JPS6242830B2 - - Google Patents

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JPS6242830B2
JPS6242830B2 JP56043662A JP4366281A JPS6242830B2 JP S6242830 B2 JPS6242830 B2 JP S6242830B2 JP 56043662 A JP56043662 A JP 56043662A JP 4366281 A JP4366281 A JP 4366281A JP S6242830 B2 JPS6242830 B2 JP S6242830B2
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JP
Japan
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yarn
splicing
thread
yarn splicing
hole
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JP56043662A
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JPS57156977A (en
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Hiroshi Mima
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Priority to US06/359,947 priority patent/US4419859A/en
Priority to DE3210414A priority patent/DE3210414C2/de
Priority to IT48052/82A priority patent/IT1147922B/it
Priority to ES510690A priority patent/ES8303562A1/es
Priority to CH1782/82A priority patent/CH657837A5/de
Publication of JPS57156977A publication Critical patent/JPS57156977A/ja
Publication of JPS6242830B2 publication Critical patent/JPS6242830B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H69/00Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device
    • B65H69/06Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by splicing
    • B65H69/061Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by splicing using pneumatic means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は紡績糸の糸継装置に関する。
紡績糸の糸継ぎで、従来よく知られているもの
としてフイツシヤーマンノツトとウイバースノツ
トがあるが、これらは機械化されることによつて
大量生産に即応できるものとして役立つ一方、結
び目が単糸の約3倍に達するという大きな欠点を
もつており、この結果、後処理工程において糸の
切断等様々な問題を引き起こしていた。そこで、
上記した問題点を解決する手段として前記したフ
ツシヤーマンノツトやウイバースノツト等の糸継
ぎと結び目構造を全く異にする糸継方法並びに装
置が出現している。
すなわち、互いに重合された糸端部分に圧縮流
体を作用させることによつて、糸端部分を混在さ
せるとともに互いのフアイバーを包絡させるよう
にして糸継ぎを行なうものである。
上記糸継ぎ目構造は、基本的には互いの糸端が
混在した状態で互いの各フアイバー先端が包絡す
ると共に結び目全体に一定の撚りが付与されて一
体構造となる。
更に糸継ぎ部の結び目太さにおいてはフイツシ
ヤーマンノツトやウイバースノツトが少なくとも
単糸の3倍程度の太さに達するのに比較し上記し
た圧縮流体を作用させて糸継ぎする継ぎ目の場合
は単糸太さの1.5倍弱にとどまる。その意味にお
いては画期的な糸継ぎ方法と云うことができる
が、糸継ぎされる結び目の結束強度の点において
は、前記したフイツシヤーマンノツトやウイバー
スノツトに比較し、結束強度が低いという問題点
を有している。即ち、フイツシヤーマンノツトや
ウイバースノツトにおいては、糸継ぎされる糸の
種類、例えばポリエステルと綿混紡糸あるいはア
クリル系等によつて、単糸強度より結び目強度が
低い場合もあり得るが基本的には単糸強度と同等
かそれ以上と考えられる。ところが、上記した流
体を作用させて糸継ぎする糸継ぎ方法において
は、糸の種類、又糸番手あるいは単糸を構成する
各繊維の長短によつて異なるが何れも単糸強度以
下である。特に糸番手によつて異なり、糸が小さ
くなるに従つて結束強度が相対的に高くなり、単
糸強度の70〜85%程度とされ、逆に糸が太くなる
に従い結束強度が低くなり単糸強度の50%以下と
なる場合もあり、更に同じ糸番手においても継ぎ
目の良悪によつて結束強度が異なる点及び糸継ぎ
された継ぎ目両端近傍に角部が残る等の問題点が
指摘されている。
即ち、上記圧縮流体の旋回作用を受ける糸端部
分がバルーンを生じ、極めて高速回転することに
より、バルーンネツク部分のフアイバーの素抜け
現象が生じて強度の低い継ぎ目部分となつたり、
噴射される流体の糸端先端に対する作用が不十分
な場合は、糸端先端が糸に絡み付きにくく角(つ
の)部となつて残り外観上の問題となる等の不都
合が生じていた。
本発明は上記した点に基き成されたもので、従
来のフイツシヤーマンノツトやウイバースノツト
に優るとも劣らない結束強度を有すると共に角部
を除去し、かつ安定した糸継方法を提供するもの
である。
以下、本発明を図面に従つて具体的に詳述す
る。
第1図は、本発明の適用されるべき自動ワイン
ダーの概略図を示すもので、各サイドフレーム1
間に、軸又はパイプ2及びサクシヨンパイプ3が
架設され、ワインデイングユニツト4が上記軸2
上にて旋回可能に支持され、自動ワインダー稼動
中には、上記ユニツト4はパイプ3にも載置され
て適宜固定される。尚、パイプ3は図示しないブ
ロアに接続されて常時吸引気流が作用している。
上記ワインデイングユニツト4におけるボビン
BからパツケージPへの糸のリワインドはペツグ
5上のボビンBから糸Y1がガイド6を経てテン
サー7で適当張力を糸に付与し、スラブ等の糸ム
ラの検出切断及び糸走行検出を兼ねた検出装置8
を経てワインデイングドラム9にて回転されるパ
ツケージP上に捲取られる。
この時、糸条中の糸ムラを検出装置8が検出す
ると、検出装置8近傍に設置されるカツターが作
動して走行糸Y1を切断し、捲取りが停止される
一方、第一の糸案内サクシヨンアーム10が作動
してボビンB側の糸YBを、第二の糸案内サクシ
ヨンアーム11がパツケージP側の糸YPを、通
常の糸走行経路Y1から離れた位置に設置される
糸継器12に導き、該糸継器12で糸継ぎを行つ
た後、糸のリワインドが続行される。尚、上記第
1及び第2の糸案内サクシヨンアーム10,11
は、吸引気流の作用を行うパイプ3に接続されて
いる。又、糸継装置には圧縮空気等の流体が使用
されるため別経路のパイプ13と糸継ぎボツクス
15間に導管14が接続され、パイプ13より圧
縮流体が供給される。
上記した糸継器12の全体詳細図が第2図ない
し第3図に示される。即ち、通常のリワインド中
においては、糸YはボビンBから検出装置8並び
に検出装置8の一端に設置される固定式ガイド1
6及び検出装置8の両サイドに装着される旋回式
ガイド17,18を経て糸継器12の上方を通り
パツケージPに至る経路をとつている。
上記糸継器12は、基本的に糸継装置101ク
ランプ装置102、制御ノズル103,104、
糸寄せレバー105、糸切断装置106,107
及び糸支持装置108,109より構成され、前
記した第1及び第2サクシヨンアーム10,11
先端の吸引口は互いに交差するように糸継器12
の上方を旋回移動し、ボビンB側及びパツケージ
P側の糸端YB,YPを吸引して糸継器12の外側
まで移動して停止する。
尚、上記第1及び第2サクシヨンアーム10,
11の動作は同時に行われず、多少の時間的ずれ
をもつて作動する。
即ち、最初にパツケージP側の糸端YPがサク
シヨンアーム11によつて糸継器12の外側まで
旋回移動して停止するのとほとんど同時にパツケ
ージP側の糸支持装置109の旋回レバー20が
図示しない制御カム等によつて第4図示の如く反
時計針方向に鎖線位置20―1まで旋回し、定位
置固定の支持ブロツク21に当接して停止する。
この時糸Yは旋回レバー20のフツク部20aに
掛支されて移動し、支持ブロツク21と旋回レバ
ー20間に挾持される。
一方、上記旋回レバー20が作動している間に
固定式ガイド16及び旋回式ガイド17,18上
に位置する糸Yはガイド16並びに17,18の
傾斜面16a及び17a,18aに沿つてガイド
溝19内に嵌入し、該ガイド溝19と同位置に設
置される検出装置8によつて糸Yの有無の確認及
びサクシヨンアーム11によつて誤つて2本以上
の糸端YPが吸引されていないかどうかの確認等
が行われ、糸Yの確認後旋回式ガイド17,18
が図示しない制御カム等によつて第5図示の示す
支軸22を支点に反時計針方向に旋回し、糸端
YPは検出装置8より外れて旋回式ガイド17,
18の逃げ溝17b,18bに嵌入する。
更に、上記旋回式ガイド17,18の旋回とほ
とんど同時にボビンB側の糸端YBがサクシヨン
アーム10によつて吸引され、サクシヨンアーム
11と反対方向に旋回し、糸継装置12の外側ま
で移動して停止する。該サクシヨンアーム10の
旋回停止とほとんど同時に糸支持装置108の支
持プレート23aが図示しない制御カム等によつ
てガイド板24に沿つて前記旋回レバー20と同
方向に糸Yを掛支して移動し、定位置固定の支持
ブロツク23bに当接して糸Yを支持プレート2
3aと支持ブロツク23b間に挾持する。
この時糸YBは第5図示の如く旋回式ガイド1
7,18の旋回によつてガイド先端近傍のフツク
部17C,18Cに掛支され、検出装置8でのチ
エツクは糸継ぎ終了後に行われる。
前記糸継器12のほぼ中央には糸継装置101
が設置され、該糸継装置101を挾んで両サイド
に糸ガイドピン25,26、クランプ装置10
2、制御ノズル103,104及び糸ガイド2
7,28、更に糸切断装置106,107、フオ
ークガイド29,30が順次配置され、又糸継装
置101の側部には支軸31及び、該支軸31を
支点に旋回するレバー32,33から成る糸寄せ
レバー105が設置されている。該糸寄せレバー
105は検出装置8が糸条Yのスラブ等を検出し
て図示しない切断装置で切断し、サクシヨンアー
ム10,11が作動して互いの糸端YP,YBを糸
継器12の外側までガイドした後に糸端YP,YB
を糸継器12方向へ案内する。尚、糸寄せレバー
105の旋回範囲はフオークガイド29及び糸支
持部材108間に設置される断面略V字状に形成
されるストツパー34に当接して停止する。従つ
て、ストツパー34の位置調節によつて糸寄せレ
バー108の旋回範囲も調節可能である。
以下、糸継ぎ装置について詳述する。
糸継器12のほぼ中央には、第7図ないし第9
図において示す如く糸継装置101が設置されて
いる。該糸継装置101は中央に断面V字状のV
字溝35を有する糸継部材36を螺子37でブラ
ケツト38上に螺着固定すると共に該糸継部材3
6の両側にスペーサ39,40を介してふたつの
制御部材41,42を付設したものである。糸継
部材36は前記V字溝の下端部に円筒状の糸継孔
43を貫通形成すると共に、V字溝35下端から
該糸継孔43の上部接線方向に向うスリツト44
を長手方向全体にわたつて形成してあり、更に糸
継孔43の上部に接線的に開口する噴出ノズル孔
45を穿設してある。
プレート状の制御部材41,42はその中央の
長孔46を介して螺子47によつて糸継部材36
に対して進退可能に螺着されており、糸継孔43
の円形断面を可変的に覆うものとなつている。ま
た、該制御部材41,42の形状は上縁41a,
42aが糸継部材36のV字溝35と平行で、上
記制御部材の特定の縁即ち前縁41b,42bは
糸継孔43の両端開口を横切りブラケツト38に
対し垂直になつており、更に前記前縁41b,4
2bは平面視においてその内側を傾斜面41C,
42Cに形成してあり、制御部材41,42全体
は糸継ぎ時にこれに糸端YB1,YP1が絡まぬよ
う、V字溝35に対して控え目位置に設置されて
いる。
なお、両制御部材41,42の外側に立設せる
糸ガイドピン27,28は該制御部材41,42
とブラケツト38間に生ずる間隙S1に糸YP,
YBが絡まぬよう配慮したものであると同時に制
御部材41,42の作用を補助するためのもので
ある。
尚、噴出ノズル孔39への流体供給は、前記し
た導管14より供給される。
第10図および第12図に糸継ぎされる継ぎ目
の生成過程が示される。即ち、糸継ぎされるボビ
ンB側の糸端YB並びにパツケージP側の糸端YP
は、糸継孔43の一端に開口して形成されるスリ
ツト44より挿入され、該糸継孔43のスリツト
44開口部に対し、ほぼ対向位置で、かつ糸継孔
43内周面43aに接した状態に置かれる。この
状態で圧縮流体Vが糸継孔43内に噴出されると
圧縮流体Vは糸継孔の内周面43aに沿つて流れ
つつ、糸継孔43の両開口端43b,43bから
排出される。
即ち、第10図イに示す如く、糸継ぎされる互
いの糸端YB1,YP1は糸継孔43内に導入され
る以前に、後述する糸継制御ノズル103,10
4によつて撚りが解かれて各フアイバーがほぼ平
行状態になつており、上記流体の軌跡Qに沿つて
移動しつつ、第10図ロに示す如く混在して一体
化される。更に第10図ハに示す如く旋回気流の
作用によつて互いの糸先端の各フアイバーが強力
に絡み付くと共に両包絡部f1,f2間には撚り
f3が付与されて糸継ぎが終了する。
制御部材41,42の作用について説明すると
第11図に示すように、従来の如く制御部材4
1,42が無い場合、噴出ノズル孔45から糸継
孔43内に噴出された圧縮流体Vは該噴出ノズル
孔45に対向する内周面43Cに当接した後、V
2方向すなわち、両開口端43b,43bに向つ
て分散しつつ流出するが、第12図に示すよう
に、制御部材41,42を用いると、この圧縮流
体Vの流れ方向は大きな螺旋状のカーブV2を描
いて外部へ流出する。これを糸継孔43の開口端
43b側から見れば、噴出ノズル孔45から噴出
された圧縮流体Vは対向する上部内周面43Cに
当接した後、糸継孔43の内周面43aに沿つて
旋回下降し、制御部材41,42の前縁41b,
42bに至つて初めて外部に流出され、それまで
は噴出された流体量Vをほぼ保持する。このた
め、圧縮流体の大部分が有効に旋回し、糸端YP
1,YB1を強力にバルーンする。制御部材4
1,42の前縁41b,42bに設けられた各傾
斜面41C,42Cは、このとき外部に流出する
圧縮流体の流れを案内するためのものである。
スペーサー40の働きについて云えば、圧縮流
体が外部に流出する際、制御部材41,42に当
接して生ずるうず流を消すため、上記流体の一部
をこのスペーサ40によつて糸継部材36との間
に形成された間隙S2から排出させるものであ
る。このスペーサ40を用いる代わりに第13図
に示すように、中央に逃げる孔48を有する制御
部材41,42を糸継部材36に近接させて設
け、この逃げ孔48から流体の一部が外部へ流出
するよう、構成しても良い。このスペーサ40
は、圧縮流体が制御部材41,42の壁に当つて
スリツト44方向に流出する流体量が増加し、糸
Yが外へ飛び出すことを防止する意味において、
大きな役割を有する。
なお、糸継ぎされる糸Yの種類や太さ又は単位
長当りの撚数等によつて、糸継ぎ後の継ぎ目に
種々の不都合が生ずることがあるが、前記制御部
材41,42は該不都合をも抑止する作用を有す
る。すなわち、糸端YP1,YB1に圧縮流体が作
用すると、第14図イに示す如くバルーンMが生
起されるが、該バルーン回転数が高くなると、バ
ルーンネツクN近傍のフアイバーが素抜け状態と
なり、糸切れが生じ易くなる。
また、第14図ロに示す如く継ぎ目部の各フア
イバーが糸Y方向に対して直角に近い角度で絡み
つき、体裁が悪くなることがある。更に第14図
ハに示すように、両糸端のうち、片方の糸端Y
1′は該バルーンによつて解撚作用を受ける。制
御部材41,42は前述したように圧縮流体の糸
継孔43内での流れを安定した螺旋状とすること
により、糸端YP,YBの無駄な振動をなくし、上
記不都合を抑止すると共に、該制御部材41,4
2を取付位置変更可能として糸継孔43の断面を
覆い、その覆う位置と面積とを可変としたので、
各糸Yの継ぎ目状態に応じて適度なバルーン回転
数に制御し、継ぎ目を適切な結束強度と外観に仕
上げることができる。実験の結果、第12図に示
す如く、制御部材41,42を噴出ノズル孔45
と対向する側に設け、そして該制御部材41,4
2により糸継孔43を覆う面積を増加させるほ
ど、継ぎ目の結束強度は高まるが、あまり覆いす
ぎると外観的価値が低下し更にこれとは逆に第1
5図に示す如く制御部材41,42を噴出ノズル
孔45側に設けると外観的価値は良好であつても
結束強度の点ではやや劣ることが確認されてい
る。よつて制御部材41,42を第16図に示す
ように略U字形に形成し、長孔46と螺子47に
よつてこれを位置変更可能となし、その両耳片4
1d,42dによつて糸継孔43の開口端43b
を左右何れからも自在にカバーし得るよう構成し
ても良い。また制御部材41,42は糸継部材3
6に対して取外し容易とし、糸Yの継ぎ目状態に
応じて様々な大きさや形のものに逐次取り替える
よう構成しても良く、本願発明は制御部材41,
42の形状、大きさ、取付方、調節方などに関し
他の一切を包含するものである。
次に、第2図ないし第3図において、糸継装置
101の両サイドに配置されるクランプ装置10
2は糸継ぎの際、後述する糸寄せレバー105の
旋回に連動して糸継制御ノズル103,104に
て解かれた互いの糸端YP1,YB1を引き出して
糸継装置101の糸継孔43内にセツトすると共
に互いの糸YP,YBを位置規制する。即ち、クラ
ンプ装置102は定位置固定の支軸49を支点に
旋回可能な旋回レバー50にクランプ板51が螺
着され、ロツド52が図示しない制御カムによつ
て作動することにより、第5図示の如く上記クラ
ンプ板51が旋回するように構成される。
又、上記クランプ板51の詳細は第17図ない
し第18図に示され、該クランプ板51は先端に
向つてフオーク51a,51b状に形成され、か
つ互いに多少形状を異にしている。即ち、クラン
プ板51が旋回して一方のフオーク51aがブラ
ケツト38面に当接し、ブラケツト38上面と糸
ガイドピン25及びフオーク51a間に糸Yをク
ランプした際、他方のフオーク51bとブラケツ
ト38上面及び糸ガイドピン26間には糸Yの通
過可能な若干の隙間S3が形成され糸条Yに対し
て直交方向の位置規制のみが行われる。
尚、上記クランプ板51のフオーク51aによ
るクランプは糸継ぎの際、前記した如く圧縮流体
の作用によつて糸端YB1,YP1にバルーンが生
起され、該バルーン作用によつて一方の糸の撚り
が戻されるため、撚りの戻りを防止するためであ
る。
従つて、糸Yの撚りがバルーン作用によつて解
けない程度のクランプで可能とされ、該クランプ
力が強すぎると毛羽等が発生し、好ましくない。
又他方の糸Yはバルーン作用によつて糸Yに撚り
が付与される方向に回転するため特に把持する必
要はなく、糸Yを位置規制する程度のクランプで
可能とされる。
上記クランプ装置102の両サイドに配置され
る糸制御ノズル103及び104には第19図示
の如く糸端YB1,YP1の撚りを解くノズル孔5
3が形成されており、糸継ぎされるボビンB側の
糸端YB1並びにパツケージP側の糸端YP1は糸
継孔43を経て、上記ノズル孔53に導入され
る。該ノズル孔53への糸端YB1,YP1導入は
フレキシブルパイプ54を介して前記したサクシ
ヨンパイプ3の吸引作用によつて行われる。上記
糸端YP1がノズル孔53に導入されると、ノズ
ル孔53に傾斜して開口される噴射ノズル55か
らの流体噴出によつて糸端YP1の撚りが解かれ
ると共に各フアイバーがほぼ平行状態になるよう
に作用する。
更に、第2図ないし第3図において、切断装置
106及び107は、鋏状をなしており、固定ピ
ン56を支点に固定刃57に対して可動刃58が
互いに交差するように旋回して糸Yを切断する。
上記可動刃58は図示しない制御カムにより、ロ
ツド59が作動すると、フオーク状の二叉レバー
60が軸61を支点に時計針、反時計針方向に旋
回し、該レバー60のフオーク部60aが可動刃
58他端の支持ピン62を移動させることにより
可動刃58が作動するように構成される。
又、上記糸切継装置106,107の外方にフ
オークガイド29,30が配置され、各々のフオ
ークガイド29,30にはガイド溝63,64が
形成されている。
更に、糸継装置12の側部に設置される糸寄せ
レバー105は図示しない制御カム等によつてロ
ツド65が作動し、軸31を支点に時計針方向に
旋回して糸YP,YBをガイド溝63,64内に導
入する。
以上説明した様に、本発明に係る糸継ぎ装置に
よれば、次の効果を期待することができる。
すなわち、糸継孔の両端開口部の一部を前記制
御部材によつて覆うことにより、糸継孔内へ噴射
される流体の作用で旋回する糸端の旋回運動にあ
る制限が加えられ、過加撚状態が回避され、糸端
同士の絡み付き、包絡等のランダムな運動と加撚
力即ち糸の旋回運動が適度に相互作用することに
より、二本の糸の合体化、および過度なバルーン
回転を得ることができ、継ぎ目強度を向上させる
ことができると共に、上記糸継孔の両端開口から
外方へ流出する流体流が上記制御部材によつて、
糸継孔の軸心方向から遠ざかる方向への傾斜度合
が増し、先端自由の糸端即ち糸継孔の外部にある
糸端先端部分を継がれる相手側の糸に対して巻付
けるように、上記流出流体が作用するので、糸端
先端部まで十分に絡み付き、角(つの)部の残ら
ないスムーズな外観の継ぎ目を得ることができ
る。更に該制御部材を糸継孔に対して覆い方の変
更調節可能に構成することとすれば、各糸の継ぎ
目状態に応じて上記効果をより一層高めることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は糸継器を備えた自動ワインダーの実施
例を示す概略側面図、第2図ないし第6図は糸継
器の全体側面図ならびに平面図、第7図および第
8図は糸継装置の平面図ならびに側面図、第9図
は同断面図、第10図は糸継ぎの態様を示す説明
図、第11図は従来の糸継装置を示す平面図なら
びにその縦断側面図、第12図は制御部材を用い
た場合の同平面図ならびにその縦断側面図、第1
3図は糸継装置の別実施例を示す平面図、第14
図は糸継ぎの態様を示す説明図、第15図および
第16図は糸継装置の更に別実施例を示す側面
図、第17図および第18図はクランプ板の詳細
を示す平面図ならびに側面図、第19図は制御ノ
ズルの全体縦断面図である。 36…糸継部材、41,42…制御部材、41
b,42b…前縁、43…糸継孔、43b,43
b…糸継孔の両端開口、101…糸継装置、V…
圧縮流体、V2…流体の螺旋状のカーブ、YP
1,YB1…糸端。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 糸継部材に穿設された糸継孔に二本の糸端を
    導入して重ね合わせ、該重ね合わせ部分に圧縮流
    体を作用させて糸継ぎを行うようにした糸継装置
    において、上記糸継孔の両端開口部分には、該糸
    継孔の軸に対して直角となるように、プレート状
    の制御部材を設け、かつ該制御部材の特定の縁が
    上記糸継孔の開口を横切り、開口面積の一部が上
    記制御部材によつて覆われるように上記制御部材
    を設け、上記糸継孔の両端開口から外方へ流出す
    る流体流れを規制し、かつ流体の作用で旋回運動
    する糸端の運動を規制するようにしたことを特徴
    とする紡績糸の糸継装置。
JP56043662A 1981-03-24 1981-03-24 Ending apparatus for spun yarn Granted JPS57156977A (en)

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