JPS6242656Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6242656Y2 JPS6242656Y2 JP8881379U JP8881379U JPS6242656Y2 JP S6242656 Y2 JPS6242656 Y2 JP S6242656Y2 JP 8881379 U JP8881379 U JP 8881379U JP 8881379 U JP8881379 U JP 8881379U JP S6242656 Y2 JPS6242656 Y2 JP S6242656Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- turning
- grain culm
- solenoid
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 241001124569 Lycaenidae Species 0.000 description 1
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009331 sowing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、機体前方に複数のデイバイダーを有
するコンバインにおける方向センサー装置に関す
る。
するコンバインにおける方向センサー装置に関す
る。
一般に、コンバイン作業では、条列に沿つて作
業する、いわゆる条刈りと、条列に直交する方向
に作業する、いわゆる横刈りとがあるが、条刈り
作業時に既刈り区側端デイバイダー部に設けた右
側方向センサーを用いると、特に穀稈の条間のト
ータル幅よりコンバインの刈り幅を広くしている
場合、機体の振れにより左側の穀稈列を刈り取つ
たり、刈残したりして、次の作業時における右側
方向センサーによる穀稈列の追従を困難にしてい
た。従つて、条刈り作業時には未刈り区側デイバ
イダー部に設けた左側方向センサーにより、刈幅
の左側部分の穀稈列に沿つて追従させる方が好ま
しい。また、コンバインの横刈り作業時には、穀
稈列が揃つていないので、左側方向センサーでは
方向制御することができず、既刈り区と未刈り区
との間に沿つて追従する右側方向センサーにより
方向制御する必要がある。このため、左右両側に
方向センサーを設けたコンバインも提案されてい
るが、その切換えは手動により行なつており、多
くの操作を必要とするコンバイン回向時の操作を
更に煩雑にし、またこのため誤操作の虞れを生じ
ていた。
業する、いわゆる条刈りと、条列に直交する方向
に作業する、いわゆる横刈りとがあるが、条刈り
作業時に既刈り区側端デイバイダー部に設けた右
側方向センサーを用いると、特に穀稈の条間のト
ータル幅よりコンバインの刈り幅を広くしている
場合、機体の振れにより左側の穀稈列を刈り取つ
たり、刈残したりして、次の作業時における右側
方向センサーによる穀稈列の追従を困難にしてい
た。従つて、条刈り作業時には未刈り区側デイバ
イダー部に設けた左側方向センサーにより、刈幅
の左側部分の穀稈列に沿つて追従させる方が好ま
しい。また、コンバインの横刈り作業時には、穀
稈列が揃つていないので、左側方向センサーでは
方向制御することができず、既刈り区と未刈り区
との間に沿つて追従する右側方向センサーにより
方向制御する必要がある。このため、左右両側に
方向センサーを設けたコンバインも提案されてい
るが、その切換えは手動により行なつており、多
くの操作を必要とするコンバイン回向時の操作を
更に煩雑にし、またこのため誤操作の虞れを生じ
ていた。
更に、コンバイン1は一般に、左回りの回り刈
りで作業されるが、圃場の形、広さ或いは接続道
路との関連によつては往復刈り又は右回りの回り
刈りにより作業しなければならない場合もある。
この場合も、その都度切換えスイツチを操作しな
ければならず、コンバイン回向時の操作を大変面
倒で困難なものにしていた。
りで作業されるが、圃場の形、広さ或いは接続道
路との関連によつては往復刈り又は右回りの回り
刈りにより作業しなければならない場合もある。
この場合も、その都度切換えスイツチを操作しな
ければならず、コンバイン回向時の操作を大変面
倒で困難なものにしていた。
そこで、本考案は、右側及び左側センサーを条
刈り及び横刈り作業時に対応するように、自動的
に切換え得るようにすると共に、機体外方に突出
しているセンサーバーを有する穀稈感知センサー
を設け、機体の左右どちらが末刈り区或いは既刈
り区側になつているかを検知して、これにより右
側及び左側センサーの作動を自動的に逆に切換え
得るように構成し、前述欠点を解消したコンバイ
ンにおける方向センサー装置を提供することを目
的とするものである。
刈り及び横刈り作業時に対応するように、自動的
に切換え得るようにすると共に、機体外方に突出
しているセンサーバーを有する穀稈感知センサー
を設け、機体の左右どちらが末刈り区或いは既刈
り区側になつているかを検知して、これにより右
側及び左側センサーの作動を自動的に逆に切換え
得るように構成し、前述欠点を解消したコンバイ
ンにおける方向センサー装置を提供することを目
的とするものである。
以下、図面に示す一実施例に基づき、本考案を
具体的に説明する。
具体的に説明する。
コンバイン1は、第1図に示すように、機体前
部に多数のデイバイダー2……、刈り刃3及び穀
稈搬送装置4を有しており、またその右側には運
転席5が配置されており、更に穀稈搬送装置4の
穀稈流通経路には穀稈により作動するメインセン
サースイツチ6が配置されている。右端即ち通常
の左回り作業時における既刈り区A側端のデイバ
イダー2aを支持しているデイバイダーフレーム
7aには右側センサー9が設けられており、セン
サー9は左側に突出するセンサーバー10を有し
ている。また、左端即ち左回り作業時における末
刈り区B側端のデイバイダー2bを支持している
デイバイダーフレーム7bには左側センサー11
が設けられており、センサー11は右側に突出す
るセンサーバー12を有している。更に、右端デ
イバイダー2aには穀稈感知センサー13が設け
られており、センサー13は機体外方に向かつて
右側に突出しているセンサーバー15を有してい
る。右側センサー9は、第2図に示すように、セ
ンサーバー10がスプリング15により時計方向
に付勢されており、かつその回動部に設けられた
カム16により2個のリミツトスイツチ17,1
8を接触・作動し得る。即ち、センサーバー10
が回動範囲aにある場合は左回向指令用のリミツ
トスイツチ17がON状態になり、回動範囲cに
ある場合は右回向指令用のリミツトスイツチ18
がON状態になり、またその間の回動範囲bにあ
る場合は両リミツトスイツチ17,18がともに
OFF状態になる。また、左側センサー11はセ
ンサーバー12がスプリング20により反時計方
向に付勢されており、かつ回動部に設けられたカ
ム21により2個のリミツトスイツチ22,23
を接触・作動し得る。即ち、センサーバー12が
回動範囲c′にある場合は右回向指令用のリミツト
スイツチ22がON状態になり、回動範囲a′にあ
る場合は左回向指令用のリミツトスイツチ23が
ON状態になり、またその間の回動範囲b′にある
場合は両リミツトスイツチ22,23がともに
OFF状態になる。更に、穀稈感知センサー13
はスプリング25により回動位置dになるように
付勢されており、かつその回動部に設けられたカ
ム26により自動切換え用のリミツトスイツチ2
7を接触・作動し得る。即ち、センサーバー15
が穀稈と接触せずに位置dにある場合は自動切換
えスイツチ27をOFF状態に保ち、バー15が
穀稈と接触して回動して位置eにあるとスイツチ
27はON状態に切換えられる。
部に多数のデイバイダー2……、刈り刃3及び穀
稈搬送装置4を有しており、またその右側には運
転席5が配置されており、更に穀稈搬送装置4の
穀稈流通経路には穀稈により作動するメインセン
サースイツチ6が配置されている。右端即ち通常
の左回り作業時における既刈り区A側端のデイバ
イダー2aを支持しているデイバイダーフレーム
7aには右側センサー9が設けられており、セン
サー9は左側に突出するセンサーバー10を有し
ている。また、左端即ち左回り作業時における末
刈り区B側端のデイバイダー2bを支持している
デイバイダーフレーム7bには左側センサー11
が設けられており、センサー11は右側に突出す
るセンサーバー12を有している。更に、右端デ
イバイダー2aには穀稈感知センサー13が設け
られており、センサー13は機体外方に向かつて
右側に突出しているセンサーバー15を有してい
る。右側センサー9は、第2図に示すように、セ
ンサーバー10がスプリング15により時計方向
に付勢されており、かつその回動部に設けられた
カム16により2個のリミツトスイツチ17,1
8を接触・作動し得る。即ち、センサーバー10
が回動範囲aにある場合は左回向指令用のリミツ
トスイツチ17がON状態になり、回動範囲cに
ある場合は右回向指令用のリミツトスイツチ18
がON状態になり、またその間の回動範囲bにあ
る場合は両リミツトスイツチ17,18がともに
OFF状態になる。また、左側センサー11はセ
ンサーバー12がスプリング20により反時計方
向に付勢されており、かつ回動部に設けられたカ
ム21により2個のリミツトスイツチ22,23
を接触・作動し得る。即ち、センサーバー12が
回動範囲c′にある場合は右回向指令用のリミツト
スイツチ22がON状態になり、回動範囲a′にあ
る場合は左回向指令用のリミツトスイツチ23が
ON状態になり、またその間の回動範囲b′にある
場合は両リミツトスイツチ22,23がともに
OFF状態になる。更に、穀稈感知センサー13
はスプリング25により回動位置dになるように
付勢されており、かつその回動部に設けられたカ
ム26により自動切換え用のリミツトスイツチ2
7を接触・作動し得る。即ち、センサーバー15
が穀稈と接触せずに位置dにある場合は自動切換
えスイツチ27をOFF状態に保ち、バー15が
穀稈と接触して回動して位置eにあるとスイツチ
27はON状態に切換えられる。
次に、第3図に基づき、本実施例の電気回路に
ついて説明する。バツテリー30から直列に接続
されているメインスイツチ31、レバースイツチ
32、メインセンサースイツチ33を介して、穀
稈感知センサー13を有する回路、左右のセンサ
ー9,11の回路及び左右のクローラのクラツチ
を切作動するソレノイドバルブの左右回向ソレノ
イド35,36の回路がそれぞれ並列に接続され
ている。そして、穀稈感知センサー13の自動切
換え用スイツチ27がON状態になると、切換え
用リレー37,38が作動して、それぞれのスイ
ツチを実線状態より鎖線状態に切換えると共に、
リレー40が作動して、左右ソレノイド回路の常
開リレー接点40aをONにし、常閉リレー接点
40bをOFFに切換える。なお、39は自動切
換え作動用スイツチである。また、左右センサー
9,11はそれぞれ切換え用リレー37,38の
各接点に接続しており、更に図示のように各リレ
ー41,42,43,44に接続している。リレ
ー41はその通電により左右ソレノイド回路へ接
続する接点41aをONに切換え、またリレー4
2,43,44はそれぞれ左右ソレノイド回路へ
接続する接点42a,43a,44aをONに切
換える。
ついて説明する。バツテリー30から直列に接続
されているメインスイツチ31、レバースイツチ
32、メインセンサースイツチ33を介して、穀
稈感知センサー13を有する回路、左右のセンサ
ー9,11の回路及び左右のクローラのクラツチ
を切作動するソレノイドバルブの左右回向ソレノ
イド35,36の回路がそれぞれ並列に接続され
ている。そして、穀稈感知センサー13の自動切
換え用スイツチ27がON状態になると、切換え
用リレー37,38が作動して、それぞれのスイ
ツチを実線状態より鎖線状態に切換えると共に、
リレー40が作動して、左右ソレノイド回路の常
開リレー接点40aをONにし、常閉リレー接点
40bをOFFに切換える。なお、39は自動切
換え作動用スイツチである。また、左右センサー
9,11はそれぞれ切換え用リレー37,38の
各接点に接続しており、更に図示のように各リレ
ー41,42,43,44に接続している。リレ
ー41はその通電により左右ソレノイド回路へ接
続する接点41aをONに切換え、またリレー4
2,43,44はそれぞれ左右ソレノイド回路へ
接続する接点42a,43a,44aをONに切
換える。
本実施例は以上のような構成を有するので、コ
ンバイン1を左回りの回り刈りにより作業する
と、穀稈感知センサー13のセンサーバー15は
穀稈に当接せず、位置dにあり、従つてスイツチ
27はOFF状態にあるため、切換え用リレー3
7,38の各スイツチは実線に示す位置にあり、
またリレー40も作動せず、常開接点40aは
OFF状態に、常閉接点40bはON状態にある。
この状態で、コンバイン1を、第1図のCに示す
ように条刈りにより作業し、かつ条間Lのトータ
ル幅がコンバイン1の刈り幅と略々一致している
場合において、右側センサー9のセンサーバー1
0が穀稈に適度に接触し、回動範囲bまで回動す
ると、スイツチ17,18は共にOFF状態にな
り、リレー41,42には通電せず、接点41a
従つて接点43a及び44a、並びに接点42a
もOFF状態にあるので、コンバイン1は直進す
る。今、コンバイン1が左方向にずれると、右側
センサー9のセンサーバー10は回動範囲cまで
回動し、スイツチ18をONし、リレー42に通
電する。これにより、接点42aがON状態にな
つて回向ソレノイド36を励磁し、ソレノイドバ
ルブを操作してコンバイン1を右方向に方向修正
する。コンバイン1が右方向にずれると、センサ
ーバー10はスプリング15により回動範囲aに
戻され、スイツチ17をONしてリレー41に通
電し、接点41aをON状態にする。同時に、穀
稈46の条間Lと各デイバイダー2の間は略々整
列しているので、左側センサー11のセンサーバ
ー12は穀稈により回動範囲a′に回動され、スイ
ツチ23をONしてリレー43に通電し、接点4
3aをON状態にする。これにより、ソレノイド
35は励磁され、コンバイン1を左方向に修正す
る。
ンバイン1を左回りの回り刈りにより作業する
と、穀稈感知センサー13のセンサーバー15は
穀稈に当接せず、位置dにあり、従つてスイツチ
27はOFF状態にあるため、切換え用リレー3
7,38の各スイツチは実線に示す位置にあり、
またリレー40も作動せず、常開接点40aは
OFF状態に、常閉接点40bはON状態にある。
この状態で、コンバイン1を、第1図のCに示す
ように条刈りにより作業し、かつ条間Lのトータ
ル幅がコンバイン1の刈り幅と略々一致している
場合において、右側センサー9のセンサーバー1
0が穀稈に適度に接触し、回動範囲bまで回動す
ると、スイツチ17,18は共にOFF状態にな
り、リレー41,42には通電せず、接点41a
従つて接点43a及び44a、並びに接点42a
もOFF状態にあるので、コンバイン1は直進す
る。今、コンバイン1が左方向にずれると、右側
センサー9のセンサーバー10は回動範囲cまで
回動し、スイツチ18をONし、リレー42に通
電する。これにより、接点42aがON状態にな
つて回向ソレノイド36を励磁し、ソレノイドバ
ルブを操作してコンバイン1を右方向に方向修正
する。コンバイン1が右方向にずれると、センサ
ーバー10はスプリング15により回動範囲aに
戻され、スイツチ17をONしてリレー41に通
電し、接点41aをON状態にする。同時に、穀
稈46の条間Lと各デイバイダー2の間は略々整
列しているので、左側センサー11のセンサーバ
ー12は穀稈により回動範囲a′に回動され、スイ
ツチ23をONしてリレー43に通電し、接点4
3aをON状態にする。これにより、ソレノイド
35は励磁され、コンバイン1を左方向に修正す
る。
また、第1図のDに示すように条刈りにおい
て、条間Lのトータル幅がコンバイン1の刈り幅
より狭い場合、右側センサー9のセンサーバー1
0が回動範囲bにある場合は左側センサー11の
センサーバー12の回動位置にかかわらず、前述
同様にコンバイン1は直進するが、更にコンバイ
ン1が僅かに右方向にずれて右側センサー9のセ
ンサーバー10が回動範囲aに回動しても、左側
センサー11のセンサーバー12が回動範囲b′に
あり、従つてスイツチ22,23が共にOFF状
態にあるのでコンバイン1は直進する。即ち、こ
の状態においては通常左側センサー11によりコ
ンバイン1は制御され、従つてコンバイン1が右
方向に更にずれると、センサーバー12は回動範
囲a′に回動され、スイツチ23をONしてリレー
43に通電し、これにより接点43aをON状態
にし、ソレノイド35を励磁してコンバイン1を
左方向に修正する。また、コンバイン1が左方向
にずれると、センサーバー12は回動範囲c′に回
動され、スイツチ22をONにしてリレー44に
通電し、これにより接点44aをON状態にし、
ソレノイド36を励磁してコンバイン1を右方向
に修正する。
て、条間Lのトータル幅がコンバイン1の刈り幅
より狭い場合、右側センサー9のセンサーバー1
0が回動範囲bにある場合は左側センサー11の
センサーバー12の回動位置にかかわらず、前述
同様にコンバイン1は直進するが、更にコンバイ
ン1が僅かに右方向にずれて右側センサー9のセ
ンサーバー10が回動範囲aに回動しても、左側
センサー11のセンサーバー12が回動範囲b′に
あり、従つてスイツチ22,23が共にOFF状
態にあるのでコンバイン1は直進する。即ち、こ
の状態においては通常左側センサー11によりコ
ンバイン1は制御され、従つてコンバイン1が右
方向に更にずれると、センサーバー12は回動範
囲a′に回動され、スイツチ23をONしてリレー
43に通電し、これにより接点43aをON状態
にし、ソレノイド35を励磁してコンバイン1を
左方向に修正する。また、コンバイン1が左方向
にずれると、センサーバー12は回動範囲c′に回
動され、スイツチ22をONにしてリレー44に
通電し、これにより接点44aをON状態にし、
ソレノイド36を励磁してコンバイン1を右方向
に修正する。
更に、コンバイン1を横刈り或いはバラ播き刈
りにて作業する場合、株間Lの間隙は狭く、かつ
株列は揃つていないので、左側センサー11のセ
ンサーバー12は回動範囲a′に回動し、従つて右
側センサー9のセンサーバー10が末刈り区B端
の穀稈列に沿つてコンバイン1を制御する。即
ち、センサーバー10が回動範囲bにある場合、
前記同様コンバイン1は直進する。また、コンバ
イン1が右方向にずれてセンサーバー10を回動
範囲aに回動すると、スイツチ17がONしてリ
レー41に通電し、接点41aをON状態にす
る。この際センサー11のセンサーバー12は回
動範囲a′にあり、スイツチ23がON状態にある
ので、リレー43に通電し、接点43aをON状
態にする。これにより、ソレノイド35は励磁さ
れ、コンバイン1は左方向に修正される。また、
コンバイン1が左方向にずれてセンサーバー10
を回動範囲cに回動すると、スイツチ18がON
してリレー42に通電する。これにより、接点4
2aをON状態にしてソレノイド36は励磁さ
れ、コンバイン1は右方向に修正される。
りにて作業する場合、株間Lの間隙は狭く、かつ
株列は揃つていないので、左側センサー11のセ
ンサーバー12は回動範囲a′に回動し、従つて右
側センサー9のセンサーバー10が末刈り区B端
の穀稈列に沿つてコンバイン1を制御する。即
ち、センサーバー10が回動範囲bにある場合、
前記同様コンバイン1は直進する。また、コンバ
イン1が右方向にずれてセンサーバー10を回動
範囲aに回動すると、スイツチ17がONしてリ
レー41に通電し、接点41aをON状態にす
る。この際センサー11のセンサーバー12は回
動範囲a′にあり、スイツチ23がON状態にある
ので、リレー43に通電し、接点43aをON状
態にする。これにより、ソレノイド35は励磁さ
れ、コンバイン1は左方向に修正される。また、
コンバイン1が左方向にずれてセンサーバー10
を回動範囲cに回動すると、スイツチ18がON
してリレー42に通電する。これにより、接点4
2aをON状態にしてソレノイド36は励磁さ
れ、コンバイン1は右方向に修正される。
また、コンバイン1を右回りの回り刈り作業或
いは往復刈り作業において機体右側を未刈り区と
して作業すると、左回り作業時における既刈り区
Aと未刈り区Bが反対になり、従つて右側センサ
ー9が未刈り区側センサーとなり、左側センサー
11が既刈り区側センサーとなる。これにより、
穀稈感知センサー13のセンサーバー15に穀稈
46が当接し、バー15を位置eに回動して自動
切換え用スイツチ27がON状態になる。する
と、スイツチ39を介して切換え用リレー37,
38が作動し、各スイツチを鎖線の状態に切換え
ると共に、リレー40を作動し、常開スイツチ4
0aをON状態に、常閉スイツチ40bをOFF状
態に切換える。これにより、いままでの右側セン
サーが左側センサーとなり、左側センサーが右側
センサーとなるように、丁度逆の接続状態に切換
わり、前述同様に、条刈り作業時には右側の未刈
り区側センサー9及び左側の既刈り区側センサー
11により、特に条間のトータル幅がコンバイン
1の刈り幅より狭い場合は主に右側センサー9に
より自動方向制御され、また横刈り作業時には左
側の既刈り区側センサー11により自動方向制御
される。
いは往復刈り作業において機体右側を未刈り区と
して作業すると、左回り作業時における既刈り区
Aと未刈り区Bが反対になり、従つて右側センサ
ー9が未刈り区側センサーとなり、左側センサー
11が既刈り区側センサーとなる。これにより、
穀稈感知センサー13のセンサーバー15に穀稈
46が当接し、バー15を位置eに回動して自動
切換え用スイツチ27がON状態になる。する
と、スイツチ39を介して切換え用リレー37,
38が作動し、各スイツチを鎖線の状態に切換え
ると共に、リレー40を作動し、常開スイツチ4
0aをON状態に、常閉スイツチ40bをOFF状
態に切換える。これにより、いままでの右側セン
サーが左側センサーとなり、左側センサーが右側
センサーとなるように、丁度逆の接続状態に切換
わり、前述同様に、条刈り作業時には右側の未刈
り区側センサー9及び左側の既刈り区側センサー
11により、特に条間のトータル幅がコンバイン
1の刈り幅より狭い場合は主に右側センサー9に
より自動方向制御され、また横刈り作業時には左
側の既刈り区側センサー11により自動方向制御
される。
以上説明したように、本考案によれば、左回り
或いは右回りの回り刈り作業、又は広い圃場で一
方から往復刈り作業等、どのような作業状態にお
いても最適な方向センサー9,10により自動方
向制御されるので、どのような圃場条件及び刈取
り条件でも適切な自動方向制御を行なうことがで
きるばかりでなく、その切換えも穀稈感知センサ
ー15により自動的に行なえるので、操作、特に
一時に複数の操作を要求されるコンバイン回向時
の操作が容易になり、誤操作による条はずれ等を
防止することができる。
或いは右回りの回り刈り作業、又は広い圃場で一
方から往復刈り作業等、どのような作業状態にお
いても最適な方向センサー9,10により自動方
向制御されるので、どのような圃場条件及び刈取
り条件でも適切な自動方向制御を行なうことがで
きるばかりでなく、その切換えも穀稈感知センサ
ー15により自動的に行なえるので、操作、特に
一時に複数の操作を要求されるコンバイン回向時
の操作が容易になり、誤操作による条はずれ等を
防止することができる。
第1図は本考案によるコンバインの前部を示す
概略平面図、第2図はその方向センサー部分を示
す概略平面図、第3図は本考案による電気回路図
である。 1……コンバイン、2……デイバイダー、2a
……右端のデイバイダー、2b……左端のデイバ
イダー、9……右側センサー、11……左側セン
サー、13……穀稈感知センサー、15……セン
サーバー、17,41,41a……左回向指令、
18,42,42a……右回向指令、22,2
3,43,44,43a,44a……回向指令、
35……左回向ソレノイド、36……右回向ソレ
ノイド。
概略平面図、第2図はその方向センサー部分を示
す概略平面図、第3図は本考案による電気回路図
である。 1……コンバイン、2……デイバイダー、2a
……右端のデイバイダー、2b……左端のデイバ
イダー、9……右側センサー、11……左側セン
サー、13……穀稈感知センサー、15……セン
サーバー、17,41,41a……左回向指令、
18,42,42a……右回向指令、22,2
3,43,44,43a,44a……回向指令、
35……左回向ソレノイド、36……右回向ソレ
ノイド。
Claims (1)
- 少なくとも機体前方の右端及び左端にそれぞれ
デイバイダーを有するコンバインにおいて、右端
のデイバイダー部に右側センサーを設け、また左
端のデイバイダー部に左側センサーを設け、更に
前記機体の一側方にある穀稈列を感知し得る穀稈
感知センサーを設け、そして該穀稈感知センサー
が穀稈を感知していない場合、前記右側センサー
の右回向指令により右回向ソレノイドを励磁する
と共に、該右側センサーの左回向指令時には前記
左側センサーの左右回向指令によりそれぞれ対応
する方向の回向ソレノイドを励磁するように構成
し、また前記穀稈感知センサーが穀稈を感知して
いる場合、前記左側センサーの左回向指令により
左回向ソレノイドを励磁すると共に、該左側セン
サーの右回向指令時には前記右側センサーの左右
回向指令によりそれぞれ対応する方向の回向ソレ
ノイドを励磁するように構成した方向センサー装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8881379U JPS6242656Y2 (ja) | 1979-06-28 | 1979-06-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8881379U JPS6242656Y2 (ja) | 1979-06-28 | 1979-06-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS565404U JPS565404U (ja) | 1981-01-19 |
JPS6242656Y2 true JPS6242656Y2 (ja) | 1987-11-02 |
Family
ID=29321990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8881379U Expired JPS6242656Y2 (ja) | 1979-06-28 | 1979-06-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6242656Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60174509U (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-19 | ヤンマー農機株式会社 | 収穫機 |
-
1979
- 1979-06-28 JP JP8881379U patent/JPS6242656Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS565404U (ja) | 1981-01-19 |