JPS6242603Y2 - - Google Patents
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- JPS6242603Y2 JPS6242603Y2 JP1982075609U JP7560982U JPS6242603Y2 JP S6242603 Y2 JPS6242603 Y2 JP S6242603Y2 JP 1982075609 U JP1982075609 U JP 1982075609U JP 7560982 U JP7560982 U JP 7560982U JP S6242603 Y2 JPS6242603 Y2 JP S6242603Y2
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- oil film
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車の窓ガラスに油膜・曇り止め
液を散布して油膜取りと曇り止めとをおこなうた
めの装置に関するものである。
液を散布して油膜取りと曇り止めとをおこなうた
めの装置に関するものである。
自動車の窓ガラスに油膜が付着したり窓ガラス
が曇つたりすると、運転者の視界が非常に悪くな
つて危険である。そこでこのような油膜を除去し
曇りを止めるための油膜・曇り止め液がボンベ入
りで市販されており、この油膜・曇り止め液をボ
ンベから窓ガラスに噴出することによつて視界を
確保しつつ安全に運転をおこなうことができる。
が曇つたりすると、運転者の視界が非常に悪くな
つて危険である。そこでこのような油膜を除去し
曇りを止めるための油膜・曇り止め液がボンベ入
りで市販されており、この油膜・曇り止め液をボ
ンベから窓ガラスに噴出することによつて視界を
確保しつつ安全に運転をおこなうことができる。
しかし、この油膜・曇り止め液はボンベの噴出
ノズルを指で押さえて往復動させることによつて
噴出されるものであり、自動車を運転しながら油
膜・曇り止め液を窓ガラスに散布することはでき
ず、特に自動車を運転しながら窓ガラスの外面に
油膜・曇り止め液を散布することは不可能であ
る。従つて、例えば高速自動車道路のように停車
することができない道路を走行中に窓ガラスに油
膜が付着したり窓ガラスが曇つたりした場合に
は、油が付着してぎらついた状態や曇つて視界の
悪い状態で走行を続行せざるを得ず、非常に危険
な運転となつて事故発生の原因の一つとなつてい
る。特に雨天時の夜間においては油膜の付着や曇
りの発生によつて視界は殆ど零に近くなつて盲運
転の状態になり、事故に直接つながるおそれを有
するものである。
ノズルを指で押さえて往復動させることによつて
噴出されるものであり、自動車を運転しながら油
膜・曇り止め液を窓ガラスに散布することはでき
ず、特に自動車を運転しながら窓ガラスの外面に
油膜・曇り止め液を散布することは不可能であ
る。従つて、例えば高速自動車道路のように停車
することができない道路を走行中に窓ガラスに油
膜が付着したり窓ガラスが曇つたりした場合に
は、油が付着してぎらついた状態や曇つて視界の
悪い状態で走行を続行せざるを得ず、非常に危険
な運転となつて事故発生の原因の一つとなつてい
る。特に雨天時の夜間においては油膜の付着や曇
りの発生によつて視界は殆ど零に近くなつて盲運
転の状態になり、事故に直接つながるおそれを有
するものである。
本考案は上記の点に鑑み、油膜・曇り止め液を
貯えた市販のボンベを利用して自動車のシートに
座つたまま窓ガラスの油膜取りや曇り止めがおこ
なえるようにすることを主たる目的とし、さらに
ボンベを取り替えるだけで即座に油膜・曇り止め
液の補給をワンタツチでおこなえるようにするこ
とを他の目的とし、加えてホースを窓ガラス周囲
の形状に合致して自在に折り曲げることにより取
付場所に応じて最適の位置に散布ヘツドを配置で
き、しかも車体内への装着の取付場所が限定され
ず、効果的な油膜取りと曇り止めをおこなうこと
ができるようにすることをも目的とするものであ
る。
貯えた市販のボンベを利用して自動車のシートに
座つたまま窓ガラスの油膜取りや曇り止めがおこ
なえるようにすることを主たる目的とし、さらに
ボンベを取り替えるだけで即座に油膜・曇り止め
液の補給をワンタツチでおこなえるようにするこ
とを他の目的とし、加えてホースを窓ガラス周囲
の形状に合致して自在に折り曲げることにより取
付場所に応じて最適の位置に散布ヘツドを配置で
き、しかも車体内への装着の取付場所が限定され
ず、効果的な油膜取りと曇り止めをおこなうこと
ができるようにすることをも目的とするものであ
る。
本考案を以下図に示す実施例に基づいて詳述す
る。本考案に係る自動車における窓ガラスの油
膜・曇り止め装置は、第2図に示すように、油
膜・曇り止め液を貯え噴出ノズル2の往復動でポ
ンプ式に油膜・曇り止め液が噴出されるボンベ1
が着脱自在に収められるケースであつて車体の適
所に取付けられるボンベケース3と、ボンベケー
ス3内に装着され上記ボンベ1の噴出ノズル2を
往復駆動させて噴出ノズル2を開閉する吐出手段
4と、車内の適所に配置されて上記吐出手段4を
駆動して噴出ノズル2を開閉するスイツチ5と、
窓ガラス6の一面へ上記ボンベ1より送られる油
膜・曇り止め液を散布するために窓ガラス6周縁
の一部に設けられた散布ヘツド7と、この散布ヘ
ツド7とボンベ1の噴出ノズル2とを連結する折
り曲げ自在のホース8とより構成されることを特
徴とするものであり、第2図で示す実施例では自
動車のフロントガラス6内面に油膜・曇り止め液
を散布する例を示している。吐出手段4としては
ソレノイドが用いられ、自動車に備えたバツテリ
ー11を電源として車内に配置した押ボタン形の
スイツチ5によつて駆動される。ボンベ1は内部
に貯える油膜・曇り止め液をポンプ操作によつて
噴出ノズル2より送り出す形式となつているもの
であり、従つてボンベ1はエアゾール式のものな
どのように噴射用の高圧のガスを封入したものと
して形成されるものではない。すなわち、ボンベ
1上端にはばね力によつて上方に付勢された上下
動自在の噴出ノズル2が突出しており、このノズ
ル2を押下げることによりボンベ1内の液がノズ
ル2を通して外部に送り出される。ここで、ポン
プ操作によつて油膜・曇り止め液を送り出すよう
にしたボンベ1としては従来から知られているも
の、例えば第3図に示す構造のものを用いること
ができる。第3図のものにおいてボンベ1の上部
内にはポンプ室16が設けてあり、このポンプ室
16に噴出ノズル2の下端部が挿入してあつて噴
出ノズル2の下端にはピストン17が設けてあ
る。ピストン17は噴出ノズル2の上下動に従つ
てポンプ室16の内面に沿つて上下摺動されるよ
うにしてあり、ピストン17の下側においてポン
プ室16内に設けたスプリング(図示は省略)に
よつて噴出ノズル2は上方へ付勢してある。また
このピストン17の部分において噴出ノズル2の
下端に逆止弁18を設けて噴出ノズル2を開閉で
きるようにしてある。さらにポンプ室16の下端
にはチユーブ19が下方へ導出してあつてチユー
ブ19の下部は油膜・曇り止め液Lに浸漬させて
あり、このチユーブ19の上端の部分に逆止弁2
0を設けてチユーブ19を開閉できるようにして
ある。そして、噴出ノズル2を下方へ押し下げる
ときには逆止弁20は閉じてチユーブ19の上端
が閉塞されると共に逆止弁18は開いて噴出ノズ
ル2が開口され、ポンプ室16内のピストン17
より下側に吸入されている油膜・曇り止め液Lは
ピストン17の下動に伴つて噴出ノズル2から吐
出される。次に噴出ノズル2を下方へ押し下げる
力を解除すると噴出ノズル2は上方へのばね付勢
力に応じて上動するが、このときには逆止弁20
が開いてチユーブ19の上端が開口されると共に
逆止弁18は閉じて噴出ノズル2が閉塞され、ピ
ストン17の上動に伴つてチユーブ19からポン
プ室16内に油膜・曇り止め液Lが上記のように
吸入された状態となる。このようにして噴出ノズ
ル2を上下に往復動させることによつて、油膜・
曇り止め液Lを噴出ノズル2から送り出すことが
できるのである。ボンベ1及びソレノイド4はボ
ンベケース3内へ上下に並べて配置され、頭に被
せたキヤツプ12を介して噴出ノズル2がソレノ
イド4によつて上下に駆動される。キヤツプ12
は、第3図に示すように、下端の開口に噴出ノズ
ル2上端が嵌入すると共に側面の開口にホース8
が嵌入する構造になつていて、ソレノイド4によ
つて下方に押し下げられた時に噴出ノズル2より
噴出する油膜・曇り止め液Lをホース8がわへ勢
いよく送り出すようになつている。ボンベ1はボ
ンベケース3内に設けたホルダー13へ着脱自在
に保持され、空になつた時は新しいボンベ1と取
り替えられる。ボンベケース3の底面にはねじ1
5によつて上下動する支持板14が備えられ、異
る長さのボンベ1を使用する場合でも、この支持
板14上にボンベ1を載せて支持板14の位置を
上下調整することによつて、上端の噴出ノズル2
及びキヤツプ12を所定位置に保つ。またこのボ
ンベケース3は車体10の適所箇所、例えばダツ
シユボード下方の開放した箇所に取着され、ケー
ス3より延出するホース8を周囲の形状に応じて
折り曲げてホース8先端の散布ヘツド7を所定位
置に配置する。このホース8はシリコンなどの可
撓性を有する樹脂で成形され、上記のように取付
場所に応じて自由に折り曲げられる。一方、散布
ヘツド7はホース8の先端に取付けられ、任意の
結合手段によつて窓ガラス6の内面がわに対向す
る適宜箇所、例えば、窓ガラス6周縁の下部に保
持され、ホース8を通して送られる油膜・曇り止
め液を窓ガラス6の内面に散布する。図の実施例
では、散布ヘツド7として二つの散布口を有する
二叉状のものを示したが、状況に応じて効率のよ
い散布を行なうために各種形状のものが用いられ
る。尚、上述の実施例では散布ヘツド7をフロン
ドガラス6に適用した例を示したが、本考案はこ
れのみに限定されるものではなく、リアウインド
ガラスに適用してもよいのは勿論である。ところ
で、油膜・曇り止め液は窓ガラス内面に散布した
時に曇り止め効果を発揮する他、窓ガラス外面に
散布した時には外面に付着する油膜を取り除いて
視界をよくする効果があるため、第4図に示すよ
うに上記の同様の装置を追加し、この装置の散布
ヘツド7を窓ガラス6の外面がわに配置して、窓
ガラス6外面でのぎらつきを防止するようにして
もよい。この場合、ボンベケース3はエンジンル
ームに収めてもよいものである。また、この他、
第5図に示すように、一つの装置に二つの散布ヘ
ツド7,7を用い、各ヘツド7,7を夫々窓ガラ
ス6の内面がわと外面がわに配置したり、或いは
第6図に示すように一つの散布ヘツド7に形成し
た一対の散布口9,9を夫々窓ガラス6の内面と
外面がわに向けるように配置してもよい。上記の
スイツチ5は、好ましくは、運転者の手が届く範
囲に取付けられ、運転中でも容易に窓ガラス6内
面の曇り止め乃至外面のぎらつきを防ぐことがで
きる。尚、上記のようにして窓ガラス6に油膜・
曇り止め液を散布することで、窓ガラス6の洗浄
のために車に設備されているウオツシヤー装置の
洗浄液として界面活性剤などを含有しない水を用
いても、油膜・曇り止め液が界面活性剤としての
作用をなして十分に窓ガラスを洗浄することがで
きる。
る。本考案に係る自動車における窓ガラスの油
膜・曇り止め装置は、第2図に示すように、油
膜・曇り止め液を貯え噴出ノズル2の往復動でポ
ンプ式に油膜・曇り止め液が噴出されるボンベ1
が着脱自在に収められるケースであつて車体の適
所に取付けられるボンベケース3と、ボンベケー
ス3内に装着され上記ボンベ1の噴出ノズル2を
往復駆動させて噴出ノズル2を開閉する吐出手段
4と、車内の適所に配置されて上記吐出手段4を
駆動して噴出ノズル2を開閉するスイツチ5と、
窓ガラス6の一面へ上記ボンベ1より送られる油
膜・曇り止め液を散布するために窓ガラス6周縁
の一部に設けられた散布ヘツド7と、この散布ヘ
ツド7とボンベ1の噴出ノズル2とを連結する折
り曲げ自在のホース8とより構成されることを特
徴とするものであり、第2図で示す実施例では自
動車のフロントガラス6内面に油膜・曇り止め液
を散布する例を示している。吐出手段4としては
ソレノイドが用いられ、自動車に備えたバツテリ
ー11を電源として車内に配置した押ボタン形の
スイツチ5によつて駆動される。ボンベ1は内部
に貯える油膜・曇り止め液をポンプ操作によつて
噴出ノズル2より送り出す形式となつているもの
であり、従つてボンベ1はエアゾール式のものな
どのように噴射用の高圧のガスを封入したものと
して形成されるものではない。すなわち、ボンベ
1上端にはばね力によつて上方に付勢された上下
動自在の噴出ノズル2が突出しており、このノズ
ル2を押下げることによりボンベ1内の液がノズ
ル2を通して外部に送り出される。ここで、ポン
プ操作によつて油膜・曇り止め液を送り出すよう
にしたボンベ1としては従来から知られているも
の、例えば第3図に示す構造のものを用いること
ができる。第3図のものにおいてボンベ1の上部
内にはポンプ室16が設けてあり、このポンプ室
16に噴出ノズル2の下端部が挿入してあつて噴
出ノズル2の下端にはピストン17が設けてあ
る。ピストン17は噴出ノズル2の上下動に従つ
てポンプ室16の内面に沿つて上下摺動されるよ
うにしてあり、ピストン17の下側においてポン
プ室16内に設けたスプリング(図示は省略)に
よつて噴出ノズル2は上方へ付勢してある。また
このピストン17の部分において噴出ノズル2の
下端に逆止弁18を設けて噴出ノズル2を開閉で
きるようにしてある。さらにポンプ室16の下端
にはチユーブ19が下方へ導出してあつてチユー
ブ19の下部は油膜・曇り止め液Lに浸漬させて
あり、このチユーブ19の上端の部分に逆止弁2
0を設けてチユーブ19を開閉できるようにして
ある。そして、噴出ノズル2を下方へ押し下げる
ときには逆止弁20は閉じてチユーブ19の上端
が閉塞されると共に逆止弁18は開いて噴出ノズ
ル2が開口され、ポンプ室16内のピストン17
より下側に吸入されている油膜・曇り止め液Lは
ピストン17の下動に伴つて噴出ノズル2から吐
出される。次に噴出ノズル2を下方へ押し下げる
力を解除すると噴出ノズル2は上方へのばね付勢
力に応じて上動するが、このときには逆止弁20
が開いてチユーブ19の上端が開口されると共に
逆止弁18は閉じて噴出ノズル2が閉塞され、ピ
ストン17の上動に伴つてチユーブ19からポン
プ室16内に油膜・曇り止め液Lが上記のように
吸入された状態となる。このようにして噴出ノズ
ル2を上下に往復動させることによつて、油膜・
曇り止め液Lを噴出ノズル2から送り出すことが
できるのである。ボンベ1及びソレノイド4はボ
ンベケース3内へ上下に並べて配置され、頭に被
せたキヤツプ12を介して噴出ノズル2がソレノ
イド4によつて上下に駆動される。キヤツプ12
は、第3図に示すように、下端の開口に噴出ノズ
ル2上端が嵌入すると共に側面の開口にホース8
が嵌入する構造になつていて、ソレノイド4によ
つて下方に押し下げられた時に噴出ノズル2より
噴出する油膜・曇り止め液Lをホース8がわへ勢
いよく送り出すようになつている。ボンベ1はボ
ンベケース3内に設けたホルダー13へ着脱自在
に保持され、空になつた時は新しいボンベ1と取
り替えられる。ボンベケース3の底面にはねじ1
5によつて上下動する支持板14が備えられ、異
る長さのボンベ1を使用する場合でも、この支持
板14上にボンベ1を載せて支持板14の位置を
上下調整することによつて、上端の噴出ノズル2
及びキヤツプ12を所定位置に保つ。またこのボ
ンベケース3は車体10の適所箇所、例えばダツ
シユボード下方の開放した箇所に取着され、ケー
ス3より延出するホース8を周囲の形状に応じて
折り曲げてホース8先端の散布ヘツド7を所定位
置に配置する。このホース8はシリコンなどの可
撓性を有する樹脂で成形され、上記のように取付
場所に応じて自由に折り曲げられる。一方、散布
ヘツド7はホース8の先端に取付けられ、任意の
結合手段によつて窓ガラス6の内面がわに対向す
る適宜箇所、例えば、窓ガラス6周縁の下部に保
持され、ホース8を通して送られる油膜・曇り止
め液を窓ガラス6の内面に散布する。図の実施例
では、散布ヘツド7として二つの散布口を有する
二叉状のものを示したが、状況に応じて効率のよ
い散布を行なうために各種形状のものが用いられ
る。尚、上述の実施例では散布ヘツド7をフロン
ドガラス6に適用した例を示したが、本考案はこ
れのみに限定されるものではなく、リアウインド
ガラスに適用してもよいのは勿論である。ところ
で、油膜・曇り止め液は窓ガラス内面に散布した
時に曇り止め効果を発揮する他、窓ガラス外面に
散布した時には外面に付着する油膜を取り除いて
視界をよくする効果があるため、第4図に示すよ
うに上記の同様の装置を追加し、この装置の散布
ヘツド7を窓ガラス6の外面がわに配置して、窓
ガラス6外面でのぎらつきを防止するようにして
もよい。この場合、ボンベケース3はエンジンル
ームに収めてもよいものである。また、この他、
第5図に示すように、一つの装置に二つの散布ヘ
ツド7,7を用い、各ヘツド7,7を夫々窓ガラ
ス6の内面がわと外面がわに配置したり、或いは
第6図に示すように一つの散布ヘツド7に形成し
た一対の散布口9,9を夫々窓ガラス6の内面と
外面がわに向けるように配置してもよい。上記の
スイツチ5は、好ましくは、運転者の手が届く範
囲に取付けられ、運転中でも容易に窓ガラス6内
面の曇り止め乃至外面のぎらつきを防ぐことがで
きる。尚、上記のようにして窓ガラス6に油膜・
曇り止め液を散布することで、窓ガラス6の洗浄
のために車に設備されているウオツシヤー装置の
洗浄液として界面活性剤などを含有しない水を用
いても、油膜・曇り止め液が界面活性剤としての
作用をなして十分に窓ガラスを洗浄することがで
きる。
本考案は以上のような構成を有するため、油
膜・曇り止め液を貯えたボンベの噴出ノズルをス
イツチ操作で開閉してボンベから噴出させる油
膜・曇り止め液を散布ヘツドによつて窓ガラスの
一面に散布でき、車内に居ながらしかも運転しな
がらスイツチの操作だけで窓ガラスへの油膜・曇
り止め液の散布をおこなうことができるものであ
り、車の走行中においても窓ガラスの油膜取りや
曇り止めをおこなうことができて視界が妨げられ
ることなく安全に運転をおこなうことができると
いう利点がある。また油膜・曇り止め液を貯え噴
出ノズルの往復動でポンプ式に油膜・曇り止め液
が噴出されるボンベを用い、このボンベを車体の
適所に取付けられるボンベケースに着脱自在に収
め、そしてボンベの噴出ノズルを往復駆動させて
噴出ノズルを開閉する吐出手段をボンベケースに
設けるようにしたので、油膜・曇り止め液を貯え
噴出ノズルの往復動操作で油膜・曇り止め液をポ
ンプ式に噴出させるようにした市販の一般的なボ
ンベをボンベケースにセツトすることで、吐出手
段による噴出ノズルの往復駆動によつてこの市販
の一般的なボンベから油膜・曇り止め液を噴出さ
せてそのまま用いることができ、なんら専用のボ
ンベを必要とすることなく市販のボンベを利用し
て油膜・曇り止めを随時容易におこなうことがで
きると共に、しかもこのボンベは噴出ノズルの往
復動でポンプ式に油膜・曇り止め液が噴出される
ものであつてボンベの内部には高圧のガスは封入
されておらず、ボンベケースをエンジンルームの
ような高温の熱が作用する場所に取付けた場合に
あつてもボンベの爆発などのおそれなく安全に使
用することができ、車体内への取付場所が限定さ
れることがないという利点を有するものであり、
加えてボンベはボンベケース内に着脱自在に収め
られていてボンベが空になつたときは新しいボン
ベと取り替えることができ、ボンベを取り替える
という操作だけで油膜・曇り止め液の補給を簡単
おこなうことができるという利点を有するもので
ある。しかも、ボンベから送り出される油膜・曇
り止め液は折り曲げ自在のホースによつて散布ヘ
ツドに送られるため、窓ガラス周囲の取付場所に
応じてホースを自在に折り曲げることができ、そ
の結果、散布ヘツドを最適な位置に位置させるこ
とができて、運転視界を確保する上で効果的な位
置での油膜・曇り止め液の散布を行なえるという
利点がある。
膜・曇り止め液を貯えたボンベの噴出ノズルをス
イツチ操作で開閉してボンベから噴出させる油
膜・曇り止め液を散布ヘツドによつて窓ガラスの
一面に散布でき、車内に居ながらしかも運転しな
がらスイツチの操作だけで窓ガラスへの油膜・曇
り止め液の散布をおこなうことができるものであ
り、車の走行中においても窓ガラスの油膜取りや
曇り止めをおこなうことができて視界が妨げられ
ることなく安全に運転をおこなうことができると
いう利点がある。また油膜・曇り止め液を貯え噴
出ノズルの往復動でポンプ式に油膜・曇り止め液
が噴出されるボンベを用い、このボンベを車体の
適所に取付けられるボンベケースに着脱自在に収
め、そしてボンベの噴出ノズルを往復駆動させて
噴出ノズルを開閉する吐出手段をボンベケースに
設けるようにしたので、油膜・曇り止め液を貯え
噴出ノズルの往復動操作で油膜・曇り止め液をポ
ンプ式に噴出させるようにした市販の一般的なボ
ンベをボンベケースにセツトすることで、吐出手
段による噴出ノズルの往復駆動によつてこの市販
の一般的なボンベから油膜・曇り止め液を噴出さ
せてそのまま用いることができ、なんら専用のボ
ンベを必要とすることなく市販のボンベを利用し
て油膜・曇り止めを随時容易におこなうことがで
きると共に、しかもこのボンベは噴出ノズルの往
復動でポンプ式に油膜・曇り止め液が噴出される
ものであつてボンベの内部には高圧のガスは封入
されておらず、ボンベケースをエンジンルームの
ような高温の熱が作用する場所に取付けた場合に
あつてもボンベの爆発などのおそれなく安全に使
用することができ、車体内への取付場所が限定さ
れることがないという利点を有するものであり、
加えてボンベはボンベケース内に着脱自在に収め
られていてボンベが空になつたときは新しいボン
ベと取り替えることができ、ボンベを取り替える
という操作だけで油膜・曇り止め液の補給を簡単
おこなうことができるという利点を有するもので
ある。しかも、ボンベから送り出される油膜・曇
り止め液は折り曲げ自在のホースによつて散布ヘ
ツドに送られるため、窓ガラス周囲の取付場所に
応じてホースを自在に折り曲げることができ、そ
の結果、散布ヘツドを最適な位置に位置させるこ
とができて、運転視界を確保する上で効果的な位
置での油膜・曇り止め液の散布を行なえるという
利点がある。
第1図は本考案の一実施例を示す概略図、第2
図は同上の一使用例を示す概略斜視図、第3図は
同上に用いるボンベケースを示す部分図、第4図
は本考案の他の実施例を示す概略図、第5図及び
第6図は夫々本考案の更に他の実施例を示す概略
図であり、1はボンベ、2は噴出ノズル、3はボ
ンベケース、4は吐出手段、5はスイツチ、6は
窓ガラス、7は散布ヘツド、8はホースである。
図は同上の一使用例を示す概略斜視図、第3図は
同上に用いるボンベケースを示す部分図、第4図
は本考案の他の実施例を示す概略図、第5図及び
第6図は夫々本考案の更に他の実施例を示す概略
図であり、1はボンベ、2は噴出ノズル、3はボ
ンベケース、4は吐出手段、5はスイツチ、6は
窓ガラス、7は散布ヘツド、8はホースである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 油膜・曇り止め液を貯え噴出ノズルの往復動
でポンプ式に油膜・曇り止め液が噴出されるボ
ンベが着脱自在に収められるケースであつて車
体の適所に取付けられるボンベケースと、ボン
ベケース内に装着され上記ボンベの噴出ノズル
を往復駆動させて噴出ノズルを開閉する吐出手
段と、車内の適所に配置されて上記の吐出手段
を駆動して噴出ノズルを開閉するスイツチと、
窓ガラスの一面に上記ボンベより送られる油
膜・曇り止め液を散布するために窓ガラス周縁
の一部に設けられた散布ヘツドと、この散布ヘ
ツドとボンベの噴出ノズルとを連結する折り曲
げ自在のホースとより構成されることを特徴と
する自動車における窓ガラスの油膜・曇り止め
装置。 (2) 窓ガラスの内外両面に油膜・曇り止め液を散
布する散布ヘツドが設けられた実用新案登録請
求の範囲第1項記載の自動車における油膜・曇
り止め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7560982U JPS58178045U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 自動車における窓ガラスの油膜・曇り止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7560982U JPS58178045U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 自動車における窓ガラスの油膜・曇り止め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58178045U JPS58178045U (ja) | 1983-11-29 |
JPS6242603Y2 true JPS6242603Y2 (ja) | 1987-10-31 |
Family
ID=30084959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7560982U Granted JPS58178045U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 自動車における窓ガラスの油膜・曇り止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58178045U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4798040B2 (ja) * | 2007-03-27 | 2011-10-19 | パナソニック電工株式会社 | 車両用静電霧化装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4736349U (ja) * | 1971-05-18 | 1972-12-22 | ||
JPS5135830A (ja) * | 1974-09-24 | 1976-03-26 | Automobile Antipollution |
-
1982
- 1982-05-21 JP JP7560982U patent/JPS58178045U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4736349U (ja) * | 1971-05-18 | 1972-12-22 | ||
JPS5135830A (ja) * | 1974-09-24 | 1976-03-26 | Automobile Antipollution |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58178045U (ja) | 1983-11-29 |
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