JPS6243776Y2 - - Google Patents

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JPS6243776Y2
JPS6243776Y2 JP1983075318U JP7531883U JPS6243776Y2 JP S6243776 Y2 JPS6243776 Y2 JP S6243776Y2 JP 1983075318 U JP1983075318 U JP 1983075318U JP 7531883 U JP7531883 U JP 7531883U JP S6243776 Y2 JPS6243776 Y2 JP S6243776Y2
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JP
Japan
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heater
cylinder
heating device
reflector
infrared radiant
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JP1983075318U
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JPS59181729U (ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プラスチツク成形機の押出機や射出
成形機等のシリンダー外部加熱装置の改良に関す
るものである。
プラスチツク成形機の押出機や射出成形機等の
シリンダー外部加熱装置は、加熱効率を高めるた
めにヒータからの熱放散を防止する目的として、
ヒータ背面に断熱材を充填する構造のものが提案
されている。
しかしながら、この種断熱構造の加熱装置はそ
の部材構成上、シリンダーへの加熱装置の装着が
ヒータ支持部材をシリンダーに装置したのちヒー
タを装着してヒータ結線を行ないその後断熱材を
充填する作業工程となるので、新規装着作業およ
び保守点検時の脱着作業に長時間を要し不経済で
あるばかりか、現地作業のため作業品質にバラツ
キを生じる欠点がある。
本考案は、前記のような欠点のないプラスチツ
ク成形機や射出成形機等のシリンダー外部加熱装
置を目的として完成されたもので、シリンダーの
外周面に複数の赤外線輻射ヒータがその輻射面を
対向するように近接して配置され、赤外線輻射ヒ
ータはその非輻射面側に反射板が対向して配置さ
れ、該反射板と赤外線輻射ヒータ背面の間には断
熱材が充填されているプラスチツク成形機用加熱
装置において、赤外線輻射ヒータのリード線隆起
部15が反射板の外周より突出するとともに各別
に着脱可能に配置され、また反射板の外周は所要
の間隙をもつて保護カバー18によつて囲まれて
いることを特徴とするプラスチツク成形機用加熱
装置である。
以下、図示の実施例によつて詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面図
である。本実施例において、1は鋼鉄製等のシリ
ンダーで、該シリンダー1の一端には粉状または
ペレツト状のプラスチツクを収容するホツパー2
が設けられているとともに、他端にはプラスチツ
ク成形用のノズル3が設けられている。
そして、シリンダー1内にはプラスチツク混練
用スクリユー軸4が回転駆動するよう収納されて
いる。5はシリンダー1を外部から加熱する加熱
装置で、該加熱装置5はヒータの支持部材6とヒ
ータブロツク体7に区分される。支持部材6とし
ては、例えばタツプ孔付き2分割バンド8をシリ
ンダー1外周面に第2図に示すようにボルト9等
で固定し、そのタツプ孔に所要本数のスタツド1
0を放射状に倒立させ、そのスタツド10の端部
に所要幅の外筒11をナツト締め固定し、外筒1
1と2分割バンド8の間に断熱材12を充填した
ものがシリンダー長に応じて複数個設けられてい
る。
なお、バンド8は2分割したものに限られるも
のではない。シリンダー1の肉が十分厚ければ、
シリンダー1に直接タツプをあけたものでもよ
い。又、外筒の外周部より調節スタツドを挿入し
て、シリンダーに固定する方法としてもよい。1
3は非輻射側のほぼ中央にリード線引出し用隆起
部14を設けた湾曲形状の盤状セラミツク体中に
金属抵抗発熱体を埋設した赤外線輻射ヒータで、
該隆起部14にはピン等で取り付けるための一条
の溝15が両サイドに設けられている。
なお、赤外線輻射ヒータ13の輻射面の形状は
湾曲形状に限定されるものではなく、シリンダー
の形状にそうほぼ平らな平面形状であつてもよ
い。また隆起部14の高さは、熱効率の良い加熱
装置とするため、シリンダー設定温度や断熱構造
によつて決まる断熱厚みに対応させることが望ま
しい。
そして、さらに、隆起部14が高くなる場合に
は、隆起部14からの放熱ロスを防止するため
に、第3図、第4図に示すように隆起部14の肉
をぬすんだものにすることが望ましい。16は、
ステンレス鋼板やアルミナイズ処理が施こされた
鋼板等の耐食性、耐熱性および赤外線反射率に優
れた材料よりなる反射板である。17は反射板1
6からの輻射および対流による熱放散を防止する
ための、例えば無機繊維等の断熱材で、所要密度
を以て充填されている。
次にヒータブロツク体7としては、シリンダー
1外周面に対向して赤外線輻射ヒータ13、断熱
材17、反射板16の順で各部材を積み重ね、赤
外線輻射ヒータ13の溝15にピン等を挿入し反
射板16を介してブロツク体としている。ヒータ
ブロツク体7は、第2図の実施例ではヒータ単体
の場合であるが、シリンダー長さ方向に複数個を
連接したものとしてもよいし、又シリンダー外周
方向に複数個を連接したものでもよい。なお、断
熱材17はヒータブロツク体7の構成上、バルク
状のものよりブランケツト状およびフエルト状に
成形したものを使用することが望ましい。
そして、シリンダー外周方向の断熱材17の角
度は、シリンダー直径に対応して適宜算出すれば
よい。18はヒータ配線に必要な外筒11との間
隙を持ち、かつ空気断熱効果もある2分割された
金属製等の保護カバーである。
このように構成された本考案の加熱装置5のシ
リンダー1への装着は、所要数の2分割バンド8
等をシリンダー外周面に固定した後、スタツド1
0を必要数倒立させ、断熱材12を介してスタツ
ド10に外筒11を固定させたうえで、所要ブロ
ツク数のヒータブロツク体7をシリンダー1の外
周方向および長手方向に挿入させて、外筒11に
ヒータブロツク体7の反射板16をビス等により
脱着自在に装着し、ヒータ結線を行なつて、保護
カバー18を同様にビス固定して組立てれば、加
熱装置5として構成できるものである。
従つて、この加熱装置5の特徴としては、 加熱装置としての各構成部品は簡単な構造に
することができるので、安価に提供できる。
ヒータ結線は、従来のものは断熱材と反射板
の間あるいは断熱材の中間部で行なわれて繁雑
な結線作業であつたものが、反射板の背面外側
で行なうことができるのでヒータ結線は簡単に
行なえる。また、結線位置は比較的温度の低い
個所であるため、結線材は高温にならないので
寿命的にも長い。
ヒータ支持部材にヒータブロツク体を挿入す
るだけの構造であるため、ヒータブロツク体を
在庫することによりメーカーおよびユーザーに
とつてもヒータ取替対応がスムースに実施でき
るので、成形機作動ロスを最小限に止どめるこ
とができる。
また、現地施工工数は、従来の断熱構造装置
に比べて極端に低減することができるととも
に、加熱装置としての製品の品質も安定する。
ヒータ背面からの反射板および外筒への熱伝
導は、スタツドのみを介して行なわれる構造で
あるため、伝熱ロス面積が少なく断熱効果の高
い加熱装置とすることができる。
加熱装置の保守・点検は、ヒータ結線を外し
た後ヒータブロツク体を脱着することにより簡
単に実施できるので、従来の装置に比べ脱着時
間が大幅に短縮される。
外筒と保護カバー間に空気層ができるので、
空気断熱効果もある加熱装置とすることができ
る。
本考案の加熱装置は円筒状のものを外部から
加熱するもの、例えばケーブルコア加熱等にも
広範に使用できる。
本考案は、前記の説明によつて明らかなよう
に、シリンダーに固定した支持部材に赤外線輻射
ヒータと断熱材と反射板から成るヒータブロツク
体をシリンダーの外側から脱着自在な加熱装置に
したから、断熱効果の高い部材構成となつて加熱
効率を損うことなく、シリンダーへの加熱装置の
脱着を短時間のうちに行うことができるばかり
か、ヒータの取替もスムースに行えて成形機作動
ロスを最小限に止どめることができ、しかも加熱
装置の製品の品質も安定する等、従来の加熱装置
の欠点を除いたものとして実用的価値大なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は第1図に示す実施例の一部切欠側面
図、第3図はヒータブロツク体の側面図、第4図
はヒータブロツク体の正面図である。 1……シリンダー、2……ホツパー、3……ノ
ズル、4……スクリユー軸、5……加熱装置、6
……支持部材、7……ヒータブロツク体、8……
2分割バンド、9……ボルト、10……スタツ
ド、11……外筒、12……断熱材、13……赤
外線輻射ヒータ、14……隆起部、15……溝、
16……反射板、17……断熱材、18……保護
カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダーの外周面に複数の赤外線輻射ヒータ
    がその輻射面を対向するように近接して配置さ
    れ、赤外線輻射ヒータはその非輻射面側に反射板
    が対向して配置され、該反射板と赤外線輻射ヒー
    タ背面の間には断熱材が充填されているプラスチ
    ツク成形機用加熱装置において、赤外線輻射ヒー
    タのリード線隆起部15が反射板の外周より突出
    するとともに各別に着脱可能に配置され、また反
    射板の外周は所要の間隙をもつて保護カバー18
    によつて囲まれていることを特徴とするプラスチ
    ツク成形機用加熱装置。
JP7531883U 1983-05-21 1983-05-21 プラスチツク成形機用赤外線加熱装置 Granted JPS59181729U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7531883U JPS59181729U (ja) 1983-05-21 1983-05-21 プラスチツク成形機用赤外線加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7531883U JPS59181729U (ja) 1983-05-21 1983-05-21 プラスチツク成形機用赤外線加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59181729U JPS59181729U (ja) 1984-12-04
JPS6243776Y2 true JPS6243776Y2 (ja) 1987-11-16

Family

ID=30205390

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JP7531883U Granted JPS59181729U (ja) 1983-05-21 1983-05-21 プラスチツク成形機用赤外線加熱装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5513699B1 (ja) * 2014-01-22 2014-06-04 株式会社コスモテック 保温カバー体および射出成型機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5732927A (en) * 1980-08-05 1982-02-22 Yusuke Nanbu Heater of molding device for synthetic resin

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56135808U (ja) * 1980-03-15 1981-10-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5732927A (en) * 1980-08-05 1982-02-22 Yusuke Nanbu Heater of molding device for synthetic resin

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JPS59181729U (ja) 1984-12-04

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