JPH034897Y2 - - Google Patents

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JPH034897Y2
JPH034897Y2 JP8124984U JP8124984U JPH034897Y2 JP H034897 Y2 JPH034897 Y2 JP H034897Y2 JP 8124984 U JP8124984 U JP 8124984U JP 8124984 U JP8124984 U JP 8124984U JP H034897 Y2 JPH034897 Y2 JP H034897Y2
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circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は自動車、産業用機械器具等に設けら
れるタンクその他の各種容器内における、ガソリ
ン、オイル、石油、水その他の各種液体のレベル
を検出して表示するための液体レベル計に係り、
詳しくは液面レベルの検出部におけるコイルの構
造に関するものである。
(従来の技術) 従来、第14図に示すアームフロート式の液面
レベル計があつた。この液面レベル計について簡
単に説明すると、101は液体の容器に取付ける
セツトプレートであつてその下面には回転ポテン
シヨメータ(図示しない)を内装したボデイ10
2が取付けられている。103はボデイ102の
上部に回動可能に取付けられたフロートアームで
あつて、その下端には発泡ゴムにて形成されたフ
ロート104が取着されている。このフロートア
ーム103の上端は、前記ポテンシヨメータを回
動しうるように連結されている。
105はボデイ102に設けられたフロートア
ームのストツパである。106はボデイ102の
下面から下方に延びるシヤフトであつて、レベル
スイツチ107のケーブル108が巻き付けられ
ている。109は出力ケーブルである。
このアームフロート式液面レベル計において
は、フロートアーム103の形状誤差、取付け
精度等の点から精度が低い、フロートアームの
軸受部のフリクシヨンによつてフロート104位
置の検出精度にバラツキが生じる、軸に対しス
ラスト方向の揺動に弱い回転タイプであるため、
回転角と液面レベルとの間のリニアリテイが低
い、液体の容器内に挿入しいくい、容器内に
おいてフロートアーム103の移動する範囲が広
くなりすぎる等という問題点があつた。
また、従来、第15〜17図に示すリニアポテ
ンシヨメータ式の液面レベル計もあつた。この液
面レベル計についても簡単に説明しておくと、1
10はセツトプレート、111はその下面に取付
けられた円筒状のケースである。112はケース
111の下端に取着されたブラツシングラバーで
つて、その中央部にはスリツト状の穴113が形
成され、第17図に示すように内側へ折返されて
いる。
114はケース内に設けられたリニアポテンシ
ヨメータであつて、第16図に示すようにコモン
ライン115と矩形波状の抵抗パターン116が
コーテイングされている。同リニアポテンシヨメ
ータ114の下端は前記穴113に密接してい
る。117はリニアポテンシヨメータ114に外
嵌されたフロートであつて、前記コモンライン1
15と抵抗パターン116とを短絡している。1
18はエア抜き穴、119,120は液体の流通
穴である。
このリニアポテンシヨメータ式液面レベル計に
おいては、フロート117のリニアポテンシヨ
メータ114に対するフリクシヨンがフロート1
17の浮力に影響して、精度が低くなる、フロ
ート117が大きくなる、フロート117の揺
動を極力避けるためのケース111が必要であ
る、リニアポテンシヨメータ114が露出して
おり、かつ抵抗体115,116の凹凸があるた
め液中のごみが付着しやすい、従つて接触不良
やフロートの引掛りの生ずるおそれがある等とい
う問題点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) そこで、本願考案者は最近、上記のように精度
が低くバラツキも生じる、リニアリテイが低い、
液体の容器内に挿入しにくい、容器内においてフ
ロートアームの移動する範囲が広くなりすぎる、
接触式であるためフリクシヨンの影響がある、ケ
ースが必要である、液中のごみか付着しやすく接
触不良やフロートの引掛りの生ずるおそれがある
等という従来の液面レベル計における問題点を解
消した液面レベル計を発明しているが、この液面
レベル計において問題となつたのは、どのように
したら精度を向上することができるかということ
であつた。
すなわち、コアを有するコイルの外周に、導電
体リングを内蔵したフロートを移動可能に設け、
導電体リングの移動に伴うコイルのインダクタン
ス変化をL−V変換回路により電圧変化に変換し
て指示針を駆動するように液面レベル計を構成し
たが、コイルと導電体リングとの静電的結合によ
りコイルの結合点で分圧が生じ、導電体リングの
移動に伴つてこれらの共振周波数が変化するとい
う過渡現象が起こつた。この過渡現象により、L
−V変換回路のLR直列回路に生ずる電圧波形に
ひずみが発生し、L−V変換誤差ひいては精度低
下の原因になるという問題があつた。
本考案は上記L−V変換誤差による精度低下と
いう問題点を解決するためになされたものであ
る。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案の液面レベル計は上記問題点を解決す
るために、コイルの巻線の外周にこれを覆うよう
にして、絶縁シートが内側に導電シートが外側に
なるように重合され、かつ、その両側縁同志が所
定の間隔を持つて対峙するようにして導電筒を配
設した構成を採用したものである。
(作用) この考案は前記構成を採用したもので、コイル
と導電体リングの直接の静電的結合が遮断され、
導電筒とコイルの間の静電容量及び導電筒と導電
体リングの間の静電容量が導電体リングの移動に
かかわらず一定となる。従つて、前記過渡現象は
起こらず、L−V変換回路のLR直列回路に生ず
る電圧波形にひずみが発生することもない。
また、コイルの巻線の外周にこれを覆うように
配設された導電筒の両側縁同志は、接触すること
なく、所定の間隔を持つて対峙しているため、導
電筒に過電流損は生じない。従つて、導電筒は磁
束漏れ分布にほとんど影響を及ぼさない。
(実施例) 以下、自動車の燃料タンクに装着されガソリン
や軽油等の燃料の残量を表示する液面レベル計に
おいて、本考案を具体化した一実施例を図面に従
つて説明する。
まず、第1図に従つて本実施例の構成全体の概
略を説明しておくと、本実施例は棒状のコアを有
するコイルの外周に、導電体リングを内蔵したフ
ロートが移動可能に設けられてなる検出部Aと、
同コイルに接続されてそのインダクタンス変化を
電圧変化に変換するL−V変換回路Bと、L−V
変換回路Bの出力電圧を指示計の特性に合せるた
めの出力補正回路Cと、液面レベルの指示計Dと
よりなるものである。そこで、これら各部A〜D
の順に詳述する。
検出部 A 検出部Aにつき第2〜5図に従つて説明する
と、1はガソリン、軽油等の燃料2を貯溜する自
動車の燃料タンクであつて、上板3と底板4のみ
が図示されている。5は上板3に設けられた検出
部Aの装着穴である。
6はタンク1の上板3にネジ7によつて取付け
られた検出部Aのハウジングであつて、その中央
部には貫通孔8が設けられている。9はハウジン
グ6の上部に設けられた収納凹部であつて、その
上面にはカバー10が取着されている。11はハ
ウジング6とタンク1の間に介装されたゴム製の
パツキンである。
12は上端において貫通孔8に取付けられ、底
板4の直上まで下方に鉛直に延びる棒状のコイル
であつて、次述するようにコア、巻き線及びスリ
ーブを有している。同コイル12のインダクタン
スをL、直流抵抗をrとする。13は非磁性体の
コアホルダ13aによつて貫通孔8に取付けら
れ、底板4の直上まで延びる棒状のコアであつ
て、高透磁率及び絶縁性を有する磁性体、例えば
フエライトによつて直径10mm、長さ160mmの寸法
に形成されている。
14はコア13の外周に巻き付けられたコイル
12の巻き線であつて、次のような巻き方が施さ
れている。すなわち、特に第3図aに示すよう
に、コア13の最下端部の約10mmには不巻部14
aが形成され、コア13下端からの距離で10〜
140mmの範囲には均一かつ一方向に巻かれた平巻
部14bが形成され、コア13上端からの距離で
10〜20mmの範囲には多数巻きされた密巻部14c
が形成され、コア13の最上端部の約10mmには不
巻部14dが形成されている。15は巻き線14
の外周に遊嵌され、貫通孔8に嵌着された合成樹
脂製(非磁性体)のスリーブであつて、巻き線1
4を保護するとともに、次に述べるフロートの上
下動をガイドするようになつている。16はスリ
ーブ15の下端に嵌着された合成樹旨製(非磁性
体)のキヤツプであつて、燃料2のスリーブ15
内への侵入を防いでいる。
17はコイル12の外周に上下動可能に遊嵌さ
れたフロートであつて、ゴム又は合成樹脂の発泡
体(非磁性体)によりドーナツ状に形成されてお
り、その比重は燃料2の比重より小さい。従つ
て、フロート17は燃料2上に浮き、燃料2の液
面レベルの変化によつて上下動される。18はフ
ロート17の内周に取着された導電体リングであ
つて、小さい比重(燃料2の比重に近い)で導電
性を有する高分子材料、例えばカーボンを充填し
た合成樹脂により形成されている。この導電体リ
ング18の下端は、前記キヤツプ16に係止され
て落下が防止される。
19はハウジング6の収納凹部9内に装着され
た基板であつて、後述するL−V変換回路B及び
出力補正回路Cが組込まれている。
20は巻き線14とスリーブ15の間に設けら
れた導電筒であつて、第5図に示すように絶縁シ
ート20aと導電シート20bを貼り合わせてな
るシート体を、絶縁シート20aが内側となるよ
うに巻き線14の外周にこれを覆うように配設す
るに際し、第5図に示すように巻き端同志が接触
することなく、所定の間隔20cを持つて対峙す
るようになされており、又導電筒20は前記のよ
うに絶縁シート20aが内側すなわち巻き線14
のすぐ外周に位置するため、万一巻き線14の絶
縁被覆が損傷したとしても導電シート20bによ
る短絡は防止される。又導電筒20の両側縁は接
触していないので、導電筒20に過電流は生じな
い。この導電筒20の作用効果については、L−
V変換回路Bの項で詳述する。
上記コイル12の等価回路を第4図に示す。コ
ア13が絶縁体であり、かつ磁性体であるため、
コア13自体の巻き線成分Scは解放される。ま
た、導電体リング18は導電性を有するため、そ
の巻き線成分Srは短絡される。Smは巻き線14
の巻き線成分、Cmは巻き線14の浮遊容量、Cx
はこの導電筒20とコイル12の間の静電容量、
Cyは導電筒20と導電体リング18との間の静
電容量である。Cx及びCyは導電体リング18の
移動にかかわらず一定である。
次に、以上のように構成された検出部Aの作用
効果について説明する。
上記コイル12の磁気回路ではオープン状態に
あるとき、磁束漏れ分布が生ずる。ここで、導電
体リング18があると、同リング18に電磁誘導
が生ずるが、導電体であるため渦電流損が生ず
る。従つて、巻き線14からみた場合のインダク
タンスが減少する。すなわち、コア13からの磁
束漏れ分布により、インダクタンスLの減少の仕
方が変化する。ところで、導電体リング18は液
面レベル変化によるフロート17の上下動に伴つ
て、コイル12の外周上を移動するが、導電体リ
ング18に直交する磁束密度は、コイル12の位
置によつて異なり、渦電流損も異なる。従つて、
インダクタンスLは導電体リング18の移動によ
つて変化することになる。
なお、前述の通り導電筒20に渦電流損が生じ
ないため、同導電筒20は磁束漏れ分布にほとん
ど影響を及ぼさない。
ここで、フロート17のコイル12下端からの
変位をXとし、燃料2が空になりフロート17が
最も下にあるとき(以下、Empレベルと記す)、
X=O、燃料2が満たされフロート17が最も上
にきたとき(以下Fullレベルと記す)、X=Fと
する。
いま仮に、巻き線14がすべて均一な平巻部で
あつたとすると、コイルは上下対称となり、導電
体リング18に直交する磁束密度はコイル12の
中央部で最大になるため、インダクタンスLはX
がF/2に近いときに極小となる。従つて、全変
位にわたるインダクタンスLのリニアリテイがと
れない。
しかし、本実施例では平巻部14bの上部に連
続して密巻部14cを設けて、磁束漏れ分布を非
対称にしているため、導電体リング18に直交す
る磁束密度はコイル12の上端部付近で最大にな
る。従つて、インダクタンスLが最小となる導電
体リング18の位置はコイル12の上端近くまで
上昇し、インダクタンスLはフロート17が上へ
移動するに伴つて常に減少する。また、不巻部1
4a,14dを設けているため、磁束漏れ分布が
変化し、X=F付近におけるインダクタンスLの
上昇が押さえられる。
以上よりコイル12のインダクタンスLは、フ
ロート17の変位Xによつて直線的に変化するこ
とになる。本実施例において測定した、インダク
タンスLと変位Xとの関係を第3図bに示すが、
インダクタンスLは約450mHから300mHまでほ
ぼ直線的に変化(減少)しており、高いリニアリ
テイが得られている。
また、導電体リング18を小さい比重(燃料2
の比重に近い)の材料で形成したため、軽量とな
り小さい浮力で浮く。従つて、フロート17を小
さく形成することができる。さらに、コイル12
も細く、スペースをとらない。
従つて、検出部Aは燃料タンク1に装着しやす
く、タンク1内において移動する範囲も小さい。
また、検出部Aは電気的に非接触であるため、フ
リクシヨンの影響もなくフロートの上下動がスム
ーズである。よつて、動作不良や精度低下が少な
く、フロートの揺動も故障につながらない。
さらに、コイル12の表面に従来のリニアポテ
ナンシヨメータのような凹凸がないので、液体中
のゴミが付着しにくく、フロートの動作不良が著
しく低減される。また、フロートはコイルの外周
を直線的に動くので、液面の横揺れに対して精度
の低下が少ない。加えて、従来のような揺動防止
のケースを必要としない。
また、コア13の材質を高透磁率と絶縁性を有
する磁性体としたことにより、前記の通りコア1
3自体の巻き線成分Scが解放され、インダクタ
ンスLは導電体リング18のみによつて変化する
ため、検出精度が上昇する。
L−V変換回路 B 次に、検出部Aに接続され、コイル12のイン
ダクタンスLの変化を電圧変化に変換するL−V
変換回路Bにつき、第6〜8図に従つて説明す
る。
R1はコイル12の一端に接続された抵抗であ
つて、その抵抗値をRとする。この抵抗R1はコ
イル12とともにLR直列回路を構成しており、
その時定数は数十μsecである。22はコイル12
の他端に接続された発振回路であつて、10〜15K
Hzの矩形波パルスを発振しうるようになつてい
る。この矩形波のパルス電圧をVf、周期をT、
周波数をfとする。第7図aは矩形波のパルス電
圧Vfを示し、第7図bはLR直列回路において抵
抗R1に生ずる電圧Vrを示す。なお、本L−V
変換回路Bの電源電圧をVddとする。
R2は基準電圧Vsを発生する可変抵抗である。
23はLR直列回路に接続されてVrとVsを比較す
る電圧比較回路であつて、第7図cに示すように
VrがVsより低くなるとき、出力電圧Vaが一定の
正電圧となる。24は電圧比較回路23と発振回
路22に接続されたAND論理回路であつて、バ
ツフア24aを有しており、第7図dに示すよう
に矩形波のパルス電圧Vfと出力電圧Vaが共に正
になるとき、その出力電圧Vandは電源電圧Vdd
に等しい値となる。この出力時間を位相時間txと
する。
25はAND論理回路24に接続されたローパ
スフイルタであつて、抵抗R3とコンデンサC1
のCR回路よりなる。その出力電圧Vbを第7図e
に示す。
次に、このL−V変換回路Bの作用効果につい
て説明する。この回路BはLR直列回路に印加さ
れる矩形波パルスに伴う過渡応答を利用するもの
である。
まず、矩形波形のハイレベルがLR直列回路に
印加される時、同LR直列回路は充電状態となり、
Vrは下式のように変化する。
Vr=Vdd(1−e-R/L t) (1) また、矩形波形のローレベル時には、LR直列
回路は放電状態とあり、Vrは下式のように変化
する。
Vr=Vdde-R/L t (2) なお、このVr波形においては前記検出部Aの
導電筒20の作用により、波形ひずみが解消され
ている。
すなわち、いま仮に導電筒20がなかつたとす
ると、コイル12間の浮遊容量、コイル12と導
電体リング18の間の静電容量及びコイル12の
インダクタンスによつて共振回路が形成される。
この場合、導電体リング18がコイル12のある
箇所に位置するとき、同コイル12はその点で分
圧されることになり、導電体リング18の移動に
伴つて共振周波数が変化することになる。従つ
て、過渡現象によつて第7図bに点線で示すよう
に、Vr波形にひずみが発生する。
しかし、本実施例の検出部Aでは、前記の通り
コイル12の外周に導電筒20を設け、コイル1
2と導電体リング18の間を静電的に遮断してい
る。すなわち、導電筒20とコイル12の間の静
電容量Cx、導電筒20と導電体リング18との
間の静電容量Cyを夫々導電体リング18の移動
にかかわらず一定にしているので、過渡現象が起
こらず上記ひずみが生じない。
AND論理回路24の出力電圧Vand(第7図d)
は、LR直列回路の遅れ時間、すなわち電圧Vrが
パルスの立ち上がりから基準電圧Vsに至るまで
の位相時間txを周期ごとに出している。
(1)式からVr=Vsとしてtxを求めると、下式の
通りである。
tx=−1n(1−Vs/Vdd)L/R (3) Vs,Vdd及びRは定数であるから、位相時間
txはインダクタンスLに正比例する。AND論理
回路24の出力電圧Vandはパルスであるが、そ
の平均電圧Vand meanは下式で示される。
Vand mean=Vddtx/T (4) (3),(4)式より、Vand meanはインダクタンス
Lに正比例することが分る。電圧Vandを平均値
化するには前記ローパスフイルタ25を用いれば
よく、出力電圧Vb=Vand meanとなる。
以上により、本L−V変換回路Bの出力電圧
Vbは下式の通りインダクタンスLに正比例する。
Vb=−1n(1−Vs/Vdd)VddL/RT (5) 前記の通り、インダクタンスLは導電体リング
18の変位Xに対してリニアリテイがとれている
ため、出力電圧Vbも変位Xに対してリニアリテ
イがある。本実施例において測定した出力電圧
Vbと変位Xとの関係を第8図に示す。これは、
f=15KHz,Vs=6V,Vdd=8Vの条件における
測定値であるが、高いリニアリテイが得られてい
る。
このL−V変換回路Bが有効な理由は、コイル
12において種々の工夫を施し、そのインダクタ
ンスLを10〜1000mHという比較的大きなレベル
(本実施例では前記の通り300〜450mH)で変化
させることができたことによる。
すなわち、出力電圧Vbを高めるためには周期
Tは短かい程、また位相時間txが長い程よいが、
tx<T/2を満たす必要がある。ところで、周期
Tは、前記AND論理回路24等に用いられる一
般的な集積回路における応答遅れが無視できる程
度の長い周期とする必要がある。そこで、位相時
間txを長くするために、インダクタンスLの上昇
が必要となるのである。
なお、発振回路22は矩形波を発振すれば良く
正確な正弦波を必要としないので、構成も単純で
安価かつ信頼度の高いものができる。
ところで、第7図bのVr波形において、矩形
波パルスの立上がり及び立下がり時に過渡的なリ
ンギングがでる(ただし、前記作用に支障はない
程度である)。これは、コイル12の巻き数が多
い場合に、巻き線14間で生ずる僅かな浮遊容量
が影響して、CR直列回路相当の作用をするため
である。特に、コイル12に並列にダイオードを
接続して、放電時の時定数を小さくする方法は、
ダイオードの大きな静電容量により大きなリンギ
ングが発生するため好ましくない。巻き数が少な
くなるとこの過渡現象も小さくなるが、理想的に
は消失させた法が良い。
上記L−V変換回路B以外の変換手段として
は、発振回路中にコイルを組込み、このインダク
タンスによる発振周波数の変化を検出する方法も
あるが、発振回路を構成する部品が多くなり、
夫々の特性が安定している必要がある。逆の見方
をすれば、部品個々の特性の安定性にはコストの
点から限度があるので、回路特性のバラツキが大
きく、精度が低くなる。この精度を向上させよう
とすれば、更に付加回路が必要となり、コストア
ツプや信頼性の低下等を生ずる。また、発振周波
数を電圧に変換するのに必要なf−V変換回路の
部品点数が増え、コストや信頼性において不利で
ある。
さらに、他の変換手段として、LR直列回路
における位相差から検出する方法がある。これは
発振波形を正弦波とし、LR直列回路における電
流の位相遅れを検出する方法である。しかし、良
好な正弦波の発振が必要である、精度の良い位相
の検出が必要である、位相差信号をインダクタン
スに比例した電圧に変換する回路が必要である、
かつその回路はtan演算をするものとなるという
問題点がある。
また、同じく正弦波を印加するが、そのインピ
ーダンスによる分圧電圧を検出する変換手段も
ある。しかし、この方法も部品点数、精度、コス
ト等において不利である。
しかし、問題点さえ考慮すれば、上記各変換手
段〜を本液面レベル計に採用することも可能
である。
出力補正回路C及び指示計 D 次に、指示計Dと、L−V変換回路Bの出力電
圧Vbをこの指示計Dの特性に合せるための出力
補正回路Cにつき、第9〜13図に従つて説明す
る。
まず、第9図に示す指示計Dについて説明する
と、31は指示計Dの指針を積極的に振らせるた
めの駆動電磁コイルである。32は指針を制御し
ながら逆方向に制動するための制動電磁コイルで
あつて、駆動電磁コイル31に対して直列に接続
されている。
本実施例で採用した指示計Dを、ホールドタイ
プという。このタイプは駆動電磁コイル31に電
流によつて生ずる電磁力と、制動電磁コイル32
とによつて生ずる電磁力とがバランスするような
位置に指針が振れるように動作する。また、ゼン
マイバネを持たないことから、自動車の電源を
OFFした場合でも、その時の指示をそのまま保
持することができる。すなわち、燃料の残量を知
る機会は従来より増え、従つて、燃料補給を怠り
走行途中で燃料切れを起すという不注意を著しく
低減できる。また、構造もシンプルで安価であ
る。
従来、このタイプの指示計Dと駆動する回路と
して、第10図に示すものがあつた。すなわち、
抵抗Ra,Rbを駆動電磁コイル31に接続すると
ともに、前述した従来技術における回転ポテンシ
ヨメータまたはリニアポテンシヨメータRxを制
動動電磁コイル32に接続したものである。しか
し、たとえポテンシヨメータRxにリニアリテイ
があつたとしても、その抵抗値Rxと指示値mの
関係は第11図に示すようにノンリニアなもので
あつた。このノンリニア特性のうち特に問題なの
は、指示計本来の役割が燃料補給タイミングを正
確に知らせるという点にあるにもかかわらず、
Empレベルにおいてリニアリテイが悪いという
ことである。
本実施例では、前述のとおり検出部Aのリニア
リテイを向上させているが、指示計においてこれ
を低下させてしまつては、意味がない。そこで、
前記第11図の特性が第10図における回路構成
におけるものか、指示計D自体の特性によるもの
であるかを調べる必要がある。
そこで、まず、指示計D自体のリニアリテイに
ついて調べた結果を第12図に示す。これは、駆
動電磁コイル31に流れる駆動電流idを一定にし
ておき、制動電磁コイル32に流れる制動電流ib
のみを変化させて測定したものである。同図によ
れば、idを一定に保てば、指示値mの0〜75%に
おいて極めて良好なリニアリテイがあることが分
つた。0%とはEmpレベルを意味しているので、
指示計D自体ではむしろEmpレベルでの燃料の
残量表示に適するのである。
このことから、第11図の特性が指示計D自体
でなく回路構成に起因することが予想される。す
なわち、両コイル31,32が直列に接続されて
いるため、前記従来回路ではポテンシヨメータ
Rxの抵抗値の変化によつて、制動電流ibばかり
でなく、駆動電流idも変化することによるものと
考えられる。
本実施例では、第12図に示す指示計Dの特性
をそのまま生かすため、L−V変換回路Bと指示
計Dとの間に出力補正回路Cを設けてのである。
まず、この出力補正回路Cの基本原理を説明す
ると、駆動電磁コイル31を定電流制御し、リニ
アリテイのある前記L−V変換特性と第12図に
示す指示計Dの特性を調整する。すなわち、変位
X=Fにおいて指示値m=100%、X=Oにおい
て指示値m=0%となるような条件を作り、この
範囲でリニアリテイを得るように調整するもので
ある。
すなわち、第9図において、33は前記L−V
変換回路Bの出力電圧Vbを増幅する増幅器であ
つて、その正入力端子には入力抵抗R4,R5が
設けられている。34は増幅器33のバツフア回
路であつて、その出力は両電磁コイル31,32
の接続端子に接続されるとともに、増幅器33の
負入力端子に帰環される。同バツフア回路34の
出力電圧をVoutとする。R6,R7はオフセツ
ト電圧Voffset発生用の抵抗であつて、増幅器3
3の負入力端子に接続されている。35は駆動電
磁コイル31に接続された定電流制御回路であつ
て、抵抗R8とツエナーダイオードD1とよりな
つている。すなわち、駆動電磁コイル31への印
加電圧が一定となり、駆動電磁コイル31は常に
定電流駆動(id一定)される。
なお、駆動電磁コイル31の内部抵抗をr1、
制動電磁コイル32の内部抵抗をr2、増幅器3
3の増幅率をKとする。
次に、この出力補正回路Cと指示計Dの作用効
果について説明する。
出力補正回路Cにおいては下式が成立する。
Vout=K(Vb−Voffset) (6) Vout=rbr2 (7) また、FullレベルにおけるVbをVfullとし、
EmpレベルにおけるVbをVempとすると、Vbは
下式で表わすことができる。
Vb=−(Vemp−Vfull)X/F+Vemp (8) (6)〜(8)式から、ibについて整理すると下式とな
る。
ib=K(−(Vemp−Vfull)X/F+Vemp −Voffset))/r2 (9) また、第12図よりmを下式で表わすことがで
きる。
m=138.8ib/id+100 (10) (9),(10)式よりmについて下式が成立する。
m=138.8KX(Vemp−Vfull)/idr2F +100−138.8K(vemp−Voffset)/idr2 (11) ここで、X=Fのときm=100%,X=Oのと
きm=0%の条件から、下式が成立するように調
節する必要がある。
Vfull=Voffset (12) 138.8K(Vemp−Voffset)/idr2=100 (13) ここで、idをある値に定めれば、増幅率Kが決
まる。すなわち、下式が成立して指示値mは変位
Xに正比例する。
m=100X/F (14) 本実施例において測定した、指示値mと変位X
との関係を第13図に示す。これは、id=50mA
における測定値であるが、高いリニアリテイが得
られており、指示精度も高い。
なお、前記実施例において次のような変更を行
うこともできる。
(1) コア13の材質は前記フエライトに限定され
ず、高透磁率及び絶縁性を有する磁性体であれ
ば、どのようなものでもよい。
(2) コイル12の巻き方を前記実施例の巻き方以
外に、例えば巻き密度をコア13の下端から
序々に増加させるように巻いたり、平巻部14
bと密巻部14cの配分を変更したりする等、
任意に変更しうる。
(3) 導電体リング18の材質は前記カーボン充填
合成樹脂以外にカーボン繊維強化樹脂
(CFRP)、導電性ポリ塩化ビニル(PVC)、導
電性ゴム、導電性発泡ゴム等、比重が小さく導
電性を有する高分子材料であればどのようなも
のでも使用できる。なお、これらの材料の液体
に対する耐蝕性が低い場合には、導電体リング
18の内周に保護材を設ければよい。
また、若干の重量増加はあるが、導電体リン
グ18をアルミニウム、銅その他の金属で形成
し、フロート17の内周に一体形成しても勿論
よい。
(4) L−V変換回路Bにおいて、発振回路22の
周波数f,LR直列回路の時定数等を変更して
もよい。
(5) 出力補正回路Cは駆動電磁コイル31を定電
流駆動するものであり、前記指示計Dの特性と
L−V変換回路Bの特性とを調整するものであ
れば、他の回路でもよい。また、それほど高い
精度を要求しない場合には出力補正回路Cを省
略したり、駆動電磁コイル31を定電流駆動す
るものである限りにおいて簡略化することもで
きる。
(6) 指示計Dに別のタイプのものを使用してもよ
い。特に、駆動電磁コイル31と制動電磁コイ
ル32との接続を外して独立させれば、出力補
正回路Cを省略しうる。
(7) 自動車の燃料タンクにおける液面レベル計以
外に、オイルタンク、貯水タンク、石油タン
ク、電解液タンク等、種々の容器内における液
面のレベル計として具体化することもできる。
考案の効果 以上詳述したように、この考案はコイルの巻き
線の外周に巻き端同士が接触しない導電筒を設け
て、導電筒とコイルの間の静電容量及び導電筒と
導電体リングの間の静電容量が導電体リングの移
動にかかわらず一定としたので、過渡現象の発生
を防止することができる。従つて、L−V変換回
路のLR直列回路における電圧波形にひずみが発
生せず、正確にL−V変換を行うことができるの
で精度を向上させることができる。
また、導電筒の巻き端同士は接触していないた
め、導電筒に渦渡流損は生じない。従つて、導電
筒は磁束漏れ分布にほとんど影響を及ぼさず、検
出感度を低下させるおそれもないという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を自動車の燃料タンクにおけ
る液面レベル計において具体化した実施例の全体
を示す概略図、第2〜5図はこの実施例の検出部
を示し、第2図は検出部全体の断面図、第3図a
はコイルを示す正面図、第3図bは同コイルのイ
ンダクタンスのフロート変位に対する変化を示す
特性例図、第4図は同コイルの磁気等価回路を示
す回路図、第5図はコイル外周の導電筒を示す斜
視図、第6〜8図はL−V変換回路を示し、第6
図はその回路図、第7図は回路の作動説明図、第
7図aは電圧Vf、同図bは電圧Vr、同図cは電
圧Va、同図dは電圧Vand、同図eは電圧Vbの
変化を示す作動説明図、第8図はL−V変換回路
の出力電圧とフロートの変位との関係を示す特性
例図、第9図は出力補正回路と指示計の回路図、
第10図は従来の指示計駆動方法を示す回路図、
第11図は従来の指示値とポテンシヨメータの関
係を示す特性例図、第12図は本実施例の指示値
と制動電磁コイルに流れる電流との関係を示す特
性例図、第13図は同じく指示値とフロートの変
位との関係を示す特性例図、第14図は従来のア
ームフロート式液面レベル計を示す斜視図、第1
5図は従来のリニアポテンシヨメータ式液面レベ
ル計を示す斜視図、第16図はそのリニアポテン
シヨメータを示す部分拡大図、第17図はリニア
ポテンジヨメータの取付状態を示す断面図であ
る。 A……検出部、B……L−V変換回路、C……
出力補正回路、D……指示計、12……コイル、
13……コア、14……巻き線、17……フロー
ト、18……導電体リング、22……発振回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コア13を有するコイル12の外周に、導電体
    リング18を内蔵したフロートを移動可能に設
    け、導電体リング18の移動に伴なうコイル12
    のインダクタンス変化を電圧変化に変換して指示
    計Dを駆動するように構成した液面レベル計にお
    いて、コイルの巻線14の外周に、コイルの巻線
    14を覆うようにして導電筒20を配設し、か
    つ、の導電筒20の両側縁が所定の間隔20cを
    持つて対峙するようにしたことを特徴とする液面
    レベル計。
JP8124984U 1984-05-31 1984-05-31 液面レベル計 Granted JPS60193425U (ja)

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