JPH1068674A - レンズ系の測定装置及びレンズ系のmtf測定方法 - Google Patents

レンズ系の測定装置及びレンズ系のmtf測定方法

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JPH1068674A
JPH1068674A JP24400296A JP24400296A JPH1068674A JP H1068674 A JPH1068674 A JP H1068674A JP 24400296 A JP24400296 A JP 24400296A JP 24400296 A JP24400296 A JP 24400296A JP H1068674 A JPH1068674 A JP H1068674A
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JP
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lens system
slit
pinhole
axis
image
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JP24400296A
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Hiroshi Matsushima
洪志 松島
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分解能に優れ、付加される光学系も少なく、
測定方向の切替が簡単にできるレンズ系の測定装置を提
供する。 【解決手段】 光源11と、該光源により背面から光を
照射されるピンホール15と、該ピンホールを通過した
光束が入射するように被検レンズ系Oを保持する被検体
保持手段321と、該被検レンズ系Oを経由した光束が
入射する結像レンズ系41と、該結像レンズ系の光軸方
向に移動自在に設けられた受光素子41と、該受光素子
の結像レンズ系側に設けられたスリット53と、該スリ
ットの走査装置50とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ系の結像性
能の測定に関し、カメラのファインダ、テレスコープ、
オペラグラス等に使用されるアフォーカル光学系の結像
性能も測定できる装置及び測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、結像光学系(写真撮影レンズ、コ
ピー用レンズ等)やアフォーカル光学系(望遠鏡、オペ
ラグラス等)の結像性能測定装置として、汎用的なMT
F測定機が市販されている。この測定機は被写体の位置
に、背面を照明したスリットを設け、被検レンズ系によ
り結像したスリット像を拡大レンズにより適正な大きさ
に拡大し、その像と直交するように配置したラインセン
サでスリット像の出力を検出し、フーリエ変換してMT
Fを算出している。
【0003】また、アフォーカル光学系の結像性能の測
定では被検レンズ系の後に結像レンズ系を設けてスリッ
ト像をつくり、更に拡大レンズでラインセンサ上にスリ
ット像が直交するように結像させ、上記結像光学系の場
合と同様にしてアフォーカル光学系のMTFを比較測定
している。
【0004】図6に従来の結像光学系の光学特性(MT
F)測定装置の概略図を示した。光源1に隣接してスリ
ット2が設けられ、これらは1つの鏡筒などからなる保
持体3に保持され、Xステージ4の左端に配置されてい
る。この保持体3は、光軸aを中心に回動自在であり、
かつ、Y1ステージ5上をスライド自在な構成となって
いる。
【0005】スリット2を通過した光束は被検レンズ系
6によってQ点に結像し、更に結像レンズ7によってラ
インセンサ8上に結像する。結像レンズ7とラインセン
サ8は受光部9で一体にされ、光軸aを中心に回動自在
で、かつ、Y2ステージ5´上をスライド自在である。
スリット2とラインセンサ8を光軸を中心としてそれぞ
れ別々に回転してラインセンサ8上のスリット像が常に
ラインセンサ8と直交するようにする。なお、結像レン
ズ7には、図示を省略するが、拡大レンズを設け、太い
スリット像を結像するようにしている。
【0006】先ず被検レンズ系6の軸上光学特性を測定
する場合は、光源1のスリット2を被検レンズ系6の軸
上に配置し、被検レンズ系6のスリット像の位置Qに受
光部9の光軸を合わせてラインセンサ8をスリット像と
直光させておきラインセンサ8出力形状をモニタ(図示
せず)で見ながらXステージ4上で移動させ出力のピー
ク位置を検出する。
【0007】図7は、この時のラインセンサ8の出力を
グラフに表した図である。スリット像の幅は図に示すW
であり、一方のラインセンサ8は、幅αの画素が一列に
多数並んでいる。スリット像の幅Wと画素の幅αとの大
きさを比較すると、W≫αであり、スリット像は多数の
画素にまたがって結像している。そして、スリット像は
中央が最も明るく、両端に行くにしたがって暗くなって
いる。そのため、ラインセンサ8の多数の画素のうち、
スリット像の真ん中にある画素が最も大きな出力値を示
し、それからスリット像の両端に行くにしたがって画素
の出力は低下し、全体としてほぼ左右対称の山形の出力
カーブを描く。そこで、この出力カーブをA/D変換
し、FFT(高速フーリエ変換)処理を行うことにより
各周波数毎のMTF値を算出することが出来る。
【0008】また、被検レンズ系の軸外(周辺部)を測
定する場合は光源1とスリット2を軸外測定時の3´の
位置までY1ステージ5上で移動し、受光部9を軸外測
定時の位置9´まで移動して、ラインセンサ8でスリッ
ト像を検出し、上記軸上測定の場合と同様にMTFを測
定することが出来る。
【0009】上記の測定装置は、光源側にコリメータレ
ンズを設け、結像レンズ7を適当なものに変更すれば、
アフォーカル光学系についてもレンズ系の性能を測定す
ることが可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の測定装
置では、スリット像の検出部にラインセンサ8を使用し
ている為、出力検出時の分解能がラインセンサ8の画素
の大きさα(約10μm)以下にはできず、出力値が図
7に示すように、階段状にしか測定できない。また、画
素間の感度のバラツキ等もあり、これらの理由から、高
精度の測定が出来ない。
【0011】これに対して、上述したように、拡大レン
ズを用いてスリット像を太く拡大することにより分解能
を上げることが行われているが、被検レンズ系以外の光
学系(コリメータレンズ、結像レンズ系、拡大レンズ)
が多くなりそれ等の品質が被検レンズ系の測定値(MT
F)に影響し測定精度が低下すると共に補助光学系が多
い為光軸出しに時間がかかる。特に被検レンズ系がアフ
ォーカル光学系測定の場合、この影響が大きい。
【0012】また、光源部にスリット2を使用している
為測定方向(TangentialRadial)を切
り換える毎にスリット2の方向を90°回転する必要が
あり作業性が悪いと云う問題がある。
【0013】本発明は、上記の事実から考えられたもの
で、分解能に優れ、付加される光学系も少なく、測定方
向の切替が簡単にできるレンズ系の測定装置及びレンズ
系のMTF測定方法を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、光源と、該光源により背面から光を照射
されるピンホールと、該ピンホールを通過した光束が入
射するように被検レンズ系を保持する被検体保持手段
と、該被検レンズ系を経由した光束が入射する結像レン
ズ系と、該結像レンズ系の光軸方向に移動自在に設けら
れた受光素子と、該受光素子の結像レンズ系側に設けら
れたスリットと、該スリットの走査装置とからなること
を特徴としている。
【0015】また、上記スリットの走査装置が、スリッ
トを光軸と直交する面内で相互に直交する2方向に走査
可能な構成や、上記ピンホールと被検体保持手段との間
にピンホールが焦点にくるようにコリメータを設け、ア
フォーカル光学系の被検レンズ系の測定を可能とした構
成や、上記結像レンズ系が拡大レンズを備えていない構
成や、上記受光素子がフォトダイオードである構成とす
ることもできる。
【0016】また、上記光源とピンホール又はコリメー
タまでが一体化されて光源装置を構成し、該光源装置が
中心軸としてのX軸と交叉するY軸方向に移動自在でか
つXY平面に直交するZ軸回りに回転自在であり、上記
結像レンズ系から受光素子までが一体となってY軸方向
に移動自在でかつXY平面に直交するZ軸回りに回転自
在である構成とすることが望ましい。
【0017】本発明のレンズ系のMTF測定方法は、上
記のいずれかの測定装置を用いて最終結像点でのピンホ
ール像を上記スリットにより走査し、その時の受光素子
の出力を検出し、フーリエ変換することによりMTF値
を算出することを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面によ
って説明する。図1は、被検レンズ系がアフォーカル光
学系の場合の本発明の測定装置を示す。また図2には図
1の受光部の詳細を示す図である。
【0019】光源装置10は、光源11の近傍にピンホ
ール15を置き、ピンホールが焦点位置にくるようにコ
リメータ17を配置してハウジング19により一体化し
たものである。光源11からの光束は、ピンホール15
を通過し、コリメートレンズ17により平行光束化され
て射出する。
【0020】光源装置10は回転ステージ20に保持さ
れており、回転ステージ20は、十字架状をしたステー
ジ30の交点に取り付けられている。ステージ30は、
図示のようにX軸、Y軸をとり、装置の中心軸320
(X軸)方向に延びるX方向ステージ32と、中心軸3
20と直交してY軸方向に延びるY方向ステージ31と
を「十字架」状に組み合わせて成り、回転ステージ20
は、Y方向ステージ31上のガイドライン311に沿っ
て移動可能になっている。回転ステージ20は、XY平
面に直交するZ軸と平行な軸330を中心として正・逆
両方向に回転自在でもある。
【0021】X方向ステージ32は被検体保持手段32
1を有し、この被検体保持手段321により、被検レン
ズ系Oを、その光軸が中心軸320と一致するように保
持する。
【0022】X方向ステージ32には、第2の回転ステ
ージ322が設けられ、この第2の回転ステージ322
は、点P(アイポイント)を中心に回動するとともに、
保持手段40の一端部側を固定している。保持手段40
は細幅の細長い板状であって、光軸方向に移動可能な駆
動装置を持った保持台48とその上に配置されたスリッ
ト53とスリットの走査装置50及び受光素子45であ
るPD(フォトダイオード)を保持している。
【0023】結像レンズ系41はレンズ保持体42に保
持されている。そして、図示の状態において結像レンズ
系41と被検体保持手段321に保持された被検アフォ
ーカル光学系0の光軸は一致している。
【0024】X方向ステージ32の下端側には、ガイド
レール33が上記回転軸Pを中心とする円弧状に設けら
れ、保持手段40の自由端部側の裏面側に設けられた
「回転コロ(図示せず)」と係合している。上記第2の
回転ステージ322とガイドレール33と上記図示され
ない回転コロとは、保持手段40を回転軸P中心にZ軸
の回りに回転可能としている。
【0025】回転コロとガイドレールの具体的な構成と
しては、たとえば、ガイドレール33にはその円弧に沿
ったラックを固定し、それにかみあうようにピニオン付
のステッピングモータを保持手段40の裏面側に固定す
ればよい。
【0026】図2は受光部の詳細な構造、特に、スリッ
ト53とその走査装置50を示す図である。受光素子4
5は、円筒51内に独立して保持されており、円筒51
にはY方向に延びるスリット53が形成されている。円
筒51は、モータ55によってY軸中心に回転自在に保
持されており、モータ55は、回転台57によってX軸
中心に回転自在に保持されている。したがって、図示の
位置でモータ55が回転すれば、スリット53はY軸の
回りを回転する。また、回転台57が回転してモータ5
5をX軸回りに90゜回動させると、スリット53は
X,Y双方に直角なZ方向(図1)に向き、モータ55
の回転によってZ軸の回りを回転することとなる。受光
素子45の出力は、画像処理装置61、オシロスコープ
63、パソコン65に入力され、目的に応じた演算処理
がされる。
【0027】図1において、コリメータ17の焦点位置
にセットされたピンホール板15からの光は平行光とな
り、被検レンズ系Oを透過し、結像レンズ系41によっ
て集光し、円筒51のスリット53上に結像する。
【0028】図3(a)は、ピンホール像15′とスリ
ット53の関係を示す図である。ピンホール像Zは、直
径がDの円であり、スリット53は、Dより遥かに小さ
い幅δである。したがって、スリット53上に結像した
ピンホール像は、その一部がスリット53を通過して受
光素子45上に達する。
【0029】最初にスリット53から離れた円筒51上
にピンホール像15′を結像させ、モータ55を回転さ
せてスリット53をY軸の回りに回動させると、スリッ
ト53は、図3(a)に示すように、ピンホール像の一
方の端部aに達し、ピンホール像15′上を走査しなが
ら中央bを通過し、他方の端部cに達する。
【0030】このようにスリット53がピンホール像を
走査していくと、受光素子45の出力は図3(b)に示
すような山形のカーブを描く。これは、図7の棒グラフ
を滑らかな曲線で結んだものと同じである。
【0031】この出力カーブを画像処理装置61をオシ
ロスコープ63で観察し、さらにパソコン65に入力
し、FFT処理が行われ周波数毎のMTF値を算出する
ことができる。スリット53によるピンホール像の取込
み精度はスリット幅δを数μmまで自由に選択すること
によって高精度に上げることができるため、精度のよい
MTF測定が可能となる。
【0032】また、本発明の実施例では光源にピンホー
ルを使用し、スリット53をY方向からZ方向へと簡単
に回転させられるので、測定方向(T,R)の切り換え
が簡単にできるようになった。
【0033】また従来のアフォーカル光学系の光学特性
の測定装置では被検レンズ系Oを透過後の光は発散光の
ため、結像レンズ系41で集光させた後拡大レンズを用
いてラインセンサ上に拡大像をつくり像の出力検出を行
っていたが、測定装置の構成の中に補助光学系(コリメ
ータレンズ、結像レンズ系、拡大レンズ)が多い為、そ
れ等の光学系性能が被検レンズ系の測定値にも影響し誤
差要因となっていた。また、光学素子が多い為、光軸調
整が困難になるという問題があった。
【0034】これに対し本発明の実施例では、上記の光
源部のピンホール15及び受光部のスリット53をスキ
ャンする方式を採用することにより、出力検出時の精度
が向上したため、拡大レンズを用いて分解能を上げなく
ても従来の測定精度は維持出来ることになり、拡大レン
ズを除去出来る。その為、測定誤差要因が減少し、また
光軸調整が簡単になると共に測定の作業性も向上する。
【0035】図4は図1に示す実施の形態で、被検アフ
ォーカル光学系の光軸に対して傾いた方向の軸外測定を
するときの状態を示している。軸外の測定をする場合
に、受光素子45のみをY軸方向に平行移動することに
より、測定することも可能であるが、この場合結像レン
ズ系47としては、大きな画像をカバーしなければなら
ず、レンズの口径が大きくなることから高価となり、ま
た広い画角での収差をなくすことは、難しくなる。
【0036】そこで、本発明の実施例では次のようにし
てこの問題の解決を図った。回転ステージ20を図4の
ようにY方向ステージ31に沿ってY軸の方向へ移動さ
せる。このときの移動量:LYは、たとえば、Y方向ス
テージ31にスケールを刻印しておくことにより測定す
ることができる。次いで回転ステージ20を回転させ、
光源装置10からの平行光束が被検レンズ系Oに入射す
るようにする。
【0037】ガイドライン311と被検レンズ系Oの配
備位置との距離:LXは一定であるので、この時の入射
平行光束と被検レンズ系Oの光軸との成す角:θin
は、tanθin=LY/LXの関係から知ることがで
きる。
【0038】パソコン65などによって、ピンホール像
15′がスリット53上にくるように保持手段40を回
転させる。この回転角θoutとθinとで被検レンズ
系Oの倍率がわかる。また、結像レンズ系の口径又は画
角を大きくしなくてよくなり、軸外測定時の誤差が低減
され、装置も安価になる。
【0039】図5は、被検レンズ系として、アフォーカ
ルではない通常のレンズ系を測定する状態を示す図であ
る。この場合は、コリメータ17が不要となり、結像レ
ンズ系41を適当に設定することによって、ピンホール
像をスリット53上に結像させることができる。その後
は、図1と同じである。
【0040】なお、カメラのファインダなどのようなア
フォーカル光学系には、対物レンズの光軸と接眼レンズ
の光軸とが一致せずに、平行な状態でずれているものが
あるが、そのようなレンズ系であっても、本発明の装置
で測定可能である。
【0041】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
光源により背面から光を照射されるピンホールの像をス
リット上に結像し、スリットを走査して受光素子の出力
を検出する構成としたので、検出時の分解能を小さくす
ることができ、レンズ系の性能の測定精度を上げること
ができる。
【0042】また、スリットの走査方向を直交する方向
に簡単に変えられるので、測定時間を短縮することが可
能となる。ピンホールと被検体保持手段との間にコリメ
ータを設ければ、アフォーカル光学系の測定も可能であ
る。また、結像レンズ系に拡大レンズを加える必要もな
いので、装置が簡単になり、測定誤差も少なくできる。
【0043】光源とピンホール又はコリメータまでが一
体化されて光源装置を構成し、該光源装置が中心軸とし
てのX軸と交叉するY軸方向に移動自在でかつXY平面
に直交するZ軸回りに回転自在であり、上記結像レンズ
系から受光素子までが一体となってY軸方向に移動自在
でかつXY平面に直交するZ軸回りに回転自在である構
成とすれば、軸外測定の際でも結像レンズ系の口径は小
さくてもよくなり、安価で誤差の少ない軸外測定ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズ系測定装置の構成を示す図であ
る。
【図2】図1の受光素子周辺部分の詳細な構成を示す図
である。
【図3】(a)はピンホール像をスリットが走査する状
態を説明する図、(b)は受光素子の出力を示す線図で
ある。
【図4】図1の測定装置で軸外測定を行う状態を示す図
である。
【図5】図1の測定装置をアフォーカル光学系ではない
レンズ系に適用した図である。
【図6】従来のレンズ系の測定装置の構成を示す図であ
る。
【図7】従来の測定装置におけるラインセンサの出力を
示す図である。
【符号の説明】
O 被検レンズ系 10 光源装置 11 光源 15 ピンホール 17 コリメータ 41 結像レンズ系 45 受光素子 50 スリットの走査装置 53 スリット 321 被検体保持手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、該光源により背面から光を照射
    されるピンホールと、該ピンホールを通過した光束が入
    射するように被検レンズ系を保持する被検体保持手段
    と、該被検レンズ系を経由した光束が入射する結像レン
    ズ系と、該結像レンズ系の光軸方向に移動自在に設けら
    れた受光素子と、該受光素子の結像レンズ系側に設けら
    れたスリットと、該スリットの走査装置とからなること
    を特徴とするレンズ系の測定装置。
  2. 【請求項2】 上記スリットの走査装置が、スリットを
    光軸と直交する面内で相互に直交する2方向に走査可能
    なことを特徴とする請求項1記載のレンズ系の測定装
    置。
  3. 【請求項3】 上記ピンホールと被検体保持手段との間
    にピンホールが焦点にくるようにコリメータを設け、ア
    フォーカル光学系の被検レンズ系の測定を可能としたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ系の測定
    装置。
  4. 【請求項4】 上記結像レンズ系が拡大レンズを備えて
    いないことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    載のレンズ系の測定装置。
  5. 【請求項5】 上記受光素子がフォトダイオードである
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のレ
    ンズ系の測定装置。
  6. 【請求項6】 上記光源とピンホール又はコリメータま
    でが一体化されて光源装置を構成し、該光源装置が中心
    軸としてのX軸と交叉するY軸方向に移動自在でかつX
    Y平面に直交するZ軸回りに回転自在であり、上記結像
    レンズ系から受光素子までが一体となってY軸方向に移
    動自在でかつXY平面に直交するZ軸回りに回転自在で
    あることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載
    のレンズ系の測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかの測定装置を
    用いて最終結像点でのピンホール像を上記スリットによ
    り走査し、その時の受光素子の出力を検出し、フーリエ
    変換することによりMTF値を算出することを特徴とす
    るレンズ系のMTF測定方法。
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