JPS6244629A - 液面レベル計 - Google Patents

液面レベル計

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JPS6244629A
JPS6244629A JP18454185A JP18454185A JPS6244629A JP S6244629 A JPS6244629 A JP S6244629A JP 18454185 A JP18454185 A JP 18454185A JP 18454185 A JP18454185 A JP 18454185A JP S6244629 A JPS6244629 A JP S6244629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
winding
coil
gap
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP18454185A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikahisa Hayashi
林 知加久
Makoto Kawai
誠 河合
Yoshikazu Hirose
吉一 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP18454185A priority Critical patent/JPS6244629A/ja
Publication of JPS6244629A publication Critical patent/JPS6244629A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は自動車、産業用機械器具等に設けられるタン
クその他の各種容器内における、ガソリン、オイル、石
油、水その他の各種液体のレベルを検出して表示するた
めの液体レベル計に係り、詳しくは液面レベルの検出部
において、コイルに用いられるコアに関するものである
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)従来
の液面レベル計としては、フロートアームによってポテ
ンショメータを作動させるフロートアーム式、リニアポ
テンショメータ式、コイルのインダクタンス変化を利用
する誘導式、その他の多くの種類が知られている。これ
らのうち特に誘導式はフリクションの影響゛がなく、測
定精度が高い点において優れている。
誘導式の具体例としては、軸心方向に不均一に分布した
巻き線密度を有するコイルと、そのコイルの内部におい
て液面レベルに応じて上下動するフロートと、同フロー
トに連動する可動コアとを有するものが知られている。
これは、可動コアのコイルへの挿入量の変化によって生
ずるコイルのインダクタンスの変化を、利用して、液面
レベルの変化を検出するものであるが、可動コアはコイ
ル全長にわたって作用するものではないので、該コイル
は基本的には空芯コイルに近いものである。従って、大
きなインダクタ 。
ンス及びその変化、を得ることは困難であり、検出感度
が低いという問題があった。
また、特公昭55−13288号特許公報に示された通
り、磁性体からなるコア上に巻回形成された主コイルと
、該主コイルの外周に1習動可能に配設されたリングコ
イルとを含む変位検出器を使用し、リングコイルに生ず
る渦電流による相互インダクタンスを利用した変位計も
知られている。
しかしながら、この変位計ではリングコイルがコイルの
外周に配設されているので、どうしてもコアとリングコ
イルとの距離が大きくなり、インダクタンス変化が高め
られないという問題があった。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するため、コイルの略全長に
わたってコアを設け、同コアの外周に間隙を隔てて巻き
線を設けるとともに9、前記間隙内に導電体リングを上
下動可能に挿入するという手段を採った。
(作用) 本発明では、コイルの略全長にわたってコアを設けたた
め、コイルのインダクタンスが従来の可動コア式コイル
に比べて著しく高い。
前記コイルに電圧を印加すると、コアの透磁率が高いた
め磁束はコア内に集中するとともに、磁束分布が生ずる
。従って、導電体リングに電磁誘導が生じ、導電体でお
るため渦電流損が生ずる。
この渦電流によって逆磁界が生ずるため、巻き線からみ
た場合のインダクタンスが減少する。すなわち、コア中
の磁束分布により、インダクタンスの減少の仕方が変化
する。
ここで、本発明ではコアの外周に間隙を隔てて巻き線を
設けるとともに、前記間隙内に導電体リングを上下動可
能に挿入したため、導電体リングの直径が小さくなると
ともに、コアと導電体リングの距離が接近する。従って
、導電体リングの抵抗値が小さくなって渦電流が大きく
なるとともに、ビオ・サバールの法則から渦電流により
生ずる逆磁界が大きくなる。このため、インダクタンス
の変化が大きくなり、液面レベルの検出感度が高くなる
ところで、導電体リングに直交する磁束密度は、コイル
の位置によって異なり、渦電流損も異なる。
従って、インダクタンスは導電体リングの移動によって
変化することになる。
(実施例) 以下、自動車の燃料タンクに装着されガソリンや軽油等
の燃料の残量を表示する液面レベル計に対して、本発明
を具体化した一実施例を図面に従って説明する。
まず、第2図に従って構成全体の概略を説明しておくと
、本実施例は燃料に挿入されるコイル等を備えた検出部
Aと、同コイルに接続されてそのインダクタンス変化を
電圧変化、電流変化等に変換する変換回路Bと、変換回
路Bの出力電圧を指示計の特性に合せるための出力補正
回路Cと、液面レベルの指示計りとよりなるものである
。そこで、これら各部A−Dの順に詳述する。
[検出部A] 検出部Aにつき第1.3.4図に従って説明すると、1
はガソリン、軽油等の燃料2を貯溜する自動車の燃料タ
ンクであって、天板1aと底板16のみが図示されてい
る。3は燃料タンク1の天板1aに設けられた検出部A
の装着穴である。
4はタンク1に図示しないネジによって取付けられた支
持ボスであって、衝撃を緩衝しうる軟質発泡樹脂にて形
成さ′れている。同支持ポス4とタンク1の間にはゴム
製のパツキン5が介装され、支持ボス4の下側中央部に
は取付凹部6が形成されている。
7は上端において取付凹部6に取付けられ、燃料タンク
1の底板1bの直上まで下方に鉛直に延びる棒状のコイ
ル部材で必って、次)ホするようにコア、コア保護筒、
ボビン、巻き線及び巻き線保護筒を有している。
8はコイル部材7上喘の非磁性体よりなるコアホルダ9
によって固定され、コイル部材7の略全長にわたるよう
底板1bの直上まで延びる棒状のコアであって、高透磁
率及び絶縁性を有する磁性体、例えばフェライトによっ
て直径10IrR1長さ160#の寸法に形成されてい
る。
10はコア8の外周に設Cブられだコア保護筒であって
、合成樹脂によって厚さが1〜2#程度に薄く形成され
ている。11はコア保護筒10の外周に間隙12を隔て
て設けられた合成樹脂よりなる円筒状のボビンであって
、該間隙12は幅約5mの環状の空間となっている。
14はボビン11の外周に巻き付けられた巻き線であっ
て、次のような巻き方が施されている。
すなわち、特に第3図に示すように、コア8の最下端部
の約’lQmmには不巻部14aが形成され、コア8下
端からの距離で10〜140mmの範囲には均一かつ一
方向に巻かれた平谷部14bが形成され、コア8上端か
らの距離で10〜20mmの範囲には多数巻きされた密
巻部14Gが形成され、コア8の最上端部の約1Qmm
には不巻部1、    4dが形成されている。
15は前記支持ボス4の取付凹部6に支持され、巻き線
14の外周に配設された合成樹脂製の巻き線保護筒であ
って、下端において前記ボビン11と一体に形成されて
いる。16は巻き線保護筒15とコア保護筒10とを連
結する連結棒であって、前記間隙12の幅を一定に保っ
ている。なお、同連結棒16は間隙12を塞ぐものでは
ないので、燃料2は間隙12内に入り込むようになって
いる。
17は間隙12内に上下動可能に挿入されたフロートで
あって、ゴム又は合成樹脂の発泡体(非磁性体)により
ドーナツ状に形成されており、その比重は燃料2の比重
より小さい。従って、フロート17は燃料2上に浮き、
燃料2の液面レベルの変化によって上下動される。
18はフロ°−ト17の内周に取着された導電体リング
であって、小さい′比重(燃料2の比重に近い)で導電
性を有する高分子材料、例えばカーボンを充填した合成
樹脂により形成されている。この導電体リング18は前
記連結棒16に係止されて落下が防止される。
19は前記巻き線14から引き出された導線で市って、
後述する変換回路B及び出力補正回路Cに接続されてい
る。
前記コイル部材7の等価回路を第4図に示す。
コア8が絶縁体かつ磁性体であるため、コア8内体の巻
き線成分Scはほとんど解放される。
また、導電体リング18は導電性を有するため、その巻
き線成分3rは短絡される。3mは巻き線14の巻き線
成分、Cll1は巻き線14の浮遊容量、CXは導電体
リング18と巻き線14の間の静電容量であって、導電
体リング18の移動にかかわらず一定である。
次に、以上のように構成された検出部Aの使用上の作用
効果について説明する。
本実施例では、コイルの巻き線の略全長にわたってコア
8を設けたため、コイル部材7のインダクタンスが従来
の可動コア式コイルに比べて著しく高い。
前記巻き線14に電圧を印加すると、コア8の透磁率が
高いため磁束はコア8内に集中するとともに、磁束分布
が生ずる。従ってミ導電体リング18に電磁誘導が生じ
、導電体でおるため渦電流損が生ずる。この渦電流によ
って逆磁界が生ずるため、巻き線14からみた場合のイ
ンダクタンスが減少する。ずなわら、コア8の磁束分布
により、インダクタンスの減少の仕方が変化する。
ここで、本実施例ではコア8の外周に間隙12を隔てて
巻き線14を設置プるとともに、同間隙12内に導電体
リング1Bを上下動可能に挿入したため、導電体リング
18の直径が小さくなるとともに、コア8と導電体リン
グ18の距離が接近する。従って、導電体リング18の
抵抗値が小さくなって渦電流が大きくなるとともに、ビ
オ・サバールの法則から渦電流により生ずる逆磁界が大
きくな゛る。このため、インダクタンスの変化が大きく
なり、液面レベルの検出感度が高くなる。
ところで、導電体リング18に直交する磁束密度は、コ
イル部材7の位置によって異なり、渦電流損も異なる。
従って、インダクタンスは導電体リング18の移動によ
って変化することになる。
いま、フロート17のコイル部材7下端からの変位をX
とし、燃料2が空になりフロート17が最も下におると
き、X=O,燃料2が満たされフロート17が最も上に
きたとき、X=Fとする。
仮に、巻き線14がすべて均一な平巻部であったとする
と、コイル部材7は上下対称となり、導電体リング18
に直交する磁束密度はコイル部材17の中央部で最大に
なるため、インダクタンスはXがF/2に近いときに極
小となる。従って、全変位にわたるインダクタンスのリ
ニアリティがとれない。
しかし、本実施例では平巻部14bの上部に連続して密
巻部14Cを設けて、磁束分布を非対称にしているため
、導電体リング18に直交する磁束密度はコイル部材7
の上端部付近で最大になる。
従って、インダクタンスが最小となる導電体リング18
の位置はコイル部材7の上端近くまで上昇し、インダク
タンスはフロート17が上へ移動するに伴って常に減少
する。また、不巻部14a。
、      14dを設けているため、磁束分布が変
化し、X=F付近におけるインダクタンスの上昇が押さ
えられる。以上より、コイル部材7のインダクタンスは
、フロート17の変位Xによって直線的に変化すること
になる。
また、導電体リング18を小さい比重の材料で形成した
ため、軽量となり小さい浮力で浮く。従って、フロート
17を小さく形成することができる。
また、フロート17及び導電体リング18はコア保護筒
10とボビン11の間の間隙12内を上下動するため、
液面が揺れても動作不良や精度低下がほとんど起こらな
い。また、フロート17及び導電体リング18はコイル
部材7の外部に現れないので、液体中のゴミが11着し
にくく、異物に当たって損傷することもない。
[変換回路B] 次に、検出部Aに接続され、コイル部材7のインダクタ
ンスの変化を電圧変化、電流変化等に変換する変換回路
Bについて説明する。当該回路Bの構成は特定のものに
限定されず、例えば次の回路を採用することができる。
■ 前記コイル部t17と抵抗によるLR直列回路に数
kHzから数十kHzの矩形波パルスを印加させ、これ
に伴う過渡応答を利用してL−V変換するもの。
■ 発撮回路中に前記コイル部材7を組込み、このイン
ダクタンスによる発掘周波数の変化を検出するもの。
■ 前記コイル部材7と抵抗によるLR直列回路におけ
る位相差から検出するもの。これは発振波形を正弦波と
し、LR直列回路における電流の位相遅れを検出する方
法である。
[出力補正回路C及び指示計D] 指示計りは液面レベルを指示しうるちのであれば、アナ
ログ式、デジタル式を問わず、どのような種類のもので
もにい。しかし、自動車の電源を ・OFFした場合で
も、その時の指示をそのまま保持することができるもの
が好ましい。燃料の残量を知る機会が増え、従って、燃
料補給を怠り走行途中で燃料切れを起すという事態を防
止することができるからである。その−例としては、駆
動電磁コイルに生ずる電磁力と、制動電磁コイルに生ず
る電磁力とがバランスする位置に指針が振れるホールド
タイプのメータを挙げることができる。
また、出力補正回路Cは変換回路Bの出力電圧、出力電
流等を指示計りの特性に合せるために設けられるもので
あって、変換回路B及び指示計りの種類に応じて適宜設
計されるものである。従って、変換回路B及び指示計り
の性質上、必要がなGプれば省略することもできる。
なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、例えば次にようにして具体化しても良い。
(1)コア8を構成する磁性材料は前記フェライトに限
定されず、積層したケイ素鋼板、パーマロイ、アモルフ
ァス合金等でもJ:い。
(2)コア8の寸法形状も前記実施例に限定されず、測
定対象に応じて任意に決定できる。
(3)導電体−リング18を導電性を有し比重が極めて
小さい発泡樹脂等で形成すれば、フロート17を省略す
ることもできる。
(4)コア保護筒10を省略してもよい。
(5)自動車の燃料タンクにおける液面レベル計以外に
、オイルタンク、貯水タンク、石油タンク、電解液タン
ク等、種々の容器内における液面のレベル計として具体
化することもできる。
発明の効果 以上詳述したように、この発明は液面レベルの検出感度
が高くなり、液面が揺れても動作不良や精度低下がほと
んど起こらないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
各図はこの発明を自動車の燃料タンクにおける液面レベ
ル計に具体化した実施例を示し、第1図は検出部の断面
図、第2図は実施例全体を示す概略図、第3図はコイル
部材正面図、第4図は同コイルの磁気等価回路を示す回
路図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、コイルのインダクタンス変化を利用して液面レベル
    を検出する液面レベル計において、コイルの略全長にわ
    たってコア(8)を設け、同コア(8)の外周に間隙(
    12)を隔てて巻き線(14)を設けるとともに、前記
    間隙(12)内に導電体リング(18)を上下動可能に
    挿入したことを特徴とする液面レベル計。
JP18454185A 1985-08-22 1985-08-22 液面レベル計 Pending JPS6244629A (ja)

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JP18454185A JPS6244629A (ja) 1985-08-22 1985-08-22 液面レベル計

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JPS6244629A true JPS6244629A (ja) 1987-02-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013527448A (ja) * 2010-04-30 2013-06-27 アゲリス グループ アクチエボラグ 冶金容器内での測定

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013527448A (ja) * 2010-04-30 2013-06-27 アゲリス グループ アクチエボラグ 冶金容器内での測定
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