JPS624205A - 栽培植物の生育促進方法 - Google Patents

栽培植物の生育促進方法

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JPS624205A
JPS624205A JP14333185A JP14333185A JPS624205A JP S624205 A JPS624205 A JP S624205A JP 14333185 A JP14333185 A JP 14333185A JP 14333185 A JP14333185 A JP 14333185A JP S624205 A JPS624205 A JP S624205A
Authority
JP
Japan
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seeds
methyl
solution
cultivated plant
treatment
Prior art date
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Pending
Application number
JP14333185A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Takematsu
竹松 哲夫
Kazuo Izumi
和夫 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication of JPS624205A publication Critical patent/JPS624205A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は栽培植物の生育促進方法に関し、さらに詳しく
は、一般式CI) 〔式中、凡は1.2−ジメチル−プロピル基、8−メチ
ル−1−ブテン−2−イル基または2−メチル−8−ペ
ンテン−8−イル基を表わす。〕 で示されるブラシノステロイド類(Rが1.2−ジメチ
ル−プロピル基を表わす場合、光学異性体を含む)の下
記群より選ばれる有機溶剤の溶液に、栽培植物種子を浸
漬処理することによる栽培植物の生育促進方法に関する
上記一般式〔工〕で示されるブラシノステロイド類は植
物ホルモンとして知られており、例えば置換基8が1.
2−ジメチルプロピル基である化合物の24(8)−メ
チル体はブラシノライドと称され、また凡が8−メチル
−1−ブテン−2−イル基および2−メチル−8−ペン
テン−8−イル基である化合物は夫々トリコライドおよ
びホモトリコライドと称されている。
最近、新しい植物ホルモンとして、アブラナ科の花粉な
どからブラシノステロイド類が単離され、これらのブラ
シノステロイド類を植物に処理することによりて、作物
の生育の促進や収量を増加させ得ることが知られている
(竹松哲夫ら、植物の化学調節、18巻、88〜54頁
)。
本発明者らは、前記一般式IJIで示されるブラシノス
テロイド類の栽培植物への処理方法を鋭意検討した結果
、該ブラシノステロイド類を前記の特定の有様溶剤に溶
解させた後、その溶液に栽培植物の種子を浸漬処理する
ことにより、これまで知られていた処理方法に比し、よ
り低薬量でかつ短時間に、さらに操作上もより簡便に栽
培植物の生育の促進処理を行なうことができ、ひいては
増収処理ができることを見出し、本発明に至った。
従来、一般的な処理方法として、上記ブラシノステロイ
ド類を水で稀釈して浸漬処理する方法が知られている。
しかしながらこのような処理方法においては、 作物の種類によっては、種子の透水性が不十分であり、
事実上このような処理によっては増収効果を図ることが
できない場合もあること。
比較的多量のブラシノステロイド類を必要とすること。
一般に、長時間(48〜72時間)にわたる処理時間を
要すること。
水系での長時間にわたる処理により、被処理種子が発芽
し始めることが多く、処理後直ちに播種することを余儀
なくされること。
播種する際にも、芽の損傷を避けるために特殊な播種装
置が必要となる場合があること。
など種々の欠点を有している。
一方、本発明方法のように、上記一般式〔I〕で示され
るブラシノステロイド類の特定の有機溶剤の溶液に、被
処理種子を浸漬処理する方法においては、上記のような
透水性の不十分な種子にも適用でき、またより低薬量で
かつ短時間の処理により目的を達することが可能となり
経済的に有利であるばかりでなく、処理による発芽への
影響が無いことから浸漬処理後の種子を保存することも
できるなどの利点を有している。
本発明方法が適用される栽培植物としては、例えばキエ
ウリ、ナス、トマト、ピーマン、カポチャ、スイカ、シ
ロウリ、メロン、オクラ、インゲン、フジマメ、エント
ウ、ダイズ、ラッカセイ、アズキ、フジマメなどの果菜
類、ハクサイ、カンラン、タマネギ、ネギ、ハナヤサイ
、パセリ、ミツバ、セロリ−、シェンギク、ホウレンソ
ウ、タイサイ、゛レタス、ナタネ、ミズナなどの葉菜類
、ダイコン、カブ、ニンジン、ゴボウなどの根菜類、ワ
タ、ジョチュウギク、タバコ、テンサイなどの工芸作物
、イネ、コムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク、トウ
モロコシ、モロコシ、キビ、アワ、ヒエ、ハトムギ、ソ
バなどの穀類、アサガオ、アスター、ホウセン力、オシ
ロイバナ、ケイトウ、コスモス、サルビア、ヒマワリ、
ペチェニ7、マリーゴールド、マツバボタン、ニチニチ
ソウ、カーネーション、カスミソウ、キンギョソウ、ス
ィートピー、ストック、パンジー、ゲン、ルピナスなど
の花弁類、スギ、ヒノキ、マツ、ヒバなどの木本類など
を挙げることができるが、何らこれらに限定されるもの
ではない。
本発明方法は、通常前記一般式[I]で示されるブラシ
ノステロイド類をそのまま前記の特定の有機溶剤に溶解
した後、該溶液に被処理覆子を浸漬することにより行な
われるが、該ブラシノステロイド類を一般の植物生長調
節剤に用いられる種々の製剤形態、例えば水和剤、乳剤
、ペースト剤などに製剤し、これを前記の有機溶剤で稀
釈して用いることもできろ。
また、本発明方法においては、他の植物ホルモン剤(例
えばインドール系、インダゾール系、ナフタレン系、フ
ェノキシ系などのオーキシン類やサイトカイニン類、ジ
ベレリンなど)を併用するかまたは前後処理することに
より、共力、相乗作用を求めることもできる。さらに必
要に応じて殺菌剤、殺虫剤、植物生長調節剤、肥料、除
草性化合物の解毒剤などと併用することもできる。
本発明方法において用いられる前記式CI〕で示される
ブラシノステロイド類の濃度は、被処理栽培植物の種類
によっても変わり、0.001〜t o o ppmの
範囲で任意であるが、通常0.01〜t o ppmで
充分目的が達せられる。
また、浸漬時間は被処理栽培植物種子の種類や上記ブラ
シノステロイドの濃度によっても変わり得るが、10分
〜48時間、通常1〜24時間である。
以下に、本発明を試験例で詳しく説明する。
試験例1 ブラシノライドを酢酸エチルに溶解・させ、所定濃度の
溶液を調製し、該溶液にトマト、ニンジン、ダイコンお
よびキュウリの各種子を所定時間浸漬させた。浸漬後、
種子を80分間風乾し、畑地土壌をつめた直径105m
深さtOWのプラスチックポットに播種し、温室内で2
0日間栽培した。栽培後、地上部重量と草丈を測定した
対照としてブラシノライドの乳剤(ブラシノライドso
xm部、ジメチルホルムアミド50重量部、キシレン1
0重量部およびポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル10重量部を混合溶解して調製)の水稀釈液を用
い同様の試験を行なった。
結果を無処理に対する%で表示し、第1〜4表憂こ示す
試験例2 ブラシノライドを酢酸エチルに溶解させ所定濃度の溶液
を調製し、該溶液にイネの種子(品ll:日本晴)を所
定時間浸漬させた。浸漬後、種子を80分間風乾し、2
日間水に浸漬させ催芽させ、これを人工培土(ボンツル
2号:住人化学!R)をつめた育苗箱に播種し2週間栽
培した。その後、水田土壌をつめた1/l OOOアー
ルのワグネルボットに移植し、さらに8週間栽培を続け
、草丈および地上部重量を測定した。
対照として、試験例1で用いたブラシノライド乳剤の水
稀釈液を用い同様の試験を行なった。
結果を、無処理区に対する%で表示し、第5表に示す。
〜 、 へ\\ 試験例8 ブラシノライドをアセトンまたはヘキサンをこ溶解させ
所定濃度の溶液をWN製し、該溶液にコムギ(品種:農
林61号)およびハダカムギ(品Ni:サヌキハダカ)
の種子を所定時間浸漬した。浸漬後、種子を80分間風
乾し、畑地土壌をつめた直径IQcm1深さ10cI1
1のプラスチックポットに播種し、温室内で20日間栽
培した後、地上部重量と草丈を測定した。
対照として、試験例1で用いたブラシノライド乳剤の水
稀釈液を用い同様の試験を行なった。
結果を無処理区に対する%で表示し、第6表および第7
表に示す。
第7表 ハダカムギ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは1,2−ジメチル−プロピル基、8−メチ
    ル−1−ブテン−2−イル基または2−メチル−8−ペ
    ンテン−8−イル基を表わす。〕 で示されるブラシノステロイド類(Rが1,2−ジメチ
    ル−プロピル基を表わす場合、光学異性体を含む)の、
    下記群より選ばれる有機溶剤の溶液に、栽培植物種子を
    浸漬処理することを特徴とする栽培植物の生育促進方法
    。 〔ベンゼン、n−ペンタン、ヘキサン、トルエン、キシ
    レン、四塩化炭素、クロロホルム、モノクロルベンゼン
    、エチルエーテル、アセトン、メチルエチルケトン、酢
    酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、エタノール、イソ
    プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、グリセリ
    ン、アセトニトリル、二硫化炭素〕
JP14333185A 1985-06-28 1985-06-28 栽培植物の生育促進方法 Pending JPS624205A (ja)

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JPS624205A true JPS624205A (ja) 1987-01-10

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