JPS6244606A - ホログラム原器のセッティング方法及びそのための装置 - Google Patents

ホログラム原器のセッティング方法及びそのための装置

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JPS6244606A
JPS6244606A JP18446285A JP18446285A JPS6244606A JP S6244606 A JPS6244606 A JP S6244606A JP 18446285 A JP18446285 A JP 18446285A JP 18446285 A JP18446285 A JP 18446285A JP S6244606 A JPS6244606 A JP S6244606A
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hologram
optical
lens
optical axis
hologram prototype
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横倉 隆
Takuji Sato
卓司 佐藤
Takashi Genma
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童栗上且且朋分立 本発明は、ホログラム原器を用いてレンズやミラー等の
光学素子、特に非球面光学素子の面形状を精密に測定す
るためのホログラフィック干渉計に関するもので、さら
に詳しくはホログラフィック干渉計におけるホログラム
原器のセツティング方法及びそのための装置に関するも
のである。
l米挟五 非球面光学素子の面形状を測定する方法として、基準と
なる゛非球面からの反射または透過波面と参照光波面と
の干渉により作成されたホログラム原器、または基準非
球面の光学設計値から電子計算機でホログラムパターン
を計算し電子ビーム描画法等で作成したいわゆる“計算
機ホログラム”をホログラム原器として利用し、被検非
球面光学素子からの反射または透過波面の前記ホログラ
ム原器による回折光と参照光とを干渉させ、その干渉縞
の量や形状から被検非球面光学素子の基準非球面からの
誤差を精密に測定するホログラフィック干渉計が知られ
ている。
また、干渉計としては、例えば、第22図に示すフィゾ
ー型干渉計が知られている。すなわち、光源(レーザ)
LSからの光はコリメーターレンズCで平行光束とされ
る。その後、結像レンズL1と発散レンズL2との間に
傾設されたハーフミラ−からなるビームスプリッタBS
で反射された光束は、その内の一部が、発散レンズL2
で発散された後参照球面Rで反射され、入射光(11)
と同一の光路を通ってビームスプリッタBS、ホログラ
ム原器H1結像レンズL1を介して0次の参照光となっ
て空間フィルターSFの開口を通過する。
一方、参照球面Rを透過し、被検光学素子(非球面凹面
鏡)Tで反射された光すなわち物体光は、逆進してビー
ムスプリッタBSを透過する。ビームスプリッタBSを
透過してホログラム原器で回1    よ、ゎ4い。□
、よゆl、I7□7いヶー、、7カ7゜され、一方ホロ
グラム原器で回折された例えば−次の回折光は空間フィ
ルターSFの開口を通過し、上述の0次参照光と干渉ス
クリーンまたはフィルム上で干渉縞を形成する。
、Bが解° しよ゛とする5 占 上述のホログラフィック干渉計において、被検物を精度
よく測定するには、ホログラム原器を、その作成の基準
となった基準配置位置に精度よく再配置することが前提
となる。このホログラム原器の配置誤差は直接にホログ
ラフィック干渉計の測定誤差、測定精度の低下に繋がる
従来、このホログラム原器のセツティング調整としては
、被検物及びホログラム原器を所定のホルダーに保持し
た後、生じた干渉縞を観察しながら、この干渉縞を最少
にするよう両者の位置を微調整する方法がとられていた
。この従来法は、そのセツティング作業が繁雑で長時間
を要する。またこの方法を利用するには、そもそも被検
物自体の製作精度が良いことを要求されるが、被検物が
精度よく製作されているか否かを高精度に測定する方法
として現在のところ水口グラフィック干渉法しかないた
め、高精度な被検物を得ることば困難であった。さらに
、上記従来法では、どの程度の精度で製作されているの
か未知の被検物を基準にして測定原器であるホログラム
原器の位置出しを行うという本末転倒な方法であった。
衾里■亘眞 本発明は係る従来の欠点に鑑みてなされたもので・その
目的は、ホログラフィ・ツク干渉計におけるホログラム
原器の新しいセツティング方法及びそのための装置を提
供することにある。
本発明の他の目的は、ホログラム原器のセツティングに
被検物を利用することのないホログラム原器のセツティ
ング方法とそのための装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的はホログラム原器のセツティン
グが簡単で、短時間に行うことができる新しいセツティ
ング方法とそのための装置を提供することにある。
丈班q橿底 上記目的を達成するための本発明に係るホログラム原器
のセツティング方法は、ホログラフィック干渉計のコリ
メーターレンズの光軸と、参照レンズの光軸が一致する
ように調節する第1段階と、球面波発生用光学面を、そ
の光軸が前記参照レンズの光軸と一致し、かつその曲率
中心が前記参照レンズの焦点と一致するように配置する
第2段階と、非球面波発生用光学面を前記球面波発生用
光学面と光軸方向に所定距離隔てて配置する第3段階と
、前記非球面波発生用光学面からの非球面波と、参照波
のいずれか一方のホログラム原器による回折波面と、他
方の前記ホログラム原器による非回折波面との干渉縞と
が零となるように前記ホログラム原器を配置する第4段
階とから成ることを特徴とする。
また上記目的を達成するための本発明に係るホログラム
原器セツティング装置の構成の特徴は、ホログラフィッ
ク干渉計のコリメーターレンズの光軸と、参照レンズの
光軸を一致するように調整するための参照レンズ位置決
め手段と、光軸が前記参照レンズの該光軸と一致し、か
つそれの曲率中心が前記参照レンズの焦点と一致するよ
うに配置された球面波発生用光学面と、前記球面波発生
用光学面と光軸方向に沿って所定距離隔てて配置された
非球面波発生用光学面と、前記非球面波発生用光学面か
らの非球面波と参照光波のいずれか一方のホログラム原
器による回折波面と、他方の前記ホログラム原器による
非回折波面との干渉縞を観察するための観察光学系と、
前記ホログラム原器を保持するためのホログラム原器ホ
ルダーとから構成されたことにある。
光里■四果 本発明によれば、従来のように被検物をホログラム原器
セツティングに利用しないため、高精度に位置出しをす
ることができ、かつその作業も簡単かつ容易であり、ま
たそのためのセツティング装置の構成も簡単である。
1゜ 大流■ 以下本発明に関するホログラフィック干渉計の実施例を
詳述するつ 紅を体煎友ネ盪底 第1図に本発明に関するホログラフィック干渉計の光学
構成の全体図を示す。光源であるレーザ101からの光
は、ミラー102a、102bにより光路を変換された
後、集光レンズ103により集光される。この集光点近
傍にはピンホール104aを有するピンホールレチクル
li 104が配置されている。このピンホール104
aを通過した発散光はピンホール104aを2次光源と
するごとく作用する。なお、ミラー102aと102b
の間には1/4波長板105が配設されている。
コリメータレンズ106が、その焦点がピンホール10
4aに位置するように配設されている。
ピンホールIQ4aを二次光源としてピンホール104
aから射出された光束は、コリメータレンズ106によ
り平行光束とされる。コリメータレンズ106の後方に
は参照平面板107が配置されている。この参照平面板
107は前側平面107aが装置光軸(コリメータ光軸
)OLに対し垂直になるよう配置されている。また、そ
の後側平面107bは前側平面107aに対し微小角度
傾斜しており・前側平面107aでの反射光と後側平面
107bでの反射光との互いの干渉光が測定に影響を与
えないようになっている。
被検物Tが例えば非球面凹面鏡のような凹面物体である
場合、参照平面板107の後方には、参照レンズ109
が装置鏡筒108に取付けられて配置される。参照平面
板107を透過した平行光束は集束光束となり、点Pで
一度点収束した後、再び発散光となって被検物例えば非
球面凹面鏡Tに入射する。
被検物Tから反射された物体光と、参照平面板107の
前側平面107aから反射された参照光とは、ピンホー
ルレチクル板104とコリメータレンズ106との間に
そのハーフミラ−面110aを光軸O1に対し傾設した
プリズム型ビームスプリンタ110に入射する。物体光
と参照先はともにハーフミラ−面110aで反射され、
後述するホログラム原器ホルダー200に支持されたホ
ログラム原器300に入射する。
レーザ101.ミラー102a、102b。
1/4波長板105.ピンホールレチクル104゜ズー
ムスプリンタ110.コリメータレンズ106゜参照平
面板107.参照レンズ109.被検物T及びホログラ
ム原器ホルダー200は1つの共通光学ベンチ100上
に設置される。
ホログラム原器300を透過した光は、結像レンズ11
1.ハーフミラ−112を介して空間フィルター113
に結像される。この空間フィルター113は、参照光と
物体光の内、ホログラム原器300で回折された一方の
光と、ホログラム原器300で回折されなかった他方の
光のみを選択的に取り出すためのものである。より具体
的に述べるならば、第22図に示す従来のフィゾー型干
渉計のように、この空間フィルター113は、例えば参
照平面板107からの参照光でホログラム原器300に
より回折されなかった0次参照光と、被検物Tからの物
体光でホログラム原器300で回折された一次物体光の
みを選択的に取り出し、参照光の回折光や物体光の0次
及び2次以上の高次回折光はカフ)するように作用する
空間フィルター113で選択された物体光と参照光は、
ズームレンズ114.ハーフミラ−115及び結像レン
ズ116を介してTVカメラ117の撮像面117a上
に参照光と物体光の干渉パターンを形成する。TVカメ
ラ117の盪影像はモニターテレビ118とパーソナル
コンピュータで構成される干渉パターン解析装置119
へ送られ。る。なお、ハーフミラ−115を透過した参
照光と物体光は、即時現像型カメラ120のフィルム1
20a上に撮像面117a上に形成されると同様の干渉
パターンを形成しこれをフィルム120aに記録させる
結像レンズ111を通った光の一部は、ハーフ)   
 9つ−1,2o□、ヤア□、お一つあ。
て配置されたレチクル板121上に結像される。
レチクル板121上の像は措影レンズ122を介してT
Vカメラ123で撮像され、切換回路124を介してモ
ニター118に写し出される。これらレチクル板121
.撮影レンズ122.TVカメラ123.モニター11
8は、被検物Tを測定光路中にセットするためのアライ
メント光学系125を形成する。
結像レンズ111,116.ハーフミラ−112゜11
5、 空間フィルター113.ズームレンズ114、撮
影レンズ122.TVカメラ117゜123及びカメラ
120は、光学ベンチ130上に載置される。この光学
ベンチ130は、後述するオフアクシス角調整のため、
コリメータレンズ107と参照レンズ109の合成光学
系の射出瞳EPと共役な点LCを中心に公知のマイクロ
送り機構131の駆動により旋回するアーム131に固
設されている。なお、被検物が平面物体の場合は参照レ
ンズ109は不要であり、このときは旋回中心LCはコ
リメータレンズ107の射出瞳中心と共役な位置にする
以上述べたように、本ホログラフィック干渉計の型式は
フィゾー型であるから、光学要素数をトワイマン・グリ
ーン型やマンハツエンダー型よりも大幅に低減できる。
また本干渉計は、従来のフィゾー型干渉計と異なり、そ
のビームスプリフタをコリメータレンズとピンホール1
04aの間の発散光束中に配置したため、コリメータレ
ンズによる平行光束中にビームスプリンタを設ける従来
のものに比してそのハーフミラ−面の面積を174程度
に小さくできる。
さらに、このハーフミラ−面の狭小化によりビームスプ
リッタをプリズム型で構成でき、後述するように、ホロ
グラムパターン描画のための演算情報、描画情報の減少
化を実現できる。また、ビームスプリッタが小型になっ
たため、その製作精度を著しく高めることができ、また
その製作コストも低減できる。
さらにまた、ホログラム原器もこのビームスプリンタに
よる収束反射光束内に配置する構成としたため、小型化
でき、コスト低減かつ高精密描画を可能にしている。こ
れにより、大口径の被検物や非球面度の大きい非球面被
検物をも高精度に測定できるホログラフィック干渉計が
実現できた。
B、ホログラム原器 第2図はホログラム原器の構成を示す平面図である。ホ
ログラム原器300は中央に計算機ホログラムよりなる
ホログラムパターン部301を有する。従来の干渉計は
参照光と物体光の分離合成にミラー型のビームスプリッ
タを利用していた。
このミラー型ビームスプリッタの場合、ミラー表面とミ
ラー裏面(ハーフミラ−面)が平行に形成゛されている
とそれぞれの面で反射した光が互いに干渉して測定に悪
影響を与えるため、従来のミラー型ビームスプリンタは
ミラー表面とミラー裏面を平行にせず微小角傾斜させて
いた。このため光軸に対する対称性がくずれるため、従
来たとえオンアクシス型のホログラム原器であっても、
そのホログラムパターンは、全象限について計算して描
画データを得なければならなかった。しかし、本ホログ
ラフィック干渉計では、ビームスプリッタ110は前述
したようにプリズム型ビームスブリッタであるから、光
軸に対する対称性が保存されており・オンアクシス型ホ
ログラム原器のホログラムパターンは同心円パターンと
なりかつ点対称となる・このため、そのパターン計算及
び描画データの演算は、第4図に示すように、(x、y
)の第1象限についてのみ行い、他の(−x、y)、(
−x、−y)、(X、−y)の第2、第3、第4象限に
ついては第1象限のデータを単純に座標変換すればよく
、演算経費、演算時間の短縮と、描画データの低減をす
ることができる。逆に、従来と同程度の経費と時間をホ
ログラムパターンの演算と描画データの作成に費すなら
ば、それらデータはより高精度なものとなりうる。
ホログラムパターン部301の周囲には、ホログラムパ
ターンを電子ビームのスキャンニングで描画する行程で
同時に描画された十字型の歪検査パターン302が形成
されている。この歪検査パ□      ターンは予め
作成されている基準パターンと照合され、相互の位置ず
れ量がらホログラムパターンの歪量を検査できるように
なっている。
また、歪検査パターンの外側2が所には白黒比検査パタ
ーン303が形成されている。この白黒比検査パターン
は、例えば第3図に示すような黒部304と白部305
を同面積で交互に平面的に配列してなる市松模様のパタ
ーンが利用される。
この白黒比検査パターン303は、ホログラムパターン
301を電子ビーム描画する行程で同時に描画されるた
め、この白黒比検査パターン303の白黒比をデンシト
メーターで測定すれば、ホログラムパターン自体の白黒
比を間接的に知ることができる。
ホログラム原器300の四隅には、このホログラム原器
300をホログラム原器ホルダー200に取付けるとき
の位置合せ用の十字線型の位置合せマーク306が形成
されている。図中下側の二つの位置合せマークの下方に
はL字型の上下判別マーク307が形成されている。
C,ホログラム原器ホルダー 第5図ないし第7図はホログラム原器ホルダー200を
示す図である。光学ベンチ100に載置された軸受20
1,202にはシャフト203が光軸02(第1図参照
)方向に平行に摺動可能に支持されている。シャフト2
03にはビス204゜204によりZ軸方向(光軸02
方向)移動ステージ205が固着されている。軸受20
1にはシリンダー206が取付けられ、その中にバネ2
07が嵌挿されている。一方軸受202にはX軸送りネ
ジ208が螺合されている。このX軸送りネジ208は
鋼球209を介してバネ207と協働してZ軸方向移動
ステージ205を挟持し、その送りによりステージ20
5をZ軸方向にそって前後させる。
Z軸方向移動ステージ205のステージ面205aには
鋼球210を介してX−Y方向移動ステージ211が載
置されている。このステージ211の裏面には、第6図
に示すように、ビス212が植設されており、Z軸方向
移動ステージ205に形成された開口213の後部に渡
された棒214との間にバネ215が掛けられている。
このバネ215の引張力によりx−y方向移動ステージ
211はZ軸方向移動ステージ205のステージ面20
5a方向に引き付けられ、移動面の安定が図られる。
またZ軸方向移動ステージ205には、第5図に示すよ
うに、2つのY輸送りネジ216.217と1つのX軸
送りネジ218とが取付けられている。X−Y方向移動
ステージ211の側面はベアリング219を介してガイ
ド220を有しており、これらガイド220は鋼球22
1を介して送りネジ216,217,218により押圧
されている。
X−Y方向移動ステージ211は、さらにX軸通リネジ
218の取付位置と対向側部に切欠部222を有してい
る。切欠部222の側面とZ軸方向移動ステージ205
の起立片224との間には弾圧体223が挿着されてい
る。
弾圧体223は、第6図に示すように、シリンダ225
と、そのシリンダ内に挿入されたピストン226と、こ
のピストン226に常時押圧力を与えるためにシリンダ
225内に嵌挿されたバネ227とから構成される装置 同様に、ステージ211は切欠部22B、229がY輸
送リネジ216,217に対向して形成されており、ス
テージ205の起立片230,231とこれら切欠部の
側面との間に弾圧体232゜233を介在させている。
弾圧体232,233の構成は前記弾圧体223と同様
である。
上述のホログラム原器ホルダーの構成において、送りネ
ジ216.217の同方向、同量の送りによって、ステ
ージ211は、第10B図に示すように、移動量Yをう
る。また、送りネジ218の送りによって、ステージ2
11は、第10A図に示すように移動量Xを得る。さら
に、送りネジ216.218を固定し、送りネジ217
のみを送ることによって、第10C図に示すように、ス
テージ211は回転角θの回動がなされる。
X−Y方向移動ステージ211は、その中央に略矩形の
開口部235を有し、左上隅と右下隅にj   ヨうt
、IO236,237カ、つ、あわ75.6゜。ゎら円
形開口236.237はZ軸方向移動ステージ205に
形成された開口238と対応している。
開口238には、ホロクラム原器300上の位置合せマ
ーク304を観察するための顕微鏡用対物レンズ240
が挿着されている。
またステージ211の開口部235の周辺には円形の溝
241が形成されており、この溝には図示なき真空ポン
プのノズル242がパイプ243を介して連結されてい
る。さらにステージ211の外側面にはガイド片244
が固着されている。
これによりホログラム原器300はガイド片にそってス
テージ211上に載置され真空ポンプで溝241内の空
気を吸収することによりステージ211上に大気圧で密
着される。
シャフト203の先端及びステージ205に植設された
ポール245の先端にはアーム246゜247が取付け
られており゛、そのアーム246゜247の先端には、
発光ダイオード248と熱線吸収フィルター249とが
それぞれ収納されており、ステージ211上に載置され
たホログラム原器の位置合せマーク304の照明に利用
される。
第8図は、上述の構成をもつホログラム原器ホルダー2
00に取付けられたホログラム原器アライメント用光学
系250を模式的に示す斜視図である。アライメント用
光学系250は、上述した発光ダイオード248.熱線
吸収フィルター249゜対物レンズ240.ミラー25
1及びビームスプリッタ252からなる第1光路253
と、発光ダイオード248.熱線吸収フィルター249
.対物レンズ240.ミラー254及びビームスプリン
タ252からなる第2光路255と、第1光路253と
第2光路255のビームスプリンタ252で合成された
接眼光路256とから構成されている。
この接眼光路256は図示しない公知の移動手段で光軸
0.と垂直な平面(x−y平面)内で移動するレチクル
板257,258と接眼レンズ259とを有し、レチク
ル板257,258には第9図に示すような円形指標2
60,261が形成されている。
以上述べたように、本ホログラム原器ホルダーによれば
、従来のようにX方向移動ステージとY方向移動ステー
ジ及びθ回転用ステージの三重ステージ構造にすること
なく、これらX、Y、θに関する移動を1つのステージ
において行うことができる。またそのための構成も極め
て簡素で、かつ高精度の移動制御及び位置出しができる
利点を有する。
D、オフアクシス−の測 装置 干渉計による測定法には、通常オンアクシス型の測定法
とオフアクシス型の測定法がある。
オンアクシス型は被検物からの物体光と参照平面からの
参照光が同軸な測定型式を言い、測定に使用するホログ
ラム原器の空間周波数を低くできるため、非球面度の大
きな被検物も測定できるメリットを持つ。しかし反面、
ホログラム原器による0次から高次までの回折光が、そ
の焦点距離は異なるけれどもすべて光軸上に重畳され、
例えば−次回折光を取り出すためにその焦点位置に空間
フィルターを配置しても、そのフィルター内を0次や2
次以上の高次回折光の一部もこの空間フィルターを通過
する。そのため、光軸を含む中心部が測定不可能部とな
る欠点がある。
一方、オフアクシス型は、上記オンアクシス型のような
測定不可能部は生じないが、オンアクシス型に比してホ
ログラム原器の空間周波数が高くなるため、ホログラム
原器の製作とアライメント上の制約から、例えば非球面
度の小さな非球面被検物しか測定できない。
さらにオフアクシス角は、被検物の種類や非球面度の量
により異なるため、ホログラム原器を作成するときは予
め最適なオフアクシス角を決めて作成する。そこで、本
実施例のホログラフィック干渉計は、オンアクシス及び
オフアクシスの両型式の測定が可能でかつオフアクシス
角を可変にした干渉計として構成されている。
第11図は、オンアクシス測定とオフアクシス測定を模
式的に示す光学配置図である。オンアクシス測定の場合
は、参照平面板107はコリメー゛      ターレ
ンズ106の光軸01に垂直に配位される。
物体光と参照光の干渉パターンを観察するための観察光
学系すなわち空間フィルター113.ズームレンズ11
4.結像レンズ116及び撮像管117は、光軸01と
垂直に交わる光軸02上に配列される。
物体光及び参照光のそれぞれのホログラム原器300に
よる回折光のうちの1次回折光の焦点位  −置には、
空間フィルター113が配置されており、物体光と参照
光それぞれの1次回折光どうしの干渉縞を撮像管で受像
しあるいは写真撮影することになる。
他方、オフアクシス測定の場合は、破線で示す、ように
、参照平面10’7を角度α回転させる(この角度αを
オフアクシス角という)。観察光学系は旋回中心LCを
中心に光学ベンチ130とともに角度β旋回される。こ
こで旋回角βは(ここでfはコリメーターレンズの焦点
距離)として定められる。
これにより、物体光のホログラム原器300による1次
回折光と参照光のO次回折光のみが空間フィルター11
3’  (オフアクシス時の空間フィルター113のこ
と)を通過し、両方の干渉縞を観察、撮影できるよう°
に構成されている。
オフアクシス角αは参照平面からの反射光(参照光)の
うちビームスプリンタ110のハーフミラ−面110a
を透過し、ピンホールレチクル104上に出来る像Sの
結像位置から知ることができる。すなわち、結像位置と
光軸O8とのずれ量は微小角のオフアクシス角αに比例
する。
第12図はピンホールレチクル104の構造を示す平面
図である。レチクル104の一端にはピンホール104
aが形成され、そこから他端側へ長手方向にそってスケ
ール401が形成されている。スケール401はオフア
クシス角αに対応するスポットSの光軸01(ピンホー
ル104aの中心)からのずれ量に応じて目盛付けされ
、それら目盛の下方にオフアクシス角の目盛数字402
が印字しである。
第13図は、オフアクシス角αをセットするときに利用
するオフアクシス角調整用顕微鏡410の光学配置を示
す図である。顕微鏡410は対物レンズ411を有し、
レチクル104上のスケール401及びオフアクシス角
の目盛数字402からの光を平行光にし、ミラー412
で反射したのち結像レンズで絞り414上に結像する。
接眼レンズ415を介してスケール像とオフアクシス角
の目盛数字像とを観察する。
第14図はオンアクシス用調整顕微鏡420の光学配置
を示している。前述のオフアクシス角調整用顕微鏡41
0との構成上の相異は、ミラー412がハーフミラ−4
21に変更され、かつ対物レンズ411がなく、干渉計
の集光レンズ103が結像レンズ413と協働して結像
作用をする点である。
ピンホールレチクル104のスケール401の走り方向
を参照平面板107の回転方向と平行にしたことにより
、スポットSがスケール401から上下方向にずれて投
影された場合は、参照平面板1070面倒れや、光軸0
1回わりの回転が発生していると判別できるから、これ
らのチェックもできる。
プ (測定光学系のオンアクシス型配列) a−1=  オンアクシス用調整顕微鏡420を第1図
に2点鎖線で示すように、コリメーターレンズ106の
光軸01上にセットする。
a−2=  顕微鏡420のハーフミラ−421を透過
し集光レンズ103でピンホール104a上に集光され
た光束の参照平面板107による反射スポット像Sが再
びピンホール 104a上に結像されたかどうかを接眼レンズ415で
観察する。
スポットSがピンホール104aと一致したときのみス
ポット光は接眼レンズ415で観察される。接眼レンズ
415を通して’      :)−、;H、y ) 
S力<wtヶ、−ようa: # ua vm+つ107
を調整する。スボッl−3が観察されたとき参照平面板
107は光軸01と垂直になり、干渉計はオンアクシス
型配列となる。
(調整用レンズのセツティング) a−3:  切換スイッチ124を切り換えてアライイ
メント光学系125のTVカメラ123からの映像がモ
ニターテレビ118に写し出されるようにセットする。
モニターテレビ118には、参照平面板107からのピ
ンホール104aと共役なスポット像がレチクル板12
1の十字線の交点と合致している状況が写し出される。
a−4:  干渉計の装置鏡筒108に参照レンズ10
9を有する参照レンズホルダー109aをを図示せぬ公
知゛の保持手段で取付ける。
a −5:  調整用ミラー501を有するホルダ−5
000基準面502が、参照レンズホルダー109aの
基準面109b (第15A図参照)に当接するように
、ホルダー500を取付はネジ503で参照レンズホル
ダー109aに取付ける。
a−6:  光学ベンチ100上にオートコリメーター
510をua置し、第15B図に示すよう□ に、その
十字線ターゲット511がレチクル512の丸指示51
2aと一致するよう、オートコリメーター510を調整
用ミラー501に正対させる。その後、このオートコリ
メーター510が動かないように光学ベンチlOO上に
固定する。
a−7:  f、TiQ整用ミラー501をホルダー5
00ごと参照レンズホルダー109aから取りはずす。
a−8:  公知の図示なき5軸ホルダー(x、y、2
、φ^、φ、の5軸;φえ、φ6は横方向及び縦方向の
傾斜方向を示す)に保持された調整用レンズ520を、
参照レンズ109とオートコリメーター510の間に配
置する。このとき、調整用レンズ520は、第15A図
に示すように、調整用レンズ520の球面波520aを
発生するための球面521の曲率中心Q、が参照レンズ
109の焦点Fと一致し、かつ調整用レンズの平面52
2がオートコリメーターの光軸O3と垂直になるように
配置される。
この調整用レンズ520のセツティングは、モニタテレ
ビ118に写し出される参照平面板107からの参照光
と、調整用レンズ520の球面521からの物体光(球
面波)との干渉縞を一色状態にすることにより粗な位置
出しを行い、続いて、オートコリメーターの接眼視察像
によりターゲツト像5′11とレチクル像512aとを
一致させることにより精密位置出しを行う。
(型用ホログラム原器のセツティング)a−9:  #
A整用レンズ520の非球面波523aを発生するため
の非°球面523が前述のセツティング完了位置に位置
するとき、この非球面523からの物体光と参照平面板
107からの参照光とによる干渉で発生した干渉パター
ンから成る調整用ホログラム原器、またはそのような干
渉パターンを計算機で演算により求め、その演算結果に
基づいて電子ビーム描画法で作成した計算機ホログラム
から成る調整用ホログラム原器を、前述したホログラム
原器ホルダー200のX−Y方向移動用ステージ211
上に真空吸着させる。
a−10:切換スイッチ124を切り換えて、干渉縞観
察光学系のTVカメラ117の映像がモニタテレビ11
8に映し出されるようにする。
a−11:送りネジ208,216,217及び218
を調整して、調整用レンズ520の非球面523からの
物体光(非球面波)の調整用ホログラム原器による例え
ば1次回折光と、参照平面板107からの参照光の例え
ばO次回折光との空間フィルター113における干渉縞
が一色状態になるようにす゛          る。
これにより調整用ホログラム原器がX、y、z及びθ方
向に関して調整されて位置出しが完了した。
(測定用ホログラム原器のセツティング)a−12:図
示しないレチクル移動ノブを調整して、上記ステップ(
a=11)で位置出しされた調整用ホログラム原器の位
置合せマーク306に、第9図に示す接眼レンズ259
の観察視野例のように、レチクル板257゜258の円
形指標260,261を合致させる。
a−13:念のため、オートコリメーター510を覗い
てターゲツト像511とレチクル指標512aとの合致
しているか否か、すなわち調整用レンズ520が位置出
しされた状態を正しく保っているか否かを再確認する。
正しく位置出しされていればステップ (a−9)から(a−12)のセツティングは正しく行
なわれたと判定し、この後はオートコリメーター510
と調整用レンズ520は不要なので取りはずす。
a−14: 1!整用ホログラム原器をステージ211
から取りはずし、その代りに測定用水ログラム原器30
0をステージ211上に載置し、真空吸着する。
a−15: ホログラム原器ホルダーの接眼レンズ25
9を覗きながら、前記ステップ(a −12)で位置出
しされたレチクル257.258の円形指標260,2
61とステップ(a−14)で1lii&された測定用
ホログラム原器300の位置合せマーク306とが合致
するように送りネジ216,217゜218を二周整し
、ステージ211こ゛とホログラム原器を移動させ位置
出しする。
(被検物のセツティング) a−16:被検物Tを公知の6軸ホルダー(x、y、2
、φ1、φ8、θの6軸:θは光軸口わりの回転)にセ
ットする。
a−17:切換スイッチ124を切り換えてアライメン
ト光学系125のテレビカメラ123からの映像がモニ
タテレビ118に写し出されるようにする。モニタテレ
ビ118の画面上のレチクル板121の十字線像に被検
面からの一次回折スポット光(通常0次回折光より明る
い)が合致されかつ最小のスポットとなるように、被検
物Tを保持するホルダーを調整する。
a−18:次に、切換スイッチ124を切り換え、干渉
縞観察光学系のテレビカメラ117の映像をモニタテレ
ビ118に送るようにする。これによりモニタテレビ1
18に干渉縞を映し出し、ホルダーを微調整して干渉縞
の方向及びピッチが計測に適するようにする。
b) オフアクシス測定型式の場合のセットアンプ オフアクシス測定型式の場合は、上述のオンアクシス測
定の場合に、さらに参照平面板107の傾斜調整作業が
追加されるだけである。この参照平面板107の傾斜作
業は、前述のオンアクシスのセットアツプステップのス
テップ(a−15)とステップ(a−16)の間、すな
わち測定用ホログラム原器のセソティング完了後に行わ
れる。この参照平面板の傾斜作業は以下のステップで実
行される。
b−1:  オフアクシス調整用顕微鏡410を、第1
図に2点鎖線で示すようにピンホールレチクル104の
スケール401の前方で所望のオフアクシス角の目盛数
字に対応した位置付近に配置する。次に、接眼レンズ4
15を覗きながら所望のオフアクシス角の目盛線、例え
ば2.5”の目盛線が視野中央にくるように顕微鏡の位
置出しをする。
b−2:  参照平面板107を傾けて、それによる反
射スポットSが所望の目盛線(例えば2.5°の目盛線
)の交点と一致するようにする。参照平面板107の傾
斜調整が終了したら顕微鏡410を取りはずす。
b−3:  切換スイッチ124を切り換え、アライメ
ント光学系125のテレビカメラ1231      
   、)映像が工、ヶ5..wtts、、:映、出さ
れるようにする。そしてこのモニタテレビ118上に映
し出されたレチクル121の十字線の交点上に参照平面
板107からの反射スポット像が合致するように、マイ
クロ機構130を操作して光学ヘンナ130を旋回中心
LDを中心に回転させる。
尖亙孤立炎展 (11参照平面板107の代りに、参照レンズ109の
最後面を利用してもよい。この場合、オフアクシス測定
を実行するには、この参照レンズを傾斜させるか又は偏
心させるかすればよい。
(2)オフアクシス角のチェックのためのピンホールレ
チクル104のスケール401の代りに、第16図に示
すように、ラインセンサー601を利用し、スポットS
を直接受光し、その受光素子位置からオフアクシス角を
検出してオフアクシス角を調整するようにしてもよい。
(3)  ホログラム原器300のセツティングのため
の位置合せマーク306及びアライメント光学系250
の変形例は多数考えられるが、そのいくつかを以下に節
単に述べる。
(3−1)第17図に示す例は、位置合せマーク306
の対物レンズ240による像を直接エリアセンサー60
2で受像し、その位置を素子番地情報として記憶し、測
定用ホログラム原器の位置合せマークが同一素子番地に
位置するように調整する。
(3−2)第18図に示す例は、ホログラム原器300
の位置合せマークとして中抜き円形マーク606を利用
し、アライメント光学系250のレチクル板257,2
58に、この円形マーク606とネガ−ポジの関係にあ
る黒丸マーク607を配し、その後に受光素子608を
配置する構成としている。
これによりホログラム原器300の円形マーク606と
レチクル257,258の黒丸マーク607を合致させ
、受光素子608からの出力がゼロとなるように調整用
ホログラム原器をセツティング後、レチクル257.2
58を移動させる。その後の測定用ホログラム原器のセ
ツティングは、同様に受光素子608からの出力がゼロ
になるように測定用ホログラム原器を調整する。
(3−3)第19A図は、ホログラム原器300の位置
合せマーク306の代りに、細かい第1の同心円マーク
609を設け、またこの第1の同心円マーク609と同
一形状の第2の同心円マーク610を、例えばZ軸方向
移動ステージ205に対物レンズ240の前方でX−Y
方向移動ステージ211の極近傍に、対物レンズ240
の光軸と垂直な平面内で移動可能に設置した構成を示す
この第2同心円マーク610を有する基準板608は、
両マーク609.610により生ずるモアレ縞611 
(第19B図参照)が消失するよう・に移動させられる
。このときの基準板608の調整位置を基準として、測
定用ホログラム原器の第1の同心円マークと基準板の第
2の同心円マークとのモアレ縞が現われないように測定
用ホログラム原器を位置出しする。
(3−4)第20図に示す例は、ホログラム原器300
の位置合せマークの代りに、それをフレネルレンズ62
0で構成する。すなわち、光源からの光を4分割ディテ
クタ621で受光し、各分割素子面からの出力が等しく
なる、すなわちディテクタ621の中心とフレネルレン
ズ620の光軸とが一致するように、ディテクタ621
を移動させ、その移動位置を基準位置として、測定用ホ
ログラム原器のセツティングをする。
なお、フレ名ルレンズ620に非点収差をもたせてお(
とディテクタ621の各分割素子面からの出力差により
Z軸すなわち光軸方向のホログラム原器のずれも調整で
きる。
(4)調整用ホログラム原器のセツティングにおいて、
球面521と非球面523とを有する調整用レンズ52
0を利用する代りに、第1        21 A図
、第21B図に示すように、球面521のみを有する調
整用レンズ650を利用する。
すなわち、まず、前述のステップ(a−3)からステッ
プ(a −8)を実行して、球面521の曲率中心Q、
と参照レンズ109の焦点Fとを一致させ、かつ平面5
22がコリメーター光軸0.と垂直になるように調整用
レンズ650をセツティングする。次に、この調整レン
ズ650を第21B図に示すように予め定めた距離りだ
け後退(または前進)させる。これにより球面522か
らの反射波面は完全な球面波でなく、収差を有する、換
言すれば非球面波となって射出される。調整用ホログラ
ム原器を、この非球面波と参照平面板からの参照光とに
よる干渉パターンとして作成しておけば、第21B図の
ように調整用レンズ650を移動させた後、前述のステ
ップ(a−9)ないしステップ(a−11)をその調整
用ホログラム原器を使用して実行することにより、その
調整用ホログラム原器を正しくセツティングでき、ひい
てはステップ(a−12)ないしステップ(a−15)
により測定用ホログラム原器を正しくセツティングする
ことができる。
(5)第2図及び第4図に基づいて詳述したホログラム
原器300のホログラムパターン301は振幅型のホロ
グラムパターンであるが、本発明はこれに限定されるも
のでな(位相型のホログラムパターンを利用してもよい
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るホログラフィック干渉計の全体を
示す光学配置図、第2図はホログラム原器の構成を示す
平面図、第3図はホログラム原器に施されている白黒比
検査パターンの構成を示す図、第4図はホログラムパタ
ーンの一例をその第1象現について示した図、第5図は
ホログラム原器ホルダーを示す正面図、第6図は第5図
のvr−■面断面図、第7図は第5図の■−■視断面断
面図8図はホログラム原器ホルダーのアライメント光学
系を示す斜視光学配置図、第9図はホログラム原器ホル
ダーのアライメント光学系の接眼視野の一例を示す図、
第10A図ないし第10C図、はホログラム原器ホルダ
ーの作用を示す模式図、第11図はオンアクシス測定と
オフアクシス測定の光学配置関係を示す部分図、第12
図はピンホールレチクルの一例を示す図、第13図はオ
フアクシス調整用顕微鏡の構成を示す光学配置図、第1
4図はオンアクシス調整用顕微鏡の構成を示す光学配置
図、第15A図は本発明のホログラフィク干渉計のセツ
ティング調整を説明するために参照レンズ、調整用ミラ
ー、調整用レンズ及びオートコリメーター〇四者の配置
関係を示す図、第15B図はオートコリメーターの接眼
観察視野の一例を示す図、第166図はピンホールレチ
クルの変形例を示す光学配置図、第17図ないし第20
図はそれぞれホログラム原器の位置合せマーク及びアラ
イメント光学系の変形例を示す図、第21A図及び第2
1B図は調整用ホログラム原器の他のセツティング方法
を示す図、第22図は従来のフィゾー型干渉計の光学配
置図である。 101・・・・・・レーザー 104・・・・・・ピンホールレチクル106・・・・
・・コリメーターレンズ107・・・・・・参照平面板 109・・・・・・参照レンズ T・・・・・・被検物 110・・・・・・ビームスプリッタ 113・・・・・・空間フィルター 117.123・・・・・・テレビカメラ200・・・
・・・ホログラム原器ホルダー205・・・・・・Z軸
方向移動ステージ211・・・・・・x−y方向移動ス
テージ208.216.2’17,218・・・・・・
送りネジ223.232,233・・・・・・弾性体2
15・・・・・・スプリング 240・・・・・・対物レンズ 300・・・・・・ホログラム原器 301・・・・・・ホログラムパターン1      
302・・・・・・歪検査パターン306・・・・・・
位置合せマーク 303・・・・・・白黒比検査パターン410・・・・
・・オフアクシス調整用顕微鏡420・・・・・・オン
アクシス調整用顕微鏡501・・・・・・調整用ミラー 520.650・・・・・・調整用レンズ510・・・
・・・オートコリメーター第2図 307                  刃7第3
図 第4図 (ゞ 第5図 第12図 第13図      第14図 41Z                    42
1    103第20図 手続補正書 29発明の名称   ホログラム原器のセツティング方
法及びそのための装置 3、補正をする者 事件との関係  出願人 名 称  東京光学機械株式会社 4、代理人 5、補正命令の日付  自  発 (1)  発明の名称を「ホログラム原器のセツティン
グ方法及びそのための装置」に訂正する。 (2、特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。 (3)明細書第6頁第5行ないし第7行の“ホログラフ
ィック・・・・・・・・・干渉計における”を削除する
。 (4)同書第9頁第7行ないし第10行の“ホログラフ
ィック干渉計・・・・・・・・・他の目的は、゛を削除
する。 (5)同書第9頁第20行ないし第10頁第1行の“ホ
ログラフィック干渉計の”を削除する。 (6)同書第10頁第16行の“ホログラフィック干渉
計の”を削除する。 (7)同書第12頁第1行の“関する”の次に「ホログ
ラム原器のセツティング装置を含む」を加入する。 (8)同書第12頁第5行の“関する”を「に係る上記
ホログラム原器のセツティング装置を含む」に訂正する
。 (9)同書第45頁第9行の“係る”の次に「ホログラ
ム原器のセツティング装置を含む」を特徴する 特許請求の範囲 (11コリメーターレンズの光軸と、参照レンズの光軸
が一致するように調節する第1段階と、球面波発生用光
学面を、その先軸が前記参照レンズの光軸と一致し、か
つその曲率中心が前記参照レンズの焦点と一致するよう
に配置する第2段階と、 非球面波発生用光学面を前記球面波発生用光学面と光軸
方向に所定距離隔てて配置する第3段階と、 前記非球面波発生用光学面からの非球面波と、参照波の
いずれか一方のホログラム原器による回折波面と、他方
の前記ホログラム原器による非回折波面との干渉縞とが
零となるように前記ホログラム原器を配置する第4段階
と から成るホログラム原器のセツティング方法。 (2)前記球面波発生用光学面と前記非球面波発生用光
学面が、1つの光学部材により形成されており、前記第
2段階と前記第3段階が同時に実行されることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載のホログラム原器のセツ
ティング方法。 (3)前記非球面波発生用光学面が、前記球面波発生用
光学面を前記光軸に沿って前記所定距離だけ移動させる
ことにより得られることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載のホログラム原器のセツティング方法。 (4)  コリメーターレンズの光軸と、参照レンズの
光軸を一致するように調整するための参照レンズ位置決
め手段と、 光軸が前記参照レンズの該光軸と一致し、かつそれの曲
率中心が前記参照レンズの焦点と一致するように配置さ
れた球面波発生用光学面と、前記球面波発生用光学面と
光軸方向に沿って所定距離隔てて配置された非球面波発
生用光学面と、 前記非球面波発生用光学面からの非球面波と参照光波の
いずれか一方のホログラム原器による回折波面と、他方
の前記ホログラム原器による非回折波面との干渉縞を観
察するための観察光学系と、前記ホログラム原器を保持
するためのホログラム原器ホルダーと から構成されたことを特徴とするホログラム原器セツテ
ィング装置。 (5)前記球面波発生用光学面と前記非球面波発生用光
学面が、それぞれ1つの調整用レンズの光学面として形
成されたことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
ホログラム原器セツティング装置。 (6)  前記非球面波発生用光学面が、前記球面波発
生用光学面を前記所定距離だけ前記光軸に沿って移動す
ることによって得られるように、前記球面波発生用光学
面が兼用されていることを特徴とする特許請求の範囲第
4項記載のホログラム原器セツティング装置。 (7)前記調整用レンズが、前記球面波発生光学面の光
軸と垂直な平面を、さらに形成されており、該平面を前
記参照レンズの光軸と垂直に配置す1       る
ためのオートコリメーターを有していることを特徴とす
る特許請求の範囲第5項記載のホログラム原器セツティ
ング装置。 (8)前記参照レンズ位置決め手段が、前記参照レンズ
を保持する参照レンズ用ホルダーに形成された基準当接
面と、装置筐体に形成され、前記基準当接面が当接され
前記参照レンズの位置決め基準となる基準面とから構成
されたことを特徴とする特許請求の範囲第4項ないし第
7項いずれかに記載のホログラム原器セツティング装置
。 (9)前記参照レンズ用ホルダーが、前記オートコリメ
ーターの光軸を前記参照レンズの光軸と平行にするため
、オートコリメーターを位置決めするための調整用反射
部材を着脱自在に包含していることを特徴とする特許請
求の範囲第8項記載のホログラム原器セツティング装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホログラフィック干渉計のコリメーターレンズの
    光軸と、参照レンズの光軸が一致するように調節する第
    1段階と、 球面波発生用光学面を、その光軸が前記参照レンズの光
    軸と一致し、かつその曲率中心が前記参照レンズの焦点
    と一致するように配置する第2段階と、 非球面波発生用光学面を前記球面波発生用光学面と光軸
    方向に所定距離隔てて配置する第3段階と、 前記非球面波発生用光学面からの非球面波と、参照波の
    いずれか一方のホログラム原器による回折波面と、他方
    の前記ホログラム原器による非回折波面との干渉縞とが
    零となるように前記ホログラム原器を配置する第4段階
    と から成るホログラフィック干渉計におけるホログラム原
    器のセッティング方法。
  2. (2)前記球面波発生用光学面と前記非球面波発生用光
    学面が、1つの光学部材により形成されており、前記第
    2段階と前記第3段階が同時に実行されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のホログラフィック干渉
    計におけるホログラム原器のセッティング方法。
  3. (3)前記非球面波発生用光学面が、前記球面波発生用
    光学面を前記光軸に沿って前記所定距離だけ移動させる
    ことにより得られることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のホログラフィック干渉計におけるホログラム
    原器のセッティング方法。
  4. (4)ホログラフィック干渉計のコリメーターレンズの
    光軸と、参照レンズの光軸を一致するように調整するた
    めの参照レンズ位置決め手段と、光軸が前記参照レンズ
    の該光軸と一致し、かつそれの曲率中心が前記参照レン
    ズの焦点と一致するように配置された球面波発生用光学
    面と、前記球面波発生用光学面と光軸方向に沿って所定
    距離隔てて配置された非球面波発生用光学面と、 前記非球面波発生用光学面からの非球面波と参照光波の
    いずれか一方のホログラム原器による回折波面と、他方
    の前記ホログラム原器による非回折波面との干渉縞を観
    察するための観察光学系と、前記ホログラム原器を保持
    するためのホログラム原器ホルダーと から構成されたことを特徴とするホログラフィック干渉
    計用ホログラム原器セッティング装置。
  5. (5)前記球面波発生用光学面と前記非球面波発生用光
    学面が、それぞれ1つの調整用レンズの光学面として形
    成されたことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
    ホログラフィック干渉計用ホログラム原器セッティング
    装置。
  6. (6)前記非球面波発生用光学面が、前記球面波発生用
    光学面を前記所定距離だけ前記光軸に沿って移動するこ
    とによって得られるように、前記球面波発生用光学面が
    兼用されていることを特徴とする特許請求の範囲第4項
    記載のホログラフィック干渉計用ホログラム原器セッテ
    ィング装置。
  7. (7)前記調整用レンズが、前記球面波発生光学面の光
    軸と垂直な平面を、さらに形成されており、該平面を前
    記参照レンズの光軸と垂直に配置するためのオートコリ
    メーターを有していることを特徴とする特許請求の範囲
    第5項記載のホログラフィック干渉計用ホログラム原器
    セッティング装置。
  8. (8)前記参照レンズ位置決め手段が、前記参照レンズ
    を保持する参照レンズ用ホルダーに形成された基準当接
    面と、装置筐体に形成され、前記基準当接面が当接され
    前記参照レンズの位置決め基準となる基準面とから構成
    されたことを特徴とする特許請求の範囲第4項ないし第
    7項いずれかに記載のホログラフィック干渉計用ホログ
    ラム原器セッティング装置。
  9. (9)前記参照レンズ用ホルダーが、前記オートコリメ
    ーターの光軸を前記参照レンズの光軸と平行にするため
    、オートコリメーターを位置決めするための調整用反射
    部材を着脱自在に包含していることを特徴とする特許請
    求の範囲第8項記載のホログラフィック干渉計用ホログ
    ラム原器セッティング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021203707A1 (zh) * 2020-04-09 2021-10-14 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 一种激光干涉面形检测自动检测装置与方法

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