JPS6244300A

JPS6244300A - リネン仕分け装置

Info

Publication number: JPS6244300A
Application number: JP18554385A
Authority: JP
Inventors: 敦士上田; 秀俊石原; 飯田　泰生
Original assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Current assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date: 1985-08-23
Filing date: 1985-08-23
Publication date: 1987-02-26
Anticipated expiration: 2012-10-27
Also published as: JP2668827B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はリネンサグライ用洗濯物、たとえばシーツ、　
包布、　枕カバー、シャック、タオル、おしぼシ、ユニ
ホーム、マット等の品種を自動的に仕分けるリネン仕分
は装置に関する。

〔従来の技術〕

リネンサグライ用洗濯物（以下リネンと称する）を自動
的に仕分ける装置は、従来存在しておらず、専ら人手に
依存していた。

すなわち、客先から受入れた使用済みの汚れたリネンは
、搬入時においてはバッグやコンテナ内に各種のものが
混在した状態で入っている。

したがって作業者は手作業によって各槽リネン毎に仕分
けを行ない、同種類のものをまとめて連洗機等に投入し
ていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の仕分は作業は人手によシ行なっているので、重労
働であるうえ衛生的にも好ましくなく、また入荷量の管
理、も困難であるという問題があった。

そこで本発明はリネンの仕分けを人手を介さずに自動的
に行なうことができ、労力を軽減でき、衛生的にも好ま
しく、さらに入荷量管理も容易化するリネン仕分は装置
を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記問題点を解決し目的を達成するために次の
ような手段を講じたことを特徴としている。すなわち、
複数のリネンが混在しているリネン塊から単一のリネン
を順次取出して連続的に搬送し、その搬送の過程で「リ
ネン吊シ下げ長さ」「リネン重量」「リネンの色」なる
少なくとも三種類の情報を検出するようＫする。

そして上記検出された情報に基いて前記単一リネンの品
種を判別し１判別結果に応じて自動仕分けを行なうよう
にする。

〔作用〕

このような手段ｔ−講じたことＫよシ、リネンの仕分け
が自動的に、しかも適確に行なわれることＫなる。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例の制御系の構成を示すプロ、
り図であり、！２図は機構系の構成を示す概略側面図で
ある。第１図および第２図に示すように、リネン吊シ下
げ長さ検出器１、重量測定器２、色検出器３、金属検出
器４がコンベア６の搬送ルートに沿って配置されており
、その各検出情報を制御装置５に供給するものとなって
いる。

リネン吊シ下げ長さ検出器１は、コンベア６の始端近傍
に、複数の光電センサあるいはリミ、トスイッチ、タッ
チセンサ等を垂直に配列したものであシ、吊シ下げた単
一リネン８の長さを検出するものとなっている。

重量測定器２は、搬送されてきた単一リネン８の重量を
、計量可能に設けられたものであシ、ロニドセル式ある
いはバネ式のものを用いている。

色検出器３は、単一リネン８の色を光学的に検出するよ
うに形成されたカラーセンサである。

金属検出器４は、リネン８の吊シ下げ長さ、重量、色な
どの情報のみでは判別が困難な場合にリネン８に縫い付
けられる金属製認識片を検出するものであって、例えば
高周波による電磁誘導作用を利用し九ものである。なお
金属製認識片はリネン８の品種に応じた大きさ、形状、
材料等を有するものであって、１１Ｅ磁誘導作用によシ
大きさの異なる誘導電流が流れるように予め設定されて
いる。

制御装置５は、前記１〜４にて検出された情報を供給さ
れると、この情報をデータメモリに記憶し、かつ比較判
断等の処理を行ない、リネン８の品種を判別し、仕分は
指令を送出するものである。すなわちこの制御装置５は
、中央制御装置５１を主体として、構成されたものであ
シ、この中央制御装置５１１１Ｃ各装置５２〜５５を接
続したものとなっている。

センサデータ記憶装置５２は、吊シ下げ長さ検出器１〜
金属検出器４からの情報すなわちセンサデータを前記中
央制御装ｅ５１を介して与えられると、これを記憶する
装置である。

仕分は基準設定装置５４は、予めリネンの品Ｗ１を判別
する基準データを設定する装置である。

品種判別装ｆｊ１５３は、中天制御装置５１を介して与
えられるセンサデータ記憶装置５２の記憶データと、仕
分は基準設定装置５４にて設定された基準データとを比
較し、各リネン毎の品種を判別する装置である。

表示装置５５は、前記装置ｉ１５２　、５　Ｊからのデ
ータに基づき、品種別枚数、総仕分は枚数などのデータ
を表示する装置である。

なお制御装置５には、仕分は指令装置１（不図示）が設
けてあり、矢印で示すように、判別したリネン品種に応
じた仕分は指令信号Ｓを送出し、コンベア６の終端に到
達した各リネン８を自動仕分は機（不図示）によって自
動仕分けを行なわせるものとなっている。

ところで、前記コンベア６は、吊り下げ具７を備えた吊
シ下げ式コンベアであシ、単一リネン８を太矢印で示す
ように搬送するものとなっている。

単一リネン８は、リネン取出機９によって取出され、か
つコンベア６に装填されたものである。

リネン取出機９はアーム先端にチャ、り１゜を備えてお
シ、とのチャック１０によって複数種のリネンが混在し
【いるリネン塊１１から任意の１枚を取出し、これをコ
ンペア６の吊シ下げ具に懸架することにより、単一リネ
ン８の装填を行なうものとなっている。

次に上記の如く構成された装置の作用を第３図および第
４図を適時参照し乍ら説明する。

リネン取出ＷＡ９によって取出され、コンベア６の吊シ
下げ具７に引渡された単一リネン８の吊り下げ長さは、
必らず特定の長さ範囲内にある。例えば取出された単一
リネン８が第３図（１）のように長方形布である場合、
その最大長は第３図（ｂ）のようにＡ点を把持したとき
の対角長ｔとなり、最短長は第３図（、）のように中心
点である０点を把持したときの半対自長１／２　ｔとな
る。

浴衣のような不定形の衣料の場合であっても、その吊シ
下げ長さはある特定の長さ範囲内にある。吊シ下げ長さ
をより精度よく検知する必要がある場合には第４図（、
）〜（、）のように、リネン取出機９によって取出した
単一リネン８を、再度把持し直すことにより、容易に最
大量シ下げ長さとなる端部を把持す、ることかできる。

すなわち、第４図（ａ）のように長方形布からなる単一
リネン８ｆＷｃｌのチャック１０にで最初に把持したと
き、同図（ｂ）のように任意点Ｐが把持されたとする。

このとき吊シ下げられ念リネン８の最下点は長方形布の
一隅Ａ点となる。そこで第２のチャックＩＯＢによシ、
同図（ｃ）に示す如く上記最下点つまｌ）ｈ点を把持し
直す。こうすることＫよシ、単一リネン８は最大量シ下
げ長さで吊シ下げられる。

このようにして、ある特定の範囲の吊シ下げ゛長さで吊
シ下げられた単一リネン８は、吊夛下げ長さ検出器１に
よって、その吊り下げ長さを検出され、検出された情報
が制御袋Ｗｔ５に伝送される。　・単一リネン８が重量測定器２ｔで搬送されると、ここで
重量が計測される。上記重量は、リネン８の含水率によ
って異なるものとなる。極端な場合は完全乾燥時の数倍
の重量に達することもある。しかし単一リネン８の品種
に基づく基本重量には通常の場合、格段の差が存在して
いるので判別は可能となる。なお重量をよシ精度よく検
知する念めには、重量測定前に何らかの乾燥手段によシ
乾燥を行ない、含水率を一定化することが望ましい、計
測された重量情報は制御装置５へ伝送される。

単一リネン８が色検出器３の位置まで搬送されると、こ
こで例えば白、黄、赤、青の４色の系統のいずれに属し
ているかを検出され、その情報が制御装置５へ伝送され
る。

単一リネン８が金属検出器４の位＃Ｌまで搬送されると
、単一リネン８に金属製認識片が縫い付けられ【いるか
否か、その大きさはどの程度力１等の情報が検出され、
制御装置５へ伝送される。したがって単一リネン８が例
えば「柄物」で色判別が困難な場合、同一種別のもので
特に仕分けを必要とする場合、等のケースにおい【適確
な情報が得られる。

制御袋＠Ｓに伝送された各情報は、センサーデータ記憶
装置５２に記憶され、記憶されたデータの全部または一
部が仕分は基準設定装置５４で設定された基準データと
品種判別装置５３にて比較判断される。その結果、単一
リネン８の品種が判別され分類仕分けが実行される。

なお制御装置５においては、各リネン８の同一品種枚数
が計数され、表示装置５５にて表示されるので、入荷管
理を適確に行なえるものとなる。

「実験例」第１表に示すような５種類のタオル■〜■金準備した。

また制御装置５の仕分は基準設定装（ｉｌＳ４によυ第
２表に示すような基準データを設定するようにした。

第　　２　　表すなわち、吊シ下げ長さについては、光電センサの配列
長を考慮に入れ、７５ｃｙ１を基準として２分類するデ
ータを設定した。また重量については、ロードセル式ウ
ェイトチェ、カーとの関連で２２０１１を基準として２
分類するデータを設定した。さらに色についてはカラー
センサで検出される明度差に応じて「黄」「青」に２分
類するデータを設定した。また金属製認識片に関しては
、その有、無の２つに分類するデータを設定し念。

このような準備を行なりたところで、５種類のタオル■
〜■を任意に選択してコンベア６によシ搬送し、仕分は
機能についてチェックを行なったところ次のような結果
が得られた。

■のタオルは、吊り下げ長さが７５儒以下で、重量が２
２０ｙ以下で、青色系統のものであり、金属製認識片が
付いていたことから、■のタオルであることが判別され
、仕分けることができた。

■のタオルは、長さ、重量、色は■と同じであるが、金
属製認識片が付いていないことから、■のタオルである
ことが判別され、仕分けることができた。

■のタオルは、長さ、重量、認識片については■と同じ
であるが、色が黄色系統であることから、■のタオルで
あることが判別され、仕分けることができ念。

■のタオルは、長さ、色、認識片については■と同じで
あるが、重量が２２０１以上であることから、■のタオ
ルであることが判別され、仕分けることができた。

■のタオルは、重量、色、認識片については■のタオル
と同じであるが、吊シ下げ長さが７５３以上であること
から、■のタオルであることが判別され、仕分けること
ができた。

このように１本装置によれば、リネン８の品種が自動的
に判別され、コンベア６の排出先が自動的に指定される
ことから、リネン８の自動仕券けを行なうことができる
。またリネンは単一リネン８として一枚づつコンベア６
によシ搬送され、情報検出が行なわれるので、品種ごと
の枚数を同時に計数でき、かつ表示し得ることになる。

その結果、たとえばホテル等の客先から入荷した多量の
リネンを、適確に自動仕分けすることができ、かつ枚数
も確認することができるので、在庫管理、翌日の稼動計
画等をより適確に行なえる上、客先とのトラブル回避の
点でも有効である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、リネンの仕分けを人手を介さずに自動
的に行なうことができ、作業者の労力を軽減できる上、
衛生上も好ましく、さらに入荷量管理も容易化するリネ
ン仕分は装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図（ａ）　（ｂ）　（、）は本発明の一実
施例を示す図で、第１図は制御系の構成を示すプロ。り図、ＷＪｚ図は機構系の構成を示す概略側面図、第３
図（ａ）　（ｂ）　（ｅ）および第４図（１）　（ｂ）
　（、）は吊シ下げ長さ検出手段の説明図である。１・・・吊シ下げ長さ検出器、２・・・重量測定器、３
・・・色検出器、４・・・金属検出器、５・・・制御装
置、６・・・コンベア、７・・・吊シ下げ具、８・・・
単一リネン、９・・・リネン取出し機、１０・・・チャ
、り、１１・・・リネン塊。出願人復代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図第２図第３図（ａ）　　　　　　　　（ｂ）　　　　　（ｃ）第４図手続補正書、１．６０Ｊ０・１７　　。１、事件の表示特願昭６０−１８５５４３号２、発明の名称リネン仕分シナ装置３、補正をする者事件との関係　特許出願人（６２０）　　三菱重工業株式会社４、復代理人住所　東京都港区虎ノ門ＩＪ°目２６Ｉ％５号　第１７
森ピル〒１０５　　　電話０３　（５０２）　３１８１
　（、大代表）手続ネｍ正書昭和６１年１１月２１日特許庁長官　黒　１）明　雄　殿１、事件の表示特願昭６０−１８５５４３号２、発明の名称リネン仕分は装置３、補正をする者事件との関係　　　特許出願人（６２０）三菱重工業株式会社４、復代理人東京都千代田区霞が関３丁目７番２号　ＬＪＢＥビル７
、補正の内容（１）特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。（２）明細書第１ページ第１７行の「シャッッ」を「シ
ャツ」と訂正する。（３）明細書第３ページ第６行〜第８行の「その搬送の
過程で〜検出するようにする。」を「その搬送の過程で
「リネン吊り下げ長ざ」　「リネン重量」　「リネンの
色」　「リネンに取付けた金属片」のうち、適宜必要な
少なくとも二種類以上の情報を検出するようにする。」
と訂正する。（４）明細書第１５ページ第１行の　「有効である。」
の次に「なお本装置にて検出する情報は、上記したとこ
ろからも明らかなように、仕分けの対象となるリネンの
種類、構成によっては必ずしも四種類必要であるとは限
らず、例えば「リネン吊り下げ長さ」と「リネン重量」
の二種類の情報を用いるといった具合に、少なくとも二
種類以上あれば十分であり、適宜選択して用いるように
装置を構成してもよい。」なる文を挿入する。２、特許請求の範囲複数種のリネンが混在するリネン塊から単一リネンを順
次取出して連続的に搬送する手段と、この搬送手段にて
搬送される単一リネンについて「リネン吊り下げ長さ」
　「リネン重量」　「リネンとも二種類以上の情報を検
出する手段と、この検出手段により検出された情報に基
づいて前記単一リネンの品種を判別し自動仕分けを行な
う手段とを具備したことを特徴とするリネン仕分は装置
。

Claims

【特許請求の範囲】

複数種のリネンが混在するリネン塊から単一リネンを順
次取出して連続的に搬送する手段と、この搬送手段にて
搬送される単一リネンについて「リネン吊り下げ長さ」
「リネン重量」「リネンの色」なる少なくとも三種類の
情報を検出する手段と、この検出手段により検出された
情報に基いて前記単一リネンの品種を判別し自動仕分け
を行なう手段とを具備したことを特徴とするリネン仕分
け装置。