JPS6244493B2 - - Google Patents

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JPS6244493B2
JPS6244493B2 JP55000871A JP87180A JPS6244493B2 JP S6244493 B2 JPS6244493 B2 JP S6244493B2 JP 55000871 A JP55000871 A JP 55000871A JP 87180 A JP87180 A JP 87180A JP S6244493 B2 JPS6244493 B2 JP S6244493B2
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JP
Japan
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circuit
ultrasonic
delay
range gate
phase
Prior art date
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Expired
Application number
JP55000871A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56100047A (en
Inventor
Ikuji Seo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、血流速度情報と生体の断層像が得ら
れる超音波ドツプラ装置に関する。
近年、心臓の断層像に加えて心臓内に流れる血
液の動きも同時に知ることが望まれている。血液
の動きを知る為に距離分解能の優れた方式とし
て、パルス変調ドツプラ法や、M系列変調ドツプ
ラ法等があり、これらと電子走査形超音波診断装
置を複合化したものも既に発表されている(第3
1回日超医講演論文集、1977年、183頁以下)。
しかしながら、上記の装置では断層像検出用の
振動子とドツプラ計測用の振動子とを別々に備え
なければならず、又構成が複雑となり操作性が悪
いという問題があつた。更に、ドツプラ計測用の
振動子として単一の円板振動子を用いるので遠距
離音場で超音波ビームが著しく広がり良好な分解
能が得られないという問題もあつた。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされた
もので、ドツプラ信号検出用の振動子を用いるこ
となく、しかも良好な分解能が得られる超音波ド
ツプラ装置を提供することを目的とする。
本発明は、断層像用の振動子を用いてドツプラ
信号を検出し、更にドツプラ信号を得る位置を指
定するレンジゲート回路の指定位置に合わせて超
音波ビームのフオーカス点を移動する点に特徴を
有する。
以下、本発明の一実施例について図面を用いて
説明する。第1図に、セクタ電子走査形の超音波
診断装置に本発明を適用した一実施例を示す。基
準発振器1は、例えば水晶発振器により構成され
るもので、超音波振動子の共振周波数fpの2倍
の周波数2fpの、高安定な周波数特性を有する信
号を発振出力している。この出力は、分周器2に
入力され、2分周される。
分周器3では、分周波2出力はN分周(Nは整
数、例えばN=500、fp=2.5MHz)されて、周
波数5KHzのレート周波数の信号(第2図a)を
出力する。
この信号は遅延回路4a,4b,4c,……
…,4nに各々供給される。これらの遅延回路に
よつて所定の遅延を与えられたレートパルスは、
パルサ5a,5b,5c………5nに供給され高
電圧の駆動パルスに変えられる。これらの駆動パ
ルスは超音波振動子6a,6b,6c………6n
に印加され、付勢される。そして、これらの超音
波振動子から超音波パルスが発射され、送波超音
波パルスの位相の揃つた方向に超音波ビームが送
波されることになる。
この送波された超音波ビームの反射波は再びこ
れらの超音波振動子6a,6b,6c,………,
6nにより受けられ、受波信号(第2図b)は前
置増幅器7a,7b,7c,………,7nで各々
増幅された後、遅延回路8a,8b,8c……
…,8nで各々時間遅延される。遅延回路4a,
4b,4c………,4nと遅延回路8a,8b,
8c,………,8nは遅延制御回路9により、所
定の遅延を与えるように制御されており、通常、
対応する遅延回路、例えば4aと8aは同じ遅延
を与えるように制御されており、兼用される場合
もある。
遅延回路8a,8b,8c,………8nで所定
の遅延を与えられた反射信号は、加算回路10に
おいて加算合成される。送波用の遅延回路4a,
4b,4c………,4nと受波用の遅延回路8
a,8b,8c,………,8nとの対応するもの
が同じ遅延を与える状態であれば超音波ビームを
送波した方向から反射信号を得ることになる。
遅延制御回路9は、各遅延回路の与える遅延時
間を変えることにより、例えば第3図においてR
の範囲を、走査(セクタスキヤン)することにな
る。又、遅延制御回路9では集束の為の遅延も考
慮されている。
加算回路10において、加算合成された反射信
号は、検波器22において第2図cに示すように
振幅検出(検波)され断層情報として表示装置2
1に供給されている。したがつて表示装置21に
は第3図のRの範囲の断層像が表示される。
一方、加算回路10の出力信号はミクサ13,
14にも供給されており、ミクサ13には分周器
2出力のパルス信号fpが、ミクサ14には移相
器11によつて分周器2出力パルス信号をπ/2
だけ遅らせたパルス信号が供給されている。ミク
サ13,14の各混合出力はフイルタ15,16
により各々濾波され位相検波出力が得られる。こ
の検波出力は種々の距離におけるドツプラ偏移を
含んでいるので、第2図dに示すようにレンジゲ
ート回路12によつて、所望の距離(例えば第3
図のP点までの距離)に相当する時間(レンジゲ
ート位置)を指定して、サンプルホールド回路1
7,18にてサンプルホールド(第2図e)にさ
れる。サンプルホールド回路17,18によつて
所定の距離にある反射体からの位相偏移のみを検
出でき、フイルタ19,20を介して血流情報の
信号を得ることができる。フイルタ19,20を
通すことによりドツプラ信号は第2図のfからg
のような波形が得られる。
第1図の実施例において、特徴部分である遅延
制御回路9とレンジゲート回路12の部分を第4
図を用いて更に具体的に述べる。レンジゲート回
路12におけるレンジゲート位置の設定は抵抗ボ
リユーム29を変えて行ない、任意の部位の血流
情報を得ることができる。AD変換器27におい
て、任意の深さに相当する直流電位はアナログ・
デイジタル変換され、このデイジタル出力信号は
カウンタ28にプリセツトされて第2図dのサン
プリングパルスが出力として上記カウンタ28の
キヤリー又はボロー端子より得られる。
一方、AD変換器27の出力信号は遅延制御回
路9の例えばROMで構成されたフオーカス用
ROM26のアドレスに入力される。フオーカス
用ROM26には、予め、任意の位置とその位置
にフオーカスするための遅延時間との関係が書き
込まれている。
この遅延時間を第5図により更に詳しく説明す
る。第5図において、レンジゲートをAの位置に
設定すると共にこのAの位置において集束(フオ
ーカス)をかけたい場合について考える。一列に
配列された複数個の超音波振動子の列の中心と点
Aとの距離をF、超音波振動子列の中心から或る
特定の超音波振動子、例えば6aまでの距離をX
とすれば、振動子列の中心に位置する振動子が駆
動される時間は、振動子6aが駆動される時間よ
りtだけ遅くなくてはならない。
但し、Cは生体中の超音波速度である。
したがつて、振動子列の中心に位置する超音波
振動子と対応している遅延回路が上式によつて与
えられる遅延時間を与えるようにすればよい。
第4図に示すように、遅延回路4a,………4
nとしてタツプ付きんC遅延線4を用いるとすれ
ばアナログスイツチ23によつて所望の遅延時間
を選択できるようにメモリの出力で制御すればよ
い。
尚、セクタ電子走査形の超音波診断装置の場
合、任意の方向へ超音波ビームを偏向するため
に、フオーカスとは別の遅延時間を必要とする。
この実施例では、この為の遅延時間設定用のメモ
リ、(セクタ用ROM)25と前記フオーカス用
ROM26の出力を加算回路24で加算し、その
出力信号により前記アナログスイツチ23を制御
しており、遅延線をセクタ用と共用している。
尚、遅延回路4a,4b,4c………,4nの
可変遅延線としてCCDを用いることができる
が、この場合にはレンジゲート回路12のレンジ
ゲート位置を動かすとCCDの転送クロツク周波
数が変わるようにしておけば、同時に遅延時間を
変えることができる。
尚、上記実施例では本発明をセクタ電子走査形
超音波診断装置に適用した場合について述べた
が、スイツチ切換によつて走査をなうリニア走査
形の超音波診断装置にも、又機械式のセクタ走査
形超音波診断装置にも本発明を適用できる。
以上述べたように、本発明によれば断層像検出
用の超音波振動子によりドツプラ信号も得ている
のでドツプラ信号検出用の振動子が不要であり、
操作が簡単である。又、血流情報を得るレンジゲ
ート位置と超音波ビームの集束位置を一致させて
いるので血流情報を得ている付近を詳細に観察で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の構成図、第2図は第
1図の実施例の各部波形図、第3図は第1図の実
施例の診断説明図、第4図は第1図の実施例の一
部の回路構成図、第5図は超音波ビームの集束位
置と遅延時間の関係の説明図である。 1……基準発振器、2,3……分周器、4a,
4b,4c,………4n,8a,8b,8c,…
……8n……遅延回路、5a,5b,5c,……
…,5n……パルサ、6a,6b,6c,……
…,6n……超音波振動所、9……遅延制御回
路、10……加算回路、11……移相器、12…
…レンジゲート回路、13,14……ミクサ、1
5,16,19,20……フイルタ、17,18
……サンプルホールド回路、21……表示装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 配列された複数個の超音波振動子と、これら
    の振動子を付勢し超音波ビームを送波させる送波
    回路と、前記超音波振動子を介して反射信号を受
    波する受波回路と、この受波回路により受波した
    反射信号の振幅を検出し断層像を表示する表示装
    置と、前記受波回路により受波された反射信号の
    位相を検出する位相検波器と、この位相検波器に
    より位相を検出するレンジゲート位置を設定する
    レンジゲート回路と、前記位相検波器の出力信号
    を濾波するフイルタ回路と、前記超音波振動子
    各々による超音波の送受波のタイミングを変える
    遅延回路と、前記超音波振動子により送受波され
    る超音波が前記レンジゲート位置に応じて任意の
    位置で集束するように、予めこの任意の位置に集
    束するための遅延時間を記憶して前記遅延回路の
    与える遅延時間を適宜選択して制御する遅延制御
    手段とを具備し、この遅延制御手段と前記レンジ
    ゲート回路を超音波の集束位置とレンジゲート位
    置がほぼ一致するように連動させることを特徴と
    する超音波ドツプラ装置。
JP87180A 1980-01-10 1980-01-10 Ultrasonic dopler apparatus Granted JPS56100047A (en)

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JPS61193649A (ja) * 1985-02-21 1986-08-28 横河メディカルシステム株式会社 超音波ドプラ装置

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JPS54160081A (en) * 1978-06-07 1979-12-18 Tokyo Shibaura Electric Co Ultrasoniccwave reflection device

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