JPS624218B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS624218B2
JPS624218B2 JP864083A JP864083A JPS624218B2 JP S624218 B2 JPS624218 B2 JP S624218B2 JP 864083 A JP864083 A JP 864083A JP 864083 A JP864083 A JP 864083A JP S624218 B2 JPS624218 B2 JP S624218B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
honeycomb
plates
connection
surface plate
insert material
Prior art date
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Expired
Application number
JP864083A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59135145A (ja
Inventor
Etsuo Kajita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP864083A priority Critical patent/JPS59135145A/ja
Publication of JPS59135145A publication Critical patent/JPS59135145A/ja
Publication of JPS624218B2 publication Critical patent/JPS624218B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2個のハニカム板の各端部を、強度を
保持する剛接合方式で接続する2個のハニカム板
の接続方法に関するものである。近年、航空機の
床板とか、ホーバクラフトの船底及び側壁面など
に使用されているハニカム板は、ハニカムコアの
上下をそれぞれ表面板でふさいだ構造になつてい
るが、このような2個のハニカム板をそれぞれの
接続端部で接続する際、曲げモーメントが連続さ
れうるように、その強度を保持する剛接合方式の
接続方法として、第1図、第2図、第3図及び第
4図のごとき従来例が知られている。
これらの接合方法では、ハニカムコア1の上下
をそれぞれ表面板2A,2Bでふさいだ2個のハ
ニカム板3の各接続端部を、一方の表面板2A,
2Bから接続板4、そして他方の表面板2A,2
Bのごとく負荷が流れる方式であるが、第1図の
場合は、表面板2A,2Bがその端部で補強され
ておらず、その結果、重量軽減の目的で表面板2
A,2Bを出来うる限り薄くしたとすると、打鋲
の場合、表面板2A,2Bの面圧にて強度を伝え
なければならないので、打鋲の本数が増え、工数
が増し、また接続板4の面積を拡げなければなら
ないという欠点がある。
また、各接続端部を接着する場合には、ハニカ
ム板2A,2Bを先に接着製作した後に、接合部
を接着することになるので、ハニカム板3の端部
を熱しなければならないため、高温キユアが不可
能であり、信頼性に乏しくなり、それをカバーす
るため、各接合端部の接合部の面積を拡げなけれ
ばならないという欠点がある。
次に、第2図及び第3図では、2個のハニカム
板3の各接続端部の上下の表面板2A,2B内
に、U字形のハニカム縁材5を接着などにより取
付けることにより補強しているので、前記第1図
の従来例における欠点はカバーされるが、この場
合、加工が難かしいばかりでなく、このU字形の
ハニカム縁材5の内部にはハニカムコア1、また
はそれにかわるものがかなりの長さにわたつてな
くなるので、ハニカム縁材5と接続板4とでラー
メン構造の如くなり、その結果、モーメントを受
けざるを得ないので、それらの部材の強度を上げ
なければならなくなり、それだけ重量が嵩むとい
う欠点がある。
又、コア1の高さを低く押えると、2A側に打
鋲しようとした場合、リベツトの先端が2B側の
ハニカム縁材に当たり、打鋲が不可能ともなる。
更に、第4図の他の従来例のごとく、ハニカム
板3の各接続端部の上下の表面板2A,2B内に
木材などのインサート材6を充填すると共に、そ
れら上下の表面板2A,2Bの接続端部の各外側
を接続板4でサンドウイツチ状に覆い、更にそれ
ら各接続端部に、接続板4、表面板2A,2B、
インサート材6を貫通するボルト等の締結部材7
を取付けて、2個のハニカム板3を接続した方式
もあり、この場合、インサート材6の剛性を縁材
5及び表面板2A,2Bに近いものとすると第1
図、第2図及び第3図の従来例における欠点は是
正されるが、インサート材6に可成りの剛性を要
求されるため、インサート材6に軽量なものが使
えなくなる。
そのため、第4図において、インサート材6を
重量を軽減する目的で軽量で剛性のないものと
し、表面板2A,2Bを極力薄くしたとすると、
鋲の面圧は剛性のある表面板のみ負荷し、インサ
ート材には負荷しなくなり、結局第1図と同じ欠
点が表われるという問題がある。
そこで、本発明は前記従来の欠点及び問題点を
解消するためになされたものであり、ハニカム板
の接続端部の強度を保持すると共に、その重量の
増大なしに2個のハニカム板を接続する接続方法
を提供することを目的としたものである。
即ち、本発明の2個のハニカム板の接続方法
は、ハニカムコアの上下をそれぞれ表面板でふさ
いだ2個のハニカム板の各接続端部の上下の表面
板内のそれぞれに、U字形のハニカム縁材を各接
続端部が凹状を形成するように接着の上、それら
各ハニカム縁材の凹状部内に、強度を有する接続
用の表面板をその表面に取付けた軽量のインサー
ト材を充填の上、該各接続端部に、上記表面板、
ハニカム縁材及び接続用表面板付のインサート材
を貫通する締結部材を取付けて、2個のハニカム
板を接続することを特徴としたものである。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明す
るが、第1図から第4図までの各従来例と同じ部
品は同じ部品番号で示している。
まず、第5図の本発明の実施例の接続方法は、
第2図及び第4図の各従来例を組合わせたような
方法であり、ハニカムコア1の上下をそれぞれ表
面板2A,2Bでふさいだ2個のハニカム板3の
各接続端部の上下の表面板2A,2B内に、U字
形のハニカム縁材5をそのR字形が各端部に向つ
て凹状を形成するように接着剤により接着し、か
つこれら各ハニカム縁材5の凹状部内に、強度を
有する接続用表面板8をその表面に接着により取
付けた木材などの軽量のインサート材6を充填し
たものであり、それらの上下の表面板2A,2B
の接続端部の各外側を表面板2A,2B、ハニカ
ム縁材5及び接続用表面板8付のインサート材6
を貫通するボルト等の締結部材7を取付けて、2
個のハニカム板3を接続用表面板8付のインサー
ト材6を介して強固に接続したものである。
なお、インサート材6としては、木材の他、軽
量のプラスチツク、例えば発泡プラスチツク等を
使用することができ、また接続用表面板8として
は、表面板2A,2Bより通常厚い板厚のものを
使用し、またハニカム縁材5及び表面材2A,2
Bと同等またはそれ以上の材料強度のものを使用
すると良い。
また、締結部材7としては、ボルト・ナツトの
他、打鋲を使用しても良い。又、本接続法の特徴
としてハニカム板の外面に何にも付かないので皿
頭状のものを使用すれば、接続部の表面を平滑に
することができる。
従つて、本発明の接続方法により2個のハニカ
ム板の接続を行なえば、その接続端部においても
接合部分の重量の増大なしに十分な強度を保持す
る剛接合が得られると共に、締結部材の本数も最
少限にすることができ、接続作業工数の低減をは
かることができる。
また、ハニカム板の接続端部をボルト・ナツト
などの締結部材で締結することにより、接続後の
ハニカム板同志の着脱も容易に行ないうるという
利点がある。
特に本発明では、2個のハニカム板の接続部の
表面板の外表面には、ボルト・リベツトなどの締
結部材の頭部が突出しているだけであり、表面が
平滑であるという利点があり、この締結部材を皿
頭にすれば更にその表面を平滑にすることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図及び第4図は、それぞ
れ異なる従来例における2個のハニカム板の接続
方法を示す要部側面図で、第5図は本発明の実施
例における2個のハニカム板の接続方法を示す要
部側面図である。 1……ハニカムコア、2A,2B……表面板、
3……ハニカム板、5……ハニカム縁材、6……
インサート材、7……締結部材、8……接続用表
面板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ハニカムコアの上下をそれぞれ表面板でふさ
    いだ2個のハニカム板の各接続端部の上下の表面
    板内のそれぞれに、U字形のハニカム縁材を各接
    続端部が凹状を形成するように接着の上、それら
    各ハニカム縁材の凹状部内に、強度を有する接続
    用表面板をその表面に取付けた軽量のインサート
    材を充填の上、該各接続端部に、上記表面板、ハ
    ニカム縁材及び接続用表面板付インサート材を貫
    通する締結部材を取付けて接続することを特徴と
    する2個のハニカム板の接続方法。
JP864083A 1983-01-24 1983-01-24 2個のハニカム板の接続方法 Granted JPS59135145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP864083A JPS59135145A (ja) 1983-01-24 1983-01-24 2個のハニカム板の接続方法

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JP864083A JPS59135145A (ja) 1983-01-24 1983-01-24 2個のハニカム板の接続方法

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Publication Number Publication Date
JPS59135145A JPS59135145A (ja) 1984-08-03
JPS624218B2 true JPS624218B2 (ja) 1987-01-29

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ID=11698547

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JP864083A Granted JPS59135145A (ja) 1983-01-24 1983-01-24 2個のハニカム板の接続方法

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993019933A1 (en) * 1992-03-30 1993-10-14 Nippon Steel Corporation Honeycomb panel and method for manufacturing the same
US5635306A (en) * 1992-03-30 1997-06-03 Nippon Steel Corporation Honeycomb panel and process for producing same
CN102535687B (zh) * 2012-01-12 2013-11-06 夏祖金 一种纸蜂窝芯内隔墙板加固结构

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JPS59135145A (ja) 1984-08-03

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