは、素子2は受信モードになり、
端子62と上端電極11が導通、下端電極12が接地さ
れる。eが“O”、fが′″O”9gが1”のときも素
子2は受信モードになり、今度は上端電極11が接地、
下端電極12が端子62と導通状態となる0gが“OI
tのときは、素子2の上端あるいは下端電極がオープン
状態になり、素子2は発信、受信のいずれのモードにも
ならない。このように制御するスイッチ制御用ブロック
67を各素子に接続して、スイッチ制御器51を構成す
る。
この結果、各素子毎の送受信モードおよび不動作を切り
換えでき、第11図に示すような指向性の超音波探傷装
置が得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、次の効果が得られる。
(1)アレイ探触子から所定間隔の素子を選択し超音波
を送受信することにより、所望角度方向に伝播する超音
波ビームを送信でき、また所望方向からの反射波のみを
高感度受信可能である。
(2)このとき、垂直方向の超音波ビームが発生しない
ので、探傷がより正確になる。
(3)1個当り約30万円の高価な遅延回路を用いずに
電子走査できるから、従来のフェーズドアレイ方式電子
走査超音波探傷装置に比べて、約3分の1以下のコスト
に低減できる。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の超音波発信方法の一実施例を示す図、
第2図、第3図、第4図、第5図は本発明の超音波発信
方法の他の実施例を示す図、第6図、第7図、第8図、
第9図、第10図は本発明の超音波受信方法の実施例を
示す図、第11図は本発明を応用した超音波欠陥探傷方
法を示す図、第12図は本発明による超音波探傷装置の
ブロック図、第13図は第12図装置のスイッチ制御器
の詳細を示すブロック図、第14図はアレイ探触子から
一定間隔で選択した素子群にのみ電圧を印加する従来方
法を示す図、第15図はアレイ探触子から発信される超
音波の角度依存振幅分布を測定する配置を示す図、第1
6図は第14図例を第15図の測定系で測定した結果を
示す図、第17図体所定間隔で選択した素子群とその中
間に位置する素子群とにそれぞれ逆位相の発振電圧を印
加する本発明方法の原理を示す図、第18図はその特性
を示す図、第19図は素子の選択間隔により超音波の伝
播角度が変化することを示す図である61・・・アレイ
探触子、2,2A・・・超音波受信素子、3.3A・・
・印加(発信)電圧、4・・・半円形鋼材、5・・・受
信探触子、6・・・実験値、7・・・解析値、8・・・
理論曲線、9・・・試験体、10.IOA・・・超音波
ビ−ム、11・・・上端電極、12・・・下端電極、1
5・・・超音波測定装置、20・・・減算器、21・・
・出力信号、22・・・反転増幅器、30.3OA・・
・リング素子。
40・・・欠陥、41.42・・・端子、43.44・
・・端子群、50・・・発信器、51・・・スイッチ制
御器、52・・・増幅器、53・・・検波器、54・・
・波形表示器、55・・・トリガ信号、6o・・・スイ
ッチ、61・・・入力端子、62・・・出力端子、63
・・・バッファ、64・・・トリガ信号入力端子、65
・・・カウンタ、66・・・メモリ、67・・・スイッ
チ制御ブロック。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の超音波送受信素子からなるアレイ探触子を用
    いて超音波を送受信する方法において、アレイ探触子か
    ら所定間隔の素子を選択して発信電圧を印加するととも
    に、それら選択された素子間の素子には前記発信電圧と
    は異なる位相の発信電圧を印加して、各素子から同時に
    超音波を発生させ、特定方向にのみ超音波ビームを形成
    させることを特徴とする超音波送受信方法。 2、特許請求の範囲第1項において、位相の異なる電圧
    が、基本となる発信電圧を反転させた電圧であることを
    特徴とする超音波送受信方法。 3、特許請求の範囲第1項において、選択された素子群
    とその間の素子群とは接地電極を逆にし、同一電圧をそ
    れぞれの他極に印加して、逆位相の超音波を発生させる
    ことを特徴とする超音波送受信方法。 4、上記特許請求の範囲のいずれか一項において、選択
    する素子の間隔を変えて超音波ビームの伝播方向を設定
    することを特徴とする超音波送受信方法。 5、特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか一項にお
    いて、目標点の試験体内の深さをf_yとしx座標をf
    _xとしたときに、素子のx座標がcos(2π/λ×
    √((x−f_x)^2+f_y^2))≧0を満足す
    る素子には基本となる発信電圧を印加し、満足しないx
    座標にある素子には位相の異なる発信電圧を印加して、
    前記目標点に超音波ビームを集束させることを特徴とす
    る超音波送受信方法。 6、特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか一項にお
    いて、リング状送受信素子を用い、目標点の深さをf_
    yとしリング半径をrとしたときに、素子の半径rが cos((2π/λ)×√(f_y^2+r^2))≧
    0を満足する素子には基本となる発信電圧を印加し、満
    足しない半径にある素子には位相の異なる発信電圧を印
    加して、前記目標点に超音波ビームを集束させることを
    特徴とする超音波送受信方法。 7、特許請求の範囲第2項において、選択された素子群
    からの受信信号と選択されなかつた素子群からの受信信
    号とを減算して受信することを特徴とする超音波送受信
    方法。 8、特許請求の範囲第2項において、選択されなかつた
    素子群からの受信信号を反転し、選択された素子群から
    の受信信号と加算して受信することを特徴とする超音波
    送受信方法。 9、特許請求の範囲第3項において、ふたつの素子群か
    らの受信信号を加算して受信することを特徴とする超音
    波送受信方法。 10、特許請求の範囲第5項において、条件を満足する
    素子群の受信信号と満足しない素子群の受信信号とを減
    算して受信することを特徴とする超音波送受信方法。 11、特許請求の範囲第6項において、条件を満足する
    素子群の受信信号と満足しない素子群の受信信号とを減
    算して受信することを特徴とする超音波送受信方法。 12、複数の超音波送受信素子からなるアレイ探触子を
    用いて超音波を送受信する装置において、所定間隔の素
    子を選択してそれらを接続すると同時にそれら選択素子
    間に配置した素子を接続するスイッチ制御装置と、互い
    に接続された二つの素子群に対しそれぞれ異なる位相の
    発信電圧を印加する発信器と、二つの素子群の受信信号
    の一方を所定位相だけシフトして加算し受信信号を形成
    するミキサ装置と、ミキサ装置からの信号を増幅検波す
    る装置と、この信号波形を時間軸上に表示する波形表示
    装置とからなることを特徴とする超音波送受信装置。
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