JPS6243741B2 - - Google Patents

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JPS6243741B2
JPS6243741B2 JP24197084A JP24197084A JPS6243741B2 JP S6243741 B2 JPS6243741 B2 JP S6243741B2 JP 24197084 A JP24197084 A JP 24197084A JP 24197084 A JP24197084 A JP 24197084A JP S6243741 B2 JPS6243741 B2 JP S6243741B2
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JP
Japan
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machine
barley
pigeon
connect
tempering
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Expired
Application number
JP24197084A
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English (en)
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JPS61120645A (ja
Inventor
Junsuke Ishibashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIBASHI KOGYO KK
Original Assignee
ISHIBASHI KOGYO KK
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Application filed by ISHIBASHI KOGYO KK filed Critical ISHIBASHI KOGYO KK
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  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、米麦飯混用を主目的としたハト麦入
り精麦の製造装置に関する。
従来の技術 従来より、大麦、はだか麦を原料とした精麦は
押麦の形態に加工することにより米麦飯混用とし
て愛用されてきたが、最近の食生活の向上に伴な
い、麦特有の風味が嗜好の面で敬遠され、近時精
麦の消費流通は激減の一途を辿つてきたものであ
る。精麦は白米と比較した場合、食物繊維のヘミ
セルロースが80倍、ガム質が20倍と含有されてお
り、長生きのためには摂取しなくてはならない不
可欠の食品であるが、精麦自体には特異臭と口ざ
わりの点で食し難いもので、このことは米麦飯混
用としても解消され得るものではなかつた。
発明が解決しようとする問題点 そこで、この精麦の有する短所を解消するため
に、特異な化学薬品や性状改変をなすことなく、
滋養強壮の効能があり、生薬の原料としても広く
活用されているハト麦の混用が最適である点に発
想したものであるが、ハト麦のでんぷん粒が米や
ソバ類のでんぷん粒に比較して2倍も大きく、又
糯性であるにもかかわらず、ハト麦の糊化開始温
度及び最高糊化温度は米より高温が必要で、糊化
すればその粘度は糯米よりさらに高い粘度を有
し、しかも、常温下における生のハト麦は他の穀
物に比して粘りがなく、非常に脆い穀物であつ
て、ハト麦は生のままで圧扁加工を施こすと破砕
してしまうもので、精麦との混合は技術的な面で
種々の困難があり、ハト麦にその精麦と同じ形態
と食味を付与することは不可能なものであつた。
本発明はこの人体に有益なハト麦と精麦を混合
し、それぞれの相乗効果によりハト麦でんぷんの
強力な粘着性に含まれた精麦の炊飯時のフツクラ
とした炊き上がりを可能とし、大変風味の良いモ
チモチとしたテクスチヤーが十分に発揮し得る嗜
好性の高いハト麦入り精麦を製造するための自動
化を可能とした装置を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は次のよう
な構成としている。すなわち、 殻付ハト麦原料ホツパー1に異物精選機2、脱
殻機3、殻実選別機4を直列接続し、石抜機5の
投入口に殻実選別機4と殻むきハト麦原料ホツパ
ー6とを平列接続し、石抜機5の排出口にハト麦
割機7、第1段ふるい粒選機8、第2段ふるい粒
選機9、風力選別機10、搗精機11、研磨機1
2、第3段ふるい粒選機13を直列接続し、第1
段ふるい粒選機8の大粒排出口をハト麦割機7へ
フイードバツク8′させ、第3段ふるい粒選機1
3の小粒排出口に加水スクリユーコンベアー14
を接続し、加水スクリユーコンベアー14の排出
口と第3段ふるい粒選機13の細粒排出口とを混
合スクリユーコンベアー15に接続し、混合スク
リユーコンベアーに空気コンベアー16を介して
調質ドラム17を接続し、調質ドラム17にハト
麦計量機18を接続し、通常の精麦工程を終了し
た精麦の原料ホツパー19を精麦計量機19′に
接続し、精麦計量機19′とハト麦計量機18と
を連動運行させて混合コンベアー20に接続し、
混合コンベアー20に加熱調質機21を接続し、
加熱調質機21に圧扁ロール22を介し乾燥冷却
機23を接続するとともに、加熱調質機21より
乾燥冷却機23へ直接連通する分岐路24を設
け、乾燥冷却機23に製品タンク25、色彩選別
機26、自動計量包装機27、金属検知機28、
重量検知機29等を直列接続すべくなして成るも
のである。尚、図中30は製品を示す。
発明の作用、効果 本発明に係るハト麦入り精麦を製造する場合、
殻付ハト麦は異物の除去、脱殻、殻実選別を経て
殻むきハト麦となして石抜きした後、ハト麦割機
7により2分の1乃至4分の1程度の大きさに割
り、過大粒のものは反復してハト麦割機7へ送
る。そして、所定の大きさに割れたものは次の粒
選機8に送り、割ハト麦と屑ハト麦を分離する。
ここでも過大粒はハト麦割機7へフイードバツク
8′させる。粒選は何段かに分分けて行なつたほ
うが効果的である。次に、分離した割ハト麦は風
力選別機10にかけ、異物を除去し搗精機11へ
送る。搗精機11は穀粒に付着する油精の分離を
良くするため噴風式グラインダ搗精機を用いるが
別に限定するものではない。グラインダにより表
面を研削し、果皮、種皮、糊粉層を除去し、形状
を整える。次に、研磨機12により表面に付着し
た糠を除去するとともに研磨する。そして、もう
一度ふるい粒選機13で小粒(6.5〜9メツシ
ユ)と細粒(9〜10メツシユ)に区分し、小粒の
方にのみ大量の加水を行い、スクリユーコンベア
ー14にて徐々に撹拌しながら連設した混合スク
リユーコンベアー15に送り、またハト麦の細粒
のものは混合スクリユーコンベアー15入口に投
下しそこで小粒のものと混合撹拌し、小粒表面の
付着水を細粒のハト麦に吸水させ、全体の含有水
分を17〜19%にする。ハト麦は通常の1気圧の下
では糊化し難いために精麦と同条件での糊化は困
難なもので、そのためにハト麦に予備調質をなす
ものであるが、予備調質の前段階での加水しての
吸水は必要不可欠な工程であるものの、ハト麦の
性状により集塊化し易いものであつて、製造工程
における本機構はそれらの諸点を解消し得ると共
に、製造効率をも高め得るものであり、小粒への
加水、細粒への無加水による適性な含水率の設
定、過大加水の防止、スクリユーコンベアー1
4,15の採用による集塊化の防止と適量の運搬
を可能となし得るものである。そして、加水混合
撹拌した割ハト麦を十分心部まで吸水均質化を図
るため空気コンベアー16を介して調質ドラム1
7へ送り込み、約1〜2時間調質を行う。この場
合集塊化防止のため温熱風を送り表面のネバリと
集塊化を排除する。本調質ドラム17はドラム内
壁にラセン羽根を突設させた構造で、回動時に割
ハト麦は常に揺動されながら移動して行く効率的
な機構である。さて、心部まで均質となつた時点
で割精白ハト麦は自動計量機18へ送り込まれ、
別途原料ホツパー19に収容されている割精麦は
自動計量機19′に送り込まれ、それぞれを自動
計量機18,19′により、基本としては精白ハ
ト麦10〜30%、精麦70〜90%の割合で連動させて
計量し、混合機20で撹拌混合する。次に、該混
合物を加熱調質機21へ送り、蒸気噴射、加熱調
質してでんぷんの糊化を促進する。精白ハト麦、
精麦の糊化の程度は当然異つた値となるが、終局
の目標は米麦飯混炊におけるそれぞれのでんぷん
が完全糊化することであつてみれば、当機構の調
質で十分に目的を達成し得るものである。そし
て、次の工程で、本発明に係るハト麦入り精麦の
形状は圧扁状と粒体状の2種に製品化し得るもの
で、圧扁状のものは圧扁ロール22を通過させ、
粒体状のものはその圧扁ロール22を通過させな
いことによつて可能になし得る。そして、それぞ
れを乾燥冷却機23にて含有水分を12〜14%に乾
燥調質し、品温を常温まで冷却させ製品タンク2
5へ搬入する。次に、製品タンク25より搬出
し、色彩選別機26により黒色粒、焦げ等異色の
ものを除去し、さらに自動計量包装機27にて計
量し包装し、金属検知機28、重量検知機29を
通して製品30化する。
かくて、本ハト麦入り精麦の製造装置は、原料
から製品までの一連の工程を自動ライン化し得る
ものであつて、省力化、効率化、経済性の面で抜
群の効果を発揮し、従来処理し難くかつたハト麦
を完全無欠な状態に仕上げ、精麦との混合工程に
おいて理想的な姿に仕上げ得るもので、米飯との
混炊時にはそれぞれのテクスチヤーを十分に活か
し、かつそれぞれの相乗効果により従来にない嗜
好性の高い保健食品となし得る等、前記した様な
顕著な諸効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る装置の系統図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 殻付ハト麦原料ホツパーに異物精選機、脱殻
    機、殻実選別機を直列接続し、石抜機の投入口に
    殻実選別機と殻むきハト麦原料ホツパーとを平列
    接続し、石抜機の排出口にハト麦割機、第1段ふ
    るい粒選機、第2段ふるい粒選機、風力選別機、
    搗精機、研磨機、第3段ふるい粒選機を直列接続
    し、第1段ふるい粒選機の大粒排出口をハト麦割
    機へフイードバツクさせ、第3段ふるい粒選機の
    小粒排出口に加水スクリユーコンベアーを接続
    し、加水スクリユーコンベアーの排出口と第3段
    ふるい粒選機の細粒排出口とを混合スクリユーコ
    ンベアーに接続し、混合スクリユーコンベアーに
    空気コンベアーを介して調質ドラムを接続し、調
    質ドラムにハト麦計量機を接続し、通常の精麦工
    程を終了した精麦の原料ホツパーを精麦計量機に
    接続し、精麦計量機とハト麦計量機とを連動運行
    させて混合コンベアーに接続し、混合コンベアー
    に加熱調質機を接続し、加熱調質機に圧扁ロール
    を介し乾燥冷却機を接続するとともに、加熱調質
    機より乾燥冷却機へ直接連通する分岐路を設ける
    ことを特徴とする、ハト麦入り精麦の製造装置。
JP24197084A 1984-11-15 1984-11-15 ハト麦入り精麦の製造装置 Granted JPS61120645A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24197084A JPS61120645A (ja) 1984-11-15 1984-11-15 ハト麦入り精麦の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24197084A JPS61120645A (ja) 1984-11-15 1984-11-15 ハト麦入り精麦の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61120645A JPS61120645A (ja) 1986-06-07
JPS6243741B2 true JPS6243741B2 (ja) 1987-09-16

Family

ID=17082289

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JP24197084A Granted JPS61120645A (ja) 1984-11-15 1984-11-15 ハト麦入り精麦の製造装置

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JPS61120645A (ja) 1986-06-07

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