JPH0617811B2 - 液面レベル計 - Google Patents

液面レベル計

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JPH0617811B2
JPH0617811B2 JP59112279A JP11227984A JPH0617811B2 JP H0617811 B2 JPH0617811 B2 JP H0617811B2 JP 59112279 A JP59112279 A JP 59112279A JP 11227984 A JP11227984 A JP 11227984A JP H0617811 B2 JPH0617811 B2 JP H0617811B2
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JP
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coil
core
circuit
float
winding
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知加久 林
河合  誠
幹雄 安達
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/30Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by floats
    • G01F23/76Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by floats characterised by the construction of the float

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  • Fluid Mechanics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は自動車、産業用機械器具等に設けられるタン
クその他の各種容器内における、ガソリン、オイル、石
油、水その他の各種液体レベルを検出して表示するため
の液体レベル計に係り、詳しくは液面レベルの検出部に
おけるコイルの巻き線構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、第14図に示すアームフロート式の液面レベル計
があった。この液面レベル計について簡単に説明する
と、101は液体の容器に取付けるセットプレートであ
ってその下面には回転ポテンショメータ(図示しない)
を内装したボディ102が取付けられている。103は
ボディ102の上部に回動可能に取付けられたフロート
アームであって、その下端には発泡ゴムにて形成された
フロート104が取着されている。このフロートアーム
103の上端は、前記ポテンショメータを回動しうるよ
うに連結されている。
105はボディ102に設けられたフロートアームのス
トッパである。106はボディ102の下面から下方に
延びるシャフトであって、レベルスイッチ107のケー
ブル108が巻き付けられている。109は出力ケーブ
ルである。
このアームフロート式液面レベル計においては、フロ
ートアーム103の形状誤差、取付け精度等の点から精
度が低い、フロートアームの軸受部のフリクションに
よってフロート104位置の検出精度にバラツキが生じ
る、軸に対しスラスト方向の揺動に弱い回転タイプで
あるため、回転角と液面レベルとの間のリニアリティが
低い、液体の容器内に挿入しにくい、容器内におい
てフロートアーム103の移動する範囲が広くなりすぎ
る等という問題点があった。
また、従来、第15〜17図に示すリニアポテンショメ
ータ式の液面レベル計もあった。この液面レベル計につ
いても簡単に説明しておくと、110はセットプレー
ト、111はその下面に取付けられた円筒状のケースで
ある。112はケース111の下端に取着されたブッシ
ングラバーであって、その中央部にはスリット状の穴1
13が形成され、第17図に示すように内側へ折返され
ている。
114はケース内に設けられたリニアポテンショメータ
であって、第16図に示すようにコモンライン115と
矩形波状の抵抗パターン116がコーティングされてい
る。同リニアポテンショメータ114の下端は前記穴1
13に密接している。117はリニアポテンショメータ
114に外嵌されたフロートであって、前記コモンライ
ン115と抵抗パターン116とを短絡している。11
8はエア抜き穴、119、120は液体の流通穴であ
る。
このリニアポテンショメータ式液面レベル計において
は、フロート117のリニアポテンショメータ114
に対するフリクションがフロート117の浮力に影響し
て、精度が低くなる、フロート117が大きくなる、
フロート117の揺動を極力避けるためのケース11
1が必要である、リニアポテンショメータ114が露
出しており、かつ抵抗体115,116の凹凸があるた
め液中のごみが付着しやすい、従って接触不良やフロ
ートの引掛りの生ずるおそれがある等という問題点があ
った。
(発明が解決しようとする問題点) そこで、本願発明者は最近、上記のような問題点を解消
した液面レベル計を発明しているが、この液面レベル計
において問題となったのは、どのようにしたらフロート
及び導電体リングの変位とコイルのインダクタンス変化
との間において高いリニアリティを得ることができるか
ということであった。
すなわち、コアを有するコイルの外周に、導電体リング
を内蔵したフロートを移動可能に設け、導電体リングの
移動に伴うコイルのインダクタンス変化を電圧変化に変
換して指示計を駆動するように液面レベル計を構成した
が、コイルの巻き線を均一に設けただけでは、インダク
タンスはフロート等の変位に伴い非直線的に変化するた
め、センサとして適さないという問題があった。
本発明は上記のように、フロート及び導電体リングの変
位とコイルのインダクタンス変化との間において、高い
リニアリティが得られないという問題点を解決するため
になされたものである。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明の液面レベル計は上記問題点を解消するため
に、コイルの全長に亘り磁性体のコアを挿通し、そのコ
イルの外周に、導電体リングを有したフロートを移動可
能に設け、導電体リングの移動に伴うコイルのインダク
タンス変化を電圧変化に変換して、指示計を駆動するよ
うに構成した液面レベル計において、前記コイルの巻き
線はコア両端部の不巻部と、前記不巻部を除いたコア中
央部に対して均一に巻き線を巻回した粗巻部と、一方の
不巻部と粗巻部の間に設けた密巻部とより構成し、かつ
粗巻部外への導電体リングの移動を規制するストッパを
設けたものである。
(作用) 導電体リングはストッパにより粗巻部外への移動が規制
される。そして、コイルに生じた磁束分布により、導電
体リングに電磁誘導及び渦電流損が生ずると、巻き線か
ら見た場合のインダクタンスが減少する。本発明では、
導電体リングに直交する磁束密度がコイルの一端部付近
で最大になるようにコイルの巻き線はコア両端部の不巻
部と、コア中央部の粗巻部と、一方の不巻部と粗巻部と
より構成して巻き線密度を変化させているため、インダ
クタンスが最小となる導電体リングの位置はコイルの該
端部近くまで上昇し、インダクタンスはフロートが該端
部へ移動するに伴って常に直線的に減少する。
(実施例) 以下、自動車の燃料タンクに装着されガソリンや軽油等
の燃料の残量を表示する液面レベル計において、本発明
を具体化した一実施例を図面に従って説明する。
まず、第1図に従って本実施例の構成全体の概略を説明
しておくと、本実施例は棒状のコアを有するコイルの外
周に、導電体リングを内蔵したフロートが移動可能に設
けられてなる検出部Aと、同コイルに接続されてそのイ
ンダクタンス変化を電圧変化に変換するL−V変換回路
Bと、L−V変換回路Bの出力電圧を指示計の特性に合
せるための出力補正回路Cと、液面レベルの指示計Dと
よりなるものである。そこで、これら各部A〜Dの順に
詳述する。
検出部A 検出部Aにつき第2〜5図に従って説明すると、1はガ
ソリン、軽油等の燃料2を貯溜する自動車の燃料タンク
であって、上板3と底板4のみが図示されている。5は
上板3に設けられた検出部Aの装着穴である。
6はタンク1の上板3にネジ7によって取付けられた検
出部Aのハウジングであって、その中央部下面には貫通
孔8が設けられ、又、その中央部下面は後記フロート1
7の上動を規制するストッパとなっている。9はハウジ
ング6の上部に設けられた収納凹部であって、その上面
にはカバー10が取着されている。11はハウジング6
とタンク1の間に介装されたゴム製のパッキンである。
12は上端において貫通孔8に取付けられ、底板4の直
上まで下方に鉛直に延びる棒状のコイルであって、次述
するようにコア、巻き線及びスリーブを有している。同
コイル12のインダクタンスをL、直流抵抗をrとす
る。13は非磁性体のコアボルダ13aによって貫通孔
8に取付けられ、底板4の直上まで延びる棒状のコアで
あって、高透磁率及び絶縁性を有する磁性体、例えば残
留磁束密度2200ガウス、保磁力1900Oeのフェ
ライトによって直径10mm、長さ160mmの寸法に
よって形成されている。
14はコア13の外周に巻き付けられたコイル12の巻
き線であって、直径φ0.1のポリウレタン被覆合成エ
ナメル線を使用している。これはφ0.1の銅線にポリ
ウレタンワニスを10μm程度の厚さで焼付けたもので
ある。
コイル12の巻き仕様は第3図(a)に示すようになっ
ている。すなわち、コア13の最下端部から10mmの
高さまでは巻き線が施されていない不巻部14aが形成
されている。コア13の下端からの距離で10〜140
mmの範囲には均一かつ一方向に1000回の巻き線が
施されている粗巻部14bが形成されている。粗巻部1
4bの巻き密度は130mmの長さに均一に1000回
巻かれているため、7.7回/mmとなっている。
次にコア下端からの距離で140〜150mmの範囲に
は一方向に2000回の巻き線が施されている密巻部1
4cが形成されている。密巻部14cの巻き密度は10
mmの長さに均一に2000回巻かれているため、20
0回/mmとなっている。なお、ここで言う粗巻部と密
巻部ととは巻き線が施されている両者14b,14cの
巻き密度を比較して粗及び密の状態にあるとして区別し
ている。コアの長さ160mmの内、コアの下端からの
距離で150〜160mmの範囲には巻き線が施されて
いない不巻部14dが形成されている。粗巻部14bと
密巻部14cの巻き方向は同一であって、直列に接続さ
れている。15は巻き線14の外周に遊嵌され、貫通孔
8に嵌着された合成樹脂製(被磁性体)のスリーブであ
って、巻き線14を保護するとともに、次に述べるフロ
ートの上下動をガイドするようになっている。16はス
リーブ15の下端に嵌着された合成樹脂製(非磁性体)
のキャップであって、燃料2のスリーブ15内への侵入
を防いでいる。
17はコイル12の外周に上下動可能に遊嵌されたフロ
ートであって、ゴム又は合成樹脂の発泡体(非磁性体)
によりドーナツ状に形成されており、その比重は燃料2
の比重より小さい。従って、フロート17は燃料2上に
浮き、燃料2の液面レベルの変化によって上下動され
る。そして、フロート17は前記ハウジング6の中央部
下面にて上動が規制される。18はフロート17の内周
に取着された導電体リングであって、外径φ14.5m
m、内径φ13mm、高さ10mmのアルミニウムによ
って形成されている。アルミニウムの他に銅や鉄でも良
いが、フロート17と一体になって燃料2に浮かせる必
要があるため、比重の小さいアルミニウム製としてい
る。この導電体リング18の下端は、前記キャップ16
に係止されて落下が防止される。すなわち、キャップ1
6は導電体リングの下方移動を規制するストッパとなっ
ている。
19はハウジング6の収納凹部9内に装着された基板で
あって、後述するL−V変換回路B及び出力補正回路C
が組込まれている。
20は巻き線14とスリーブ15の間に設けられた導電
筒であって、第5図に示すように絶縁シート20aと導
電シート20bを貼り合わせてなるシート体を、絶縁シ
ート20aが内側となるように巻き線14の外周に筒状
に巻き付けることによりなっている。導電シート20b
の巻き端同士は接触していないため、導電筒20に渦電
流損は生じない。この導電筒20の作用効果について
は、L−V変換回路Bの項で詳述する。
上記コイル12の等価回路を第4図に示す。コア13が
絶縁体であり、かつ磁性体であるため、コア13自体が
巻き線成分Scは解放される。また、導電体リング18
は導電性を有するため、その巻き成分Srは短絡され
る。Smは巻き線14の巻き線成分、Cmは巻き線14
の浮遊容量、Cxはこの導電筒20とコイル12の間の
静電容量、Cyは導電筒20と導電体リング18との間
の静電容量である。Cx及びCyは導電体リング18の
移動にかかわらず一定である。
次に、以上のように構成された検出部Aの作用効果につ
いて説明する。
上記コイル12の巻き線14に矩形波パルスを印加する
と、コア13中に、コア13の軸と平行な方向に磁束が
発生する。なお、矩形波パルスの印加方向については後
述のL−V変換回路の説明において詳述する。コア13
中のコア13の軸に対する磁束分布は第18図のように
なる。この第18図は実測値を示している。
第2図に示すように導電体リング18はコイル12の外
周を同軸に移動するから、ファラデー・ノイマンの法則
に従い導電体リング18に起電力が発生し、導電体リン
グ18の円周方向を回路とした電流が流れる。この電流
によって発生する磁束はコイル12の磁束と反対の向き
に発生し、すなわち、導電体リング18はコイル12の
磁束を減じるように働く。コイル12のインダクタンス
Lはコア13の軸と平行な方向に発生している磁束に比
例するから、磁束が減少すればインダクタンスLも減少
する。導電体リング18に発生する磁束は導電体リング
18が位置するところのコア13の磁束に比例するた
め、コイル12のインダクタンスLの減少も導電体18
が位置するところのコア13の磁束に比例する。従っ
て、コア13中に発生するコア13の軸と平行な方向の
磁束を第18図に示すようにコア13の下端からの距離
に比例するようにしているから、導電体リング18がコ
ア13の下端から上端へ移動すれば第3図(b)に示す
ようにコア13の下端からの変位Xに対し、コイル12
のインダクタンスLが約450mHから300mHまで
ほぼ直線的に減少し、高いリニアリティが得られてい
る。
いま仮に巻き線14が第19図に示すように均一に巻か
れているとする。すなわち、第3図(a)の密巻部14
cの巻き密度を7.7回/mmとし、コア13の下端か
らの距離で10〜150mmの範囲において巻き密度を
均一に7.7回/mmとする。不巻部14aと不巻部1
4dは第3図(a)と同じとすれば、第19図に示すコ
イルはコア13の中央線θに対し上下対称となり、コア
13中のコア13の軸に平行に発生している磁束分布は
第20図のようになる、なお、第20図は実測値を示し
ている。
すなわち、コア13の中央部で磁束は最大となり、イン
ダクタンスLはコア13の中央部で極小となるため、導
電体リング18のコイル12に対する全変位にわたって
インダクタンスLのリニアリティがとれない。しかし、
本実施例では第3図(a)に示すように、粗巻部14b
の上部に連続して密巻部14cを設けて、磁束分布を非
対象にしているため、導電体リング18のコイル12に
対するほぼ全変位にわたってインダクタンスLの高いリ
ニアリティを得ている。第2図に示すように、コイル1
2の密巻部14cの外周にはハウジング6の下端部が円
筒状に伸びており、この円筒部がフロート17のストッ
パとなる。従って、フロート17が燃料2が満たされる
ことによって上昇し、ストッパに接したときには導電体
リング18は第18図のコア13の下端からの距離が1
10mmのところまでしか上昇しない。燃料2がガソリ
ンデあって、タンク1が自動車のガソリンタンクである
場合、燃料2の満水状態はタンク1の上端より20〜3
0mmほど下になる。
次に、巻き線14が第21図に示すように不巻部14a
が巻き密度7.7回/mmの巻き線が施され、不巻部1
4dがないとする。コア13は密巻部14cの上端で切
れており、長さが150mmである。第21図に示すコ
イルのコア13中のコア13の軸に平行に発生している
磁束分布は第22図のようになる。
不巻部14aが巻き密度7.7回/mmの巻き線が施さ
れている場合、コア13の下端からの距離で0〜20m
mの範囲において磁束分布のリニアリティがなくなる。
不巻部14dがないと、コア13の下端からの距離で9
0〜110mmの範囲において磁束分布のリニアリティ
がなくなる。
次に、第3図(a)に示すコイル12においてコア13
がないとすると、巻き線14の内部の巻き線14の軸に
平行に発生している磁束分布は第23図のようになる。
磁束分布はほとんど平坦な分布となり、導電体リング1
8が移動してもコイル12のインダクタンスLは変化し
ない。また、巻き線14をコア13の下端から上端へ巻
き数を単調に増加させるようにしても磁束の絶対量が小
さ過ぎるため、導電体リング18によって本実施例の第
3図(b)に示すような150mHほどのコイル12の
インダクタンスLの変化は到底得られない。
以上のように、コイル12をコア13と不巻部14aと
粗巻部14bと密巻部14cと不巻部14dとで構成
し、導電体リング18を金属では導電率が比較的大き
く、比重が比較的小さいアルミニウムを使用したため
に、コイル12とフロート17を小さく形成することが
でき、コイル12のインダクタンスLをフロート17の
変位Xによって直線的に変化させることができる。
従って、検出部Aは燃料タンク1に装着しやすく、タン
ク1内において移動する範囲も小さい。また、検出部A
は電気的に非接触であるため、フリクションの影響もな
くフロートの上下動がスムーズである。よって、動作不
良や精度低下が少なく、フロートの揺動も故障につなが
らない。
さらに、コイル12の表面に従来のリニアポテナンショ
メータのような凹凸がないので、液体中のゴミが付着し
にくく、フロートの動作不良が著しく低減される。ま
た、フロートはコイルの外周を直線的に動くので、液面
の横揺れに対して精度の低下が少ない。加えて、従来の
ような揺動防止のケースを必要としない。
また、コア13の材質を高透磁率と絶縁性を有する磁性
体としたことにより、前記の通りコア13自体の巻き線
成分Sc が解放され、インダクタンスLは導電体リング
18のみによって変化するため、検出感度が上昇する。
L−V変換回路B 次に、検出部Aに接続され、コイル12のインダクタン
スLの変化を電圧変化に変換するL−V変換回路Bにつ
き、第6〜8図に従って説明する。
R1はコイル12の一端に接続された抵抗であって、そ
の抵抗値をRとする。この抵抗R1はコイル12ととも
にLR直列回路を構成しており、その時定数は数十μs
ecである。22はコイル12の他端に接続された発振
回路であって、10〜15kHzの矩形波パルスを発振
しうるようになっている。この矩形波のパルス電圧をV
f 、周期をT、周波数をfとする。第7図(a)は矩形
波のパルス電圧Vf を示し、第7図(b)はLR直列回
路において抵抗R1に生ずる電圧Vr を示す。なお、本
L−V変換回路Bの電源電圧をVddとする。
R2は基準電圧Vs を発生する可変抵抗である。23は
LR直列回路に接続されてVr とVs を比較する電圧比
較回路であって、第7図(c)に示すようにVr がVs
より低くなるとき、出力電圧Va が一定の正電圧とな
る。24は電圧比較回路23と発振回路22に接続され
たAND論理回路であって、バッファ24aを有してお
り、第7図(d)に示すように矩形波のパルス電圧Vf
と出力電圧Va が共に正となるとき、その出力電圧Van
d は電源電圧Vddに等しい値となる。この出力時間を位
相時間tx とする。
25はAND論理回路24に接続されたローパスフィル
タであって、抵抗R3とコンデンサC1のCR回路より
なる。その出力電圧Vb を第7図(e)に示す。
次に、このL−V変換回路Bの作用効果について説明す
る。この回路BはLR直列回路に印加される矩形波パル
スに伴う過渡応答を利用するものである。
まず、矩形波形のハイレベルがLR直列回路に印加され
る時、同LR直列回路は充電状態となり、Vr は下式の
ように変化する。
また、矩形波形のローレベル時には、LR直列回路は放
電状態となり、Vr は下式のように変化する。
なお、このVr 波形においては前記検出部Aの導電筒2
0の作用により、波形ひずみが解消されている。
すなわち、いま仮に導電筒20がなかったとすると、コ
イル12間の浮遊容量、コイル12と導電体リング18
の間の静電容量及びコイル12のインダクタンスによっ
て共振回路が形成される。この場合、導電体リング18
がコイル12のある箇所に位置するとき、同コイル12
はその点で分圧されることになり、導電体リング18の
移動に伴って共振周波数が変化することになる。従っ
て、過度現象によって第7図(b)に点線で示すよう
に、Vr 波形にひずみが発生する。
しかし、本実施例の検出部Aでは、前記の通りコイル1
2の外周に導電筒20を設け、コイル12と導電体リン
グ18の間を静電的に遮断している。すなわち、導電筒
20とコイル12の間の静電容量Cx 、導電筒20と導
電体リング18との間の静電容量Cy を夫々導電体リン
グ18の移動にかかわらず一定にしているので、過渡現
象が起こらず上記ひずみが生じない。
AND論理回路24の出力電圧Vand (第7図(d))
は、LR直列回路の遅れ時間、すなわち電圧Vr がパル
スの立ち上がりから基準電圧Vs に至るまでの位相時間
tx を周期ごとに出している。
(1)式からVr =Vs としてtx を求めると、下式の
通りである。
tx =−ln(1−Vs /Vdd)L/R (3) Vs ,Vdd及びRは定数であるから、位相時間tx はイ
ンダクタンスLに正比例する。AND論理回路24の出
力電圧Vand はパルスであるが、その平均電圧Vand me
anは下式で示される。
Vand mean=Vddtx /T (4) (3,4)式より、Vand meanはインダクタンスLに正
比例することが分る。電圧Vand を平均値化するには前
記ローパスフィルタ25を用いればよく、出力電圧Vb
=Vand meanとなる。
以上により、本L−V変換回路Bの出力電圧Vb は下式
の通りインダクタンスLに正比例する。
Vb =−ln(1−Vs /Vdd)VddL/RT (5) 前記の通り、インダクタンスLは導電体リング18の変
位Xに対してもリニアリティがとれているため、出力電
圧Vb も変位Xに対してリニアリティがある。本実施例
において測定した出力電圧Vb と変位Xとの関係を第8
図に示す。これは、f=15kHz、Vs=6V、Vdd
=8Vの条件における測定値であるが、高いリニアリテ
ィが得られている。
このL−V変換回路Bが有効な理由は、コイル12にお
いて種々の工夫を施し、そのインダクタンスLを10〜
1000mHという比較的大きなレベル(本実施例では
前記の通り300〜450mH)で変化させることがで
きたことによる。
すなわち、出力電圧Vb を高めるためには周期Tは短か
い程、また位相時間tx が長い程よいが、tx <T/2
を満たす必要がある。ところで、周期Tは、前記AND
論理回路24等に用いられる一般的な集積回路における
応答遅れが無視できる程度の長い周期とする必要があ
る。そこで、位相時間tx を長くするために、インダク
タンスLの上昇が必要となるのである。
なお、発振回路22は矩形波を発振すれば良く正確な正
弦波を必要としないので、構成も単純で安価かつ信頼度
の高いものができる。
ところで、第7図(b)のVr 波形において、矩形波パ
ルスの立上がり及び立下がり時に過度的なリンギングが
でる(ただし、前記作用に支障はない程度である)。こ
れは、コイル12の巻き数が多い場合に、巻き線14間
で生ずる僅かな浮遊容量が影響して、CR直列回路相当
の作用をするためである。特に、コイル12に並列にダ
イオードを接続して、放電時の時定数を小さくする方法
は、ダイオードの大きな静電容量により大きなリンギン
グが発生するため好ましくない。巻き数が少なくなると
この過度現象も小さくなるが、理想的には消失させた方
が良い。
上記L−V変換回路B以外の変換手段としては、発振
回路中にコイルを組込み、このインダクタンスによる発
振周波数の変化を検出する方法もあるが、発振回路を構
成する部品が多くなり、夫々の特性が安定している必要
がある。逆の見方をすれば、部品個々の特性の安定性に
はコストの点から限度があるので、回路特性のバラツキ
が大きく、精度が低くなる。この精度を向上させようと
すれば、更に付加回路が必要となり、コストアップや信
頼性の低下等を生ずる。また、発振周波数を電圧に変換
するのに必要なf−V変換回路の部分点数が増え、コス
トや信頼性において不利である。
さらに、他の変換手段として、LR直列回路における
位相差から検出する方法がある。これは発振波形を正弦
波とし、LR直列回路における電流の位相遅れを検出す
る方法である。しかし良好な正弦波の発振が必要であ
る。精度の良い位相の検出が必要である、位相差信号を
インダクタンスに比例した電圧に変換する回路が必要で
ある、かつその回路はtan演算をするものとなるとい
う問題点がある。
また、同じく正弦波を印加するが、そのインピーダンス
による分圧電圧を検出する変換手段もある。しかし、
この方法も部品点数、精度、コスト等において不利であ
る。
しかし、問題点さえ考慮すれば、上記各変換手段〜
を本発明レベル計に採用することも可能である。
出力補正回路C及び指示計D 次に、指示形計と、L−V変換回路Bの出力電圧Vb を
この指示計Dの特性に合せるための出力補正回路Cにつ
き、第9〜13図に従って説明する。
まず、第9図に示す指示計Dについて説明すると、31
は指示計Dの指針を積極的に振らせるための駆動電磁コ
イルである。32は指針を制御しながら逆方向に制動す
るための制動電磁コイルであって、駆動電磁コイル31
に対して直列に接続されている。
本実施例で採用した指示計Dを、ホールドタイプとい
う。このタイプは駆動電磁コイル31に電流によって生
ずる電磁力と、制動電磁コイル32とによって生ずる電
磁力とがバランスするような位置に指針が振れるように
動作する。また、ゼンマイバネを持たないことから、自
動車の電源をOFFした場合でも、その時の指示をその
まま保持することができる。すなわち、燃料の残量を知
る機会は従来より増え、従って、燃料補給を怠り走行途
中で燃料切れを起すという不注意を著しく低減できる。
また、構造もシンプルで安価である。
従来、このタイプの指示計Dと駆動する回路として、第
10図に示すものがあった。すなわち、抵抗Ra ,Rb
を駆動電磁コイル31に接続するとともに、前述した従
来技術における回転ポテンショメータまたはリニアポテ
ンショメータRx を制動動電磁コイル32に接続したも
のである。しかし、たとえポテンショメータRx にリニ
アリティがあったとしても、その抵抗値Rx と指示値m
の関係は第11図に示すようにノンリニアなものであっ
た。このノンリニア特性のうち特に問題なのは、指示計
本来の役割が燃料補給タイミングを正確に知らせるとい
う点にあるにもかかわらず、Empレベルにおいてリニ
アリティが悪いということである。
本実施例では、前述のとおり検出部Aのリニアリティを
向上させているが、指示計においてこれを低下させてし
まっては、意味がない。そこで、前記第11図の特性が
第10図における回路構成におけるものか、指示計D自
体の特性によるものであるかを調べる必要がある。
そこで、まず、指示計D自体のリニアリティについて調
べた結果を第12図に示す。これは、駆動電磁コイル3
1に流れる駆動電流id を一定にしておき、制動電磁コ
イル32に流れる制動電流ib のみを変化させて測定し
たものである。同図によれば、id を一定に保てば、指
示値mの0〜75%において極めて良好なリニアリティ
があることが分った。0%とはEmpレベルを意味して
いるので、指示計D自体ではむしろEmpレベルでの燃
料の残量表示に適するのである。
このことから、第11図の特性が指示計D自体でなく回
路構成に起因することが予想される。すなわち、両コイ
ル31,32が直列に接続されているため、前記従来回
路ではポテンショメータRx の抵抗値の変化によって、
制動電流ib ばかりでなく、駆動電流id も変化するこ
とによるものと考えられる。
本実施例では、第12図に示す指示計Dの特性をそのま
ま生かすため、L−V変換回路Bと指示計Dとの間に出
力補正回路Cを設けたのである。
まず、この出力補正回路Cの基本原理を説明すると、駆
動電磁コイル31を定電流制御し、リニアリティのある
前記L−V変換特性と第12図に示す指示計Dの特性を
調整する。すなわち、変位X=Fにおいて指示値m=1
00%、X=0において指示値m=0%となるような条
件を作り、この範囲でリニアリティを得るように調整す
るものである。
すなわち、第9図において、33は前記L−V変換回路
Bの出力電圧Vb を増幅する増幅器であって、その正入
力端子には入力抵抗R4,R5が設けられている。34
は増幅器33のバッファ回路であって、その出力は両電
磁コイル31,32の接続端子に接続されるとともに、
増幅器33の負入力端子に帰還される。同バッファ回路
34の出力電圧をVout とする。R6,R7はオフセッ
ト電圧Voffset発生用の抵抗であって、増幅器33の負
入力端子に接続されている。35は駆動電磁コイル31
に接続された定電流制御回路であって、抵抗R8とツェ
ナーダイオードD1とよりなっている。すなわち、駆動
電磁コイル31への印加電圧が一定となり、駆動電磁コ
イル31は常に定電流駆動(id 一定)される。
なお、駆動電磁コイル31の内部抵抗をr1、制動電磁
コイル32の内部抵抗をr2、増幅器33の増幅率をK
とする。
次に、この出力補正回路Cと指示計Dの作用効果につい
て説明する。
出力補正回路Cにおいては下式が成立する。
Vout =K(Vb −Voffset) (6) Vout =ib r2 (7) また、FullレベルにおけるVb をVfullとし、Em
pレベルにおけるVb をVemp とすると、Vb は下式で
表わすことができる。
Vb =−(Vemp −Vfull)X/F+Vemp (8) (6〜8)式から、ib について整理すると下式とな
る。
ib =K(−(Vemp −Vfull)X/F+Vemp −Voffset))/r2
(9) また、第12図よりmを下式で表わすことができる。
m=138.8ib /id +100 (10) (9,10)式によりmについて下式が成立する。
m=138.8KX(Vemp −Vfull)/id r2F+100−138.8K
(Vemp −Voffset)/id r2 (11) ここで、X=Fのときm=100%、X=0のときm=
0%の条件から、下式が成立するように調節する必要が
ある。
Vfull=Voffset (12) 138.8K(Vemp −Voffset)/id r2=100
(13) ここで、id をある値に定めれば、増幅率Kが決まる。
すなわち、下式が成立して指示値mは変位Xに正比例す
る。
m=100X/F (14) 本実施例において測定した、指示値mと変位Xとの関係
を第13図に示す。これは、id =50mAにおける測
定値であるが、高いリニアリティが得られており、指示
精度も高い。
なお、前記実施例におちて次のような変更を行うことも
できる。
(1)コア13の材質は前記フェライトに限定されず、
高透磁率及び絶縁性を有する磁性体であれば、どのよう
なものでもよい。
(2)導電体リング18の材質は前記アルミニウム以外
にカーボン繊維強化樹脂(CFRP)、導電性ポリ塩化
ピニル(PVC)、導電性ゴム、導電性発泡ゴム等、比
重が小さく導電性を有する高分子材料であればどのよう
なものでも使用できる。なお、これらの材料の液体に対
する耐蝕性が低い場合には、導電体リング18の内周に
保護材を設ければよい。
また、若干の重量増加はあるが、導電体リング18を銅
や鉄の金属で形成し、フロート17の内周に一体形成し
ても勿論よい。
(3)L−V変換回路Bにおいて、発振回路22の周波
数f、LR直列回路の時定数等を変更してもよい。
(4)出力補正回路Cは駆動電磁コイル31を定電流駆
動するものであり、前記指示計Dの特性とL−V変換回
路Bの特性とを調整するものであれば、他の回路でもよ
い。また、それほど高い精度を要求しない場合には出力
補正回路Cを省略したり、駆動電磁コイルイ31を定電
流駆動するものである限りにおいて簡略化することもで
きる。
(5)指示計Dに別のタイプのものを使用してもよい。
特に、駆動電磁コイル31と制動電磁コイル32との接
続を外して独立させれば、出力補正回路Cを省略しう
る。
(6)自動車の燃料タンクにおける液面レベル計以外
に、オイルタンク、貯水タンク、石油タンク、電解液タ
ンク等、種々の容器内における液面のレベル計として具
体化することもできる。
なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、コイル12の巻き線は、導電体リング18に直
交する磁束密度がコイル12の上端部付近で最大になう
ように巻き線密度が変化するものであれば、どのような
構成でもよい。例えば、前記実施例において平巻部14
bと密巻部14cの配分を変更したりする等、任意に変
更しうる。
発明の効果 以上詳述したように、この発明はコイルの全長に亘り磁
性体のコアを挿通し、そのコイルの外周に、導電体リン
グを有したフロートを移動可能に設け、導電体リングの
移動に伴うコイルのインダクタンス変化を電圧変化に変
換して、指示計を駆動するように構成した液面レベル計
において、前記コイルの巻き線はコア両端部の不巻部
と、コア中央部の粗巻部と、一方の不巻部と粗巻部の間
の密巻部とより構成したことにより、磁束密度がコイル
の一端部付近で最大となるため、インダクタンスが最小
となる導電体リングの位置はコイルの該端部近くまで上
昇し、インダクタンスはフロートが該端部へ移動するに
伴って常に直線的に減少する。
また、この発明はコイルの全長に亘り磁性体のコアを使
用するため、磁性体を使用しない場合に比較して大きな
インダクタンス変化を得ることができ、このため、液面
レベルのセンサとして適し、高い測定精度が得られると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を自動車の燃料タンクにおける液面レ
ベル計において具体化した実施例の全体を示す概略図、
第2〜5図はこの実施例の検出部を示し、第2図は検出
部全体の断面図、第3図(a)はコイルを示す正面図、
第3図(b)は同コイルのインダクタンスのフロート変
位に対する変化を示す特性例図、第4図は同コイルの磁
気等価回路を示す回路図、第5図はコイル外周の導電筒
を示す斜視図、第6〜8図はL−V変換回路を示し、第
6図はその回路図、第7図は回路の作動説明図、第7図
(a)は電圧Vf、同図(b)は電圧Vr、同図(c)
は電圧Va 、同図(d)は電圧Vand 、同図(e)は電
圧Vb の変化を示す作動説明図、第8図はL−V変換回
路の出力電圧とフロートの変位との関係を示す特性例
図、第9図は出力補正回路と指示計の回路図、第10図
は従来の指示計駆動方法を示す回路図、第11図は従来
の指示値とポテンショメータの関係を示す特性例図、第
12図は本実施例の指示値と制動電磁コイルに流れる電
流との関係を示す特性例図、第13図は同じく指示値と
フロートの変位との関係を示す特性例図、第14図は従
来のアームフロート式液面レベル計を示す斜視図、第1
5図は従来のリニアポテンショメータ式液面レベル計を
示す斜視図、第16図はそのリニアポテンショメータを
示す部分拡大図、第17図は同リニアポテンショメータ
の取付状態を示す断面図、第18図は本実施例における
コア13の下端からの距離における各磁束を示す特性
図、第19図は比較例のコイルを示す正面図、第20図
は第19図のコイルにおけるコア13の下端からの距離
における磁束を示す特性図、第21図は他の比較例のコ
イルを示す正面図、第22図は、第21図のコイルにお
けるコア13の下端からの距離における磁束を示す特性
図、第23図はさらに他の比較例のコイルにおけるコア
13の下端からの距離における磁束を示す特性図であ
る。 検出部……A、L−V変換回路……B、出力補正回路…
…C、指示計……D、コイル……12、コア……13、
巻き線……14、フロート……17、導電体リング……
18、発振回路……22。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 幹雄 愛知県西春日井郡春日村大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−29165(JP,A) 実開 昭58−158328(JP,U) 特公 昭54−27269(JP,B2) 特公 昭54−27271(JP,B2) 実公 昭43−24145(JP,Y1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルの全長に亘り磁性体のコアを挿通
    し、そのコイルの外周に、導電体リングを有したフロー
    トを移動可能に設け、導電体リングの移動に伴うコイル
    のインダクタンス変化を電圧変化に変換して、指示計を
    駆動するように構成した液面レベル計において、前記コ
    イルの巻き線はコア両端部の不巻部と、前記不巻部を除
    いたコア中央部に対して均一に巻き線を巻回した粗巻部
    と、一方の不巻部と粗巻部の間に設けた密巻部とより構
    成し、かつ粗巻部外への導電体リングの移動を規制する
    ストッパを設けたことを特徴とする液面レベル計。
JP59112279A 1984-04-24 1984-05-31 液面レベル計 Expired - Lifetime JPH0617811B2 (ja)

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