JPS6243421A - カルコゲナイド系重合体及びその製造法 - Google Patents
カルコゲナイド系重合体及びその製造法Info
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- JPS6243421A JPS6243421A JP60181912A JP18191285A JPS6243421A JP S6243421 A JPS6243421 A JP S6243421A JP 60181912 A JP60181912 A JP 60181912A JP 18191285 A JP18191285 A JP 18191285A JP S6243421 A JPS6243421 A JP S6243421A
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- JP
- Japan
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- polymer
- chalcogenide
- ethylene
- integer
- atom
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- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はカルコゲナイド系重合体及びその製造法に関す
るものである。
るものである。
このカルコゲナイド系重合体は、重合体主鎖内にビニレ
ン基とフェニレン基とを含有した線形重合体であり、特
有の電気的・物理化学的特性を有しており、有機高分子
材料として有用である。
ン基とフェニレン基とを含有した線形重合体であり、特
有の電気的・物理化学的特性を有しており、有機高分子
材料として有用である。
(従来の技術)
従来より、一般式が+CIl・Cl1−L+−(、ただ
し、LはS又はSeを表す)で表されるいわゆるポリビ
ニレンカルコゲナイドは知られていた。特にポリビニレ
ンカルコゲナイドの一種であるポリビニレンスルフィド
を製造する方法として、1.2−ジクロルエチレンと硫
化ナトリウムとを縮重合させる方法(特願昭58−19
821号)、l、2−ジハロゲン化エチレンと1.2−
エチレンジチオールのニアルカリ金属塩とを縮重合させ
る方法(特願昭60−5835号)等が提案されている
。
し、LはS又はSeを表す)で表されるいわゆるポリビ
ニレンカルコゲナイドは知られていた。特にポリビニレ
ンカルコゲナイドの一種であるポリビニレンスルフィド
を製造する方法として、1.2−ジクロルエチレンと硫
化ナトリウムとを縮重合させる方法(特願昭58−19
821号)、l、2−ジハロゲン化エチレンと1.2−
エチレンジチオールのニアルカリ金属塩とを縮重合させ
る方法(特願昭60−5835号)等が提案されている
。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、上記方法等により製造されるポリビニレンスル
フィドはフィルム成型、延伸等の高分子加工上、さらに
優れた熱安定性、及び溶媒への熔解性が望まれている。
フィドはフィルム成型、延伸等の高分子加工上、さらに
優れた熱安定性、及び溶媒への熔解性が望まれている。
たとえば、ポリビニレンス1L“パ1トは、120〜l
50 ’Cから)さ変性をともなっ−(−11j f
け減少を起こし7.180°CQこおいて環状上分解物
を発く1する。また、ポリビニレンスルフ4ト”I:に
ツメチルスルホ、トソト、ジメチルホルムアミド等の有
機極性溶媒に7容解し得るものの、その(,17度は比
較的低く、フィル1、等の成形性・賦形性に■界を有し
ている。
50 ’Cから)さ変性をともなっ−(−11j f
け減少を起こし7.180°CQこおいて環状上分解物
を発く1する。また、ポリビニレンスルフ4ト”I:に
ツメチルスルホ、トソト、ジメチルホルムアミド等の有
機極性溶媒に7容解し得るものの、その(,17度は比
較的低く、フィル1、等の成形性・賦形性に■界を有し
ている。
ごのよ)に、従来のポリビニレンカルコゲナイドボi)
マーは、)熱安定性及び溶媒への溶解性の点ζさぢに検
討を重ねる。ν・要があった。
マーは、)熱安定性及び溶媒への溶解性の点ζさぢに検
討を重ねる。ν・要があった。
(問題・j入を解決するための手段)
ぞこ−C本発明者らは、ボUビュレンカルコゲーノ〜・
イト関連ポリマーの製造について研究を重ねた結型、ボ
ッビニレンカルコゲナイドの主鎖中にフェニレン基を含
有させることにより優れた高分子時tiを有する新規カ
ルコゲナイド系高分子重合体を見出した。
イト関連ポリマーの製造について研究を重ねた結型、ボ
ッビニレンカルコゲナイドの主鎖中にフェニレン基を含
有させることにより優れた高分子時tiを有する新規カ
ルコゲナイド系高分子重合体を見出した。
本発明は、ポリビニレンカルコゲナイドの主鎖中にフェ
ニレン基を含有した構造を有するカルコゲ′す1ト系重
合体を提供するものである。さらに本発明;よ、1.2
−エチレンジチオレー1とシバ11Jゲン化ヘンゼンと
を旦重合させることを特徴と1−るカルコゲナイド系1
1’r合体の製造方法に関するものである。
ニレン基を含有した構造を有するカルコゲ′す1ト系重
合体を提供するものである。さらに本発明;よ、1.2
−エチレンジチオレー1とシバ11Jゲン化ヘンゼンと
を旦重合させることを特徴と1−るカルコゲナイド系1
1’r合体の製造方法に関するものである。
本発明の提供するカルコケ゛ナイド系重合体は[−ただ
し、Lはカルコゲナイド原子、mは1以上の整数、nは
Oまたは2以上の偶数、またXはx (rn+n)>
5となるような整数を表す。
し、Lはカルコゲナイド原子、mは1以上の整数、nは
Oまたは2以上の偶数、またXはx (rn+n)>
5となるような整数を表す。
ここで、n=Qの場合、上記ポリマーとして、I″さ・
十争、1L−C0・CI+−けテ (2
)(,7’HL−Ct−1・CIf 、、、 L升
(3)7六ゴ 77 ゞ、゛ 等が挙げられろ。
)(,7’HL−Ct−1・CIf 、、、 L升
(3)7六ゴ 77 ゞ、゛ 等が挙げられろ。
これらのポリマーのIR吸収スペクトルを測定すると、
オレフィン性のC−H伸縮振動が3000〜3100c
m−’に、ヘンゼン環の面内骨格振動が1500CI1
1’、さらにまた1600cm’付貞:こ、ビニレン基
のC−C伸縮振動が1530〜1580cm−’に、ヘ
ンゼン環の面外変角振動が800〜1l100C’に、
ビニレン基の面外変角i+、;、 1カが630〜77
0cm−’に観測される。
オレフィン性のC−H伸縮振動が3000〜3100c
m−’に、ヘンゼン環の面内骨格振動が1500CI1
1’、さらにまた1600cm’付貞:こ、ビニレン基
のC−C伸縮振動が1530〜1580cm−’に、ヘ
ンゼン環の面外変角振動が800〜1l100C’に、
ビニレン基の面外変角i+、;、 1カが630〜77
0cm−’に観測される。
また、プロトンNMRスペクトルを測定すると、1−−
丁一し・;/1吉のプロトンの7グナルが6.0〜7.
4ppmここ、・へ、ンセン1gのプロトンのソゲナル
が6,8〜7,5ppm Iこr&測されろ。
丁一し・;/1吉のプロトンの7グナルが6.0〜7.
4ppmここ、・へ、ンセン1gのプロトンのソゲナル
が6,8〜7,5ppm Iこr&測されろ。
さろに、G l) Cによりポリスチレン換算による分
子量を測定すると、数平均分子量M、、は1000以上
であることがわかる。
子量を測定すると、数平均分子量M、、は1000以上
であることがわかる。
これらのポリマーの)へ安定性を調べるためにTO分析
を行うと、重量減少は180°Cがら徐々に始まり、ポ
リビニレンスルフィド+Cl1=C)I−S)−よりも
熱安定性に優れているといえる。
を行うと、重量減少は180°Cがら徐々に始まり、ポ
リビニレンスルフィド+Cl1=C)I−S)−よりも
熱安定性に優れているといえる。
また、キャスト法により形成したフィルムにヨウ素茎気
を接触させると、電導度は2.0X10−5S / c
m以上にまで上昇し、有機重合体の半導体としての特性
を有している。
を接触させると、電導度は2.0X10−5S / c
m以上にまで上昇し、有機重合体の半導体としての特性
を有している。
また、構造式(1)Qこおいて、nが2以トの偶数のと
−CIl=CILL−ユニットとが、m−nの比で存在
し、iii記の重合体(2)、(3)、(4)に比べて
、フェニレン基の導入率の低い重合体が提供される。こ
の重合体のIR吸収スペクトルを測定すると、重合体(
2)、(3)、(4)に類似したスペクトルが得5れろ
が、1530〜1580cm−’に現れるビニレン基の
(D−C伸縮振動がより・強く現れていることがわかる
。
−CIl=CILL−ユニットとが、m−nの比で存在
し、iii記の重合体(2)、(3)、(4)に比べて
、フェニレン基の導入率の低い重合体が提供される。こ
の重合体のIR吸収スペクトルを測定すると、重合体(
2)、(3)、(4)に類似したスペクトルが得5れろ
が、1530〜1580cm−’に現れるビニレン基の
(D−C伸縮振動がより・強く現れていることがわかる
。
また、プロトンN M Rスペクトルを測定すると、重
合体(2+、(3)、(4)Sこ比べて、ビニレン基の
プロトンのシグナル強度がより大きくなっており、ヘン
セーン環のプロトンとのシグナル強度比は、2(tn+
n):4mとなる。cpcによる分子量、!+lI定で
は、M、、は1000以上である。熱安定性を調べると
、重量減少は150〜l 80 ’Cから徐々に始まっ
た。さらに、キャストフィルムにヨウ素茎気を接触させ
て電導度を測定すると、1.0X10 5S / cr
n以上にまで上昇する。
合体(2+、(3)、(4)Sこ比べて、ビニレン基の
プロトンのシグナル強度がより大きくなっており、ヘン
セーン環のプロトンとのシグナル強度比は、2(tn+
n):4mとなる。cpcによる分子量、!+lI定で
は、M、、は1000以上である。熱安定性を調べると
、重量減少は150〜l 80 ’Cから徐々に始まっ
た。さらに、キャストフィルムにヨウ素茎気を接触させ
て電導度を測定すると、1.0X10 5S / cr
n以上にまで上昇する。
本発明の製造方法において用いることのできろ1.2−
ジハロゲン化エチレンとしては、1.2−ジブロムエチ
レン、■、2−ジクロルエチレン等が挙げられ、ノス型
、トランス型のいずれの幾何異性体も使用可能である。
ジハロゲン化エチレンとしては、1.2−ジブロムエチ
レン、■、2−ジクロルエチレン等が挙げられ、ノス型
、トランス型のいずれの幾何異性体も使用可能である。
また、■、2−エチレンジカルコゲル−トとしては、
M L −CH= CI −L M
(ただし、Lはカルコゲナイド原子、Mはアルカリ金属
原子を表す)なる構造の化合物を使用することができる
。ここで、Lが硫黄Sである場合は、上記カルコゲル−
トは、1,2−エチレンジチオレートであり、Lがセレ
ンSeである場合は、上記カルコゲル−トは、1,2−
エチレンジセレル−トである。合成上の容易さから、L
がSであるL2−エチレンジチオレートを用いることが
好まジハロゲン化ヘンゼンとしては、ジョードヘンゼン
、ジクロルベンゼン、ジクロルベンゼン、ブロモクロロ
ヘンゼン、クロロヨードヘンゼンカ用いられるが、他の
ジハロゲン化ヘンゼンを用いてもよい。しかし、反応速
度及び収率の向上を図る上で、ジョードヘンゼンあるい
はジクロルベンゼンを用いることが好ましい。これらの
ジハロゲン化ヘンゼンには、オルト、メタ、パラ位がそ
れぞれ互換された異性体が存在するが、いずれの異性体
も使用可能である。
原子を表す)なる構造の化合物を使用することができる
。ここで、Lが硫黄Sである場合は、上記カルコゲル−
トは、1,2−エチレンジチオレートであり、Lがセレ
ンSeである場合は、上記カルコゲル−トは、1,2−
エチレンジセレル−トである。合成上の容易さから、L
がSであるL2−エチレンジチオレートを用いることが
好まジハロゲン化ヘンゼンとしては、ジョードヘンゼン
、ジクロルベンゼン、ジクロルベンゼン、ブロモクロロ
ヘンゼン、クロロヨードヘンゼンカ用いられるが、他の
ジハロゲン化ヘンゼンを用いてもよい。しかし、反応速
度及び収率の向上を図る上で、ジョードヘンゼンあるい
はジクロルベンゼンを用いることが好ましい。これらの
ジハロゲン化ヘンゼンには、オルト、メタ、パラ位がそ
れぞれ互換された異性体が存在するが、いずれの異性体
も使用可能である。
本発明の製造法において、1.2−ジハロゲン化エチレ
ンは、本発明のカルコゲナイド系重合体−L鎖中のフェ
ニレン基の含有率を変える役割を有している。
ンは、本発明のカルコゲナイド系重合体−L鎖中のフェ
ニレン基の含有率を変える役割を有している。
たとえば、1,2−ジハロゲン化エチレンの非存在下に
おいて、本発明の特許請求の範囲第2項を実施した場合
、ビニレン基とフェニレン基とが万代の構造式において
n=0の場合を表す。また、1.2−ジハロゲン化エチ
レンの存在下の場合は、構造式(1)でnがOでない場
合の重合体が得られる。
おいて、本発明の特許請求の範囲第2項を実施した場合
、ビニレン基とフェニレン基とが万代の構造式において
n=0の場合を表す。また、1.2−ジハロゲン化エチ
レンの存在下の場合は、構造式(1)でnがOでない場
合の重合体が得られる。
本発明の製造法において、反応は有機溶媒中で行い、そ
の溶媒としては、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホ
ルアミド、N−メチル−2−ピロリドン等の非プロトン
性極性溶媒を用いることが好ましい。
の溶媒としては、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホ
ルアミド、N−メチル−2−ピロリドン等の非プロトン
性極性溶媒を用いることが好ましい。
反応温度は20°C〜300°Cの温度範囲内で選ぶこ
とが可能であるが、生成重合体の収率及び純度の向上を
図る上で、好ましくは50゛C〜180℃、さらに好ま
しくは70°C〜150°Cの温度範囲内から選ぶ。
とが可能であるが、生成重合体の収率及び純度の向上を
図る上で、好ましくは50゛C〜180℃、さらに好ま
しくは70°C〜150°Cの温度範囲内から選ぶ。
以上の重合体は、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジオキ
サンに可)容である。
ホキシド、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジオキ
サンに可)容である。
(発明の効果)
本発明の提供するカルコゲナイド系重合体は、ポリビニ
レンカルコゲナイドの主鎖中にフェニレン基を含有した
構造を有する新規物質であり、ポリビニレンカルコゲナ
イド自体に比べて、熱安定性、フィルム成形性、溶解性
等の高分子・化学特性に優れている。
レンカルコゲナイドの主鎖中にフェニレン基を含有した
構造を有する新規物質であり、ポリビニレンカルコゲナ
イド自体に比べて、熱安定性、フィルム成形性、溶解性
等の高分子・化学特性に優れている。
(実施例)
次に実施例によって本発明をより具体的に説明・1ジチ
オールのニナトリウム塩0.65 gとバラージョード
ヘンゼン1.58 g及びジメチルホルムアミド30m
1を入れ、80 ’cの反応温度で70時間激しく攪拌
した。褐色反応液を濾過したのち、agン夜を減圧ン農
1宿してl容媒を留去し、200mfのメタノールを注
いだ。褐色沈澱としての重合体が0、15 g得られた
(収率35%)。生成重合体のIR吸収スペクトルをd
l11定したところ、オレフィン性のC−H伸縮振動が
3030cm−’に、ヘンゼン環の面内骨格振動と考え
られる吸収が1500cm −’及び1600cm−’
に、ヘンゼン環の面外変角振動が800cm−’、10
0100O’、11090C’に、ビニレン基のC=C
伸縮振動が1570 cm−’に、ビニレン基の面外変
角振動が640cm−’に観測された。さらに1800
〜2000cm−’にパラ置換ヘンゼン特有の吸収が観
測された。また、プロトンNMRスペクトルを測定した
ところ、ビニレン基のプロトンのシグナルが7.28p
pmに、フェニレン基のプロトンのシグナルが7.36
ppmに観測された。さらに、GPCにより分子量を測
定したところ、ポリスチレン換算で数平均分子量が17
00であることがわかった。この重合体についてTG分
析を行ったところ、180°Cから徐々に重ff1M少
が始まった。また、重合体のクロロホルムi8 ’t&
からキャスト法により、フィルムを形成し、ヨウ素蒸気
を接触させて電導度変化を測定したところ、2.4 X
10−50−5S−’にまで上昇した。
オールのニナトリウム塩0.65 gとバラージョード
ヘンゼン1.58 g及びジメチルホルムアミド30m
1を入れ、80 ’cの反応温度で70時間激しく攪拌
した。褐色反応液を濾過したのち、agン夜を減圧ン農
1宿してl容媒を留去し、200mfのメタノールを注
いだ。褐色沈澱としての重合体が0、15 g得られた
(収率35%)。生成重合体のIR吸収スペクトルをd
l11定したところ、オレフィン性のC−H伸縮振動が
3030cm−’に、ヘンゼン環の面内骨格振動と考え
られる吸収が1500cm −’及び1600cm−’
に、ヘンゼン環の面外変角振動が800cm−’、10
0100O’、11090C’に、ビニレン基のC=C
伸縮振動が1570 cm−’に、ビニレン基の面外変
角振動が640cm−’に観測された。さらに1800
〜2000cm−’にパラ置換ヘンゼン特有の吸収が観
測された。また、プロトンNMRスペクトルを測定した
ところ、ビニレン基のプロトンのシグナルが7.28p
pmに、フェニレン基のプロトンのシグナルが7.36
ppmに観測された。さらに、GPCにより分子量を測
定したところ、ポリスチレン換算で数平均分子量が17
00であることがわかった。この重合体についてTG分
析を行ったところ、180°Cから徐々に重ff1M少
が始まった。また、重合体のクロロホルムi8 ’t&
からキャスト法により、フィルムを形成し、ヨウ素蒸気
を接触させて電導度変化を測定したところ、2.4 X
10−50−5S−’にまで上昇した。
実施例2
フラスコ内を窒素置換し、シス−エチレンジチオールの
ニナトリウム塩0.65gとパラージブロムヘンゼン1
.13 g及びN−メチル−2−ピロリドン30m1を
入れ、130℃の反応温度で激しく攪拌した。反応濾液
を減圧濃縮して、200m1のメタノールを注いだ結果
、褐色沈澱物とじて重合体をO,lOg(収率13%)
得た。
ニナトリウム塩0.65gとパラージブロムヘンゼン1
.13 g及びN−メチル−2−ピロリドン30m1を
入れ、130℃の反応温度で激しく攪拌した。反応濾液
を減圧濃縮して、200m1のメタノールを注いだ結果
、褐色沈澱物とじて重合体をO,lOg(収率13%)
得た。
実施例3
フラスコ内を窒素置換し、ンスーエチレンジチオールの
ニカリウム塩1.60 gとバラ−ショートベンゼン1
.57g、シス−1,2−ジクロルエチレン0.46
g及びジメチルホルムアミド3 Qmffを入れ、90
℃の反応温度で45時間激しく攪拌した。反応濾液を濃
縮後、200mNのメタノールを注いだ結果、褐色重合
体をO,I 8 g得た。プロトンNMR吸収スペクト
ルを測定したところ、フェニレン基のプロトンのシグナ
ル強度に対するビニレン基のプロトンのシグナル強度比
が、1:1.7となっており、重合体中のフェニレン基
の含有率が下がっていることがわかった。分子量はポリ
スチレン換算で15,000であった。
ニカリウム塩1.60 gとバラ−ショートベンゼン1
.57g、シス−1,2−ジクロルエチレン0.46
g及びジメチルホルムアミド3 Qmffを入れ、90
℃の反応温度で45時間激しく攪拌した。反応濾液を濃
縮後、200mNのメタノールを注いだ結果、褐色重合
体をO,I 8 g得た。プロトンNMR吸収スペクト
ルを測定したところ、フェニレン基のプロトンのシグナ
ル強度に対するビニレン基のプロトンのシグナル強度比
が、1:1.7となっており、重合体中のフェニレン基
の含有率が下がっていることがわかった。分子量はポリ
スチレン換算で15,000であった。
実施例4
フラスコ内を窒素置換し、シス−エチレンジチオールの
ニナトリウム塩0.65 gとメタージョードヘンゼン
1.58g及びジメチルアセトアミドS OmA’を入
れ、110℃で45時間激しく攪拌した。反応濾液を濃
縮後、200mffのメタノールを注いだ結果、褐色重
合体を0.48g(収率60%)を得た。IR吸収スペ
クトルを測定したところ、1800〜2000cm−’
領域にメタ位薗換のヘンゼン環特有の吸収が観測された
。また、1560cm−’にビニレン基のC=C伸縮振
動、1500cm−’にヘンゼン環の面内骨格振動65
0can −’にビニレン基の面外変角振動が観測され
た。
ニナトリウム塩0.65 gとメタージョードヘンゼン
1.58g及びジメチルアセトアミドS OmA’を入
れ、110℃で45時間激しく攪拌した。反応濾液を濃
縮後、200mffのメタノールを注いだ結果、褐色重
合体を0.48g(収率60%)を得た。IR吸収スペ
クトルを測定したところ、1800〜2000cm−’
領域にメタ位薗換のヘンゼン環特有の吸収が観測された
。また、1560cm−’にビニレン基のC=C伸縮振
動、1500cm−’にヘンゼン環の面内骨格振動65
0can −’にビニレン基の面外変角振動が観測され
た。
Claims (2)
- (1)構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、Lはカルコゲナイド原子、mは1以上の整数
、nは0または2以上の偶数、またxはx×(m+n)
≧6となるような整数を表す)で表されるカルコゲナイ
ド系重合体。 - (2)1,2−ジハロゲン化エチレンの存在下、または
非存在下において、1,2−エチレンジカルコゲノレー
トML−CH=CH−LM(ただし、Lはカルコゲナイ
ド原子、Mはアルカリ金属原子を表す)とジハロゲン化
ベンゼンとを共重合させることを特徴とするカルコゲナ
イド系重合体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60181912A JPS6243421A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | カルコゲナイド系重合体及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60181912A JPS6243421A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | カルコゲナイド系重合体及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6243421A true JPS6243421A (ja) | 1987-02-25 |
Family
ID=16109070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60181912A Pending JPS6243421A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | カルコゲナイド系重合体及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6243421A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010501661A (ja) * | 2006-08-24 | 2010-01-21 | エスケー ケミカルズ カンパニー リミテッド | ポリ(アリーレンスルフィド)の製造方法 |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP60181912A patent/JPS6243421A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010501661A (ja) * | 2006-08-24 | 2010-01-21 | エスケー ケミカルズ カンパニー リミテッド | ポリ(アリーレンスルフィド)の製造方法 |
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