JPS6243790A - Ｉｃカ−ド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ＩＣカートンステムの運用上の安全性・機密
性をより高めだＩＣカード装置に関する。

従来の技術 従来、この種のＩＣカード装置は、一般カードに対する
キーカードを持っていす、また、複数種類のキーカード
を設けて、一般カードに対する装置の機能範囲に差をつ
けるというようなことが行われていなかった。

発明が解決しようとする問題点 したがって前記従来のＩＣカード装置で社、不特定多数
の人が一般カードをＩＣカード装置に挿入することによ
って、一般カードに多様なデータを書き込んだり読み出
したりすることができ、ＩＣカードシステムの運用上の
安全性・機密性の点で問題が残されていた。

本発明はこのような従来の問題点を解決するものであり
、ＩＣカードシステムの安全性・機密性を高めるＩＣカ
ード装置を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明は上記目的を達成するために、ＩＣカードとして
一般カードとキーカードとを設け、それぞれの電気的に
読み出し不能な識別コードを相違させておき、一般カー
ドによる装置の使用に先立って、キーカードを装置に挿
入することを義務づけるようにしたものである。

さらには、キーカードとして、それぞれの読みｌｔ’、
　Ｌ　”Ｔ；能な識別コードの相違した複数の種類のキ
ーカードを設けるようにしたものである。

ここ′Ｃ捕足説明するに、電気的に読み出し不能な識別
コードとは、確かにそのカードであると証明−するコー
ド（Ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ　Ｎｕｍｂｅｒ　）
である６、こｆｌは装置側からＩＣカードに同一コード
を送−・てＩＣカード内の識別コードと一致したかどう
かの応答をＩＣカードから得る事はできるが、ＩＣカー
ドの持つ識別コードを読み出すことはできないノ７テノ
・になっているコードである。

作用 本発明は、Ｌ記のような構成により、一般カードのＩＣ
カード装置への挿入に先立ってキーカードの挿入を義務
づけているので、例えば１つの会社内においてＩＣカー
ドシステムを利用する場合を想定して説明すると、一般
カードはその会社の全社員が自分用に所有し、キーカー
ドは人事課員が所有するようにすれば、社員は勝手には
自分のＩＣリード（一般カード）をＩＣカード装置に挿
入することはできない、、ｌｉＩ人［７てもＩＣ力　ド
装置は所定の機能を果さ々い、）社員が自分のＩＣカー
ドに何らかのデータを書き込んだり１洸み出しだりする
場合には、人事課に出向いて、人事課員の立ち合いで、
人事課員の所有・管理するキ　カードを１ずＩＣカード
装置（二挿入し−Ｃのち、自分のＩＣカードにデータを
書き込み読み出しできるように々る。

４た、キーカードを複数の種類とし、そｆｚぞねの読み
出し不能な識別コードを相違させておき、仮に１枚を開
始カード、もう１枚を一７スターカードと名付けておく
とする。先に記した会社内でのＩＣカートンステムの利
用例を想定して説明すると、開始カードを壕ずＩＣカー
ド装置に挿入して、次に社員の所有する一般カードを挿
入した場合には、一般カード内情報のうち、機密度の低
い社員の氏名、生年月日、住所等の情報が読み出し書き
込みできるものとする。マスターカードを１ずＩＣカー
ド装置に挿入して、次に社０の所有する一般カードを挿
入し７た場合には、一般カード内ｔΔ報つうち、機密度
の高い給与等級や社内預金高情報なども読み出し書き込
みできるものとする。

この時、一般カードは全社員がそれぞれ自分用に所有し
、開始カードは人事課員が、またマスターカードは人事
課長が所有管理するように運用す：ｔ１ば、同じ一般カ
ードの中の情報でも、人事課員が操作する場合と人事課
長が操作する場合とで装置の使用の機能範囲に差をつけ
ることができる。

実施例 本発明の一実施例について、図を用いて示す。

第１図は複数のＩＣカードの斜視図で、１は一般カード
のうちの１枚、２はキーカードのうちの開始カード、３
はキーカードのうちのマスターカードである。１，２．
３は外観上同じであるが、ＩＣカードメモリ内に書き込
まれた電気的に読み出し不能な識別コードがそれぞれ相
違する。

第２図はＩＣカード装置の外観の一例を示す斜視図であ
る。図において、４はＩＣカード、５はＩＣカード装置
本体、６はＩＣカードリードライトユニット、７はキー
ボード、８はＣＲＴである。

ＩＣカード４は、一般カードであったり、キーカードの
開始カードであったり、マスターカードであったりする
。

第３図は、本ＩＣカード装置の回路ブロック図である。

図において、１０はＣＰＵ（中央演算処理装置）、１１
はＲＯＭ、１２はＲＡＭ、　１ｓはパス、６はＩＣカー
ドリードライトユニット、１または２または３は、それ
ぞれＩＣカードであって、一般カードまたは開始カード
またはマスタニーカードである。１３はキーボードコン
トローラ、７はキーボード、１４はＣＲＴコントローラ
、８はＣＲＴである。本ブロック構成は、ＣＰＵ１０を
中心とし、そのパスに周辺回路が接続されたものであっ
て、ここでは特に詳細な説明は必要としない。

ここで、一般カード１の識別コード、開始カード２の識
別コード、マスターカード３のＲ別コードはそれぞれの
ＩＣカード内メモリに書かれているし、また、照合され
る側の識別コードはＲＯＭ１１内またはＲＡＭ１２内に
所有している。ＩＣカード１、または２捷たは３がＩＣ
カードリードライトユニット６に挿入された場合には、
ＩＣカードの識別コードは、ＣＰＵ１０により、ＲＯＭ
１１またはＲＡＭ１２内の識別コードと照合されて、そ
の結果、そのＩＣカードが本当にそのＩＣカードである
ことが証明される。

第４図は、キーカードと一般カードとの機能の相違を説
明するフローチャートである。図から明らかなように、
ＩＣカードが挿入されるとキーカードの識別コードかを
問い、それがキーカードの認識コードと一致すれば、次
の一般カードでの操作を許すが、キーカードの識別コー
ドと不一致であれば、一般カードでの操作を許さない。

第５図は、第４図のキーカードとして開始カードとマス
ターカードの２種類あるものとし、どちらのキーカード
が挿入されたかによって以降の一般カードによる装置の
機能範囲に差をつけるようにしたときのフローチャート
の例である。図から明らかなように、まずキーカードが
挿入されると、識別コード照合をして、開始カードの識
別コードかマスターカードの識別コードかを照合し、開
始カードであったならばフラグのＦをＦ＝１とする。

マスターカードであったならばＦ−２とする。キーカー
ドが開始カードかマスターカードでなければ、以降の一
般カードの挿入は許されない。キーカードの識別コード
が照合されたら次に一般カードが挿入されるが、この時
フラグＦ−１であれば、単なる読出・書込しかできない
が、Ｆ　＝２であれば、通常の読出・書込機能に加えて
給与等級照合ができる。ここでは給与等級照合は、１つ
の機能を差別化して例として示したにすぎないが、この
ように機密性の高い情報は、前もってマスターカードが
挿入された場合にしか取り扱うことを許されない例を示
している。開始カードが挿入された場合では給与等級照
合はおこなえない。

発明の効果 本発明は上記説明より明らかなように、ＩＣカードとし
て、一般カードとキーカードとの識別コードを相違させ
、一般カードによる装置の使用に先立ち、キーカードを
装置に挿入することを義務づけているし、また拡張した
方法として、キーカードにそれぞれ識別コードの相違し
た複数の種類のキーカードを設け、どのキーカードが装
置に挿入されたかによって、以降の一般カードによる装
置の使用の機能範囲に差をつけるようにしているので、
キーカードの運用を管理することにより、一般カードに
よる無用な機器の使用の防止、一般カードの情報の無用
な読出しや書込みが防止できるので、ＩＣカードシステ
ムの安全性・機密性を高めることができる。

また、これらキーカードの識別コードは、キーカードメ
モリ内に書き込まれており、電気的に読み出し不能であ
るので、不心得者がキーカードを偽造しようと考えても
、不可能であるので、極めて安全である。

【図面の簡単な説明】

第１図はＩＣカードの斜視図、第２図はＩＣカード装置
の斜視図、第３図はこのＩＣカード装置のブロック図、
第４図はキーカードと一般カードとの機能の相違を説明
するだめのフローチャート、第５図は複数のキーカード
によって一般カードによる機能範囲に差をつけるように
したときのフローチャートである。 １・・・・・・一般カード、２・・・・・・開始カード
、３・・・・・・マスターカード、４・・・・・・ＩＣ
カード、６・・・・・・ＩＣカード装置本体、６・・・
・・・ＩＣカードリードライトユニット、７・・・・キ
ーボード、８・・・・・ＣＲＴ、１０・・・・・・ＣＰ
Ｕ、１１・・・・・・ＲＯＭ、１２・・・・・・ＲＡＭ
。 １３・・・・・・蕎−ボードコントローラ、１４・・・
・・・ＣＲＴコントローラ、１６・・・・・・パス。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＩＣカードとして、一般カードとキーカードとを有し、
   それぞれのＩＣカードメモリ内に電気的に読み出し不能
   でかつ互いに異なる識別コードを持たせ、照合手段によ
   ってまず前記キーカードの識別コードをあらかじめ設定
   されているコードと照合し、コードの一致、不一致、ま
   たは一致コードに応じて前記一般カードでの使用の可否
   、その機能範囲を特定するＩＣカード装置。