JPS6244122B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6244122B2
JPS6244122B2 JP10247180A JP10247180A JPS6244122B2 JP S6244122 B2 JPS6244122 B2 JP S6244122B2 JP 10247180 A JP10247180 A JP 10247180A JP 10247180 A JP10247180 A JP 10247180A JP S6244122 B2 JPS6244122 B2 JP S6244122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
cylindrical body
hydraulic servo
servo valve
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10247180A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5729802A (en
Inventor
Takeshi Ichanagi
Haruo Watanabe
Masami Nemoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Techno Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Priority to JP10247180A priority Critical patent/JPS5729802A/ja
Publication of JPS5729802A publication Critical patent/JPS5729802A/ja
Publication of JPS6244122B2 publication Critical patent/JPS6244122B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は油圧サーボ系を構成する各種試験機、
圧延機の圧下装置、振動台等の如く、フオースモ
ータによつて直接スプールを駆動する油圧サーボ
弁に係り、特に高速に操作シリンダを動作させる
のに適した油圧サーボ弁に関する。
〔従来の技術〕
従来、フオースモータによつて直接スプールを
駆動するタイプの油圧サーボ弁は第1図に示され
る。第1図において、1はボデイ、2はスリー
ブ、3はスプール、4はヨーク、5はマグネツ
ト、6はフオースモータのコイルボビン、7は巻
線、8はターミナル、9,10はスプールに定位
性を与えるためのコイルばね、11は中立点調整
用の押え金具である。このような油圧サーボ弁で
は、ターミナル8に指令電流が印加されると、ヨ
ーク4に配設されたマグネツト5によつて磁気回
路が構成され、エアギヤツプ内に介在する巻線7
を有するコイルボビン、6は指令電流に比例した
力を受け、コイルばね9,10に抗してスプール
3を駆動させる。スプール3がスリーブ2内を摺
動することによつて、油路が切り換えられる。
この油圧サーボ弁の応答は、原理的にはコイル
ばね9,10をかたくすれば高くなるが、実用上
は極めて困難である。その理由のひとつは、スプ
ール3の作動時にかたいコイルばねに予圧が加え
られることになり、このときコイルばねの非対称
性のためにスプール3は中心軸からずれる方向に
力を受けてスリーブ2に押しつけられ、大きな摺
動抵抗が発生する。このことは精密な油圧サーボ
弁では致命的な欠点となる。
一方、コイルばね9,10に加えられる予圧が
十分でない場合、コイルばねの中心軸がスプール
3の中心軸からずれてスプール3が円滑に動作し
ない事態が発生する。したがつてコイルばね9,
10を設けた従来の油圧サーボ弁において、高応
答性を実現することは困難であつた。
さらにコイルばね9,10をかたくした油圧サ
ーボ弁では十分な粘性ダンピングを付与すること
が難しいため、安定性に乏しいものであつた。従
来、この種の不安定性を改善するため、スプール
3の一端にロツドを取り付け、スプール3の動作
に同調させてロツドを動作させ、この速度信号を
取り出し、これを主制御回路に取り入れることが
行なわれていた。しかしこの手段はスプールの重
量、したがつて可動部の重量が増大するとともに
電気回路を複雑化する欠点があつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は目的は、応答性と安定性に優れた油圧
サーボ弁を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を解決するために、フオー
スモータによつて直接スプールを駆動する油圧サ
ーボ弁において、その一端が弁ボデイ側に固定さ
れ、且つ他端がフオースモータ部側と反対側のス
プールに連結された筒状体を設け、前記筒状体の
壁面を貫通して開口すると共に、この筒状体の外
周面に沿つて継続的或は連続的に配列された開口
部を該筒状体に設けてこの筒状体に軸方向の可撓
性を持たせ、更に前記筒状体の内周側に前記開口
部と連通して油を収容する室を形成すると共に、
前記室内部に該開口部と近接位置したピストン部
材を内蔵させた構成を採用したものである。
〔作用〕
前記した軸方向の可撓性を有する筒状体は軸方
向に沿つた伸縮に際して半径方向の力を生じず、
しかも該筒状体はスプールと一体に連結されてい
るので筒状体の中心軸をスプールの中心軸と一致
させることが出来、よつてスプール駆動時の摺動
抵抗を小さく抑制し得るので油圧サーボ弁の応答
性を向上させることが出来る。しかも、この筒状
体の壁面を貫通して形成された開口部と連通して
油を収容する室を筒状体の内周側に形成すると共
に、前記室にピストン部材を内蔵させたことか
ら、スプールが移動する際に筒状体の室に収容し
た油を開口部を通じて流入流出させて減衰作用を
生じさせ、よつてスプールの駆動操作に十分な粘
性ダンピングを付与して油圧サーボ弁の安定性を
向上させることが出来る。
〔実施例〕
次に添付図面に基づいて本発明の一実施例であ
る油圧サーボ弁を説明する。
第2図は本発明の一例を示す断面図であつて、
第1図と同一もしくは相当部分は同一符号で示し
ている。第2図において、第1図と異なる点はフ
オースモータ部側の反対側のスプール3に伸縮自
在の筒状体(以下単に筒体ばねという)12が設
けられ、フオースモータのコイルボビン6にはコ
イルばね9が設けられず、スプール3とコイルボ
ビン6はねじによつて締付固定されていることで
ある。
筒体ばね12の周面にはスリツト13が形成さ
れ、この筒体ばね12の支持板14はボデイ1に
ねじ結合されている。したがつてこの構成はスプ
ール本体と筒体ばねがいわば一体化したものであ
る。そして筒体ばね12には前記スリツト13と
連通した内部に油が満される室が形成され、ピス
トン15がこの室に内挿されている。このピスト
ン15はロツド16を介して支持板14に固定さ
れている。さらに筒体ばね12には前記室と連通
する適当な径からなる絞り孔17が形成されてい
る。
このような油圧サーボ弁において、中立点調整
を行う場合、ボデイ1に固定された支持板14を
ねじ調整によつてスプールの軸方向に移動させる
のみで足りるので極めて容易である。また筒体ば
ね12のばね定数はスリツト13の数および幅を
選定することにより任意調整することができるの
で、筒体ばね12の中心軸をスプール3の中心軸
と合せながら目的とするかたいばねに設定するこ
とができる。次にスプール3の作動時にピストン
室には油が充満され、スプール3がピストン15
に対して相対的に移動するとき、油は絞り機能を
有するスリツト13及び絞り孔17を通過してピ
ストン室内外に流入或は流出するため、十分な減
衰作用を発生させることができ、よつて油圧サー
ボ弁としての安定性を高くすることが出来る。
上記実施例では筒体ばねには多数のスリツトが
形成されているが、筒状体の周面にらせん状の開
口部を設けた筒体ばね、または筒状体の周面に多
数の小孔を設けた筒体ばねでも上記同様の効果を
有する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、高応答で、かつ安定性のよい
油圧サーボ弁を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の油圧サーボ弁の断面図、第2図
は本発明の一例である油圧サーボ弁を示す断面
図、第3図は第2図の要部拡大断面図である。 1……ボデイ、2……スリーブ、3……スプー
ル、5……マグネツト、6……フオースモータの
コイルボビン、9,10……コイルばね、11…
…押え金具、12……筒体ばね、13……スリツ
ト、14……支持板、15……ピストン、16…
…ロツド、17……絞り孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フオースモータによつて直接スプールを駆動
    する油圧サーボ弁において、その一端が弁ボデイ
    側に固定され、且つ他端がフオースモータ部側と
    反対側のスプールに連結された筒状体を設け、前
    記筒状体の壁面を貫通して開口すると共に、この
    筒状体の外周面に沿つて断続的或は連続的に配列
    された開口部を該筒状体に設けてこの筒状体に軸
    方向の可撓性を持たせ、更に前記筒状体の内周側
    に前記開口部と連通して油を収容する室を形成す
    ると共に、前記室内部に該開口部と近接位置した
    ピストン部材を内蔵させたことを特徴とする油圧
    サーボ弁。
JP10247180A 1980-07-28 1980-07-28 Hydraulic servo valve Granted JPS5729802A (en)

Priority Applications (1)

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JP10247180A JPS5729802A (en) 1980-07-28 1980-07-28 Hydraulic servo valve

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10247180A JPS5729802A (en) 1980-07-28 1980-07-28 Hydraulic servo valve

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5729802A JPS5729802A (en) 1982-02-17
JPS6244122B2 true JPS6244122B2 (ja) 1987-09-18

Family

ID=14328358

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JP10247180A Granted JPS5729802A (en) 1980-07-28 1980-07-28 Hydraulic servo valve

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01107815U (ja) * 1988-01-14 1989-07-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61175302A (ja) * 1985-01-30 1986-08-07 Hitachi Ltd フオ−スモ−タ形サ−ボ弁
CN111749945B (zh) * 2020-06-29 2021-05-11 浙江大学 一种基于高速开关阀的片式液压步进驱动器及其控制方法

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JPS5729802A (en) 1982-02-17

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