JPH02173485A - 比例ソレノイド - Google Patents

比例ソレノイド

Info

Publication number
JPH02173485A
JPH02173485A JP32514188A JP32514188A JPH02173485A JP H02173485 A JPH02173485 A JP H02173485A JP 32514188 A JP32514188 A JP 32514188A JP 32514188 A JP32514188 A JP 32514188A JP H02173485 A JPH02173485 A JP H02173485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
core
movable iron
fixed
proportional solenoid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32514188A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Matsushima
松島 吉昭
Toshibumi Kakinuma
柿沼 俊文
Yuichi Kominami
小南 友一
Toshiaki Watanabe
敏明 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokyo Keiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Keiki Co Ltd filed Critical Tokyo Keiki Co Ltd
Priority to JP32514188A priority Critical patent/JPH02173485A/ja
Publication of JPH02173485A publication Critical patent/JPH02173485A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、主として油圧を制御するために用いる比例
ソレノイドに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の比例ソレノイドとしては、例えば第2図
に示すようなものがある。
これを簡単に説明すると、比例ソレノイド10は、例え
ば油圧制御弁等に固設される固定鉄心11と、固定鉄心
11の外周部に一端側を溶接等により固着されるコアチ
ューブ12と、コアチューブ12の他端側に同様にして
固着されるストッパ13と、コアチューブ12内を軸線
方向に変位可能な可動鉄心14と、コアチューブ13を
囲むソレノイド15と、可動鉄心14の固定鉄心11側
に固設されるブツシュロッド16と、可動鉄心14のブ
ツシュロッド16と反対側に固設されるバランスロッド
17と、固定鉄心11及びストッパ13に圧入され、ブ
ツシュロッド16及びバランスロッド17の軸受部を形
成するブツシュ(又はベアリング)18.18とから構
成されている。
ソレノイドコイル15に電流を通じると、可動鉄心14
が固定鉄心11に引き付けられ、ブツシュロッド16を
介して制御弁等に伝えられ、ソレノイ1くコイル15の
電磁力と制御弁等からの反力が均衡する位置に可動鉄心
14を移動させる。
そして、可動鉄心14の移動により、その周りの油は、
可動鉄心14の貫通孔14aと、固定鉄心11.スI−
ツバ13にそれぞれ設けた油路11a、l’ia(又は
縦溝13b)とを通って移動する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の比例ソレノイドにあっ
ては、ブツシュ18がブツシュロット16及びバランス
ロット17の軸上に存在するので、可動鉄心14の移動
による油の流入、流出用に、固定鉄心11及びストッパ
13のブツシュ(又はベアリング)18の外側にそれぞ
れ油路11a、13a (又は縦溝13b)を、バラン
スロッド17の先端部にもチャンバ13cを設けなけれ
ばならす、複雑な加工を必要とした。
また、可動鉄心14をコアチューブ12に接触しないよ
うにして摺動抵抗を小さくし、機械的ヒステリシスを軽
減させるために、固定鉄心11及びス1−ツバ13にブ
ツシュ(又はベアリング)18をそれぞれ圧入により固
設しなければならず、各部材に同心度を上げる高い加工
精度と組立精度が要求され、部品点数が多く構造も複雑
となって生産コストが上昇するという問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点を解決し、構造簡
単で精度を必要としない比例ソレノイドを提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明による比例ソレノ
イドは、コアチューブと可動鉄心との間に摩擦係数の小
さい巻きブツシュを介装したものである。
そして、この巻きブツシュには4弗化エチレン樹脂シー
トを用いるのが好ましい。
また、巻きブツシュに非磁性金属薄板を用いても差支え
ない。
〔作 用〕
上記のように構成することにより、可動鉄心とコアチュ
ーブとを非接触状態に保つ必要がなくなるので、バラン
スロッドとそのブツシュが不要になると共に、ブツシュ
ロットを可動鉄心に圧入して固設する必要もなく、ブツ
シュロッド側のブツシュも不要になり、各部材の加工精
度を大幅に低下させることが可能になる。
そして、可動鉄心の移動に伴う油の出入は、可動鉄心に
設けた貫通孔と、固定鉄心に設けたブツシュロッド挿通
孔のみて済み、比例ソレノイドの構造を著しく簡略化す
ることができる。
また、可動鉄心とコアチューブとの間に厚さを薄く且つ
均等にし得る巻きブツシュを介装したので、コイルの電
磁力を有効に利用することができ、両者の間の同心性を
容易に得ることができ、優れた電気的ヒステリシス特性
及び再現性を得ることができる。
この巻きブツシュに4弗化エチレン樹脂シートを用いる
ようにすれば、摩擦係数を著しく低下させることができ
、優れた機械的ヒステリシス特性を得ることが可能にな
る。
さらに、巻きブツシュに非磁性金属薄板を用いるように
すれば、4弗化エチレン樹脂シートを用いることができ
ない条件下にも容易に対処することができる。
〔実施例〕
以下、添付図面の第1図を参照してこの発明の詳細な説
明する。
第1図はこの発明の一実施例を示すものであり、比例ソ
レノイド20は、中心孔21aを形成した固定鉄心21
と、この固定鉄心21の外周部に一端側をOリング27
aによりシールして溶接等により固着したコアチューブ
22と、コアチューブ22の他端側にOリング27aに
よりシールして溶接等により固着したストッパ23と、
コアチューブ12内を軸線方向に変位可能であり軸線方
向の貫通孔24aを形成した可動鉄心24と、コアチュ
ーブ13を囲んで設けたソレノイドコイル25と、一端
が可動鉄心24に当接し他端が固定鉄心21の中心孔2
1aを挿通して図示しない制御弁等に当接するブツシュ
ロッド26と、コアチューブ22と可動鉄心24との間
に介装する4弗化エチレン樹脂シートからなる巻きブツ
シュ28と、スI−ツバ23に螺着した調整ねじ29と
、調整ねじ29と可動鉄心24との間に係着し可動鉄心
24を固定鉄心21の方向へ付勢するコイルスプリング
30とからなる。
なお、図中31は可動鉄心24と固定鉄心21との衝合
を緩衝するシムである。
このような構成によれば、可動鉄心24は巻きブツシュ
28を介してコアチューブ22に摺動自在に装着され、
ブツシュロッド26と固定鉄心21の中心孔218との
間には油の流通する流路が形成される。
巻きブツシュ28を形成する4弗化エチレンは、商品名
をテフロンと称され、弗化樹脂の一種であって摩擦係数
が低く、使用温度範囲が広くて化学的に不活性であり、
摩耗も極めて小さいという特性を具えており、特に鉛と
の混合体は法衣に示すような低い摩擦係数を有している
また、ストッパ23に螺着した調整ねじ29はスプリン
グ60の付勢力を調整するものであるが、比例ソレノイ
ド内のエア抜きや機差調整用としても利用することがで
きる。
次に、上記のように構成した実施例の作用を説明する。
ソレノイドコイル25に通電して励磁すると、その励磁
電流に応じた力で可動鉄心24が固定鉄心21に引き付
けられて図で左方に変位し、その動きがブツシュロッド
2日を介して固定鉄心側に設けた制御弁等に伝えられ、
その力と制御弁等の反力が均衡した位置へ可動鉄心24
を移動させてその位置に停止させる。
この時、可動鉄心24は摩擦係数の低い巻きブツシュを
滑らかに摺動するので、機械的ヒステリシス特性が優れ
、同時に可動鉄心24の周りの油は、可動鉄心24に形
成した貫通孔24aと固定鉄心21の中心孔21aを自
由に流通して前後へ移動することができ、比例ソレノイ
ドとしての機能を充分に果すことができる。
=8= また、可動鉄心24とコアチューブ22との間に巻きブ
ツシュ28を介装したので、機械加工による円筒形ブツ
シュを介装する場合のように加工精度を必要とせす、両
部材間に全周に亘って均一の間隔を与えて同心性を容易
に得ることができると共に、巻きブツシュ28の厚さを
充分薄くすることができるので、コイル22の電磁力を
有効に利用することができて優れた電気的ヒステリシス
特性及び再現性(ソレノイドカ/入力電流)を得ること
ができる。
さらに、このような構成によれば、ストッパ23にスプ
リング30の付勢力を調整し得る調整ねじ2日を設ける
ことができるので、これを比例ソレノイドのエア抜きや
機差調整用として利用することが可能となる。
なお、上記実施例においては、可動鉄心とコアチューブ
との間に介装する巻きブツシュとして4弗化エチレン樹
脂シートを用いたが、巻きブツシュの材質はこれに限る
ものではなく、例えば銅。
アルミニウム、ステンレス鋼等のような非磁性金属板を
円筒状に成形したものも用いることができる。
この場合、摩擦係数は若干高くなるが、可動鉄心の外周
部は流通する油によって潤滑されるので充分に円滑な摺
動が可能であり、材質を選択することにより4弗化エチ
レン樹脂シートが使用できない条件下で有効に用いるこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明によれば、コアチューブと
可動鉄心との間に摩擦係数の小さい巻きブツシュを介装
したので、従来の比例ソレノイドに必要とされていた可
動鉄心とコアチューブを非接触状態に保つためのブツシ
ュ又はベアリングと、その外側に形成していた油路が不
要になり、バランスロンドも省略することができ、比例
ソレノイドの構造を著しく簡略化することが可能になる
と共に、可動鉄心にブツシュロッドを圧入する必要もな
くなるので、各部材に必要とした高度の加工精度も不要
になる。
また、コアチューブと可動鉄心との間に介装した巻きブ
ツシュは、厚さが薄くて均等のものが容易に得られるの
で、コイルの電磁力を効率よく利用することができると
共に、同心性が向上して優れた電気的ヒステリシス特性
及び再現性を得ることができる。
そして、この巻きブツシュに4弗化エチレン樹脂シート
を用いるようにすれば、摩擦係数が著しく低下して極め
て滑らかな摺動が可能になり、優れた機械的ヒステリシ
ス特性を得ることができる。
さらに、巻きブツシュに非磁性金属薄板を用いるように
すれば、4弗化エチレン樹脂シートを用いることができ
ない条件下でもこの発明を容易に適用することができる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は
従来の比例ソレノイドを例示する縦断面図である。 20 比例ソレノイド 21 ・固定鉄心22 コアチ
ューブ  23・ストッパ24・・可動鉄心    2
5・・・ソレノイドコイル2日・・プッシュロンド 28・ 巻きプッシュ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固定鉄心と、該固定鉄心に一端側を固着したコアチ
    ューブと、該コアチューブ内を軸線方向に変位可能な可
    動鉄心と、前記コアチューブを囲むソレノイドコイルと
    からなる比例ソレノイドにおいて、前記コアチューブと
    前記可動鉄心との間に摩擦係数の小さい巻きブッシュを
    介装したことを特徴とする比例ソレノイド。 2 巻きブッシュが4弗化エチレン樹脂シートからなる
    請求項1記載の比例ソレノイド。 3 巻きブッシュが非磁性金属薄板からなる請求項1記
    載の比例ソレノイド。
JP32514188A 1988-12-23 1988-12-23 比例ソレノイド Pending JPH02173485A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32514188A JPH02173485A (ja) 1988-12-23 1988-12-23 比例ソレノイド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32514188A JPH02173485A (ja) 1988-12-23 1988-12-23 比例ソレノイド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02173485A true JPH02173485A (ja) 1990-07-04

Family

ID=18173513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32514188A Pending JPH02173485A (ja) 1988-12-23 1988-12-23 比例ソレノイド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02173485A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003050441A1 (fr) * 2001-12-11 2003-06-19 Kayaba Industry Co., Ltd. Soupape de regulation d'ecoulement proportionnelle a actionnement par solenoide
JP2006508305A (ja) * 2002-11-28 2006-03-09 ボッシュ レックスロート アクチエンゲゼルシャフト 直接制御比例圧力制限バルブ
JP2008196643A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Denso Corp 電磁弁
JP2013117314A (ja) * 2013-03-19 2013-06-13 Kyb Co Ltd 電磁比例制御弁
JP2013117313A (ja) * 2013-03-19 2013-06-13 Kyb Co Ltd 電磁比例制御弁
JP2013139883A (ja) * 2013-03-19 2013-07-18 Kyb Co Ltd 電磁比例制御弁
JP2013145057A (ja) * 2013-03-28 2013-07-25 Kyb Co Ltd 電磁比例制御弁
JP2013152021A (ja) * 2011-12-28 2013-08-08 Kubota Corp 仕切弁
CN104121407A (zh) * 2014-08-10 2014-10-29 安徽省宁国新鼎汽车零部件有限公司 一种开关电磁阀
CN107387844A (zh) * 2017-08-16 2017-11-24 北京控制工程研究所 一种无摩擦比例阀磁路结构

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100354561C (zh) * 2001-12-11 2007-12-12 萱场工业株式会社 电磁比例流量控制阀
US8418723B2 (en) 2001-12-11 2013-04-16 Kayaba Industry Co., Ltd. Electromagnetic proportional flow rate control valve
WO2003050441A1 (fr) * 2001-12-11 2003-06-19 Kayaba Industry Co., Ltd. Soupape de regulation d'ecoulement proportionnelle a actionnement par solenoide
JP2006508305A (ja) * 2002-11-28 2006-03-09 ボッシュ レックスロート アクチエンゲゼルシャフト 直接制御比例圧力制限バルブ
JP4654036B2 (ja) * 2002-11-28 2011-03-16 ボッシュ レックスロート アクチエンゲゼルシャフト 直接制御比例圧力制限バルブ
JP2008196643A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Denso Corp 電磁弁
JP2013152021A (ja) * 2011-12-28 2013-08-08 Kubota Corp 仕切弁
JP2013117314A (ja) * 2013-03-19 2013-06-13 Kyb Co Ltd 電磁比例制御弁
JP2013139883A (ja) * 2013-03-19 2013-07-18 Kyb Co Ltd 電磁比例制御弁
JP2013117313A (ja) * 2013-03-19 2013-06-13 Kyb Co Ltd 電磁比例制御弁
JP2013145057A (ja) * 2013-03-28 2013-07-25 Kyb Co Ltd 電磁比例制御弁
CN104121407A (zh) * 2014-08-10 2014-10-29 安徽省宁国新鼎汽车零部件有限公司 一种开关电磁阀
CN107387844A (zh) * 2017-08-16 2017-11-24 北京控制工程研究所 一种无摩擦比例阀磁路结构
CN107387844B (zh) * 2017-08-16 2019-01-15 北京控制工程研究所 一种无摩擦比例阀磁路结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4313590A (en) Solenoid valve for controlling flow of fluid
US4539542A (en) Solenoid construction and method for making the same
US5947155A (en) Linear solenoid valve
US10388446B2 (en) Method for manufacturing a pole tube for an electromagnet
US5856771A (en) Solenoid actuator assembly
US4442998A (en) Electromagnetic valve unit
JP2898081B2 (ja) リニヤソレノイドバルブ並びにその組立方法
KR20150036559A (ko) 직접 작용식 솔레노이드 작동기
US4290039A (en) AC Solenoid apparatus of the armature in tube type
US6604726B2 (en) Proportional solenoid-controlled fluid valve assembly without non-magnetic alignment support element
JPH02173485A (ja) 比例ソレノイド
US5208570A (en) Solenoid construction and method for making same
US4493474A (en) Electromagnetic valve unit
US5144272A (en) Electromagnetic solenoid for oil hydraulic control valves
US4694270A (en) Electromagnetic proportional actuator
JP2004316855A (ja) 比例電磁弁
USRE32783E (en) Solenoid construction and method for making the same
US4530374A (en) Linear motor-actuated flow control valve
JPH0755044A (ja) 電磁的に作動可能なプロポーショナルバルブ
JP3522618B2 (ja) 流量制御装置
US6175291B1 (en) Electromagnet
US6557823B2 (en) Electromagnetic valve
JP2000046225A (ja) ソレノイドバルブ
JPH084934A (ja) 流体制御用電磁弁
JPS61168214A (ja) 電磁比例ソレノイド