JPS624251Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS624251Y2
JPS624251Y2 JP1981057463U JP5746381U JPS624251Y2 JP S624251 Y2 JPS624251 Y2 JP S624251Y2 JP 1981057463 U JP1981057463 U JP 1981057463U JP 5746381 U JP5746381 U JP 5746381U JP S624251 Y2 JPS624251 Y2 JP S624251Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
safety device
valve hole
pot
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981057463U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57169218U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981057463U priority Critical patent/JPS624251Y2/ja
Publication of JPS57169218U publication Critical patent/JPS57169218U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS624251Y2 publication Critical patent/JPS624251Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧力調理器において、圧力調整鍾のノ
ズルが目づまりした時などに通常の使用圧力以上
に容器内の圧力が上昇した場合に動作して容器内
の圧力を減少させて危険を防ぐ圧力安全装置を備
えた圧力調理器に関し、特に前記圧力安全装置が
常に確実に動作するように改善を加え、危険性や
誤動作の生じない圧力調理器を提供しようとする
ものである。
一般に、家庭用圧力鍋は危険性を伴う製品とし
て近年制定された製品安全法の対象品目となつて
おり、この法によれば、異常状態を想定して常用
圧力の3倍以内の圧力で動作する最終安全装置を
備えなければならない。
従来、この種の圧力調理器に設けられる安全装
置として動作圧に対応する温度で溶解して容器の
内外を連通する可熔合金製のものが多く用いられ
ていた。
しかし、この方式の欠点はいくつかあり、第1
に合金成分との関係で任意に動作圧(温度)を設
定できないこと、第2に成分のバラツキや封着状
態の微妙な差が影響して動作圧(温度)が相当バ
ラツキを生じること、第3に確認試験は破壊試験
によるため真の値はつかめず、統計的推測によら
なければならないことなどがあげられる。
また、シリコンゴムの薄円板を本体の凹部には
めこみ、平常状態の圧力以上に鍋内の圧力が上昇
した場合、シリコンゴムの薄円板にかかる圧力で
撓み、凹部よりはずれて圧力をぬくチツプ式のも
のも用いられているが、この方式もシリコンゴム
の板厚や硬度、本体の凹部の形状のバラツキによ
つて動作圧のバラツキが大きい。
本考案は上記事情に鑑み、動作圧の精度がよ
く、かつ自由に設定できるとともに、再現性があ
り、誤動作の生じない圧力安全装置を備えた圧力
調理器を提供しようとするものである。
以下、本考案の実施例として圧力炊飯器につい
て添付図面を参照して説明する。
第1図において1は有底筒状の鍋で、パツキン
グ2を介して蓋3とにより、密閉加圧形の調理容
器を構成している。
安全装置30の構成は、安全装置本体4の上方
開口部をカバー5がネジ部6で固着されていて、
カバー5はナツト7で蓋3に締結されている。安
全装置本体4とカバー5の内部の弁8とスプリン
グ9とにより、安全装置本体4の下方に設けられ
た縦方向の弁孔10を塞いで、この安全装置の一
定動作圧を決定している。
安全装置本体4の下方には弁孔10に連通し、
ご飯粒等が入り込まない高さが1.8mm以下の横ス
リツト13が対向して2ケ所に設けられている。
また安全装置本体下部の凸部には、シリコンゴ
ム製のホルダー15によつて内蓋16が着脱自在
に取付けられている。内蓋16は外周の立上り部
と底部に複数の小孔を有し蓋下面との間に空間を
形成することにより、調圧鍾18のノズルや本安
全装置の目づまりを防ぐとともに、加圧炊飯時な
どでは蒸気と泡を分離し、吹きこぼれを防止す
る。
17は圧力調整用のノズルであり、18は鍾
で、ノズル17の孔の径と鍾18の重量とによつ
て容器内の通常の炊飯圧力を定めている。19は
蓋つまみ、21はボデー、22はボデー把手、2
3は熱板、24は保護枠、26はスイツチ、27
は脚である。
上記構成において、ノズル17が何らかの原因
により目づまりを起こし、ノズル17の孔径と鍾
18の重量とによつて決まる規定の圧力より、容
器内の圧力が上昇したとき、安全装置のスプリン
グ9が弁8を介して安全装置本体4の弁孔10を
塞いでいる力以上の圧力まで達すると、スプリン
グ9は撓み、弁8は上方へ移動する。この時、弁
孔10は開放され、圧力は弁孔10より抜けて降
下する。圧力が降下した後、スプリング9は弁8
を下方へ押圧し動作前の状態になる。
以上が安全装置の動作であるが、本実施例にお
いては特に安全装置が動作した後また元の状態に
復帰し連続的に使用される。
安全装置が動作した時、内部の蒸気とともに内
容物も勢いよく吸込むため、弁孔10につまる危
険性がある。これを防ぐために、弁孔10と鍋内
を連通する時、本考案に示したように横スリツト
13を介して行なえば、通路空間が広いわりに通
路高さが小さいため内容物が弁孔10につまる危
険性はなくなる。また、この横スリツト13は円
周に広い通過面を持つているため、つまる危険性
はない。
一方このような横スリツトの場合、下部に内蓋
等の保護部材を取付けることも可能であり、また
蓋開成方向の長さをあまり必要とせず、スペース
が小さくてすむとともに、材料費の低減となる。
以上のように本考案によれば、蓋に締結した圧
力安全装置を、下方に縦方向の弁孔を設けた安全
装置本体と、前記弁孔を閉成する方向に付勢され
た弁とにより構成し、かつ前記安全装置本体の下
部に水平方向に通路空間が広いわりに通路高さが
小さい横スリツトを設け、この横スリツトを介し
て前記弁孔を鍋内部と連通させるようにしている
ため、安全装置が動作した時、内部の蒸気ととも
に弁孔内に勢いよく入り込もうとする鍋内の内容
物があつても、この内容物は横スリツトにより弁
孔内に入り込むのを阻止させることになり、その
結果、弁に内容物が直接触れて弁を傷つけるよう
なことはなくなるとともに、蒸気の通過面積は横
スリツトの形状により確保することができるた
め、常に確実な動作を行なわせることができ、ま
た前記横スリツトは安全装置本体の下部に設けら
れているため、横スリツトより下方に位置する部
分に内蓋等の保護部材を容易に取付けることがで
き、しかもその構成はきわめて簡単であるため、
コスト的にも安価に得ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す圧力炊飯器の
断面図、第2図は同圧力炊飯器の安全装置の断面
図、第3図は同安全装置の要部斜視図、第4図は
同安全装置の動作状態を示す断面図である。 1……鍋、2……パツキング、3……蓋、4…
…安全装置本体、8……弁、9……スプリング、
10……弁孔、13……横スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底筒状の鍋と、この鍋の上方開口部を覆う蓋
    と、前記鍋と蓋の間に介在されるパツキングとに
    より密閉加圧形の容器を構成する圧力調理器にお
    いて、蓋に圧力安全装置を締結し、この圧力安全
    装置は下方に縦方向の弁孔を設けた安全装置本体
    と、前記弁孔を閉成する方向に付勢された弁とを
    有し、前記安全装置本体の下部に水平方向に通路
    空間が広いわりに通路高さが小さい横スリツトを
    設け、この横スリツトを介して前記弁孔を鍋内部
    と連通させたことを特徴とする圧力調理器。
JP1981057463U 1981-04-20 1981-04-20 Expired JPS624251Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981057463U JPS624251Y2 (ja) 1981-04-20 1981-04-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981057463U JPS624251Y2 (ja) 1981-04-20 1981-04-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57169218U JPS57169218U (ja) 1982-10-25
JPS624251Y2 true JPS624251Y2 (ja) 1987-01-30

Family

ID=29853937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981057463U Expired JPS624251Y2 (ja) 1981-04-20 1981-04-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS624251Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS568337U (ja) * 1979-05-18 1981-01-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS568337U (ja) * 1979-05-18 1981-01-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57169218U (ja) 1982-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4924922A (en) Brew through lid for coffee maker
US4997015A (en) Brew through lid for coffee maker
US3968905A (en) Time release aerosol dispenser
US4660466A (en) Espresso coffee machine
JPS624251Y2 (ja)
US2188735A (en) Pressure cooker
JPS6018Y2 (ja) 圧力調理器
US2629514A (en) Pressure receptacle and closure therefor
US2524558A (en) Seal for pressure cookers
JPS6131719Y2 (ja)
JPH0455047B2 (ja)
JPS6124188Y2 (ja)
SU1088700A1 (ru) Скороварка
JPS6349230Y2 (ja)
JPS6023607B2 (ja) 調理器
JP2741682B2 (ja) 圧力調理器
JPS59186528A (ja) 調圧弁
JPH0157574B2 (ja)
JPS624250Y2 (ja)
JPS6227810B2 (ja)
JPH0344116Y2 (ja)
JPS591604Y2 (ja) 炊飯器等の内蓋構造
JPH049940Y2 (ja)
JPH0433075Y2 (ja)
JPS6330349Y2 (ja)