JPS624386Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624386Y2 JPS624386Y2 JP13314582U JP13314582U JPS624386Y2 JP S624386 Y2 JPS624386 Y2 JP S624386Y2 JP 13314582 U JP13314582 U JP 13314582U JP 13314582 U JP13314582 U JP 13314582U JP S624386 Y2 JPS624386 Y2 JP S624386Y2
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- JP
- Japan
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- signal
- circuit
- rectangular wave
- phase control
- phase
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 12
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 6
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 4
- 241000220317 Rosa Species 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 230000009931 harmful effect Effects 0.000 description 1
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、抵抗溶接機の溶接用電力を制御する
制御装置に関するものである。
制御装置に関するものである。
従来の溶接用電力制御装置の一例として第１図
に示すようなものがある。この例は位相制御素子
としてサイリスタを用いた場合で、一次側が交流
電源に接続された制御トランス１の二次側に限流
抵抗２とホトカプラ３の入力側である発光ダイオ
ード４を接続し、ホトカプラ３の出力側であるホ
トトランジスタ５を負荷抵抗６と直列に直流電源
Vfに接続して上記交流電源からの交流信号を
矩形波信号に交換する信号変換回路を構成し、
この矩形波信号を位相制御回路７に入力して位
相制御の基準位相信号としている。溶接トランス
８の一次側と上記交流電源との間に逆並列接続さ
れたサイリスタ９ａ，９ｂの制御端子には上記位
相制御回路７からトリガ信号を供給し、位相調整
器１０で基準位相からの点弧角を調整することに
より位相制御を行ない溶接用電力を制御するもの
である。
に示すようなものがある。この例は位相制御素子
としてサイリスタを用いた場合で、一次側が交流
電源に接続された制御トランス１の二次側に限流
抵抗２とホトカプラ３の入力側である発光ダイオ
ード４を接続し、ホトカプラ３の出力側であるホ
トトランジスタ５を負荷抵抗６と直列に直流電源
Vfに接続して上記交流電源からの交流信号を
矩形波信号に交換する信号変換回路を構成し、
この矩形波信号を位相制御回路７に入力して位
相制御の基準位相信号としている。溶接トランス
８の一次側と上記交流電源との間に逆並列接続さ
れたサイリスタ９ａ，９ｂの制御端子には上記位
相制御回路７からトリガ信号を供給し、位相調整
器１０で基準位相からの点弧角を調整することに
より位相制御を行ない溶接用電力を制御するもの
である。
ところが、ホトカプラにより交流信号を変換し
てつくられた矩形波信号は第３図に示すように
ホトカプラの動作電圧によつてＨ，Ｌの時間比が
１：１にならず、交流信号の正の半波の起点よ
りも立下がりが遅れ、交流信号の夏の半波の起
点よりも立上がりが早い非対称な波形となるた
め、前記従来例のようにこの矩形波信号をその
まま位相制御の基準位相信号として用いると、電
源電圧の正の半波と負の半波とでサイリスタの点
弧位相が異なつたものとなり、その結果、溶接ト
ランス８が入力の直流分によつて偏磁化され、溶
接トランスの温度上昇やうなりが生じたり、電極
上昇時にスパークが発生して溶接物の表面にキズ
をつけ、電極の消耗を大きくする等の弊害があつ
た。
てつくられた矩形波信号は第３図に示すように
ホトカプラの動作電圧によつてＨ，Ｌの時間比が
１：１にならず、交流信号の正の半波の起点よ
りも立下がりが遅れ、交流信号の夏の半波の起
点よりも立上がりが早い非対称な波形となるた
め、前記従来例のようにこの矩形波信号をその
まま位相制御の基準位相信号として用いると、電
源電圧の正の半波と負の半波とでサイリスタの点
弧位相が異なつたものとなり、その結果、溶接ト
ランス８が入力の直流分によつて偏磁化され、溶
接トランスの温度上昇やうなりが生じたり、電極
上昇時にスパークが発生して溶接物の表面にキズ
をつけ、電極の消耗を大きくする等の弊害があつ
た。
本考案は上記問題点を解決するため、遅延回路
とアンド回路を用いて、ホトカプラによりつくら
れた矩形波信号をＬ，Ｈの時間比がほぼ１：１と
なるように整形したものを基準位相信号として位
相制御回路へ入力するようにしたものである。
とアンド回路を用いて、ホトカプラによりつくら
れた矩形波信号をＬ，Ｈの時間比がほぼ１：１と
なるように整形したものを基準位相信号として位
相制御回路へ入力するようにしたものである。
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第２図は本考案の一実施例図で、第１図と対応
する部分には同一符号を付して示す。
する部分には同一符号を付して示す。
第２図において、制御トランス１、限流抵抗
２、ホトカプラ３、負荷抵抗６からなる信号変換
回路により交流電源からの交流信号を矩形波信
号に変換することは第１図と同様であるが、本
考案ではさらに、上記信号変換回路の出力側に接
続された遅延回路１１と、上記矩形波信号とこ
の矩形波信号を遅延回路１１により遅延させた
信号とを入力するアンド回路１２を設け、アン
ド回路１２の出力信号を位相制御回路７へ位相
制御の基準位相信号として入力する。
２、ホトカプラ３、負荷抵抗６からなる信号変換
回路により交流電源からの交流信号を矩形波信
号に変換することは第１図と同様であるが、本
考案ではさらに、上記信号変換回路の出力側に接
続された遅延回路１１と、上記矩形波信号とこ
の矩形波信号を遅延回路１１により遅延させた
信号とを入力するアンド回路１２を設け、アン
ド回路１２の出力信号を位相制御回路７へ位相
制御の基準位相信号として入力する。
第２図に示した遅延回路１１は一例で、矩形波
信号が１になつた時に抵抗１３，１４と可変抵
抗１５を通じてコンデンサ１６を変電し、矩形波
信号が０になつた時にダイオード１７と抵抗１
３を通じてコンデンサ１６を放電させ、コンデン
サ１６の電圧波形をバツフア１８により整形し
て、第３図に示すように立下がり、立上がりがそ
れぞれ矩形波信号よりも時間t1，t2だけ遅れた
矩形波信号としてアンド回路１２へ出力する。
信号が１になつた時に抵抗１３，１４と可変抵
抗１５を通じてコンデンサ１６を変電し、矩形波
信号が０になつた時にダイオード１７と抵抗１
３を通じてコンデンサ１６を放電させ、コンデン
サ１６の電圧波形をバツフア１８により整形し
て、第３図に示すように立下がり、立上がりがそ
れぞれ矩形波信号よりも時間t1，t2だけ遅れた
矩形波信号としてアンド回路１２へ出力する。
この遅れ時間t2は可変抵抗１５の値によつて変
化するので、ホトカプラ３の動作電圧のバラツキ
に応じて遅れ時間t2を可変抵抗１５で調整するこ
とにより、アンド回路出力を、第３図に示すよ
うにその立下がりが交流信号の正の半波の起点
より時間t3だけ遅れ、その立上がりが交流信号
の負の半波の起点より時間t4（t3≒t4）だけ遅れ
た、Ｈ，Ｌの時間比が１：１の対象波形に近付け
ることができる。
化するので、ホトカプラ３の動作電圧のバラツキ
に応じて遅れ時間t2を可変抵抗１５で調整するこ
とにより、アンド回路出力を、第３図に示すよ
うにその立下がりが交流信号の正の半波の起点
より時間t3だけ遅れ、その立上がりが交流信号
の負の半波の起点より時間t4（t3≒t4）だけ遅れ
た、Ｈ，Ｌの時間比が１：１の対象波形に近付け
ることができる。
このようなアンド回路出力の立下がりと立上
がりをそれぞれ交流信号の正負半波において位
相制御回路７からサイリスタ９ａ，９ｂの制御端
子に供給するトリガ信号の基準位相とすれば、サ
イリスタ９ａ，９ｂの点弧位相は電源電圧の正負
半波で常にほぼ同一になる。
がりをそれぞれ交流信号の正負半波において位
相制御回路７からサイリスタ９ａ，９ｂの制御端
子に供給するトリガ信号の基準位相とすれば、サ
イリスタ９ａ，９ｂの点弧位相は電源電圧の正負
半波で常にほぼ同一になる。
したがつて本考案によれば、前記従来例のよう
に溶接トランス８を偏磁化することがなくなり、
偏磁化に伴う弊害を防止できるという効果が得ら
れる。
に溶接トランス８を偏磁化することがなくなり、
偏磁化に伴う弊害を防止できるという効果が得ら
れる。
第１図は溶接用電力制御装置の従来例を示す回
路図、第２図は本考案の実施例を示す回路図、第
３図は第２図の動作を説明する信号波形図であ
る。 １……制御トランス、２……限流抵抗、３……
ホトカプラ、４……発光ダイオード、５……ホト
トランジスタ、６……負荷抵抗、７……位相制御
回路、８……溶接トランス、９ａ，９ｂ……位相
制御素子であるサイリスタ、１０……位相調整
器、１１……遅延回路、１２……アンド回路、
……交流信号、……矩形波信号、……遅延さ
せた信号、……アンド回路出力。
路図、第２図は本考案の実施例を示す回路図、第
３図は第２図の動作を説明する信号波形図であ
る。 １……制御トランス、２……限流抵抗、３……
ホトカプラ、４……発光ダイオード、５……ホト
トランジスタ、６……負荷抵抗、７……位相制御
回路、８……溶接トランス、９ａ，９ｂ……位相
制御素子であるサイリスタ、１０……位相調整
器、１１……遅延回路、１２……アンド回路、
……交流信号、……矩形波信号、……遅延さ
せた信号、……アンド回路出力。
Claims (1)
- 溶接トランスの一次側と交流電源との間に逆並
列接続された位相制御素子と、該素子の制御端子
に接続された位相制御回路と、ホトカプラにより
上記交流電源からの交流信号を矩形波信号に変換
する信号変換回路と、該信号変換回路の出力側に
接続された遅延回路と、上記矩形波信号とこの矩
形波信号を上記遅延回路により遅延させた信号と
を入力するアンド回路を備え、上記アンド回路の
出力信号のＨ，Ｌの時間比がほぼ１：１となるよ
う上記遅延回路の遅延時間を整定し、このアンド
回路出力を上記位相制御回路に位相制御の基準位
相信号として入力するようにした溶接用電力制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13314582U JPS5939084U (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | 溶接用電力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13314582U JPS5939084U (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | 溶接用電力制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5939084U JPS5939084U (ja) | 1984-03-12 |
| JPS624386Y2 true JPS624386Y2 (ja) | 1987-01-31 |
Family
ID=30300452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13314582U Granted JPS5939084U (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | 溶接用電力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5939084U (ja) |
-
1982
- 1982-09-03 JP JP13314582U patent/JPS5939084U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5939084U (ja) | 1984-03-12 |
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